JP4748711B2 - シートベルト装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明機能を備えたシートベルト装着装置に関するものである。
従来から、車両用のシートベルト装置などには、搭乗者を拘束した状態のウェビング(ベルト)の端部若しくは折り返し端部に設けられたタングを車体側に固定するためのバックル装置が設けられている。
図9及び図10は、このような従来のバックル装置の一例を示し、図9(a)はタングとの非ラッチ(解離)状態を示すバックル装置の縦断面図、図9(b)はタングとのラッチ(係合)状態を示すバックル装置の縦断面図、図10は全体構造を示すバックル装置の分解斜視図である。尚、図示の煩雑を避けるために、図9(a),(b)では、図10に示した構成要素の一部を省略して図示している。
(1)バックル装置全体の構成
これら図10、図9(a),(b)において、バックル装置1は、左右2つの側壁2a,2bと底部2cとを有するU字状フレームからなるベース2と、ベース2の両側壁2a,2bに回動可能に支架され、ベルト用被係合部材としてのタング3にラッチ(係合)可能なラッチ部材4と、このラッチ部材4に上面に相対移動移動可能に支持され、タング3とラッチ部材4とのラッチ時にラッチ部材4のラッチ解除方向の移動を阻止するスライダ(ロック部材)5と、このスライダ5とラッチ部材4との間に縮設されてスライダ5をラッチ部材4の方へ常時付勢するスライダスプリング6と、ベース2の両側壁2a,2bの孔2d,2eに支架され、タング3とラッチ部材4とのラッチ時にラッチ部材4のラッチ解除方向の移動を阻止しているスライダ5の上面を押さえ付ける(ロックする)ロックピン7と、ベース2の両側壁2a,2bに長手方向に移動可能に設けられた解除ボタン(操作部材)8と、解除ボタン8とラッチ部材4との間に位置してべ一ス2の両側壁2a,2bの溝2f,2gに回動可能に支架された慣性レバー9と、べ一ス2の底部2cにベース2の長手方向に摺動可能に設けられて、タング3をバックル装置1から離脱させるエジェクタ10と、タング3をバックル装置1から離脱させる方向にエジェクタ10を常時付勢するエジェクタスプリング11と、それらを上・下より覆うように内包するカバー(アッパーカバーUC及びロアカバーLC)とを備えている。
ラッチ部材4は回動軸4a,4bを有しており、これらの回動軸4a,4bはそれぞれベース2の両側璧2a,2bに形成されている支持溝2h,2iに回動可能に支持されている。その場合、ラッチ部材4は、図9(a)に示す解離(非ラッチ)状態では、スライダスプリング6により図中時計まわり方向に付勢されているとともに、図9(b)に示すラッチ状態では、エジェクタスプリング11により図中時計まわり方向に付勢されていて、これら2つのスプリング6,11のどちらかで常時付勢されている。また、ラッチ部材4は、その回動軸4a,4bから延び、各々の先端部が被押圧部4dl,4elとされた一対の腕4d,4eを有している。後述するように、これらの被押圧部4dl,4elは、それぞれ、エジェクタ10の右端の押圧部10a,10b(図10に図示)によって、図9(a)において右方へ押圧可能にされている。
スライダ5は中央にバックル装置1の長手方向に延びる突軸5aを有しており、この突軸5aはラッチ部材4の孔4cを貫通している。そして、スライダスプリング6が突軸5aに嵌合されてラッチ部材4とスライダ5との間に縮設されている。また、スライダ5は左右一対の係合軸5b,5cを有している。
これらの係合軸5b,5cはベース2の両側壁2a,2bにそれぞれ形成された係合溝2j,2kに、それぞれ係合支持されるとともに、両側壁2a,2bから外に所定量突出している。その場合、両係合溝2j,2kは、ともにバックル装置1の長手方向(つまり、解除ボタン8の移動方向)に延びる第1溝部2jl,2klと、これらの第1溝部2jl,2klから上方に開口するように傾斜して延びる第2溝部2j2,2k2とからなっている。そして、スライダ5の係合軸5b,5cがそれぞれ通常操作時には第1溝部2jl,2klに沿って移動可能とされているとともに、強制解離時には第1溝部2jl,2klおよび第2溝部2j2,2k2に沿って移動可能となっている。
なお、バックル装置1の両側璧2a,2bはこれらに設けられている各溝および各孔を含めてバックル装置1の長手方向中心線に関して対称に設けられている。
解除ボタン8は、バックル装置1の長手方向に延びる左右の側壁8a,8bを有しているとともに、図10に示すようにこれらの側壁8a,8bの問には、バックル装置1の長手方向に延びる左右の突出部8c(一方の突出部が図示され、他方の突出部は図示されないが、以後の説明の便宜上、両突出部を8cで表す)がそれぞれ設けられている。両側璧8a,8bの各内面には、解除ボタン8が解除方向に移動されるとき、スライダ5の各係合軸5b,5cを押圧して同解除方向に移動する、垂直面からなる押圧部8f(同じく、以後、両押圧部を8fで表す)が形成されている。
なお、解除ボタン8の両側壁8a,8bは同様にバックル装置1の長手方向中心線に関して対称に設けられている。
慣性レバー9は左右一対の回動軸9a,9bを有しており、これらの回動軸9a,9bはベース2の両側壁2a,2bの溝2f,2gに回動可能に嵌合されている。また、慣性レバー9は断面円形の丸ピン状のレバー側係合連結部9cを有している。
(2)バックル装置の基本動作
次に、このように構成された本実施形態のバックル装置1のタング3とのラッチ作動について説明する。
タング3が挿入されないバックル装置1の非ラッチ状態では、図9(a)に示すようにエジェクタ10がエジェクタスプリング11のばね力で左限位置に設定される。エジェクタ10のこの左限位置では、ラッチ部材4はスライダ5、ロックピン7およびスライダスプリング6の関係で上方向に(ラッチ状態からは時計まわり方向に)回動する。このとき、スライダ5はロックピン7から外れて上方に回動した位置となり、ラッチ部材4の上面がロックピン7の下面に当接している。この状態では、ラッチ部材4は、そのジョグル部4fがタング3の挿入通路上からはずれてタング3とラッチしない非ラッチ位置に設定される。
この図9(a)に示すバックル装置1の非ラッチ状態から、バックル装置1のアッパーカバーUCの一方側端部(図9(a)(b)中左端部)に設けた挿入口(タング挿入口)1aからタング3が挿入されると、タング3の右端がエジェクタ10の左端に当接し、エジェクタ10が右方へ押圧される。すると、エジェクタ10は、タング3の挿入に応じてエジェクタスプリング11を縮小させながら右方へ移動するため、エジェクタ10の押圧部10a,10bがラッチ部材4の被押圧部4dl,4elを右方へ押すことで、ラッチ部材4が下方向(反時計まわり方向)に回転する。これにより、ラッチ部材4のジョグル部4fがタング3の移動通路上に進入してタング3の係止孔3aに嵌入し、ラッチ部材4はラッチ位置となる。そして、タング3の挿入力を解除すると、エジェクタスプリング11のばね力でエジェクタ10がタング3の右端を押圧し、タング3の係止孔3aの右端部がジョグル部4fに係合してタング3がバックル装置1にラッチされ、タング3とバックル装置1は図9(b)に示すラッチ状態となる。
このとき、スライダスプリング6のばね力により、スライダ5はロックピン7の下に進入し、その上面がロックピン7に押さえつけられる。これにより、スライダ5はラッチ部材4を図9(b)に示すラッチ位置に保持するので、ラッチ部材4はタング3の係止孔3aから抜け出ることはなく、タング3とバックル装置1とのラッチが堅固に保持される。
図9(b)に示すタング3とバックル装置1とのラッチ状態からこのラッチを解除するために、解除ボタン8を右方へ押すと、解除ボタン8は右方へ移動する。そして、解除ボタン8の押圧部8fがスライダ5の各係合軸5b,5cを右方へ押圧し、スライダ5がラッチ部材4に対してスライダスプリング6の付勢力に抗して右方へ移動する。すると、スライダ5の係合軸5b,5cが第1溝部2jl,2klから脱出するとともに、スライダ5の左端上面がロックピン7の下面から外れ、スライダ5がロックピン7によって押さえられなくなる。
すると、スライダ5およびラッチ部材4が時計方向に回動し、ジョグル部4fが上方に移動する。エジェクタスプリング11のばね力でエジェクタ10がラッチ解除方向に付勢されているので、エジェクタ10はタング3を介してラッチ部材4を上方にはね上げ、ラッチ部材4およびスライダ5は回動軸4a,4bを中心として更に時計まわり方向に回動し、ジョグル部4fがタング3の係止孔3aから脱出すると同時に、タング3を左方向にプッシュアウトする。
図9(a)に示すように、ラッチ部材4のジョグル部4f側上面がロックピン7に当接すると、ラッチ部材4およびスライダ5の時計まわり方向の回動が停止する。このとき、スライダ5の左端はスライダスプリング6の付勢力によりロックピン7に当接する。そして最終的に、エジェクタ10が左限位置となり、またラッチ部材4が非ラッチ位置となり、バックル装置1はタング3が解離した非ラッチ状態となる。
なお、上記したラッチ位置と非ラッチ位置との切り換えに際し、図10に示したように、スライダ5にはラッチ状態検出用マグネット50(永久磁石)が設けられている。また、これに対応して、その爪部60a,60bがベース2の両側壁2a,2bの係合孔2p,2qに係止されたセンサホルダ60に、上記マグネット50の磁界により起電力を発生する磁気センサ100が設けられている。この磁気センサ100は、スライダ5が近接している(非ラッチ状態に対応)か離れているか(ラッチ状態に対応)をマグネット50からの磁界の大小で検出し、対応する例えば電流値を出力するようになっている。
一方、このようなバックル装置1には、特に夜間などのように車室内が暗室状態にあるときに、バックル装置1の位置、若しくは、タング3の挿入口の認識を容易とするために照明機能を具備させたものが知られている。
図8は、上記従来技術のバックル装置に内蔵される照明装置の斜視図である。
図8に示した照明装置20は、上述したロアカバーLCにプリント配線基板20が配置されている。このプリント配線基板20には導電性の複数の配線部21が形成されている。また、配線部21には、図示を略す制御装置に接続されたハーネス22と、タング3の挿入口近傍を照明するためのLED23と、このLED23に供給する電流を所定値に設定するための抵抗器24が半田付けにより接続されている。
LED23は、タング3の挿入口近傍に配置され、例えば、乗員がシートに着座したことを制御装置が検知したときに発光することによってタング3の挿入口近傍が照明される。
この際、LED23の前方には、LED23から出射された照明光束用のリフレクタ(ライトガイド)を設けてその照明光束の発光面を制御する技術も知られている(例えば、特許文献1参照)
実開平5−15813号公報
ところで、上記の如く構成されたバックル装置にあっては、LED23から出射された照明光束は、リフレクタによって制御されているものの、LED23と対向する受光面が垂直面となっており、リフレクタ内で平行光束として案内される。しかしながら、通常、リフレクタの出射面である発光面はタング3のガイドを兼ねた異形となっており、上記受光面と平行な面ではない。このため、上記平行光束がリフレクタ内部から発光面に到達したとき、光の強弱による光量(輝度)のムラが発生する。
本発明は、リフレクタ発光面における輝度ムラの発生を抑制することができるシートベルト装着装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のバックル装置は、搭乗者を拘束するウェビングと、このウェビングを巻き取り可能な巻き取り装置と、前記ウェビングに設けられたタングと、一方側に挿入口を備えたカバー、及び、このカバー内に設けられ前記挿入口を介し挿入された前記タングと係合するバックル部、を備え、固定側部材に接続されたバックル装置と、シートに前記搭乗者が着座したことを検出する制御装置と、を有し、前記搭乗者が前記タングを前記挿入口へ挿入するための挿入口の認識を促進可能な、シートベルト装着装置であって、前記バックル装置は、前記挿入口付近に左・右両側にそれぞれ設けられ、前記制御装置により前記搭乗者の着座が検出されたことを契機に点灯する左・右両側の2つの光源と、前記左側光源と対向して設けられた受光面、及び、前記挿入口に挿入される前記タングのガイド機能をもつ発光面、を備えた左側リフレクタと、前記右側光源と対向して設けられた受光面、及び、前記挿入口に挿入される前記タングのガイド機能をもつ発光面、を備えた右側リフレクタと、を備えており、前記左側リフレクタの前記受光面は、前記左側光源から出射された照明光束を前記発光面の略全域へと導光するように構成された曲面部を備え、前記右側リフレクタの前記受光面は、前記右側光源から出射された照明光束を前記発光面の略全域へと導光するように構成された曲面部を備え、かつ、前記左・右両側の光源に直列接続されて当該左・右両側の光源の発光量を一括して調節するための、着脱可能な1つの抵抗体又は1つの抵抗ユニットを、前記左・右両側の光源に対して共通に設けたことを特徴とする。
請求項1記載のシートベルト装着装置によれば、光源と対向する受光面に光源から出射された照明光束を発光面の略全域に導光させる曲面部を有するリフレクタを備えていることにより、リフレクタ内部での照明光束の導光時における輝度ムラの発生を抑制することができる。
次に、本発明のバックル装置及びシートベルト装置を図1乃至図7に基づいて説明する。
図1は本発明のバックル装置の分解斜視図、図2(a)は本発明のリフレクタの斜視図、図2(b)は本発明の光量制御回路の回路図、図3(a)は本発明のバックル装置のリフレクタと薄型LED光源との関係を示す平面図、図3(b)は本発明のバックル装置のリフレクタと薄型LED光源との関係を示す側面図、図4(a)〜(d)は本発明の効果を説明するための図、図5(a)は本発明のバックル装置のリフレクタとLED光源との関係を示す平面図、図5(b)は本発明のバックル装置のリフレクタとLED光源との関係を示す側面図、図6(a)は本発明のバックル装置のリフレクタと横置きLED光源との関係を示す平面図、図6(b)は本発明のバックル装置のリフレクタと横置きLED光源との関係を示す側面図、図7はシートベルト装置の一例を示す車両運転席用のシートベルト装置の使用状態の斜視図である。
図7において、31は一端を車体床面付近に固定のアンカ32に支持され且つ他端を車体床面付近に固定の巻取り装置33に巻き取り可能に支持された搭乗者拘束用のウェビング、34は車体センターピラーPの車体上方寄りに回転可能に保持されてウェビング31の中途部が挿通されるショルダアンカ、35はアンカ32とショルダアンカ34との間に設けられてアンカ32とは座席36を挟んで反対側に位置し、所定の固定側部材37に接続されたバックル装置40に係合可能なタングである。
バックル装置40は、図1に示すように、カバーを構成するアッパーカバー41とロアカバー42との合わせ構造により所定の筐体形状に構成され、その内部にはタング35が挿入されたときにそのタング35と係合するバックル部43と、このバックル部43よりもタング35の挿入側に配置された照明部44とを備えている。
バックル部43は、従来技術で説明したU字状フレームからなるベース2と機能的に実質同一のベース45と、ベース45の両側に回動可能に支架されてタング35にラッチ可能なラッチ部材46とを備えているが、ここではその詳細な説明は省略する。また、ベース45には固定部材37と連結するためのシャフト47とロック解除の際の操作部材48とが設けられている。
照明部44は、図1中鉛直上下方向に立設される一対のLED保持基板49と、このLED保持基板49を電気的に接続するフレキシブルなリード線50と、リード線50と車体側電源(図示せず)とを電気的に接続するスイッチ基板51と、LED保持基板49よりもタング挿入口側に配置されてスイッチ基板51の先端に固定されるリフレクタ(レンズ)52とを備えている。尚、スイッチ基板51とLED保持基板49とは図示を略すリード線等により電気的に接続されているが、スイッチ基板51とLED保持基板49とは一体としても良い。
LED保持基板49は、ロアカバー42に形成された一対のガイド溝壁42aに挿入され係合穴49aに係合爪42bが段発係合することにより単なる挿入動作のみでロアカバー42に保持される。また、LED保持基板49には、図2(a)に示すように、リフレクタ52と対向する薄型LED光源53が設けられている。
そして、リフレクタ52のLED光源53と対向する受光面52Aの少なくとも一部には、円形に凹陥されてLED光源53から出射された照明光束を発光面52Bの略全域(略全面)に導光させる凹面状の曲面部52aが形成されている。なおこの凹面(曲面)形状は、上記LED光源53の形状及びその出射形状、さらにリフレクタ52全体の外形形状及び発光面52B並びに受光面52Aの形状、また発光面52Bと受光面52Aとの位置関係に応じて決定される。この例では、リフレクタ52全体の形状等に対応して曲面部52aの形状は水平断面でみても(図3(a)参照)側断面でみても(図3(b)参照)非対称的な形状(言い換えれば3次元的に非対称形状)となっている。
以上のようにして、本実施形態においては、リフレクタ52の受光面52Aに設けた曲面部52aにより、光源53から入射した光を、少なくとも、タング35の挿入口41aの表面に露出している発光面52Bの略全域に導くことができるので、発光面52Bにおいて輝度ムラの発生を抑制することができる。
図4(a)〜図4(d)はこの効果を説明するための図である。図4(a)及び図4(b)は上記受光面に曲面を設けない比較例を表しており(それぞれ前述の図3(a)及び図3(b)に対応)、図示のように受光面52A′を通常の平面形状としたこの比較例のリフレクタ52′では、受光面52A′からの入射光束が例えば発光面52B′まで平行に進む結果、図中の領域a,b,c等には光束が到達せずに相対的に暗くなる。このため発光面52B′では輝度ムラが生じる。
これに対して、図4(c)及び図4(d)に示す本実施形態のリフレクタ52では、上記受光面52Aに曲面52aを設けることにより、受光面52Aからの入射光束は発光面52Bに向かって広がりながら進む結果、発光面52Bの全域に光束が満遍なく到達し、相対的に暗い部分が生じなくなる。このため発光面52Bにおける上記のような輝度ムラが生じないようにすることができる。
なお、LED光源53の光量(輝度)は、挿入口41aの大きさやバックル装置40の大きさ・車体配設位置などの条件に応じて光量を制御することもできる。この際、光量を調節する方法としては、例えば製造段階において、図2(b)に示すように適宜の光量調整手段55を着脱(交換)可能に配置する(光源53,53に対し直列に接続する)構成とし、要求される性能仕様に応じて、種々の光量調整手段55を交換しながら最適なものを選択するようにすればよい。なお、この光量調整手段55の具体例としては、適宜の抵抗体や抵抗ユニットとすることができる。あるいは1つの光量調整手段55においてその抵抗値を可変とすることも考えられる。
この場合、上記光量調整手段55を設けることによってより細やかな輝度設定をすることができ、さらに輝度調節と同時に輝度ムラを確認することもできるので、作業時間及び製造コストを低減できる効果もある。
なお、さらなる変形例として、上記薄型LED光源53に変えて、図5(a),(b)に示すように、通常のドーム型のLED光源54としても良い。また、図6(a),(b)に示すように、このドーム型のLED光源54を横向きのLED保持基板49に取り付けることも可能である。これらの場合も上記実施形態と同様の効果を得る。
本発明のバックル装置の分解斜視図である。 (a)は本発明のリフレクタの斜視図、(b)は本発明の光量制御回路の回路図である。 (a)は本発明のバックル装置のリフレクタと薄型LED光源との関係を示す平面図、(b)は本発明のバックル装置のリフレクタと薄型LED光源との関係を示す側面図である。 (a)〜(d)は本発明の効果を説明するための図である。 (a)は本発明のバックル装置のリフレクタとLED光源との関係を示す平面図、(b)は本発明のバックル装置のリフレクタとLED光源との関係を示す側面図である。 (a)は本発明のバックル装置のリフレクタと横置きLED光源との関係を示す平面図、(b)は従来のバックル装置のリフレクタと横置きLED光源との関係を示す側面図である。 本発明のシートベルト装置の一例を示す車両運転席用のシートベルト装置の使用状態の斜視図である。 従来のバックル装置に内蔵される照明装置の斜視図である。である。 従来のバックル装置を示し、(a)はタングとの非ラッチ(解離)状態を示すバックル装置の縦断面図、(b)はタングとのラッチ(係合)状態を示すバックル装置の縦断面図である。 従来のバックル装置の全体構造の分解斜視図である。
符号の説明
35…タング
40…バックル装置
41…アッパーカバー
42…ロアカバー
42a…ガイド溝壁
42b…係合爪
43…バックル部
44…照明部
45…ベース
46…ラッチ部材
47…シャフト
48…操作部材
49…LED保持基板
49a…係合穴
50…リード線
51…スイッチ基板
52…リフレクタ(レンズ)
52a…曲面部
53…薄型LED光源
54…LED光源
55…光量調節手段

Claims (1)

  1. 搭乗者を拘束するウェビングと、
    このウェビングを巻き取り可能な巻き取り装置と
    前記ウェビングに設けられたタングと
    一方側に挿入口を備えたカバー、及び、このカバー内に設けられ前記挿入口を介し挿入された前記タングと係合するバックル部、を備え、固定側部材に接続されたバックル装置と、
    シートに前記搭乗者が着座したことを検出する制御装置と、
    有し
    前記搭乗者が前記タングを前記挿入口へ挿入するための挿入口の認識を促進可能な、シートベルト装着装置であって、
    前記バックル装置は
    記挿入口付近に左・右両側にそれぞれ設けられ、前記制御装置により前記搭乗者の着座が検出されたことを契機に点灯する左・右両側の2つの光源と、前記左側光源と対向して設けられた受光面、及び、前記挿入口に挿入される前記タングのガイド機能をもつ発光面を備えた左側リフレクタと、前記右側光源と対向して設けられた受光面、及び、前記挿入口に挿入される前記タングのガイド機能をもつ発光面、を備えた右側リフレクタと、を備えており、
    前記左側リフレクタの前記受光面は、
    前記左側光源から出射された照明光束を前記発光面の略全域へと導光するように構成された曲面部を備え
    前記右側リフレクタの前記受光面は、
    前記右側光源から出射された照明光束を前記発光面の略全域へと導光するように構成された曲面部を備え、
    かつ、
    前記左・右両側の光源に直列接続されて当該左・右両側の光源の発光量を一括して調節するための、着脱可能な1つの抵抗体又は1つの抵抗ユニットを、前記左・右両側の光源に対して共通に設けたことを特徴とする、シートベルト装着装置。
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