JP4748414B2 - アナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法 - Google Patents

アナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、アナログバッファ及びこれを有する表示装置、アナログバッファの駆動方法に係り、より詳細には、高諧調の表現が可能であり、高解像度が具現できるアナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法に関する。
近年、情報処理装置は、多様な形態、多様な機能、更に速い情報処理速度を有するよう急速に発展しつつある。このような情報処理装置で処理された情報は電気的な信号形態を有する。したがって、使用者が情報処理装置で処理された情報を肉眼で確認するためにはインターフェース役割を果たす表示装置を必要とする。
表示装置のうち、液晶表示装置は、CRT方式の表示装置に比べて、軽量、小型でありながら、高解像度、低電力及び新環境的な利点を有し、フルカラー化が可能であるので、次世代表示装置として脚光を浴びている。
このような液晶表示装置の中でも、二枚の基板にそれぞれ電極が形成され、前記各電極に印加される電圧をスイッチングするための薄膜トランジスタを具備する装置が主に用いられる。このような液晶表示装置は、薄膜トランジスタの種類によって非結晶型と多結晶型に区分される。
即ち、薄膜トランジスタが非結晶型(a−Si)で形成された液晶表示装置は、非結晶型液晶表示装置であり、薄膜トランジスタが多結晶型(poly−Si)で形成された液晶表示装置は多結晶型液晶表示装置である。
多結晶型液晶表示装置は、素子動作の高速化が可能であり、素子の低電力駆動が可能な長所がある反面、薄膜トランジスタの製造工程が複雑な短所がある。したがって、多結晶型液晶表示装置は小型表示装置に主に適用され、非結晶型液晶表示装置は主にノートブックPC、LCDモニター、HDTVなどの大画面表示装置に適用される。
また、LTPS(Low Temperature Poly Silicon)技術によって形成される多結晶液晶表示装置においては、ゲート駆動部、データ駆動部を表示パネル内に集積することができるだけでなく、更に表示パネル内にゲート駆動部及びデータ駆動部を駆動させるためのシステムを集積することができる。
上記システムを表示パネルに集積するSOG(System On Glass)を具現するためには、LTPS技術によるデジタル/アナログコンバータ(以下、D/Aコンバータと称する)とアナログバッファなどのアナログ回路を製作することが必要である。
上記アナログバッファの代表的な構成例としてソースフォロワー(Source follower)を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。
図1は、一般的なソースフォロワーを示した回路図であり、図2は図1に示したスイッチを動作させるための制御波形である。ここで、ソースフォロワーの入力端はデータ駆動部のデジタル/アナログコンバータに連結され、出力端は負荷に連結される。ここで、負荷は複数のソースラインである。
図1及び図2に示すように、第1スイッチ(sw1)がターンオンされると、aノードの電圧はデジタル/アナログコンバータ(DAC)の出力電圧であるVdであり、bノード及びcノード電圧はVd−Vthまで充電される。ここで、第2スイッチ(sw2)はターンオフ状態である。したがって、補償キャパシタ(C1)の両端には駆動TFT100のしきい電圧(Vth)が保存される。
その後、第1スイッチ(sw1)がターンオフされ、第2スイッチグ(sw2)がターンオンされると、bノード電圧はVd−VthからVdに上昇し、これによって補償キャパシタ(C1)のカップリング作用によってフローティング状態であるaノード電圧はVdからVd+Vthに上昇する。ここで、cノード電圧も駆動TFT100のしきい電圧だけ更に充電されることによってVdになる。
上記のように、ソースフォロワーの動作は、第1スイッチがターンオンされて補償キャパシタ(C1)にしきい電圧(Vth)が保存される段階と、駆動TFT100が負荷を駆動する段階に区分される。
ここで、ソースフォロワーは、駆動TFTとして充電時にN型TFTを用い、放電時にP型TFTを用いることで、出力電圧が目標電圧に近づくことによって駆動TFTの|Vgs|が減少して電流駆動力が弱くなる。即ち、図3のように、出力電圧が目標電圧であるVdに到達する時間が長くなるので、負荷が駆動される速度が遅くなるという問題点がある。
また、ソースフォロワーは、負荷の駆動段階だけでなく、しきい電圧の保存段階においても同じ理由によってしきい電圧保存に長い時間が所要される。
したがって、ソースフォロワーは、しきい電圧保存段階と負荷駆動段階において長い時間が所要されるので、短いライン時間を有する液晶表示装置にて適用することが難しいという問題点がある。
一方、図1のように、駆動TFT100はゲートとソースとの間に、ゲートとドレインとの間に寄生キャパシタ(Cgs、Cgd)存在する。寄生キャパシタは、補償キャパシタ(C1)と直列に連結され、駆動TFT100のゲート電圧に影響を及ぼす。
下記の数式1は、負荷駆動段階において駆動TFT100のゲート電圧(Vg)を示したものである。
(数1)
Vg=Vcompensation・Vth/(Vcompensation+Vparastic)+Vd
ここで、Vcompensationは、補償キャパシタに充電された電圧であり、Vparasticは、寄生キャパシタに重電された電圧を示す。
数式1のように、駆動TFT100のゲート電圧(Vg)は補償キャパシタと寄生キャパシタの割合によって決定される。
下記の数式2は、寄生キャパシタによって発生する誤差電圧(Verror)を示したものである。
(数2)
Verror=Vparasitic・Vth/(Vcompensation+Vparasitic)
ソースフォロワーの電流駆動力を増加させるためには、駆動TFT100のチャンネル幅を大きくする。しかし、駆動TFT100のチャンネル幅を増加させると、寄生キャパシタの大きさも同時に増加するので、寄生キャパシタによる誤差電圧(Verror)も更に大きくなる。
また、補償キャパシタの大きさを大きくすることで、誤差電圧(Verror)を減少させることができるが、入力電圧によって補償キャパシタを充電するのにかかる時間が長くなるという問題点もある。これを解決するためには、DACの抵抗列の抵抗値を減少させることが挙げられるが、これはDAC抵抗列の電力消耗が増加するという問題点がある。
上述したように、ソースフォロワーは、ソースラインの駆動に長い時間が所要されるので、一つのゲートライン駆動期間には、一つのソースラインのみを駆動させることができる。
したがって、ソースライン一つ当たり、一つの単位ソース駆動回路部が必要であるが、大きいデザインルールを有する低温ポリシリコンでは一つの画素幅内に一つのソース駆動回路部を具現するのが困難であるという問題点があった。
特開平08−062637号公報
そこで、本発明は上記従来のアナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法における問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、工程変化に大きい補償能力を有し、付加駆動時間を短縮させることができるアナログバッファを提供することにある。
本発明の他の目的は、工程変化に大きい補償能力を有し、付加駆動時間を短縮させることができるアナログバッファを有する表示装置を提供することにある。
本発明のまた他の目的は、工程変化に大きい補償能力を有し、付加駆動時間を短縮させることができるアナログバッファを駆動させる駆動方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明によるアナログバッファは、負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、前記負荷に充電される出力電圧を(アナログ電圧)フィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力される前記出力電圧(アナログ電圧を比較する比較器と、前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされるトランジスタとを有し、前記トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の充電が行われ、前記トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の充電が中止することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるアナログバッファは、負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、前記負荷に放電される出力電圧を(アナログ電圧)フィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力されるアナログ電圧を比較する比較器と、前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされるトランジスタとを有し、前記トランジスタがターンオンされることにより前記負荷の放電が行われ、前記トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の放電が中止することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるアナログバッファは、負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、前記負荷の充電による出力電圧を(アナログ電圧)をフィードバックさせるか、または、前記負荷の放電による出力電圧を(アナログ電圧)をフィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力される出力電圧(アナログ電圧を比較する比較器と、前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第1トランジスタと、前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第2トランジスタとを有し、前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の充電が行われ、前記第1トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の充電が中止され、前記第2トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の放電が行われ、前記第2トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の放電が中止することを特徴とする。
また、上記目的を達成するためになされた本発明によるアナログバッファは、所定の基準電圧が予め充電された負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、前記基準電圧をフィードバックさせるキャパシタンスを含み、外部から入力される入力電圧と前記基準電圧を比較する比較器と、前記比較器の比較結果によって前記入力電圧が前記基準電圧より小さい場合にターンオンされる第1トランジスタと、前記比較器の比較結果によって前記入力電圧が前記基準電圧より大きい場合ターンオンされる第2トランジスタとを有し、前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記入力電圧だけ更に負荷の充電が行われ、第2トランジスタがターンオンされることによって前記入力電圧だけ前記負荷の放電が行われることを特徴とする。
上記目的を達成するためになされた本発明による表示装置は、複数のゲートラインと、前記ゲートラインに直交する複数のソースライン(データライン)が形成され、画像を表示する表示パネルと、前記画像を表示するための原始画像信号及び前記表示パネルを制御するための制御信号を出力する制御部と、前記制御部の制御信号の入力を受け、前記原始画像信号に応答して前記画像に相応するアナログ電圧を前記表示パネルに出力するアナログバッファとを有し、前記アナログバッファは、前記アナログ電圧をフィードバックさせるキャパシタンスを含み、前記タイミングコントローラから入力される入力電圧と、前記ソースラインに出力される前記アナログ電圧を比較する比較器と、前記比較器の比較結果によって前記アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第1トランジスタと、前記比較器の比較結果によって前記アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第2トランジスタとを有し、前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記ソースラインの充電が行われ、前記第1トランジスタがターンオフされることによって前記ソースラインの充電が中止され、前記第2トランジスタがターンオンされることによって前記ソースラインの放電が行われ、前記第2トランジスタがターンオフされることによって前記ソースラインの放電が中止することを特徴とする。
上記目的を達成するためになされた本発明によるアナログバッファの駆動方法は、負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファの駆動方法において、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力され、キャパシタンスによってフィードバックされた前記アナログ電圧を比較する段階と、前記アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合、第1電圧によって前記負荷を充電させ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点で前記負荷の充電を中止させる段階と、前記アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合、第2電圧によって前記負荷を放電させ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点で前記負荷の放電を中止させる段階とを有することを特徴とする。
本発明によるアナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法によると、比較器の出力によって第1トランジスタ及び第2トランジスタが駆動されるので、工程変化によって負荷に出力される出力電圧の変化を最小化することができる。
つまり、本発明によるアナログバッファは、第1インバータ及び第2インバータで構成された比較器及び比較器の出力によって駆動される駆動TFTを含み、したがって、本発明では工程変化とは関係なく動作される比較器の出力によって駆動TFTが動作され、負荷の充電及び放電が遂行されるので、工程変化による負荷に出力される出力電圧の変化を最小化することができるという効果がある。
また、本発明によるアナログバッファは、短い時間に負荷の充電及び放電が遂行されるので、一つのゲートラインが駆動されるうちに複数のソースラインを駆動させることができ、短いライン時間を有する高解像度パネル用ソース駆動回路やデマルチプレックス構造を有するソース駆動回路に適用され、液晶表示装置の高解像度を具現することができるという効果がある。
また、本発明によるアナログバッファは、初期の共通電圧に充電された負荷を入力電圧だけ更に充電させたり、又は入力電圧だけ放電させる共通電圧反転を遂行することができ、DACデコーダと抵抗列の個数を減少させることができるので、ソース駆動回路の構成面積を減少させることができる効果もある。
次に、本発明に係るアナログバッファ及びこれを有する表示装置並びにアナログバッファの駆動方法を実施するための最良の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第1の実施例によるアナログバッファを概念的に示した回路図である。
図4に示すように、本発明によるアナログバッファは、比較器400及び負荷(Load)駆動のための駆動TFT410で構成される。
ここで、比較器400は、負入力端(−)に入力電圧(Vin)が印加され、正入力端(+)に駆動TFT410のドレイン端子が連結され、出力端に駆動TFT410のゲート端子が連結される。ここで、駆動TFT410は、PMOSトランジスタであり、ドレイン端子に負荷が連結される。
上記構成のアナログバッファは次のように動作する。
まず、負荷(Load)に印加された負荷電圧が0Vであると仮定すると、比較器400の負入力端(−)に入力電圧(Vin)が印加されると、比較器400は、ローレベル電圧を出力する。ここで、駆動TFT410はローレベル電圧がゲート端子に印加され、ターンオンされる。したがって、駆動TFT410のドレイン端子に連結された負荷(Load)に電流が供給され、負荷電圧(Vload)が上昇する。
比較器400の正入力端(+)は、駆動TFT410のドレイン端子に入力されているので、負荷電圧が上昇して負入力端(−)に印加される入力電圧(Vin)と同一になると、比較器400はハイレベルの電圧を出力する。ここで、駆動TFT410は、ハイレベル電圧がゲート端子に印加され、ターンオフされる。
したがって、負荷(Load)に電流の供給が遮断され、負荷電圧(Vload)はこれ以上上昇せず、比較器400の負入力端(−)に印加される入力電圧(Vin)のような電圧レベルを維持する。
図4において、上記ではアナログバッファが負荷に電圧を充電させる充電機能を有する場合を例として説明した。
一方、図4において、アナログバッファが負荷を放電させる放電機能を有する場合には駆動TFTをNMOSトランジスタとして構成する。ここで、NMOSトランジスタとして構成された駆動TFTのソース端子がグラウンド端に連結され、ドレイン端子が比較器の正入力端に連結される。これによってドレイン端子に連結される負荷を放電させる。
図5は、図4に示したアナログバッファの具体的一例を示した詳細回路図であり、図6は、図5に示したアナログバッファを動作させるための制御波形図である。
図5に示すように、本発明の第1の実施例によるアナログバッファは、比較器500及び駆動TFT600で構成される。
ここで、比較器500は、第1インバータ510及び第2インバータ520で構成される。
第1インバータ510は、第1PMOSトランジスタ(PM1)及び第1NMOSトランジスタ(NM1)を含む。第1PMOSトランジスタ(PM1)と第1NMOSトランジスタ(NM1)はゲート端子が互いに連結され、ドレイン端子が互いに連結される。また、第1PMOSトランジスタ(PM1)のソース端子は電源電圧(VDD)端子に連結され、第1NMOSトランジスタ(NM1)のソース端子はグラウンド端子に連結される。
前記第2インバータ520は、第2PMOSトランジスタ(PM2)及び第2NMOSトランジスタ(NM2)を含む。前記第2PMOSトランジスタ(PM2)と第2NMOSトランジスタ(NM2)はゲート端子が互いに連結され、ドレイン端子が互いに連結される。また、第2PMOSトランジスタ(PM2)のソース端子は、電源電圧(VDD)印加端に連結され、第2NMOSトランジスタ(NM2)のソース端子はグラウンドに連結される。
ここで、第1インバータ510と、第2インバータ520は第1スイッチ(S1)と第2スイッチ(S2)によって入力端と出力端が互いに連結される。
即ち、第1PMOSトランジスタ(PM1)及び第1NMOSトランジスタ(NM1)のゲート端子とドレイン端子が第1スイッチ(S1)のターンオン動作によって互いに連結される。また、第2PMOSトランジスタ(PM2)及び第2NMOSトランジスタ(NM2)のゲート端子とドレイン端子が第2スイッチ(S2)のターンオン動作によって互いに連結される。
したがって、第1インバータ510及び第2インバータ520の第1PMOSトランジスタ(PM1)及び第2NMOSトランジスタ(NM2)が飽和領域で動作され、入力電圧(Vin)を増幅することによって比較器の動作を遂行する。
また、第1インバータ510と第2インバータ520との間には第1カップリングキャパシタ(CC1)が形成され、第2インバータ520と駆動TFT600との間には第2カップリングキャパシタ(CC2)が形成される。
第1PMOSトランジスタ(PM1)のゲート端子には、並列に連結された第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)が連結される。ここで、第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)は第1NMOSトランジスタ(NM1)のゲート端子にも連結される。また、第1補償キャパシタ(CP1)は第3スイッチ(S3)のターンオン動作によって入力電圧(Vin)印加端に連結され、第4スイッチ(S4)のターンオン動作によってグラウンド電圧(Vgnd’)印加端に連結される。
第2補償キャパシタ(CP2)は一端が負荷(Load)に連結され、負荷(Load)の駆動電圧、即ち、負荷電圧(Vload)をフィードバックして第1インバータ510に印加する。
駆動TFT600は、ゲート端子が第2カップリングキャパシタ(CC2)を通じて第2インバータ520の出力端と連結され、ソース端子が電源電圧(VDD)印加端に連結され、ドレイン端子は第5スイッチ(S5)のターンオン動作によってゲート端子と連結される。また、駆動TFT600のドレイン端子は、第6スイッチ(S6)のターンオン動作によって負荷(Load)に連結される。一方、駆動TFT600のドレイン端子は第7スイッチ(S7)のターンオン動作によってグラウンドに連結される。ここで、負荷(Load)は第8スイッチ(S8)によってグラウンドに連結される。駆動TFT600は第3PMOSトランジスタ(PM3)で構成される。
ここで、第1乃至第3スイッチ(S1、S2、S3)、第5スイッチ(S5)及び第8スイッチ(S8)は、図6の第1スイッチ制御信号(SC1)によってターンオンされ、第4スイッチ(S4)及び第6スイッチ(S6)は、第2スイッチ制御信号(SC2)によってターンオンされる。また、第7スイッチ(S7)は、第3スイッチ制御信号(SC3)によってターンオンされる。
上記のように構成されたアナログバッファの動作を図5、6を用いて詳細に説明する。
まず、第1スイッチ制御信号(SC1)によって第1乃至第3スイッチ(S1、S2、S3)、第5スイッチ(S5)及び第8スイッチ(S8)がターンオンされる。また、第3スイッチ制御信号(SC3)によって第7スイッチ(S7)がターンオンされて駆動TFT600が初期化される。ここで、第1スイッチ制御信号(SC1)がハイ状態を維持する区間(T1)は入力電圧(Vin)保存区間である。
ここで、第3スイッチ(S3)がターンオンされることにより入力電圧は第1補償キャパシタ(CP1)に充電され、第1PMOSトランジスタ(PM1)及び第1NMOSトランジスタ(NM1)と第2PMOSトランジスタ(PM2)及び第2NMOSトランジスタ(NM2)の増幅動作によってCノード電圧(Vc)は電源電圧(VDD)−しきい電圧だけ充電され、駆動TFT600はターンオフされる。ここで、負荷は第8スイッチ(S8)がターンオンされることによりグラウンドに連結されて0Vに放電される。
その後、第2スイッチ制御信号(SC2)によって第4スイッチ(S4)及び第6スイッチ(S6)がターンオンされる。第2スイッチ制御信号(SC2)がハイ状態である区間(T2)は負荷駆動区間である。
ここで、第4スイッチ(S4)がターンオンされることにより入力電圧(Vin)が充電された第1補償キャパシタ(CP1)のAノードがグラウンド電圧(Vgnd’)印加端に連結され、Aノード電圧(Va)はグラウンド電圧(Vgnd’)に減少する。
ここで、第1補償キャパシタ(CP1)のカップリング作用によってBノード電圧(Vb)は減少する。Bノード電圧(Vb)の変化は第1インバータ510及び第2インバータ520によってその電圧変化量が増幅され、Cノード電圧(Vc)を0Vに減少させて駆動TFT600をターンオンさせる。駆動TFT600がターンオンされることによって負荷に電流が供給され、負荷に電流が供給されることによって負荷電圧(Vload)が増加する。
上記において、第2スイッチ制御信号(SC2)によって第4スイッチ(S4)及び第6スイッチ(S6)がターンオンされることによって第1補償キャパシタ(CP1)、第2補償キャパシタ(CP2)及びロードキャパシタ(Cload)が直列に連結される。したがって、Aノード電圧(Va)の変化をVa=Vin−Vgnd’とすると、Bノード電圧(Vb)の変化は下記の数式3のようになる。
(数3)
Vb={[CP1・(CP2+Cload)]/[CP1・(CP2+Cload)+CP2・Cload]}・Va=α・Va
また、数式3を整理すると、αは数式4のようである。
(数4)
α={[CP1・(CP2+Cload)]/[CP1・(CP2+Cload)+CP2・Cload]}
第1インバータ510のロジックしきい電圧(Logic threshold voltage)をV1thとするとき、Bノード電圧(Vb)はV1th−α・Vaになる。
ここで、第1インバータ510及び第2インバータ520によって構成される比較器500が駆動TFT600を動作させるための最小電圧差をVoffsetと仮定すると、α・VaがVoffsetより大きいとき、Bノード電圧(Vb)の変化α・Vaは第1インバータ510及び第2インバータ520によって増幅される。したがって、Cノード電圧(Vc)は0Vに減少し、それによって駆動TFT600がターンオンされる。
このように、負荷電圧(Vload)が増加することによって第2補償キャパシタ(CP2)のカップリング作用によってBノード電圧(Vb)が増加する。即ち、Bノード電圧(Vb)は初期に第1補償キャパシタ(CP1)のカップリング作用によって減少し、第2補償キャパシタ(CP2)のカップリング作用によって再び増加する。
ここで、駆動TFT600が駆動される時点で、負荷からBノード方向のキャパシタは第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)が直列に連結された形態である。
また、負荷(Load)に電流が供給されて負荷電圧(Vload)が上昇することによるBノード電圧(Vb)の変化は下記の数式5のように、β・Voutとして示すことができる。
(数5)
Vb=[CP2/(CP1+CP2)]・Vout=β・Vout
即ち、Bノード電圧(Vb)は、第1補償キャパシタ(CP1)のカップリング作用によってα・Vaだけ減少され、第2キャパシタ(CP2)のカップリング作用によって再びβ・Voutだけ増加して下記の数式6のように示される。
(数6)
Vb=Vlth−α・Va+β・Vout
その後、Bノード電圧(Vb)の電圧増加量が初期の電圧減少量と同一になる瞬間Bノード電圧(Vb)は第1インバータ510及び第2インバータ520によって増幅されCノード電圧(Vc)を増加させる。したがって、Cノード電圧(Vc)が増加することにより駆動TFT600がターンオフされ、負荷(Load)はこれ以上の電流の供給を受けることができなく、負荷電圧(Vload)を維持する。
ここで、Bノード電圧(Vb)がVlth+Voffset以上になるとき、駆動TFT600はターンオフされる。ここで、駆動TFT600がターンオフされる時点の電圧、即ち、オフ電圧(Vout)は下記の数式7によって求められる。
(数7)
lth+Voffset=Vlth−α・Va+β・Vout
したがって、駆動TFT600のオフ電圧(Vout)は下記の数式8のようになる。
(数8)
Vout=(Voffset+α・Va)/β
数式8において、Va=Vin−Vgnd’であるので、駆動TFT600のオフ電圧(Vout)は下記の数式9乃至数式11のようになる。
(数9)
Vout=[Voffset+α・(Vin−Vgnd’)]/β
(数10)
Vout=[α・Vin+(Voffset−α・Vgnd’)]/β
(数11)
Vout=(α・Vin)/β+VDC
ここで、VDCはアナログバッファ回路内で発生する誤差電圧を示し、VDCは(Voffset−α・Vgnd’)/βである。
数式11のように、グラウンド電圧(Vgnd’)を調整することにより誤差電圧(VDC)を小さくすると、オフ電圧(Vout)は下記の数式12のようになる。
(数12)
Vout≒(α・Vin)/β=γ・Vin
ここで、γはα/βである。
即ち、数式12のように、アナログバッファに入力される入力電圧(Vin)が印加されると、負荷には入力電圧(Vin)に比例するγ・Vinが充電される。ここで、γが1であるとき、入力電圧(Vin)が負荷にそのまま伝達される。
したがって、上記構成のアナログバッファが液晶表示装置に適用される場合、DACから入力される電圧を調整してアナログバッファに印加される電圧が(1/γ)Vinになるようにすることで、入力電圧と出力電圧を同一にすることができる。
上述したように、本発明の第1の実施例によるアナログバッファは、駆動TFT600のゲート端子に印加される電圧、即ち、Cノード電圧(Vc)がVDD−Vlthである。したがって、駆動TFT600は、入力電圧(Vin)より大きい電圧レベルを有する電源電圧(VDD)によって動作するので、駆動TFT600の動作によって負荷(Load)に供給される負荷電圧(Vload)が既に設定されたレベル、即ち、目標レベルに到達する時間が従来に比べて減少する。
また、比較器500は、工程変化に敏感なTFTのしきい電圧と別として動作し、駆動TFT600は、比較器500の出力によってターンオン又はターンオフされて充電又は放電機能を遂行する。したがって、本発明によるアナログバッファは駆動TFTのしきい電圧の変化が出力電圧、即ち、負荷電圧(Vload)に及ぼす影響を最小化することができる。
以上では、アナログバッファが負荷に電圧を充電する機能のみを果たす場合を例として説明したが、アナログバッファは下記の図7のように、負荷を放電させる機能も果たすことができる。
図7は、本発明の第2の実施例によるアナログバッファを示した回路図である。
図7に示すように、アナログバッファは比較器500、第1駆動TFT700及び第2駆動TFT710で構成される。ここで、第1駆動TFT700はPMOSトランジスタであり、第2駆動TFT710はNMOSトランジスタである。
比較器500は、第1インバータ510及び第2インバータ520で構成されるものの、第1インバータ510及び第2インバータ520は図5で示されたものと同じ構成を有するので、同じ番号を付与し、これに対する構成の詳細な説明は省略する。
ここで、第1インバータ510の第1PMOSトランジスタ(PM1)のゲート端子には、並列連結された第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)が連結される。
第1補償キャパシタ(CP1)は、第1NMOSトランジスタ(NM1)のゲート端子にも連結される。また、第1補償キャパシタ(CP1)は第3スイッチ(S3)又は第9スイッチ(S9)のターンオン動作によって入力電圧(Vin)印加端に連結され、第4スイッチ(S4)又は第10スイッチ(S10)のターンオン動作によってグラウンド電圧(Vgnd’)印加端に連結される。
第2補償キャパシタ(CP2)は、一端が第1PMOSトランジスタ(PM1)及び第1NMOSトランジスタ(NM1)のゲート端子に連結され、他端が負荷(Load)に連結され、負荷(Load)の駆動電圧、即ち、負荷電圧(Vload)をフィードバックして第1インバータ510に印加する。
第1駆動TFT700は、ゲート端子が第2カップリングキャパシタ(CC2)を通じて第2インバータ520の出力端と連結され、ソース端子が電源電圧(VDD)印加端に連結され、ドレイン端子は第5スイッチ(S5)のターンオン動作によってゲート端子と連結される。また、第1駆動TFT700のドレイン端子は第6スイッチ(S6)のターンオン動作によって負荷に連結される。一方、第1駆動TFT700のドレイン端子は第7スイッチ(S7)のターンオン動作によってグラウンドに連結される。ここで、負荷は、第8スイッチ(S8)のターンオン動作によって共通電圧(Vcom)印加端に連結される。
第2駆動TFT710はゲート端子が第2カップリングキャパシタ(CC2)を通じて第2インバータ520の出力端と連結され、ドレイン端子が第13スイッチ(S13)のターンオン動作によって電源電圧(VDD)印加端に連結される。また、第2駆動TFT710のドレイン端子は、第11スイッチ(S11)のターンオン動作によってゲート端子と連結され、第12スイッチ(S12)のターンオン動作によって負荷(Load)に連結される。
図8は、図7に示したアナログバッファを作動させるための制御波形図であり、図9は、図8に示した制御波形による第1乃至第6制御信号を生成するスイッチ制御部の一例を示した図面である。ここで、第1乃至第6制御信号は第1乃至第13スイッチをターンオンさせるための制御信号である。
図8及び図9に示すように、スイッチ制御部は第1アンドゲート800、第2アンドゲート810、第3アンドゲート820、第4アンドゲート830、第5アンドゲート840及び第6アンドゲート850を含む。
第1アンドゲート800は、外部から入力される充電制御信号(Ch)及び第1スイッチ制御信号(SC1)によって第1制御信号(CON1)を生成し、第2アンドゲート810は、充電制御信号(Ch)及び第2スイッチ(SC2)によって第2制御信号(CON2)を生成する。
また、第3アンドゲート820は、充電制御信号(Ch)及び第3スイッチ制御信号(SC3)によって第3制御信号(CON3)を生成し、第4アンドゲート830は放電制御信号(DisCh)及び第1スイッチ制御信号(SC1)によって第4制御信号(CON4)を生成する。
第5アンドゲート840は、放電制御信号(DisCh)及び第2スイッチ制御信号(SC2)によって第5制御信号(CON5)を生成し、第6アンドゲート850は放電制御信号(DisCh)及び第3スイッチ制御信号(SC3)によって第6制御信号(CON6)を生成する。
再び図7を参照すると、第1乃至第13スイッチ(S1、S2、・・・、S13)は、図9に示したスイッチ制御部によって生成された第1乃至第6制御信号(CON1、・・・、CON6)によってターンオン動作される。
まず、第1スイッチ(S1)、第2スイッチ(S2)及び第8スイッチ(S8)に図8、9に示した第1スイッチ制御信号(SC1)がハイ状態である区間でターンオンされる。
第3スイッチ(S3)及び第5スイッチ(S5)は、第1スイッチ制御信号(SC1)及び充電制御信号(Ch)が同時にハイ状態である区間で生成された第1制御信号(CON1)によってターンオンされる。また、第4スイッチ(S4)及び第6スイッチ(S6)は第2スイッチ制御信号(SC2)及び充電制御信号(Ch)が同時にハイ状態である区間で生成された第2制御信号(CON2)によってターンオンされる。第7スイッチ(S7)は、第3スイッチ制御信号(SC3)及び充電制御信号(Ch)が同時にハイ状態である区間で生成された第3制御信号(CON3)によってターンオンされる。
一方、第10スイッチ(S10)及び第11スイッチ(S11)は、第1スイッチ制御信号(SC1)及び放電制御信号(DisCh)が同時にハイ状態である区間で生成された第4制御信号(CON4)によってターンオンされる。また、第9スイッチ(S9)及び第12スイッチ(S12)は、第2スイッチ制御信号(SC2)及び放電制御信号(DisCh)が同時にハイ状態である区間で生成された第5制御信号(CON5)によってターンオンされる。第13スイッチ(S13)は、第3スイッチ制御信号(SC3)及び放電制御信号(DisCh)が同時にハイ状態である区間で生成された第6制御信号(CON6)によってターンオンされる。
上記のように構成されたアナログバッファの動作を詳細に説明する。
まず、負荷(Load)に電圧を充電する充電動作を説明する。
第1スイッチ制御信号(SC1)のハイ状態区間で第1スイッチ(S1)、第2スイッチ(S2)及び第8スイッチ(S8)がターンオンされる。また、第1制御信号(CON1)によって第3スイッチ(S3)及び第5スイッチ(S5)がターンオンされる。ここで、第3制御信号(CON3)によって第7スイッチ(S7)がターンオンされ、第1駆動TFT700を初期化する。
ここで、第3スイッチ(S3)がターンオンされることによって入力電圧(Vin)は、第1補償キャパシタ(CP1)に充電され、第1インバータ510及び第2インバータ520の増幅動作によってCノード電圧(Vc)は電源電圧(VDD)−しきい電圧だけ充電され、第1駆動TFT700はターンオフされる。また、負荷(Load)は第8スイッチ(S8)がターンオンされることによって共通電圧(Vcom)印加端に連結され、共通電圧(Vcom)が印加される。
その後、第2制御信号(CON2)によって第4スイッチ(S4)及び第6スイッチ(S6)がターンオンされる。したがって、第4スイッチ(S4)がターンオンされることによって入力電圧(Vin)が充電されたAノードは、グラウンド電圧(Vgnd’)印加端に連結されAノード電圧(Va)はグラウンド電圧(Vgnd’)に減少する。
ここで、第1補償キャパシタ(CP1)のカップリング作用によってBノード電圧(Vb)は減少する。Bノード電圧(Vb)の変化は第1インバータ510及び第2インバータ520によってその電圧変化量が増幅されてCノード電圧(Vc)を0Vに減少させて第1駆動TFT700をターンオンさせる。第1駆動TFT700がターンオンされることによって負荷(Load)に電流が供給され、負荷電圧(Vload)が増加する。
このように、負荷電圧(Vload)が増加することによって第2補償キャパシタ(CP2)のカップリング作用によってBノード電圧(Vb)が増加する。即ち、Bノード電圧(Vb)は初期に第1補償キャパシタ(CP1)のカップリング作用によって減少して、第2補償キャパシタ(CP2)のカップリング作用によって再び増加する。
その後、Bノード電圧(Vb)の電圧増加量が初期の電圧減少量と同一になる時点でBノード電圧(Vb)は第1インバータ510及び第2インバータ520によって増幅されCノード電圧(Vc)を増加させる。したがって、Cノード電圧(Vc)が増加することによって第1駆動TFT700がターンオフされ、負荷(Load)はこれ以上の電流の供給を受けず負荷電圧(Vload)を維持する。
次に、負荷(Load)に充電された負荷電圧(Vload)を放電させる放電動作を説明する。
まず、第1スイッチ信号(SC1)のハイ状態区間で第1スイッチ(S1)、第2スイッチ(S2)及び第8スイッチ(S8)がターンオンされる。
また、第4制御信号(CON4)によって第10スイッチ(S10)及び第11スイッチ(S11)がターンオンされる。ここで、第6制御信号(CON6)によって第13スイッチがターンオンされ、第2駆動TFT710が初期化される。
ここで、第11スイッチ(S11)がターンオンされ、Aノードがグラウンド電圧(Vgnd’)印加端に連結されることによって、Aノード電圧(Va)はグラウンド電圧(Vgnd’)になり、Cノード電圧(Vc)は第2駆動TFT710のしきい電圧(Vlth)が印加される。
その後、第5制御信号(CON5)によって第9スイッチ(S9)及び第12スイッチ(S12)がターンオンされる。第9スイッチ(S9)がターンオンされることによってAノードが入力電圧(Vin)印加端に連結され、Aノード電圧(Va)はグラウンド電圧(Vgnd’)から入力電圧(Vin)に上昇する。ここで、Aノード電圧(Va)が上昇することによってBノード電圧(Vb)も下記の数式13によってα・Vin’だけ上昇する。
数式13は、Bノード電圧(Vb)を示す。
(数13)
Vb=Vlth+α・Vin’
ここで、Vlthは第2駆動TFT710のロジックしきい電圧であり、Vin’は入力電圧(Vin)からグラウンド電圧(Vgnd’)を減算した電圧である。
数式13のように、上昇したBノード電圧(Vb)は、第1インバータ510及び第2インバータ520を通りながら増幅され、Cノードの電圧(Vc)を上昇させ、これによって第2駆動TFT710がターンオンされる。ここで、第2駆動TFT710がターンされ、負荷(Load)がグラウンド端子に連結されることによって放電され、負荷電圧(Vload)が減少する。
負荷電圧(Vload)が減少する大きさの電圧を減少電圧(Vfall)と称すると、第2補償キャパシタ(CP2)のカップリング作用によってBノード電圧(Vb)は下記の数式14のようにβ・Vfallだけ下降する。
(数14)
Vb=Vlth+α・Vin’−β・Vfall
第2駆動TFT710は、Bノード電圧(Vb)がVlth−Voffsetであるとき、ターンオフされる。したがって、減少電圧(Vfall)は下記の数式15のようになる。
(数15)
lth+α・Vin’−β・Vfall=Vlth−Voffset
fall=(α・Vin’+Voffset)/β
ここで、第2駆動TFT710がターンオフされる時点で負荷(Load)の出力電圧(Vout)はVcom−Vfallである。
したがって、出力電圧(Vout)は下記の数式16のように定義される。
(数16)
Vout=Vcom−(α・Vin’+Voffset)/β
=Vcom−(α/β)・Vin+VDC
数式16のように、グラウンド電圧(Vgnd’)を調整して誤差電圧(VDC)を小さくすると、出力電圧(Vout)は下記の数式17のようになる。
(数17)
Vout≒Vcom−(α/β)・Vin=Vcom−γ・Vin
数式17のように、本発明の第2の実施例によるアナログバッファは共通電圧(Vcom)を中心として入力電圧(Vin)を加算又は減算する動作を遂行する。即ち、アナログバッファは入力電圧(Vin)が共通電圧(Vcom)より大きいと放電動作を遂行し、入力電圧(Vin)が共通電圧(Vcom)より小さいと充電動作を遂行する。
以上では、負荷が共通電圧(Vcom)に予め充電される場合を例として説明したが、負荷が異なる基準電圧、例えば、グラウンド電圧(0V)に予め充電することもできる。
したがって、本発明の第2の実施例によるアナログバッファはグラウンド電圧を中心として入力電圧を加算或いは減算する動作を遂行することも可能である。
図10は、本発明による液晶表示装置の構成を概略的に示したブロック図であり、図11は、図10に示したアナログバッファの詳細回路図である。
図10に示したように、本発明による液晶表示装置は画像をディスプレイする液晶表示パネル900、液晶表示パネル900にゲート駆動信号を出力するゲート駆動部910、画像に相応するデータ電圧を液晶表示パネル900に出力するソース駆動部920、外部から入力される原始画像信号及び原始制御信号によってゲート駆動部910とソース駆動部920を制御するためのタイミングコントローラ930を含む。
ここで、ソース駆動部920は、タイミングコントローラ930から順次入力されるR、G、Bデータ信号をラッチ(Latch)して点順次方式のタイミング体系を線順次方式で入力するラッチ部922、ラッチ部922から線順次方式で入力されるR、G、Bデータ信号をアナログ電圧に変換するD/Aコンバータ部924、アナログ電圧に変換されたR、G、Bデータ信号を液晶表示パネル900に出力するアナログバッファ926及びタイミングコントローラ930から入力される制御信号によってアナログバッファ926の動作を制御するための制御信号を出力するスイッチ制御部928とを含む。
図11に示すように、アナログバッファ926は、第1インバータ510、第2インバータ520、第1駆動TFT700、第2駆動TFT710、第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)、第1カップリングキャパシタ(CC1)及び第2カップリングキャパシタ(CC2)を含む。
また、アナログバッファ926の出力端には、R画素を駆動するためのRソースライン(SL−R)、G画素を駆動するためのGソースライン(SL−G)、及びB画素を駆動するためのBソースライン(SL−B)が連結される。ここでは、アナログバッファ926の出力端に3つのソースラインが同時に連結された場合を例に挙げたが、それより多い数のソースラインを同時に連結することもできる。
ここで、Rソースライン(SL−R)は、第14スイッチ(S14)のターンオン動作によってアナログバッファ926の出力端に連結され、Gソースライン(SL−G)は第15スイッチ(S15)のターンオン動作によって出力端に連結され、Bソースライン(SL−B)は第16スイッチ(S16)のターンオン動作によって出力端に連結される。
また、Rソースライン(SL−R)は、第17スイッチ(S17)のターンオン動作によって共通電圧(Vcom)印加端に連結され、Gソースライン(SL−G)は第18スイッチ(S18)のターンオン動作によって共通電圧(Vcom)印加端に連結され、Bソースライン(SL−B)は第19スイッチ(S19)のターンオン動作によって共通電圧(Vcom)印加端に連結される。
図12は、図11に示したアナログバッファのドット反転を遂行するための制御波形図であり、図13は、図12に示した制御波形による第1乃至第9制御信号を生成するスイッチ制御部の一例を示した図面である。ここで、第1乃至第9制御信号は第1乃至第19スイッチをターンオン動作させるための制御信号である。
図12及び図13に示すように、スイッチ制御部928は、第1乃至第6アンドゲート(800、810、・・・、850)、第7アンドゲート860、第8アンドゲート870及び第9アンドゲート880を含む。ここで、第1乃至第6アンドゲート(800、810、・・・、850)は、図9と同様であるので、同じ番号を付与し、これに対する詳細な説明は省略する。
第7アンドゲート860は、外部から入力される第1スイッチ制御信号(SC1)及びR制御信号(R)によって第7制御信号(CON7)を生成し、第8アンドゲート870は、第1スイッチ制御信号(SC1)及びG制御信号(G)によって第8制御信号(CON8)を生成する。
また、第9アンドゲート880は、第1スイッチ制御信号(SC1)及びB制御信号(B)によって第9制御信号(CON9)を生成する。
再び図11を参照すると、第1乃至第19スイッチ(S1、S2、・・・、S19)は、図13のスイッチ制御部928によって生成された第1乃至第9制御信号(CON1、・・・、CON9)によってターンオン動作される。
第1乃至第13スイッチ(S1、S2、・・・、S13)は、第1乃至第6制御信号(CON1、CON2、・・・、CON6)によってターンオン動作されるものの、これは図7を参照して説明したことと同じであるので、これに対する詳細な説明は省略する。
第14スイッチ(S14)はR制御信号(R)によってターンオンされ、第15スイッチ(S15)はG制御信号(G)によってターンオンされ、第16スイッチ(S16)はB制御信号(B)によってターンオンされる。
また、第17スイッチはR制御信号(R)及び第1スイッチ制御信号(SC1)が同時にハイ状態である区間で生成された第7制御信号(CON7)によってターンオンされ、第18スイッチ(S18)はG制御信号(G)及び第1スイッチ制御信号(SC1)が同時にハイ状態である区間で生成された第8制御信号(CON8)によってターンオンされる。
第19スイッチ(S19)は、B制御信号(B)及び第1スイッチ制御信号(SC1)が同時にハイ状態である区間で生成された第9制御信号(CON9)によってターンオンされる。
ここで、第1インバータ510及び第2インバータ520、第1駆動TFT700及び第2駆動TFT710、第1補償キャパシタ(CP1)及び第2補償キャパシタ(CP2)、第1カップリングキャパシタ(CC1)及び第2カップリングキャパシタ(CC2)は図7と同じ構成を有するので、同じ番号を付与し、これに対する詳細な説明は省略する。
上記の第1乃至第19スイッチ(S1、・・・、S19)の動作を制御するための制御信号は図9のタイミングコントローラ930から入力される。一方、第1乃至第19スイッチ(S1、・・・、S19)の動作を制御するための制御信号は液晶表示装置の外部から入力することもできる。
上記のように構成される本発明による液晶表示装置の動作を説明する。
まず、液晶表示装置のドット(dot)反転駆動動作を図12及び図13を参照して説明する。
図12及び図13のように、第1区間(T1−1)では、R制御信号(R)及び充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1制御信号(CON1)によって第1駆動TFT700がターンオンされ、図10のD/Aコンバータ924から入力されるアナログデータ電圧(Vin)がRソースライン(SL−R)に充電される。
ここで、第1区間(T1−1)は、N番目ゲートラインが駆動されるN番目ライン時間を第1区間(T1−1)、第2区間(T1−2)、及び第3区間(T1−3)に分割した区間のうち、一番目の区間である。
第2区間(T1−2)では、G制御信号(G)と放電制御信号(DisCh)がハイ状態であるので、第4制御信号(CON4)によって第2駆動TFT710がターンオンされ、Gソースライン(SL−G)に充電された電圧が放電される。
その後、第3区間(T1−3)では、B制御信号(B)と充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1制御信号(CON1)によって第1駆動TFT700がターンオンされ、アナログデータ電圧(Vin)がBソースライン(SL−B)に充電される。
また、N+1番目ライン時間の第1区間(T2−1)では、R制御信号(R)と放電制御信号(DisCh)がハイ状態であるので、第2TFT710がターンオンされ、Rソースライン(SL−R)に充電された電圧が放電される。
第2区間(T2−2)では、G制御信号(G)と充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1駆動TFT700がターンオンされ、前記アナログデータ電圧(Vin)がN番目ライン時間の第2区間(T2−2)で放電されたGソースライン(SL−G)に充電される。
また、第3区間(T2−3)では、上記の原理によってBソースライン(SL−B)に充電された電圧が放電される。
したがって、上記の動作によってドットごとに互いに異なる極性のアナログデータ電圧(Vin)がソースラインに出力されるドット反転がなされる。
図14は、図11に示したアナログバッファのカラム反転を遂行するための制御波形図である。
図14に示すように、N番目ゲートラインが駆動されるN番目ライン時間の第1区間(T1−1)では、R制御信号(R)と充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1駆動TFT700がターンオンされ、図9のD/Aコンバータ924から入力されるアナログデータ電圧(Vin)がRソースライン(SL−R)に充電される。
第2区間(T1−2)では、G制御信号(G)と放電制御信号(DisCh)がハイ状態であるので、第2駆動TFT710がターンオンされ、Gソースライン(SL−G)に充電された電圧が放電される。
その後、第3区間(T1−3)では、B制御信号(B)と充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1駆動TFT700がターンオンされ、アナログデータ電圧(Vin)がBソースライン(SL−B)に充電される。
また、N+1番目ゲートラインが駆動されるN+1番目ライン時間の第1区間(T2−1)では、R制御信号(R)と充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1駆動TFT700がターンオンされ、前記アナログデータ電圧(Vin)がRソースライン(SL−R)に充電される。
その後、第2区間(T2−1)では、G制御信号(G)と放電制御信号(DisCh)がハイ状態であるので、第2駆動TFT710がターンオンされ、Gソースライン(SL−G)に充電された電圧を放電させる。
したがって、上記の原理によるアナログバッファ926による充電及び放電動作が遂行されるので、カラム方向に同じ極性を有するアナログデータ電圧(Vin)がデータラインに出力されるカラム反転がなされる。
図15は、図11に示したアナログバッファのライン反転を遂行するための制御波形図である。
図15を参照すると、N番目ゲートラインが駆動されるN番目ライン時間(T1)での共通電圧はローレベル(Vcom−L)であり、N+1番目ゲートラインが駆動されるN+1番目ライン時間(T2)での共通電圧はハイレベル(Vcom−H)である。
また、N番目ライン時間(T1)の第1区間(T1−1)ではR制御信号(R)及び充電制御信号(Ch)がハイ状態であるので、第1スイッチ信号(SC1)のハイ状態区間で第17スイッチ(S17)がターンオンされ、ローレベルの共通電圧(Vcom−L)にRソースライン(SL−R)が放電される。
その後、第2スイッチ制御信号(SC2)のハイ状態の区間で第1駆動TFT700がターンオンされ、ローレベルの共通電圧(Vcom)に放電されたRソースライン(SL−R)に図9のD/Aコンバータ924から入力されるアナログデータ電圧(Vin)が充電される。
ここで、上記の原理によって第2区間(T1−2)では、Gソースライン(SL−G)がローレベルの共通電圧(Vcom−L)に放電された後、第1駆動TFT700がターンオンされ、アナログデータ電圧(Vin)がGソースライン(SL−G)に充電される。
また、第3区間(T1−3)では、Bソースライン(SL−B)がローレベルの共通電圧(Vcom−L)に放電された後、第1駆動TFT700がターンオンされ、アナログデータ電圧(Vin)がBソースライン(SL−B)に充電される。
その後、N+1番目ライン時間(T2)の第1区間(T2−1)でのR制御信号(R)及び放電制御信号(DisCh)がハイ状態であるので、第1スイッチ制御信号(SC1)のハイ区間でRデータライン(DL−R)が高いレベルの共通電圧(Vcom−H)に充電された後、第2スイッチ制御信号(SC2)のハイ区間で第2駆動TFT710がターンオンされ、Rソースライン(SL−R)に充電された高いレベルの共通電圧(Vcom−H)が目標電圧であるアナログデータ電圧(Vin)に放電される。
上記の原理によって第2区間(T2−1)からGソースライン(SL−G)が高いレベルの共通電圧(Vcom−H)に充電された後、目標電圧であるアナログデータ電圧(Vin)まで放電される。その後、第3区間(T2−3)からBソースライン(SL−B)が高いレベルの共通電圧(Vcom−H)まで充電された後、アナログデータ電圧(Vin)まで放電される。
したがって、上記の原理によってアナログバッファ926の充電及び放電動作が遂行され、ソースラインごとに互いに異なる極性を有するアナログデータ電圧が充電されるライン反転が遂行される。
図16は、図11に示したアナログバッファのフレーム反転を遂行するための制御波形図である。
図16を参照すると、N番目フレームでは共通電圧がローレベル(Vcom−L)であり、N+1番目フレームでは共通電圧がハイレベル(Vcom−H)である。また、N番目フレームでは充電制御信号(Ch)がハイ状態であり、N+1番目フレームでは放電制御信号(DisCh)がハイ状態である。
したがって、N番目フレームでは、第1駆動TFT700がターンオンされ、Rソースライン(SL−R)、Gソースライン(SL−G)及びBソースライン(SL−B)に図9のD/Aコンバータ924から入力されるアナログデータ電圧(Vin)が順次充電される。
その後、N+1番目フレームでは、第2駆動TFT710がターンオンされ、Rソースライン(SL−R)、Gソースライン(SL−G)及びBソースライン(SL−B)が放電される。
したがって、上記の原理によってアナログバッファ926の充電及び放電動作が行われ、フレームごとに互いに異なる極性のアナログデータ電圧が提供されるフレーム反転が行われる。
一般的に、図10のソース駆動部920がVcom変調を遂行せず、デマルチプレックス(demultiplexing)構造を用いない場合にはハイレベル電圧とローレベル電圧を生成するためにソースライン一本当たり二つの抵抗列と二つのデコーダが必要である。
また、ソース駆動部920がVcom変調を遂行する場合にはソースライン一本当たり一つのデコーダが必要であるが、ガンマ補正のためには二つの抵抗列が必要である。
しかし、本発明によるアナログバッファを用いる場合、負荷を共通電圧(Vcom)に予め充電した後、第1補償キャパシタ(CP1)にアナログ入力電圧(Vin)を充電し、第1補償キャパシタ(CP1)を0Vに放電する。
その後、アナログバッファは第1補償キャパシタ(CP1)の放電された電圧が補償されるまで、負荷(Load)の負荷電圧(Vload)の負荷電圧(Vload)が共通電圧(Vcom)+アナログ入力電圧(Vin)になるまで充電動作を遂行する。したがって、アナログバッファは共通電圧より高い電圧レベルを有するハイレベル電圧を出力することができる。
一方、前記アナログバッファは、負荷を共通電圧(Vcom)に予め充電した後、第1補償キャパシタ(CP1)にアナログ入力電圧(Vin)に充電し、第1補償キャパシタ(CP1)を0Vに放電する。
その後、アナログバッファは、第1補償キャパシタ(CP1)の放電された電圧が補償されるまで、負荷(Load)の負荷電圧(Vload)が共通電圧(Vcom)−アナログ入力電圧(Vin)になるように放電動作を遂行する。したがって、アナログバッファは、共通電圧より低い電圧レベルを有するローレベル電圧を出力することができる。
このように、本発明によるアナログバッファは、第1補償キャパシタを予め共通電圧に充電した後、充電動作及び放電動作を遂行してハイレベル電圧及びローレベル電圧を出力することができる。したがって、Vcom反転の不遂行時、既存のものに比べてD/Aコンバータと抵抗列の個数を半分に減少することができる。
図17は、図11に示したアナログバッファが表1のドット反転を遂行した場合の出力波形を示したグラフである。
図17に示すように、下記の表1の条件において、アナログバッファがドット反転を遂行する場合、出力電圧が目標電圧である9V又は1Vに近くなっても、出力電圧の変化速度が減少しない。したがって、既存のものに比べて負荷の駆動速度が増加する。これによって、R、G、Bソースラインをゲートライン時間である51μs内に駆動可能である。
ここで、アナログバッファは、QVGA解像のパネルに適用し、一つのゲートラインが駆動されるライン時間を約51μsにした。したがって、ライン時間内にRデータライン、Gデータライン、及びBデータラインが駆動しなければならないので、アナログバッファの実際的な駆動時間は約17μsである。
Figure 0004748414
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上記の表2及び表3は、アナログバッファを構成するトランジスタのゲート端に印加されるしきい電圧の変化条件を示したものである。ここで、アナログバッファを構成するトランジスタのしきい電圧の標準偏差は約200mVである。したがって、表2及び表3は、標準偏差の5倍に該当する約1000mV、即ち、1Vのしきい電圧を変化させる。
表2及び表3に示したようなしきい電圧の変化によるアナログバッファの誤差電圧のグラフを以下に示す。
図18及び図19は、表2及び表3の条件によるアナログバッファのドット反転又はカラム反転時、充電動作によって発生する誤差電圧を示したグラフであり、図20及び図21は、表2及び表3の条件によるアナログバッファのライン反転又はフレーム反転時、放電動作による誤差電圧を示したグラフである。
図18及び図19のように、表2及び表3の条件によるアナログバッファのドット反転又はカラム反転動作による出力電圧は最大約22mVの誤差範囲を有する。
また、図20及び図21のように、表2及び表3の条件によるアナログバッファのライン反転又はフレーム反転動作による出力電圧は最大約28mVの誤差範囲を有する。
即ち、図18乃至図21のように、しきい電圧を1000mVの誤差を有するように調節して実験した結果、本発明によるアナログバッファによってその出力電圧はしきい電圧の誤差より小さい約22mV又は約28mVの出力電圧の誤差範囲を有するので、ディスプレイ品質が優秀な表示装置を具現することができる。
図22は、本発明によるアナログバッファが図15の制御波形によるライン反転遂行時の出力波形を示した図面である。
図22に示すように、ローレベルを有する共通電圧(Vcom)が印加される一番目ラインでは、Rデータライン、Gデータライン、及びBデータラインが全てローレベルの共通電圧(Vcom)に予め放電された後、設定された目標電圧である負荷電圧(Vload)に充電される。
その後、ハイレベルの共通電圧(Vcom)が印加される二番目ラインでは、Rデータライン、Gデータライン、及びBデータラインがハイレベルの共通電圧(Vcom)に予め充電された後設定された目標電圧である負荷電圧(Vload)に放電される。
尚、本発明は、上述の実施例に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
一般的なソースフォロワーを示した回路図である。 図1に示したスイッチを動作させるための制御波形である。 図1に示したソースフォロワーの出力電圧の状態図である。 本発明の第1の実施例によるアナログバッファを概念的に示した回路図である。 図4に示したアナログバッファの一例を示した詳細回路図である。 図5に示したアナログバッファを動作させるための制御波形図である。 本発明の第2の実施例によるアナログバッファを示した回路図である。 図7に示したアナログバッファを動作させるための制御波形図である。 図8に示した制御波形による第1乃至第6制御信号を生成するスイッチ制御部の一例を示した図面である。 本発明による液晶表示装置の構成を概略的に示したブロック図である。 図10に示したアナログバッファの詳細回路図である。 図11に示したアナログバッファのドット反転を遂行するための制御波形図である。 図12に示した制御波形による第1乃至第9制御信号を生成するスイッチ制御部の一例を示した図面である。 図11に示したアナログバッファのカラム反転を遂行するための制御波形図である。 図11に示したアナログバッファのライン反転を遂行するための制御波形図である。 図11に示したアナログバッファのフレーム反転を遂行するための制御波形図である。 図11に示したアナログバッファが表1の条件でドット反転を遂行した場合の出力波形を示したグラフである。 表2及び表3の条件によるアナログバッファのドット反転又はカラム反転時の充電動作によって発生する誤差電圧を示したグラフである。 表2及び表3の条件によるアナログバッファのドット反転又はカラム反転時の充電動作によって発生する誤差電圧を示したグラフである。 表2及び表3の条件によるアナログバッファのライン反転又はフレームの反転時、放電動作による誤差電圧を示したグラフである。 表2及び表3の条件によるアナログバッファのライン反転又はフレームの反転時、放電動作による誤差電圧を示したグラフである。 本発明によるアナログバッファが図15の制御波形によるライン反転遂行時の出力波形を示した図面である。
符号の説明
400、500 比較器
410、600 駆動TFT
510 第1インバータ
520 第2インバータ
900 液晶表示パネル
910 ゲート駆動部
920 ソース駆動部
922 ラッチ部
924 D/Aコンバータ
926 アナログバッファ
928 スイッチ制御部
930 タイミングコントローラ

Claims (22)

  1. 負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、
    前記負荷に充電される出力電圧を(アナログ電圧)フィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記出力電圧(アナログ電圧を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされるトランジスタとを有し、
    前記トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の充電が行われ、前記トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の充電が中止することを特徴とするアナログバッファ。
  2. 前記トランジスタは、第1電極が電源電圧の印加端に連結され、第2電極が前記負荷に連結されたPMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のアナログバッファ。
  3. 前記比較器は、前記入力電圧に充電され、その後、前記充電された入力電圧が放電される第キャパシタと、
    前記第キャパシタの放電動作に応答して前記PMOSトランジスタをターンオンさせ、フィードバックされた前記出力電圧(アナログ電圧)と前記入力電圧が同一になる時点で前記PMOSトランジスタをターンオフさせるインバータ部と、を含み、
    前記第1キャパシタは前記PMOSトランジスタのターンオン動作に応答することを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログバッファ。
  4. 前記インバータ部は、前記入力電圧印加端に入力端が連結された第1インバータと、
    前記第1インバータの出力端に入力端が連結され、前記PMOSトランジスタに出力端に連結された第2インバータとを有することを特徴とする請求項3に記載のアナログバッファ。
  5. 負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、
    前記負荷に放電される出力電圧を(アナログ電圧)フィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力される出力電圧(アナログ電圧を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果によって前記出力電圧(アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記出力電圧(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされるトランジスタとを有し、
    前記トランジスタがターンオンされることにより前記負荷の放電が行われ、前記トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の放電が中止することを特徴とするアナログバッファ。
  6. 前記トランジスタは、第1電極がグラウンドに連結され、第2電極が前記負荷に連結されたNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項5に記載のアナログバッファ。
  7. 前記比較器は、初期にグラウンド電圧に放電され、その後に前記入力電圧に充電される第キャパシタと、
    前記第キャパシタの充電動作によって前記NMOSトランジスタをターンオンさせ、フィードバックされた前記出力電圧(アナログ電圧)と前記入力電圧が同一になる時点で前記NMOSトランジスタをターンオフさせるインバータ部と
    前記第1キャパシタは前記NMOSトランジスタのターンオン動作に応答することを特徴とする請求項5又は6に記載のアナログバッファ。
  8. 負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、
    前記負荷の充電による出力電圧を(アナログ電圧)をフィードバックさせるか、または、前記負荷の放電による出力電圧を(アナログ電圧)をフィードバックさせる第1キャパシタを含み、外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力される出力電圧を(アナログ電圧を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果によって前記出力電圧を(アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記出力電圧を(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第1トランジスタと、
    前記比較器の比較結果によって前記出力電圧を(アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記出力電圧を(アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第2トランジスタとを有し、
    前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の充電が行われ、前記第1トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の充電が中止され、
    前記第2トランジスタがターンオンされることによって前記負荷の放電が行われ、前記第2トランジスタがターンオフされることによって前記負荷の放電が中止することを特徴とするアナログバッファ。
  9. 前記第1トランジスタは、電源電圧印加端に第1電極が連結されたPMOSトランジスタであり、
    前記第2トランジスタは、グラウンドに第1電極が連結されたNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項8に記載のアナログバッファ。
  10. 前記比較器は、外部から入力される第1制御信号によって初期に前記入力電圧に充電され、その後に前記充電された電圧がグラウンド電圧に放電され、
    外部から入力される第2制御信号によって初期に前記グラウンド電圧に放電され、その後、前記入力電圧に充電される第キャパシタと、
    前記第1制御信号による前記第1キャパシタの放電動作によって前記PMOSトランジスタをターンオンさせ、フィードバックされた前記負荷の充電による出力電圧(アナログ電圧)と前記入力電圧が同一になる時点で前記PMOSトランジスタをターンオフさせるか、或いは前記第2制御信号による前記第キャパシタの充電動作によって前記NMOSトランジスタをターンオンさせ、フィードバックされた前記負荷の放電による前記出力電圧(アナログ電圧)と前記入力電圧が同一になる時点で前記NMOSトランジスタをターンオフさせるインバータと、を含み、
    前記第1キャパシタは前記PMOSトランジスタのターンオン動作に応答することを特徴とする請求項8又は9に記載のアナログバッファ。
  11. 所定の基準電圧が予め充電された負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファにおいて、
    前記基準電圧をフィードバックさせるキャパシタンスを含み、外部から入力される入力電圧と前記基準電圧を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果によって前記入力電圧が前記基準電圧より小さい場合にターンオンされる第1トランジスタと、
    前記比較器の比較結果によって前記入力電圧が前記基準電圧より大きい場合ターンオンされる第2トランジスタとを有し、
    前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記入力電圧だけ更に負荷の充電が行われ、第2トランジスタがターンオンされることによって前記入力電圧だけ前記負荷の放電が行われることを特徴とするアナログバッファ。
  12. 前記第1トランジスタは、電源電圧印加端に第1電極が連結されたPMOSトランジスタであり、
    前記第2トランジスタは、グラウンドに第1電極が連結されたNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項11に記載のアナログバッファ。
  13. 前記基準電圧は、共通電圧(Vcom)であることを特徴とする請求項11に記載のアナログバッファ。
  14. 前記基準電圧は、グラウンド電圧であることを特徴とする請求項11に記載のアナログバッファ。
  15. 複数のゲートラインと、前記ゲートラインに直交する複数のソースライン(データライン)が形成され、画像を表示する表示パネルと、
    前記画像を表示するための原始画像信号及び前記表示パネルを制御するための制御信号を出力する制御部と、
    前記制御部の制御信号の入力を受け、前記原始画像信号に応答して前記画像に相応するアナログ電圧を前記表示パネルに出力するアナログバッファとを有し、
    前記アナログバッファは、
    前記アナログ電圧をフィードバックさせるキャパシタンスを含み、前記タイミングコントローラから入力される入力電圧と、前記ソースラインに出力される前記アナログ電圧を比較する比較器と、
    前記比較器の比較結果によって前記アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合にターンオンされ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第1トランジスタと、
    前記比較器の比較結果によって前記アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合にターンオンされ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点でターンオフされる第2トランジスタとを有し、
    前記第1トランジスタがターンオンされることによって前記ソースラインの充電が行われ、前記第1トランジスタがターンオフされることによって前記ソースラインの充電が中止され、
    前記第2トランジスタがターンオンされることによって前記ソースラインの放電が行われ、前記第2トランジスタがターンオフされることによって前記ソースラインの放電が中止することを特徴とする表示装置。
  16. 前記第1トランジスタは、電源電圧印加端に第1電極が連結されたPMOSトランジスタであり、
    前記第2トランジスタは、グラウンドに第1電極が連結されたNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記複数のソースラインは、一つの前記ゲートラインの駆動期間に所定の基準電圧に予め充電され、
    前記第1トランジスタ及び第2トランジスタは、前記ゲートラインの駆動期間に交互に動作させ、前記アナログ電圧を前記複数のソースラインに出力することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  18. 前記複数のソースラインは、一つの前記ゲートラインの駆動期間に所定の基準電圧に予め充電され、
    前記第1トランジスタ及び第2トランジスタは、前記複数のゲートラインのうち、第n番目ゲートラインの駆動期間に交互に動作させ、
    前記複数のゲートラインのうち、第n+1番目ゲートラインの駆動期間に前記第n番目ゲートラインの駆動期間で動作させた前記第1トランジスタ又は第2トランジスタを交互に反転動作させて、前記アナログ電圧を前記複数のソースラインに出力することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  19. 前記複数のソースラインは、前記複数のゲートラインのうち、n番目ゲートラインの駆動期間には第1電圧レベルを有する基準電圧に予め充電され、前記複数のゲートラインのうち、n+1番目ゲートラインの駆動期間には前記第1電圧レベルより高い第2電圧レベルを有する基準電圧に予め充電され、
    前記第1トランジスタは、前記n番目ゲートラインの駆動期間動作し、前記第2トランジスタは、前記n+1番目ゲートラインの駆動期間に動作して前記アナログ電圧を前記複数のソースラインに出力することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  20. 前記複数のソースラインは、n番目フレームの期間には第1電圧レベルを有する基準電圧に予め充電され、n+1番目フレームの期間には前記第1電圧レベルより高い第2電圧レベルを有する基準電圧に予め充電され、
    前記第1トランジスタは、前記n番目フレームの期間に動作し、前記第2トランジスタは、前記n+1番目フレームの期間に動作されて前記アナログ電圧を前記複数のソースラインに出力することを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  21. 負荷にアナログ電圧を出力するアナログバッファの駆動方法において、
    外部から入力される入力電圧と前記負荷に出力され、キャパシタンスによってフィードバックされた前記アナログ電圧を比較する段階と、
    前記アナログ電圧が前記入力電圧より小さい場合、第1電圧によって前記負荷を充電させ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点で前記負荷の充電を中止させる段階と、
    前記アナログ電圧が前記入力電圧より大きい場合、第2電圧によって前記負荷を放電させ、前記アナログ電圧と前記入力電圧が同一になる時点で前記負荷の放電を中止させる段階とを有することを特徴とするアナログバッファの駆動方法。
  22. 前記第1電圧は電源電圧であり、前記第2電圧はグラウンド電圧であることを特徴とする請求項21記載のアナログバッファの駆動方法。
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