JP4747789B2 - トランス - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイ装置等の各種電子機器に用いられるトランスに関するものである。
従来この種のトランスは、図7に示されるように、脚1A、1B、1Cを有するE字コア1と、脚2A、2B、2Cを有するE字コア2と、E字コア1、E字コア2に巻回したコイル3A、3Bとを備え、E字コア2の有する脚2A、2B、2CをE字コア1の有する脚1A、1B、1Cよりも細い構成とすることにより、漏磁束を積極的に発生させることで、ディスプレイ装置用の電気回路等に用いる漏磁束トランスとして利用されていた。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平8−288159号公報
このような従来のトランスは他の実装部品等に悪影響をもたらすことが問題となっていた。
すなわち、上記従来の構成においては、E字コア2の脚2A、2B、2Cを細くすることによって、磁気抵抗を増やし、磁束を外へ締め出すようにして漏磁束を発生させていたため、図8に示すごとく、E字コア2のそれぞれの脚2A、2B、2Cから放射状に漏磁束13が発生してしまう。そのため、この漏磁束13が他の部品を通過することに起因して、例えばその端子部分に過電流が発生するなどの悪影響をもたらしていた。
そこで本発明は、漏磁束を発生させるトランスにおいて、他の実装部品への悪影響を低減することを目的とする。
そして、この目的を達成するために本発明は、第1のE字コアの内脚に巻回した一次コイルと第2のE字コアの内脚に巻回した二次コイルとを備え、前記第2のE字コアの外脚はこれに突き合わせた前記第1のE字コアの外脚よりも太くするとともに、前記第1のE字コアの内脚はこれに突き合わせた前記第2のE字コアの内脚よりも太くし、前記第1のE字コアの内脚を前記第1のE字コアの外脚よりも長くするとともに、前記第2のE字コアの内脚を第2のE字コアの外脚よりも短くしたものである。
本発明のトランスは、意識的に太くした第2のE字コアの外脚と、一次コイルを有したうえで意識的に太くした第1のE字コアの内脚との間において、局所的に漏磁束を発生させるため、放射状の漏磁束の発生量を増やすことがなく、他の実装部品への悪影響を低減することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるトランスについて図面を参照しながら説明する。
図1において、二つのE字コア4、5はそれぞれ外脚4A、4B、外脚5A、5Bを背脚4D、背脚5Dの両端部分に有しており、背脚4D、背脚5Dの略中央部分にはそれぞれ、内脚4C、内脚5Cを有している。そして、この二つのE字コア4、5を対向する位置に配置している。
そして、E字コア4の内脚4Cの太さをE字コア5の内脚5Cの太さよりも太くし、E字コア5の外脚5A、5BをそれぞれE字コア4の外脚4A、4Bよりも太くしている。
そして、E字コア4の内脚4Aには一次コイル6Aを、E字コア5の内脚5Aには二次コイル6Bを巻回している。
このような構成にしたため、磁束は図2に示すような流れになる。即ち、E字コア4の内脚4Cに巻回した一次コイル6Aに電流が流れると、磁束7Aが発生し、この磁束7AがE字コア5の内脚5Cを通ることにより、この内脚5Cに巻回された二次コイル6Bに電流が流れる。そして、E字コア4の内脚4Cと、E字コア5の外脚5A、5Bとを、意識的に太くすることで接近させ、内脚4Cと外脚5A、5Bとの間において漏磁束7Bを局所的に発生させることができる。
このように、放射状の漏磁束(図示せず)を大量に発生させることなく、漏磁束7Bを局所的に発生させることにより、ランプを用いるディスプレイ装置等の電源回路において有効に利用することができ、且つ他の実装部品に対する悪影響を低減することができる。
なお、一次コイル6A及び二次コイル6Bは、本願構成と異なる部分に巻回しても構わないが、最も大きな磁束7Aの流れが発生する一次コイル6A巻回部分は、意識的に太くしたE字コア4の内脚4Cとすることが望ましい。
さらに、E字コア4の内脚4Cの長さ及びE字コア5の内脚5Cの長さを可変することにより、漏磁束7Bの量を可変することができる。例えば、図3に示すように、E字コア4の内脚4Cを長くし、E字コア5の内脚5Cをその分短くすることで、意識的に太くしたE字コア4の内脚4Cと、意識的に太くしたE字コア5の外脚5A、5Bとの対向する面積が増えることにより、図4に示すごとく漏磁束7Bの発生量を大きくすることができる。逆に、E字コア4の内脚4Cを短くし、E字コア5の内脚5Cをその分長くすることで、内脚4Cと外脚5A、5Bとの対向する面積を減少させることにより、漏磁束7Bの発生量を小さくすることができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるトランスについて図面を参照しながら説明する。
図5において、二つのU字コア8、9は、それぞれ脚8A、8B、脚9A、9Bを背脚8C、背脚9Cの両端部分に有しており、互いに対向する位置に配置されている。
そして、U字コア8の脚8Bの太さをU字コア9の脚9Bの太さよりも太くし、U字コア9の脚9AをU字コア8の脚8Aよりも太くしている。
そして、U字コア8の脚8Bには一次コイル10Aを、U字コア9の背脚9Cには二次コイル10Bを巻回している。
このような構成にしたため、磁束は図6に示すような流れになる。即ち、U字コア8の背脚8Cに巻回した一次コイル10Aに電流が流れると、磁束11Aが発生し、この磁束11AがU字コア9の背脚9Cを通ることにより、この背脚9Cに巻回された二次コイル10Bに電流が流れる。そして、U字コア8の脚8Bと、U字コア9の脚9Aとを、意識的に太くすることで接近させ、脚8B、脚9A間において、漏磁束11Bを局所的に発生させることができる。
このように、放射状の漏磁束(図示せず)を大量に発生させることなく、漏磁束11Bを局所的に発生させることにより、ランプを用いるディスプレイ装置等の電源回路において有効に利用することができ、且つ他の実装部品に対する悪影響を低減することができる。
なお、一次コイル10A及び二次コイル10Bは、本願構成と異なる部分に巻回しても構わないが、最も大きな磁束の流れが発生する一次コイル10A巻回部分は、意識的に太くしたU字コア8の脚8Bとすることが望ましい。
本発明のトランスは、他の実装部品への悪影響を低減することができるという効果を有し、漏磁束を積極的に利用するディスプレイ装置等の電源回路などにおいて有用である。
本発明の実施の形態1におけるトランスの上面図 本発明の実施の形態1におけるトランスの斜視図 本発明の実施の形態1の変形例のトランスの上面図 本発明の実施の形態1の変形例のトランスの斜視図 本発明の実施の形態2の変形例のトランスの上面図 本発明の実施の形態2の変形例のトランスの斜視図 従来のトランスの上面図 従来のトランスの斜視図
符号の説明
4 E字コア
4A 外脚
4B 外脚
4C 内脚
5 E字コア
5A 外脚
5B 外脚
5C 内脚
6A 一次コイル(コイル)
6B 二次コイル(コイル)

Claims (2)

  1. 2本の外脚と1本の内脚とを有する第1のE字コアと、2本の外脚と1本の内脚とを有するとともに、日の字状閉磁路を形成するように前記第1のE字コアと対向して配置された第2のE字コアと、前記第1のE字コアの内脚に巻回した一次コイルと前記第2のE字コアの内脚に巻回した二次コイルとを備え、前記第2のE字コアの外脚はこれに突き合わせた前記第1のE字コアの外脚よりも太くするとともに、前記第1のE字コアの内脚はこれに突き合わせた前記第2のE字コアの内脚よりも太くし、前記第1のE字コアの内脚を前記第1のE字コアの外脚よりも長くするとともに、前記第2のE字コアの内脚を第2のE字コアの外脚よりも短くしたトランス。
  2. 2本の外脚と1本の内脚とを有する第1のE字コアと、2本の外脚と1本の内脚とを有するとともに、日の字状閉磁路を形成するように前記第1のE字コアと対向して配置された第2のE字コアと、前記第1のE字コアの内脚に巻回した一次コイルと前記第2のE字コアの内脚に巻回した二次コイルとを備え、前記第2のE字コアの外脚はこれに突き合わせた前記第1のE字コアの外脚よりも太くするとともに、前記第1のE字コアの内脚はこれに突き合わせた前記第2のE字コアの内脚よりも太くし、第1のE字コアの内脚を第1のE字コアの外脚よりも短くするとともに、第2のE字コアの内脚を第2のE字コアの外脚よりも長くしたトランス。
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