JP4746600B2 - 縦型mosfetの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、縦型MOSFETの製造方法に関し、特に、高耐圧縦型MOSFETの製造方法に関する。
不揮発性メモリ、不揮発性メモリ混載ロジック、或いは液晶ドライバICの出力段の駆動回路等の高電圧が印加される半導体装置においては、高耐圧、低オン抵抗が要求される。このため、これらの半導体装置が備えるトランジスタ素子についても、高い耐圧性が要求されており、これまでにも種々の高耐圧トランジスタの開発が行われている。特に、高耐圧トランジスタは、パンチスルー耐圧を確保する長いゲート長及びドリフト(電界緩和)領域としての低濃度不純物拡散領域が必要である等のために低耐圧トランジスタに比べサイズが非常に大きくなるという性質を有しており、従来、高耐圧トランジスタの装置規模の縮小化を図る技術が種々提案されている(例えば、下記特許文献1参照)。
図6は、下記特許文献1に開示されている高耐圧トランジスタ素子の概略断面構造図である。このような高耐圧トランジスタ素子の製造工程としては、まず、N型半導体基板101上の所定領域に素子分離絶縁膜106を形成し、所定の開口長及び深さで溝部109を形成する。次に、溝部109の内壁に沿ってゲート酸化膜107及びゲート電極105を成長させ、所定のゲート寸法にエッチングした後、ソース拡散領域102及びドレイン拡散領域103をP型の高濃度不純物イオン注入によって形成し、さらに、電界緩和領域(ピンチ抵抗層)104をドレイン103側の溝部109内壁にP型の低濃度不純物イオン注入によって形成する。電界緩和領域104は、ドレイン拡散領域103側の溝部109の内壁に沿うように形成される。
図6に示すような構成とすることで、ゲート電極105と電界緩和領域104が、それぞれ半導体基板1が備える溝部109の左右の側壁に各別に形成される。これによりソース拡散領域102及びドレイン拡散領域104の素子長をそれぞれ縮小化できるため、半導体装置全体の規模の拡大を一定程度に抑制することができる。
特開平2−15476号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法による場合、段差を有した状態でゲート電極105を加工する必要があるため、精度良く加工することが困難となり、歩留まりが悪化する可能性がある。また、かかる段差を有したゲート電極105に対してコンタクト接続を行う工程も困難性を極めるため、現実的なプロセスとは言えない。
さらに、図6の構造によれば、半導体基板101上において、素子分離絶縁膜106よりも低い位置にチャネル領域が形成されることとなるため、チャネル領域端における電界緩和効果が非常に小さくなり、耐圧低下及びリークパスとなる可能性が極めて高い。
本発明は、上記の問題点に鑑み、装置規模の拡大を最小限に抑制しながら、高い耐圧性を維持するとともに、現実的な製造プロセスの下で容易に製造が可能な半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る縦型MOSFETの製造方法は、
半導体基板上において、基板面に平行方向に相互に離間して、同基板表面から深さ方向に第1埋め込み絶縁膜及び第2埋め込み絶縁膜を形成する埋め込み絶縁膜形成工程と、
その後に、第1導電型の不純物イオンを注入して、少なくとも前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に挟まれた領域前記第1導電型のウェル領域を形成する第1イオン注入工程と、
その後に、注入条件を変化させて前記第1導電型とは異なる第2導電型の不純物イオン注入を複数回行うことにより、前記第1及び第2埋め込み絶縁膜の底面よりも深い位置から当該底面よりも浅く前記半導体基板の表面よりも深い位置に亘って前記第2導電型のドレイン領域を、前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に挟まれた領域内において前記第2ドレイン領域の上面よりも浅い位置から前記半導体基板の表面に亘って前記第2導電型の低濃度ソース領域を夫々形成すると共に、前記ドレイン領域と前記低濃度ソース領域に挟まれた位置に存在する前記ウェル領域によってチャネル領域を形成する第2イオン注入工程と、
その後に、所定領域をマスクした状態で前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に対して底面に前記ドレイン領域が露出するまで深さ方向にエッチング処理を施すことで、側面が全て前記第1埋め込み絶縁膜で形成された第1溝部と、前記第1埋め込み絶縁膜側の側面が深い位置から順に前記ドレイン領域、前記チャネル領域、及び前記低濃度ソース領域で形成され、前記第1埋め込み絶縁膜とは反対側の側面が前記第2埋め込み絶縁膜で形成された第2溝部とを形成する溝部形成工程と、
その後に、酸化処理を行って、少なくとも前記第2溝部の底面から、同溝部の前記第1埋め込み絶縁膜側の側面を介し、露出されている前記低濃度ソース領域の上面に亘ってゲート酸化膜を形成する酸化工程と、
その後に、底面に前記ドレイン領域が露出した前記第1溝部及び底面に前記ゲート酸化膜が露出した前記第2溝部を完全に充填するように導電性材料膜を全面に成膜した後、所定領域をマスクして深さ方向にエッチング処理を施すことで、前記第1溝部内を充填するドレイン電極、及び前記第2溝部内を充填し前記ドレイン電極とは水平方向に分断されたゲート電極を形成する電極形成工程と、
その後に、前記低濃度ソース領域の上面に存在する一部の前記ゲート酸化膜を除去して当該低濃度ソース領域の一部上面を露出させた状態で、前記第2イオン注入工程よりも高濃度の前記第2導電型の不純物イオンを注入して、前記低濃度ソース領域内の一部表面領域に高濃度ソース領域を形成する第3イオン注入工程と、を有することを特徴とする。
上記製造方法により製造された縦型MOSFETは、電界緩和領域として機能する低濃度ソース領域高濃度ソース領域に対して半導体基板面に直交する深さ方向に隣接して形成される。これにより、半導体基板面と平行な方向への占有面積の拡大を抑制しながら、半導体装置の耐圧性を高めることができる。
そして、この製造方法によれば、前記電極形成工程において、第1及び第2溝部を充填するように全面に導電性材料膜を埋め込んだ後、深さ方向にエッチング処理を施すことで水平方向に分断されたドレイン電極とゲート電極が形成される。つまり、従来構成のように、段差のある状態、すなわち半導体基板の基板面と平行でない方向に形成された電極に対するパターニング処理を行う必要が無いため、通常の加工方法による製造が可能である。従って、高い歩留まりを維持することが可能となる。
また、本発明に係る縦型MOSFETの製造方法は、上記特徴に加えて、前記第3イオン注入工程が、高濃度の前記第導電型の不純物イオンを全面に注入することで前記ドレイン電極及び前記ゲート電極を前記第導電型にドープする工程であることを別の特徴とする。
かかる構成とした場合、高濃度ソース領域の形成と同時に、ドレイン電極及びゲート電極に対して不純物イオンの注入を行うことができる。これにより、工程数を増加させることなくドレイン電極及びゲート電極を低抵抗化することができる。
また、本発明に係る縦型MOSFETの製造方法は、上記特徴に加えて、前記酸化工程が、露出された活性領域の全面を酸化する工程であって、前記酸化工程終了後、前記電極形成工程開始前に、前記第1溝部の底面に成膜された酸化膜を除去して前記第1溝部の底面に前記ドレイン領域を露出させる工程を有することを別の特徴とする。
また、本発明に係る縦型MOSFETの製造方法は、上記特徴に加えて、前記第3イオン注入工程終了後、全面に高融点金属膜を成膜した後、熱処理を行うことで、少なくとも前記高濃度ソース領域の上面、並びに前記ドレイン電極及び前記ゲート電極の上面にサリサイド層を形成するサリサイド形成工程を有することを別の特徴とする。
かかる構成とした場合、その後に形成される電極形成用プラグ(コンタクトプラグ)と、前記ドレイン電極、前記ゲート電極、高濃度ソース領域夫々との接触抵抗の低減化を図ることができる。
また、本発明に係る縦型MOSFETの製造方法は、上記特徴に加えて、前記第3イオン注入工程が、全面に絶縁膜を成膜した後エッチバック処理を施すことで、前記ドレイン電極及び前記ゲート電極の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成するとともに前記低濃度ソース領域の一部を露出させ、その後に不純物イオンの注入を行う工程であることを別の特徴とする。
かかる構成とした場合、工程を増加することなく、第3イオン注入工程で形成される高濃度ソース領域と、ドレイン電極並びにゲート電極とに一定の離間を確保することができる。
また、電極形成工程で成膜される前記導電性材料膜として、ポリシリコン膜を採用することができる。
なお、上記埋め込み絶縁膜形成を、この縦型MOSFETの外側に形成される周辺回路の素子分離絶縁膜の形成工程と同時に、第1及び第2埋め込み絶縁膜を形成する工程としても良い。この場合、例えばSTI法等の通常の素子分離絶縁膜形成工程を用いて周辺部の素子分離絶縁膜形成工程と同時に前記第1及び第2埋め込み絶縁膜を形成することができるため、他の周辺回路の製造プロセスとの整合性を高めることができる。
本発明の構成によれば、装置規模の拡大を最小限に抑制しながら、高い耐圧性を維持するとともに、現実的な製造プロセスの下で容易に製造が可能な縦型MOSFETを実現することができる。
以下において、本発明に係る縦型MOSFETの製造方法(以下、適宜「本発明方法」と称する)の実施形態について、図1〜図6の各図を参照して説明する。
図1〜図3の各図は、本実施形態において、縦型MOSFETを製造する際の各工程における概略断面図を模式的に示したものであり、工程毎に分けて図示している(紙面の都合上3図面に分けている)。また、図4は本実施形態の製造工程をフローチャートにしたものであり、以下の文中の各ステップ#1〜#16は図4に示されるフローチャートの各ステップを表すものとする。
なお、図1以下の各図に示される各概略断面構造図は、模式的に図示されたものであり、図面上の寸法比と実際の寸法比とは必ずしも一致するものではない。また、各工程で記載された膜厚の数値はあくまで一例であって、この値に限定されるものではない。
また、以下においては、縦型MOSFETがNチャネル型MOSトランジスタ素子を含む場合について説明を行うが、不純物種を替えて同様の方法で製造することにより、本発明装置をPチャネル型MOSトランジスタ素子を含む装置とすることが可能である。
まず、図1(a)に示すように、P型半導体基板2上に、公知のSTI(Shallow Trench Isolation)技術を用いて、第1埋め込み絶縁膜3a及び第2埋め込み絶縁膜3bを深さ500〜1500nm程度でそれぞれ相互に離間を有して形成する(ステップ#1)。なお、以下において、半導体基板2の所定領域にイオン注入を行う場合に、当該イオン注入が行われた領域を、イオン注入を行っていない領域と区別するために異なった名称及び符号を用いて称するが、両領域を区別しない場合には、混同の生じない範囲内で「半導体基板2」と総称する。
次に、図1(b)に示すように、不純物イオン注入用のスルー酸化膜4を膜厚10〜30nmで形成した後、P型不純物イオン(例えばBイオン)の注入並びに熱処理を施して、ウェル領域5を形成する(ステップ#2)。
次に、図1(c)に示すように、低濃度N型不純物イオン(例えばPイオン)を2段階に分けて注入し、熱処理を行うことで、第1及び第2埋め込み絶縁膜に挟まれた領域内に低濃度不純物拡散領域6及び7をそれぞれ形成する(ステップ#3)。なお、イオン注入条件の一例としては、50〜200keV程度の注入エネルギで低濃度不純物拡散領域7を形成し、0.8〜1.2MeV程度の注入エネルギで低濃度不純物拡散領域6を形成する。その後、スルー酸化膜4を除去する。以下、低濃度不純物拡散領域6を「ドレイン領域6」と、低濃度不純物拡散領域7を「低濃度ソース領域7」と夫々称する。
図1(c)に示すように、ドレイン領域6は第1及び第2埋め込み絶縁膜(3a,3b)の底面よりも深い位置から当該底面よりも浅く半導体基板2の表面よりも深い位置に亘って形成される。また、低濃度ソース領域7は、第1及び第2埋め込み絶縁膜(3a,3b)に挟まれた領域内において、ドレイン領域6の上面よりも浅い位置から半導体基板2の表面位置に亘って形成される。つまり、第1及び第2埋め込み絶縁膜(3a,3b)に挟まれた領域内には、依然としてドレイン領域6と低濃度ソース領域7に挟まれた位置に、ステップ#2で形成されたウェル領域5が残存している。この位置におけるウェル領域5を「チャネル領域5a」と称する。
つまり、ステップ#3によって、半導体基板2上において、第1埋め込み絶縁膜3a及び第2埋め込み絶縁膜3bに挟まれた領域r1(図1(c))内では、第1埋め込み絶縁膜3aの底面よりも深い位置から半導体基板の上面に向かって、順次、ドレイン領域6、ウェル領域5(チャネル領域5a)低濃度ソース領域7が形成されることとなる。
次に、図1(d)に示すように、公知のフォトリソグラフィ技術を用いて第1埋め込み絶縁膜3a及び第2埋め込み絶縁膜3b上の所定領域を開口したレジスト8を形成する(ステップ#4)。なお、レジスト8は、第1埋め込み絶縁膜3a及び第2埋め込み絶縁膜3bによって挟まれている半導体基板2の上面のうち、第2埋め込み絶縁膜3b側の基板面の一部を覆わないように形成する。すなわち、図1(d)において、レジスト8によって形成される開口部10a、10bのうち、開口部10aについては、第1埋め込み絶縁膜3aの一部領域上方のみが開口されることで形成されるのに対し、開口部10bについては、第2埋め込み絶縁膜3bの一部領域及び低濃度ソース領域7の一部領域の上方を開口して形成される。言い換えれば、本ステップ#4によって、開口部10aの底面には第1埋め込み絶縁膜3aの一部上面が露出され、開口部10bの底面には第2埋め込み絶縁膜3bの一部上面及び低濃度ソース領域7の一部上面が露出される。
次に、図1(e)に示すように、公知のドライエッチング技術により、レジスト8によってマスクされていない領域内の両絶縁膜3a、3bをエッチングし、底面にドレイン領域6が露出するまで貫通するように開口して、第1溝部11a及び第2溝部11bを形成する(ステップ#5)。その後、レジスト8を剥離する。
このとき、上述したように、ステップ#4において開口部10bを介して一部の低濃度ソース領域7が露出されている。このため、本ステップ#5によって形成される第2溝部11bは、第1埋め込み絶縁膜10a側の側面については、深い位置から順にドレイン領域6、チャネル領域5a、及び低濃度ソース領域7で形成され、第1埋め込み絶縁膜10aとは反対側の側面については第2埋め込み絶縁膜3bで形成される。なお、底面はドレイン領域6で形成される。
一方、ステップ#4において開口部10aを介して露出されているのは第1埋め込み絶縁膜3aのみであ。従って、本ステップ#5によって、形成される第1溝部11aは、側面全体が第1埋め込み絶縁膜3aで形成される。なお、底面はドレイン領域6で形成される。
すなわち、本ステップ#5によって、第1溝部11aの底面、並びに第2溝部11bの底面及び一部の内側面において半導体基板2上の活性領域が露出されることとなる
次に、図1(f)に示すように、850〜950℃程度の温度条件で酸素雰囲気下とすることで、露出された活性領域に対して酸化を行い、膜厚20〜50nm程度のシリコン酸化膜を形成する(ステップ#6)。すなわち、本ステップ#6によって、第1溝部11aの底面にシリコン酸化膜13aが形成される。また、第2溝部11bの底面から、同溝部の第1埋め込み絶縁膜11a側の側面に露出された半導体基板2の活性領域(深い位置からドレイン領域6,チャネル領域5a,低濃度ソース領域7からなる積層構造)を介して、露出されている低濃度ソース領域7の上面位置に亘って、シリコン酸化膜13bが形成される。さらに、両埋め込み絶縁膜3a及び3bによって挟まれていない領域内における半導体基板2の上面位置において、シリコン酸化膜13cが形成される。以下では、シリコン酸化膜13bを「ゲート酸化膜13b」と称する。
次に、図2(a)に示すように、第1溝部11aの底面に形成されたシリコン酸化膜13aをエッチング除去し、同底面にドレイン領域6を露出させる(ステップ#7)。
次に、図2(b)に示すように、全面に導電性材料膜14を膜厚100〜400nm程度でCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)法により成膜する(ステップ#8)。このとき、導電性材料膜14の膜厚を、両溝部11a及び11bの孔径の1/2程度以上の膜厚とすることで、導電性材料膜14の成膜表面の平坦性を高めることができる。なお、ここでは、本ステップで成膜する導電性材料膜としては、例えばポリシリコン膜を利用することができる。
なお、本ステップ#8によって、第1溝部11a及び第2溝部11bが充填され、この結果溝構造は消滅する。このため、ステップ#9以後において「第1溝部11a」並びに「第2溝部11b」と記載した場合には、それぞれ導電性材料膜14によって充填される前に形成されていた第1溝部11a、及び第2溝部11bを指すものであることを確認のために明記しておく。
次に、図2(c)に示すように、公知のフォトリソグラフィ技術を用いてポリシリコン膜14上の所定領域を開口したレジスト15を形成する(ステップ#9)。なお、レジスト15は、少なくとも第1溝部11a並びに第2溝部11bの形成領域(図2(a)参照)上方を覆い、且つ、これらの溝部11a及び11bによって挟まれた一部領域の上方、つまり低濃度ソース領域7の一部上方(領域r4)については覆わないように形成する。
次に、図2(d)に示すように、公知のドライエッチング技術により、レジスト15によってマスクされていない領域内の導電性材料膜14を、半導体基板2の基板面に直交する方向(以下、適宜「深さ方向」と記載)にエッチングする(ステップ#10)。本ステップ#10によって、導電性材料膜14が、第1溝部11a内を充填するドレイン電極14aと、第2溝部11b内を充填するゲート電極14bに分断される。その後、レジスト15を剥離する。
次に、図2(e)に示すように、膜厚100〜300nm程度の絶縁膜16をCVD法により全面に成膜する(ステップ#11)。ここでは、絶縁膜16としてシリコン酸化膜を採用し、以下では、適宜「シリコン酸化膜16」と記載する。
次に、図3(a)に示すように、シリコン酸化膜16の全面に対してエッチバックを行うことにより、ドレイン電極14aの側壁にサイドウォール絶縁膜16a、ゲート電極14bの側壁にサイドウォール絶縁膜16bをそれぞれ形成する(ステップ#12)。なお、本ステップ#12によって、両サイドウォール絶縁膜16a及び16bに挟まれた領域内の酸化膜(16,13b)は完全に除去されて、当該領域内では低濃度ソース領域7が露出する。また、本ステップ#11によって、両埋め込み絶縁膜3a及び3bによって挟まれていない領域内の半導体基板2の上層に形成されていたシリコン酸化膜16についても完全に除去されて、半導体基板2(ウェル領域5)が露出する。
次に、図3(b)に示すように、高濃度N型不純物イオン(例えばPイオン、Asイオン等)を注入し、800℃〜900℃程度の温度条件下で10〜30分程度熱処理を施す(ステップ#13)。本ステップ#13によって、両埋め込み絶縁膜3a及び3bによって挟まれていない領域内に高濃度不純物拡散領域17aが形成され、領域r1内においてサイドウォール絶縁膜16aと16bに挟まれた位置に露出している低濃度ソース領域7の上面に高濃度不純物拡散領域17b(以下、「高濃度ソース領域17b」と記載)が形成される。また、ドレイン電極14a及びゲート電極14bに対しても、N型不純物イオンが注入される。
次に、図3(c)に示すように、ドレイン電極14a及びゲート電極14bの上面にそれぞれサリサイド層18a及び18bを形成し、高濃度不純物拡散領域17a及び高濃度ソース領域17bの上面にそれぞれサリサイド層18c及び18dを形成する(ステップ#14)。具体的には、全面に高融点金属(Co、Ti等)をスパッタ法によって10〜30nm程度成膜した後、450℃〜550℃程度の温度条件下でRTA処理(Rapid Thermal Annealing:急速熱処理)を施してシリサイド化し、その後、未反応の高融点金属膜を除去し、その後、再び600〜850℃程度の温度条件下でRTA処理を施す。
次に、図3(d)に示すように、全面に層間絶縁膜19を膜厚1000〜1500nm程度でCVD法により成膜した後、公知のCMP法(Chemical Mechanical Polishing:化学的機械的研磨)法を用いて表面を平坦化する(ステップ#15)。
次に、図3(e)に示すように、公知の技術により、サリサイド層18a、18b18dと各別に電気的に接続するようにコンタクトプラグ21a、21b、21dを形成した後、このコンタクトプラグ21a、21b、21dと各別に電気的に接続するように配線電極22a、22b、22dを形成する(ステップ#16)。
具体的には、まず、サリサイド層18a、18b、18dの一部領域の上方に係る層間絶縁膜19を公知のフォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて開口した後、開口領域を完全に充填するように高融点金属で構成されるコンタクト材料膜(W等)を充填し、層間絶縁膜19の上面が露出するまでエッチバックすることでコンタクトプラグ21a、21b、21dを形成する。その後、スパッタ法によって所定の電極材料膜(AlSi若しくはAlCu等、又はこれらと高融点金属(Ti若しくはTiN等)との積層膜)を膜厚400〜1000nm程度成膜した後、所定のパターン形状でパターニング処理を行って、配線電極22a、22b、22dを形成する。
図5は、上記ステップ#1〜#16を経て形成された本発明装置の概略平面構造図(a)及び概略断面構造図(b)である。なお、図5(b)は、図3(e)と同一の図面であり、図5(a)は、説明の都合上一部の構成要素を省略して表記している。
図5に示されるように、半導体基板2上において、埋め込み絶縁膜3a及び3bに挟まれた領域内において、深い位置からN型のドレイン領域6,P型のチャネル領域5a,N型の低濃度ソース領域7,N型の高濃度ソース領域17bが順に形成されている。そして、ドレイン領域6は、ドレイン電極14aとは接触しつつ、ゲート電極14bとはゲート酸化膜13bによって隔てられている。ゲート電極14bは、チャネル領域5a、低濃度ソース領域7ともゲート酸化膜13bによって隔てられている。
すなわち、上述した本発明方法によれば、図5に示すように、ゲート電極14b、ゲート酸化膜13b、高濃度ソース領域17b及び低濃度ソース領域7、チャネル領域5a、ドレイン領域6を備える縦型MOSFETを実現することができる。そして、高濃度ソース領域17b及び電気的に接続されるサリサイド層18dがソース電極として機能し、ドレイン領域6と電気的に接続されるドレイン電極14a及びサリサイド層18aがドレイン電極として機能する。
図5に示す縦型MOSFETの場合、不純物拡散領域6及び7、不純物拡散領域17bよりも低濃度領域となるが、形成領域の幅及び深さを十分に確保することができる点で、不純物拡散領域6側の方が、電界緩和領域としての機能を十分に発揮することができる。従って、純物拡散領域6を「ドレイン領域」とし、純物拡散領域7を「ソース領域」とする縦型MOSFETが実現される。即ち、図5(b)に示すように、本発明方法によって製造される縦型MOSFETは上下が非対称に構成されているため、ドレイン領域とソース領域とを入れ替えることができない構造である。
図5に示す縦型MOSFETのような構造とすることで、ステップ#3に係るイオン注入工程における注入条件を適宜変更することにより、電界緩和領域としてのドレイン領域6の形成幅、深さ、及び濃度を自由に選択することができるため、製造時の自由度が向上する。言い換えれば、耐圧性や寸法等の制約条件に応じたMOSトランジスタを自在に実現することができる。
本発明方法によって製造される縦型MOSFETは、電界緩和領域として機能する低濃度のドレイン領域6及び低濃度ソース領域7を半導体基板2の基板面に直交する方向(深さ方向)に配列するとともに、低濃度ソース領域7に接触して高濃度ソース領域17bを形成する。これにより、高濃度ソース領域17b及び低濃度ソース領域7、並びにドレイン領域6によってソース・ドレイン対を形成するとともに、ドレイン領域6及び低濃度ソース領域7が低濃度領域で形成されることで電界緩和機能も奏することができる。そして、このソース・ドレイン対と、これらに挟まれる位置に形成されるチャネル領域5aに対してゲート酸化膜13bを隔てて対向するように半導体基板2の深さ方向にゲート電極14bを形成することで、半導体基板2に平行な方向への占有面積の拡大を抑制することができる。
また、ゲート電極14bの形成に際しては、図2(d)及びステップ#10に示すように、半導体基板2の基板面に直交する方向にエッチング処理を行うことで形成できる。従って、上記特許文献1に記載のように、段差のある状態、すなわち、半導体基板2の基板面と平行でない方向に形成された電極に対するパターニング処理を行う必要が無いため、簡易な工程で実現が可能である。さらに、各電極とのコンタクト接続を行うに際しても、図3(e)に示すように、半導体基板2の基板面に平行に形成されたサリサイド層と接触するように通常のコンタクトプラグ形成工程によってコンタクトプラグを形成すれば良く、特許文献1に記載のように、半導体基板2の基板面と平行でない方向に形成された電極に対してコンタクト接続を行う必要がない。これにより、簡易な工程のみによって高耐圧トランジスタを含む半導体装置を実現することができる。
さらに、本発明方法によって製造される縦型MOSFETによれば、チャネル領域5aが、素子分離絶縁膜と同様の工程により形成される両埋め込み絶縁膜3a及び3bに挟まれた領域に形成される。このため、素子分離絶縁膜よりも低い位置にチャネル領域が形成される構成である特許文献1と比較して、チャネル領域端においても高い電界緩和効果を実現することができ、高い耐圧性能を示すトランジスタを実現することができる。
また、ステップ#13に係る高濃度不純物イオン注入工程によって、半導体基板2のみならずドレイン電極14a及びゲート電極14bにも高濃度不純物イオンが注入される(図3(b)参照)。これにより、高濃度ソース領域17bの形成と同時に両電極14a及び14bの低抵抗化が図られる。更には、両電極14a及び14b、並びに高濃度ソース領域17bの上面にサリサイド層が形成されることで、コンタクト抵抗の低抵抗化が図られる。
以下に別実施形態につき、説明する。
〈1〉 上述した実施形態において、ステップ#8で成膜する導電性材料膜(ゲート電極材料となる材料膜)をポリシリコン膜14として説明したが、当該工程で成膜する材料膜としては、ゲート電極膜として利用可能な材料膜であればポリシリコン膜に限定されるものではない。
〈2〉 上述した実施形態において、ステップ#3によって形成される不純物拡散領域6及び7を何れも低濃度不純物拡散領域であるとして説明をしたが、少なくとも不純物拡散領域7が低濃度であれば電界緩和効果を実現することができる。しかし、高い耐圧性能を実現するためには、上記実施形態のように、両拡散領域とも低濃度の不純物拡散領域で実現することが好ましい。
〈3〉 上述した実施形態において、ドレイン領域6は、両埋め込み絶縁膜3a及び3bの直下を含む領域に形成される構成としたが(図5(b)参照)、少なくとも第1埋め込み絶縁膜3aの直下並びにゲート酸化膜13bの直下を含む領域に形成されていれば良い。言い換えれば、ステップ#5に係る溝部形成工程の終了時において、ドレイン領域6が、残存する第2埋め込み絶縁膜3bの直下には形成されないが、第2溝部11bの底面には露出している構成であっても構わない。
〈4〉 上述した実施形態において、低濃度ソース領域7とドレイン領域6に挟まれたチャネル領域5aが、ウェル領域5によって実現されるものとしたが、半導体基板の導電型を利用してチャネル領域を構成することも可能である。すなわち、半導体基板2がP型基板であって、この基板の導電型を利用してチャネル領域を実現する場合には、ステップ#2に係るウェル注入工程が不要となる。
本発明に係る半導体装置の製造方法の工程毎の概略断面構造図(1) 本発明に係る半導体装置の製造方法の工程毎の概略断面構造図(2) 本発明に係る半導体装置の製造方法の工程毎の概略断面構造図(3) 本発明に係る可変抵抗素子の製造方法に係る製造工程を示すフローチャート 本発明に係る半導体装置の概略構造図 従来の高耐圧トランジスタ素子の概略断面構造図
2: 半導体基板
3a: 第1埋め込み絶縁膜
3b: 第2埋め込み絶縁膜
4: スルー酸化膜
5: ウェル領域
5a: チャネル領域
6: ドレイン領域
7: 低濃度ソース領域
8: レジスト
10a、10b: レジストの開口部
11a: 第1溝部
11b: 第2溝部
13a: シリコン酸化膜
13b: ゲート酸化膜
13c: シリコン酸化膜
14: 導電性材料膜
14a: ドレイン電極
14b: ゲート電極
15: レジスト
16: シリコン酸化膜
16a、16b: サイドウォール絶縁膜
17a: 高濃度不純物拡散領域
17b: 高濃度ソース領域
18a、18b、18c、18d: サリサイド層
19: 層間絶縁膜
21a、21b、21d: コンタクトプラグ
22a、22b、22d: 配線電極
r1: 領域
r2、r4: 領域
101: 半導体基板
102: ソース拡散領域
103: ドレイン拡散領域
104: 電界緩和領域
105: ゲート電極
106: 素子分離絶縁膜
107: ゲート酸化膜
109: 溝部

Claims (8)

  1. 縦型MOSFETの製造方法であって、
    半導体基板上において、基板面に平行方向に相互に離間して、同基板表面から深さ方向に第1埋め込み絶縁膜及び第2埋め込み絶縁膜を形成する埋め込み絶縁膜形成工程と、
    その後に、第1導電型の不純物イオンを注入して、少なくとも前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に挟まれた領域前記第1導電型のウェル領域を形成する第1イオン注入工程と、
    その後に、注入条件を変化させて前記第1導電型とは異なる第2導電型の不純物イオン注入を複数回行うことにより、前記第1及び第2埋め込み絶縁膜の底面よりも深い位置から当該底面よりも浅く前記半導体基板の表面よりも深い位置に亘って前記第2導電型のドレイン領域を、前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に挟まれた領域内において前記ドレイン領域の上面よりも浅い位置から前記半導体基板の表面に亘って前記第2導電型の低濃度ソース領域を夫々形成すると共に、前記ドレイン領域と前記低濃度ソース領域に挟まれた位置に存在する前記ウェル領域によってチャネル領域を形成する第2イオン注入工程と、
    その後に、所定領域をマスクした状態で前記第1及び第2埋め込み絶縁膜に対して底面に前記ドレイン領域が露出するまで深さ方向にエッチング処理を施すことで、側面が全て前記第1埋め込み絶縁膜で形成された第1溝部と、前記第1埋め込み絶縁膜側の側面が深い位置から順に前記ドレイン領域、前記チャネル領域、及び前記低濃度ソース領域で形成され、前記第1埋め込み絶縁膜とは反対側の側面が前記第2埋め込み絶縁膜で形成された第2溝部とを形成する溝部形成工程と、
    その後に、酸化処理を行って、少なくとも前記第2溝部の底面から、同溝部の前記第1埋め込み絶縁膜側の側面を介し、露出されている前記低濃度ソース領域の上面に亘ってゲート酸化膜を形成する酸化工程と、
    その後に、底面に前記ドレイン領域が露出した前記第1溝部及び底面に前記ゲート酸化膜が露出した前記第2溝部を完全に充填するように導電性材料膜を全面に成膜した後、所定領域をマスクして深さ方向にエッチング処理を施すことで、前記第1溝部内を充填するドレイン電極、及び前記第2溝部内を充填し前記ドレイン電極とは水平方向に分断されたゲート電極を形成する電極形成工程と、
    その後に、前記低濃度ソース領域の上面に存在する一部の前記ゲート酸化膜を除去して当該低濃度ソース領域の一部上面を露出させた状態で、前記第2イオン注入工程よりも高濃度の前記第2導電型の不純物イオンを注入して、前記低濃度ソース領域内の一部表面領域に高濃度ソース領域を形成する第3イオン注入工程と、を有する縦型MOSFETの製造方法。
  2. 前記第3イオン注入工程が、高濃度の前記第導電型の不純物イオンを全面に注入することで前記ドレイン電極及び前記ゲート電極を前記第導電型にドープする工程であることを特徴とする請求項に記載の縦型MOSFETの製造方法。
  3. 前記酸化工程が、露出された活性領域の全面を酸化する工程であって、
    前記酸化工程終了後、前記電極形成工程開始前に、前記第1溝部の底面に成膜された酸化膜を除去して前記第1溝部の底面に前記ドレイン領域を露出させる工程を有することを特徴とする請求項又はに記載の縦型MOSFETの製造方法。
  4. 前記第3イオン注入工程終了後、全面に高融点金属膜を成膜した後、熱処理を行うことで、少なくとも前記高濃度ソース領域の上面、並びに前記ドレイン電極及び前記ゲート電極の上面にサリサイド層を形成するサリサイド形成工程を有することを特徴とする請求項の何れか1項に記載の縦型MOSFETの製造方法。
  5. 前記サリサイド形成工程の終了後、全面に前記層間絶縁膜を形成した後、前記ドレイン電極、前記ゲート電極、及び前記高濃度ソース領域の夫々に電気的に接続する前記コンタクトプラグを形成する工程を有することを特徴とする請求項4に記載の縦型MOSFETの製造方法。
  6. 前記第3イオン注入工程が、全面に絶縁膜を成膜した後エッチバック処理を施すことで、前記ドレイン電極及び前記ゲート電極の側壁に夫々サイドウォール絶縁膜を形成するとともに前記低濃度ソース領域の一部を露出させ、その後に不純物イオンの注入を行う工程であることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の縦型MOSFETの製造方法。
  7. 前記埋め込み絶縁膜形成工程が、前記第1埋め込み絶縁膜及び前記第2埋め込み絶縁膜の形成と同時に、前記半導体基板上の前記第1埋め込み絶縁膜及び前記第2埋め込み絶縁膜で特定される領域の外側において素子分離絶縁膜を形成する工程であることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の縦型MOSFETの製造方法。
  8. 前記電極形成工程において成膜される前記導電性材料膜がポリシリコン膜であることを特徴とする請求項の何れか1項に記載の縦型MOSFETの製造方法。
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