JP4745189B2 - 帯域通過フィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、遅延等化機能を有しつつ、急峻な減衰特性を有する帯域通過フィルタに関する。
従来の帯域通過フィルタにおいては、減衰域にて通過量が理論上0となるいわゆる減衰極を形成することにより、減衰特性の急峻化を図ることを目的として、同フィルタを構成する共振器群のうち、非隣接共振器間を負の結合係数により結合させていた。
図9は、従来の帯域通過フィルタの構成図である。この図9の帯域通過フィルタは、外部導体501、隔壁502、副結合回路を構成する容量素子503、副結合回路を構成するループ状素子504、505、同軸共振器511〜518、内部導体531〜538、および入出力端子551a、551bを備えている。
この従来の帯域通過フィルタは、計8個の共振器からなる共振器群がコの字型に折り返し配置された回路構成を有しており、共振器513と516、512と517、511と518のそれぞれは、副結合、別の呼称でいえば「飛び越し結合」している。これらの副結合において、コの字型経路に沿った共振器間の結合係数とは逆極性の、いわゆる「負性結合」を適宜持たせることにより、フィルタ全体の特性において、減衰極の形成や群遅延等化を施すことが可能となることがよく知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−22403号公報
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。
帯域通過フィルタは、一般に、同一形状の共振器を複数個用いて、それらを互いに近接配置することにより電磁結合させることで構成される。しかしながら、同一形状の共振器を単に近接させるだけでは、一般に、正の結合係数しか得ることができない。
従来の帯域通過フィルタにおいては、前述の共振器間を負の結合係数にて適宜結合させることで、減衰極の形成や遅延等化といった、より高いフィルタ機能を持たせていた。しかしながら、負の結合係数を実現するためには、図9に示したような容量素子503やループ状素子504、505といった部品を用いることで、結合に寄与する電磁界の位相を反転させなければならない。従って、フィルタ製造にあたり、このような別部品が必要となってしまい、フィルタ製造における部品点数が増加してしまうという問題があった。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、共振器間の負の結合係数を一切用いることなく減衰極を形成し、かつ遅延等化までも行う簡素かつ高性能な帯域通過フィルタを得ることを目的とする。
本発明に係る帯域通過フィルタは、互いに結合する複数個の共振器が行方向に一列に配置された第1の共振器群に対して、2行×3列に配置された計6個の共振器が互いに結合する第2の共振器群を行方向で結合したものであり、前記第1の共振器群に含まれる行方向に一列に配置された共振器の中の一端の共振器と、前記第2の共振器群に含まれる2行×3列に配置された計6個の共振器の中の1行1列目の共振器とを結合させ、前記第1の共振器群に含まれる行方向に一列に配置された共振器の中の他端の共振器と、前記第2の共振器群に含まれる2行×3列に配置された計6個の共振器の中の2行1列目の共振器とに入出力端子を接続した構成を備える帯域通過フィルタであって、前記第1の共振器群および前記第2の共振器群を構成する共振器がすべて同一形状を有し、かつ、前記第1の共振器群および前記第2の共振器群に含まれる各共振器が互いに隣接する行および列にある共振器と全て同一極性の結合係数により結合されるものである。

本発明によれば、同一形状を有する複数個の共振器で構成されるとともに、ある特定のレイアウトで配置された共振器群を複数個の共振器の構成要素として含むように帯域通過フィルタを構成し、各共振器間を同一極性の結合係数により結合することにより、共振器間の負の結合係数を一切用いることなく減衰極を形成し、かつ遅延等化までも行う簡素かつ高性能な帯域通過フィルタを得ることができる。
以下、本発明の帯域通過フィルタの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
本発明の帯域通過フィルタは、同一形状を有する複数個の共振器で構成されるとともに、2行×3列に配置された計6個の共振器からなる共振器群を複数個の共振器の構成要素として含み、このような特定のレイアウトで配置された共振器群に含まれる各共振器が互いに隣接する行および列にある共振器と全て同一極性の結合係数により結合され、かつ共振器群を除く残りの共振器同士もまた同一極性の結合係数により結合されることを特徴とするものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による帯域通過フィルタを示す図である。この図1の帯域通過フィルタは、金属筐体101、金属ネジ102、支持台103、複数の誘電体共振器111〜120、結合窓131〜141、および同軸線路プローブ151a、151bを備えている。
ここで、複数の誘電体共振器111〜120は、全て同一の形状を有する。また、これらの中の6個の誘電体共振器115〜120は、共振器群を構成する2行×3列に配置された計6個の共振器であり、特定のレイアウトで配置された共振器群に相当する。
また、金属ネジ102は、誘電体共振器111〜120の共振周波数を調整するためのネジである。また、支持台103は、誘電体共振器111〜120を固定するための低誘電率素材である。また、同軸線路プローブ151a、151bは、フィルタの最外端にある2つの誘電体共振器111および120を励振し、フィルタの入出力端子となるプローブである。
さらに、金属筐体101には、誘電体共振器111〜120を電磁結合させるための結合窓131〜141が設けられている。特に、2行×3列に配置された誘電体共振器115〜120による共振器群においては、隣接する行、列にある共振器が互いに電磁結合するように、結合窓135〜141が設けられている。
次に、このような構成を有する本実施の形態1による帯域通過フィルタの動作について説明する。この帯域通過フィルタを構成する共振器は、全てTE01δモードで共振し、共振器間は、磁界により結合するため、その結合係数は、全て正となる。図2は、本発明の実施の形態1による帯域通過フィルタの等価回路を示す図である。図2に示すように、帯域通過フィルタは、一般に、複数個の共振器を互いに結合させ、さらに、いずれかの共振器に入出力端子を結合させることにより構成される。
そして、フィルタの通過特性は、各共振器間の結合度を表す結合係数、および入出力端子と共振器間の結合度に対応するパラメータである外部Qにより決定される。本実施の形態1においては、共振器間の結合係数が全て同一極性となっており、共振器間の電磁結合は、全て磁界結合となる。
図3は、本発明の実施の形態1における図2の等価回路を複数の要素機能回路に概念的に分解した図である。この図3に示すように、本実施の形態1による帯域通過フィルタは、A部、B部、C部によって構成されると見なすことができる。ここで、A部は、複数個の共振器が一列に配置されて本フィルタの中心をなす部分である。また、B部は、A部に含まれる共振器に接続された分枝とみなせる2つの共振器群からなる部分である。さらに、C部は、A部に含まれる共振器とともに、計4個の互いに結合する共振器群からなる部分である。
図4aは、本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のA部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。この図4aに示す回路構成は、一般に広く用いられるRF帯のチェビシェフ形フィルタと同一のものであり、その特性も、図4aに示すように、チェビシェフ形フィルタに準じたものとなる。つまり、通過特性は、単峰性の周波数特性を呈し、群遅延特性は、凹型の周波数特性を呈する。
一方、図4bは、本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のB部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。B部は、互いに結合する2つの共振器が、入出力信号が伝搬する主経路上にある共振器に対して結合したものと見なすことができる。互いに結合する2つの共振器は、一般に、そのインピーダンスの零点、あるいは極が周波数軸上で2つ生じることを考えると、B部の通過特性は、図4bに示すように、2つの減衰極を呈することが理解される。
また、図4cは、本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のC部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。C部の回路は、前述したA部の回路にて共振器の個数を4としたうえで、入出力端の共振器間のいわゆる飛び越し結合を付加したものと見なすことができる。C部のような回路は、その飛び越し結合の結合係数が負となる場合には、通過特性に減衰極が形成され、群遅延特性は、凹型の周波数特性となる。一方、その結合係数が正の場合には、通過特性の周波数選択性が劣化するものの、群遅延特性は、凸型の特性を呈するようになる。
最終的に、本実施の形態1による帯域通過フィルタの特性は、図4a〜図4cに示した各特性を重ね合わせたようになると近似的に考えることができる。したがって、本実施の形態1に含まれる2行×3列に配置した計6個の共振器からなる共振器群は、減衰極の形成と遅延等化器としての役割を果たしているといえる。このことを、図5、6を用いて、次に説明する。
図5は、本発明の実施の形態1の図2に示す等価回路におけるパラメータの数値例をまとめたものである。また、図6は、本発明の実施の形態1の通過帯域フィルタに対して図5に示すパラメータ値を用いたときの通過、反射特性および群遅延特性を示した図である。なお、ここでのパラメータは、結合係数kと外部Qである。
この図6において、実線は、本発明の通過帯域フィルタの周波数特性を示し、破線は、従来のチェビシェフ形フィルタの周波数特性を示している。この図6に示したように、本実施の形態1による帯域通過フィルタによれば、共振器間の負の結合係数を一切用いることなく減衰極が形成されるとともに、群遅延偏差の平坦性も改善されていることがわかる。
以上のように、実施の形態1によれば、複数個の共振器として、同一形状を有する誘電体共振器を用いるとともに、2行×3列に配置され、その結合経路が格子形状をなす計6個の誘電体共振器からなる共振器群を複数個の共振器の構成要素として含み、このような特定のレイアウトで配置された共振器群ならびにそれ以外の全ての誘電体共振器間における結合係数を正として帯域通過フィルタを構成することにより、減衰極と遅延等化機能を有する高性能な帯域通過フィルタを得ることができる。
さらに、一般に、別部品を用いることで実現する必要がある負の共振器間結合係数が一切不要となるため、フィルタ製造時の部品点数の増加を回避し、回路構成の簡素化を図ることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1においては、複数個の共振器として誘電体共振器を用いた帯域通過フィルタについて説明した。本実施の形態2においては、誘電体共振器の代わりに同軸線路共振器を用いた帯域通過フィルタについて説明する。
図7は、本発明の実施の形態2による帯域通過フィルタを示す図である。この図7の帯域通過フィルタは、金属筐体201、金属ネジ202、複数の同軸線路共振器211〜220、結合窓231〜241、および同軸線路プローブ251a、251bを備えている。
ここで、複数の同軸線路共振器211〜220は、全て同一の形状を有する。また、これらの中の6個の同軸線路共振器215〜220は、共振器群を構成する2行×3列に配置された計6個の共振器であり、特定のレイアウトで配置された共振器群に相当する。
また、金属ネジ202は、同軸線路共振器211〜220の共振周波数を調整するためのネジである。また、同軸線路プローブ251a、251bは、フィルタの最外端にある2つの同軸線路共振器211および220を励振し、フィルタの入出力端子となるプローブである。
さらに、金属筐体201には、同軸線路共振器211〜220を電磁結合させるための結合窓231〜241が設けられている。特に、2行×3列に配置された同軸線路共振器215〜220による共振器群においては、隣接する行、列にある共振器が互いに電磁結合するように、結合窓235〜241が設けられている。
次に、このような構成を有する本実施の形態2による帯域通過フィルタの動作について説明する。本実施の形態2においては、複数個の共振器として、先の実施の形態1で用いた誘電体共振器の代わりに同軸線路共振器を用いており、いわゆるコムラインフィルタとして構成したものである。このようなコムラインフィルタにおいては、それぞれの同軸線路共振器間が磁界結合することから、本実施の形態2における共振器間の結合は、全て正となる。
さらに、本実施の形態2は、先の実施の形態1と同様に、2行×3列の互いに結合した共振器群を含むことから、前述した動作原理と同様に、本実施の形態2もまた、共振器間の負の結合係数を一切用いることなく、減衰極の形成と遅延等化を実現できることになる。
以上のように、実施の形態2によれば、複数個の共振器として、同一形状を有する同軸線路共振器を用いるとともに、2行×3列に配置され、その結合経路が格子形状をなす計6個の同軸線路共振器からなる共振器群を複数個の共振器の構成要素として含み、このような特定のレイアウトで配置された共振器群ならびにそれ以外の全ての同軸線路共振器をコムライン状に配置し、それらの間における結合係数を正として帯域通過フィルタを構成することにより、減衰極と遅延等化機能を有する高性能な帯域通過フィルタを得ることができる。
さらに、一般に、別部品を用いることで実現する必要のある負の共振器間結合係数が一切不要となるため、フィルタ製造時の部品点数の増加を回避し、回路構成の簡素化を図ることができる。
なお、上述の図7は、同軸線路を用いた場合について例示しているが、同軸線路の代わりにサスペンデッド線路を用いることも可能である。さらに、コムラインフィルタとして構成するのではなく、インターディジタルフィルタとして構成することも可能である。
実施の形態3.
先の実施の形態1においては、複数個の共振器として誘電体共振器を用いた帯域通過フィルタについて説明した。また、先の実施の形態2においては、複数個の共振器として同軸線路共振器を用いた帯域通過フィルタについて説明した。次に、本実施の形態3においては、複数個の共振器として導波管共振器を用いた帯域通過フィルタについて説明する。
図8は、本発明の実施の形態3による帯域通過フィルタを示す図である。この図8の帯域通過フィルタは、円筒導波管からなるTE011モード共振器311〜317、結合窓331〜338、339a、339b、および矩形導波管351a、351bを備えている。
ここで、複数のTE011モード共振器311〜317は、全て同一の形状を有する。また、これらの中の6個のTE011モード共振器212〜217は、共振器群を構成する2行×3列に配置された計6個の共振器であり、特定のレイアウトで配置された共振器群に相当する。
また、矩形導波管351a、351bは、フィルタの最外端にある2つのTE011モード共振器311および317を励振し、フィルタの入出力端子となる。そして、TE011モード共振器311と矩形導波管351a、およびTE011モード共振器317と矩形導波管351bのそれぞれは、壁面に設けられたそれぞれの結合窓339a、339bにより電磁結合されている。
さらに、TE011モード共振器311〜317の壁面には、TE011モード共振器311〜317を電磁結合させるための結合窓331〜338が設けられている。特に、2行×3列に配置されたTE011モード共振器312〜317による共振器群においては、隣接する行、列にある共振器が互いに電磁結合するように、結合窓332〜338が設けられている。
次に、このような構成を有する本実施の形態3による帯域通過フィルタの動作について説明する。本実施の形態3においては、複数個の共振器として、先の実施の形態1で用いた誘電体共振器、あるいは先の実施の形態2で用いた同軸線路共振器の代わりに、円筒導波管からなるTE011モード共振器を用いたものである。
TE011モードは、図8中のTE011モード共振器311内に点線として示したように、周方向に一様な電界分布を有する。このことから、図8中に示すように、それと同方向の電界成分を有するTE10モードの矩形導波管を接続することにより、TE011モード共振が励振されるとともに、隣接する共振器間もまた、互いに結合することとなる。
このとき、全てのTE011モード共振器およびその結合機構は、同一形状を有するため、その結合係数の極性は、全て同一となる。また、本実施の形態3は、先の実施の形態1、2と同様に、2行×3列の互いに結合した共振器群を含むことから、前述した動作原理と同様に、本実施の形態3もまた、共振器間の負の結合係数を一切用いることなく、減衰極の形成と遅延等化を実現できることになる。
以上のように、実施の形態3によれば、複数個の共振器として、同一形状を有する導波管共振器を用いるとともに、2行×3列に配置され、その結合経路が格子形状をなす計6個の導波管共振器からなる共振器群を複数個の共振器の構成要素として含み、このような特定のレイアウトで配置された共振器群ならびにそれ以外の全ての導波管共振器における結合係数の極性を全て同一として帯域通過フィルタを構成することにより、減衰極と遅延等化機能を有する高性能な帯域通過フィルタを得ることができる。
さらに、一般に、別部品を用いることで実現する必要がある負の共振器間結合係数が一切不要となるため、フィルタ製造時の部品点数の増加を回避し、回路構成の簡素化を図ることができる。
本発明の実施の形態1による帯域通過フィルタを示す図である。 本発明の実施の形態1による帯域通過フィルタの等価回路を示す図である。 本発明の実施の形態1における図2の等価回路を複数の要素機能回路に概念的に分解した図である。 本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のA部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。 本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のB部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。 本発明の実施の形態1における図3に示した要素機能回路のC部の典型的な通過特性および群遅延特性を示す図である。 本発明の実施の形態1の図2に示す等価回路におけるパラメータの数値例をまとめたものである。 本発明の実施の形態1の通過帯域フィルタに対して図5に示すパラメータ値を用いたときの通過、反射特性および群遅延特性を示した図である。 本発明の実施の形態2による帯域通過フィルタを示す図である。 本発明の実施の形態3による帯域通過フィルタを示す図である。 従来の帯域通過フィルタの構成図である。
符号の説明
101 金属筐体、102 金属ネジ、103 支持台、111〜120 誘電体共振器、131〜141 結合窓、151a、151b 同軸線路プローブ、201 金属筐体、202 金属ネジ、211〜220 同軸線路共振器、231〜241 結合窓、251a、251b 同軸線路プローブ、311〜317 TE011モード共振器(導波管共振器)、331〜338、339a、339b 結合窓、351a、351b 矩形導波管。

Claims (4)

  1. 互いに結合する複数個の共振器が行方向に一列に配置された第1の共振器群に対して、2行×3列に配置された計6個の共振器が互いに結合する第2の共振器群を行方向で結合したものであり、前記第1の共振器群に含まれる行方向に一列に配置された共振器の中の一端の共振器と、前記第2の共振器群に含まれる2行×3列に配置された計6個の共振器の中の1行1列目の共振器とを結合させ、前記第1の共振器群に含まれる行方向に一列に配置された共振器の中の他端の共振器と、前記第2の共振器群に含まれる2行×3列に配置された計6個の共振器の中の2行1列目の共振器とに入出力端子を接続した構成を備える帯域通過フィルタであって、
    前記第1の共振器群および前記第2の共振器群を構成する共振器がすべて同一形状を有し、かつ、前記第1の共振器群および前記第2の共振器群に含まれる各共振器が互いに隣接する行および列にある共振器と全て同一極性の結合係数により結合される
    ことを特徴とする帯域通過フィルタ。
  2. 請求項1に記載の帯域通過フィルタにおいて、
    前記第1の共振器群および前記第2の共振器群を構成する共振器のそれぞれは、金属筐体に収納された円筒形あるいは直方形の誘電体共振器で構成され、前記金属筐体内に設けられた結合窓により各共振器間が結合されることを特徴とする帯域通過フィルタ。
  3. 請求項1に記載の帯域通過フィルタにおいて、
    前記第1の共振器群および前記第2の共振器群を構成する共振器のそれぞれは、金属筐体に収納された同軸線路あるいはサスペンデッド線路からなる共振器で構成され、前記金属筐体内に設けられた結合窓により各共振器間が電磁結合されることを特徴とする帯域通過フィルタ。
  4. 請求項1に記載の帯域通過フィルタにおいて、
    前記第1の共振器群および前記第2の共振器群を構成する共振器のそれぞれは、導波管共振器で構成され、前記導波管共振器の壁面に設けられた結合窓により各共振器間が結合されることを特徴とする帯域通過フィルタ。
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