JP4953994B2 - 共振器およびフィルタ - Google Patents
共振器およびフィルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4953994B2 JP4953994B2 JP2007228883A JP2007228883A JP4953994B2 JP 4953994 B2 JP4953994 B2 JP 4953994B2 JP 2007228883 A JP2007228883 A JP 2007228883A JP 2007228883 A JP2007228883 A JP 2007228883A JP 4953994 B2 JP4953994 B2 JP 4953994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- resonator
- short
- outer conductor
- resonators
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
また、他の発明に係る共振器は、角柱状の導電性の内壁を有し、側壁のうち少なくとも一面に傾斜をつけた外導体と、前記角柱と同軸状の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、底面の一端が前記外導体底面と短絡され、他端が開放された内導体とを備え、前記内導体は、前記短絡端から前記開放端に向けて行くにしたがって直径が大きい回転対称形の角錐台または円錐台形状であるものである。
図1は、この発明の実施の形態1に係る同軸共振器を示す構成図である。図1に示す同軸共振器は、回転対称形で形成される角錐台または円錐台形状の導電性の内壁を有する外導体と、前記角錐台または円錐台の中心軸と同軸の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、前記角錐台または円錐台の底面側の一端が前記底面と短絡され、他端が開放された内導体とを備えている。なお、内導体は、回転対称形の角柱または円柱であるが、ここでは円柱内導体を例に説明する。
図3は、この発明の実施の形態2に係る同軸共振器を示す構成図である。図3に示す同軸共振器の外導体としての金属筐体11は、図1に示す実施の形態1に係る共振器の金属筐体と同様に傾斜ついており、さらに内導体としての金属棒10Bにも傾斜をつけたものである。すなわち、金属棒10Bは、一端が短絡、他端が開放され、短絡端15から開放端14に向けて行くにしたがって直径が大きくなっている。これにより、実施の形態1と同様の効果が、小さい傾斜角で得ることが可能である。また、共振器間の結合を容易にするとともに、傾斜による無負荷Qの劣化を小さくできる。
図4は、この発明の実施の形態3に係る同軸共振器を示す構成図である。図4に示す同軸共振器は、図1に示す実施の形態1に係る共振器の金属棒対応部分と金属筐体対応部分との間の空洞部を誘電体16で構成し、当該誘電体16周囲を金属メッキ17して、内導体としての金属棒10Cと外導体としての金属筐体11とを一体成型したものである。なお、図4において、金属棒10Cの内部は誘電体16の孔に相当し、12は開放端、13は短絡端を示す。
図5は、この発明の実施の形態4に係る同軸共振器を示す構成図である。図5に示す同軸共振器は、図3に示す実施の形態2に係る共振器の金属棒対応部分と金属筐体対応部分との間の空洞部を誘電体16で構成し、当該誘電体16周囲を金属メッキ17して、内導体としての金属棒10Dと外導体としての金属筐体11とを一体成型したものである。なお、図5において、金属棒10Dの内部は誘電体16の孔に相当し、14は開放端、15は短絡端を示す。
図6は、この発明の実施の形態5に係るインターディジタルフィルタを示す構成図である。図6に示すフィルタは、実施の形態1の共振器によって構成されたフィルタであり、金属棒10Aの短絡端が互い違いになるように配置された複数個(図では3個)の共振器と、共振器間を電磁的に結合する金属筐体18に設けられた結合窓19とを備えている。なお、20はフィルタを励振するための同軸プローブである。また、図6は、図1に示す実施の形態1の共振器によって構成されたフィルタであるが、図3に示す実施の形態2の共振器によっても構成できるのは勿論である。
図7は、この発明の実施の形態6に係る同軸共振器を示す構成図である。図7に示す同軸共振器は、角柱状の導電性の内壁を有し、側壁のうち少なくとも一面に傾斜をつけた外導体11Aと、前記角柱と同軸状の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、底面の一端が前記外導体底面と短絡され、他端が開放された内導体10Aとを備えている。すなわち、外導体11Aは、側面のうち少なくとも一面に傾斜がついていることを特徴とする。傾斜は側面のうち任意の面でよく、傾斜角は同一でなくてもよい。
図8は、この発明の実施の形態7に係る同軸共振器を示す構成図である。図8に示す同軸共振器の外導体としての金属筐体11Aは、図7に示す実施の形態6に係る共振器の外導体11と同様に傾斜をつけており、さらに内導体としての内導体としての金属棒10Bにも傾斜をつけたものである。すなわち、金属棒10Bは、一端が短絡、他端が開放され、短絡端15から開放端14に向けて行くにしたがって直径が大きくなっている。これにより、実施の形態6と同様の効果が、小さい傾斜角で得ることが可能である。また、共振器間の結合を容易にするとともに、傾斜による無負荷Qの劣化を小さくできる。
図9は、この発明の実施の形態8に係る同軸共振器を示す構成図である。図9に示す同軸共振器は、図7に示す実施の形態6に係る共振器の金属棒対応部分と金属筐体対応部分との間の空洞部を誘電体16で構成し、当該誘電体16周囲を金属メッキ17して、内導体としての金属棒10Cと外導体としての金属筐体11Aとを一体成型したものである。なお、図9において、金属棒10Cの内部は誘電体16の孔に相当し、12は開放端、13は短絡端を示す。
図10は、この発明の実施の形態9に係る同軸共振器を示す構成図である。図10に示す同軸共振器は、図8に示す実施の形態7に係る共振器の金属棒対応部分と金属筐体対応部分との間の空洞部を誘電体16で構成し、当該誘電体16周囲を金属メッキ17して、内導体としての金属棒10Dと外導体としての金属筐体11Aとを一体成型したものである。なお、図10において、金属棒10Dの内部は誘電体16の孔に相当し、14は開放端、15は短絡端を示す。
図11は、この発明の実施の形態10に係るインターディジタルフィルタを示す構成図である。図11に示すフィルタは、実施の形態6の共振器によって構成されたフィルタであり、金属棒10Aの短絡端が互い違いになるように配置された複数個(図では3個)の共振器と、共振器間を電磁的に結合する金属筐体18に設けられた結合窓19とを備えている。なお、20はフィルタを励振するための同軸プローブである。また、図11は、図7に示す実施の形態6の共振器によって構成されたフィルタであるが、図8に示す実施の形態7の共振器によっても構成できるのは勿論である。
図12は、この発明の実施の形態11に係るコムラインフィルタを示す構成図である。図12に示すフィルタは、実施の形態6の共振器によって構成されたフィルタであり、金属棒10Aの短絡端は図11とは異なり互い違いでなく揃うように配置された複数個(図では3個)の共振器と、共振器間を電磁的に結合する金属筐体18に設けられた結合窓19とを備えている。なお、20はフィルタを励振するための同軸プローブである。また、図11は、図7に示す実施の形態6の共振器によって構成されたフィルタであるが、図8に示す実施の形態7の共振器によっても構成できるのは勿論である。
Claims (9)
- 導電性の内壁を有し、全体が回転対称形で形成される角錐台または円錐台形状である外導体と、
前記角錐台または円錐台の中心軸と同軸の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、前記角錐台または円錐台の底面側の一端が前記底面と短絡され、他端が開放された内導体と
を備え、
前記内導体は、前記短絡端から前記開放端に向けて行くにしたがって直径が大きい回転対称形の角錐台または円錐台形状である
共振器。 - 請求項1に記載の共振器において、
前記内導体と前記外導体は、内導体対応部分と外導体対応部分との間の空洞部を誘電体で構成し、当該誘電体周囲を金属メッキして一体成型した
ことを特徴とする共振器。 - 前記内導体の短絡端がそれぞれ互い違いになるように配列された複数個の請求項1に記載の共振器と、
隣接配置された前記共振器間を電磁的に結合する結合窓と
を備えたフィルタ。 - 前記内導体の短絡端がそれぞれ互い違いになるように配列された複数個の請求項2に記載の共振器と、
隣接配置された前記共振器間の結合部分の金属メッキを削除した結合窓と
を備えたフィルタ。 - 請求項4に記載のフィルタにおいて、配列された複数個の請求項3に記載の共振器を一体成型したことを特徴とするフィルタ。
- 角柱状の導電性の内壁を有し、側壁のうち少なくとも一面に傾斜をつけた外導体と、
前記角柱と同軸状の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、底面の一端が前記外導体底面と短絡され、他端が開放された内導体と
を備え、
前記内導体は、回転対称形の角柱または円柱である
共振器。 - 角柱状の導電性の内壁を有し、側壁のうち少なくとも一面に傾斜をつけた外導体と、
前記角柱と同軸状の回転対称形に形成された導体部の外壁を有し、底面の一端が前記外導体底面と短絡され、他端が開放された内導体と
を備え、
前記内導体は、前記短絡端から前記開放端に向けて行くにしたがって直径が大きい回転対称形の角錐台または円錐台形状である
共振器。 - 請求項6または7に記載の共振器において、
前記内導体と前記外導体は、内導体対応部分と外導体対応部分との間の空洞部を誘電体で構成し、当該誘電体周囲を金属メッキして一体成型した
ことを特徴とする共振器。 - 請求項1、請求項6、請求項7のいずれか1項に記載の共振器を組み合わせて勾配面または垂直な側壁同士を合わせるようにして配列された複数個の共振器と、
隣接配置された前記共振器間を電磁的に結合する結合窓と
を備えたフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007228883A JP4953994B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-09-04 | 共振器およびフィルタ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007014651 | 2007-01-25 | ||
JP2007014651 | 2007-01-25 | ||
JP2007228883A JP4953994B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-09-04 | 共振器およびフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008206130A JP2008206130A (ja) | 2008-09-04 |
JP4953994B2 true JP4953994B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=39783083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007228883A Expired - Fee Related JP4953994B2 (ja) | 2007-01-25 | 2007-09-04 | 共振器およびフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4953994B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112640202A (zh) * | 2018-09-12 | 2021-04-09 | 京瓷株式会社 | 谐振器、滤波器以及通信装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR841603A (fr) * | 1938-01-27 | 1939-05-24 | Circuit d'accord réglable | |
JPS61143306A (ja) * | 1984-12-17 | 1986-07-01 | Tokuyama Soda Co Ltd | 除草剤組成物 |
JPH03117101A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-17 | Hitachi Ferrite Ltd | アンテナ共用器 |
-
2007
- 2007-09-04 JP JP2007228883A patent/JP4953994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008206130A (ja) | 2008-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5945896A (en) | Dielectric filter | |
JP3506104B2 (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置、デュプレクサおよび通信装置 | |
CN102428602B (zh) | 带阻滤波器 | |
US20080122559A1 (en) | Microwave Filter Including an End-Wall Coupled Coaxial Resonator | |
CN102165640A (zh) | 悬挂电介质梳状线空腔滤波器 | |
CN101989675A (zh) | 半同轴谐振器及滤波器装置 | |
JPH11251803A (ja) | 帯域阻止誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信機装置 | |
JP2005260570A (ja) | マイクロストリップ線路導波管変換器 | |
US6529094B1 (en) | Dielectric resonance device, dielectric filter, composite dielectric filter device, dielectric duplexer, and communication apparatus | |
JP4236667B2 (ja) | フィルタ | |
JP4953994B2 (ja) | 共振器およびフィルタ | |
KR20020020641A (ko) | 유전체 공진기, 유전체 필터, 유전체 듀플렉서 및 이들을사용한 통신장치 | |
KR101055649B1 (ko) | 커플링 개선을 위한 rf 캐비티 딜레이 필터 | |
JP4262192B2 (ja) | 非導波管線路−導波管変換器 | |
US7274273B2 (en) | Dielectric resonator device, dielectric filter, duplexer, and high-frequency communication apparatus | |
US20150372364A1 (en) | Dielectric filter, duplexer, and communication device | |
JP3620454B2 (ja) | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサおよび通信装置 | |
JP4745189B2 (ja) | 帯域通過フィルタ | |
JP6063583B2 (ja) | 誘電体共振器,誘電体フィルタおよび通信装置 | |
US6249195B1 (en) | Dielectric filter, dielectric duplexer, and transceiver having circular and polygonal electrode openings | |
JP4618441B2 (ja) | 積層型フィルタ | |
JP4059141B2 (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置および通信装置 | |
JP2007104290A (ja) | 方向性結合器 | |
KR100557305B1 (ko) | 마이크로스트립 유전체필터 | |
EP1191626A2 (en) | Resonator filter |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100618 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111213 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120313 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |