JP4743187B2 - 液圧装置 - Google Patents

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Description

この発明は、単動シリンダを有する油圧装置や水圧装置等の液圧装置に関する。
従来、この種の液圧装置としては、図7に記載のものがある(特開平9−296802号公報:特許文献1)。この液圧装置は、図7に示すように、重負荷である金型Wを駆動する単動シリンダとしても機能し得るシリンダ1と、液圧ポンプ2と、この液圧ポンプ2とシリンダ1との間に接続したで電磁比例方向切換弁3とを備えている。この電磁比例方向切換弁3の第1負荷ポートとシリンダ1のヘッド側ポート1aとの間にパイロットチェック弁5を接続し、このパイロットチェック弁5のパイロット圧力を電磁切換弁6で制御するようにしている。
そして、この金型Wを自重で落下させる場合には、上記電磁比例方向切換弁3を励磁して位置P1に切り換えた状態で保持する一方(この位置P1の状態で、シリンダ1は単動シリンダとなる。)、液圧ポンプ2を駆動すると共に、電磁切換弁6を励磁して位置S1に位置させてパイロットチェック弁5にパイロット圧力を作用させて、パイロットチェック弁5を開放する。そうすると、上記金型Wの重力により単動シリンダ1のヘッド側ポート1aから排出された液体は、パイロットチェック弁5、電磁比例方向切換弁3およびチェック弁7を通って、単動シリンダ1のロッド側ポート1bに供給されて、金型Wは降下する。
特開平9−296802号公報
しかしながら、上記従来の液圧装置では、単動シリンダ1の金型Wの自重による戻り動作を行っている間、パイロットチェック弁を開放し続けるパイロット圧力を得るため、ポンプ2を戻り動作の完了まで駆動し続け、かつ、電磁比例方向切換弁3および電磁切換弁を励磁して位置P1,S1に保持していなければならなかった。
このように、上記従来の液圧装置では、単動シリンダ1が戻り動作を行っている間、ポンプ2を駆動し続け、かつ、方向切換弁3および電磁切換弁を位置P1,S1に位置させるために励磁し続けなければならなかったため、エネルギーの消費が大きいという問題があった。
そこで、この発明の課題は、単動シリンダが戻り動作をするときにエネルギーの消費が少ない液圧装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の液圧装置は、
単動シリンダと、
方向切換弁と、
上記方向切換弁の第1負荷ポートと上記単動シリンダとを接続する第1負荷ラインに、上記第1負荷ポートから上記単動シリンダへの流れが順方向となるように接続された第1パイロットチェック弁と、
上記方向切換弁の第2負荷ポートに接続されると共に先端がブロックされた第2負荷ラインに、上記第2負荷ポートから上記第2負荷ラインの上記先端への流れが順方向となるように接続された第2パイロットチェック弁と、
上記方向切換弁のポンプポートに接続されたポンプと、
上記方向切換弁のタンクポートに接続されたタンクと
を備え、
上記第1パイロットチェック弁のパイロットラインを、上記第2パイロットチェック弁と上記第2負荷ラインの上記先端との間に接続する一方、上記第2パイロットチェック弁のパイロットラインを、上記第1負荷ラインに接続し、
上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記方向切換弁の上記ポンプポートと上記第2負荷ポートを連通させるように制御すると共に、瞬時、上記ポンプを駆動装置で駆動し、その後、上記駆動装置を停止するように制御して、上記ポンプの駆動を停止し、かつ、上記タンクポートと上記第1負荷ポートとを連通させた状態で上記単動シリンダに戻り動作をさせる
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記方向切換弁のポンプポートと第2負荷ポートを連通させ、上記タンクポートと第1負荷ポートとを連通させ、瞬時、上記ポンプを駆動して、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の液体の圧力を、上記第1パイロットチェック弁を開放し得る圧力にして、その後、上記ポンプの駆動を停止する。そうすると、上記ポンプの駆動を停止していても、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間に閉じ込められた液体の圧力が、パイロットラインを介して第1パイロットチェック弁に伝えられて、上記第1パイロットチェック弁が開放し続けているから、上記単動シリンダは、戻り動作を続ける。
このように、上記単動シリンダが戻り動作を行う際に、瞬時、ポンプを駆動するだけで、その後、ポンプを停止していても、第1パイロットチェック弁が開放をし続けて、単動シリンダが戻り動作を続ける。
一方、上記単動シリンダを往動させるときには、上記方向切換弁のポンプポートと第1負荷ポートを連通させると共に、上記タンクポートと第2負荷ポートとを連通させ、さらに、上記ポンプを駆動する。
そうすると、上記ポンプからの加圧液体は、上記方向切換弁のポンプポートおよび第1負荷ポート、第1パイロットチェック弁、第1負荷ラインを経由して、上記単動シリンダに供給されて、上記単動シリンダは往動させられる。
このとき、上記第2パイロットチェック弁のパイロットラインが第1負荷ラインに接続されているから、上記第2パイロットチェック弁は第1負荷ラインからの高圧のパイロット圧力によって開放される。そのため、上記戻り動作時において上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間に閉じ込められていた高圧の液体が、上記方向切換弁の第2負荷ポートおよびタンクポートを介して、タンクに排出される。
次に、上記ポンプの駆動を停止して、上記単動シリンダの往動を停止すると、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間に閉じ込められていた高圧の液体が既にタンクに排出されているから、第1パイロットチェック弁には高圧のパイロット圧力が作用することがなくて、第1パイロットチェック弁は逆流を防止するように閉鎖して、単動シリンダを停止状態で保持する。
このように、上記単動シリンダの往動中に、第1負荷ラインの圧力がパイロットラインを介して高圧のパイロット圧力として第2パイロットチェック弁に作用して、第2パイロットチェック弁を開放して、この第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間に閉じ込められていた高圧の液体をタンクに既に排出しているから、上記ポンプの駆動を停止して単動シリンダの往動を停止すると、第1パイロットチェック弁は、高圧のパイロット圧力を受けていないから、逆流を防止するように確実に閉鎖して、単動シリンダを確実に停止状態に保持することができる。
このように、この液圧装置は、単動シリンダの戻り動作の大部分の期間、ポンプを駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
1実施形態の液圧装置は、
上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記方向切換弁の上記ポンプポートと上記第2負荷ポートを連通させるように制御すると共に、瞬時、上記ポンプを上記駆動装置で駆動し、その後、上記駆動装置を停止するように制御して、上記ポンプの駆動を停止し、かつ、上記タンクポートと上記第1負荷ポートとを連通させた状態で上記単動シリンダに戻り動作をさせる制御装置
を備える。
上記実施形態によれば、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記制御装置は、上記方向切換弁のポンプポートと第2負荷ポートを連通させるように制御すると共に、瞬時、上記ポンプを駆動装置で駆動し、その後、上記駆動装置を停止するように制御する。
したがって、上記実施形態によれば、単動シリンダの戻り動作の大部分の期間、ポンプを駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
1実施形態では、
上記方向切換弁は、励磁状態と消磁状態とを有する電磁方向切換弁であり、
上記制御装置は、上記ポンプの駆動を停止した状態で上記単動シリンダに戻り動作をさせているときに、上記電磁方向切換弁を消磁状態に制御する。
上記実施形態によれば、上記制御装置は、上記ポンプの駆動を停止した状態で上記単動シリンダに戻り動作をさせているときに、上記電磁方向切換弁を消磁状態に制御するから、上記電磁方向切換弁に通電しない分だけ、エネルギーを節約することができる。
1実施形態の液圧装置は、
上記第2パイロットチェック弁と上記第2負荷ラインの上記先端との間の上記第2負荷ラインの圧力を検出する第1圧力センサを備え、
上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記第1圧力センサが上記第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させる。
上記実施形態によれば、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の第2負荷ラインの圧力を第1圧力センサで検出し、上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記第1圧力センサが第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させるから、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の第2負荷ラインの圧力を、確実に第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力にすることができる。
1実施形態では、
上記ポンプと上記方向切換弁の上記ポンプポートとの間の圧力を検出する第2圧力センサを備え、
上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記第2圧力センサが上記第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させる。
上記実施形態によれば、上記ポンプと上記方向切換弁のポンプポートとの間の圧力を第2圧力センサで検出し、上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記第2圧力センサが第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させるから、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の第2負荷ラインの圧力を、第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力にすることが可能である。
1実施形態の液圧装置は、
上記ポンプと上記方向切換弁の上記ポンプポートとの間の圧力を検出する第2圧力センサを備え、
上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記第1圧力センサおよび上記第2圧力センサが上記第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させる。
上記実施形態によれば、上記第1圧力センサおよび第2圧力センサの両方で、圧力の上昇を確認できるので、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の第2負荷ラインの圧力を、より確実に第1パイロットチェック弁を開放する圧力以上の圧力にすることができる。
1実施形態の液圧装置は、
タイマーを備え、
上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記タイマーが予め定めた一定時間を計時するまで、上記駆動装置に上記ポンプを駆動させる。
上記実施形態によれば、上記制御装置は、上記単動シリンダを戻り動作させるときに、上記タイマーが予め定めた一定時間を計時するまで、上記駆動装置にポンプを駆動させるから、上記第2パイロットチェック弁と第2負荷ラインの先端との間の第2負荷ラインの圧力を、より確実に第1パイロットチェック弁を開放し得る圧力にすることができる。
なお、上記タイマーの計時開始時点は、例えば、上記ポンプの駆動開始時や上記第1または第2圧力センサの検出した圧力上昇の開始時点とすることができる。
この発明によれば、単動シリンダの戻り動作時のエネルギーの消費を少なくすることができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、この液圧装置の一例としての油圧装置は、単動シリンダ11と、液圧ポンプの一例としての固定容量型の油圧ポンプ12と、この油圧ポンプ12と単動シリンダ11との間に接続した方向切換弁の一例としての電磁方向切換弁13とを備えている。
上記単動シリンダ11は、バネ11aのバネ力でピストンロッド11bが没入して戻り動作を行うバネ復帰式の単動シリンダである。上記電磁方向切換弁13は、3位置型の電磁方向切換弁であり、消磁状態のノーマル位置S0で第1負荷ポートA、第2負荷ポートBおよびタンクポートTが連通するABT接続型である。
上記電磁方向切換弁13の第1負荷ポートAと単動シリンダ11のヘッド側ポート11cとを第1負荷ライン14で接続し、この第1負荷ライン14に第1負荷ポートAから単動シリンダ11への流れが順方向となるように第1パイロットチェック弁15を接続している。
また、上記電磁方向切換弁13の第2負荷ポートBに第2負荷ライン17を接続し、この第2負荷ライン17の先端17aをブロック(閉鎖)している。この第2負荷ライン17の途中に、第2負荷ポートBから第2負荷ライン17の先端への流れが順方向となるように第2パイロットチェック弁18を接続している。
上記第1パイロットチェック弁15のパイロットライン21は、第2パイロットチェック弁18と上記先端17aとの間の第2負荷ライン17に接続している。また、上記第2パイロットチェック弁18のパイロットライン22は、第1パイロットチェック弁15と電磁方向切換弁13の第1負荷ポートAとの間の第1負荷ライン14に接続している。
一方、上記油圧ポンプ12を駆動装置の一例としてのモータ31で駆動するようにしている。尤も、駆動装置はエンジンであってもよい。
上記モータ31および電磁方向切換弁13は、制御装置32で制御するようにしている。この制御装置32は、単動シリンダ11のピストンロッド11bを突出させるときは、電磁方向切換弁13のソレノイド13aを励磁する信号を出力して、電磁方向切換弁13を位置S2に位置させて、ポンプポートPと第1負荷ポートAを連通させ、タンクポートTと第2負荷ポートBとを連通させ、かつ、モータ31を駆動する信号を出力するようになっている。
一方、上記制御装置32は、単動シリンダ11にバネ11aのバネ力で戻り動作させるときには、瞬時、電磁方向切換弁13のソレノイド13bを励磁する信号を出力して、電磁方向切換弁13を位置S1に位置させて、ポンプポートPと第2負荷ポートBを連通させ、タンクポートTと第1負荷ポートAとを連通させると共に、モータ31を駆動して油圧ポンプ12を駆動し、その後、モータ31の駆動を停止する信号を出力すると共に、電磁方向切換弁13のソレノイド13a,13bを消磁する信号を出力して、電磁方向切換弁13をノーマル位置S0に位置させて、第1および第2負荷ポートA,BをタンクポートTに連通させるようになっている。
より詳しくは、上記制御装置32は、タイマー35を有し、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた一定時間(瞬時)を計時するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させると共に、電磁方向切換弁13を位置S1に位置させるようにソレノイド13bを励磁し、上記一定時間を計時した後、油圧ポンプ12の駆動を停止し、かつ、ソレノイド13a,13bを消磁して、電磁方向切換弁13をノーマル位置S0に位置させるように制御する。
上記タイマー35が計時する一定時間とは、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17の作動油の圧力が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力に上昇するまでの時間、あるいは、余裕分を考慮して、それよりも僅かに長い時間である。
上記構成の油圧装置によれば、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、制御装置32は、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた一定時間を計時するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させると共に、電磁方向切換弁13を位置S1に位置させるようにソレノイド13bを励磁してポンプポートPと第2負荷ポートBとを連通させ、上記一定時間を計時した後、モータ31の駆動を停止して油圧ポンプ12の駆動を停止し、かつ、ソレノイド13a,13bを消磁して、電磁方向切換弁13をノーマル位置S0に位置させて、第1および第2負荷ポートA,BをタンクポートTに連通させる。
そうすると、上記一定時間の経過後は、油圧ポンプ12の駆動を停止していても、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められた作動油の圧力が、パイロットライン21を介して第1パイロットチェック弁15に伝えられて、その第1パイロットチェック弁15が開放し続ける。したがって、上記単動シリンダ11のヘッド側ポート11cからの作動油は、第1パイロットチェック弁15,電磁方向切換弁13の第1負荷ポートAおよびタンクポートTを経由してタンク23に排出されて、単動シリンダ11は、戻り動作を続ける。
このように、上記単動シリンダ11が戻り動作を行う際に、瞬時、油圧ポンプ12を駆動するだけで、その後、油圧ポンプ12を停止していても、第1パイロットチェック弁15が開放をし続けて、単動シリンダ11が戻り動作を続ける。
このように、この油圧装置は、単動シリンダ11の戻り動作の大部分の期間、油圧ポンプ12を駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
さらに、上記制御装置32は、油圧ポンプ12の駆動を停止した状態で単動シリンダ11に戻り動作をさせているときに、電磁方向切換弁13を消磁状態に制御するから、電磁方向切換弁13に通電しない分だけ、エネルギーを節約することができる。
一方、上記単動シリンダ11を往動させるときには、上記方向切換弁13を位置S2に位置させて、ポンプポートPと第1負荷ポートAを連通させると共に、上記タンクポートTと第2負荷ポートBとを連通させ、さらに、上記ポンプ12を駆動する。
そうすると、上記ポンプ12からの加圧作動油は、上記方向切換弁13のポンプポートPおよび第1負荷ポートA、第1パイロットチェック弁15、第1負荷ライン14を経由して、上記単動シリンダ11に供給されて、上記単動シリンダ11は往動させられる。
このとき、上記第2パイロットチェック弁18のパイロットライン22が第1負荷ライン14に接続されているから、上記第2パイロットチェック弁18は第1負荷ライン14からの高圧のパイロット圧力によって開放される。そのため、上記戻り動作時において第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油が、上記方向切換弁13の第2負荷ポートBおよびタンクポートTを介して、タンク23に排出される。
次に、上記ポンプ12の駆動を停止して、上記単動シリンダ11の往動を停止すると、上記第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油が既にタンク23に排出されているから、第1パイロットチェック弁15には高圧のパイロット圧力が作用することがなくて、第1パイロットチェック弁15は逆流を防止するように閉鎖して、単動シリンダ11を停止状態で保持する。
このように、上記単動シリンダ11の往動中に、第1負荷ライン14の圧力がパイロットライン22を介して高圧のパイロット圧力として第2パイロットチェック弁18に作用して、第2パイロットチェック弁18を開放して、この第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油をタンク23に既に排出しているから、上記ポンプ12の駆動を停止して単動シリンダ11の往動を停止すると、第1パイロットチェック弁15は、高圧のパイロット圧力を受けていないから、逆流を防止するように確実に閉鎖して、単動シリンダ11を確実に停止状態に保持することができる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態の油圧装置の回路図であり、図1の構成要素と同一構成要素については、図1の構成要素と同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる構成要素のみについて以下に説明する。
この第2実施形態の油圧装置は、2位置片ソレノイド型の方向切換弁43を用いた点が、第1実施形態の油圧装置と異なる。
上記油圧装置によれば、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、制御装置42は、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた上記一定時間を計時するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させると共に、電磁方向切換弁43を位置S1に位置させるようにソレノイド43aを消磁してポンプポートPと第2負荷ポートBとを連通させ、第1負荷ポートAとタンクポートTとを連通させ、上記一定時間を計時した後、モータ31の駆動を停止して油圧ポンプ12の駆動を停止し、かつ、ソレノイド43aの消磁を続ける。
そうすると、上記一定時間の経過後は、油圧ポンプ12の駆動を停止していても、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められた作動油の圧力が、パイロットライン21を介して第1パイロットチェック弁15に伝えられて、その第1パイロットチェック弁15が開放し続ける。したがって、上記単動シリンダ11のヘッド側ポートからの作動油は、第1パイロットチェック弁15,電磁方向切換弁43の第1負荷ポートAおよびタンクポートTを経由してタンク23に排出されて、単動シリンダ11は、戻り動作を続ける。
このように、上記単動シリンダ11が戻り動作を行う際に、瞬時、油圧ポンプ12を駆動するだけで、その後、油圧ポンプ12を停止していても、第1パイロットチェック弁15が開放をし続けて、単動シリンダ11が戻り動作を続ける。
このように、この油圧装置は、単動シリンダ11の戻り動作の大部分の期間、油圧ポンプ12を駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
さらに、上記制御装置42は、単動シリンダ11に戻り動作をさせる全期間において、電磁方向切換弁43を消磁状態に制御するから、エネルギーを大幅に節約することができる。
一方、上記単動シリンダ11を往動させるときには、上記方向切換弁43を位置S2に位置させて、ポンプポートPと第1負荷ポートAを連通させると共に、上記タンクポートTと第2負荷ポートBとを連通させ、さらに、上記ポンプ12を駆動する。
そうすると、上記ポンプ12からの加圧作動油は、上記方向切換弁43のポンプポートPおよび第1負荷ポートA、第1パイロットチェック弁15、第1負荷ライン14を経由して、上記単動シリンダ11に供給されて、上記単動シリンダ11は往動させられる。
このとき、上記第2パイロットチェック弁18のパイロットライン22が第1負荷ライン14に接続されているから、上記第2パイロットチェック弁18は第1負荷ライン14からの高圧のパイロット圧力によって開放される。そのため、上記戻り動作時において第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油が、上記方向切換弁13の第2負荷ポートBおよびタンクポートTを介して、タンク23に排出される。
次に、上記ポンプ12の駆動を停止して、上記単動シリンダ11の往動を停止すると、上記第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油が既にタンク23に排出されているから、第1パイロットチェック弁15には高圧のパイロット圧力が作用することがなくて、第1パイロットチェック弁15は逆流を防止するように閉鎖して、単動シリンダ11を停止状態で保持する。
このように、上記単動シリンダ11の往動中に、第1負荷ライン14の圧力がパイロットライン22を介して高圧のパイロット圧力として第2パイロットチェック弁18に作用して、第2パイロットチェック弁18を開放して、この第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間に閉じ込められていた高圧の作動油をタンク23に既に排出しているから、上記ポンプ12の駆動を停止して単動シリンダ11の往動を停止すると、第1パイロットチェック弁15は、高圧のパイロット圧力を受けていないから、逆流を防止するように確実に閉鎖して、単動シリンダ11を確実に停止状態に保持することができる。
(第3実施形態)
図3は、第3実施形態の油圧装置の回路図であり、図1の構成要素と同一構成要素については、図1の構成要素と同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる構成要素のみについて以下に説明する。
この第3実施形態の油圧装置は、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17に第1圧力センサ20を接続している。
また、制御装置52は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、第1圧力センサ20が検出した圧力を表す信号を受けて、第1圧力センサ20が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力以上の圧力、具体的には、開放する圧力、または、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるようになっている。この制御装置52は、他の点では、第1実施形態の制御装置32と同様の構成を有し、同様に動作する。
上記油圧装置によれば、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17の作動油の圧力を第1圧力センサ20で検出する。そして、上記制御装置52は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた一定時間を計時し、かつ、第1圧力センサ20が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力、または、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるから、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17の作動油の圧力を、確実に第1パイロットチェック弁15を開放し得る圧力にすることができる。
このように、上記タイマー35の一定時間の計時の完了と、上記第1圧力センサ20の第1パイロットチェック弁15の開放圧力の検出とのアンドによって、油圧ポンプ12の駆動を制御しているので、第2パイロットチェック弁18の下流側の圧力を、第1パイロットチェック弁15を開放し得る圧力により確実に制御できる。
尤も、上記タイマー35の動作を停止して、第1圧力センサ20の出力のみによって、油圧ポンプ12の駆動を制御するようにしても良い。
この第3実施形態の油圧装置も、単動シリンダ11の戻り動作の大部分の期間、油圧ポンプ12を駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
また、上記制御装置52は、油圧ポンプ12の駆動を停止した状態で単動シリンダ11に戻り動作をさせているときに、電磁方向切換弁13を消磁状態に制御するから、電磁方向切換弁13に通電しない分だけ、エネルギーを節約することができる。
(第4実施形態)
図4は、第4実施形態の油圧装置の回路図であり、図3の構成要素と同一構成要素については、図3の構成要素と同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる構成要素のみについて以下に説明する。
この第4実施形態の油圧装置は、電磁方向切換弁13のポンプポートPと第2パイロットチェック弁18との間のライン(管路)が短くて、圧力上昇に遅れが殆ど生じない場合に好適に適用できるものである。
油圧ポンプ12と電磁方向切換弁13のポンプポートPとを接続するポンプライン19に第2圧力センサ30を接続している。
制御装置52は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、第2圧力センサ30が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力以上の圧力、具体的には、開放する圧力、あるいは、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるように制御する。
上記油圧装置によれば、上記制御装置52は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた一定時間を計時し、かつ、第2圧力センサ20が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力、または、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるから、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17の作動油の圧力を、確実に第1パイロットチェック弁15を開放する圧力にすることができる。
このように、上記タイマー35の一定時間の計時の完了と、上記第2圧力センサ30の第1パイロットチェック弁15の開放のための圧力以上の圧力の検出とのアンドによって、油圧ポンプ12の駆動を制御しているので、第2パイロットチェック弁18の下流側の圧力を、第1パイロットチェック弁15を開放し得る圧力により確実に制御できる。
尤も、上記タイマー35の動作を停止して、第2圧力センサ30の出力のみによって、油圧ポンプ12の駆動を制御するようにしても良い。
この第4実施形態の油圧装置も、単動シリンダ11の戻り動作の大部分の期間、油圧ポンプ12を駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
また、上記制御装置52は、油圧ポンプ12の駆動を停止した状態で単動シリンダ11に戻り動作をさせているときに、電磁方向切換弁13を消磁状態に制御するから、電磁方向切換弁13に通電しない分だけ、エネルギーを節約することができる。
(第5実施形態)
図5は、第5実施形態の油圧装置の回路図であり、図3および4の構成要素と同一構成要素については、図3および4の構成要素と同一の参照番号を付して説明を省略し、異なる構成要素のみについて以下に説明する。
制御装置62は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、第1および第2圧力センサ20,30が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力以上の圧力、具体的には、開放する圧力、あるいは、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるように制御する。
上記油圧装置によれば、上記制御装置62は、単動シリンダ11を戻り動作させるときに、タイマー35が油圧ポンプ12の駆動を開始してから予め定めた一定時間を計時し、かつ、第1および第2圧力センサ20,30が第1パイロットチェック弁15を開放する圧力、または、それよりも僅かに高い圧力を検出するまで、モータ31に油圧ポンプ12を駆動させるから、第2パイロットチェック弁18と第2負荷ライン17の先端17aとの間の第2負荷ライン17の作動油の圧力を、確実に第1パイロットチェック弁15を開放し得る圧力にすることができる。
このように、上記タイマー35の一定時間の計時の完了と、上記第1および第2圧力センサ20,30の第1パイロットチェック弁15の開放のための圧力以上の圧力の検出とのアンドによって、油圧ポンプ12の駆動を制御しているので、第2パイロットチェック弁18の下流側の圧力を、第1パイロットチェック弁15を開放し得る圧力により確実に制御できる。
尤も、上記タイマー35の動作を停止して、第1および第2圧力センサ20,30の出力のみによって、油圧ポンプ12の駆動を制御するようにしても良い。
この第5実施形態の油圧装置も、単動シリンダ11の戻り動作の大部分の期間、油圧ポンプ12を駆動しないから、省エネルギーを達成できる。
また、上記制御装置62は、油圧ポンプ12の駆動を停止した状態で単動シリンダ11に戻り動作をさせているときに、電磁方向切換弁を消磁状態に制御するから、電磁方向切換弁に通電しない分だけ、エネルギーを節約することができる。
図6の(a)、(b)および(c)は、電磁方向切換弁の変形例を示す図である。
図6の(a)に示す電磁方向切換弁73は、3位置両ソレノイド型であり、ノーマル位置、つまり、センター位置において第1負荷ポートA、第2負荷ポートB、ポンプポートPおよびタンクポートTが全て互いに連通するものである。
図6の(b)に示す電磁方向切換弁83は、3位置両ソレノイド型であり、センター位置において第1負荷ポートAとタンクポートTとが連通するものである。
図6の(c)に示す電磁方向切換弁53は、2位置片ソレノイド型である。この電磁方向切換弁53は、第2実施形態の2位置型の電磁方向切換弁43に代えて、用いることも可能である。但し、この場合、単動シリンダ11が戻り動作を行う全期間、電磁方向切換弁53のソレノイド53bに通電し続けなければならない。
上記第1〜第5実施形態では、バネ復帰式の単動シリンダ11を用いたが、重負荷の重力で復帰する重力式の単動シリンダを用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、固定容量型の油圧ポンプを用いたが、可変容量型の油圧ポンプを用いてもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、第2パイロットチェック弁18のパイロットライン22を、電磁方向切換弁の13の第1負荷ポートAと第1パイロットチェック弁15との間の第2負荷ライン14に接続したが、この第2パイロットチェック弁18のパイロットラインを、図示しないが、第1パイロットチェック弁15の下流側に接続してもよい。
また、上記第1〜第5実施形態では、タイマー35は、制御装置32,42,52,62に内蔵したが、制御装置32,42,52,62とは別に外付けで設けてもよい。
また、上述では、液圧装置として油圧装置を説明したが、水ポンプを使用する水圧装置にもこの発明が適用できることは勿論である。
また、駆動装置として、モータを用いたが、それに代えて、エンジンを用いてもよい。また、モータは、一定速であっても、可変速であってもよい。
また、方向切換弁として、電磁方向切換弁を用いたが、電磁比例方向切換弁を用いても良く、手動方向切換弁を用いてもよい。
この発明の第1実施形態の油圧装置の回路図である。 この発明の第2実施形態の油圧装置の回路図である。 この発明の第3実施形態の油圧装置の回路図である。 この発明の第4実施形態の油圧装置の回路図である。 この発明の第5実施形態の油圧装置の回路図である。 電磁方向切換弁の変形例を示す図である。 従来の液圧装置の回路図である。
11 単動シリンダ
12 油圧ポンプ
13,43,53,73,83 電磁方向切換弁
14 第1負荷ライン
15 第1パイロットチェック弁
17 第2負荷ライン
17a 先端
18 第2パイロットチェック弁
20,30 圧力センサ
31 モータ
32,42,52,62 制御装置
35 タイマー

Claims (7)

  1. 単動シリンダ(11)と、
    方向切換弁(13,43,53,73,83)と、
    上記方向切換弁(13,43,53,73,83)の第1負荷ポート(A)と上記単動シリンダ(11)とを接続する第1負荷ライン(14)に、上記第1負荷ポート(A)から上記単動シリンダ(11)への流れが順方向となるように接続された第1パイロットチェック弁(15)と、
    上記方向切換弁(13,43,53,73,83)の第2負荷ポート(B)に接続されると共に先端(17a)がブロックされた第2負荷ライン(17)に、上記第2負荷ポートから上記第2負荷ライン(17)の上記先端(17a)への流れが順方向となるように接続された第2パイロットチェック弁(18)と、
    上記方向切換弁(13,43,53,73,83)のポンプポート(P)に接続されたポンプ(12)と、
    上記方向切換弁(13,43,53,73,83)のタンクポート(T)に接続されたタンク(23)と
    を備え、
    上記第1パイロットチェック弁(15)のパイロットライン(21)を、上記第2パイロットチェック弁(18)と上記第2負荷ライン(17)の上記先端(17a)との間に接続する一方、上記第2パイロットチェック弁(18)のパイロットライン(22)を、上記第1負荷ライン(14)に接続し、
    上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記方向切換弁(13,43,53,73,83)の上記ポンプポート(P)と上記第2負荷ポート(B)を連通させるように制御すると共に、瞬時、上記ポンプ(12)を駆動装置(31)で駆動し、その後、上記駆動装置(31)を停止するように制御して、上記ポンプ(12)の駆動を停止し、かつ、上記タンクポート(T)と上記第1負荷ポート(A)とを連通させた状態で上記単動シリンダ(11)に戻り動作をさせる
    ことを特徴とする液圧装置。
  2. 請求項1に記載の液圧装置において、
    上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記方向切換弁(13,43,53,73,83)の上記ポンプポート(P)と上記第2負荷ポート(B)を連通させるように制御すると共に、瞬時、上記ポンプ(12)を上記駆動装置(31)で駆動し、その後、上記駆動装置(31)を停止するように制御して、上記ポンプ(12)の駆動を停止し、かつ、上記タンクポート(T)と上記第1負荷ポート(A)とを連通させた状態で上記単動シリンダ(11)に戻り動作をさせる制御装置(32,42,52,62)
    を備えたことを特徴とする液圧装置。
  3. 請求項2に記載の液圧装置において、
    上記方向切換弁(13,43,73,83)は、励磁状態と消磁状態とを有する電磁方向切換弁(13,43,73,83)であり、
    上記制御装置(32,42,52,62)は、上記ポンプ(12)の駆動を停止した状態で上記単動シリンダ(11)に戻り動作をさせているときに、上記電磁方向切換弁(13,43,73,83)を消磁状態に制御する
    ことを特徴とする液圧装置。
  4. 請求項2または3に記載の液圧装置において、
    上記第2パイロットチェック弁(18)と上記第2負荷ライン(17)の上記先端(17a)との間の上記第2負荷ライン(17)の圧力を検出する第1圧力センサ(20)を備え、
    上記制御装置(52,62)は、上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記第1圧力センサが上記第1パイロットチェック弁(15)を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置(31)に上記ポンプ(12)を駆動させる
    ことを特徴とする液圧装置。
  5. 請求項2または3に記載の液圧装置において、
    上記ポンプ(12)と上記方向切換弁(13)の上記ポンプポート(P)との間の圧力を検出する第2圧力センサ(30)を備え、
    上記制御装置(52,62)は、上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記第2圧力センサ(30)が上記第1パイロットチェック弁(15)を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置(31)に上記ポンプ(12)を駆動させる
    ことを特徴とする液圧装置。
  6. 請求項4に記載の液圧装置において、
    上記ポンプ(12)と上記方向切換弁(13)の上記ポンプポート(P)との間の圧力を検出する第2圧力センサ(30)を備え、
    上記制御装置(62)は、上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記第1圧力センサ(20)および上記第2圧力センサ(30)が上記第1パイロットチェック弁(15)を開放する圧力以上の圧力を検出するまで、上記駆動装置(31)に上記ポンプ(12)を駆動させる
    ことを特徴とする液圧装置。
  7. 請求項2から6までのいずれか1つに記載の液圧装置において、
    タイマー(35)を備え、
    上記制御装置(32,42,52,62)は、上記単動シリンダ(11)を戻り動作させるときに、上記タイマー(35)が予め定めた一定時間を計時するまで、上記駆動装置(31)に上記ポンプ(12)を駆動させる
    ことを特徴とする液圧装置。
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