JP4741514B2 - 特に制御ブレーキシステム用のマスターシリンダー - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジング内で移動可能な少なくとも1つのピストンを具備し、ピストンは、ハウジングの環状溝内に配置されているシール要素によって圧力チャンバに対してシールされており、圧力チャンバは、ピストンに形成されている横孔によって非圧縮供給チャンバに接続可能である、特に制御ブレーキシステム用のマスターシリンダーに関する。
独国特許出願公開第10120913A1号明細書には、このタイプのマスターシリンダーが開示されており、その横孔は、マスターシリンダーの空動距離を可能な限り短く保つために小さな横断面を有する。トラクションスリップ制御(traction slip control,TSC)又は電子安定プログラム(Electronic Stability Program,ESP)を用いるブレーキシステムのような制御ブレーキシステムが用いられる場合には、制御の介在時には、圧力液体が圧力液体タンクからマスターシリンダーを介してポンプに補充される。横孔の横断面が小さいと、過度の絞り抵抗が生じ、必要な圧力液体を充分に速い速度でポンプに供給することができなくなるという、欠点がある。
欧州特許出願公開第0807042A1号明細書には、横孔をピストンの周方向に延びている長孔として形成することが開示されている。
独国特許出願公開第10120913A1号明細書 欧州特許出願公開第0807042A1号明細書
ピストンの外面(周面)はピストンをガイドするのに用いられるため、ピストンの外面において長孔にデバリングを行う必要がある。このために、外側周回溝の底部に長孔を配置することが提案されており、外側周回溝を鋭利なエッジがシール要素を損傷しないように機械加工する必要が生じる。また、シール要素の内側シールリップが、外側周回溝を通過する際に、予圧により外側溝内へと押し込められ、内側シールリップに損傷や捩れが生じるおそれがあるという、欠点がある。
上述した観点に鑑み、本発明の目的は、この点が改良されたマスターシリンダーを提供することである。
本発明に従い、この目的は、ピストンの内面に、横孔が開口する凹部を形成することにより達成される。これにより、一方で、ピストンの外面に精密な機械加工を施す必要がなくなり、他方で、横孔の長さ、即ち、横孔の自身の軸方向への延びが減少され、絞り抵抗が減少される。加えて、マスターシリンダーの空動距離を短いままに保つことが可能である。
ピストンの製造を簡単にするために、ピストンは、第1の内径と第2の内径とを備える略ボウル状の壁を一端側に有し、第2の内径は第1の内径よりも大きく、横孔は第1の内径と第2の内径との間のゾーンに配置されている。
本発明の好ましい改良態様では、凹部は、少ない労力で形成可能な径方向内側の周回溝として形成されている。内側溝では仕上げ加工は不要である。加えて、ピストンの壁厚は薄くなっておらず、ピストンは、ハウジングあるいは第2のピストンに突き当てられた場合にピストンに作用する軸方向の力を、変形されることなく受容可能である。
本発明の別の好ましい実施態様では、凹部は、ピストンの内面の歯状側面から形成されている歯状空間の形態を有し、好ましくは、凹部は、軸方向にピストンの端部まで延びている。従って、深絞り工程により凹部を有するピストンを形成することが可能であり、凹部を形成するための追加の機械加工の労力は必要ない。加えて、ピストンの壁厚は部分的にのみ薄くなっており、この結果、ピストンは、生成される軸方向の力を変形されることなく受容可能である。
横孔を特に簡単に形成することができるように、互いに対向する横孔は、互いに平行な境界面を有する。このため、互いに対向する横孔をほぼ同時に形成することが可能となっている。
好ましくは、横孔は長孔形状を有し、これにより、絞り抵抗をさらに減少させることが可能となる。
本発明の好ましい実施態様では、横孔は、形削りにより、例えば、パンチングにより、あるいは、ピストンの長手軸に対して径方向にドリルを移動させることにより、形成可能である。
実験により、おおよそ1の比の値が、孔径に対する孔長の好ましい比の値、幅に対する孔長の好ましい比の値であることが証明された。
本発明は、実施形態を示す図面を参照して以下で説明される。
図1は、本発明の第1実施形態のマスターシリンダー1を示す縦断面図であり、このマスターシリンダー1は、例えば、トラクションスリップ制御(TCS)及び/又は電子安定プログラム(ESP)を用いる制御ブレーキシステムで用いられ、プランジャー直列形態を有する。このタイプのマスターシリンダー1の作動方式は周知であるため、本発明にとって重要な特徴だけを主に説明する。
マスターシリンダー1は、ハウジング2内で移動可能な第1及び第2のピストン3,4を有し、ハウジング2の環状溝23,24には環状シール要素5,6が収容されており、環状シール要素5,6は動的に作用する内側シールリップ26,27と静的に作用する外側シールリップ28,29とを有する。動的に作用する内側シールリップ26,27は第1のシール面によりピストン3,4に押圧されており、静的に作用する外側シールリップ28,29は第2のシール面により環状溝23,24の底部に押圧されている。ピストン3,4の外側面はガイド面として機能する。
図1に示されるマスターシリンダー1の非作動状態では、第1及び第2の圧力チャンバ7,8は、圧力液体チャンネル32,33及びハウジング2の供給チャンバ11,12を介して、加えて、第1及び第2のピストン3,4の一端側36,37に形成されているボウル状壁21,22の横孔9,10を介して、非圧縮圧力液体タンク(図示せず)に接続されている。マスターシリンダー1の形態のタイプに応じて、4乃至24個の横孔9,10が、ピストン3,4の周方向に等分配されて配置されている。ピストン3,4は、圧縮ばね34,35によって予圧されている。
圧縮ばね34,35は、少なくとも部分的にボウル状壁21,22の内部に配置されている。ボウル状壁21,22の中央部を中央ピン38,39が通過しており、中央ピン38,39はボウル状壁21,22の軸方向出口の手前で終端している。端部40,41にはスリーブ44,45用のストッパー42,43が設けられており、ストッパー42,43とカラー46,47とが協働して、スリーブ44,45がピン38,39に対して規定の範囲内で入れ子式に伸縮可能である。さらに詳細に説明すると、スリーブ44,45は、圧縮ばね34,35により、駆動中にピストンの内部へと押し込まれる。図示されるように、ストッパー42,43は、好ましくは、環状ディスクであり、ピン38,39にリベット止め、特に揺動可能にリベット止め(wobble−riveted)されている。スリーブ44,45の他端部19,20は、圧縮ばね34,35に当接されているプレート状のカラー48,49を有する。
第1のピストン3は、マスターシリンダー1を駆動する際に駆動方向Aに移動される。この際、第1のピストン3の移動は、圧縮ばね34を介して第2のピストン4に伝達される。シール要素5,6のゾーンに横孔9,10が配置されると、圧力液体はもはや供給チャンバ11,12から横孔9,10を介して圧力チャンバ7,8へと流入され得なくなるため、マスターシリンダー1のいわゆる空動距離が完了する。圧力チャンバ7,8と圧力液体タンクとの間の接続が遮断され、圧力チャンバ7,8で圧力が増大する。
マスターシリンダー1の連続して配置された2つのピストン3,4の形態、作動方式は互いにほぼ同一であるため、第1のピストン3のみさらに説明する。
TCSあるいはESPの介在時において、ピストン3が非作動あるいは作動状態にある場合には、圧力液体タンクから圧力チャンバ7を介してホイールブレーキへと圧力液体を吸引する必要がある場合があり、これは好ましくはポンプによってなされ、液体をホイールブレーキへと、あるいは、マスターシリンダー1へと(還流原理)供給するために、ポンプの入口は、マスターシリンダー1の圧力チャンバ7,8に、あるいは、ホイールブレーキに選択的に接続され得る。TCSが介在する場合には、マスターシリンダー1の非作動状態において、圧力液体が、圧力液体タンクから、圧力液体チャンネル32、供給チャンバ11、横孔9、圧力チャンバ7を介して吸引される。ESPが介在する場合には、マスターシリンダー1の作動状態において、吸引圧によってシール要素5の外側シールリップ28が内側シールリップ26に向かって傾き、この結果、外側シールリップ28のシール面が環状グルーブの底部に押圧されなくなることで、外側シールリップ28を越えて液体が流れることにより、補償がなされる。TCSあるいはESPが介在する場合に、特にマスターシリンダーが非作動位置にある場合に、ポンプに素早く充分な圧力液圧を供給するために、横孔9の絞り抵抗を可能な限り低く保つ必要がある。しかしながら、マスターシリンダー1の空動距離も、可能な限り最小化しなければならない。
図2は、第1実施形態の第1のピストン3を示す縦断面図であり、図3は、ピストン3を図2のB−B線に沿って切断して示す横断面図である。
図2に示されるように、ピストン3の一端側36は、略ボウル状をなし、第1の内径D1と第2の内径D2とを有し、第2の内径D2は第1の内径D1よりも大きく、これによりピストン3の製造が容易になっている。複数の横孔9が、2つの内径D1,D2間のゾーンにおいて、ピストン3の周方向に等分に配置され、ピストン3の内面13に形成されている凹部15へと開口している。図2に示されるように、特に、凹部15は径方向内側周回溝として形成されている。
ボウル壁21の壁厚は、端部19で薄くなっておらず、ピストン3は、第2のピストン4に突き当てられた場合に作用する軸方向の力を、変形されることなく受容可能である。例えば、回路が故障した場合に、ピストン3の当接が生じる。
図3に示されるように、横孔9は所定の孔径Dと孔長Lとを有し、孔長Lと孔径Dとの比はおおよそ1の値であり、この値が特に好ましいことが証明された。即ち、内側溝15により、孔長L、従って、横孔9の絞り抵抗が減少されている。
図4乃至図6は、第2実施形態のマスターシリンダー1の第1のピストン3を示す部分断面図であり、本実施形態は図1乃至図3の実施形態とおおよそ対応しているため、互いに対応する特徴部分については、同様の参照符号を付して、対応部分の説明については繰り返さない。従って、以下では、基本的な相違点についてのみ説明する。
図5は、図4のC−C線に沿う断面であり、この図5及び図6に特に示されるように、横孔9が開口している凹部17は、ピストン3の内面13の歯状側面から形成されている歯状空間の形態を有する。凹部17は軸方向にピストン3の端部19まで延びており、このため、ピストン3を深絞りにより製造することが可能であり、凹部17は追加の機械加工行程を用いることなく形成することが可能である。
本実施形態では、ボウル状壁21の壁厚は、端部19において、部分的にのみ薄くなっており、この結果、ピストン3は、上述したような軸方向の力を変形されることなく受容可能である。
図7乃至図9は、第3の実施形態のマスターシリンダー1の部分断面図であり、本実施形態は図1乃至図6に従う上述した2つの実施形態とおおよそ対応しているため、互いに対応する特徴部分については、同様の参照符号を付して、対応部分の説明については繰り返さない。従って、以下では、基本的な相違点についてのみ説明する。
第3実施形態のマスターシリンダー1は、ハウジング2内で移動可能な第1及び第2のピストン53,54を有し、第1及び第2のピストン53,54の一端側55,56には略ボウル状の壁57,58が形成されている。
上述した2つの実施形態に対して、第3実施形態のマスターシリンダー1は、ピストン53,54を予圧するのに用いられるばね組体61,62を有する。これらばね組体61,62は、夫々、圧縮ばね34,35、だぼピン63,64、さらに、2つの引張スリーブ65,66,67,68を有し、このため、図1に示されている中央に配置されているピンは不要になっている。従って、プラスチック部品、あるいは、金属旋削部品として、比較的簡単な方法でピストン53,54を製造することが可能となっている。
ピストン53,54ではボウル状壁57,58に複数の横孔50,51が形成されており、複数の横孔50,51は、2つの内径D1,D2間のゾーンにおいて、ピストン53,54の周方向に等分配されて配置され、ピストン53,54の内面59,60に形成されている凹部15,16へと開口している。凹部15,16は、図2の実施形態に従う凹部15,16と同様に、径方向内側周回溝として形成されている。
マスターシリンダー1において連続して配置されている2つのピストン53,54の形態及び作動方式は互いにほぼ同一であるため、第1のピストン53についてのみ詳細に説明する。
図8は第1のピストン53の部分図であり、図8に示されるように、横孔50は、所定の長さL1及び幅Bを有する長孔状をなしている。横孔50を長孔状の形態とすることで、絞り抵抗をさらに減少することが可能となるため、有効である。
図9は横孔50ゾーンにおける第2のピストン53の部分断面図であり、特に図9から明らかなように、横孔50は所定の孔長Lを有する。幅Bに対する孔長Lの比はおおよそ1の値であり、この値が特に好ましいことが証明された。内側溝15は、孔長L、従って、横孔50の絞り抵抗を減少させる。
さらに図示されるように、互いに対向する横孔50が互いに平行な境界面52を有し、横孔50は、例えば、形削りにより、即ち、例えば、パンチングにより、あるいは、ピストン53の長手軸Mに対して径方向にドリルを移動させることにより、形成可能である。
本発明の第1実施形態のマスターシリンダーを示す縦断面図。 本発明の第1実施形態のマスターシリンダーの第1のピストンを示す縦断面図。 図2のピストンを図2のB−B線に沿って切断して示す部分図 本発明の第2実施形態の第1のピストンを示す部分縦断面図。 図4のピストンを図4のC−C線に沿って切断して示す部分図。 図4のピストンを示す部分斜視図。 本発明の第3実施形態のマスターシリンダーを示す縦断面図。 本発明の第3実施形態のマスターシリンダーの第1のピストンを示す部分図。 図8のピストンを横孔のゾーンにおいて切断して示す部分図。
符号の説明
1…マスターシリンダー、2…ハウジング、3…ピストン、4…ピストン、5…シール要素、6…シール要素、7…圧力チャンバ、8…圧力チャンバ、9…横孔、10…横孔、11…供給チャンバ、12…供給チャンバ、13…内面、14…内面、15…凹部、16…凹部、17…凹部、19…端部、20…端部、21…壁、22…壁、23…環状溝、24…環状溝、26…内側シールリップ、27…内側シールリップ、28…外側シールリップ、29…外側シールリップ、30…外面、31…外面、32…圧力液体チャンネル、33…圧力液体チャンネル、34…圧縮ばね、35…圧縮ばね、36…一端側、37…一端側、38…ピン、39…ピン、40…端部、41…端部、42…ストッパー、43…ストッパー、44…スリーブ、45…スリーブ、46…カラー、47…カラー、48…カラー、49…カラー、50…横孔、51…横孔、52…参照面、53…ピストン、54…ピストン、55…一端側、56…一端側、57…壁、58…壁、59…内面、60…内面、61…ばね組体、62…ばね組体、63…だぼピン、64…だぼピン、65…引張スリーブ、66…引張スリーブ、67…引張スリーブ、68…引張スリーブ、A…駆動方向、D…孔径、D1…直径、D1…直径、B…幅、L…孔長、L1…長さ、M…長手軸。

Claims (11)

  1. ハウジング(2)内で移動可能な少なくとも1つのピストン(3,4;53,54)を具備し、ピストン(3,4;53,54)は、ハウジング(2)の環状溝(23,24)内に配置されているシール要素(5,6)によって圧力チャンバ(7,8)に対してシールされており、圧力チャンバは、ピストン(3,4;53,54)に形成されている横孔(9,10;50,51)によって非圧縮供給チャンバ(11,12)に接続可能であ、ピストン(3,4;53,54)の内面(13,14)に凹部(15,16,17)が形成されており、凹部(15,16,17)へと横孔(9,10)が開口している、制御ブレーキシステム用のマスターシリンダー(1)において、
    ピストン(3,4;53,54)は、第1の内径(D1)と第2の内径(D2)とを備える略ボウル状の壁(21,22;57,58)を一端側(36,37;55,56)に有し、第2の内径(D2)は、第1の内径(D1)よりも大きく、横孔(9,10;50,51)は、第1の内径(D1)と第2の内径(D2)との間のゾーンに配置されている、ことを特徴とするマスターシリンダー。
  2. 凹部(15,16)は、径方向内側の周回溝として形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスターシリンダー。
  3. 凹部(17)は、ピストン(3,4)の内面(13,14)の歯状側面により形成されている歯状空間の形態を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスターシリンダー。
  4. 凹部(17)は、軸方向にピストン(3,4)の端部(19,20)まで延びている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のマスターシリンダー。
  5. 横孔(9,10)は、孔径(D)に対する孔長(L)の比がおおよそ1の値となる孔長(L)と孔径(D)とを有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のマスターシリンダー。
  6. 互いに対向する横孔(50,51)は、互いに平行な境界面(52)を有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のマスターシリンダー。
  7. 横孔(50,51)は、長孔形状を有する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のマスターシリンダー。
  8. 横孔(50,51)は、形削りによって形成可能である、
    ことを特徴とする請求項7に記載のマスターシリンダー。
  9. 横孔(50,51)は、ピストン(53,54)の長手軸(M)に対して径方向にドリルを移動させることにより形成可能である、
    ことを特徴とする請求項7に記載のマスターシリンダー。
  10. 横孔(50,51)は、幅(B)に対する孔長(L)の比がおおよそ1の値である孔長(L)、長さ(L1)、及び、幅(B)を有する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のマスターシリンダー。
  11. 4乃至24個の横孔(9,10;50,51)がピストン(3,4;53,54)の周方向に等分配されて配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のマスターシリンダー。
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