JP4740210B2 - 車両用クラッシュボックス構造 - Google Patents

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本発明は、例えば、自動車等の車両の衝突時に発生する衝突エネルギを好適に吸収することが可能な車両用クラッシュボックス構造に関する。
従来から、自動車の前端部及び後端部には、衝突時に発生する衝突エネルギを吸収して前記衝突エネルギが車体骨格に伝達されることを回避するために、フロントバンパやリアバンパがそれぞれ設けられている。
ところで、最近では、フロントサイドメンバの前端部とフロントバンパとの間に筒状のエネルギ吸収部材からなる、いわゆるクラッシュボックスが介装され、所定値以上の荷重がフロントバンパに付与された場合、前記クラッシュボックスが軸方向に圧縮変形して衝撃エネルギを吸収することにより、前記フロントサイドメンバに対する衝撃エネルギの伝達が抑制されるようにしている。
この種のクラッシュボックスに関し、例えば、特許文献1には、アッパパネル及びロアパネルによって上下面を形成し、アウタパネル及びインナパネルによって左右側面を形成し、前記4枚のパネルによって四角筒体のクラッシュボックスを構成すると共に、4つの側壁にそれぞれ、軸方向と直交する方向に延在し楕円形状の凹部からなるビードを設けることが開示されている。
特開平5−116645号公報(段落0021、0025、図1、図3)
しかしながら、前記特許文献1に開示されたクラッシュボックスでは、4枚のパネルをそれぞれ溶接して四角筒体を形成するために、製品を組み付ける際の生産性が劣るという問題がある。
すなわち、前記特許文献1に開示されたクラッシュボックスでは、アッパパネルの両側端部に対してインナパネル及びアウタパネルの一方の側端部をそれぞれ接合して四角筒体の上部側の両角部を形成すると共に、ロアパネルの両側端部に対して前記インナパネル及びアウタパネルの他方の側端部をそれぞれ接合して四角筒体の下部側の両角部を形成する必要があり、溶接位置が上下左右方向にそれぞれ異なる4つの部位となり、各パネルを支持して位置決めする作業及び溶接作業が非常に煩雑となり、生産効率を低下させる。
また、前記特許文献1に開示されたクラッシュボックスでは、4つの側壁のそれぞれに対し、軸方向と直交する方向に延在し楕円形状の凹部からなる同一形状のビードのみを設けているため、前記クラッシュボックスに荷重が付与されたときに該クラッシュボックスの軸方向に沿った後部より座屈が開始するおそれがあり、前記クラッシュボックスに付与される荷重特性が不安定となる蓋然性がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、組み付け時における生産性を向上させると共に、付与される荷重特性を安定させて座屈モードを制御することが可能な車両用クラッシュボックス構造を提供することを目的とする。
本発明によれば、それぞれ断面凹み形状に屈曲(例えば、断面略コ字状)してなる第1パネル部材と第2パネル部材の両側端部同士を、前記断面凹み形状を向かい合わせた状態で重畳して接合することにより、車両の前後方向に延在する閉断面が多角形筒体からなるクラッシュボックスが構成される。この場合、前記第1パネル部材又は第2パネル部材のいずれか一方の側端部の自由端に前記重畳する部位から斜め外方に向かって所定長だけ突出し且つ前後方向に沿って延在するフランジ部が設けられる。また、前記多角形筒体は、例えば、四角形、八角形等の偶数角からなる多角形によって形成されることが好ましい。
第1パネル部材と第2パネル部材とを相互に組み付けてクラッシュボックスを形成する際、前記フランジ部の傾斜面がガイド面となって、例えば、第2パネル部材の側端部が前記フランジ部によって案内された状態で第1パネル部材の側端部の内側に沿って円滑に進入させることができる。このように、フランジ部を設けることによってパネル部材同士を組み付ける際のセット性が向上し、生産性を高めることができる。
また、本発明によれば、多角形筒体の側面には、荷重が付与される前半部に多角形筒体の軸方向と略直交する方向に延在する横断面円弧状の縦ビードを形成すると共に、前記前半部に連続する後半部に多角形筒体の軸方向と略平行な方向に延在する縦断面矩形状の横ビードを形成している。
従って、本発明によれば、クラッシュボックスの前半部に座屈変形が容易な縦ビードを配置し、前記前半部に連続する後半部に比較的座屈変形しにくい横ビードを配置して荷重バランスを明確に設定すると共に、衝撃荷重が付与されたときにクラッシュボックスの後部側から座屈が開始することを回避して、前記クラッシュボックスの前端部側から座屈が開始する安定した座屈モードに設定することができる。
さらに、本発明によれば、第1パネル部材と第2パネル部材とを組み付けるときにガイド面として機能するフランジ部が製品化された後もそのまま残存するクラッシュボックスとすることができる。
従って、本発明によれば、前記フランジ部によってクラッシュボックスの前後方向における強度を向上させて、高荷重に耐えることが可能なクラッシュボックスを得ることができる。このように、フランジ部は、組み付けの際にガイド面として機能すると共に、製品化されたときに前後方向における強度を増強させる突条部としての機能をも併有する。
本発明では、組み付け時においてフランジ部がガイド面として機能することにより組み付け時における生産性を向上させることができる。また、本発明では、荷重が伝達されるクラッシュボックスの側面の前半部に縦ビードを形成し、後半部に横ビードを形成することにより、付与される荷重特性を安定させて座屈モードを制御することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る車両用クラッシュボックス構造が適用されたクラッシュボックスの斜視図、図2は、前記クラッシュボックスをフロントバンパに結合した状態の斜視図、図3は、前記クラッシュボックスのパネル部材を分離した分解斜視図、図4(a)は、図1のIV−IV線に沿った縦断面図である。なお、以下に記載される前後方向及び左右方向は、図1に指示された方向に従うものとする。
図1乃至図4(a)に示されるように、このクラッシュボックス10は、縦断面が略コ字状に折曲して(断面凹み形状に屈曲して)形成された薄板状の第1パネル部材12と、同様に、縦断面が略コ字状に折曲して(断面凹み形状に屈曲して)形成された薄板状の第2パネル部材14とを備える。前記第1パネル部材12と前記第2パネル部材14とは、一体的に結合されることにより、縦断面が矩形状の閉断面からなる四角筒体に構成される。なお、前記クラッシュボックス10は、前記閉断面が四角形に限定されるものではなく、例えば、閉断面が八角形等の偶数角からなる多角形であればよい。
前記クラッシュボックス10の前端部には、図1及び図2に示されるように、フロントバンパ16に連結される第1連結部材18が設けられ、前記クラッシュボックス10の後端部には、フロントサイドフレーム20に連結される第2連結部材22が設けられる。なお、クラッシュボックス10は、フロントバンパ16の水平方向に沿った左右両側にそれぞれ連結されて同一構成からなるため、フロントバンパ16からみて右側のクラッシュボックス10について以下詳細に説明し、左側のクラッシュボックス10の説明を省略する。
第1パネル部材12の相互に対向する上下側端部(側端部の自由端)には、組み付けられたとき、それぞれ、第2パネル部材14の平坦な外側面26に対し、外側に向かって所定角度傾斜するフランジ部24が軸方向に沿って延在するように設けられる(図1及び図3参照)。フランジ部24の傾斜面と第2パネル部材14の外側面26との間で形成される傾斜角度θは、約10度〜75度の範囲(10≦θ≦75)に設定されるとよい(図4(a)参照)。前記傾斜角度θが10度未満及び75度を超える場合には、第1パネル部材12と第2パネル部材14とを組み付ける際のフランジ部24におけるガイド機能が低下するからである。なお、好ましくは、前記傾斜角度θが、座屈変形するときの阻害を低下させるために、約30度〜60度の範囲(30≦θ≦60)に設定されるとよい。
この場合、第1パネル部材12のフランジ部24を除いた側端部の内側には、第2パネル部材14の側端部の外壁面が接触するように設けられる。前記第1パネル部材12のフランジ部24を除いた側端部の内側と第2パネル部材14の側端部の外側とは、所定範囲にわたって相互に重畳するように設けられ、この重畳部位28(図4(a)参照)は、軸方向に沿って延在し、例えば、スポット溶接等によって溶接されて一体的に接合される。
クラッシュボックス10の相互に対向する左右両側面であって、フロントバンパ16に結合される軸方向の前半部30aには、前記クラッシュボックス10の軸方向と略直交する方向(上下方向)に延在し且つ横断面円弧状の凹部からなる第1と第2のビード32(以下、縦ビード32という)が設けられる。
また、前記縦ビード32に隣接する部位であって、フロントサイドフレーム20の前端部に連結されるクラッシュボックス10の後半部30bには、前記クラッシュボックス10の軸方向と略平行な方向(前後方向)に延在する縦断面矩形状の凹部からなる第3のビード34(以下、横ビード34という)が設けられる。
縦ビード32は、相互に略平行に延在し、長さ方向の寸法に対する幅方向の寸法が幅狭に形成される。また、横ビード34は、前記縦ビード32の幅寸法よりも大きく幅広に設定される。この場合、クラッシュボックス10の一側面には、一組の縦ビード32と単一の横ビード34とがそれぞれ略直交した状態で併設される。さらに、縦ビード32及び横ビード34は、クラッシュボックス10の相互に対向する左側面と右側面においてのみ、それぞれ、対称位置(ミラーイメージ)に配置される。
このように、クラッシュボックス10の上面及び下面には、それぞれ軸方向に沿ってフランジ部24が略直線状に延在するように設けられ、左右両側面には、一組の縦ビード32及び前記縦ビード32に直交する単一の横ビード34が設けられた構造とすることにより、後記するように、クラッシュボックス10に衝撃荷重が付与されて軸方向に沿って圧縮変形するとき、前記クラッシュボックス10の前端から後端側に向かって安定した座屈モードを設定することができる。なお、横ビード34は、単一ではなく略平行に複数個設けるようにしてもよい。また、縦ビード32及び横ビード34は、それぞれ凹部ではなく凸部によって形成してもよい。
本発明の実施形態に係る車両用クラッシュボックス構造が適用されたクラッシュボックス10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
先ず、クラッシュボックス10の組み付け工程について説明する。図示しない金型等を用い鍛造成形、又は鋳造成形、若しくは、機械加工等によってそれぞれ断面コ字状に折曲した第1パネル部材12及び第2パネル部材14を形成する。
このようにして製造された第1パネル部材12及び第2パネル部材14を、図4(b)に示されるように、各パネル部材の凹み形状(断面コ字形状)が相互に向かい合って所定距離離間した状態から、例えば、第2パネル部材14を矢印方向に変位させて、相互に接近する方向に相対的に変位させる。
第2パネル部材14の側端部と第1パネル部材12の側端部とが係合する際、第1パネル部材12に設けられたフランジ部24の傾斜面がガイド面となって、第2パネル部材14の側端部が前記フランジ部24によって案内された状態で第1パネル部材12の側端部の内側に沿って円滑に進入する。
このようにして第1パネル部材12と第2パネル部材14の両側端部が当接した状態において、図示しないスポット溶接ガンを用いて第1パネル部材12と第2パネル部材14との重畳部位28を複数箇所溶接すると共に、前端部及び後端部にそれぞれ第1連結部材18及び第2連結部材22を結合することによってクラッシュボックス10が完成する。なお、完成後のクラッシュボックス10では、その上面及び下面にフランジ部24が所定角度傾斜した状態で残存しており、このフランジ部24は溶接されていない。
本実施形態では、第1パネル部材12の両側端部にフランジ部24を設けることによって第2パネル部材14を組み付ける際のセット性が向上し、生産性を高めることができる。仮に、フランジ部24のようなガイド面を設けない場合には、第1パネル部材12と第2パネル部材14とを組み付ける際、第1パネル部材12の両側端部間に第2パネル部材14の側端部を円滑に挿入することが困難となり、組み付け作業に多くの時間がかかって生産効率が低下するという不具合がある。
次に、前記クラッシュボックス10がフロントバンパ16とフロントサイドフレーム20との間に組み付けられた状態において、前記フロントバンパ16、クラッシュボックス10及びフロントサイドフレーム20を一体的に変位させて図示しない固定面を静的に押圧したときに付与される荷重と変位量と衝撃エネルギとの関係を図5に示す。
前記フロントバンパ16、クラッシュボックス10及びフロントサイドフレーム20の変位量の増大に伴って、先ず、フロントバンパ16が変形するA部及び前記フロントバンパ16が断面圧壊するB部を経て、クラッシュボックス10が軸方向に沿って徐々に圧縮変形する。
前記クラッシュボックス10では、前半部30aにおいて車両の上下方向に延在する縦ビード32の凹部がつぶれて軸方向に圧縮変形した後、続いて後半部30bにおいて車両の前後方向に延在する横ビード34の凹部がつぶれて軸方向に圧縮変形し、それぞれ衝撃エネルギが吸収される。
この場合、車両の上下方向に延在する前半部30aの縦ビード32では、荷重が付与される方向と略直交する方向に延在している凹部が変形し易く(つぶれ易く)なっており、低い衝撃エネルギが好適に吸収される。これに対し、車両の前後方向と略平行に延在する後半部30bの横ビード34では、荷重が付与される方向と略平行に延在している凹部が前記縦ビード32と比較して変形しにくく(つぶれにくく)なっており、高い衝撃エネルギを吸収することができる。
本実施形態では、フロントバンパ16に近接するクラッシュボックス10の前半部30aに縦ビード32を配設し、フロントサイドフレーム20に近接するクラッシュボックス10の後半部30bに横ビード34を配設することにより、前記クラッシュボックス10の前半部30aと後半部30bの荷重バランスを明確に設定し、該クラッシュボックス10の軸方向に沿った前端部から座屈する安定した座屈モード(座屈変形状態)となるように制御することができる。
換言すると、本実施形態では、クラッシュボックス10の前半部30aに座屈変形が容易な縦ビード32を配置し、後半部30bに比較的座屈変形しにくい横ビード34を配置して荷重バランスを明確に設定すると共に、衝撃荷重が付与されたときにクラッシュボックス10の後部側から座屈が開始することを回避して、前記クラッシュボックス10の前端部から座屈が開始する安定した座屈モードに設定することができる。
このように、本実施形態では、クラッシュボックス10に付与される荷重バランスを前半部30aと後半部30bとで明確に設定することにより、図5に示されるように、右肩上がりの速度依存性を有する荷重特性曲線Lを得ることができる。
このようなクラッシュボックス10の速度依存性を有する荷重特性は、例えば、フロントサイドフレーム20の先端部に付設された図示しないフロントインパクトセンサからの検出信号に基づいて制御装置が、エアバッグの単なるオン・オフ制御、2つのインフレータを同時に点火させる同時点火、2つのインフレータに時間差を設けて2段に点火する2段点火等、衝突時の衝撃の大きさによってエアバッグの展開(作動)を制御するエアバッグコントロールシステムを好適に設定することができると共に、衝突状態に対応してエアバッグの展開を迅速に制御することができる利点がある。なお、図5中において、破線は、吸収される衝撃エネルギ特性曲線Eを示している。
また、本実施形態では、薄板状に形成された第1パネル部材12及び第2パネル部材14によってクラッシュボックス10を形成することにより、クラッシュボックス10の薄肉化及び軽量化を達成することができる。
さらに、本実施形態では、第1パネル部材12と第2パネル部材14とを組み付けるときにガイド面として機能するフランジ部24が製品化された後もそのまま残存してクラッシュボックス10の上下両側面に軸方向に沿って延在する。
従って、本実施形態では、クラッシュボックス10が薄肉化及び軽量化された場合であっても、前記フランジ部24によってクラッシュボックス10の軸方向における強度を向上させて、高荷重に耐えることが可能なクラッシュボックス10を得ることができる。このように、フランジ部24は、組み付けの際にガイド面として機能すると共に、製品化されたときに軸方向における強度を増強させる突条部としての機能をも併有する。
なお、本実施形態では、フロントバンパ16に連結されたクラッシュボックス10について説明しているが、これに限定されるものではなく、図示しないリアバンパに連結されたクラッシュボックス10についても適用することができることは勿論である。このリアパンパに連結されるクラッシュボックス10では、リアバンパに連結される側(リアバンパより荷重が付与される側)が前半部30aとなり、リアバンパから離間する側が後半部30bとなり、フロントバンパ16の場合と比較して前半部30a及び後半部30bの位置が逆となる。
本発明の実施形態に係る車両用クラッシュボックス構造が適用されたクラッシュボックスの斜視図である。 前記クラッシュボックスをフロントバンパに結合した状態の斜視図である。 前記クラッシュボックスの第1パネル部材と第2パネル部材とを分離した分解斜視図である。 (a)は、図1のIV−IV線に沿った縦断面図、(b)は、第1パネル部材と第2パネル部材とを組み付けるときの状態を示す縦断面図である。 フロントバンパ、クラッシュボックス及びフロントサイドフレームを一体的に変位させて固定面を押圧したときに付与される荷重と変位量と衝撃エネルギとの関係を示す特性図である。
符号の説明
10 クラッシュボックス
12 第1パネル部材
14 第2パネル部材
24 フランジ部
30a 前半部
30b 後半部
32 縦ビード
34 横ビード

Claims (1)

  1. それぞれ断面凹み形状に屈曲してなる第1パネル部材と第2パネル部材の両側端部同士を前記断面凹み形状を向かい合わせた状態で重畳して接合することにより、車両の前後方向に延在する閉断面が多角形筒体を形成し、前記第1パネル部材又は第2パネル部材のいずれか一方の側端部の自由端に前記重畳する部位から斜め外方に向かって所定長だけ突出し且つ前後方向に沿って延在するフランジ部を設け、前記多角形筒体の側面には、荷重が付与される前半部に前記多角形筒体の軸方向と略直交する方向に延在する横断面円弧状の縦ビードを形成すると共に、前記前半部に連続する後半部に前記多角形筒体の軸方向と略平な方向に延在する縦断面矩形状の横ビードを形成することを特徴とする車両用クラッシュボックス構造。
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