JP4738277B2 - 社宅引当支援システム - Google Patents

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Description

本発明は社宅引当支援システム関し、特に、社員の事情や職務等に応じて引当てる社宅を決定する場合に適用して有用なものである。
従来、賃貸住宅を借りる者は不動産業者を介して所望の賃貸住宅を選定している。このような賃貸物件の選定は昨今のいわゆるIT化により人手を介さずに行えるようになっており、例えばコンピュータを用いて賃貸住宅に対する条件を入力し、この条件に従った賃貸住宅に関する情報を提示するシステムがある(特許文献1参照)。かかるシステムを利用することにより、賃貸住宅を借りる者は効率的に所望の賃貸住宅を選定することができると共に、賃貸住宅の貸主及び不動産業者の労力を軽減することができる。
一方、従業者に対する福利厚生施設として、企業が社宅を所有している場合がある。この社宅に従業者を引当てる際には、賃貸住宅を選定する際の判断基準となる部屋数や場所等の他に、種々の事情を考慮して引当てる社宅を決定する必要がある。
この事情には、従業者の世帯構成等が挙げられる。例えば従業者の世帯に傷病者や身体障害者を含む場合は、マンションの1階にある住宅をこの従業者に引当てることが望ましい。また他の事情として従業者の職務が挙げられる。例えば緊急時には何時でも会社の施設に急行しなければならないような職務を割当てられた従業者の場合は、この施設の近くにある社宅に引当てられることが望ましい。
しかしながら、特許文献1に例示したようなシステムを従業者への社宅の引当に用いた場合、かかる事情は考慮されないため、引当の結果によっては従業者に不公平感を与えたり、又は職務遂行に支障を来たすという問題を生じる。
特開平10−49575号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、社員の世帯構成や職務等の事情に応じて社宅の引当作業を支援する社宅引当支援システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、社宅への入居を申し込む複数の入居申込者に前記社宅を引当てる作業を支援する社宅引当支援システムであって、前記社宅の築年数、又は階層、これらに基づいて社宅の程度を表すランク、及び入居可能であるか否かを表す入居可能フラグを含む社宅情報を格納するデータベースと、入居申込受付手段及び社宅引当情報作成手段とを有する社宅引当支援サーバとを備え、前記入居申込受付手段は、前記入居申込者が他の入居申込者よりも優先的に社宅を引当てられる優先資格の有無を表す優先資格情報を含む入居申込を前記入居申込者より受け付け、前記社宅引当情報作成手段は、最初に、前記社宅情報から前記優先資格に対応して予め定められた条件に該当し且つ前記入居可能フラグが入居可能であるものを該当社宅情報として前記データベースより抽出し、前記優先資格があることを表す優先資格情報を含む入居申込に前記該当社宅情報を対応付けることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成し、次に、前記入居申込受付手段により受け付けて前記優先資格を有さないことを表す優先資格情報を含む入居申込を前記入居者情報に基づいて整列して入居申込リストを作成すると共に前記該当社宅情報をランクに基づいて整列して社宅情報リストを作成し、前記入居申込リストに社宅情報リストを各々の先頭の要素から順次対応させることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成することを特徴とする社宅引当支援システムにある。
かかる第1の態様では、入居申込者の種々の事情を考慮に入れた上で、管理者の入居申込者への社宅の引当作業に有用な社宅引当情報が作成される。これにより管理者の作業の負担を軽減すると共に、入居申込者に公平感を与えられるよう社宅を引当てることができる。特に傷病者や身体障害者を含む世帯の入居申込者や重要な職務を割当てられた入居申込者には優先的に好適な社宅を引当てることができる。また、優先資格を有さない入居申込者を、入居者情報に基づいて入居申込者に適した社宅を引当てることができる。
本発明の第の態様は、第の態様に記載する社宅引当支援システムにおいて、前記入居申込受付手段は、前記入居者情報として入居申込者の年齢、及び世帯構成に関する世帯構成情報を含む入居申込を受け付け、前記社宅引当情報作成手段は、前記入居申込受付手段により受け付けて前記優先資格を有さないことを表す優先資格情報を含む入居申込を世帯構成情報毎に分類し且つ前記年齢の降順に整列して世帯構成別入居申込リストを作成すると共に、前記該当社宅情報を部屋数毎に分類し且つランクに基づいて整列して部屋数別社宅情報リストを作成し、世帯構成に適した部屋数を予め定めた部屋数割当情報に基づいて前記世帯構成別入居申込リストと前記部屋数別社宅情報リストとの組合せを作成し、当該組合せごとに前記部屋数別社宅情報リストに前記世帯構成別入居者情報リストを各々の先頭の要素から順次対応させることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成することを特徴とする社宅引当支援システムにある。
かかる第の態様では、優先資格を有さない入居申込者について、入居者情報である世帯構成員数に基づいて入居申込者に適した部屋数の社宅を引当てることができる。
本発明の第の態様は、第又は第の態様に記載する社宅引当支援システムにおいて、前記社宅引当支援サーバは、入居申込者からの入居申込に対して社宅を引当てたことを条件として、前記入居申込者に社宅が引当てられた旨を通知する通知手段を更に備えることを特徴とする社宅引当支援システムにある。
かかる第の態様では、入居申込者に対して社宅を引当てた結果を速やかに且つ効率的に通知することができる。これにより、管理者の社宅の引当作業にかかる負担を軽減することができる。
本発明によれば、入居申込者の世帯構成や職務に基づいて入居申込者に社宅を引当てるため、入居申込者に適した社宅を引当てることができる。特に傷病者や身体障害者を含む世帯の入居申込者や重要な職務を割当てられた入居申込者には優先的に好適な社宅を引当てることができる。また、優先的に扱われる者の条件は予め定められており、且つこの条件に従って画一的に各入居申込者への社宅の引当が行われるため、各入居申込者に社宅の引当て結果について公平感を与えることができる。このため各入居申込者は引当てられた社宅を受け入れ、円滑に転居することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態の説明は例示であり、本発明は以下の説明に限定されない。
〈実施形態1〉
実施形態1では、複数の従業者から社宅の引当の申込を受け付け、社宅の管理者に対して従業者に社宅を引当てるための判断材料となる社宅引当情報を作成することで、社宅の管理者による従業者への社宅の引当作業を支援する社宅引当支援システムを実現する。更に傷病者を含む世帯の従業者や重要な職務を割当てられた従業者に対して優先的に好適な社宅を引当たるよう社宅引当情報が作成されるため、各従業者間に不公平感を与えず、且つ各従業者の職務遂行に支障を来たさないよう社宅の引当てを行うことができる。なお、以下、社宅の引当てを申し込む従業者を入居申込者と称する。
図1は、実施形態1に係る社宅引当支援システムの構成の機能ブロック図である。図示するように、社宅引当支援システム1は、従業者が入居申込をする際に必要な事項を入力するための入居申込用端末20と、入居申込用端末20より取得した入居申込を受付け、これらの入居申込に対して社宅を引当てる処理を行う社宅引当支援サーバ30とを具備している。更に、この入居申込用端末20及び社宅引当支援サーバ30はインターネットやLAN等の通信手段10を介して必要な情報の授受が可能に構成されている。なお、入居申込用端末20の1台が図示されているのみであるが、社宅引当支援サーバ30は複数台の入居申込用端末20から入居申込を受け付けるように構成してもよい。
入居申込用端末20は、一般的なコンピュータの機能を備える情報通信端末であり、キーボードやマウス等の入力手段21と、ディスプレイ等の出力手段22と、社宅引当支援サーバ30との間で通信手段10を介して必要なデータの送受信を行うデータ送受信手段23とを備えている。入力手段21は入居申込者により後述する優先資格情報や入居者情報等を含む入居申込を取得し、データ送受信手段23は社宅引当支援サーバ30へ入居申込を送信する。また、社宅引当支援サーバ30が社宅を引当てた結果である社宅引当情報を通知した際に、データ送受信手段23はこの社宅引当情報を取得し、出力手段22はこれを表示する。
一方、社宅引当支援サーバ30は、社宅情報を格納するデータベース31と、入居申込者より入居申込を受け付ける入居申込受付手段32と、受け付けた入居申込に基づいて入居申込者への社宅の引当てを表す社宅引当情報を作成する社宅引当情報作成手段33と、社宅引当情報に基づいて社宅を引当てた結果を通知する通知手段34とを備えている。
データベース31には、社宅情報が格納されており、また必要に応じて社宅情報を取得、格納、変更、又は削除するための管理機能が備わっている。ここで、社宅情報とは、社宅の構成や入居状況を表すものである。具体的には、社宅の築年数、又は階層、これらに基づいて社宅の程度を表すランク、及び入居可能であるか否かを表す入居可能フラグ、並びに社宅の部屋数を含み構成されている。
社宅情報に含まれるランクは、社宅の築年数と階層に基づいて予め管理者により定められる。築年数が小さいほど(すなわち新しい建物であるほど)相対的にその社宅のランクは高く、また、複数階層の建物において高い階層にある社宅ほどランクは高い。
社宅情報に含まれる入居可能フラグは、社宅情報が空室であるか否かを表す。社宅情報の入居可能フラグが立っているならば、その社宅情報に表される社宅は空室であるため入居申込者に引当てることが可能であり、逆に入居可能フラグが立っていないならば、その社宅は空室ではないため入居申込者に引当てることが不可能である。
なお、この社宅情報は上述のランク等を含む場合に限定されず、社宅の住所、間取り、床面積、又は入居者の氏名や所属等、社宅の管理上必要な情報を社宅毎に含めてもよい。
入居申込受付手段32は、入居申込者が入居申込用端末20を用いて入力した入居申込を通信手段10を介して取得する。ここで入居申込とは、入居申込者による社宅の引当を希望する旨の意思表示であり、入居者情報、又は優先資格情報を含み構成されるものである。
入居者情報とは、入居申込者に適した社宅を引当てるための基礎となる情報であって、入居申込者の年齢、及び入居申込者の世帯構成から構成される。世帯構成とは世帯構成員数並びに各世帯構成員の年齢からなる情報である。このような入居者情報を用いることで、例えば入居申込者の年齢の高い順に程度のよい社宅を引当てたり、世帯構成員数が多ければ多いほど部屋数の多い社宅を引当てたり、世帯構成員に高齢者がいる場合は低層階の社宅を引当てるなどの配慮をすることができる。
なお、この入居者情報は上述の世帯構成等を含む場合に限定されず、入居申込者の氏名、性別、現住所、電子メールアドレス、又は電話番号等の入居申込者を特定するために必要な情報を入居申込者毎に含めてもよい。
また、優先資格情報は、入居申込者が他の入居申込者よりも優先的に社宅を引当てられるための優先資格を有するか否かを表す。例えば入居申込者若しくはその世帯構成員が傷病者や身体障害者である場合、又は入居申込者が重要な施設の管理者である場合などの特別な事情を有する入居申込者は優先資格を有する。このような優先資格情報を用いることで、傷病者や身体障害者を含む世帯の入居申込者や重要な職務を割当てられた従業者には優先的に好適な社宅を引当てることができる。
上述した入居申込は、入居申込者が入居申込用端末20を用いて入居者情報や優先資格情報を入力することにより入居申込を作成し、通信手段10を介して入居申込受付手段32がこれを取得する。ただし、これに限定されず、例えば従業者を一意に識別する従業者コードに対応させた入居者情報及び優先資格情報を予めデータベース31に格納する一方、入居申込者は入居申込用端末20を用いて自らの従業者コードを含む入居申込を入力して、入居申込受付手段32が通信手段10を介してこの入居申込を取得するよう構成してもよい。これにより、入居申込受付手段32が取得した入居申込に含まれる従業者コードから対応する入居者情報及び優先資格情報をデータベース31から抽出することができるため、入居申込者は入居者情報及び優先資格情報を逐一入力する手間を省略することができる。
社宅引当情報作成手段33は、受け付けた入居申込に基づいて入居申込者に社宅を引当てる処理を行う。これにより、入居可能な社宅に適宜入居申込者が引当てられると共に、優先資格を有する入居申込者には優先的に社宅が引当てられる。
具体的には、この社宅の引当を二つの段階に分けて行う。最初に優先資格を有する入居申込者からの入居申込に対して社宅の引当を行い、次に優先資格を有さない入居申込者からの入居申込に対して社宅の引当を行う。
最初に、優先資格に対応して予め定められた条件に該当する社宅情報に、優先資格を有することを表す優先資格情報を含む入居申込を対応させることで、当該入居申込をした入居申込者に社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成する。
ここで優先資格に対応して予め定められた条件とは、管理者により予め定められた条件であって、当該条件に該当する優先資格情報を含む入居申込であるならば所定の社宅を引当てる条件をいう。
例えば、入居申込者は優先資格情報として電力会社での配電に関する施設の責任者であることを表す配電責任者フラグを含む入居申込をする場合、「当該施設から最も近い社宅」が優先資格に対応して予め定められた条件となる。また、入居申込者は優先資格情報として傷病者を世帯構成員に含むことを表す傷病者フラグを含む入居申込をする場合、「低層階にある社宅」が優先資格に対応して予め定められた条件となる。
また、社宅引当情報とは、入居可能であることを表す入居可能フラグを含む社宅情報(該当社宅情報)と入居申込との組合せをいう。
従って、社宅引当情報作成手段33は、優先資格を有することを表す優先資格情報を含む入居申込を抽出し、優先資格情報に対応する該当社宅情報を抽出し、抽出した入居申込と該当社宅情報の組合せを社宅引当情報として記憶する。
次に、優先資格情報を有さない入居申込に対して社宅の引当を行う。まず、優先資格を有さないことを表す優先資格情報を含む入居申込を抽出する。この入居申込を世帯構成情報の世帯構成員数毎に分類し、且つ入居申込者の年齢の降順に整列して世帯構成別入居申込リストを作成する。これにより入居申込は、世帯構成員数が1乃至n(nは入居申込に含まれる世帯構成員数のうち最大の値)ごとの入居申込のリストに分類される。
一方、入居可能フラグが立っている社宅情報をデータベース31から取得し、部屋数別社宅情報リストを作成する。具体的には、該当社宅情報を部屋数毎に分類し、且つランクに基づいて整列して部屋数別社宅情報リストを作成する。これにより該当社宅情報は、部屋数が1乃至m(mは社宅情報に含まれる部屋数のうち最大の値)ごとの社宅情報のリストに分類される。
次に世帯構成に適した部屋数を予め定めた部屋数割当情報に基づいて、部屋数別社宅情報リストに世帯構成別入居申込リストを対応させることで社宅を引当てる。ここで部屋数割当情報とは、社宅の部屋数に適した世帯構成員数を定義した情報である。例えば部屋数が二部屋である社宅ならば世帯構成員数は二名、という情報である。
これにより、部屋数別社宅情報リストと世帯構成別入居申込リストとを適切に組み合わせることができる。例えば二部屋の部屋別社宅情報リストと二名の世帯構成別入居申込リストとを組合せて後述する引当を行うため、入居申込者には適切な広さの社宅を引当てることができる。
上述したように、この段階で、世帯構成員数と部屋数に基づいてランク順に整列された部屋数別社宅情報リストと年齢順に整列された世帯構成別入居申込リストとの組合せが作成される。
これらの組合せについて、部屋数別社宅情報リストの要素である社宅情報と世帯構成別入居申込リストの要素である入居申込とを先頭から順次対応させると共に、対応した社宅情報と入居申込とを社宅引当情報として記憶する。これにより、当該社宅情報により表される社宅を当該入居申込の入居申込者に引当てたことを表すことが可能となり、これに従い実際に入居申込者は引当てられた社宅へ転居することができる。
以上に説明したように作成された社宅引当情報は、入居申込者に社宅を引当てたことを表す。従って、管理者はこの社宅引当情報を用いることで効率的に社宅の引当作業を行うことができる。
通知手段34は、社宅引当情報作成手段33により作成した社宅引当情報に基づく社宅の引当結果を各入居申込者へ通知する。この通知は、例えば入居者情報として取得した電子メールアドレスに対してその旨を通知してもよい。また、電子メールによる通知に限定されず、例えばWebサーバにHTMLなどの書式で当該結果を保持させ、Webブラウザから当該結果を閲覧可能にしてもよい。
ここで、上述した社宅引当支援システム1において、社宅の引当に係る手順について説明する。図2は、実施形態1に係る社宅引当支援システムの処理手順を示す図である。また表1に管理者が予め作成した社宅情報を例示する。
Figure 0004738277
表1には、6つの社宅に関する社宅情報が例示されている。なお「番号」は各社宅情報に割り振られた一意な識別子である。便宜上、この識別子を用いて、表1の各社宅情報を社宅情報「100」のごとく表記する。
社宅情報「100乃至104」及び「106乃至107」により表される社宅は入居可能であり、ランクが付されている。一方社宅情報「105」により表される社宅は、従業者コード「3000」により識別される者が入居していることを表している。
最初に、入居申込用端末20で入居申込の入力処理を行う(ステップS1)。この結果、作成された入居者情報又は優先資格情報を含む入居申込は通信手段10を介して入居申込用端末20から社宅引当支援サーバ30に送信される。
表2に入居申込者により入力された入居申込を例示する。
Figure 0004738277
表2には、5名の入居申込者による入居申込が例示されている。なお「番号」は各入居申込に割り振られた一意な識別子である。便宜上、この識別子を用いて、表2の各入居申込を入居申込「200」のごとく表記する。
入居申込「200乃至201」により表される入居申込は、この入居申込の入居申込者は優先資格を有していることを表している。また、入居申込「200乃至202」は、世帯構成員が2乃至4名であることを表している。
次に、社宅引当情報作成手段33が主体となって、受信した入居申込のうち、優先資格情報を含む入居申込への社宅の引当処理を行う(ステップS2)。この引当処理の開始のタイミングは、予め定めた数の入居申込があった時点で開始してもよいし、一定期間の入居申込期間を設け、この期間の経過後に処理を始めてもよいし、管理者の判断で開始してもよい。
この結果、例えば、表2の入居申込「200乃至201」の入居申込者は、比較的新しく、低層階の社宅である社宅情報「106乃至107」が優先的に引当てられる。
次に、優先資格を有さない入居申込についても社宅引当情報作成手段33が主体となって、残りの入居申込への社宅の引当処理が行われる(ステップS3)。
例えば表1に示した社宅情報が部屋数ごとに分類され且つランク順に並べられて、表3乃至4に示す部屋数別社宅情報リストが作成される。ここで表3は部屋数が1の部屋数別社宅情報リストを、表4は部屋数が2の部屋数別社宅情報リストを例示している。
Figure 0004738277
Figure 0004738277
一方、表2に示した入居申込は世帯構成員数別に分類されて且つ入居申込者の年齢順に整列されて、表5乃至6に示す世帯構成別入居申込リストが作成される。ここで表5は世帯構成員数が1の世帯構成別入居申込リストを、表6は世帯構成員数が2の世帯構成別入居申込リストを例示している。
Figure 0004738277
Figure 0004738277
次に、部屋数割当情報に基づいて、表3の部屋数が1の部屋数別社宅情報リストと表5の世帯構成員数が1の世帯構成別入居申込リストとが組み合わされる。同様に、表4の部屋数が2の部屋数別社宅情報リストと表6の世帯構成員数が2の世帯構成別入居申込リストとが組み合わされる。
次に、この2つの組合せごとに、部屋数別社宅情報リストと世帯構成別入居申込リストとの先頭の要素を各々対応させて、社宅引当情報を作成する。表7に社宅引当情報を例示する。
Figure 0004738277
表7には、社宅情報と入居申込にそれぞれ付された番号のみを例示している。例えば社宅情報「100」については入居申込「203」が対応していることを表している。すなわち社宅情報「100」により示される社宅には、入居申込「203」をした入居申込者に引当てられることが表されている。
最後に、通知手段34が主体となって社宅を引当てた結果の通知処理を行い(ステップS4)、入居申込用端末20は通信手段10を介してこの引当の結果を受信して出力手段22に表示する(ステップS5)。
なお、この社宅を引当てた結果を入居申込用端末20に送信して入居申込者に通知するタイミングは、社宅引当支援サーバ30により図2のステップS2〜ステップS3の引当処理が完了した直後に自動的に行ってもよいし、管理者の指示により通知するようにしてもよい。また後者の場合においては、管理者が社宅引当情報を確認し、必要に応じて一部の社宅の引当について修正した後に、この結果を通知することができる。このような修正として、例えば入居者情報として入居申込者が三交代勤務者であることを示す情報や、入居申込者の世帯に高齢者や幼児が存在することを示す情報が含まれている場合に、管理者がそれぞれ高層階や低層階を引当てるよう修正可能にしてもよい。
また、ステップS3の残りの入居申込への社宅の引当処理においては、社宅情報を部屋数ごとに分類し、入居申込を世帯構成員数毎に分類したが、これに限定されない。例えばかかる分類を行わずに、ランクに基づいて整列した社宅情報リストと年齢に基づいて整列した入居申込とについて、各々の先頭の要素から順次対応させて社宅引当情報を作成してもよい。このことは、特に部屋数や世帯構成員数にばらつきが少ないような場合に有用である。これにより、社宅引当情報の作成に掛かる時間を短縮することができる。
以上に説明したように、入居申込者の世帯構成や職務に基づいて入居申込者に社宅を引当てるため、入居申込者に適した社宅を引当てることができる。特に傷病者や身体障害者を含む世帯の従業者や重要な職務を割当てられた従業者には優先的に好適な社宅を引当てることができる。また、優先的に扱われる者の条件は予め定められており、且つこの条件に従って画一的に各従業者への社宅の引当が行われるため、各従業者に社宅の引当て結果について公平感を与えることができる。このため各従業者は引当てられた社宅を受け入れ、円滑に転居することができる。
本発明は、社宅を有する企業等において、人事異動などに伴い従業者に社宅を引当てる場合に好適に利用することができる。
実施形態1に係る社宅引当支援システムの構成の機能ブロック図である。 実施形態1に係る社宅引当支援システムの処理手順を示す図である。
符号の説明
1 社宅引当支援システム
10 通信手段
20 入居申込用端末
21 入力手段
22 出力手段
23 データ送受信手段
30 社宅引当支援サーバ
31 データベース
32 入居申込受付手段
33 社宅引当情報作成手段
34 通知手段

Claims (3)

  1. 社宅への入居を申し込む複数の入居申込者に前記社宅を引当てる作業を支援する社宅引当支援システムであって、
    前記社宅の築年数、又は階層、これらに基づいて社宅の程度を表すランク、及び入居可能であるか否かを表す入居可能フラグを含む社宅情報を格納するデータベースと、
    入居申込受付手段及び社宅引当情報作成手段とを有する社宅引当支援サーバとを備え、
    前記入居申込受付手段は、前記入居申込者が他の入居申込者よりも優先的に社宅を引当てられる優先資格の有無を表す優先資格情報を含む入居申込を前記入居申込者より受け付け
    前記社宅引当情報作成手段は、最初に、前記社宅情報から前記優先資格に対応して予め定められた条件に該当し且つ前記入居可能フラグが入居可能であるものを該当社宅情報として前記データベースより抽出し、前記優先資格があることを表す優先資格情報を含む入居申込に前記該当社宅情報を対応付けることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成し、
    次に、前記入居申込受付手段により受け付けて前記優先資格を有さないことを表す優先資格情報を含む入居申込を入居者情報に基づいて整列して入居申込リストを作成すると共に前記該当社宅情報をランクに基づいて整列して社宅情報リストを作成し、前記入居申込リストに社宅情報リストを各々の先頭の要素から順次対応させることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成する
    ことを特徴とする社宅引当支援システム。
  2. 請求項に記載する社宅引当支援システムにおいて、
    前記入居申込受付手段は、前記入居者情報として入居申込者の年齢、及び世帯構成に関する世帯構成情報を含む入居申込を受け付け、
    前記社宅引当情報作成手段は、前記入居申込受付手段により受け付けて前記優先資格を有さないことを表す優先資格情報を含む入居申込を世帯構成情報毎に分類し且つ前記年齢の降順に整列して世帯構成別入居申込リストを作成すると共に、前記該当社宅情報を部屋数毎に分類し且つランクに基づいて整列して部屋数別社宅情報リストを作成し、世帯構成に適した部屋数を予め定めた部屋数割当情報に基づいて前記世帯構成別入居申込リストと前記部屋数別社宅情報リストとの組合せを作成し、当該組合せごとに前記部屋数別社宅情報リストに前記世帯構成別入居者情報リストを各々の先頭の要素から順次対応させることで当該入居申込をした入居申込者に前記該当社宅情報に表される社宅を引当てたことを表す社宅引当情報を作成する
    ことを特徴とする社宅引当支援システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する社宅引当支援システムにおいて、
    前記社宅引当支援サーバは、入居申込者からの入居申込に対して社宅を引当てたことを条件として、前記入居申込者に社宅が引当てられた旨を通知する通知手段を更に備える
    ことを特徴とする社宅引当支援システム。
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