JP4736694B2 - ケースモールド型コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、コンデンサ素子を外装ケース内に備え、外装ケース内に樹脂モールドされてなるケースモールド型コンデンサに関するものである。
図4は従来のケースモールド型コンデンサを示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図を示す。
図4において、21は開口部を有する樹脂製の外装ケースである。22はコンデンサ素子で、金属化フィルムを巻回または積層してなり、素子両端面には、亜鉛等の金属を溶射するなどの方法により、メタリコン部23を形成している。
24は銅などからなる平板状のバスバーであり、一方の端部はコンデンサ素子22に接続され、他方の端部はケース21の外方へ引き出され、貫通孔を有した外部接続端子部24aを備えている。
さらに25はコンデンサ素子22と外部接続端子部24aを除くバスバー24を埋め込むため、ケース21に注型される熱硬化性のエポキシ樹脂などからなる充填樹脂であり、ケース21の開口部にて注型面25aを形成している。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−108957号公報
ところが、このような従来の構成においては、外部接続端子部24aがケース21の外方へ注型面25aに対して垂直に表出している。これによって、外部接続端子部24a分の高さが増してしまい、コンデンサ製品として高さが増してしまうという問題があった。
特に車載用においては配置スペースが限定された場所での使用となるので、製品の低背化は必要不可欠なものであった。そこで本発明は低背化を図ることを目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために本発明は、バスバーの外部接続端子部を充填樹脂の上面と略平行な接続面とし、この接続面にビスを取り付けるための貫通孔を備え、この貫通孔の直下に貫通孔と対向するように上部が開口し、前記貫通孔にビスを取り付けた場合にこのビスの先端を収納する有底筒を充填樹脂に埋め込んだものである。
本発明のケースモールド型コンデンサはバスバーの外部接続端子部を充填樹脂の上面と略平行な状態にしているので高さを抑えることができ、製品の低背化が可能になるものである。また、外部接続端子部の接続面に貫通孔を備え、この貫通孔の直下に対向して、上部が開口する有底筒を充填樹脂に埋め込んだ状態にしているので、外部接続端子部にビスなどを取り付けた状態としても、ビスの先端はこの有底筒に収まることとなり、その結果充填樹脂を傷つけることなく耐湿性も低下させることがなくなるものである。
また、これらのケースモールド型コンデンサを取り付ける際にはケースの固定も含め上下方向にビス止めされることが多いので、接続面を充填樹脂の上面と略平行にすることによって作業の簡略化も可能になるものである。
以下、本発明の実施の形態1について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態におけるケースモールド型コンデンサの斜視図であり、図2は本実施の形態におけるケースモールド型コンデンサの断面図である。
図1および図2において、1は上面に開口部を有する樹脂製のケースであり、ポリフェニレンサルファイドなどの樹脂が用いられている。
2はコンデンサ素子であり、本実施の形態においてはポリエチレンテレフタレートフィルムの片面または両面にアルミニウムなどの金属蒸着電極を形成した金属化フィルムを一対の金属蒸着電極がポリエチレンテレフタレートフィルムを介して対向するように巻回し、両端面にメタリコン電極を設けたものである。
4は銅板などからなるバスバーであり、コンデンサ素子2と外部接続機器等(図示せず)とを接続させるものである。バスバー4はコンデンサ素子2の一端に設けられたメタリコン電極(図示せず)に接続され、外部に引き出され外部接続端子部4aを備えており、この外部接続端子部4aには後述する充填樹脂5の上面5aと略平行な接続面4bを有している。この接続面4bには貫通孔4cが設けられ、リード線など(図示せず)をビス6およびナット7で固定することができるようになっている。
バスバー4はコンデンサ素子2の両端からそれぞれ、P極、N極を引き出すため複数設けられている。
5はケース1とコンデンサ素子2との隙間に充填されてコンデンサ素子2を固定する充填樹脂であり、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂などが用いられている。この充填樹脂5はケース1に液状で注入された後、加熱することによって硬化させ、コンデンサ2を覆う形とすることで耐湿性の向上を目的として用いられている。
8は樹脂製の有底筒であり、外部接続端子部4aの接続面4bに設けられた貫通孔4cの直下に対向してこの貫通孔4cの中心軸と同一になり、上部が開口するように充填樹脂5に埋め込まれている。
このように上面5aと略平行な接続面4bに貫通孔4cの下方に有底筒8を上部が開口するように充填樹脂5に埋め込むことが本発明における技術的特徴の一つであり、これによってケースモールド型コンデンサの高さを抑えることができる。その理由については図3をもってさらに説明する。
図3はバスバー4にリード線(図示せず)などをビス6およびナット7で固定した際の斜視図である。
このとき貫通孔4cの中心軸と有底筒8の中心軸が一致するのでビス6の先端は有底筒8に収納される形で収まる。このようにすることによって、従来であればビスなどでリード線等を外部接続端子部4aに固定する際にはビスの長さ分だけ外部接続端子部4aの接続面4bを高くしなければならなかったり、ビスが充填樹脂5の上面5aを傷つけないように作業、設計などにおいて注意する必要があったりしたところ、本実施の形態によれば外部接続端子部4aの接続面4bを従来のものより低くすることが可能になるものである。
さらに、接続面4bを従来のものより低くすることが可能になると、コンデンサ素子2から接続面4bまでの距離が短くなるので、外部接続端子部4aから発生するインダクタンス成分を低くすることが可能となり、これによってノイズの低減という効果も奏するものである。
また、従来であれば外部接続端子部4aの接続面4bを上面5aに対して垂直に表出していたところ、本実施の形態によれば接続面4bの分高さが増すということはなくなるものである。さらに、取り付け時の工程などにおいてはケースの固定も含め上下方向にビス止めされることが多いため、接続面4bを上面5aと略平行にすることによって作業の簡略化も可能となるものである。
なお、本実施の形態においては接続面4bにビス6およびナット7で固定するものとしたが事前に接続面4aにナット7を取り付けて貫通孔4cをネジ穴としているものであってもよいものとする。このようにすることによって、ナット7の保持を省略できるので、さらに作業効率を向上させることができるものである。
また、充填樹脂5の硬化工程において真空中で脱泡する処理があり、この時にナット7の下方に充填樹脂5があると、充填樹脂5が飛散してナット7に付着してしまい、ビス6締めの際に不具合を引き起こすことになるところ、本実施の形態においてはナット7の下方には有底筒8が配置されているので、充填樹脂5のナット7への飛散を防ぐという効果も奏するものである。
また、複数のバスバー4の外部接続端子部4aにおける接続面4b直下に埋め込まれたそれぞれの有底筒8を一体で形成してもよいものとする。このようにすることによって、それぞれの有底筒8の配置を容易にするという効果を奏するものである。さらに、この一体に形成した有底筒8間に絶縁仕切(図示せず)などを設けることによって、安全性を向上させてもよい。
さらに、この有底筒8を支持体(図示せず)によってケース1に固定することによって、位置規制も可能になるものである。
また、本実施の形態においてはコンデンサ素子2を金属化フィルムによるものとしたが、これに特定されるものではなく、コンデンサを素子状にしてケース内で樹脂を充填するものであれば同様の効果を奏するものである。
以上のように、本発明にかかるケースモールド型コンデンサによれば、コンデンサの低背化が可能になるので、スペースの小型化などが要求される自動車のモータ駆動用のインバータシステムなどに有用である。
本発明の実施の形態1によるケースモールド型コンデンサの斜視図 本発明の実施の形態1によるケースモールド型コンデンサの断面図 本発明の実施の形態1によるケースモールド型コンデンサの斜視図 (a)、(b)従来のケースモールド型コンデンサの断面図
符号の説明
1 ケース
2 コンデンサ素子
4 バスバー
4a 外部接続端子部
4b 接続面
4c 貫通孔
5 充填樹脂
5a 上面
6 ビス
7 ナット
8 有底筒

Claims (4)

  1. 上面に開口部を有するケースと、このケース内に収容され、両端に電極を有するコンデンサ素子と、一端に外部接続端子部を備え、他端を前記コンデンサ素子の両端それぞれと接続し、前記外部接続端子部を前記ケース上方より表出させた一対のバスバーと、前記ケースと前記コンデンサ素子の隙間に注入された充填樹脂とからなるケースモールド型コンデンサにおいて、前記外部接続端子部は前記充填樹脂の上面と略平行な接続面を有するように折り曲げられており、前記接続面にはビスを取り付けるための貫通孔を有し、前記貫通孔の直下にはこの貫通孔と対向して、上部が開口し、前記貫通孔にビスを取り付けた場合に、このビスの先端を収納する有底筒を前記充填樹脂に埋め込んで設けたことを特徴とするケースモールド型コンデンサ。
  2. 前記貫通孔をネジ穴としたことを特徴とする請求項1に記載のケースモールド型コンデンサ。
  3. 複数の前記有底筒を一体で形成したことを特徴とする請求項1に記載のケースモールド型コンデンサ。
  4. 前記有底筒を支持体によって前記ケースに固定することを特徴とする請求項1に記載のケースモールド型コンデンサ。
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