JP4735931B2 - クリップおよびクリップ取付体の構造 - Google Patents

クリップおよびクリップ取付体の構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4735931B2
JP4735931B2 JP2004253120A JP2004253120A JP4735931B2 JP 4735931 B2 JP4735931 B2 JP 4735931B2 JP 2004253120 A JP2004253120 A JP 2004253120A JP 2004253120 A JP2004253120 A JP 2004253120A JP 4735931 B2 JP4735931 B2 JP 4735931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
piece
sandwiching
shaft
sandwich
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004253120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006070952A (ja
Inventor
佳浩 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchiyama Manufacturing Corp
Original Assignee
Uchiyama Manufacturing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uchiyama Manufacturing Corp filed Critical Uchiyama Manufacturing Corp
Priority to JP2004253120A priority Critical patent/JP4735931B2/ja
Publication of JP2006070952A publication Critical patent/JP2006070952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4735931B2 publication Critical patent/JP4735931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

本発明は、クリップの保持構造に関し、特に2つの構造物を互いに拘束するために用いられるクリップの保持構造に関するものである。
従来のクリップの保持構造としては、円管または円柱形状の部材をクリップの挟着片に挟着するもの(例えば、特許文献1 参照)や、また、一方の部材であるバンパーを他方の部材であるボディに取付け固定するために使用するクリップの構造として、クリップの挟着片に挟着する紡錘形状または円柱形状の挟着用軸体とその挟着用軸体の中央部を支持し、取付固定先である部材に形成された軸体支持部からなり、クリップの挟着片開口部を挟着用軸体に押圧して挟着するものであった(例えば、特許文献2 参照)。
さらに、従来構造としては図6〜図7に示すような構造のものもあった。これは、クリップ101とクリップ取付体109から構成され、他方の挟着片102と挟着片支持部104からなるクリップ101と、他方の部材108に設けられた挟着用軸体105と軸体支持部106からなるクリップ取付体109からなり、クリップ101に設けられている他方の挟着片102は先端に他方の挟着片の開口部102aを有し、挟着片支持部104は先端が他方の挟着片102の基部に設けられ且つ他端が一方の部材である円柱状部材107を挟着により接合可能なように一方の挟着片103が設けられており、クリップ取付体109には挟着用軸体105がクリップ101の他方の挟着片102を挟着可能とするよう形成され、挟着用軸体105を支持し挟着用軸体105の外周胴部を中空に浮かせるように軸体支持部104が設けられており、このクリップ101とクリップ取付体109がクリップ1の他方の挟着片102の先端の他方の挟着片の開口部102aをクリップ取付体109の挟着用軸体105に押圧して挟着用軸体105を他方の挟着片102に挟着し保持するように構成されている、クリップ支持固定構造である。
クリップ取付体109は、軸体支持部106で挟着用軸体105の両端で支えるように設けられており、クリップ101を取付けた状態で、他方の挟着片102が挟着用軸体105上を軸方向に移動しないように軸体支持部106を挟着片軸体105よりも拡径に構成している。また、これによって、この軸体支持部106はクリップ101が挟着用軸体105の軸方向に倒れてクリップ101が外れ、脱落することを防止する構造にもなっている。
実開昭61−152809号公報(実施例、図面) 実開平6−47717号公報(実施例、図面)
しかし、このような構造では図8に示すように、一方の挟着片103が挟着している円柱状部材107が他方の挟着片102の基部と一方の挟着片103の基部を連結している挟着片支持部104の中心線L104方向に移動する外力F1を受けると、他方の挟着片102の先端に設けられた他方の挟着片の開口部102aが容易に開き、外れてしまうといった問題があった。これは、図9(a)に示すような応力が他方の挟着片102に生じるためである。外力F1により他方の挟着片2に発生する応力は、他方の挟着片102の先端部に位置する作用点C1,C2に生じる。この作用点C1に生じる応力Fc1により、作用点において半径方向の応力として挟着用軸体105からの反力Fc1rとそれに垂直な方向の応力Fc1sが生じることとなる(作用点C2にもFc2,Fc2r,Fc2sも同様に生じる、)。従って、作用点には、挟着用軸体105の周面に沿って他方の挟着片の開口部102aを開口する方向および挟着片支持部104の中心線L104方向へ変位が生じることとなり、挟着用軸体105の直径まで開口すると他方の挟着片102が外れ、脱落することとなる。図9(b)に示すように、他方の挟着片の開口部102aのクリップ取付状態で挟着用軸体105の中心となる他方の挟着片の中心点P102となす開口角度θ102を図9(a)の開口角度θ101よりも大きくする(θ102>θ101)と、他方の挟着片102が外れ、脱落が生じるまでに作用点が変位する量がDaからDbへ小さくなるため、より脱落が生じ易いものとなる。このため、この他方の挟着片の開口部102aの開口角度θ101,θ102を小さくすることによって、脱落防止をはかることも行なわれているが、逆に他方の挟着片102の取付けの際の押圧力が大きくなってしまい、取付け作業性を悪化させてしまうという問題がある。
別の構造としては、図10乃至図12に示すようなクリップ101が考えられている。これは、他方の挟着片102と挟着片支持部104の構造として、他方の挟着片102の基部と一方の部材を挟着するための一方の挟着片103を有する挟着片支持部104の後端とを結ぶ方向に延びる挟着片支持部の中心線L104が、他方の挟着片の開口部102aの開口中心点P102aと他方の挟着片102を挟着した状態で挟着用軸体105の中心となる他方の挟着片102の中心点P102を結ぶ線L102に対して傾斜(θ1)し、且つ、他方の挟着片102の中心点P102を通らないように設けた構造としたものである。このような構造とした場合には、図12に示すように、他方の挟着片102と一方の挟着片103を連結している挟着片支持部の中心線L104方向に移動する外力F1を受けると、他方の挟着片102の作用点Pc3に応力Fpc3が生じ、この応力によって、半径方向の応力として挟着用軸体105からの反力Fpc3rとそれに垂直な方向の応力として挟着用軸体105からの反力Fpc3sが生じることとなり、このうち半径方向に垂直な方向に生じる応力Fpc3sが、他方の挟着片の開口部102aを閉じる方向に生じることとなるので、他方の挟着片102が挟着用軸体105から外れにくいものとすることができる。
しかしながら、この構造は、挟着片支持部104を有する挟着片102の基部から上側挟着片102bと下側挟着片102cの先端までの長さが異なるので、図13に示すような回転方向への外力F2が加わると作用点Pc3が挟着片支持部の中心線L104の方向および挟着用軸体105の周面方向へ変位した位置Pc31へ移動することになり、他方の挟着片102の基部から他方の挟着片102の先端までの長さが長く剛性の低い上側挟着片102bが変位し易く、他方の挟着片の開口部102aの開口量がDpc3からDpc31へ大きくなるため、回転方向に働く外力F2に対して、他方の挟着片102が、外れやすく、脱落し易いという問題が生じる。これに対して、他方の挟着片102の基部から他方の挟着片102の先端までの長さの長い上側挟着片102bを肉厚にするなどして剛性を上げ、他方の挟着片の開口部102aが開きにくくして、脱落しにくくすることもなされているが、取付け時に大きな押圧力を要するなど取付作業性を損なう問題をさせることとなる。
このような問題を解決せんがために本発明は為されたものであり、取付作業性がよく、引張り方向の外力および回転方向の外力によるクリップの外れ、脱落が生じにくく、長期にわたり取付後のクリップの保持性能に優れたクリップおよびクリップ取付体の構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するためのものとして、請求項1に係る発明は、クリップとクリップ取付体から構成され、挟着片と挟着片支持部からなるクリップと、挟着用軸体と軸体支持部からなるクリップ取付体からなり、クリップに設けられている挟着片は先端に開口部を有し、挟着片支持部は先端が挟着片の基部に設けられ且つ他端が一方の部材に一体に形成、あるいは接合可能に挟着片が設けられており、クリップ取付体には挟着用軸体がクリップの挟着片を挟着可能とするよう形成され、挟着用軸体を支持し挟着用軸体の外周胴部を中空に浮かせるように軸体支持部が設けられており、このクリップとクリップ取付体がクリップの挟着片の先端の開口部をクリップ取付体の挟着用軸体に押圧して挟着用軸体を挟着片に挟着し保持するように構成されている、クリップ支持固定構造において、
クリップの挟着片の基部とクリップの挟着片支持部の後端を結ぶ方向に延びる挟着片支持部の中心線が、挟着片の開口部の開口中心点と挟着片を挟着した状態で挟着用軸体の中心となる挟着片の中心点を結ぶ方向に対して傾斜し、且つ、挟着片の中心点を通らないように挟着片支持部を設け、
挟着片の先端より内方に延びる溝部がクリップの挟着片に設けられており、クリップ取付体の挟着用軸体にはクリップの挟着片に設けられた溝部に係合し挟着されるように挟着用軸体の外周胴部に突出するよう形成された突状プレート部を設けられ、挟着片の溝部の内方側端面と突状プレート部の内方側端面がクリップの回転方向で対向するように設けられていることを特徴とするクリップおよびクリップ取付体の構造を提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1の特徴を有するクリップおよびクリップ取付体の構造において、クリップ挟着片の挟着片支持部基部から、クリップの挟着片の開口部を有する先端の方向に向って広がる方向範囲内、すなわち、90°以内に、溝部の内方側端面が形成されるように溝部が挟着片に設けられているクリップおよびクリップ取付体の構造を提供する。
請求項1のクリップおよびクリップ取付体の構造においては、挟着片の基部と挟着片支持部の後端を結ぶ方向に延びる挟着片支持部の中心線が、挟着片の開口部の開口中心点と挟着片を挟着した状態で挟着用軸体の中心となる挟着片の中心点を結ぶ方向に対して傾斜し、且つ、挟着片の中心点を通らないように挟着片支持部を設けたので、引張り方向の外力によるクリップの外れに対する抑止効果があり、さらに、挟着片の先端より内方に延びる溝部がクリップの挟着片に設けられており、クリップ取付体の挟着用軸体にはクリップの挟着片に設けられた溝部に係合し挟着されるように挟着用軸体の外周胴部に突出するよう形成された突状プレート部を設けられ、挟着片の溝部の内方側端面と突状プレート部の内方側端面がクリップの回転方向で対向するように設けたので、回転方向の外力によるクリップの外れに対する抑止効果を有するものとなる。したがって、取付作業性がよく、引張り方向の外力および回転方向の外力によるクリップの外れ、脱落が生じにくく、長期にわたり取付後のクリップの保持性能に優れたクリップおよびクリップ取付体の構造となる。
請求項2のクリップおよびクリップ取付体の構造においては、請求項1のクリップおよびクリップ取付体の構造において、クリップ挟着片の挟着片支持部基部から、クリップの挟着片の開口部を有する先端の方向に向って広がる方向範囲内、すなわち、90°以内に、溝部の内方側端面が形成されるように溝部が挟着片に設けたので、挟着片の溝部の内方側端面と突状プレートの内方側端面が回転方向の外力によって接触した際に、挟着片の開口部を広げようとする応力をなくし、むしろ挟着片の開口部を狭めようとする応力が生じるようになる。したがって、請求項1と同様な効果が得られるとともに、更に一層、回転方向の外力によるクリップの外れ、脱落が生じにくく、長期にわたり取付後のクリップの保持性能に優れたクリップおよびクリップ取付体の構造となる。
本発明によるクリップの保持構造の最良の形態として、2つの構造物を互いに拘束するために用いられるクリップの保持構造の一例として、2つの挟着片を有するクリップを用い、他方の部材である固定された部材に一方の部材である円柱状部材を取付け固定する場合のクリップおよびクリップ取付体の構造を例にとって、以下、図面に基づいて説明する。なお、本実施例では、2つの挟着片を有するクリップについて、一例として説明するが、本発明によるクリップおよびクリップ取付体の構造としては、これに限るものではなく、2つの部材の固定、保持に用いられるクリップおよびクリップ取付体の構造全般に適用可能なものである。
図1乃至図5は、本発明の請求項1および請求項2に係るクリップの保持構造の一実施形態を例示したものであり、図1は側面図、図2は、下面図、図3は、クリップ取付部の側方からの斜視図、図4は、クリップ取付状態でのクリップ取付部の上方からの斜視図、図5は、回転方向の外力が加わった時の側面図である。
図1乃至図4に示したように、本発明の一実施例のクリップおよびクリップ取付体の構造は、
クリップ1とクリップ取付体9から構成され、他方の挟着片2と挟着片支持部4からなるクリップ1と、他方の部材8に設けられ挟着用軸体5と軸体支持部6からなるクリップ取付体9からなり、クリップ1に設けられている他方の挟着片2は先端に他方の挟着片の開口部2aを有し、挟着片支持部6は先端が他方の挟着片2の基部に設けられ且つ他端が一方の部材である円柱状部材7を挟着によって接合可能に一方の挟着片3が設けられており、クリップ取付体9には挟着用軸体5がクリップ1の他方の挟着片2を挟着可能とするよう形成され、挟着用軸体5を支持し挟着用軸体5の外周胴部を中空に浮かせるように軸体支持部6が設けられており、このクリップ1とクリップ取付体9がクリップ1の他方の挟着片2の先端の他方の挟着片の開口部2aをクリップ取付体9の挟着用軸体5に押圧して挟着用軸体5を他方の挟着片2に挟着し保持するように構成されているクリップ支持固定構造において、この他方の挟着片2の基部と挟着片支持部4の後端を結方向に延びる挟着片支持部の中心線L4が、他方の挟着片の開口部2aの開口中心点P2aと他方の挟着片を挟着した状態で挟着用軸体5の中心となる他方の挟着片の中心点P2を結ぶ直線L2に対して傾斜(θ1)し、且つ、他方の挟着片の中心点P2を通らないように、挟着片支持部4を設けた構造であり、さらに、他方の挟着片2の先端より内方に延びる溝部11がクリップ1の他方の挟着片2に設けられており、クリップ取付体9の挟着用軸体5にはクリップ1の他方の挟着片2に設けられた溝部11に係合し挟着されるように挟着用軸体5の外周胴部に突出するよう形成された突状プレート部10を設けられ、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1、他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2と上側突状プレート部の内方側端面10a1、下側突状プレート部の内方側端面10a2がそれぞれクリップ1の回転方向で対向するように、適度な間隔をもって設けられたものである。
なお、ここでは以下、挟着片支持部4の後端が一方の部材である円柱状部材7を挟着によって接合可能なように一方の挟着片3が設けられた構造について述べるが、挟着片支持部4の後端が一方の部材である円筒状部材7と一体に設けられた構造のものであっても良い。また、挟着用軸体5についても、ここでは以下、その形状が円柱状の軸体であるものについて述べるが、これに限らずパイプ状の中空な軸体であっても良い。
特に、他方の挟着片の溝部11は、挟着片支持部4を有する他方の挟着片2の基部から他方の挟着片2が他方の挟着片の開口部2aを有する先端の方向に向って広がる位置へ、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1および他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2を設けた形態、すなわち、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1および他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2は、図1に示すように、挟着片支持部の中心線L4が他方の挟着片2の内周面と交差する点PL4と他方の挟着片の中心点P2を結ぶ直線L2に対して、挟着片支持部4側からの角度θa,θbが90°より小さくなる位置に設けた形態となっている。
このような構造としたので、図5に示すように、回転方向の外力F2に対して、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1、他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2と上側突状プレート部の内方側端面10a1、下側突状プレート部の内方側端面10a2がそれぞれ、所望の余裕間隔分だけ回転した位置で接触し、そこで回転方向への変位が抑止され他方の挟着片の開口部2aを広げようとする応力の発生が抑制される。また、特に、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1および他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2を、挟着片支持部の中心線L4が他方の挟着片2の内周面と交差する点PL4と他方の挟着片の中心点P2を結ぶ直線L24に対して、挟着片支持部4側からの角度θa,θbが90°より小さくなる位置に設けているので、他方の挟着片の上側溝部の内方側端面11a1および他方の挟着片の下側溝部の内方側端面11a2に生じる応力が他方の挟着片2の内周面と交差する点PL4と他方の挟着片の中心点P2を結ぶ直線L24側の方向となるので、他方の挟着片の開口部2aを狭めるように働き、より一層、回転方向の外力に対して、他方の挟着片2の外れ、脱落が生じにくいものとなっている。
また、本発明の一実施例のクリップおよびクリップ取付体の構造は、他方の挟着片2の基部と挟着片支持部4の後端を結ぶ方向に延びる挟着片支持部の中心線L4が、他方の挟着片の開口部2aの開口中心点P2aと他方の挟着片を挟着した状態で挟着用軸体5の中心となる他方の挟着片の中心点P2を結ぶ直線L2に対して傾斜(θ1)し、且つ、他方の挟着片の中心点P2を通らないように、挟着片支持部4を設けているので、引張り方向の外力に対しても、他方の挟着片2の外れ、脱落が生じにくいものにもなっている。
したがって、本発明の一実施例のクリップおよびクリップ取付体の構造は、取付作業性がよく、引張り方向の外力および回転方向の外力によるクリップの外れ、脱落が生じにくく、長期にわたり取付後のクリップの保持性能に優れたクリップおよびクリップ取付体の構造を実現したものとなっている。
以上詳しく説明した通り、本発明によって、取付作業性がよく、引張り方向の外力および回転方向の外力によるクリップの外れ、脱落が生じにくく、長期にわたり取付後のクリップの保持性能に優れたクリップおよびクリップ取付体の構造を提供することができる。
本発明のクリップの保持構造の一実施形態を示した側面図(実施例1) 本発明のクリップの保持構造の一実施形態を示した下面図(実施例1) 本発明のクリップの保持構造の一実施形態を示したクリップ取付体の側方からの斜視図(実施例1) 本発明のクリップの保持構造の一実施形態を示したクリップ取付状態でのクリップ取付体の上方からの斜視図(実施例1) 本発明のクリップの保持構造の一実施形態を示した回転方向の外力が加わった時の側面図(実施例1) 従来のクリップ保持構造の一実施形態を示した側面図 従来のクリップ保持構造の一実施形態を示した下面図 従来のクリップ保持構造の一実施形態を示した引張り方向の外力が加わった時の側面図 従来のクリップ保持構造の一実施形態を示した引張り方向の外力が加わった時のクリップ取付体の側面図 従来のクリップ保持構造の他の実施形態を示した側面図 従来のクリップ保持構造の他の実施形態を示した下面図 従来のクリップ保持構造の他の実施形態を示した引張り方向の外力が加わった時のクリップ取付体の側面図 従来のクリップ保持構造の他の実施形態を示した回転方向の外力が加わった時の側面図
符号の説明
1 クリップ
2 他方の挟着片
2a 他方の挟着片の開口部
2b 他方の上側挟着片
2c 他方の下側挟着片
3 一方の挟着片
4 挟着片支持部
5 挟着用軸体
6 軸体支持部
7 円柱状部材
8 他方の部材
9 クリップ取付体
10 突状プレート部
10a1 上側突状プレート部
10a2 下側突状プレート部
11 他方の挟着片の溝部
11a1 他方の挟着片の上側溝部の内方側端面
11a2 他方の挟着片の下側溝部の内方側端面

Claims (2)

  1. クリップとクリップ取付体から構成され、挟着片と挟着片支持部からなるクリップと、挟着用軸体と軸体支持部からなるクリップ取付体からなり、クリップに設けられている挟着片は先端に開口部を有し、挟着片支持部は先端が挟着片の基部に設けられ且つ他端が一方の部材に一体に形成、あるいは接合可能に挟着片が設けられており、クリップ取付体には挟着用軸体がクリップの挟着片を挟着可能とするよう形成され、挟着用軸体を支持し挟着用軸体の外周胴部を中空に浮かせるように軸体支持部が設けられており、このクリップとクリップ取付体がクリップの挟着片の先端の開口部をクリップ取付体の挟着用軸体に押圧して挟着用軸体を挟着片に挟着し保持するように構成されている、クリップ支持固定構造において、
    クリップの挟着片の基部とクリップの挟着片支持部の後端を結ぶ方向に延びる挟着片支持部の中心線が、挟着片の開口部の開口中心点と挟着片を挟着した状態で挟着用軸体の中心となる挟着片の中心点を結ぶ方向に対して傾斜し、且つ、挟着片の中心点を通らないように挟着片支持部を設け、
    挟着片の先端より内方に延びる溝部がクリップの挟着片に設けられており、クリップ取付体の挟着用軸体にはクリップの挟着片に設けられた溝部に係合し挟着されるように挟着用軸体の外周胴部に突出するよう形成された突状プレート部を設けられ、挟着片の溝部の内方側端面と突状プレート部の内方側端面がクリップの回転方向で対向するように設けられていることを特徴とするクリップおよびクリップ取付体の構造。
  2. 請求項1の特徴を有するクリップおよびクリップ取付体の構造において、クリップの挟着片の挟着片支持部基部から、クリップの挟着片の開口部を有する先端の方向に向って90°以内に、溝部の内方側端面が形成されるように溝部が挟着片に設けられているクリップおよびクリップ取付体の構造。
JP2004253120A 2004-08-31 2004-08-31 クリップおよびクリップ取付体の構造 Active JP4735931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004253120A JP4735931B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 クリップおよびクリップ取付体の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004253120A JP4735931B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 クリップおよびクリップ取付体の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006070952A JP2006070952A (ja) 2006-03-16
JP4735931B2 true JP4735931B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=36151805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004253120A Active JP4735931B2 (ja) 2004-08-31 2004-08-31 クリップおよびクリップ取付体の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4735931B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021152732A1 (ja) * 2020-01-29 2021-08-05 株式会社貝印刃物開発センター 刃物収納具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120430U (ja) * 1988-02-09 1989-08-15
JP2006009977A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Uchiyama Mfg Corp クリップの取付け構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120430A (ja) * 1987-10-31 1989-05-12 Mazda Motor Corp 変速機の同期噛合装置
JPH11303821A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Nifco Inc 留め具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01120430U (ja) * 1988-02-09 1989-08-15
JP2006009977A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Uchiyama Mfg Corp クリップの取付け構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006070952A (ja) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4790751B2 (ja) クリップ
KR950027753A (ko) 자기디스크장치의 액추에이터 암 어셈블리
BRPI0721287A2 (pt) Disposição de mancal, em especial de um assento de veículo
JP2010052723A (ja) 車両用サンバイザ
JPWO2004043651A1 (ja) 止め輪用取付工具
JP4735931B2 (ja) クリップおよびクリップ取付体の構造
JP2002355107A (ja) 指 輪
JP2004337105A (ja) 釣竿用ガイド
JP6084137B2 (ja) 車両用ワイパ
JPH11126649A (ja) キャップ部材のロック構造
JP2006066305A (ja) スプリングコネクタ
JP3568810B2 (ja) ワイパアームの連結構造
JP2011028889A (ja) バッテリーターミナル
JPS6114892Y2 (ja)
JP6574686B2 (ja) コルゲートチューブ保持具、及び、保持具付きコルゲートチューブ
JP4077816B2 (ja) ノイズ吸収装置
JP4624013B2 (ja) クリップの取付け構造
JPH0729411A (ja) 取付構造
JP2023156221A (ja) 釣糸ガイドのガイドフレーム及び釣糸ガイド並びに釣竿
JP2002129919A (ja) 内燃機関用スプリングリテーナ
JP4603726B2 (ja) 釣竿
JP2603712Y2 (ja) クランプ
JP3043932B2 (ja) チャック機構
JP2002021546A (ja) 触媒コンバータ及びその製造方法
JPS6026044Y2 (ja) 音響変換器等のコ−ド巻取器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4735931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250