JP4734730B2 - ブレ補正装置及び光学機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラ等の光学機器に用いられる被写体像のブレを補正するブレ補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置として、ブレ補正光学系を光軸に略垂直な面内に、アクチュエータによりシフト移動させることによって、像のブレを補正するものが知られている。
このようなブレ補正装置では、撮影光学系の光軸とブレ補正光学系の光軸のなす傾きを所定内の角度に調整し、光学性能を向上させる必要があり、特開平05−289142号や特開平11−160749号に偏芯シャフトを使用してブレ補正光学系の傾きを調整する手法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した従来の偏芯シャフトを使用した手法では、偏芯シャフトといった特殊な形状の部材を必要としており、偏芯シャフトの加工が容易ではなく、製造コストも高いという問題があった。
また、偏芯シャフトと偏芯シャフトが案内される溝との間に機構上ガタが生じることは避けられず、撮影光学系の光軸とブレ補正光学系の光軸とのなす傾きを所定内の角度に調整し、かつ精度良く保持することが困難であるという問題があった。
【0004】
本発明の課題は、特殊な形状の部材を必要とせず、部品点数を極力増やすことなく小型であって、ブレ補正光学系の光軸の傾きを容易に調整可能なブレ補正装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。請求項1の発明は、ベース部材側摺動部を有するベース部材と、像ブレを補正するブレ補正光学系を支持して前記ベース部材に対して前記ブレ補正光学系の光軸と交差する方向に移動するレンズ枠と、前記レンズ枠の前記ベース部材に対向する面に互いに間隔を隔てて備えられ前記ベース部材側摺動部と摺動する複数のレンズ枠側摺動部と、前記ベース部材側摺動部と前記レンズ枠側摺動部とが当接するように前記ベース部材と前記レンズ枠との間に付勢力を印加する付勢部材とを含み、前記複数のレンズ枠側摺動部、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を調整可能であることを特徴とするブレ補正装置である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のブレ補正装置において、前記複数のレンズ枠側摺動部の1つと、前記複数のレンズ枠側摺動部の他の1つとは、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔が異なることを特徴とするブレ補正装置である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、前記レンズ枠側摺動部は、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を変更するためのねじ部材を備えること、を特徴とするブレ補正装置である。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、前記ベース部材側摺動部及び前記レンズ枠側摺動部は、前記ブレ補正光学系の回りに複数備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
【0009】
請求項5の発明は、レンズ枠側摺動部を有し、像ブレを補正するブレ補正光学系を支持して前記ブレ補正光学系の光軸と交差する方向に移動するレンズ枠と、前記レンズ枠と対向して備えられるベース部材と、前記ベース部材の前記レンズ枠に対向する面に互いに間隔を隔てて備えられ前記レンズ枠側摺動部と摺動する複数のベース部材側摺動部と、前記ベース部材側摺動部と前記レンズ枠側摺動部とが当接するように前記ベース部材と前記レンズ枠との間に付勢力を印加する付勢部材とを含み、前記複数のベース部材側摺動部前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を調整可能であることを特徴とするブレ補正装置である。
【0010】
請求項6の発明は、請求項5に記載のブレ補正装置において、前記複数のベース部材側摺動部の1つと、前記複数のベース部材側摺動部の他の1つとは、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔が異なることを特徴とするブレ補正装置である。
【0012】
請求項の発明は、請求項5又は請求項に記載のブレ補正装置において、前記ベース部材側摺動部及び前記レンズ枠側摺動部は、前記ブレ補正光学系の回りに複数備えられていることを特徴とするブレ補正装置である。
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のブレ補正装置を含むことを特徴とする光学機器である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。
(第1実施形態)
図4は、本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵されたカメラシステム(カメラ1とレンズ2)を示す断面図である。
カメラ1は、レンズ2が着脱可能である。レンズ2は、第一のレンズ群51、第二のレンズ群52、第三のレンズ群55、第四のレンズ群54、第五のレンズ群55、第六のレンズ群56及び絞り57を含む6群構成のズームレンズである。
【0014】
このレンズ2は、変倍時において、第一のレンズ群51、第三のレンズ群55、第五のレンズ群55、第六のレンズ群56及び絞り57が、光軸Iと同じ方向(矢印Xの方向)に移動することによって変倍を行う。
第一のレンズ群51は、光軸Iと同じ方向(矢印Xの方向)に移動することによって、像面1a に被写体の像を結ぶ焦点調節レンズ群である。
第二のレンズ群52及び第四のレンズ群54は、変倍時及び焦点調節時に、矢印Xの方向への移動は行わない。第二のレンズ群52は、ブレ補正レンズ3及び非ブレ補正レンズ4、5からなる。ブレ補正レンズ3は、光軸Iと垂直な方向(矢印Yの方向)と紙面に垂直な方向に駆動することによって像のブレを補正するブレ補正光学系である。
【0015】
図1,図2,図3は、本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レンズ3を駆動する駆動機構を示す図である。
ブレ補正レンズ3は、レンズ枠6に固定されている。レンズ枠6は、ヴォイスコイルモータ(VCM)30、31によって、図3におけるByの方向及びBxの方向に駆動される。このレンズ枠6には、2つのコイル12、16が固定されている。
【0016】
ヴォイスコイルモータ30は、図2に示すように、ヨーク13、コイル12、永久磁石14及びヨーク15により構成されている。ヨーク13は、ケーシング部材8に固定されている。ヨーク15は、ベース部材7に固定されており、永久磁石14は、ヨーク15上に固定されている。コイル12は、ヨーク13と永久磁石14の間に配置されている。
よって、コイル12に電流を流すことにより、コイル12は、図3におけるByの方向に力を受けて、ブレ補正レンズ3を駆動する。
【0017】
同様に、ヴォイスコイルモータ31は、ヨーク17、コイル16、永久磁石18、ヨーク19により構成されている。ヨーク17は、ケーシング部材8に固定されている。ヨーク19は、ベース部材7に固定されており、永久磁石18は、ヨーク19上に固定されている。コイル16は、ヨーク17と永久磁石18の間に配置されている。
よって、コイル16に電流を流すことにより、コイル16は、図3におけるBxの方向に力を受けて、ブレ補正レンズ3を駆動する。
【0018】
レンズ枠6は、図3に示すように、ガイド軸9にフック部6d、6eで係合しており、レンズ枠6は、ガイド軸9に対して、ガイド軸9の長手方向に移動自在である。このガイド軸9は、ガイドアーム10に回転自在に固定されている。ガイドアーム10は、図1に示すように、ベース部材7に固定された軸11に、その軸回りに回転自在に固定されている。
従って、レンズ枠6は、ガイド軸9により光軸I回りの回転が規制されているが、ガイド軸9の長手方向に移動可能であり、しかも、ガイド軸9がその長手方向と略直角方向に変位可能であるので、By方向とBx方向の両方向に、移動可能である。
【0019】
なお、図1,図2には、図示していないが、ベース部材7は、非ブレ補正レンズ5を固定支持している。また、非ブレ補正レンズ4は、ケーシング部材8に固定されている。
ベース部材7は、ケーシング部材8に対する係合部7hを備えている。同様に、ケーシング部材8は、ベース部材7に対する係合部8hを備えている。そして、ベース部材7は、その係合部7hにケーシング部材8の係合部8h が係合しており、固定用ビス40,41,42により、スラスト方向から固定されている。
【0020】
ケーシング部材8がベース部材7に対して係合した状態で、ブレ補正レンズ3及び前述したブレ補正レンズ3を駆動する駆動機構は、ベース部材7及びケーシング部材8によりケーシングされた状態となる。
【0021】
ブレ補正レンズ3の位置を検出するための位置センサは、図2,図3に示すスリットが設けられているスリット部材24,25と、LED20,22及びPSD21,23により構成されている。スリット部材24,25は、レンズ枠6に固定されている。LED20,22は、ケーシング部材8に固定されている。PSD21,23は、ベース部材7に固定されている。LED20,22から発せられる光は、スリット部材24,25に設けられているスリットを通り、PSD21,23に達する。
従って、ブレ補正レンズ3の移動した位置により、PSD21,23に達する光の位置が移動し、PSD21,23の出力信号が変化する。この信号により、ブレ補正レンズ3のBy,Bx方向の位置を検出することができる。
【0022】
次に、本実施形態に係るブレ補正装置の支持調整手段について図1及び図3を用いて説明する。
ベース部材7には、硬度の高い金属からなる摺動受け材104,105,106がブレ補正レンズ3の回りに第1の支持部材として配置されている。
レンズ枠6には、摺動受け材104,105,106それぞれに相対する位置に樹脂材からなる摺動コマ101,102,103が圧入によって固定されて、第2の支持部材となっており、これら摺動受け材104,105,106及び摺動コマ101,102,103によって本実施形態の支持調整手段が形成されている。
また、レンズ枠6は、レンズ枠6のバネ掛け部6a,6b,6cとベース部材7のバネ掛け部7d,7e,7fとの間に掛け渡されたバネ64,65,66によって、摺動受け材104,105,106に摺動コマ101,102,103が当接するように付勢されている。
従ってレンズ枠6は、低負荷でしかも滑らかに可動可能な状態でベース部材7に支持され、3箇所の摺動部により、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の支持される面の傾き(ブレ補正レンズ3の光軸の傾き)が決まる。
【0023】
先に説明したように、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入されているので、これらを他の摺動コマと容易に交換することができる。
そこで、本実施形態においては、摺動コマ101,102,103を光軸I方向のコマの高さh1が異なるものに交換することにより、各摺動部におけるレンズ枠6とベース部材7の間隔を変えることができる。
【0024】
摺動コマ101,102,103に使用する部材を、コマ高さh1が異なる(形状が異なる)複数種類を予め用意しておき、所定のコマ高さの摺動コマ101,102,103を使用したときのレンズ枠6及びブレ補正レンズ3の傾きを測定すれば、いずれの摺動コマの高さをいくつにすればよいのかが簡単に得られる。したがって、摺動コマ101,102,103の高さh1を適宜選択して使用することによって、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の支持される面を傾けることができ、ブレ補正レンズ3の光軸を調整することができる。
また、摺動コマ101,102,103は、回転対称な形状をしているので、旋盤加工や、転造加工等によって簡単に作製することができる。
【0025】
本実施形態によれば、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入されているので、摺動コマ101,102,103を交換することによって容易にブレ補正レンズ3の傾きを調整することができる。
【0026】
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態を説明する図である。
尚、以下に示す各実施形態の説明において、第1実施形態と共通する部分の説明は、共通の符号を付けることとして、重複する説明は、適宜省略する。
第2実施形態は、第1実施形態における摺動コマ101,102,103と、レンズ枠6との間にワッシャ207,208,209を間隔調整部材として設ける点のみが異なっている。
【0027】
図5に示すように、第2実施形態においても、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入されている。しかし、摺動コマ101,102,103を交換することなく、摺動コマ101,102,103とレンズ枠6との間にワッシャ207,208,209を入れることにより、各摺動部におけるレンズ枠6とベース部材7の間隔を変えることができる。したがって、ワッシャ207,208,209を適宜入れることによって、レンズ枠6及び像ブレ補正レンズ3の支持される面を傾けることができ、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の光軸を調整することができる。
【0028】
また、ワッシャ207,208,209の板圧h2を複数種類用意しておけば、更に細かい調整が可能である。
摺動コマ101,102,103のコマ高さを複数種類用意する第1実施形態では、摺動コマ101,102,103の形状が簡単であっても、専用の部品を作製する必要があるのに対して、本実施形態におけるワッシャ207,208,209は、汎用の規格品を使用することができ、より低コストで、かつ、簡単に実施することができる。
【0029】
本実施形態によれば、ワッシャ207,208,209を用いて、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の光軸を調整することができるので、より低コストで、かつ、簡単に調整を行うことができる。
【0030】
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態を説明する図である。
第3実施形態では、第1実施形態における摺動受け材104,105,106に代わって、摺動受け材304,305,306を交換可能な状態で設けた点のみが、第1実施形態と異なっている。
図6に示すように、摺動受け材304,305,306を、光軸I方向の板圧h3が異なるもの(形状が異なるもの)に交換することにより、各摺動部におけるレンズ枠6とベース部材7の間隔を変えることができる。したがって、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の支持される面を傾けることができ、ブレ補正レンズ3の光軸を調整することができる。
【0031】
本実施形態によれば、摺動受け材304,305,306を、光軸I方向の板圧h3が異なるものに交換することにより、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の光軸を調整することができるので、例えば、スペース等の理由によってレンズ枠6側で調整を行えないような場合であっても、ブレ補正レンズ3の光軸を調整することができる。
【0032】
(第4実施形態)
図7は、本発明の第4実施形態を説明する図である。
第4実施形態では、第1実施形態における摺動コマ101,102,103の位置を調整するねじ部材410,411,412を更に設けた点のみが、第1実施形態と異なっている。
図7に示すように、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入又は嵌合によって挿入されているが、摺動コマ101,102,103の摺動面の反対側に摺動コマ101,102,103の挿入深さ(突出高さh4)を規制するねじ部材410,411,412が設けられている。
ねじ部材410,411,412をドライバ等を用いて回転させて前後に移動させることにより、摺動コマ101,102,103の突出高さh4を変えることができる。したがって、レンズ枠6及びブレ補正レンズ3の支持される面を傾けることができ、ブレ補正レンズ3の光軸を調整することができる。
【0033】
本実施形態によれば、ねじ部材410,411,412を回転させることにより、摺動コマ101,102,103の突出高さh4を変えて、ブレ補正レンズ3の光軸を調整するので、ブレ補正レンズ3及びレンズ枠6を組み付けた状態で光軸の調整を行うことができる。したがって、ロット単位ではなく、個々のレンズ毎に調整を行う場合であっても、簡単に調整を行うことができる。
また、実際に投影解像等を確認しながら調整を行うこともできる。
更に、ねじによって調整を行うので、微妙な調整を行うことができる。
【0034】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)第1実施形態において、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入によって固定されている例を示したが、これに限らず、例えば、図8に示すように、摺動コマ101,102,103をレンズ枠6にねじ部を用いて固定するようにしてもよい。
【0035】
(2)第2実施形態において、摺動コマ101,102,103は、レンズ枠6に圧入によって固定されている例を示したが、これに限らず、例えば、図9に示すように、摺動コマ101,102,103をレンズ枠6にねじ部を用いて固定するようにしてもよい。
【0036】
(3)第4実施形態において、摺動コマ101,102,103と、ねじ部材410,411,412とを、別体にした例を示したが、これに限らず、例えば、ねじ部を有する摺動コマとして、これらを一体にしてもよい。
【0037】
(4)第1〜第4実施形態において、それぞれを独立して実施した例を示したが、これに限らず、例えば、これらの実施形態を適宜組み合わせて、ブレ補正レンズ3の傾きを調整してもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、本願の請求項1の発明によれば、ベース部材側摺動部を有するベース部材と、像ブレを補正するブレ補正光学系を支持してベース部材に対してブレ補正光学系の光軸と交差する方向に移動するレンズ枠と、レンズ枠のベース部材に対向する面に互いに間隔を隔てて備えられベース部材側摺動部と摺動する複数のレンズ枠側摺動部と、ベース部材側摺動部とレンズ枠側摺動部とが当接するようにベース部材とレンズ枠との間に付勢力を印加する付勢部材とを含み、複数のレンズ枠側摺動部のうち少なくとも1つは、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を調整可能であるので、特殊な形状の部材を必要とせず、部品点数をあまり増やすことなく小型の構成によって、ブレ補正光学系の光軸の傾きを容易に調整することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レンズ3を駆動する駆動機構を示す図である。
【図2】本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レンズ3を駆動する駆動機構を示す図である。
【図3】本実施形態に係るブレ補正装置のブレ補正レンズ3を駆動する駆動機構を示す図である。
【図4】本発明の実施形態によるブレ補正装置が内蔵されたカメラシステム(カメラ1とレンズ2)を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態を説明する図である。
【図6】本発明の第3実施形態を説明する図である。
【図7】本発明の第4実施形態を説明する図である。
【図8】第1実施形態の変形形態を示す図である。
【図9】第2実施形態の変形形態を示す図である。
【符号の説明】
1 カメラ
2 レンズ
3 ブレ補正レンズ
4,5 非ブレ補正レンズ
6 レンズ枠
7 ベース部材
8 ケーシング部材
9 ガイド軸
10 ガイドアーム
11 軸
12,16 コイル
13,17 ヨーク
14,18 永久磁石
15,19 ヨーク
24,25 スリット部材
20,22 LED
21,23 PSD
30,31 ヴォイスコイルモータ
101〜103,401〜403 摺動コマ
104〜106,304〜306 摺動受け材
207〜209 ワッシャ

Claims (8)

  1. ベース部材側摺動部を有するベース部材と、
    像ブレを補正するブレ補正光学系を支持して前記ベース部材に対して前記ブレ補正光学系の光軸と交差する方向に移動するレンズ枠と、
    前記レンズ枠の前記ベース部材に対向する面に互いに間隔を隔てて備えられ前記ベース部材側摺動部と摺動する複数のレンズ枠側摺動部と、
    前記ベース部材側摺動部と前記レンズ枠側摺動部とが当接するように前記ベース部材と前記レンズ枠との間に付勢力を印加する付勢部材とを含み、
    前記複数のレンズ枠側摺動部、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を調整可能であることを特徴とするブレ補正装置。
  2. 請求項1に記載のブレ補正装置において、
    前記複数のレンズ枠側摺動部の1つと、前記複数のレンズ枠側摺動部の他の1つとは、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔が異なることを特徴とするブレ補正装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブレ補正装置において、
    前記レンズ枠側摺動部は、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を変更するためのねじ部材を備えること、を特徴とするブレ補正装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のブレ補正装置において、
    前記ベース部材側摺動部及び前記レンズ枠側摺動部は、前記ブレ補正光学系の回りに複数備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  5. レンズ枠側摺動部を有し、像ブレを補正するブレ補正光学系を支持して前記ブレ補正光学系の光軸と交差する方向に移動するレンズ枠と、
    前記レンズ枠と対向して備えられるベース部材と、
    前記ベース部材の前記レンズ枠に対向する面に互いに間隔を隔てて備えられ前記レンズ枠側摺動部と摺動する複数のベース部材側摺動部と、
    前記ベース部材側摺動部と前記レンズ枠側摺動部とが当接するように前記ベース部材と前記レンズ枠との間に付勢力を印加する付勢部材とを含み、
    前記複数のベース部材側摺動部前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔を調整可能であることを特徴とするブレ補正装置。
  6. 請求項5に記載のブレ補正装置において、
    前記複数のベース部材側摺動部の1つと、前記複数のベース部材側摺動部の他の1つとは、前記レンズ枠と前記ベース部材との間隔が異なることを特徴とするブレ補正装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のブレ補正装置において、
    前記ベース部材側摺動部及び前記レンズ枠側摺動部は、前記ブレ補正光学系の回りに複数備えられていることを特徴とするブレ補正装置。
  8. 請求項から請求項7までのいずれか1項に記載のブレ補正装置を含むことを特徴とする光学機器
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