JP4734341B2 - 通信装置及びハンドオーバ方法 - Google Patents

通信装置及びハンドオーバ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4734341B2
JP4734341B2 JP2007550047A JP2007550047A JP4734341B2 JP 4734341 B2 JP4734341 B2 JP 4734341B2 JP 2007550047 A JP2007550047 A JP 2007550047A JP 2007550047 A JP2007550047 A JP 2007550047A JP 4734341 B2 JP4734341 B2 JP 4734341B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handover
data
communication terminal
path switching
station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007550047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007069319A1 (ja
Inventor
岳史 金澤
寛史 石田
泰雄 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Publication of JPWO2007069319A1 publication Critical patent/JPWO2007069319A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4734341B2 publication Critical patent/JP4734341B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/249Reselection being triggered by specific parameters according to timing information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0011Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection
    • H04W36/0033Control or signalling for completing the hand-off for data sessions of end-to-end connection with transfer of context information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/02Buffering or recovering information during reselection ; Modification of the traffic flow during hand-off

Description

本発明は、通信装置及びハンドオーバ方法に関し、特にトラヒック種別に応じたハンドオーバ行う通信装置及びハンドオーバ方法に関する。
インターネットに対応するネットワーク層プロトコル(以下「IP」と記載する)は、インターネットを構成するネットワークやサブネットワークと接続して、源ノードから宛先ノードへ、IPデータの形で流れるデータを管理し制御するために使用される。IPデータパケットが確実に配信できることを保証するために、各ノードには1つのIPアドレスが割り当てられ、割り当てられたIPアドレスは該当するノードに固定ネットワーク上の場所を定義する。一般には、IPは固定ネットワークノード間のIPパケットのルーティング(routing)を支援するように設計されている。
しかしながら、無線ノードの急速な発達によって、固定ノードと同様に移動端末に対するIP支援を提供する必要性が増加している。ここで、固定ノードは一般に移動しない。また、移動端末は、例えばサブネットワークや局所ネットワーク(LAN)セグメントに相当する領域内で移動することができる。また、移動端末は、異なるネットワークホストを通じてサブネットワークやLANセグメントに接続する地点を連続的に変えることができる。また、当業者ならば直ちに理解するように、対応するネットワークホストは移動端末に対してプロキシとして働く。
サブネットワークまたはLANへの移動端末の接続地点とIPアドレスとが連続的に変化しても、データが移動端末へ正確にルーティングされ、連続性が維持されることを保証するために、移動端末は、サブネットワークやLANへの接続を通じて、各ネットワークホストに自身を登録する。この登録の処理は、接続している移動端末を通じてネットワークホスト内に登録記録を作成して保存する。このとき、ネットワークホストは、これらの登録された記録を含む情報を用いて、例えば移動端末を代表するIPデータパケットを受信して、処理を施した後に移動端末へIPデータパケットを送信するような、移動端末の移動に対する要求を管理または支援できる。移動端末は、あるネットワークホストから新たなネットワークホストへ連続して移動するときに、古いネットワークホストの登録を削除して、新たなネットワークホストに登録するハンドオーバと称する処理を行う。登録削除処理は、古いネットワークホストから上述の登録記録を削除する処理を含む。移動端末の登録削除の処理はきわめて重要である。例えば、登録を削除すると、ネットワークリソースを消費する必要がなくなり、安全性に寄与する。一方、削除に失敗すると、1以上のホストが移動端末に対するプロキシとして反応し、IPデータパケットの経路割り当てが不適当となり、許容できないネットワークの誤作動を生じることになる。
従来のネットワークホスト間のハンドオーバ方法として非特許文献1が知られている。非特許文献1に開示されたネットワークホスト間のハンドオーバ方法について、図1を用いて説明する。図1は、従来のハンドオーバ方法を示すシーケンス図である。
移動端末(UE)は、サービング・セルおよびモニターされた隣接セルの受信品質を測定して無線状況を示すmeasurementをソースENB(Source ENB)へ報告する(ステップST11)。ここで、measurementはハンドオーバの準備及び実行のために用いられる。次に、ソースENBは、測定条件及びPreparation閾値を決定する。ハンドオーバの準備は、Preparationトリガの後にスタートする。Preparationトリガは、設定されたPreparation閾値
に到達したと移動端末が報告することにより発生する。次に、ソースENBは、ターゲットENB(Target ENB)に対して、移動端末のコンテキスト(context)を転送し(ステップST12)、移動端末がハンドオーバしても良いか否かを問い合わせる。移動端末のコンテキストはターゲットENBに格納される。次に、ターゲットENBは、ASGWに対して、移動端末がターゲットENBへハンドオーバしようとしていることを通知する(ステップST13)。次に、ASGWは、ターゲットENBに対して、移動端末がハンドオーバすることを許可する場合には、許可することを通知する(ステップST14)。次に、ターゲットENBは、移動端末の特定の無線構成及びトンネルを準備し、準備した無線構成をソースENBに返すことにより、ハンドオーバの準備が完了したことを通知する(ステップST15)。次に、ソースENBは、移動端末に対して、ハンドオーバ可能であることを通知する(ステップST16)。次に、ソースENBはハンドオーバ処理を開始する。次に、ソースENBは、移動端末に対して、ハンドオーバすることを指示する(ステップST17)。次に、移動端末は、ソースENBとの無線接続を切断してハンドオーバの準備に入る。また、ステップST17とほぼ同時に、ソースENBは、ターゲットENBに対して移動端末がハンドオーバすることを通知するとともに、移動端末に送信できずに残ったパケットデータをターゲットENBに転送する(ステップST18)。次に、移動端末は、ターゲットENBとの無線を確立するとともにハンドオーバした後に、上りパケットデータのターゲットENBへの送信を開始する(ステップST19)。移動端末は、ステップST17のハンドオーバの指示を受けた後にはソースENBとの無線接続を切断するので、ステップST19にてターゲットENBと無線を確立するまで、即ちステップST17からステップST19までの間には、ソースENB及びターゲットENBの双方と接続されないことになり、一切パケットデータを受信できない状態になる。
次に、ターゲットENBは、ASGWに対して、ターゲットENB宛にパケットデータを送信することを要求する(ステップST20)。ASGWは、ステップST20の要求を受けて初めて移動端末がターゲットENBにハンドオーバしたことを知る。そして、ASGWは、ソースENBのリソースを解放する(ステップST21)。なお、移動端末は、ソースENBに対して、ソースENBと無線回線で接続されている間は定期的にmeasurementを送信する。
このように、非特許文献1に記載のPro−Active型のハンドオーバでは、ハンドオーバの高速化及びロスレス(Loss less)ハンドオーバの実現のために、ハンドオーバを実行する以前に、予めネットワーク主導でハンドオーバに関する準備をしておくという方法を用いる。また、Pro−Active型のハンドオーバでは、ハンドオーバ待ち時間を小さくすることが可能になる。これは、シームレスハンドオーバ及びセル端における最適なサービスを受ける際に非常に有益である。ネットワーク制御ハンドオーバは、ソースENBによって決定され、ユーザ・プレーン・データはソースENBからターゲットENBに一時的に転送される。ハンドオーバの実行は、ASGWでのユーザ・プレーン・データのパス・スイッチングおよび旧リンクのリリースの後に完了する。
NTT DoCoMoet al., "Joint proposal to select C-plane architecture option C: Idle state in central node and RRC Connected in Node-B", 3GPP TSG-RAN2&3 Joint Meeting, November 7-11, 2005, Seoul, R2-052919
しかしながら、従来の方法においては、移動端末がソースENBとの接続を切断してからターゲットENBとの接続を行う、いわゆるハードハンドオーバを行う場合、移動端末がステップST17の指示を受けてソースENBとの接続を切断してからASGWがステップST20にてターゲットENBにハンドオーバしたことを知ってパス・スイッチの切
り替えが完了するまでの間、移動端末宛のパケットデータはソースENBに到着する。この結果、ソースENBは、ステップST17にて移動端末との接続が切断された後にASGWから受け取った移動端末宛のパケットデータを、ターゲットENBに対して転送する必要がある。この場合、遅延に対して厳しいリアルタイム系の通信の場合には、ハンドオーバの高速化のために、ソースENBからターゲットENBへのパケットデータの転送を高速に行わなければならない。しかし、ソースENBからターゲットENBへのパケットデータの転送の処理負荷が大き過ぎる場合には、パケットデータの転送を高速に行うことができず、遅延が発生するという問題がある。特に、複数ユーザが電車にて移動中の場合等には、複数の移動端末が一斉にハンドオーバを行うので、ENBにかかる負荷がさらに大きくなり、遅延も大きくなるという問題がある。一方、従来の方法においては、ノンリアルタイム系の通信の場合には、移動端末は、多少遅延が生じても損失なくパケットデータを受信できることが重要であるため、従来の方法でも特別不都合は生じない。
本発明の目的は、トラヒック種別に応じたハンドオーバを行うことにより、ノンリアルタイム系の通信の場合には、パケットデータの損失を防ぐことができるとともに、リアルタイム系の通信の場合には、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる通信装置及びハンドオーバ方法を提供することである。
本発明の通信装置は、通信端末装置における受信品質の情報である受信品質情報を取得する受信品質情報取得手段と、前記受信品質情報に基づいて前記通信端末装置のハンドオーバ先である他局を選択するハンドオーバ先選択手段と、前記通信端末装置へ送信しているデータの種別に基づいて、上位局から自局へ送信されている前記データをハンドオーバ前に前記上位局から前記他局へ送信するように切り替えるパス・スイッチングを行うか否かを決定する切り替え決定手段と、前記切り替え決定手段にて前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合に前記上位局に対して前記切り替えを要求する切り替え要求手段と、前記上位局から送信された前記データを一時的に蓄積するとともに、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合にはハンドオーバ前に前記データの蓄積を停止するデータ蓄積手段と、前記パス・スイッチングを行わないことが決定された場合には前記データ蓄積手段に蓄積されている前記データを前記他局へ転送し、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には前記停止の後に前記データ蓄積手段に残っている前記データをハンドオーバ前に前記通信端末装置へ送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明のハンドオーバ方法は、通信装置におけるハンドオーバ方法であって、通信端末装置における受信品質の情報である受信品質情報を取得する受信品質情報取得ステップと、前記受信品質情報に基づいて前記通信端末装置のハンドオーバ先である他局を選択するハンドオーバ先選択ステップと、前記通信端末装置へ送信しているデータの種別に基づいて、上位局から自局へ送信されている前記データをハンドオーバ前に前記上位局から前記他局へ送信するように切り替えるパス・スイッチングを行うか否かを決定する切り替え決定ステップと、前記切り替え決定ステップにて前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合に前記上位局に対して前記切り替えを要求する切り替え要求ステップと、前記上位局から送信された前記データを一時的に蓄積するとともに、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合にはハンドオーバ前に前記データの蓄積を停止するデータ蓄積ステップと、前記パス・スイッチングを行わないことが決定された場合には前記蓄積された前記データを前記他局へ転送し、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には前記蓄積された前記データのうちの前記停止の後に残っているデータをハンドオーバ前に前記通信端末装置へ送信する送信ステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、トラヒック種別に応じたハンドオーバを行うことにより、ノンリアルタイム系の通信の場合には、パケットデータの損失を防ぐことができるとともに、リアルタイム系の通信の場合には、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係る通信装置であるネットワークホスト100の構成を示すブロック図である。
受信部101は、通信端末装置から無線回線を用いて送信された信号を受信して、受信した信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして受信データ処理部102へ出力する。
受信データ処理部102は、受信部101から入力した受信信号を復調してデータ部分と制御データ部分に分解する。そして、受信データ処理部102は、分解したデータ部分をIP Access Gateway(以下「IPAG」と記載する)インタフェース部104へ出力するとともに、分解した制御データ部分をMACスケジューリング部103及びハンドオーバ制御部105へ出力する。
MACスケジューリング部103は、受信データ処理部102から入力した制御データ部分に含まれている通信端末装置における受信品質の情報である受信品質情報と、MACパケットバッファ107から入力した、MACパケットバッファ107の蓄積されているデータ量の情報であるキュー情報とに基づいてスケジューリングを行う。例えば、MACスケジューリング部103は、CQI(Channel Quality Indicator)等の受信品質と送信データ量とを関係付けたスケジューリング情報を記憶したテーブルを保持している。そして、MACスケジューリング部103は、受信データ処理部102から入力したCQI等の受信品質情報の受信品質を用いてスケジューリング情報を参照するとともにキュー情報を参照することにより、送信データ量を選択する。さらに、MACスケジューリング部103は、送信部108に対して、選択した送信データ量だけ送信するように制御する。
IPAGインタフェース部104は、有線にてIPAGと接続されており、受信データ処理部102から入力したデータ部分をIPAGへ送信する。また、IPAGインタフェース部104は、IPAGから受信したデータ部分をL3パケットバッファ管理部106へ出力する。また、IPAGインタフェース部104は、ハンドオーバ制御部105から入力した、パス・スイッチを切り替えるパス・スイッチングを要求するためのメッセージである切り替え要求メッセージをIPAGに送信するとともに、IPAGから受信した、パス・スイッチを切り替える要求が許可されたことを通知する切り替え許可メッセージをハンドオーバ制御部105へ出力する。
ハンドオーバ制御部105は、ネットワークホスト100がハンドオーバ元である場合とハンドオーバ先である場合とで異なる処理を行う。
最初に、ネットワークホスト100がハンドオーバ元である場合について説明する。この場合、ハンドオーバ制御部105は、受信データ処理部102から入力した制御データ部分に含まれる複数のネットワークホストの受信品質情報に基づいて、ハンドオーバ先のネットワークホストを選択する。また、ハンドオーバ制御部105は、受信データ処理部102から入力した制御データ部分に含まれる、データ種別情報を含むトラヒック種別(QoS)情報を、選択したネットワークホストに対して送信する。また、ハンドオーバ制御部105は、L3パケットバッファ管理部106の制御を行っているとともに、L3パケットバッファ管理部106に蓄積されているデータ量を監視している。また、ハンドオーバ制御部105は、リアルタイム系の通信の場合で、且つハンドオーバ先のネットワークホストからハンドオーバの準備が完了したメッセージを受け取った場合に、受信データ処理部102から入力した受信品質情報より可能な伝送レートを求めて、L3パケットバッファ管理部106に残っているデータ量と求めた伝送レートとを用いてL3パケットバッファ管理部106に残っているデータを送信し終えるまでの時間を推定する。そして、ハンドオーバ制御部105は、推定した時間の情報を送信部108へ出力する。なお、パケットデータからデータ種別情報を抽出して送信する場合に限らず、パケットデータの識別子を用いて、ネットワークホスト100内に記憶しているデータ種別情報を検索して、検索したデータ種別情報を送信しても良い。
ここで、データ種別情報とは、データの許容される遅延時間及びデータのパケット廃棄率等のデータの種別に応じた情報である。また、データの種別は、例えば、許容される遅延時間等に応じて、会話クラス(Conversational class)、ストリーミングクラス(Streaming class)、対話式クラス(Interactive class)及びバックグラウンド(Background)の4つのクラスに分類される。この内、会話クラスとストリーミングクラスがリアルタイム系であり、対話式クラスとバックグラウンドがノンリアルタイム系である。各クラスにおけるアプリケーションの例としては、会話クラスは音声(voice)、ストリーミングクラスはストリーミング・ビデオ(streaming video)、対話式クラスはウェブ・ブラウジング(Web browsing)及びバックグラウンドはemailのバックグラウンドダウンロード
(background download of emails)等である。
次に、ネットワークホストがハンドオーバ先である場合について説明する。この場合、ハンドオーバ制御部105は、ハンドオーバ元のネットワークホストにより自局がハンドオーバ先である旨が通知された場合に、ハンドオーバ元のネットワークホストから受け取ったトラヒック種別(QoS)情報に含まれているデータ種別情報がリアルタイム系の通信におけるデータであるか否かを判断する。そして、ハンドオーバ制御部105は、リアルタイム系の通信におけるデータである場合には、自局にパス・スイッチを切り替える要求である切り替え要求メッセージをIPAGインタフェース部104へ出力する。また、ハンドオーバ制御部105は、ノンリアルタイム系の通信におけるデータである場合には、切り替え要求メッセージは出力しない。なお、ハンドオーバ制御部105の構成の詳細については後述する。
データ蓄積手段であるL3パケットバッファ管理部106は、ハンドオーバ制御部105の制御に基づいて、IPAGインタフェース部104から入力したデータを、レイヤ3のサイズのパケットデータに組み立てて一時的に蓄積する。また、L3パケットバッファ管理部106は、ハンドオーバ前にハンドオーバ元のネットワークホストから転送されたデータを一時的に蓄積する。そして、L3パケットバッファ管理部106は、所定のタイミングで蓄積しているパケットデータをMACパケットバッファ107へ出力し、MACパケットバッファ107から通信端末装置が正しくパケットデータを受信できたか否かのAck/Nack情報が入力する。具体的には、L3パケットバッファ管理部106は、MACパケットバッファ107からNack情報が入力した場合には、前回出力したパケットデータを再度出力し、MACパケットバッファ107からAck情報が入力した場合には、蓄積している新たなパケットデータを出力する。また、ハンドオーバ先のネットワークホスト100のL3パケットバッファ管理部106は、ハンドオーバ元のネットワークホスト100から転送されたパケットデータと、ハンドオーバ後にIPAGから送信されたパケットデータの順序を管理し、蓄積しているパケットデータの順序に従ってMACパケットバッファ107へ出力する。
MACパケットバッファ107は、キュー情報をMACスケジューリング部103に出力する。また、MACパケットバッファ107は、L3パケットバッファ管理部106から入力したパケットデータを所定のパケットデータに再び組み立てて、所定のタイミングにて、送信部108から指示されたデータ量のパケットデータを送信部108へ出力する。
送信部108は、MACスケジューリング部103から指示されたデータ量のデータを出力するようにMACパケットバッファ107に指示し、MACパケットバッファ107から入力した指示したデータ量のパケットデータを無線信号にて送信する。
次に、ハンドオーバ制御部105の構成の詳細について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、ネットワークホストがハンドオーバ先の場合のハンドオーバ制御部105の構成を示すブロック図であり、図4は、ネットワークホストがハンドオーバ元の場合のハンドオーバ制御部105の構成を示すブロック図である。なお、ネットワークホスト100のハンドオーバ制御部105は、図3と図4の両方の構成を備えているが、説明の便宜上分けて説明する。
最初にネットワークホストがハンドオーバ先の場合のハンドオーバ制御部105の構成について、図3を用いて説明する。
切り替え決定手段であるパス・スイッチング決定部301は、受信データ処理部102
からトラフィック(QoS)情報が入力した場合に、入力したトラフィック(QoS)情報に含まれているデータ種別情報を用いて、記憶部302に記憶されているデータ種別とリアルタイム系またはノンリアルタイム系とを関係付けたパス・スイッチング判断用情報を参照して、送信データがリアルタイム系であるかまたはノンリアルタイム系であるかを選択する。そして、パス・スイッチング決定部301は、送信データがリアルタイム系である場合には、IPAGメッセージ作成部303に対して、リソースを確保するためのメッセージ及び切り替え要求メッセージを作成するように指示する。一方、パス・スイッチング決定部301は、送信データがノンリアルタイム系である場合には、IPAGメッセージ作成部303に対して、リソースを確保するためのメッセージのみを作成するように指示する。
記憶部302は、パス・スイッチング判断用情報を記憶する。
切り替え要求手段であるIPAGメッセージ作成部303は、パス・スイッチング決定部301からリソースを確保するためのメッセージ及び切り替え要求メッセージを作成するように指示された場合には、リソースを確保するためのメッセージ及び切り替え要求メッセージを作成してIPAGインタフェース部104へ出力する。また、IPAGメッセージ作成部303は、パス・スイッチング決定部301からリソースを確保するためのメッセージのみを作成するように指示された場合には、リソースを確保するためのメッセージのみを作成してIPAGインタフェース部104へ出力する。
ハンドオーバ元メッセージ作成部304は、IPAGインタフェース部104からパス・スイッチの切り替えを許可するメッセージが入力した場合には、ハンドオーバの準備が完了したことを通知するメッセージを作成して、ハンドオーバ元の他のネットワークホストへ送信する。
次に、ネットワークホストがハンドオーバ元の場合のハンドオーバ制御部105の構成について、図4を用いて説明する。
バッファ管理部401は、L3パケットバッファ管理部106に対して制御を行うための制御信号を出力する。また、バッファ管理部401は、ハンドオーバ先のネットワークホストから、ハンドオーバの準備が完了した旨のメッセージが入力した場合には、L3パケットバッファ管理部106から入力した、L3パケットバッファ管理部106に蓄積しているデータ量の情報を送信終了時間推定部402へ出力する。
送信終了時間推定部402は、受信データ処理部102から入力した受信品質情報の受信品質にてデータを伝送できる伝送レートを求めるとともに、求めた伝送レートとバッファ管理部401から入力したL3パケットバッファ管理部106に蓄積しているデータ量の情報とに基づいて、L3パケットバッファ管理部106に送信されずに残っているデータを全て送信し終える時間を推定する。そして、送信終了時間推定部402は、推定した時間の情報を送信部108へ出力する。
ハンドオーバ先選択部403は、受信データ処理部102から入力した、各ネットワークホストの受信品質情報に基づいてハンドオーバ先のネットワークホストを選択する。例えば、ハンドオーバ先選択部403は、最も良好な受信品質の受信品質情報のネットワークホストをハンドオーバ先として選択する。そして、ハンドオーバ先選択部403は、ハンドオーバ先メッセージ作成部404に対して、ハンドオーバ先として選択したネットワークホストに対して、ハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成するように指示する。
ハンドオーバ先メッセージ作成部404は、ハンドオーバ先選択部403からハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成するように指示された場合に、ハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成して、ハンドオーバ先の他のネットワークホストへ送信する。
図5は本実施の形態1に係るネットワーク500の構成を示す図である。ネットワーク500は、IPベースのコアネットワーク501とRadio Access Network(RAN)502から構成される。ネットワークホスト503、504は、RAN502に位置し、IPAG505と有線にて結合されている。IPAG505はIPコアネットワーク501内に位置し、外部ネットワークに対するゲートウェイの役割を果たす。通信端末装置506は、無線アクセス技術を使用してネットワークホスト503に接続し、IPAG505を経由して外部ネットワークと通信を行う。
次に、ネットワーク500におけるハンドオーバ方法について、図6を用いて説明する。図6は、ハンドオーバ方法を示すシーケンス図である。なお、図6及び図6の説明において、説明の便宜上、通信端末装置506をMTと記載し、ハンドオーバ元のネットワークホスト503をHOLDと記載し、ハンドオーバ先のネットワークホスト504をHNEWと記載する。また、HOLD503及びHNEW504は図2と同一構成である。
最初に、MT506がHOLD503と接続して外部ネットワークとリアルタイム系のアプリケーションを通信中に、HNEW504にハンドオーバする場合の動作について説明する。図6において、MT506は、HOLD503およびIPAG505を介して外部ネットワークと通信を行っているものとする。
まず、ネットワークホストがハンドオーバのために適切なターゲットセルを決定することができるように、MT506は、HOLD503に対して、受信品質即ちハンドオーバ先の候補となるセルの品質を報告する(Measurement Report)(ステップST601)。
次に、HOLD503は、ハンドオーバ制御部105にて、各セルのリソースと処理負荷とステップST601にて報告された複数セルの受信品質情報の受信品質とに基づいて、適切なハンドオーバ先であるHNEW504を決定する(Handover Decision)。
次に、HOLD503は、ハンドオーバ制御部105にて、UE Contextの中にハンドオーバさせるセッションのトラヒック種別を示す情報を含めて、選択したHNEW504に転送する(Context Transfer)(ステップST602)。
次に、HNEW504は、IPAG505内のMT506のためのリソースを確保するため、IPAG505に対してResource Rsv.を送る。また、このとき、HNEW504は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がリアルタイム系であると判断し、Resource Rsv.にPath Switch Requestを示す情報も含ませておく(ステップST603)。
次に、HNEW504は、MT506のためのリソースを確保する(Resource
Allocation)。
次に、IPAG505は、MT506のリソースを確保し、HOLD503からHNEW504に目的地アドレスを変更することにより、パス・スイッチングを実行する(Resource Alloc. and Path Switching)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対してMT506のリソースを確保したことを通知するResource Rsv. Ackを送る(ステップST604)。この際に、IPAG505は、Resource Rsv. Ackの中にパス・スイッチングの完了を示す情報(Path Switch Reply)を含ませる。
次に、HNEW504がMT506に対する必要なリソースを予約することに成功し、かつHNEW504がIPAG505からResource Rsv. Ackを受け取ると、HNEW504は、ハンドオーバの準備が完了したことをHOLD503に通知する(Context Transfer Response)(ステップST605)。
次に、HOLD503は、ターゲットセルに移動することをMT506に示し、ターゲットセルを通してHNEW504に対して通信するために必要なセル特定のパラメータを送る(RB Reconfiguration)(ステップST606)。この時、HOLD503は、自局のL3パケットバッファ管理部106に格納されたMT506宛てのパケット残存量及びパケットデータの伝送レートから、ハンドオーバ制御部105にて推定したL3パケットバッファ管理部106に残っているパケットデータを送信し終える時間、即ちMT506がターゲットセルにハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定する。これにより、HOLD503は、可能な限りHOLD503のL3パケットバッファ管理部106にはMT506宛てのパケットが残らないように調整することができる。ハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定することにより、MT506は、ステップST606にてセル特定のパラメータを受け取った後から時間T650が経過するまではハンドオーバを行わない。そして、MT506は、ステップST606にてRB Reconfigurationを受信してから時間T650が経過した後にHOLD503との接続を切断する。従って、HOLD503は、時間T650の間に、L3パケットバッファ管理部106に残っているパケットをMT506へ送信することができる。これにより、HOLD503は、HNEW504に対して、パケットデータを転送する必要がなくなる。ただし、時間T650は、HOLD503が推定した時間であるため、時間T650内にパケットデータを送信し終えない場合も生ずる。しかし、リアルタイム系の通信では、パケットデータの損失による影響は比較的小さいので、通信端末装置に対して多少パケットデータが届かなくても問題はない。
次に、HNEW504は、IPAG505から転送されるMT506宛てのパケットを、MT506とHNEW504間で無線リンクが確立するまでL3パケットバッファ管理部106にバッファリングしておく(Data Buffering)。
次に、MT506はHNEW504と同期する(Radio L1 & L2 Establishment)(ステップST607)。これにより、MT506は、HNEW504と接続する。
次に、MT506は、HNEW504へのハンドオーバが完了したことをHNEW504に示す(RB Reconfiguration Complete)(ステップST608)。MT506からRB Reconfiguration Completeを受信したHNEW504は、L3パケットバッファ管理部106にバッファリングしていたMT506宛てのパケットの送出を開始する。
次に、HNEW504は、MT506のハンドオーバが完了したことをIPAG505に通知する(Handover Complete)(ステップST609)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対して、Handover Completeに応答するメッセージを送信する(Handover Complete Ack)(ステップST610)。
次に、ステップST609でHandover Completeを受け取ったIPAG505は、MT506のハンドオーバが完了したことを認識して、HOLD503のリリースに着手する(Resource Release)(ステップST611)。
次に、MT506がHOLD503と接続して外部ネットワークとノンリアルタイム系のアプリケーションを通信中に、HNEW504にハンドオーバする場合の動作について、図7を用いて説明する。図7は、ハンドオーバ方法を示すシーケンス図である。なお、図6と同一の動作については同一の符号を付して、その説明は省略する。
OLD503は、ハンドオーバ制御部105にて、UE Contextの中にハンドオーバさせるセッションのトラヒック種別を示す情報を含めて、選択したHNEW504に転送する(Context Transfer)(ステップST602)。
次に、HNEW504は、IPAG505内のMT506のためのリソースを確保するため、IPAG505に対してResource Rsv.を送る(ステップST701)。このとき、HNEW504は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がノンリアルタイム系であると判断し、Resource Rsv.にPath Switch Requestを示す情報は含ませない。
次に、HNEW504は、MT506のためのリソースを確保する(Resource
Allocation)。
次に、IPAG505は、MT506のリソースを確保する(Resource Alloc.)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対してMT506のリソースを確保したことを通知するResource Rsv. Ackを送る(ステップST702)。この際に、IPAG505は、Resource Rsv. Ackの中にパス・スイッチングの完了を示す情報(Path Switch Reply)は含ませない。
次に、HNEW504がMT506に対する必要なリソースを予約することに成功し、かつHNEW504がIPAG505からResource Rsv. Ackを受け取ると、HNEW504は、ハンドオーバの準備が完了したことをHOLD503に通知する(Context Transfer Response)(ステップST605)。
次に、HOLD503は、ターゲットセルに移動することをMT506に示し、ターゲットセルを通してHNEW504に対して通信するために必要なセル特定のパラメータを送る(RB Reconfiguration)(ステップST703)。この時、HOLD503は、MT506がターゲットセルにハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定することは行わない。
次に、HNEW504からハンドオーバ準備の完了を示すContext Transfer Responceを受信したHOLD503は、L3パケットバッファ管理部106に残っているMT506宛てのパケットデータをコピーして、HNEW504へ転送する(Data Forwarding)(ステップST704)。これにより、HOLD503がMT506に対して送信できなかったパケットデータを確実にMT506に送
信することができる。
次に、HNEW504は、HOLD503から転送されるMT506宛てのパケットを、MT506とHNEW504間で無線リンクが確立するまでL3パケットバッファ管理部106にバッファリングしておく(Data Buffering)。
次に、MT506は、HNEW504へのハンドオーバが完了したことをHNEW504に示す(RB Reconfiguration Complete)(ステップST608)。
次に、HNEW504は、MT506のハンドオーバが完了したことをIPAG505に通知する(Handover Complete)(ステップST705)。また、このとき、HNEW504は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がノンリアルタイム系であると判断し、パス・スイッチングを要求するメッセージであるHandover CompleteにPath Switch Requestを示す情報も含ませておく。
次に、IPAG505は、HOLD503からHNEW504に目的地アドレスを変更することにより、パス・スイッチングを実行する(Path Switching)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対して、Handover Completeに応答するメッセージを送信する(Handover Complete Ack)(ステップST706)。この際に、IPAG505は、Handover Complete Ackの中にパス・スイッチングの完了を示す情報(Path Switch Reply)を含ませる。
次に、ステップST705でHandover Completeを受け取ったIPAG505は、MT506のハンドオーバが完了したことを認識して、HOLD503のリリースに着手する(Resource Release)(ステップST611)。
次に、MT506からRB Reconfiguration Completeを受信したHNEW504は、L3パケットバッファ管理部106にバッファリングしていた、HOLD503から転送されたパケットデータとIPAG505から受信したMT506宛てのパケットデータを、パケットデータの順序に従って送出を開始する。
このように、本実施の形態1によれば、リアルタイム系の通信を行っている場合には、ハンドオーバ元のネットワークホストとの接続を切断する前にパス・スイッチを切り替えることによりハンドオーバ先のネットワークホストにパケットデータが送られるので、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる。また、本実施の形態1によれば、リアルタイム系の通信を行っている場合には、ハンドオーバ元のネットワークホストに残っているパケットデータを送信し終える時間を推定して、推定した時間だけ通信端末装置はハンドオーバを行わないとともに、推定した時間の間にハンドオーバ元のネットワークホストに残っているパケットデータを通信端末装置に送信することにより、ハンドオーバ元のネットワークホストからハンドオーバ先のネットワークホストへパケットデータを転送する必要がなくなるので、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる。また、本実施の形態1によれば、ノンリアルタイム系の通信の場合には、従来と同様にハンドオーバ元に残ったパケットデータをハンドオーバ先のネットワークホストへ転送するので、パケットデータの損失を防ぐことができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るハンドオーバ制御部105の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態2において、ネットワークホストの構成は図2と同一構成であるので、その説明は省略する。
バッファ管理部801は、L3パケットバッファ管理部106に対して制御を行うための制御信号を出力する。また、バッファ管理部801は、ハンドオーバ先のネットワークホストから、ハンドオーバの準備が完了した旨のメッセージが入力した場合には、L3パケットバッファ管理部106から入力した、L3パケットバッファ管理部106に蓄積しているデータ量の情報を送信終了時間推定部802へ出力する。
送信終了時間推定部802は、受信データ処理部102から入力した受信品質情報の受信品質にてデータを伝送できる伝送レートを求めるとともに、求めた伝送レートとバッファ管理部801から入力したL3パケットバッファ管理部106に蓄積しているデータ量の情報とに基づいて、L3パケットバッファ管理部106に送信されずに残っているデータを全て送信し終える時間を推定する。そして、送信終了時間推定部802は、推定した時間の情報を送信部108へ出力する。
パス・スイッチング決定部803は、受信データ処理部102からトラフィック(QoS)情報が入力した場合に、入力したトラフィック(QoS)情報に含まれているデータ種別情報を用いて、記憶部804に記憶されているデータ種別とリアルタイム系またはノンリアルタイム系とを関係付けたパス・スイッチング判断用情報を参照して、送信データがリアルタイム系であるかまたはノンリアルタイム系であるかを選択する。そして、パス・スイッチング決定部803は、送信データがリアルタイム系である場合には、IPAGメッセージ作成部807に対して、パス・スイッチングを行うことを要求するメッセージである切り替え要求メッセージとリソースを確保するためのメッセージを作成するように指示する。一方、パス・スイッチング決定部803は、送信データがノンリアルタイム系である場合には、IPAGメッセージ作成部807に対して、リソースを確保するメッセージのみを作成するように指示する。
記憶部804は、パス・スイッチング判断用情報を記憶する。
ハンドオーバ先選択部805は、受信データ処理部102から入力した、各ネットワークホストの受信品質情報に基づいてハンドオーバ先のネットワークホストを選択する。例えば、ハンドオーバ先選択部805は、最も良好な受信品質の受信品質情報のネットワークホストをハンドオーバ先として選択する。そして、ハンドオーバ先選択部805は、ハンドオーバ先メッセージ作成部806に対して、ハンドオーバ先として選択したネットワークホストに対して、ハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成するように指示する。
通知手段であるハンドオーバ先メッセージ作成部806は、ハンドオーバ先選択部805からハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成するように指示された場合に、ハンドオーバ先として選択されたことを通知するメッセージを作成して、ハンドオーバ先の他のネットワークホストへ送信する。
IPAGメッセージ作成部807は、パス・スイッチング決定部803からリソースを確保するためのメッセージ及び切り替え要求メッセージを作成するように指示された場合には、リソースを確保するためのメッセージ及び切り替え要求メッセージを作成してIPAGインタフェース部104へ出力する。また、IPAGメッセージ作成部807は、パス・スイッチング決定部803からリソースを確保するためのメッセージのみを作成するように指示された場合には、リソースを確保するためのメッセージのみを作成してIPA
Gインタフェース部104へ出力する。
次に、ネットワーク500におけるハンドオーバ方法について、図9を用いて説明する。図9は、ハンドオーバ方法を示すシーケンス図である。なお、図9及び図9の説明において、説明の便宜上、通信端末装置506をMTと記載し、ハンドオーバ元のネットワークホスト503をHOLDと記載し、ハンドオーバ先のネットワークホスト504をHNEWと記載する。また、HOLD503及びHNEW504は図2と同一構成である。
最初に、MT506がHOLD503と接続して外部ネットワークとリアルタイム系のアプリケーションを通信中に、HNEW504にハンドオーバする場合の動作について説明する。図9において、MT506は、HOLD503およびIPAG505を介して外部ネットワークと通信を行っているものとする。
まず、ネットワークホストがハンドオーバのために適切なターゲットセルを決定することができるように、MT506は、HOLD503にハンドオーバ先の候補となるセルの品質を報告する(Measurement Report)(ステップST901)。
次に、HOLD503は、ハンドオーバ制御部105にて、各セルのリソースと処理負荷とステップST901にて報告された複数セルの受信品質情報の受信品質とに基づいて、適切なハンドオーバ先であるHNEW504を決定する(Handover Decision)。
次に、HOLD503は、HNEW504に対して、UE Contextを送信する(Context Transfer)(ステップST902)。
次に、HNEW504は、MT506のためのリソースを確保する(Resource
Allocation)。
次に、HNEW504がMT506に対する必要なリソースを予約することに成功した場合に、HNEW504は、ハンドオーバの準備が完了したことをHOLD503に通知する(Context Transfer Response)(ステップST903)。
次に、HOLD503は、IPAG505内のMT506のためのリソースを確保するため、IPAG505に対してResource Rsv.を送る。また、このとき、HOLD503は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がリアルタイム系であると判断し、Resource Rsv.にパス・スイッチングを要求するメッセージであるPath Switch Requestを示す情報も含ませておく(ステップST904)。
次に、IPAG505は、MT506のリソースを確保し、HOLD503からHNEW504に目的地アドレスを変更することにより、パス・スイッチングを実行する(Resource Alloc. and Path Switching)。
次に、IPAG505は、HOLD503に対してMT506のリソースを確保したことを通知するResource Rsv. Ackを送る(ステップST905)。この際に、IPAG505は、Resource Rsv. Ackの中にパス・スイッチングの完了を示す情報(Path Switch Reply)を含ませる。
次に、HOLD503は、ターゲットセルに移動することをMT506に示し、ターゲ
ットセルを通してHNEW504に対して通信するために必要なセル特定のパラメータを送る(RB Reconfiguration)(ステップST906)。この時、HOLD503は、自局のL3パケットバッファ管理部106に格納されたMT506宛てのパケット残存量及びパケットデータの伝送レートから、ハンドオーバ制御部105にて推定したL3パケットバッファ管理部106に残っているパケットデータを送信し終える時間、即ちMT506がターゲットセルにハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定する。これにより、HOLD503は、可能な限りHOLD503のL3パケットバッファ管理部106にはMT506宛てのパケットが残らないように調整することができる。ハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定することにより、MT506は、ステップST906にてセル特定のパラメータを受け取った後から時間T950が経過するまではハンドオーバを行わない。そして、MT506は、ステップST906にてRB Reconfigurationを受信してから時間T950が経過した後にHOLD503との接続を切断する。従って、HOLD503は、時間T950の間に、L3パケットバッファ管理部106に残っているパケットをMT506へ送信することができる。これにより、HOLD503は、HNEW504に対して、パケットデータを転送する必要がなくなる。ただし、時間T950は、HOLD503が推定した時間であるため、時間T950内にパケットデータを送信し終えない場合も生ずる。しかし、リアルタイム系の通信では、パケットデータの損失による影響は比較的小さいので、通信端末装置に対して多少パケットデータが届かなくても問題はない。
次に、HNEW504は、IPAG505から転送されるMT506宛てのパケットを、MT506とHNEW504間で無線リンクが確立するまでL3パケットバッファ管理部106にバッファリングしておく(Data Buffering)。
次に、MT506はHNEW504と同期する(Radio L1 & L2 Establishment)(ステップST907)。これにより、MT506は、HNEW504と接続する。
次に、MT506は、HNEW504へのハンドオーバが完了したことをHNEW504に示す(RB Reconfiguration Complete)(ステップST908)。MT506からRB Reconfiguration Completeを受信したHNEW504は、L3パケットバッファ管理部106にバッファリングしていたMT506宛てのパケットの送出を開始する。
次に、HNEW504は、MT506のハンドオーバが完了したことをIPAG505に通知する(Handover Complete)(ステップST909)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対して、Handover Completeに応答するメッセージを送信する(Handover Complete Ack)(ステップST910)。
次に、ステップST609でHandover Completeを受け取ったIPAG505は、MT506のハンドオーバが完了したことを認識して、HOLD503のリリースに着手する(Resource Release)(ステップST911)。
次に、MT506がHOLD503と接続して外部ネットワークとノンリアルタイム系のアプリケーションを通信中に、HNEW504にハンドオーバする場合の動作について、図7を用いて説明する。図10は、ハンドオーバ方法を示すシーケンス図である。なお、図9と同一の動作については同一の符号を付して、その説明は省略する。
NEW504がMT506に対する必要なリソースを予約することに成功した場合に、HNEW504は、ハンドオーバの準備が完了したことをHOLD503に通知する(Context Transfer Response)(ステップST903)。
次に、HOLD503は、IPAG505内のMT506のためのリソースを確保するため、IPAG505に対してResource Rsv.を送る(ステップST1001)。このとき、HNEW503は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がノンリアルタイム系であると判断し、Resource Rsv.にPath Switch
Requestを示す情報は含ませない。
次に、IPAG505は、MT506のリソースを確保する(Resource Alloc.)。
次に、IPAG505は、HOLD503に対してMT506のリソースを確保したことを通知するResource Rsv. Ackを送る(ステップST1002)。この際に、IPAG505は、Resource Rsv. Ackの中にPath Switchingの完了を示す情報(Path Switch Reply)は含ませない。
次に、HOLD503は、ターゲットセルに移動することをMT506に示し、ターゲットセルを通してHNEW504に対して通信するために必要なセル特定のパラメータを送る(RB Reconfiguration)(ステップST1003)。この時、HOLD503は、MT506がターゲットセルにハンドオーバを開始するタイミングをActivation Timerに指定することは行わない。
次に、HOLD503は、L3パケットバッファ管理部106に残っているMT506宛てのパケットデータをコピーして転送する(Data Forwarding)(ステップST1004)。これにより、HOLD503がMT506に対して送信できなかったパケットデータを確実にMT506に送信することができる。
次に、HNEW504は、HOLD503から転送されるMT506宛てのパケットを、MT506とHNEW504間で無線リンクが確立するまでL3パケットバッファ管理部106にバッファリングしておく(Data Buffering)。
次に、MT506は、HNEW504へのハンドオーバが完了したことをHNEW504に示す(RB Reconfiguration Complete)(ステップST908)。
次に、HNEW504は、MT506のハンドオーバが完了したことをIPAG505に通知する(Handover Complete)(ステップST1005)。また、このとき、HNEW504は、ハンドオーバ制御部105にて、データ種別がノンリアルタイム系であると判断し、Handover CompleteにPath Switch Requestを示す情報も含ませておく。
次に、IPAG505は、HOLD503からHNEW504に目的地アドレスを変更することにより、パス・スイッチングを実行する(Path Switching)。
次に、IPAG505は、HNEW504に対して、Handover Completeに応答するメッセージを送信する(Handover Complete Ack)
(ステップST1006)。この際に、IPAG505は、Handover Complete Ackの中にパス・スイッチングの完了を示す情報(Path Switch
Reply)を含ませる。
次に、ステップST1005でHandover Completeを受け取ったIPAG505は、MT506のハンドオーバが完了したことを認識して、HOLD503のリリースに着手する(Resource Release)(ステップST911)。
次に、MT506からRB Reconfiguration Completeを受信したHNEW504は、L3パケットバッファ管理部106にバッファリングしていた、HOLD503から転送されたパケットデータとIPAG505から受信したMT506宛てのパケットデータを、パケットデータの順序に従って送出を開始する。
このように、本実施の形態2によれば、リアルタイム系の通信を行っている場合には、ハンドオーバ元のネットワークホストとの接続を切断する前にパス・スイッチを切り替えることによりハンドオーバ先のネットワークホストにパケットデータが送られるので、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる。また、本実施の形態2によれば、リアルタイム系の通信を行っている場合には、ハンドオーバ元のネットワークホストに残っているパケットデータを送信し終える時間を推定して、推定した時間だけ通信端末装置はハンドオーバを行わないとともに、推定した時間の間にハンドオーバ元のネットワークホストに残っているパケットデータを通信端末装置に送信することにより、ハンドオーバ元のネットワークホストからハンドオーバ先のネットワークホストへパケットデータを転送する必要がなくなるので、遅延を発生させずに高速にハンドオーバすることができる。また、本実施の形態2によれば、ノンリアルタイム系の通信の場合には、従来と同様にハンドオーバ元に残ったパケットデータをハンドオーバ先のネットワークホストへ転送するので、パケットデータの損失を防ぐことができる。
本発明にかかる通信装置及びハンドオーバ方法は、特にトラヒック種別に応じたハンドオーバを行うのに好適である。
従来のハンドオーバ方法を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るハンドオーバ制御部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るハンドオーバ制御部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1に係るシステムの構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るハンドオーバ方法を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係るハンドオーバ方法を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係るハンドオーバ制御部の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係るハンドオーバ方法を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係るハンドオーバ方法を示すシーケンス図

Claims (4)

  1. 通信端末装置における受信品質の情報である受信品質情報を取得する受信品質情報取得手段と、
    前記受信品質情報に基づいて前記通信端末装置のハンドオーバ先である他局を選択するハンドオーバ先選択手段と、
    前記通信端末装置へ送信しているデータの種別に基づいて、上位局から自局へ送信されている前記データをハンドオーバ前に前記上位局から前記他局へ送信するように切り替えるパス・スイッチングを行うか否かを決定する切り替え決定手段と、
    前記切り替え決定手段にて前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合に前記上位局に対して前記切り替えを要求する切り替え要求手段と、
    前記上位局から送信された前記データを一時的に蓄積するとともに、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合にはハンドオーバ前に前記データの蓄積を停止するデータ蓄積手段と、
    前記パス・スイッチングを行わないことが決定された場合には前記データ蓄積手段に蓄積されている前記データを前記他局へ転送し、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には前記停止の後に前記データ蓄積手段に残っている前記データをハンドオーバ前に前記通信端末装置へ送信する送信手段と、
    を具備する通信装置。
  2. 前記停止の後に前記データ蓄積手段に残っている前記データを前記通信端末装置に送信し終えるまでの時間を推定する送信終了時間推定手段を具備し、
    前記送信手段は、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には、前記時間の情報を前記通信端末装置に送信するとともに、前記データ蓄積手段に残っている前記データをハンドオーバ前の前記時間内に前記通信端末装置へ送信する請求項記載の通信装置。
  3. 通信装置におけるハンドオーバ方法であって、
    通信端末装置における受信品質の情報である受信品質情報を取得する受信品質情報取得ステップと、
    前記受信品質情報に基づいて前記通信端末装置のハンドオーバ先である他局を選択するハンドオーバ先選択ステップと、
    前記通信端末装置へ送信しているデータの種別に基づいて、上位局から自局へ送信されている前記データをハンドオーバ前に前記上位局から前記他局へ送信するように切り替えるパス・スイッチングを行うか否かを決定する切り替え決定ステップと、
    前記切り替え決定ステップにて前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合に前記上位局に対して前記切り替えを要求する切り替え要求ステップと、
    前記上位局から送信された前記データを一時的に蓄積するとともに、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合にはハンドオーバ前に前記データの蓄積を停止するデータ蓄積ステップと、
    前記パス・スイッチングを行わないことが決定された場合には前記蓄積された前記データを前記他局へ転送し、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には前記蓄積された前記データのうちの前記停止の後に残っているデータをハンドオーバ前に前記通信端末装置へ送信する送信ステップと、
    を具備するハンドオーバ方法。
  4. 前記残っているデータを前記通信端末装置に送信し終えるまでの時間を推定する送信終了時間推定ステップをさらに具備し、
    前記送信ステップは、前記パス・スイッチングを行うことが決定された場合には、前記時間の情報を前記通信端末装置に送信するとともに、前記残っているデータをハンドオーバ前の前記時間内に前記通信端末装置へ送信する請求項3記載のハンドオーバ方法。
JP2007550047A 2005-12-14 2005-12-14 通信装置及びハンドオーバ方法 Expired - Fee Related JP4734341B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2005/022981 WO2007069319A1 (ja) 2005-12-14 2005-12-14 通信装置及びハンドオーバ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2007069319A1 JPWO2007069319A1 (ja) 2009-05-21
JP4734341B2 true JP4734341B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=38162641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007550047A Expired - Fee Related JP4734341B2 (ja) 2005-12-14 2005-12-14 通信装置及びハンドオーバ方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20090279507A1 (ja)
EP (1) EP1954067A4 (ja)
JP (1) JP4734341B2 (ja)
CN (1) CN101326837A (ja)
WO (1) WO2007069319A1 (ja)

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100810207B1 (ko) * 2005-07-22 2008-03-06 삼성전자주식회사 패킷 교환 기반의 네트워크에서 코어 네트워크 개체들 간의핸드오버 방법 및 장치
US20070140218A1 (en) * 2005-12-16 2007-06-21 Nair Girish R Managing backhaul connections in radio access networks
JP4726652B2 (ja) * 2006-02-27 2011-07-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局及びハンドオーバ制御方法
JPWO2007116701A1 (ja) * 2006-03-28 2009-08-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局および経路制御装置並びにハンドオーバ制御方法
US9118529B2 (en) * 2006-06-20 2015-08-25 Qualcomm Incorporated Discovery of neighbor cells
CN101185580A (zh) * 2006-11-15 2008-05-28 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 超声诊断系统高速射频回波数据采集方法和装置
US20080188223A1 (en) * 2007-02-07 2008-08-07 Nokia Corporation Method, a system and a network element for performing a handover of a mobile equipment
JP5372755B2 (ja) * 2007-07-06 2013-12-18 富士通株式会社 無線通信システムのパス切替制御方法、同システムにおける制御装置、無線基地局、無線通信システム及び無線端末
JP5056851B2 (ja) 2007-07-27 2012-10-24 富士通株式会社 移動通信システム
CN101779490B (zh) * 2007-08-09 2013-07-03 富士通株式会社 无线通信系统中的切换方法以及无线基站
CN102308655B (zh) * 2009-02-09 2014-08-20 瑞典爱立信有限公司 无线通信系统中的方法和装置
US8254331B2 (en) * 2009-03-31 2012-08-28 Sprint Spectrum L.P. Method and system for managing handoff in a radio access network
CN101860991B (zh) * 2009-04-13 2014-11-19 上海中兴软件有限责任公司 一种本地交换链路与非本地交换链路相互切换的方法
US8774808B2 (en) 2009-07-29 2014-07-08 Kyocera Corporation Radio base station and communication control method
JP5333590B2 (ja) 2009-08-21 2013-11-06 富士通株式会社 無線アクセスネットワーク、基地局、データ転送方法
JP2011130252A (ja) 2009-12-18 2011-06-30 Fujitsu Ltd 基地局装置及び通信方法
WO2011093499A1 (ja) * 2010-02-01 2011-08-04 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ データ中継装置及びデータ中継方法
JP5388942B2 (ja) * 2010-05-06 2014-01-15 株式会社Nttドコモ 移動通信システムにおける基地局装置及び方法
US9311488B2 (en) * 2010-11-05 2016-04-12 Atc Logistics & Electronics, Inc. System and method for removing customer personal information from an electronic device
US9792104B2 (en) 2010-11-05 2017-10-17 FedEx Supply Chain Logistics & Electronics, Inc. System and method for flashing a wireless device
US8812050B1 (en) * 2011-05-05 2014-08-19 Time Warner Cable Enterprises Llc Handoff management in a multi-layer wireless network
US9386494B2 (en) 2011-12-06 2016-07-05 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for performing handover of user equipment between different radio access networks
WO2013112086A1 (en) * 2012-01-26 2013-08-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method, network node, computer program and computer program product for determining a dropped connection
EP2843999B1 (en) 2012-04-27 2018-05-16 Fujitsu Limited Mobile station device, base station device, and communication system
WO2013187813A1 (en) * 2012-06-13 2013-12-19 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Handover prediction using historical data
US10184882B2 (en) * 2013-03-12 2019-01-22 Fedex Supply Chain Logistics & Electroncis, Inc. System and method for providing user guidance for electronic device processing
CN103458439A (zh) * 2013-08-26 2013-12-18 黄东 一种基于异构网络中的业务优先级的移动台切换方法
US10028155B2 (en) * 2016-09-29 2018-07-17 Nokia Solutions And Networks Oy Buffer management for wireless networks
CN113852549B (zh) * 2021-09-27 2023-10-17 卡斯柯信号有限公司 一种主备双系独立接收并处理数据的实现方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003153327A (ja) * 2001-11-12 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム及びそれに用いられるハンドオーバを実施する方法及び無線通信端末
JP2003319430A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動通信方法及び無線アクセスシステム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6675208B1 (en) * 1997-10-14 2004-01-06 Lucent Technologies Inc. Registration scheme for network
JP4053227B2 (ja) * 2000-10-18 2008-02-27 三菱電機株式会社 ハンドオフ方法およびエージェント装置
EP1510095B1 (en) * 2002-06-05 2010-08-04 Nokia Corporation Handover in a communication network
JP2004153542A (ja) * 2002-10-30 2004-05-27 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd エージェントプログラム及び無線端末並びにハンドオフ制御方法
DE60336813D1 (de) * 2003-09-23 2011-06-01 Panasonic Corp Protokolkontextübertragung in einem Mobilfunkkommunikationsystem
EP1943777B1 (en) * 2005-10-31 2016-07-20 LG Electronics Inc. Method for processing control information in a wireless mobile communication system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003153327A (ja) * 2001-11-12 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信システム及びそれに用いられるハンドオーバを実施する方法及び無線通信端末
JP2003319430A (ja) * 2002-04-23 2003-11-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動通信方法及び無線アクセスシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1954067A4 (en) 2011-11-16
WO2007069319A1 (ja) 2007-06-21
JPWO2007069319A1 (ja) 2009-05-21
EP1954067A1 (en) 2008-08-06
CN101326837A (zh) 2008-12-17
US20090279507A1 (en) 2009-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4734341B2 (ja) 通信装置及びハンドオーバ方法
JP4772113B2 (ja) 通信端末装置及びハンドオーバ方法
RU2496262C2 (ru) Способ, устройство и система хэндовера
JP5510477B2 (ja) 移動通信システム及びコアネットワークノード選択方法並びにそれに用いる基地局及び無線端末
RU2475979C2 (ru) Базовая станция, мобильная станция, система связи и способ переупорядочивания
JP5039833B2 (ja) 無線通信ネットワークにおけるハンドオーバ方法及び機器
KR101033403B1 (ko) 이동 제어 장치 및 핸드오버 제어 방법
US20090253434A1 (en) Base Station And Method For Reducing Transfer Delay
JP2008103865A (ja) ハンドオーバ制御システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信システム及び無線基地局
JP2003348007A (ja) 無線移動通信方法及び無線基地局並びに無線リソース管理装置及び移動端末装置
JP2007129594A (ja) データ転送方法及び基地局
RU2486685C2 (ru) Базовая станция, мобильная станция, система связи и способ переупорядочивания
JPWO2007125592A1 (ja) 通信装置及びハンドオーバ方法
US8977267B2 (en) Communication control method and radio base station
KR20110053206A (ko) 이동 통신 시스템에서 핸드오버 데이터 무결성 수행 방법 및 그 시스템
JP2008306384A (ja) 通信方法および通信システム
JP2005094806A (ja) 無線移動通信方法及び無線基地局並びに無線リソース管理装置及び移動通信端末並びにプログラム
KR100747913B1 (ko) 셀룰러 인터넷 프로토콜에서의 세미소프트 핸드오프 방법및 시스템
KR20110121085A (ko) 무선 통신 시스템에서 릴레이 노드에 연결된 단말의 핸드오버 과정에서 순차적 데이터 전달을 지원하는 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110405

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110425

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4734341

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees