JP2008103865A - ハンドオーバ制御システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信システム及び無線基地局 - Google Patents

ハンドオーバ制御システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信システム及び無線基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】 3GPPによるLTE(Long Term Evolution )標準化で検討中のハンドオーバ手順を基本として維持しつつより高通信品質を求めるサービスやユーザに対してデータ損失や遅延を少なくするハンドオーバ手順を得る。
【解決手段】 標準化で検討中のハンドオーバ手順(ノーマルQoSモード)の他に、より高品質が要求される場合のハンドオーバ手順(エクセレントQoSモード)を準備しておく。高品質のQoSクラスの通信の場合には、エクセレントQoSモードでハンドオーバ手順を実行する。このハンドオーバ手順では、ノーマルQoSモードのハンドオーバ手順で実行するeNB2,3間のデータ転送は行わず、上位ノード(aGW)1から両eNBへデータを送信するマルチキャスト(c)を行う。これにより、eNB間のデータ転送時に生じ得るデータ損失や遅延のリスクを回避することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明はハンドオーバ制御システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信システム及び無線基地局に関し、特に移動通信システムにおけるハンドオーバ制御方式に関するものである。
移動通信システムに関する詳細な規格を検討、決定する3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、大容量、小遅延、パケット通信最適化をキーワードとした次世代移動通信システムの無線アクセスネットワーク技術が検討されており、UTRAN LTE(Universal Terrestrial Radio Access Network Long Term Evolution)と称されている。これと同時に、コアネットワーク側のフレームワークが、SAE(System Architecture Evolution )として検討が行われている。
UTRAN LTEの検討においては、従来の無線基地局(Node B)と無線基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)との機能を、同一のノードで実現することを想定しており、このノードはeNB(evolved Node B)と称される。
また、3GPPのTR3.018V0.2.0の技術文書の中では、eNB間のハンドオーバ実現方式として、ハードハンドオーバを行うと共に、データ欠損を防止するために、移動端末(UE:User Equipment)の移動前の帰属eNB(移動元eNB:source eNB)から、移動後の帰属eNB(移動先eNB:target eNB)に対してユーザデータのデータ転送(Data forwarding )を行う方向で検討されている。このユーザデータ転送を伴うハードハンドオーバ方式は、移動元eNBが移動端末に対してハンドオーバ指示を出力してから、移動先eNBと移動端末とが同期するまでの時間に比較して、データ転送に必要とされる時間が十分小さいために、データ欠損や遅延は発生しないであろうとの前提の上に成り立っている。
しかしながら、場合によっては、データ転送に時間がかかる場合も想定されるために、VoIP(Voice over IP )などのリアルタイム系サービスにおいては、このデータ転送の遅延に起因するデータ欠損や送信遅延によるサービス品質の劣化が生じる危険性があるといえる。
パケット通信のみでネットワークを構築することを前提としているUTRAN LTEにおいては、きめ細かいQoS(Quality of Service)制御を可能とすることが、安定したサービス品質の実現に大きく寄与するものであることから、ハンドオーバ手順においても、要求されるQoSに応じて、データ欠損や送信遅延が生じる可能性が低いハンドオーバ方式を選択することが有用となる。
ここで、特許文献1を参照すると、QoS情報を判断してそれに応じてハンドオーバ制御方式を選択する技術が開示されている。すなわち、移動元基地局が移動端末の呼のQoS情報を判断して、リアルタイム呼の場合には、いわゆるアンカー型ハンドオーバ制御方式を選択し、非リアルタイム呼の場合には、いわゆる非アンカー型ハンドオーバ制御方式を選択するというものである。
特開2002−159036号公報
上述した如く、3GPPのUTRAN LTEにおけるeNB間のハンドオーバ手順では、UEの移動による受信環境の変化に対して、常に最適な受信環境にあるセルに瞬時に切替えていくハードハンドオーバ方式を前提として検討されている。ここでは、セル切替え時のユーザデータの欠損を防止するために、移動元eNBから移動先eNBに対して、ユーザデータの転送を行うことが検討されていることも前述したが、これは、移動元eNBが移動端末に対してハンドオーバ指示を出してから、移動先eNBと移動端末とが同期するまでの時間に比較して、データ転送に要する時間が十分小さいという想定の上に成り立っているものである。
このハンドオーバ方式は、シグナリング手順が非常にシンプルであり、装置負荷の軽減が期待できる一方で、ユーザデータの送達保証に難点があると考えられる。例えば、移動元eNBから移動先eNBへ転送すべきユーザデータ量が非常に大きい場合や、eNB間の有線区間に設置された中継装置が他のトラフィックの影響を受けて、一時的に輻輳状態に陥る場合など、移動先eNBと移動端末との同期確立が完了しても、まだユーザデータ転送が完了していない可能性がある。
また、ハンドオーバ処理が完了しても、移動先eNBがその上位ノードに対してユーザデータの送信を、移動元eNBから自ノードすなわち移動先eNBへ切替えるように要求するまでは、移動元eNBに対して、上位ノードからユーザデータが送信されているので、移動元eNBは移動先eNBに対してユーザデータ伝送を継続することが必要になる。
更に、移動先eNBにおいては、ユーザデータが移動元eNBと上位ノードであるaGW(access Gateway)との双方から送信されてくることから、ユーザデータの順序制御を実施する必要があり、そのための処理時間も必要となる。その結果、移動端末に届くべきユーザデータの欠損や遅延が起こり得ると考えられ、サービス品質の劣化を招来する。特に、VoIPなどのリアルタイム系のサービス利用時には、その品質劣化が大きな問題となる。
上記の特許文献1の技術においては、ハンドオーバ制御方式として、呼毎のQoSに応じて、アンカー型か非アンカー型のハンドオーバ制御方式を選択するようになっている。アンカー型ハンドオーバ制御方式は、移動通信システムのコアネットワークにおいて、切替え(ハンドオーバ)前の経路上の1点(特定ノード)をアンカーポイントとし、これを経路上に残した形で回線を切替える方式である。一方、非アンカー型ハンドオーバ制御方式は、コアネットワークにおいて、移動元基地局まで設定されている回線を全て、一旦切断し、再度移動先基地局まで最適な経路を設定して回線を切替える方式である。
このようなアンカー型と非アンカー型とのハンドオーバ制御方式の選択は、UTRAN LTEシステムより前の世代の移動通信システムにおいては有用であるが、先述した如く、UTRAN LTEシステムでは、ハンドオーバ時に移動元eNBから移動先eNBへユーザデータの転送を行った後に、上位ノードであるaGWからユーザデータを送信するようになっているので、基本的に、このハンドオーバ制御方式を大幅に変更することはできない。従って、特許文献1のような、アンカー型と非アンカー型とのハンドオーバ制御方式の選択は、UTRAN LTEシステムに適用できないことになる。
本発明の目的は、3GPPによるUTRAN LTE標準化で検討されているハンドオーバ手順を基本として維持しつつ、より高品質なQoSを求めているサービスやユーザに対しては、データ損失やデータ遅延が少ない通信品質を維持することが可能なハンドオーバ制御システム及びその方法並びにそれを用いた移動通信システム及び無線基地局を提供することである。
本発明によるハンドオーバ制御システムは、移動通信システムにおけるハンドオーバ制御システムであって、移動通信端末のハンドオーバ処理において移動元無線基地局から移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理手段と、前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなす第二のハンドオーバ処理手段と、予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理手段と前記第二のハンドオーバ処理手段とのいずれかを活性化するかを選択する選択制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明によるハンドオーバ制御方法は、移動通信システムにおけるハンドオーバ制御方法であって、移動通信端末のハンドオーバ処理において移動元無線基地局から移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理ステップと、前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなす第二のハンドオーバ処理ステップと、予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理ステップと前記第二のハンドオーバ処理ステップとのいずれかを活性化するかを選択する選択制御ステップとを含むことを特徴とする。
本発明による移動通信システムは、上述のハンドオーバ制御システムを用いたことを特徴とする。
本発明による無線基地局は、移動通信システムにおける移動通信端末のハンドオーバ制御をなす移動元無線基地局であって、移動通信端末のハンドオーバ処理において移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理手段と、前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対してユーザデータ送出をなすよう上位に指示する第二のハンドオーバ処理手段と、予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理手段と前記第二のハンドオーバ処理手段とのいずれかを活性化するかを選択する選択制御手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、UTRAN LTE標準化によるハンドオーバ手順を基本としつつ、より高品質なQoSを求めるサービスやユーザに対して、エクセレントQoSモードによるハンドオーバ手順を提供することにより、データ損失やデータ遅延の可能性が小となって、ユーザに提供できるサービス品質の向上が期待できるという効果がある。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態が適用される概略システム図である。図1を参照すると、UTRAN LTEシステムにおけるeNB2,3はそれぞれサービスエリアであるセル4,5を有しており、これらeNB2,3は、従来の移動通信システムにおける無線基地局(Node B)と無線基地局制御装置(RNC)との機能を同一ノードで実現したものであり、本明細書では無線基地局と称す。
これらeNB2,3の上位はコアネットワーク側のノードであるaGW1とS1インタフェースにより接続されている。また、両eNB間を接続するインタフェースはX2インタフェースと称されており、ハンドオーバ時におけるUE情報の転送やユーザデータのフォワーディング(転送)が、このX2インタフェースを介して行われるものである。本発明では、eNB2のセル4内に位置するUE(移動端末)6が矢印aの方向に移動して、隣接するeNB3のセル5へ入る際のハンドオーバ手順について、改良したものである。従って、以下の説明においては、eNB2が移動元(source)eNBとなり、eNB3が移動先(target)eNBとなる。
図2はeNB2の概略機能ブロック図であるが、eNB3についても全く同一となるので、eNB2についてのみ示している。図2を参照すると、無線部21はUE6との通信をなすものであり、aGWとの通信部22は、上位ノードであるaGW1との通信をなすものであり、図1のS1インタフェースに接続される。eNBとの通信部23は、他のeNB3との通信をなすものであり、図1のX2インタフェースに接続される。QoS判定部24は、UE6がサービス接続する際に要求するQoSクラスやユーザ自身が契約しているQoSクラスを、呼接続時に上位ノードaGW1から取得して判定するものである。
第1のハンドオーバ処理部25は、QoS判定部24によるQoS判定結果が通常のノーマルQoSの場合に活性化されて、現在3GPPのLTE方式で検討されているノーマルQoSモードのハンドオーバ手順に従ったハンドオーバ処理を行うものである。これに対して第2のハンドオーバ処理部26は、QoS判定部24によるQoS判定結果が高品質を要求するエクセレントQoSの場合に活性化されて、本発明によるエクセレントQoSモードのハンドオーバ手順に従ったハンドオーバ処理を行うものである。呼処理部27は、UE6がサービス接続する場合に呼接続制御を行うものである。
制御部であるCPU28は上述した各部21〜27の動作の制御を行うものであって、メモリ29に予め格納されているプログラムの手順に従って制御動作を行う機能を有する。メモリ29は、当該プログラムを格納したROMの機能を有する他に、CPU28の作業用メモリであるRAMの機能をも有する。
図3はUE6の概略機能ブロック図である。図3を参照すると、無線部61はeNB2,3との通信をなすものである。CPICH電力測定部62は、ハンドオーバ時にeNBからの指示により、セル4及びセル5のCPICH(Common Pilot Channel)の各々の受信電力測定を行うものである。イベント報告部63は、CPICH電力測定部62のハンドオーバ時の受信電力測定結果が移動元eNB2から指示された指示内容に合致した場合に、イベントとして移動元eNB2へ報告するものである。ハンドオーバ処理部64は移動元eNB2及び移動先eNB3と協同してハンドオーバ手順に従った処理をなすものである。呼処理部65は、呼接続制御をなすものである。
制御部であるCPU67は上述した各部61〜65の動作制御を行うものであって、メモリ68に予め格納されているプログラム手順に従って制御動作を行う。メモリ68は当該プログラムを格納すると共にデータの一時記憶機能をも有するものとする。
図4はaGW1の概略機能ブロック図である。図4を参照すると、上位との通信部11はコアネットワーク内の更に上位に接続され、eNBとの通信部12は配下のeNB2,3との通信を行うものであり、図1のS1インタフェースに接続される。マルチキャスト処理部13は、エクセレントQoSモードのハンドオーバ処理時に、eNB2と3との両方に対して、S1インタフェースを介してUE6へユーザデータをマルチキャストするものである。パススイッチ制御部14は、UE6のハンドオーバ終了に応答して、UE6の通信路を、eNB2からeNB3へ切替えるものである。呼処理部15は、UEの呼接続制御をなすものである。
制御部であるCPU16は上述した各部11〜15の制御を行うものであり、メモリ17に予め格納されているプログラム手順に従って制御動作を行うものである。メモリ17は当該プログラムを格納すると共に、データの一時記憶機能をも有するものである。
以下に、本発明の実施の形態の動作について説明する。先ず、UE6の現在の呼の通信品質がノーマルQoSクラスであるとする。移動元eNB2は、UE6がサービス接続する際に要求するQoSクラスやユーザ自身が契約しているQoSクラスを、呼接続時に、上位のaGW1を介して知ることができるものであり、これはQoS判定部24(図2参照)により行われる。このノーマルQoSに対するハンドオーバ手順として、ノーマルQoSモードのハンドオーバ手順が実行されることになる。
図5はそのときの動作の概要を示しており、図1と同等部分は同一符号により示す。本モードでは、図5に示す如く、UE6が矢印aに沿って移動してハンドオーバ状態になると、移動元eNB2と移動先eNB3との間のX2インタフェースを介して、データ転送(b)が行われるものであり、現在UTRAN LTEで検討中のハンドオーバ手順である。このノーマルQoSモードのハンドオーバ手順について、図6を用いて説明する。
移動元eNB2からUE6に対してCPICHの電力測定指示である“Measurement Control”(メジャメントコントロール)メッセージが生成され(ステップS1)、UE6に電波環境の測定をなすよう指示がなされる。このメッセージには、セル4と5のCPICH測定電力の差の閾値がβになると、イベントβの報告をなすような指示が含まれている。UE6のCPICH電力測定部62は、移動前セル4と移動後セル5とのCPICHの電力測定を行うことになる。
このときの電力測定値と時間tとの関係の概略を図7に示している。移動前セル4と移動後セル5とのCPICHの電力測定値の差分が所定閾値βに達すると、UE6のハンドオーバ処理部64はハンドオーバデシジョンポイント(HO decision point)に達したと判断し(ステップS2)、移動元eNB2に対して、イベントβとして“Measurement Report”(メジャメントレポート)を報告する(ステップS3)。
移動元eNB2は、この報告を受けると、ハンドオーバ手順に移行することを決定し(ステップS4)、移動先eNB3に対して、UE6の情報などを含む“Handover Request”(ハンドオーバリクエスト)メッセージを、X2インタフェースを介して送信し(ステップS5)、移動先eNB3にリソース確保などのハンドオーバ準備に入ることを促す。移動先eNB3のQoS判定部24は、移動元eNB2からの“Handover Request”メッセージに含まれるUE6の情報から、このときのUE6のQoSクラスがノーマルQoSクラスであることを判定し、ノーマルQoSモードのハンドオーバ手順を実行する第1のハンドオーバ処理部25が活性化される。
こうして、移動先eNB3のハンドオーバ準備が完了すると(ステップS6)、移動先eNB3から“Handover Response”(ハンドオーバレスポンス)メッセージが移動元eNB2へ送出される(ステップS7)。移動元eNB2は、これに応答して、UE6からまだ受信確認応答(ACK:Acknowledge)を受信していないユーザデータを、移動先eNB3へ転送する(図5では、Data Forwarding bとして示している)(ステップS8)と共に、UE6に対して、“Handover Command”(ハンドオーバコマンド)メッセージを送信する(ステップS9)。
UE6と移動先eNB3との間で、“Synchronization”(同期確立)(ステップS10)の処理を行い、UE6の移動先eNB3への移行が完了した後、UE6から“Handover Complete”(ハンドオーバコンプリート)(ステップS11)の報告を受けると、移動先eNB3はaGW1に対して“Path Switch Request”(パススイッチリクエスト)メッセージを送信して、UE6とのパスを、移動元eNB2から移動先eNB3へ切替えるよう、aGW1に要求する(ステップS12)。
以後、aGW1はユーザデータの送信先を移動先eNB3へ変更して一連のハンドオーバ手順が完了することになる。この場合のハンドオーバ手順は、先述した如く、LTE方式で検討中のハンドオーバ手順そのものであり、本発明では、ノーマルQoSモードハンドオーバ手順と称している。
次に、UE6に、品質の高いQoSクラスでサービスを提供している場合について説明する。すなわち、UE6の現在の呼の通信品質がエクセレントQoSクラスであるとする。移動元eNB2は、UE6がサービス接続する際に要求するQoSクラスやユーザ自身が契約しているQoSクラスを、呼接続時に、上位のaGW1を介して知ることができることは、前述したとおりである。このエクセレントQoSに対するハンドオーバ手順として、エクセレントQoSモードのハンドオーバ手順が実行されることになる。
図8はそのときの動作概要を示しており、図1と同等部分は同一符号により示す。本モードでは、図8に示す如く、UE6が矢印aに沿って移動している状態で、UE6が移動元eNB2に対して“Measurement Report”メッセージで報告するイベント種別を、ノーマルQoSモード時のイベントβに加えて、イベントαなるイベントを定義する。このイベントαを報告するタイミングは、図9に示すように、UE6がセル4からセル5へ移行する途中であると判断できる電力測定値になったときであるとし、このタイミング(ポイント)を“pre−handover decision point”(プレハンドオーバデシジョンポイント)とする。このイベントαは、“handover decision point”(ハンドオーバデシジョンポイント)に、間もなく到達することを予告する意味を有する。
図10はこの場合の動作シーケンス図である。このエクセレントQoSモードでは、先ず、移動元eNB2が“Measurement Control”メッセージをUE6に対して送信する(ステップS11)。このメッセージはCPICHの電力測定指示であると共に、イベント報告のポイントを“pre−handover(HO) decision point”として指定する指示を含んでいるものとする。すなわち、定電力の差が閾値αに達すると、イベントαの報告をなすように指示される。
従って、セル4とセル5との測定電力差が、“pre−HO decision point”に相当する閾値αに達すると(ステップS12)、UE6は、“Measurement Report”としてのイベントαを移動元eNB2へ報告する(ステップS13)。
移動元eNB2は、このイベントαの報告を受けて、移動先eNB3に対して“Handover Request”メッセージを送信して、リソース確保などのハンドオーバ準備に入ることを促す(ステップS14)。このとき、UE6の情報も送信されるものとする。移動先eNB3のハンドオーバ準備が完了すると(ステップS15)、移動元eNB2に、その旨の報告を行う(ステップS16)。移動元eNB2は、これを受けて、上位ノードであるaGW1に対して、ユーザデータを移動元eNB2と移動先eNB3の両方にマルチキャストするよう要求する(ステップS17)。
aGW1はユーザデータを両eNB2,3に対してマルチキャストする(ステップS18)。移動元eNB2は、再度、UE6に対して“Measurement Control”メッセージを送信する(ステップS19)。このメッセージには、イベントβの報告を要求する指示も含まれているものとする。
UE6は、セル4とセル5との測定電力差が“HOデシジョンポイント”に達したら(ステップS20)、イベントβの報告を移動元eNB2に対して行う(ステップS21)。移動元eNB2はこのイベントβの報告を受けると、ハンドオーバ手順に移行することを決定し(ステップS22)、UE6に対して“Handover Command”メッセージを送信する(ステップS23)。
ハンドオーバが完了したら(ステップS24,S25)、移動元eNB2は上位のaGW1に対して“Path Switch Request”メッセージを送信する(ステップS26)。このメッセージの受信を契機として、aGW1は、移動元eNB2と移動先eNB3との双方にユーザデータを送信している状態(マルチキャスト状態)から、移動先eNB3のみにユーザデータを送信するように、パス切替えを行うことになるのである。
このように、3GPP LTE標準化で検討されているノーマルハンドオーバ手順を基本的に維持しつつ、より高品質のQoSを求めているサービスやユーザに対しては、ノーマルハンドオーバ手順よりもより高品質を保てるエクセレントモードによるハンドオーバ手順を提供するようにしたことにより、ユーザデータ損失や遅延の可能性がより低くなり、ユーザに提供できるサービス品質の向上が期待できることになる。
より具体的には、エクセレントモードによるハンドオーバ手順を用いることにより、eNB間のユーザデータ転送処理が不要となるので、eNB間の伝送路(X2インタフェース)における伝送遅延のリスクがなくなり、また、移動先eNBにおいても、常にaGWからしかユーザデータが送信されないので、ユーザデータの順序制御に要する処理負荷は非常に軽くなる。よって、UEへ送信すべきデータの欠損や遅延のリスクは極めて軽減されることになるのである。
上述したエクセレントQoSモードにおいては、“Measurement Control”メッセージによってセル4とセル5との電力差閾値α,βを指定し、“pre−handover point”と“handover point”とを設定するようにしているが、UEが高速に移動している場合には、UEが最適なタイミングで両pointを検知できることが要求されることが考えられる。従って、エクセレントQoSモードにおいて、この様な場合には、“Measurement Control”メッセージの中に、セル4とセル5との電力差閾値α,βを指定することに加えて、UEの電力測定時間間隔をより短く設定するようにすることも有効となる。
また、エクセレントQoSモードにおいては、“Measurement Control”メッセージによって、最初に“pre−handover point”を、その次に“handover point”を、それぞれ指定するようにしているが、最初の“Measurement Control”メッセージに、両“point”を指定するようにすることもできることは勿論である。この場合には、“Measurement Control”メッセージの中に、エクセレントQoSモードであることを示すフラグなどが必要になる。
上記の実施の形態における動作シーケンスは、移動通信端末、eNB,aGWの各々において、その動作手順を予めプログラムとしてROMなどの記録媒体に格納しておき、これをコンピュータ(CPU)により読み取らせて実行できるように構成できることは明らかである。
本発明の実施の形態が適用される概略システム図である。 本発明の実施の形態におけるeNBの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるUE(移動通信端末)の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるaGW(アクセスゲートウェイ)の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態におけるノーマルQoSモード時の動作を説明するためのシステム図である。 本発明の実施の形態におけるノーマルQoSモード時の動作シーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるノーマルQoSモード時において、UEが移動元eNBに対してイベント報告をなす場合のタイミング(ポイント)を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるエクセレントQoSモード時の動作を説明するためのシステム図である。 本発明の実施の形態におけるエクセレントQoSモード時において、UEが移動元eNBに対してイベント報告をなす場合のタイミング(ポイント)を説明する図である。 本発明の実施の形態におけるエクセレントQoSモード時の動作シーケンス図である。
符号の説明
1 aGW(access Gateway)
2 移動元eNB(source eNode B)
3 移動先eNB(target eNode B)
4,5 セル
6 UE(User Equipment)
11 上位との通信部
12,23 eNBとの通信部
13 マルチキャスト処理部
14 パススイッチ部
15,27,65 呼処理部
16,28,67 制御部(CPU)
17,29,68 メモリ
21,61 無線部
22 aGWとの通信部
24 QoS判定部
25 第1のハンドオーバ処理部
26 第2のハンドオーバ処理部
62 CPICH電力測定部
63 イベント報告部
64 ハンドオーバ処理部

Claims (26)

  1. 移動通信システムにおけるハンドオーバ制御システムであって、
    移動通信端末のハンドオーバ処理において移動元無線基地局から移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理手段と、
    前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなす第二のハンドオーバ処理手段と、
    予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理手段と前記第二のハンドオーバ処理手段とのいずれかを活性化するかを選択する選択制御手段とを含むことを特徴とするハンドオーバ制御システム。
  2. 前記選択制御手段は、前記通信品質が第一のクラスの場合に前記第一のハンドオーバ処理手段を活性化し、前記通信品質が前記第一のクラスよりも高品質の場合に前記第二のハンドオーバ処理手段を活性化することを特徴とする請求項1記載のハンドオーバ制御システム。
  3. 前記第二のハンドオーバ処理手段は、
    前記移動通信端末から報告される第一のタイミングで、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなす手段と、
    前記第一のタイミングに続いて前記移動通信端末から報告される第二のタイミングで、前記移動通信端末のパスを前記移動先無線基地局へ切替える手段とを有することを特徴とする請求項1または2記載のハンドオーバ制御システム。
  4. 前記第一及び第二のタイミングは、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局からの送信情報の各受信電力の測定値の差分に応じて決定されたものであることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のハンドオーバ制御システム。
  5. 前記第一及び第二のタイミングは、前記差分が第一及び第二の閾値にそれぞれ達した時のタイミングであることを特徴とする請求項4記載のハンドオーバ制御システム。
  6. 前記第一及び第二の閾値は、前記移動元無線基地局から前記移動通信端末に設定されることを特徴とする請求項5記載のハンドオーバ制御システム。
  7. 前記移動通信端末における前記受信電力の測定の時間間隔が、前記移動元無線基地局から前記移動通信端末に設定されることを特徴とする請求項4〜6いずれか記載のハンドオーバ制御システム。
  8. 請求項1〜7いずれか記載のハンドオーバ制御システムを含むことを特徴とする移動通信システム。
  9. 移動通信システムにおけるハンドオーバ制御方法であって、
    移動通信端末のハンドオーバ処理において移動元無線基地局から移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理ステップと、
    前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなす第二のハンドオーバ処理ステップと、
    予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理ステップと前記第二のハンドオーバ処理ステップとのいずれかを活性化するかを選択する選択制御ステップとを含むことを特徴とするハンドオーバ制御方法。
  10. 前記選択制御ステップは、前記通信品質が第一のクラスの場合に前記第一のハンドオーバ処理ステップを活性化し、前記通信品質が前記第一のクラスよりも高品質の場合に前記第二のハンドオーバ処理ステップを活性化することを特徴とする請求項9記載のハンドオーバ制御方法。
  11. 前記第二のハンドオーバ処理ステップは、
    前記移動通信端末から報告される第一のタイミングで、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対して上位からユーザデータ送出制御をなすステップと、
    前記第一のタイミングに続いて前記移動通信端末から報告される第二のタイミングで、前記移動通信端末のパスを前記移動先無線基地局へ切替えるステップとを有することを特徴とする請求項9または10記載のハンドオーバ制御方法。
  12. 前記第一及び第二のタイミングは、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局からの送信情報の各受信電力の測定値の差分に応じて決定されたものであることを特徴とする請求項9〜11ずれか記載のハンドオーバ制御方法。
  13. 前記第一及び第二のタイミングは、前記差分が第一及び第二の閾値にそれぞれ達した時のタイミングであることを特徴とする請求項4記載のハンドオーバ制御方法。
  14. 前記第一及び第二の閾値は、前記移動元無線基地局から前記移動通信端末に設定されることを特徴とする請求項13記載のハンドオーバ制御方法。
  15. 前記移動通信端末における前記受信電力の測定の時間間隔が、前記移動元無線基地局から前記移動通信端末に設定されることを特徴とする請求項12〜14いずれか記載のハンドオーバ制御方法。
  16. 移動通信システムにおける移動通信端末のハンドオーバ制御をなす移動元無線基地局であって、
    移動通信端末のハンドオーバ処理において移動先無線基地局へユーザデータ転送制御をなす第一のハンドオーバ処理手段と、
    前記ハンドオーバ処理において前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対してユーザデータ送出をなすよう上位に指示する第二のハンドオーバ処理手段と、
    予め要求されている前記ユーザデータの通信品質に応じて前記第一のハンドオーバ処理手段と前記第二のハンドオーバ処理手段とのいずれかを活性化するかを選択する選択制御手段とを含むことを特徴とする無線基地局。
  17. 前記選択制御手段は、前記通信品質が第一のクラスの場合に前記第一のハンドオーバ処理手段を活性化し、前記通信品質が前記第一のクラスよりも高品質の場合に前記第二のハンドオーバ処理手段を活性化することを特徴とする請求項16記載の無線基地局。
  18. 前記第二のハンドオーバ処理手段は、
    前記移動通信端末から報告される第一のタイミングで、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局との双方に対してユーザデータ送出をなすよう前記上位に対して指示する手段と、
    前記第一のタイミングに続いて前記移動通信端末から報告される第二のタイミングで、前記移動通信端末のパスを前記移動先無線基地局へ切替える手段とを有することを特徴とする請求項15または16記載の無線基地局。
  19. 前記第一及び第二のタイミングは、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局からの送信情報の各受信電力の測定値の差分に応じて決定されたものであることを特徴とする請求項15〜18いずれか記載の無線基地局。
  20. 前記第一及び第二のタイミングは、前記差分が第一及び第二の閾値にそれぞれ達した時のタイミングであることを特徴とする請求項19記載の無線基地局。
  21. 前記第一及び第二の閾値を前記移動通信端末に設定することを特徴とする請求項20記載の無線基地局。
  22. 前記移動通信端末における前記受信電力の測定の時間間隔を前記移動通信端末に設定することを特徴とする請求項18〜21いずれか記載の無線基地局。
  23. 前記第一及び第二のタイミングは、前記移動元無線基地局と前記移動先無線基地局からの送信情報の各受信電力の測定値の差分に応じて決定されたものであることを特徴とする請求項18〜22いずれか記載の無線基地局。
  24. 前記第一及び第二のタイミングは、前記差分が第一及び第二の閾値にそれぞれ達した時のタイミングであることを特徴とする請求項23記載の無線基地局。
  25. 前記第一及び第二の閾値を前記移動通信端末に設定することを特徴とする請求項24記載の無線基地局。
  26. 前記移動通信端末における前記受信電力の測定の時間間隔を前記移動通信端末に設定することを特徴とする請求項23〜25いずれか記載の無線基地局。
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