JP4732782B2 - 作業機連結体 - Google Patents

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Description

本発明は、トラクタ等の作業車両にロータリ作業機等の作業機を連結する作業機連結体に関する。
従来作業機の上方側の連結部と係合する上部受け部と、作業機の下方側の連結部と係合する下部受け部と、作業車両側に連結される連結体と、作業車両側の昇降アームに連結されるアーム連結体とを取り付け、作業車両側に設けられた駆動力の出力軸と作業機側に設けられた駆動力の入力軸とを連結する伝動軸を上下揺動自在に支持して設け、左右の2点によって作業車両側に上下揺動自在に連結される作業機連結用の作業機連結体が公知となっている(例えば特許文献1及び2参照)。
特開2001−146181号公報 特開2002−191204号公報
上記作業機連結体は、略逆U字状をなすパイプがフレームとして設けられている。パイプフレームは重く、作業機連結体の重量増加となるという欠点があった。また作業機連結体全体の後方側に上下方向に設けられるため、各部を設けるためにステー等を取り付ける必要があり、フレーム構造が複雑になるという欠点もあった。
上記課題を解決するための本発明の作業機連結体は、作業機2の上方側の連結部29と係合する上部受け部7と、作業機2の下方側の連結部31と係合する下部受け部18と、作業車両1側に連結される連結体11と、作業車両1側の昇降アーム27に連結されるアーム連結体12とを取り付け、作業車両1側に設けられた駆動力の出力軸49と作業機2側に設けられた駆動力の入力軸42とを連結する伝動軸39を上下揺動自在に支持して設け、左右の2点によって作業車両1側に上下揺動自在に連結される作業機連結用の作業機連結体3において、作業機連結体3のフレーム6を、左右に並設された一対のプレート4L,4Rから構成し、両プレート4L,4Rの上端部分に、上部受け部7を固定して設け、プレート4L,4Rの前方側下方に連結体11を左右方向に突出させて設け、プレート4L,4Rにおける連結体11の後方位置にアーム連結体12を左右方向に突出させて設け、プレート4L,4Rにおけるアーム連結体12の後方左右に下部受け部18を設け、プレート4L,4Rの後端部分には、上方側が開いて側面視U字状をなす伝動軸39の支持部32が、該後端部分と一体的に形成され、両プレート4L,4R間の上方側の距離が下方側に比較して短くなるように、該両プレート4L,4Rを、前端から後端に亘って階段状に屈曲させフレーム6を形成したことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、作業機連結体のフレームを板材によって軽量化することができる。これにより作業機連結機構の取り扱いが容易となる等の効果がある。また部品点数を少なくしてフレーム構造を簡単にすることができるという利点もある。
一方両プレートの上方側をそれぞれ内側に向けて湾曲又は屈曲させ、フレームの上方側の左右両側を窪ませることによって、プレートの湾曲又は屈曲によりフレームの強度が向上する他、昇降アームによって作業機連結体を上昇させた場合の昇降アームとフレームとの干渉を、昇降アームをフレーム上方側の左右窪みを通過させるように構成することによって容易に避けることができ、昇降アームとフレームとの干渉により作業機連結体の上昇高さが規制されるような不都合が防止される。
図1は作業車両であるトラクタ1の後方側及び作業機であるロータリ作業機2の左側面図である。本発明の作業機連結体であるオートヒッチ3は、トラクタ1の後方にロータリ作業機2等の作業機を連結するための装置である。本オートヒッチ3は、トラクタ1の後方に2点で上下揺動自在に連結されて取り付けられる。
図2はオートヒッチ3の斜視図、図3〜図5はオートヒッチ3の平面図,側面図,背面図である。オートヒッチ3は、左右一対のプレート4L,4Rからなるヒッチフレーム6を備えている。ヒッチフレーム3を構成する両プレート4L,4Rは左右対称であり、対向して配置されている。
両プレート4L,4Rは側面視で略L字状をなす。各プレート4L,4Rは、背面視で、両プレート4L,4R間の上方側の距離が、下方側に比較して短くなるように、階段状に1段屈曲している。両プレート4L,4Rの下方側は略平行となっている。両プレート4L,4Rの後方側の上方への延出部分における上方側も略平行となっている。両プレート4L,4Rの中間部分は傾斜している。
両プレート4L,4Rの上記上方への延出部分の上端には上部連結ブラケット7が溶接によって一体固定されている。上部連結ブラケット7は上方に向かって開口する凹部7aが設けられている。両プレート4L,4Rの後方下方はパイプフレーム8によって連結されている。両プレート4L,4Rの前方間にはプレート9が、両プレート4L,4Rに一体的に固定されている。両プレート4L,4Rは上部連結ブラケット7,パイプフレーム8,プレート9によって一体化している。
各フレーム6を構成するプレート4L,4Rの前端には外側方に突出する丸ピン11が取り付けられている。各プレート4L,4Rの前後の中間位置には、外側方に突出するシャフト12が取り付けられている。両プレート4L,4Rにおける上記パイプフレーム8の前方には、外側方に突出する丸パイプ13が取り付けられている。
パイプフレーム8の左右両端は両プレート4L,4Rを貫通して左右に延びている。丸パイプ13とシャフト12と丸ピン11は、補強板14,16,17によって連結されている。
パイプフレーム8の端部と丸パイプ13の端部に下部連結ブラケット18が固定されている。下部連結ブラケット18は左右両側に設けられる。下部連結ブラケット18には、後方に向かって開口するU字状開口部18aが設けられている。下部連結ブラケット18には、U字状開口部18aの開口端側を閉じることができるフックプレート19が上下回動自在に軸支されている。
フレーム6を構成する両プレート4L,4Rにおける上部連結ブラケット7の下方位置には、鍵状孔21が設けられている。該鍵状孔21には、略逆U字状をなす操作レバー22が挿通されている。
操作レバー22の左右両端はそれぞれ左右のフックプレート19に連結されている。操作レバー22の端部に遊嵌されたねじりバネ23によってフックプレート19は下方(U字状開口部18aの開口端側を閉じる方向)に付勢されている。操作レバー22の上部とフレーム6側とには、ロック用のスプリング25が張設されている。
図1,図3に示されるように、前述のトラクタ1の後部には、後方に向かって開口するU字状のブラケット24が左右2箇所に設けられている。前述のオートヒッチ3における丸ピン11を、トラクタ1の左右ブラケット24にそれぞれ挿入し、ブラケット24に丸ピン11の抜け止めのピン26を挿入することによって、オートヒッチ3がトラクタ1に丸ピン11を中心に上下揺動可能に2点で連結される。
トラクタ1側には、左右一対のリフトアーム27が上下揺動駆動自在に設けられている。トラクタ1の左右リフトアーム27とオートヒッチ3の左右のシャフト12とが連結具20を介して連結されている。上記のようにトラクタ1に連結されたオートヒッチ3は、リフトアーム27の上下揺動駆動によって、丸ピン11を中心として上下揺動駆動され昇降される。
オートヒッチ3によるロータリ作業機2の自動連結は、ロータリ作業機2のトップマスト28に設けられるピン29を上部連結ブラケット7の凹部7aの上方に位置させてオートヒッチ3を上昇させることによって行われる。上記状態からのオートヒッチ3の上昇によって、上部連結ブラケット7の凹部7aとピン29とが係合し、ロータリ作業機3はピン9を中心に時計回り(左側面視における)に回転する。
この回転途中でロータリ作業機3の下部連結ピン31が、下方に付勢されているフックプレート19に当接し、付勢力に抗してフックプレート19を上方に回動させ、下部連結ブラケット18のU字状開口部18aに嵌る。
下部連結ピン31が下部連結ブラケット18のU字状開口部18aに嵌ると、フックプレート19がねじりバネ23によって下方に弾性的に揺動され、U字状開口部18aを閉じ、下部連結ピン31の下部連結ブラケット18からの抜けが規制され、図6に示されるように、ロータリ作業機3がトラクタ1(オートヒッチ3)に自動的に連結される。
上記のようにオートヒッチ3を上昇させるようにリフトアーム27を上方に揺動駆動させると、図6に示されるように、ヒッチフレーム6、特にヒッチフレーム6を構成する両プレート4L,4Rの上方への延出部分とリフトアーム27とが近接する。この際両プレート4L,4Rの上方への延出部分は、前述のように上方部分が内側に屈曲しており、ヒッチフレーム6全体としては上方側の左右両側が絞られて窪んだ段状をなしている。
このためオートヒッチ3の上昇によって、仮にリフトアーム27とヒッチフレーム6(プレート4L,4R)とが側面視において重複しても、リフトアーム27はヒッチフレーム6の左右の窪み部分を通過し、リフトアーム27とヒッチフレーム6とが干渉することはない。
これによりロータリ作業機3の上昇高さがリフトアーム27とヒッチフレーム6との干渉によって規制されるという不都合はない。ただしリフトアーム27は、ヒッチフレーム6を構成するプレート4L,4Rとできる限り側面視において重複しないように先端が上方を向くように屈曲形成されている。
上記のようにヒッチフレーム6がプレート4L,4Rからなるため、従来のパイプフレームに比較して軽量となり、オートヒッチ3を容易に取り扱うこともできる。またヒッチフレーム6を構成するプレート4L,4Rが側面視において略L字状をなすため、ヒッチフレーム6が前後及び後方においては上下に延出した形状となり、ヒッチフレーム6自体の強度が向上する。
特にプレート4L,4Rは屈曲されているため、プレート4L,4R自体も高強度となっている。また本実施形態においては丸パイプ13とシャフト12と丸ピン11とが、補強板14,16,17によって連結され、ヒッチフレーム6が補強されているため、ヒッチフレーム6の強度は極めて高い。なお外観のデザイン性も高い。またプレート4L,4Rに軽量化のために孔を設けることもできる。この孔を利用してメンテナンス等を行うこともできる。
一方ヒッチフレーム6を構成する両プレート4L,4Rの後端部分には、上方側が開いた側面視でU字状をなす受け部32が一体的に形成されている。該受け部32には上下回動自在にベアリングホルダ33が軸支されている。
図7に示されるように、ベアリングホルダ33は、ベアリング34が収容される丸鋼管36からなり、該丸鋼管36は、平面視でコの字状をなすプレート37に固定されている。該プレート37の左右両側にピン38が突設されている。該ピン38が受け部32に挿入されることによって、ベアリングホルダ33が受け部32に支持されている。
ベアリング34には、前後方向に伝動軸39が挿入されている。該伝動軸39は、前端部分にスプライン41が形成され、後端部分にロータリ作業機3の入力軸42が挿入される六角のメススプライン部43が形成されている。該メススプライン部43の入り口にはテーパ状の案内部44が形成されている。伝動軸39は、上記後端部分においてベアリング34に支持されている。
伝動軸39の前端側のスプライン41には、ヨークジョイント46の後部ヨーク47が前後スライド自在に挿入されている。なお上記ヨークジョイント46の前部ヨーク48にはトラクタ1のPTO軸49が連結されている(図1,図6参照)。上記ヨークジョイント46は、前部ヨーク48と後部ヨーク47とがジョイント49によって連結された2軸による2つの折れ点を持つジョイントとなっている。
上記のようにPTO軸49と伝動軸39とがヨークジョイント46を介して連結されている。このため伝動軸39のメススプライン部43にロータリ作業機3の入力軸42が挿入され、PTO軸49が回転駆動されると、伝動軸39を介して入力軸42に駆動力が伝動される。
上記伝動軸39は、前方側がヨークジョイント46に、後方側がベアリング34によって支持されている。このため伝動軸39は、ヨークジョイント46の可動範囲において、ベアリングホルダ34と一体的にピン38を支点に上下揺動する。ベアリングホルダ34のピン38は、軸心の延長線が伝動軸39の軸心を通過するように設けられている。
ベアリング33に支持された伝動軸39は上記プレート37の前方に突出する。ただしプレート37には、伝動軸39の外周側を覆う円筒形状のカバー51が取り付けられている。伝動軸39はヨークジョイント46との連結部分を覆う位置までカバー51内に収容されている。カバー51は伝動軸39と一体的に上下揺動する。
図8に示されるように、前述のヒッチフレーム6側のプレート9には、U字状の丸棒からなるストッパ52が取り付けられている。上記カバー51はストッパ52内を通過している。ストッパ52の前方には引張りバネ53がU字状をなすように上記プレート9に取り付けられている。U字状の引張りバネ53はカバー51の前方側を弾力的に上方に吊り上げている。
ただしカバー51は上記プレート9におけるストッパ52と引張りバネ53との間に配置された位置決めストッパ54と当接することによって傾斜角度が規制されている。位置決めストッパ54は先端がゴム製の緩衝体となっている。カバー51が、U字状の引張りバネ53によって前方側が弾力的に上方に吊り上げられ、位置決めストッパ54に弾力的に押接されることによって、伝動軸39は振れが防止され、オートヒッチ3の左右中央に概ね位置決めされる。
伝動軸39とロータリ作業機3の入力軸42との接続(入力軸42のメススプライン部43への挿入)は、上記オートヒッチ3によるロータリ作業機2の自動装着時に自動的に行われる。前述の一連のロータリ作業機2のオートヒッチ3への自動連結動作の中で、ロータリ作業機3のピン29を中心とした上記時計回りの回転に伴って、ロータリ作業機3の入力軸42は、伝動軸39の後端部分に接し、図9に示されるように、テーパ状の案内部44に案内されて、メススプライン部43に円滑に挿入され始める。
入力軸42の上記挿入時には、メススプライン部43側(伝動軸39)は、ベアリングホルダ33の回動(揺動)によって、開口部(挿入部分)の向きが微調節される。ただし伝動軸39は、入力軸42のメススプライン部43への挿入開始時点で、図9に示されるように、いったん前端側が下方に向かうように下向きに揺動する。
ただしカバー51がストッパ52に当接する位置において、伝動軸39の下向き傾斜(下限位置)が規制され、後部ヨーク47がスプライン41から抜け落ちるようなことはない。そして入力軸42のメススプライン部43への挿入が進行すると、伝動軸39は徐々に前端側が上方に向かうように上向きに揺動してメススプライン部43と入力軸42とが倣いながら、図10に示されるように、入力軸42と伝動軸39との接続が完了し、PTO軸49から入力軸42への駆動力伝動が可能な状態となる。
入力軸42と伝動軸39との接続が完了した時点でカバー51が引張りバネ53によって吊り上げられ、カバー51が位置決めストッパ54に弾力的に押接され、伝動軸39の姿勢が維持される。伝動軸39はU字状の引張りバネ53によって左右方向の中央に寄せられているため、入力軸42のメススプライン部43への挿入はスムーズに行われる。
また伝動軸39は動力伝動時に容易に振動が発生するが、引張りバネ53はこの振動を弾力的に許容しながら、伝動軸39を吊り上げ、位置決めストッパ54が緩衝体によって伝動軸39(カバー51)の振動を弾性的にサポートするため、伝動軸39の振動が軽減される。
そして伝動軸39の吊り上げ構造が1本の引張りバネ53によって、位置決め機構が位置決めストッパ54によって簡単に構成され、コストダウンを図ることもできる。なお位置決めストッパ54は、プレート9に対する上下位置を調節することができるように取り付けられている。
なお伝動軸39は、入力軸42が接続されていないフリーの状態でも、上記のようにカバー51が引張りバネ53によって吊り上げられ、カバー51が位置決めストッパ54に弾力的に押接されて姿勢維持される。
このため図11に示されるように、作業機を交換する等の際に、作業機を接続することなくオートヒッチ3を上昇させた場合も、カバー51が引張りバネ53によって吊り上げられ、カバー51が位置決めストッパ54に弾力的に押接される状態となり、後部ヨーク47がスプライン41から抜け落ちるようなことはない。
またヨークジョイント46の折れ角が略等角となり、作業機を接続することなくオートヒッチ3を上昇させ、PTO軸49を回転させた場合、騒音やヨークジョイント46の破損等が防止される。
なお伝動軸39はオートヒッチ3の昇降揺動に伴って後部ヨーク47に対してスプライン41がスライドするが、カバー51によって覆われているためスプライン41の部分に下方から泥水等がかかることは無く、スプライン41のスライドは円滑に行なわれる。またカバー51がベアリングホルダ33に固定され、丸鋼管36内にベアリング33が収容されているため、ベアリング33に下方から泥水等がかかることも防止される。カバー51に泥等が溜まることもない。
そして伝動軸39の前方側の吊り上げ構造が、U字状に取り付けられた引張りバネ53によって簡単に構成され、伝動軸39の揺動範囲の規制機構が位置決めストッパ54とU字状のストッパ52によって簡単に構成されるため、伝動軸39の姿勢維持が簡単且つ低コストで行われる。これにより伝動軸39の位置決めの精度も高い。
なお図12,図13に示されるようなタイプのロータリ作業機61を使用することもできる。該ロータリ作業機61は、中央部にギヤケース62が設けられ、該ギヤケース62から左右にサポートアーム63が突設されている。左右のサポートアーム63のギヤケース側のフランジ面には左右2枚一対のトップマスト64が固定されている。
左側のサポートアーム63の端部にはチェンケース66が、右側のサポートアーム63の端部にはサイドプレート67が取り付けられている。チェンケース66とサイドプレート67との間には、耕耘爪68が設けられた爪軸69が回転駆動自在に軸支されている。爪軸69はチェンケース66からの駆動力によって回転駆動される。
爪軸69(耕耘爪68)を上方側から覆うメインカバー71がチェンケース66及びサイドプレート67側に取り付けられている。メインカバー71の後部には耕耘爪68を後方側から覆うリヤカバー72が上下回動自在に軸支されている。リヤカバー72はサポートアーム63側に吊支されている。
トップマスト64はサポートアーム63の取付け面から上方に向けて背面視でハ字状に湾曲又は屈曲している。ただし上端部分においては左右平行となっており、前方側にオートヒッチ3の上部連結ブラケット7の凹部7aに係合するピン73が設けられている。またトップマスト64の後方側にはツールバー74を固定しているサポート76を吊支する調節装置77が軸支されている。図12,図13においてはツールバー74に尾輪78が取り付けられている。
トップマスト64における傾斜面には、ギヤボックス62への注油用の孔79が穿設されている。ギヤボックス62の注油口81は、ギヤボックス62の左右いずれか一方に寄って設けられている。本実施形態においては左側に寄って設けられている。
孔79と注油口81は、ロータリ作業機61をトラクタ1から取り外し、スタンド82によって立たせた状態で、側面視及び背面視において、略垂直に並ぶように配置されている。これにより、ギヤボックス62へのオイルの注油は、漏斗83を孔79に差込み、注油口81に挿入することによって行うことができる。
この場合漏斗83から手を離しても、漏斗83が略垂直に維持され、オイルをこぼすことなく注油することができる。トップマスト64の孔79はトップマスト64の略中央に設けられており、トップマスト64の強度バランスを崩すことなく、トップマスト64を軽量化することができる。なお注油口81に設けられる栓は、トップマスト64によって保護されるため、洗車時に吹き飛ばされることはなく、また栓が裸出することがないため外観上のデザイン性が向上する。
トラクタの後部とロータリ作業機の左側面図である。 オートヒッチの斜視図である。 オートヒッチの平面図である。 オートヒッチの左側面図である。 オートヒッチの背面図である。 ロータリ作業機装着状態のトラクタの後部の左側面図である。 入力軸の伝動軸への挿入直前の状態を示すオートヒッチの要部側断面図である。 オートヒッチにおけるU字状のストッパ部分の正面図である。 入力軸の伝動軸への挿入中の状態を示すオートヒッチの要部側断面図である。 入力軸が伝動軸に挿入された状態を示すオートヒッチの要部側断面図である。 入力軸と伝動軸とが接続されない状態でオートヒッチを上昇させた状態を示すオートヒッチの要部側断面図である。 他の実施形態のロータリ作業機を示す左側面図である。 他の実施形態のロータリ作業機を示す背面図である。
2 ロータリ作業機(作業機)
4L プレート
4R プレート
6 ヒッチフレーム(フレーム)
7 上部連結ブラケット(上部受け部)
11 丸ピン(連結体)
12 シャフト(アーム連結体)
18 下部連結ブラケット(下部受け部)
27 リフトアーム(昇降アーム)
29 ピン(連結部)
31 下部連結ピン(連結部)
32 受け部(支持部)
39 伝動軸
42 入力軸
49 PTO軸(出力軸)

Claims (1)

  1. 作業機(2)の上方側の連結部(29)と係合する上部受け部(7)と、作業機(2)の下方側の連結部(31)と係合する下部受け部(18)と、作業車両(1)側に連結される連結体(11)と、作業車両(1)側の昇降アーム(27)に連結されるアーム連結体(12)とを取り付け、作業車両(1)側に設けられた駆動力の出力軸(49)と作業機(2)側に設けられた駆動力の入力軸(42)とを連結する伝動軸(39)を上下揺動自在に支持して設け、左右の2点によって作業車両(1)側に上下揺動自在に連結される作業機連結用の作業機連結体(3)において、作業機連結体(3)のフレーム(6)を、左右に並設された一対のプレート(4L),(4R)から構成し、両プレート(4L),(4R)の上端部分に、上部受け部(7)を固定して設け、プレート(4L),(4R)の前方側下方に連結体(11)を左右方向に突出させて設け、プレート(4L),(4R)における連結体(11)の後方位置にアーム連結体(12)を左右方向に突出させて設け、プレート(4L),(4R)におけるアーム連結体(12)の後方左右に下部受け部(18)を設け、プレート(4L),(4R)の後端部分には、上方側が開いて側面視U字状をなす伝動軸(39)の支持部(32)が、該後端部分と一体的に形成され、両プレート(4L),(4R)間の上方側の距離が下方側に比較して短くなるように、該両プレート(4L),(4R)を、前端から後端に亘って階段状に屈曲させフレーム(6)を形成した作業機連結体。
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