JP4732633B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は遊技機に関し、特に、パチンコ機に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機では、特別図柄表示画面や装飾ランプや装飾LEDなどを盤面上に設け、特別図柄表示画面をフェードインまたはフェードアウトさせたり、装飾ランプや装飾LEDなどを点灯させたりすることにより、盤面上での装飾や演出を行うものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装飾ランプおよび装飾LEDなどの表示灯を用いた演出では、これらの表示灯を単に点灯、消灯、または点滅させるのみで、臨場感が薄く、視覚効果が乏しいという問題があった。
一方、視覚効果を向上させるために、表示灯の数を増加させると、パチンコ機のコストが増大するという問題があった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、盤面上の表示灯を用いて視覚効果を増大させることが可能な遊技機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、第一の発明に係る遊技機は、大当りを生起させるか否かの判定結果を報知する演出画像を表示する特別図柄表示画面を有する表示手段と、データテーブルに基づいて、表示灯を制御する表示灯制御手段と、前記特別図柄表示画面において前記演出画像の明るさを徐々に明るく変化させながら演出表示されるフェードインまたは前記演出画像の明るさを徐々に暗く変化させながら演出表示されるフェードアウト表示制御が実行される場合に、当該表示制御に対応する前記表示灯の制御の実行を指示する表示灯制御コマンドを前記表示灯制御手段に送信するコマンド送信手段と、を備え、前記表示灯制御手段には、前記データテーブルとして、前記特別図柄表示画面の前記表示制御に同期させて、当該表示制御における前記特別図柄表示画面の明るさの変動に対応するように前記表示灯の明るさを変動させる制御を実行するためのデータを登録させた表示データテーブルが設定されており、前記表示データテーブルは、点灯させる前記表示灯を特定するための表示灯出力データと、前記表示灯出力データで特定された前記表示灯の点灯の割り込み回数を指定することにより前記表示灯の点灯時間を設定する割り込みデータと、前記表示灯出力データの次の割り込みまでの出力の継続時間を指定する出力時間データと、が登録されており、前記表示灯制御手段は、前記コマンド送信手段から前記表示灯制御コマンドを受信した場合に、当該表示灯制御コマンドに対応する前記表示データテーブルのデータを選択して、当該選択した表示データテーブルのデータに基づいて、前記割り込み回数分の割り込みごとに、前記表示灯出力データで特定された前記表示灯を前記出力時間データで指定される継続時間出力することによって、前記表示灯を制御することを特徴とする。これにより、特別図柄表示画面だけでなく、表示灯もフェードインまたはフェードアウトさせることが可能となり、表示灯の数を増加させることなく、臨場感を増大させて、視覚効果を向上させることができる。
【0007】
また、第一の発明に係る遊技機によれば、表示灯制御基板側のデータ形式を変更することにより、表示灯の明るさを変化させることが可能となり、主制御基板側の負荷を増大させることなく、表示灯を容易にフェードインまたはフェードアウトさせることが可能となる。
【0009】
さらに、第一の発明に係る遊技機によれば、出力時間データを表示データテーブルに設定することにより、表示灯をフェードインまたはフェードアウトさせることが可能となり、ハードウェアの変更を伴うことなく、臨場感を増大させて、視覚効果を向上させることができる
【0010】
お、フェードインまたはフェードアウトは、フェードインおよびフェードアウトの両方でもよく、フェードインおよびフェードアウトのいずれか一方のみでもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る遊技機について、パチンコ機を例にとって説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面を示す正面図である。なお、図1では、釘等の構成要素の一部を省略した。
【0012】
図1において、パチンコ盤面10には、遊技球を盤面内に導くガイドレール11、遊技球の移動方向を変化させる風車12a、12b、遊技球の入賞に伴って賞球を払い戻すための入賞口13a〜13dおよび大入賞口14、遊技球の入賞に伴って大当たり判定を始動させる始動口15、遊技球の通過時に普通図柄を表示させるためのゲート16a、16b、遊技球の収集を行うアウト口17、大当たり時などに特別図柄を表示する特別図柄表示画面18、特別図柄変動の保留数を表示する特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19d、装飾表示を行うための装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21b、遊技球がゲート16a、16bを通過した時に普通図柄を表示する普通図柄表示部22、普通図柄変動の保留数を表示する普通図柄保留球記憶表示灯23a、23bなどが設けられている。なお、特別図柄表示画面18は、例えば、複数の画素を有する液晶表示画面で構成されている。
【0013】
図2は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面10のフェードアウト方法を示す正面図である。
図2において、大当たりなどの演出時に特別図柄表示画面18がフェードアウトされると、それに伴って装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bもフェードアウトされる。なお、特別図柄表示画面18がフェードインされる時も同様に、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bもフェードインさせる。
【0014】
これにより、画面演出の状態変化を盤面10全体で表現することが可能となり、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bなどの表示灯の数を増加させることなく、等臨場感を増大させて、視覚効果を向上させることができる。
図3は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面10の演出方法を示すフローチャートである。
【0015】
図3において、特別図柄表示画面18での図柄変動パターンの演出が開始すると(ステップS1)、演出ポイントがフェードアウトのポイントかどうかを判断する(ステップS2)。そして、フェードアウトのポイントの場合、フェードアウトの演出を特別図柄表示画面18に表示し(ステップS3)、フェードアウトのポイントでない場合、通常の演出を特別図柄表示画面18に表示する(ステップS4)。
【0016】
一方、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bでの変動パターンの演出が開始すると(ステップS5)、演出ポイントがフェードアウトのポイントかどうかを判断する(ステップS6)。そして、フェードアウトのポイントの場合、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bの明るさを徐々に暗くしながら演出を表示し(ステップS7)、フェードアウトのポイントでない場合、通常の演出を装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bに表示する(ステップS8)。
【0017】
ここで、特別図柄表示画面18の演出(ステップS3、S4)と、ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bの演出(ステップS7、S8)とは、互いに同期して行われるようにする。
これにより、特別図柄表示画面18がフェードアウトされる場合、盤面10全体を同時に暗くすることができ、演出時の視覚効果を向上させることができる。また、特別図柄表示画面18がフェードインされる場合には、盤面10全体を同時に明るくすることができ、演出時の視覚効果をより一層向上させることができる。
【0018】
図4は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御部の概略構成を示すブロック図である。
図4において、パチンコ機の制御部には、主制御CPU31、ROM32、RAM33、入力ポート34、出力ポート35、特別図柄始動スイッチ41、普通図柄始動スイッチ42、カウントスイッチ43、継続スイッチ44、リセット回路45、電源回路46、特別図柄表示装置51、音声制御装置52、普通図柄表示装置53、普通電動役物用ソレノイド54、大入賞口用ソレノイド55、賞球装置56、発射装置57および表示灯制御装置58が設けられている。
【0019】
ここで、特別図柄始動スイッチ41、普通図柄始動スイッチ42、カウントスイッチ43および継続スイッチ44からの信号は、入力ポート34を介して主制御CPU31に入力される。
そして、主制御CPU31は、ROM32に格納されているプログラムに従ってこれらの信号を処理し、特別図柄表示装置51、音声制御装置52、普通図柄表示装置53、普通電動役物用ソレノイド54、大入賞口用ソレノイド55、賞球装置56および表示灯制御装置57を制御するための制御信号を、出力ポート35を介して出力する。
【0020】
一方、表示灯制御装置58には、入力ポート61、表示灯制御CPU62、ROM63、RAM64および出力ポート65が設けられ、表示灯制御CPU62は、出力ポート65を介し、装飾ランプ20a、20b、装飾LED21a、21b、特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19dおよび普通図柄保留球記憶表示灯23a、23bに接続される。
【0021】
また、ROM63には、表示データテーブルTB1が設けられるとともに、RAM64には、アドレスポインタ64a、出力バッファ64b、出力タイマ64cおよび出力時間タイマ64dが設けられている。
ここで、表示データテーブルTB1は、装飾ランプ20a、20b、装飾LED21a、21b、特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19dまたは普通図柄保留球記憶表示灯23a、23bを点灯させるための表示灯出力データTD1〜TDn、表示灯出力データTD1〜TDnの割り込み回数WN1〜WNnおよび出力時間データHD1〜HDnを登録する。
【0022】
アドレスポインタ64aは、表示データテーブルTB1の中から、出力バッファ64bにセットする表示灯出力データTD1〜TDnを指定する。
出力バッファ64bは、アドレスポインタ64aにより指定された表示灯出力データTD1〜TDnをセットする。
出力タイマ64cは、出力バッファ64bにセットされた表示灯出力データTD1〜TDnの割り込み回数WN1〜WNnを設定する。
【0023】
出力時間タイマ64dは、出力バッファ64bにセットされた表示灯出力データTD1〜TDnの出力時間データHD1〜HDnを設定する。
図5は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の表示データテーブルTB1の構成を示す図である。
図5において、表示データテーブルTB1には、表示灯出力データTD1〜TDnおよびその表示灯出力データTD1〜TDnの割り込み回数WN1〜WNnに加え、各表示灯出力データTD1〜TDnの次の割り込みまでの継続時間を指定する出力時間データHD1〜HDnが登録される。
【0024】
なお、この割り込み回数WN1〜WNnを指定することにより、各表示灯出力データTD1〜TDnで特定される表示灯の点灯時間を設定することが可能となる。また、出力時間データHD1〜HDnを設定することにより、各表示灯出力データTD1〜TDnで特定される表示灯の明るさを制御することが可能となる。
【0025】
ここで、特別図柄表示画面18のフェードアウトに同期して、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bもフェードアウトさせる場合、フェードアウト時の特別図柄表示画面18の明るさに対応するように、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bの出力時間データHD1〜HDnを設定する。
【0026】
これにより、特別図柄表示画面18の明るさと、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bの明るさとを同期させるための制御を、主制御CPU31で行うことなく、装飾ランプ20a、20bおよび装飾LED21a、21bの明るさを、フェードアウト時の特別図柄表示画面18の明るさに対応させることができ、主制御CPU31の負荷を軽減することができる。
【0027】
次に、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の動作について説明する。
図1、4、5において、プレイヤーの操作により、遊技球が発射装置57から発射されると、その遊技球がガイドレール11に案内されて、パチンコ盤面10内の上方に放出される。そして、遊技球は、風車12a、12bや釘など当たって移動方向を変えながら、その一部は、入賞口13a〜13dあるいは始動口15に入賞する。
【0028】
ここで、遊技球が入賞口13a〜13dに入ると、所定数の賞球がプレイヤーに払い戻される。
一方、遊技球が始動口15に入ると、所定数の賞球がプレイヤーに払い戻されるとともに、特別図柄始動スイッチ41がオンし、その信号が入力ポート34を介して主制御CPU31に送られる。
【0029】
主制御CPU31は、特別図柄始動スイッチ41からの信号を受け取ると、特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19dを点灯させるための表示灯制御コマンドを設定し、その表示灯制御コマンドを出力ポート35を介して表示灯制御装置58に送信する。
表示灯制御装置58は、特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19dを点灯させるための表示灯制御コマンドを受信すると、その表示灯制御コマンドに対応した表示データテーブルTB1を選択する。そして、アドレスポインタ64aで指定される表示灯出力データTD1〜TDnを出力バッファ64bにセットするとともに、割り込み回数WN1〜WNnを出力タイマ64cにセットし、さらに、出力時間データHD1〜HDnを出力時間タイマ64dにセットする。
【0030】
そして、出力タイマ64cにセットされた割り込み回数WN1〜WNn分の割り込みごとに、表示灯出力データTD1〜TDnを出力時間データHD1〜HDnで指定される出力時間だけ出力ポート65を介して特別図柄保留球記憶表示灯19a〜19dに出力する。
また、主制御CPU31は、特別図柄始動スイッチ41からの信号を受け取ると、その時発生されている大当たり乱数値を取得し、その大当たり乱数値を当たり値と比較することにより、大当たり判定を行う。
【0031】
また、主制御CPU31は、始動入賞すると、大当たりかどうかをプレイヤーに報知するための演出を特別図柄表示装置51に行わせ、大当たり判定の結果、大当たりと判定されると、特別図柄表示装置51に大当たり表示を行わせる。そして、出力ポート35を介して大入賞口ソレノイド55を動作させることにより、大入賞口14を開かせる。
【0032】
ここで、主制御CPU31は、始動入賞時や大当たり時などにおいて、特別図柄表示画面18での演出を特別図柄表示装置51に行わせる場合、特別図柄表示画面18がフェードインまたはフェードアウトされるかを判断する。そして、主制御CPU31は、特別図柄表示画面18がフェードインまたはフェードアウトされる場合、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bの明るさを徐々に変化させるための表示灯制御コマンドを設定し、その表示灯制御コマンドを出力ポート35を介して表示灯制御装置58に送信する。
【0033】
表示灯制御装置58は、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bの明るさを変化させるための表示灯制御コマンドを受信すると、その表示灯制御コマンドに対応した表示データテーブルTB1を選択する。そして、アドレスポインタ64aで指定される表示灯出力データTD1〜TDnを出力バッファ64bにセットするとともに、割り込み回数WN1〜WNnを出力タイマ64cにセットし、さらに、出力時間データHD1〜HDnを出力時間タイマ64dにセットする。
【0034】
そして、出力タイマ64cにセットされた割り込み回数WN1〜WNn分の割り込みごとに、表示灯出力データTD1〜TDnを出力時間データHD1〜HDnで指定される出力時間だけ出力ポート65を介して装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bに出力する。
ここで、表示データテーブルTB1には、フェードインまたはフェードアウト時の特別図柄表示画面18の明るさの変動に対応するように、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bにおける表示灯出力データTD1〜TDnの割り込み回数WN1〜WNnおよび出力時間データHD1〜HDnを予め設定することができる。
【0035】
これにより、主制御CPU31は、始動入賞時や大当たり時に、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bの明るさを変化させるための表示灯制御コマンドを表示灯制御装置58に送信するだけで、特別図柄表示画面18のフェードインまたはフェードアウトに同期した演出を、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bに行わせることが可能となり、主制御CPU31の負荷を増大させることなく、演出時の視覚効果を向上させることができる。
【0036】
また、特別図柄表示画面18のフェードインまたはフェードアウトの時期を予めタイマによって設定することにより、そのタイマにより時期を決定し、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bにフェードインまたはフェードアウトを行わせることもできる。
一方、入賞口13a〜13dあるいは始動口15に入らなかった遊技球は、遊技盤面10下部に設けられたアウト口17に入り、遊技球の収集が行われる。
【0037】
図6は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の主制御CPU31で行われるメイン処理を示すフローチャートである。
図6において、主制御CPU31は、電源投入時の場合(ステップS11)、始動記憶や大当たり乱数などの初期化処理を行った後(ステップS12)、残時間乱数更新処理を行う(ステップS20)。
【0038】
一方、電源投入時でない場合(ステップS11)、乱数更新処理を行う(ステップS13)。
次に、主制御CPU31は、図4の特別図柄始動スイッチ21、普通図柄始動スイッチ22、カウントスイッチ23および継続スイッチ24などから出力される信号に基づいて、スイッチ処理を行う(ステップS14)。
【0039】
次に、主制御CPU31は、各種のエラー処理を行う(ステップS15)。
次に、主制御CPU31は、図4の特別図柄表示装置30を制御するための特別図柄処理を行う(ステップS16)。
なお、この特別図柄処理では、始動入賞時に大当たり乱数値を取得し、この大当たり乱数値(例えば、0〜631のいずれかの値)が当たり値(例えば、7または11)に一致する場合、大当たりと判定し、大当たりをプレイヤーに報知させるための演出を特別図柄表示装置51に行わせる。
【0040】
次に、主制御CPU31は、図4の普通図柄表示装置53を制御するための普通図柄処理を行う(ステップS17)。
次に、主制御CPU31は、図4の賞球装置56を制御するための賞球処理を行う(ステップS18)。なお、この賞球処理では、入賞口13a〜13c、大入賞口14、または始動口15に遊技球が入った場合、賞球装置56を制御することにより、一定の個数の賞球をプレイヤーに払い戻す。
【0041】
次に、主制御CPU31は、図4の普通電動役物用ソレノイド54、大入賞口用ソレノイド55および表示灯制御装置58などを制御するための出力処理を行った後(ステップS19)、残時間乱数更新処理を行う(ステップS20)。
なお、この出力処理では、大当たりと判定されると、主制御CPU31は、大入賞口用ソレノイド55をオンさせ、図3の大入賞口14を開口させる。
【0042】
そして、この大入賞口14に入賞した遊技球の個数をカウントスイッチ43でカウントし、この個数が所定値に達すると、大入賞口用ソレノイド55をオフして、大入賞口14を閉口させる。
また、この出力処理において、主制御CPU31は、特別図柄表示画面18に表示される演出でフェードインまたはフェードアウトが行われる場合、装飾ランプ20a、20bや装飾LED21a、21bの明るさを徐々に変化させるための表示灯制御コマンドを出力ポート35を介して表示灯制御装置58に送信する。
【0043】
図7は、本発明の一実施形態に係るパチンコ機の表示灯出力処理を示すフローチャートである。
なお、以下の実施形態では、表示灯の明るさを変化させる場合には、出力時間データHD1〜HDnに出力時間を設定し、表示灯の明るさを変化させない場合には、出力時間データHD1〜HDnに$FFを設定するものとする。
【0044】
図7において、図4の表示灯制御CPU62は、主制御CPU31から表示灯制御コマンドが送られると、クリアデータを出力ポート65に出力した後(ステップS31)、出力タイマ64cにセットされている割り込み回数WN1〜WNnを1だけ減算する(ステップS32)。
次に、表示灯制御CPU62は、出力タイマ64cにセットされている割り込み回数WN1〜WNnの減算結果が0かどうかを判断し(ステップS33)、割り込み回数WN1〜WNnの減算結果が0の場合、出力データアドレスポインタ64aを更新する(ステップS34)。
【0045】
そして、更新された出力データアドレスポインタ64aで指定される表示灯出力データTD1〜TDnを出力バッファ64bにセットするとともに(ステップS35)、その表示灯出力データTD1〜TDnに対応する出力時間データHD1〜HDnを出力時間タイマ64dにセットし(ステップS36)、さらに、その表示灯出力データTD1〜TDnに対応する割り込み回数WN1〜WNnを出力タイマ64cにセットする(ステップS37)。
【0046】
次に、出力バッファ64bにセットされた表示灯出力データTD1〜TDnを出力ポート65にライトする(ステップS38)。
一方、ステップS33において、割り込み回数WN1〜WNnの減算結果が0でない場合、ステップS34〜S37をスキップしてから、出力バッファの内容を出力ポートにライトする(ステップS38)。
【0047】
次に、表示灯制御CPU62は、出力時間タイマ64dにセットされた出力時間データHD1〜HDnが$FFかどうかを判断し(ステップS39)、出力時間タイマ64dにセットされた出力時間データHD1〜HDnが$FFの場合、メイン処理に戻る。
一方、出力時間タイマ64dにセットされた出力時間データHD1〜HDnが$FFでない場合、出力時間タイマ64dの内容をループカウンタにセットする(ステップS40)。そして、表示灯制御CPU62は、ループカウンタの減算結果が0になるまで(ステップS42)、ループカウンタを1づつ減算し(ステップS41)、ループカウンタの減算結果が0になると、クリアデータを出力ポート65に出力し、出力ポート65にライトされていた表示灯出力データTD1〜TDnをクリアする。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示灯制御基板側のデータ形式を変更するだけで、表示灯を容易にフェードインまたはフェードアウトさせることが可能となり、ハードウエアの変更を伴うことなく、臨場感を増大させて、視覚効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面のフェードアウト方法を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の盤面の演出方法を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の表示データテーブルの構成を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態に係るパチンコ機のメイン処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係るパチンコ機の表示灯出力処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
TB1 表示データテーブル
HD1〜HDn 出力時間データ
TD1〜TDn 表示灯出力データ
WN1〜WNn 割り込み回数
10 パチンコ盤面
11 ガイドレール
12a、12b 風車
13a〜13d 入賞口
14 大入賞口
15 始動口
16a、16b ゲート
17 アウト口
18 特別図柄表示画面
19a〜19d 特別図柄保留球記憶表示灯
20a、20b 装飾ランプ
21a、21b 装飾LED
22 普通図柄表示部
23a、23b 普通図柄保留球記憶表示灯
31 主制御CPU
32、63 ROM
33、64 RAM
34、61 入力ポート
35、65 出力ポート
41 特別図柄始動スイッチ
42 普通図柄始動スイッチ
43 カウントスイッチ
44 継続スイッチ
45 リセット回路
46 電源回路
51 特別図柄表示装置
32 音声制御装置
53 普通図柄表示装置
54 普通電動役物用ソレノイド
55 大入賞口用ソレノイド
56 賞球装置
57 発射装置
58 表示灯制御装置
64a アドレスポインタ
64b 出力バッファ
64c 出力タイマ
64d 出力時間タイマ

Claims (1)

  1. 大当りを生起させるか否かの判定結果を報知する演出画像を表示する特別図柄表示画面を有する表示手段と、
    データテーブルに基づいて、表示灯を制御する表示灯制御手段と、
    前記特別図柄表示画面において前記演出画像の明るさを徐々に明るく変化させながら演出表示されるフェードインまたは前記演出画像の明るさを徐々に暗く変化させながら演出表示されるフェードアウト表示制御が実行される場合に、当該表示制御に対応する前記表示灯の制御の実行を指示する表示灯制御コマンドを前記表示灯制御手段に送信するコマンド送信手段と、を備え、
    前記表示灯制御手段には、前記データテーブルとして、前記特別図柄表示画面の前記表示制御に同期させて、当該表示制御における前記特別図柄表示画面の明るさの変動に対応するように前記表示灯の明るさを変動させる制御を実行するためのデータを登録させた表示データテーブルが設定されており、
    前記表示データテーブルは、点灯させる前記表示灯を特定するための表示灯出力データと、前記表示灯出力データで特定された前記表示灯の点灯の割り込み回数を指定することにより前記表示灯の点灯時間を設定する割り込みデータと、前記表示灯出力データの次の割り込みまでの出力の継続時間を指定する出力時間データと、が登録されており、
    前記表示灯制御手段は、
    前記コマンド送信手段から前記表示灯制御コマンドを受信した場合に、当該表示灯制御コマンドに対応する前記表示データテーブルのデータを選択して、当該選択した表示データテーブルのデータに基づいて、前記割り込み回数分の割り込みごとに、前記表示灯出力データで特定された前記表示灯を前記出力時間データで指定される継続時間出力することによって、前記表示灯を制御することを特徴とする遊技機。
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