JPH11185557A - 状態表示機能付遅れスイッチ及び状態表示装置 - Google Patents

状態表示機能付遅れスイッチ及び状態表示装置

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JPH11185557A
JPH11185557A JP9357826A JP35782697A JPH11185557A JP H11185557 A JPH11185557 A JP H11185557A JP 9357826 A JP9357826 A JP 9357826A JP 35782697 A JP35782697 A JP 35782697A JP H11185557 A JPH11185557 A JP H11185557A
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lighting
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パイロットランプの状態を誤認する確率を低下
させるとともに、パイロットランプによる表示の煩わし
さを低減する。 【解決手段】マイクロコンピュータ22は、ジヤンパー
チップJ1,J2と選択操作スイッチ41により遅れ消
灯モードに設定されている場合、設定された時間が経過
すると、スイッチ素子21をオフする。これにより、電
解コンデンサC20への充電電流が無くなり、マイクロ
コンピュータ22が停止するとともに、トライアックQ
11が非導通状態となり、照明器具12が消灯する。こ
の設定された時間が経過して消灯するまでの状態では、
遅れ消灯モードとなつており、マイクロコンピュータ2
2は、発光ダイオードD31を明暗点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は負荷を所定の時間だ
け動作させとともに状態の表示を行う状態表示機能付遅
れスイッチ及び負荷の状態の表示を行う状態表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、室内用の照明器具では、
スイッチの消灯操作後、照明が直ぐに消灯すると暗い室
内を移動しなければならないという不都合があった。こ
のことに対応し、スイッチの消灯操作後、一定時間遅れ
てから照明を消灯させる特開平2−72596号公報記
載の遅れ消灯機能付きスイッチが開発されている。
【0003】図4はこのような従来の保持型スイッチを
用いた遅れ消灯機能付きスイッチの外装部を示す正面図
である。
【0004】図4において、符号81は遅れ消灯機能付
きスイッチ80の外装部であり、この外装部81は壁8
2に取り付けられている。外装部81には、保持型スイ
ッチの操作部83が設けられている。操作部83は、手
動操作に従い、右半分あるいは左半分が押された状態を
保持する。操作部83における右端より若干左側の位置
には、負荷(照明器具)が消灯状態のとき点灯し、負荷
の状態を示すとともに、遅れ消灯機能付きスイッチ80
の位置を示すパイロットランプ84が設けられている。
【0005】図5は図4の遅れ消灯機能付きスイッチの
操作部の動作を示す説明図であり、図5(a)に消灯状
態の側面図、図5(b)に点灯状態の側面図を示してい
る。
【0006】図5(a)に示す消灯状態では、遅れ消灯
機能付きスイッチ80の操作部83の右半分が突出した
状態となる。この状態で、操作部83の右半分を押圧す
ると、図5(b)に示すように、操作部83の右半分が
壁側に後退し左半分が突出した状態となる。ここで、操
作部83の左半分を押圧し、図5(a)に示す状態に戻
すと、負荷が遅れ消灯状態となり、一定時間経過後、負
荷が消灯状態となる。この消灯状態の場合、図4に示す
パイロットランプ84は、点滅点灯となる。一方、パイ
ロットランプ84は、負荷が消灯状態の場合に、消灯す
る。
【0007】このような従来の遅れ消灯機能付きスイッ
チでは、遅れ消灯機能付きスイッチ80の操作部83が
図5(a)の状態で、パイロットランプ84が点滅点灯
していることにより遅れ消灯モードであると確認できる
ようになっていた。
【0008】図6は従来のプッシュスイッチを用いた遅
れ消灯機能付きスイッチの外装部を示す正面図である。
【0009】図6において、符号91は遅れ消灯機能付
きスイッチ90の外装部であり、この外装部91は壁9
2に取り付けられている。外装部91には、プッシュス
イッチの操作部93が設けられている。操作部93は、
押圧されることにより、導通状態となり、このことによ
って、照明器具は点灯状態から遅れ消灯状態、消灯状態
から点灯状態への切換えを行う。
【0010】外装部91における左上には、負荷が点灯
状態の時点灯し、負荷が遅れ消灯状態のとき点滅点灯
し、負荷が消灯状態のとき消灯するパイロットランプ9
4が設けられている。
【0011】図7は図6の遅れ消灯機能付きスイッチの
操作部の動作を示す説明図であり、図7(a)に消灯状
態の側面図、図7(b)に点灯状態の側面図を示してい
る。
【0012】図7(a)に示す消灯状態では、操作部9
3が突出した状態となる。ここで、操作部93を押圧す
ると、点灯状態となり、操作部93の押圧を止めると、
図7(b)に示す状態となり、パイロットランプ94
は、一定照度で点滅点灯する。図7(a)に示す消灯状
態と、図7(b)に示す点灯状態では、操作部がプッシ
ュスイッチであるため、操作部の外観は同じになる。
【0013】図7(b)に示す点灯状態から操作部93
を押圧すると、負荷が遅れ消灯状態となり、一定時間経
過後、負荷が消灯状態となる。遅れ消灯状態の時、パイ
ロットランプ94は、点滅点灯とする。
【0014】このような従来の遅れ消灯機能付きスイッ
チでは、パイロットランプ94の点灯状態によって、負
荷の点灯状態、遅れ消灯状態、消灯状態の判別が行える
ので、暗い場所に遅れ消灯機能付きスイッチ80を配置
した場合にも、負荷が点灯状態なのか遅れ消灯状態なの
かを区別することができる。
【0015】しかしながら、パイロットランプ94の点
滅点灯は、点滅サイクルが高い場合は、人間の目の残像
現象から点滅の状態を確認できなかった。この問題は点
滅の周波数を低下させればよいが、これでは、パイロッ
トランプ94を一瞬しか見なかった場合、パイロットラ
ンプ94が消灯状態と誤認し、負荷を消したものと誤認
するという問題がある。また、パイロットランプ94の
点滅点灯は、煩わしく、一般家庭では馴染めない欠点が
あった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の遅れ消
灯機能付きスイッチでは、パイロットランプの点滅点灯
によって、負荷の状態の表示を行っているが、パイロッ
トランプの点滅点灯は、点滅サイクルが高い場合は、人
間の目の残像現象から点滅の状態を確認できず、点滅の
周波数を低下させた場合においては、パイロットランプ
を一瞬しか見なかった場合、パイロットランプが消灯状
態であると誤認し、負荷の状態を誤認するという問題が
ある。また、パイロットランプの点滅点灯は、煩わし
く、一般家庭では馴染めない欠点があった。
【0017】そこで本発明は、パイロットランプの状態
を誤認する確率を低下させるとともに、パイロットラン
プによる表示の煩わしさを低減できる状態表示機能付遅
れスイッチを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の状態表示機能付
遅れスイッチは、操作スイッチと、一定照度による点灯
状態、相対的に明るい照度と暗い照度を交互に切り換え
て点灯させる明暗点灯状態及び消灯状態の3つの状態に
制御される発光表示手段と、前記操作スイッチの操作に
基づいて負荷を作動状態、遅れ停止状態及び停止状態の
3つの状態に切換えて制御するとともに、この負荷の3
つの状態に対して、前記発光表示手段の3つの状態を一
対一で組み合わせて前記発光表示手段の制御を行う制御
回路と、を具備したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0020】図1及び図2は本発明に係る状態表示機能
付遅れスイッチの実施の形態を示し、図1は回路図であ
り、図2は照明システムに適用した状態のブロック図で
ある。
【0021】まず、図2を用いて照明システムの全体に
ついて説明する。
【0022】図2において、符号11は交流電源であ
り、この交流電源11の一方の出力端子は負荷となる照
明器具12(例えば白熱電球)を介して状態表示機能付
遅れスイッチ13の一方の端子14に接続される。交流
電源11の他方の出力端子は状態表示機能付遅れスイッ
チ13の他方の端子15に接続される。
【0023】次に、図1を用いて状態表示機能付遅れス
イッチ13について詳細に説明する。
【0024】図1において、状態表示機能付遅れスイッ
チ13の一方の端子14は、バリスタ等のサージ吸収素
子16と、コンデンサC11との並列接続を介して状態
表示機能付遅れスイッチ13の他方の端子15に接続さ
れる。また、状態表示機能付遅れスイッチ13の一方の
端子14は、ダイオードブリッジ17の一方の交流入力
端子に接続される。状態表示機能付遅れスイッチ13の
他方の端子15は、インダンタL11とゲート抵抗R1
1を介して非平滑整流回路となるダイオードブリッジ1
7の他方の交流入力端子に接続される。インダンタL1
1とゲート抵抗R11との接続点は、トライアックQ1
1の主電極T1 −T2 間を介してダイオードブリッジ1
7の一方の入力端子に接続される。トライアックQ11
のゲートGは、ゲート抵抗R11とダイオードブリッジ
17との接続点に接続される。
【0025】このような接続により、状態表示機能付遅
れスイッチ13の端子14,15間には、サージ吸収素
子16とコンデンサC11とインダンタL11とから成
るノイズフィルタを介してトライアックQ11が接続さ
れ、ダイオードブリッジ17は、一方の交流入力端子が
トライアックQ11の主電極T2 に接続され、他方の交
流入力端子がゲート抵抗R11を介してトライアックQ
11の主電極T1 に接続される。
【0026】ダイオードブリッジ17の正極側の直流出
力端子は、立ち上げ用電源回路20を介してダイオード
ブリッジ17の負極側の直流出力端子に接続されるとと
もに、スイッチ素子21の一方の端子に接続される。ス
イッチ素子21の他方の端子は、マイクロコンピュータ
22の正極側の電源入力端子VDDに接続される。マイク
ロコンピュータ22の負極側の電源入力端子VSSはダイ
オードブリッジ17の負極側の直流出力端子に接続され
る。
【0027】スイッチ素子21は、フォトカプラPC3
0と、抵抗R30とから構成される。フォトカプラPC
30は、発光側の発光ダイオードD30と受光側が高耐
圧のNPNトランジスタ(フォトトランジスタ)Tr3
0を用いている。発光ダイオードD30は、カソードが
ダイオートD20と電解コンデンサC20の接続点に接
続され、アノードが抵抗R30を介してマイクロコンピ
ュータ22の出力ポートr40に接続される。NPNト
ランジスタTr30は、コレクタがダイオードブリッジ
17の正極側の直流出力端子に接続され、エミッタが電
解コンデンサC20の+極に接続される。
【0028】次に、立ち上げ用電源回路20について説
明する。立ち上げ用電源回路20は、前記操作スイッチ
SW20と、電流抑制抵抗器となる抵抗R20と、ダイ
オードD20と、低定電圧ダイオードとなるツェナーダ
イオードZD20と、電解コンデンサC20とから構成
されている。
【0029】ダイオードブリッジ17の正極側の直流出
力端子は、抵抗R20を介して操作スイッチSW20の
一方の端子に接続される。操作スイッチSW20の他方
の端子は、ダイオードD20のアノード・カソード路を
介してマイクロコンピュータ22の正極側の電源入力端
子VDDに接続される。
【0030】ダイオードD20のカソードは、電解コン
デンサC20とを介してダイオードブリッジ17の負極
側の直流出力端子に接続されるとともに、ツェナーダイ
オードZD20のカソードに接続される。ツェナーダイ
オードZD20のアノードは、ダイオードブリッジ17
の負極側の直流出力端子に接続される。
【0031】また、ダイオードD20のカソードは、抵
抗R21,R22との直列接続を介してマイクロコンピ
ュータ22の出力ポートr41に接続される。
【0032】また、ダイオードD20のカソードは、抵
抗R23とPNPトランジスタTr21のエミッタ・コ
レクタ路との並列接続を介してダイオードブリッジ17
の負極側の直流出力端子に接続される。PNPトランジ
スタTr21のベースは抵抗R21,R22の接続点に
接続される。操作スイッチSW20は、プッシュスイッ
チとなっており、操作部を押圧した場合のみオンするよ
うになっている。
【0033】操作スイッチSW20の他方の端子は、抵
抗R24,R25との直列接続を介してダイオードブリ
ッジ17の負極側の直流出力端子に接続される。
【0034】また、ダイオードD20のカソードは、抵
抗R26とNPNトランジスタTr22のコレクタ・エ
ミッタ路の直列接続を介してダイオードブリッジ17の
負極側の直流出力端子に接続される。NPNトランジス
タTr22のコレクタはマイクロコンピュータ22の入
力ポートr80に接続される。NPNトランジスタTr
22のベースは、抵抗R24,R25の接続点に接続さ
れる。
【0035】ここで、NPNトランジスタTr22のベ
ースと、抵抗R24,R25とは、操作スイッチSW2
0の状態を検出する操作スイッチ検出回路23となって
おり、マイクロコンピュータ22は、直流電源電圧が供
給されてから操作スイッチ検出回路23の出力が1回目
のオンを示した場合に、スイッチ素子21をオフからオ
ンに切換え、2回目のオンを示した場合に、スイッチ素
子21を設定されたモードに基づいて制御し、3回目の
オンを示した場合に、スイッチ素子21をオフに制御す
る。
【0036】図中、ダイオードD20のカソードは、ダ
イオードD21のカソードに接続される。ダイオードD
21のアノードは、マイクロコンピュータ22のリセッ
ト端子RESETに接続されるとともに、コンデンサC
21を介してダイオードブリッジ17の負極側の直流出
力端子に接続される。
【0037】また、ダイオードD20のカソードは、発
光表示手段31を介してマイクロコンピュータ22の出
力ポートr42,r43に接続される。
【0038】さらに詳細に説明すると、発光表示手段3
1は、発光ダイオードD31と、抵抗R31,R32と
から構成されている。
【0039】発光ダイオードD31は、そのアノードが
ダイオードD20のカソードに接続され、その発光ダイ
オードD31のカソードがそれぞれ抵抗R31,R32
を介してそれぞれマイクロコンピュータ22の出力ポー
トr42,r43に接続される。
【0040】また、ダイオードD20のカソードは、そ
れぞれ抵抗R33,R34を介してそれぞれジャンパー
チップJ1,J2の一端に接続されている。ジャンパー
チップJ1,J2の一端は、マイクロコンピュータ22
の入力ポートr81,r82に接続される。ジャンパー
チップJ1,J2の他端は、ダイオードブリッジ17の
負極側の直流出力端子に接続される。
【0041】選択操作スイッチ41は、コモン端子Cが
ダイオードブリッジ17の負局側の直流出力端子に接続
され、端子A1,A2,A3がマイクロコンピュータ2
2の入力ポートr50,r51,r52にそれぞれ接続
される。
【0042】マイクロコンピュータ22の端子XIN,X
OUT は、基本クロック周波数発振素子42に接続され
る。基本クロック周波数発振素子42により、マイクロ
コンピュータ22は、4MHzの基本クロック周波数信
号を発振する。これにより、マイクロコンピュータ22
は、4MHzの基本クロック周波数で動作する。
【0043】このような接続により、状態表示機能付遅
れスイッチ13は、操作スイッチSW20と、相対的に
明るい照度と暗い照度を交互に切り換えて点灯させる明
暗点灯状態を含む複数の状態に制御される発光表示手段
31と、前記操作スイッチSW20の操作に基づいて負
荷を遅れ停止状態を含む複数の状態に切換えて制御する
とともに、この負荷の制御に対応して、前記発光表示手
段の記発光表示手段31の制御を行う制御回路のマイク
ロコンピュータ22と、を具備している。
【0044】また本実施例は、状態表示装置となってお
り、この状態表示装置は、相対的に明るい照度と暗い照
度を交互に切り換えて点灯させる明暗点灯状態に制御さ
れる発光表示手段31と、少なくとも2つ以上の動作モ
ード毎に、前記発光表示手段31の明暗の点灯間隔を変
更することで、各動作モードを表示する制御回路のマイ
クロコンピュータ22と、から構成される。
【0045】マイクロコンピュータ22と発光表示手段
31とによる明暗点灯について、以下に詳細に説明す
る。
【0046】抵抗R31,R32は、その抵抗値がR3
1<R32の関係になっている。
【0047】マイクロコンピュータ22の出力ポートr
42,r43がそれぞれローレベル(オン状態),ハイ
レベル(オフ状態)の場合、発光ダイオードD31から
の電流が抵抗R31を流れ、発光ダイオードD31は、
明点灯する。出力ポートr42,r43がそれぞれハイ
レベル,ローレベルの場合、発光ダイオードD31から
の電流が抵抗R32を流れ、発光ダイオードD31は、
暗点灯する。このような作用は、マイクロコンピュータ
22内のプログラムで行われる。
【0048】マイクロコンピュータ22内の基本クロッ
ク周波数は4MHzであり、この基本クロック周波数を
2の13乗=8192で分周すると、488Hzとな
る。この頻度で割り込みを発生させても、マイクロコン
ピュータ22のプログラム上では特に問題にならない。
そこで、488割り込みが発生したとき、1秒経過した
ことを意味するので、1秒フラグを立てる。今、抵抗R
31側の出力ポートr42をローレベルとし、抵抗R3
2側の出力ポートr43をハイレベルとすることにより
明るい状態で発光ダイオードD31の点灯を行わせ、1
秒フラグをリセットして、明点灯フラグを立てる。次の
1秒フラグが立った時、明点灯フラグが立っていれば、
抵抗R31側の出力ポートr42をハイレベルとし、抵
抗R32側の出力ポートr43をローレベルとすること
により暗い状態で発光ダイオードD31の点灯を行わ
せ、明点灯フラグをリセットし、1秒フラグもリセット
する。この繰り返しで、発光ダイオードD31を1秒毎
に切換えて明暗点灯している。さらに、割込み回数を増
大、例えば674回とすると、1.3秒毎に切換えて明
暗点灯し、割込み回数を減少、例えば342回とする
と、0.7秒毎に切換えて明暗点灯する。この程度のサ
イクルの差があれば、3つのモードを表示することがで
きる。
【0049】また、明暗点灯としては、明点灯の状態の
照度を100%、明点灯の状態の照度を50%から60
%とすることにより、判別が容易で不快感の少ない明暗
点灯が可能である。
【0050】図3は図1の発明の実施の形態を用いた遅
れ消灯機能付きスイッチの外装部を示す正面図である。
【0051】図3において、符号51は遅れ消灯機能付
きスイッチ50の外装部であり、この外装部51は壁5
2に取り付けられている。外装部51には、プッシュス
イッチ(図1の操作スイッチSW11)の操作部53が
設けられている。操作部53は、押圧されることによ
り、導通状態となり、このことによって、図2の照明器
具12は点灯状態(連続点灯モード)から遅れ消灯状態
(遅れ消灯モード)、消灯状態から点灯状態の切換えを
行う。
【0052】外装部51における左上には、負荷(図2
の照明器具12)が点灯状態の時点灯し、負荷が遅れ消
灯状態のとき明暗点灯し、負荷が消灯状態のとき消灯す
るパイロットランプ54が設けられている。外装部51
における左下には、図1の選択操作スイッチ41の操作
部55が設けられている。
【0053】このような発明の実施の形態のタイマー動
作を以下に説明する。
【0054】ダイオードブリッジ17の出力は、最大値
が約140V、最小値が0Vの非平滑直流電圧となる。
【0055】まず、操作スイッチSW20がオンする
と、立ち上げ用電源回路の電解コンデンサC20が充電
され、定電圧ダイオードD20の特性で得られる電圧と
なり、マイクロコンピュータ22が動作する。と同時に
NPNトランジスタTr22がオンとなり、マイクロコ
ンピュータ22の入力ポートr80の入力はローレベル
(L)となる。マイクロコンピュータ22は、そのプロ
グラムで、入力ポートr80がローレベル(L)となっ
た時、操作スイッチSW20が押されたと判定する。そ
して、直流電源電圧が供給されてから操作スイッチ検出
回路23の出力が1回目のオンを示した場合にスイッチ
素子21をオフからオンに切換え、2回目のオンを示し
た場合に、スイッチ素子21を設定されたモードに基づ
いて制御し、2回目のオンを示した場合に、スイッチ素
子21をオフ制御する。
【0056】ここで、停止状態から電源回路20の操作
スイッチSW20を一時的(例えば0,5秒程度)にオ
ンすると、電解コンデンサC20に電荷が充電され、マ
イクロコンピュータ22に所定値以上の直流電源電圧が
供給される。これにより、マイクロコンピュータ22
は、操作スイッチ検出回路23の出力が1回目のオンを
示ことになるため、スイッチング素子21をオンする。
操作スイッチSW20がオフされても、電解コンデンサ
C20に持続的に充電電流が流れ、マイクロコンピュー
タ22に所定値以上の直流電源電圧が供給され、一方、
ダイオードブリッジ17から充電電流が流れることによ
り、ダイオードブリッ17に電流I1が流れ、トライア
ックQ11の端子T1と、ゲートGの間に接続されたゲ
ート抵抗R11(抵抗値R11)に、トライアックQ1
1を導通状態にするだけのゲート電圧が得られる電圧降
下I1・R11(>ゲートトリガ電圧)が発生し、トラ
イアックQ11を導通状態にする。この場合、第1のス
イッチ素子となるトライアックQ11と第2のスイッチ
素子となるスイッチ素子21は連動してオン・オフされ
ることになる。トライアックQ11が導通状態となる
と、照明器具12に大電流が流れ、照明器具12が点灯
する。この状態では、連続点灯モードとなっており、マ
イクロコンピュータ22は、出力ポートr42,r43
をそれぞれローレベル,ハイレベルで固定し、発光ダイ
オードD31を一定の照度で点灯させる。
【0057】次に、マイクロコンピュータ22は、直流
電源電圧が供給されてから操作スイッチ検出回路23の
出力が2回目のオンを示した場合、ジヤンパーチップJ
1,J2と選択操作スイッチ41により以下の表に示す
モードとなる。
【0058】
【表1】 但し、表中、Oはオープン、Sはショート、連続は連続
点灯モード,0.5HR,1HR,2HR,4HR,8
HRは、それぞれ0.5時間,1時間,2時間,4時
間,8時間の遅れ消灯モードを示している。
【0059】マイクロコンピュータ22は、ジヤンパー
チップJ1,J2と選択操作スイッチ41により遅れ消
灯モードに設定されている場合、設定された時間が経過
すると、スイッチ素子21をオフする。これにより、電
解コンデンサC20への充電電流が無くなり、マイクロ
コンピュータ22が停止するとともに、トライアックQ
11が非導通状態となり、照明器具12が消灯する。こ
の設定された時間が経過して消灯するまでの状態では、
遅れ消灯モードとなっており、マイクロコンピュータ2
2は、発光ダイオードD31を明暗点灯させる。マイク
ロコンピュータ22は、ジヤンパーチップJ1,J2と
選択操作スイッチ41により連続消灯モードに設定され
ている場合、発光ダイオードD31を一定の照度で点灯
させる。
【0060】次に、マイクロコンピュータ22は、直流
電源電圧が供給されてから操作スイッチ検出回路23の
出力が3回目のオンを示した場合、消灯モードとなり、
直ぐにスイッチ素子21をオフする。これにより、マイ
クロコンピュータ22が停止するとともに、照明器具1
2が消灯する。マイクロコンピュータ22が停止する
と、発光ダイオードD31には電流が流れなくなり、消
灯する。
【0061】このような発明の実施の形態によれば、少
なくとも一つのモードで発光ダイオードD31パイロッ
トランプを明暗点灯させている。この場合の明暗点灯
は、明滅点灯に比べて、パイロットランプを一瞬しか見
なかった場合、パイロットランプが消灯状態であると誤
認する可能性が低く、パイロットランプの状態を誤認す
る確率を低下させることができる。また、明暗点灯は、
明滅点灯に比べて的な不快感が低く、パイロットランプ
による表示の煩わしさを低減でき、ユーザーに好印象を
与えることができる。
【0062】尚、図1乃至図3に示した発明の実施の形
態では、負荷を照明器具としたが、換気扇など他の負荷
を用いてよい。また、図1乃至図3に示した発明の実施
の形態では、負荷の作動状態、遅れ停止状態及び停止状
態の3つの状態に対して、それぞれ発光表示手段31の
一定照度による点灯状態、相対的に明るい照度と暗い照
度を交互に切り換えて点灯させる明暗点灯状態及び消灯
状態にそれぞれ対応させたが、負荷の作動状態、遅れ停
止状態に対して、発光表示手段31の明暗点灯状態、一
定照度による点灯状態に対応させてもよく、さらに負荷
が停止状態にあっても、マイクロコンピュータ22を動
作状態となるように構成すれば、負荷の作動状態と発光
表示手段31の状態を任意に組合わせることができる。
さらに、明暗点灯の周期を切換えることにより、多くの
状態やモードを表示することも可能である。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、パイロットランプの状
態を誤認する確率を低下させるとともに、パイロットラ
ンプによる表示の煩わしさを低減でき、ユーザーに好印
象を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る状態表示機能付遅れスイッチの実
施の形態を示す回路図。
【図2】図1の状態表示機能付遅れスイッチを適用した
照明システムにを示すブロック図。
【図3】図1の発明の実施の形態を用いた遅れ消灯機能
付きスイッチの外装部を示す正面図。
【図4】従来の保持型スイッチを用いた遅れ消灯機能付
きスイッチの外装部を示す正面図。
【図5】図4の遅れ消灯機能付きスイッチの操作部の動
作を示す説明図。
【図6】従来のプッシュスイッチを用いた遅れ消灯機能
付きスイッチの外装部を示す正面図。
【図7】図6の遅れ消灯機能付きスイッチの操作部の動
作を示す説明図。
【符号の説明】
11 交流電源 12 照明器具 20 立ち上げ用電源回路 21 スイッチ素子 22 マイクロコンピュータ 31 発光表示手段 Q11 トライアック SW20 操作スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作スイッチと、 相対的に明るい照度と暗い照度を交互に切り換えて点灯
    させる明暗点灯状態を含む複数の状態に制御される発光
    表示手段と、 前記操作スイッチの操作に基づいて負荷を遅れ停止状態
    を含む複数の状態に切換えて制御するとともに、この負
    荷の制御に対応して、前記発光表示手段の記発光表示手
    段の制御を行う制御回路と、 を具備したことを特徴とする状態表示機能付遅れスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 相対的に明るい照度と暗い照度を交互に
    切り換えて点灯させる明暗点灯状態に制御される発光表
    示手段と、 少なくとも2つ以上の動作モード毎に、前記発光表示手
    段の明暗の点灯間隔を変更することで、各動作モードを
    表示する制御回路と、 を具備したことを特徴とする状態表示装置。
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JP2011198673A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Koyo Denshi Kogyo:Kk Ledの調光方法及び調光装置

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