JP4727796B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリセルアレイを備えた半導体集積回路に関し、特に、メモリセルにおける記憶ノードと電源端とのショートを検出して特定し、歩留まりの向上を図ることができる半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16は、半導体集積回路におけるSRAMのメモリセルの従来例を示した回路図であり、図17では、図16において正側電源端と記憶ノードBがマイクロショートした場合を示し、図18では、図16において記憶ノードAと負側電源端がマイクロショートした場合を示している。
半導体集積回路におけるメモリセルの製造過程では、図17で示しているように、メモリセル用の正側電源電圧VCCMが印加されるメモリセル用正側電源端101とメモリセル100における記憶ノードBとの間で、エッチング残や異物等によってマイクロショートが発生する場合がある。該マイクロショートが発生した部分には高抵抗108が形成され、メモリセル用正側電源端101と記憶ノードBとの間が、該高抵抗108で接続されることになる。
【0003】
同様に、半導体集積回路におけるメモリセルの製造過程では、図18で示しているように、接地されたメモリセル用負側電源端102とメモリセル100における記憶ノードAとの間で、エッチング残や異物等によってマイクロショートが発生する場合がある。該マイクロショートが発生した部分には高抵抗108が形成され、記憶ノードAとメモリセル用負側電源端102との間が、該高抵抗108で接続されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、Pチャネル形MOSトランジスタ(以下、PMOSと呼ぶ)104のドレインとNチャネル形MOSトランジスタ(以下,NMOSと呼ぶ)106のドレインとの接続部をなす記憶ノードBの電圧レベルがLowレベルの場合、図17で示しているように、メモリセル用正側電源端101から高抵抗108及びNMOS106を介して接地へ貫通電流が流れる。該貫通電流は、メモリセルがスタンバイ状態にあるときにおいても流れることから、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0005】
しかし、高抵抗108の抵抗値が、NMOS106のオン抵抗値と比較して十分に大きい場合、半導体チップのファンクション上では特に影響を及ぼさず、半導体チップとして、スタンバイ電流が増加する現象しか見出すことができない。すなわち、スタンバイ電流が増加しているメモリセルを特定することができず、半導体チップが冗長回路を有している場合においても救済することができず、不良チップとして処理されるという問題があった。
【0006】
また、PMOS103のドレインとNMOS105のドレインとの接続部をなす記憶ノードAの電圧レベルがHighレベルの場合、図18で示しているように、メモリセル用正側電源端101からPMOS103及び高抵抗108を介して接地へ貫通電流が流れる。該貫通電流は、メモリセルがスタンバイ状態にあるときにおいても流れることから、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0007】
しかし、高抵抗108の抵抗値が、PMOS103のオン抵抗値と比較して十分に大きい場合、半導体チップのファンクション上では特に影響を及ぼさず、半導体チップとして、スタンバイ電流が増加する現象しか見出すことができない。すなわち、スタンバイ電流が増加しているメモリセルを特定することができず、半導体チップが冗長回路を有している場合においても救済することができず、不良チップとして処理されるという問題があった。
【0008】
一方、図19で示すように、メモリセルアレイ123用の各電源パッド111,112と周辺回路121,122用の各電源パッド113,114を設けることによって、例えばスタンバイ電流不良が周辺回路121,122に起因するものなのか、メモリセルアレイ123に起因するものなのかを判別することができ、プロセスの改善を図る点で効果があった。しかし、メモリセルアレイ123に起因したスタンバイ電流不良があった場合、図19で示したような構成ではメモリセルアレイ123におけるどのメモリセルが原因で不良になったのかを特定することは困難であり、従って冗長回路を用いて救済することができなかった。
【0009】
一方、特開平8−45299号公報では、半導体記憶装置及びメモリセルのDC電流不良検出方法が開示されており、特開平8−138399号公報では、スタンバイ電流不良等に対する救済を目的とした半導体装置が開示されている。しかし、該各公報は、不良メモリセルを特定して救済する方法を示したものではなく、本発明と異なるものである。
【0010】
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、スタンバイ電流不良等の直流電流不良時における不良メモリセルを特定して救済することができ、半導体チップの歩留まりを向上させることができる半導体集積回路を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
上記各メモリセルは、
製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1正側電源電圧が印加される第1正側電源端と、
上記ウエハテスト時に、上記第1正側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2正側電源電圧が印加される第2正側電源端と、
所定の負側電源電圧が印加される負側電源端と、
上記第1正側電源端及び負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
上記第2正側電源端及び負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各PMOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端と、
を備え、
上記第1正側電源端及び第2正側電源端は、通常動作時に共通の正側電源電圧がそれぞれ印加され、
上記Nウェル電圧入力端は、上記ウエハテスト時に第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧が印加されるものである。
【0015】
この発明に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
上記各メモリセルは、
所定の正側電源電圧が印加される正側電源端と、
製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1負側電源電圧が印加される第1負側電源端と、
上記ウエハテスト時に、上記第1負側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2負側電源電圧が印加される第2負側電源端と、
上記正側電源端及び第1負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
上記正側電源端及び第2負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
を備え
上記第1負側電源端及び第2負側電源端は、通常動作時に共通の負側電源電圧がそれぞれ印加されるものである。
【0017】
また、この発明に係る半導体集積回路は、各メモリセルに、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端を備えるようにしてもよい。
【0018】
また、この発明に係る半導体集積回路は、具体的には、上記Pウェル電圧入力端には、上記ウエハテスト時に第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧が印加されるものである。
【0019】
この発明に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
上記各メモリセルは、
製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1正側電源電圧が印加される第1正側電源端と、
上記ウエハテスト時に所定の第1負側電源電圧が印加される第1負側電源端と、
上記ウエハテスト時に、上記第1正側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2正側電源電圧が印加される第2正側電源端と、
上記ウエハテスト時に、上記第1負側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2負側電源電圧が印加される第2負側電源端と、
上記第1正側電源端及び第1負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
上記第2正側電源端及び第2負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
を備え
上記第1正側電源端及び第2正側電源端は、通常動作時に共通の正側電源電圧がそれぞれ印加されると共に、上記第1負側電源端及び第2負側電源端は、通常動作時に共通の負側電源電圧がそれぞれ印加されるものである。
【0021】
また、この発明に係る半導体集積回路は、各メモリセルに、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端と、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端とを備えるようにしてもよい。
【0022】
また、この発明に係る半導体集積回路は、具体的には、上記Nウェル電圧入力端には、上記ウエハテスト時に第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧が印加されると共に、上記Pウェル電圧入力端には、上記ウエハテスト時に第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧が印加されるものである。
【0024】
また、この発明に係る半導体集積回路は、上記メモリアレイに共通に第1の負電源電圧を印加する第1の共通配線と、
上記メモリアレイに共通に第2の負電源電圧を印加する第2の共通配線と、
上記メモリセルアレイの所定のメモリセル群ごとに設けられて上記第1負側電源電圧を印加する第1の配線と、
上記メモリセルアレイの上記所定のメモリセル群ごとに設けられて上記第2負側電源電圧を印加する上記第1の配線とは異なる第2の配線を備え、
さらに
上記第1の配線に対応して上記第1の共通配線との接続を切断するための第1のヒューズと、
上記第2の配線に対応して上記第2の共通配線との接続を切断するための第2のヒューズとを含むようにしてもよい。
【0025】
また、この発明に係る半導体集積回路は、具体的には、上記第1のヒューズと第2のヒューズを、上記メモリアレイを挟んで配置したものである。
【0026】
また、この発明に係る半導体集積回路は、具体的には、上記第1の配線と上記第2の配線を、断面視で間に絶縁体を挟み平面視で重なるよう配置し、第1のヒューズと第2のヒューズも断面視で間に絶縁体を挟み平面視で重なるよう配置したものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における半導体集積回路の例を示した回路図であり、図1では、半導体集積回路におけるSRAMのメモリセルを例にして示している。
【0029】
図1において、SRAMのメモリセル1は、負荷をなすPチャネル形MOSトランジスタ(以下、PMOSと呼ぶ)2,3、フリップフロップを形成するNチャネル形MOSトランジスタ(以下、NMOSと呼ぶ)4,5及び該フリップフロップへのデータの書き込み及び読み出しを行うアクセス用のNMOS6,7で構成されている。PMOS2とNMOS4、及びPMOS3とNMOS5はそれぞれインバータ回路を形成しており、PMOS2とNMOS4で形成されたインバータ回路を第1インバータ回路8とし、PMOS3とNMOS5で形成されたインバータ回路を第2インバータ回路9とする。
【0030】
メモリセル用の第1正側電源端10とメモリセル用の第1負側電源端11との間には、PMOS2とNMOS4が直列に接続されており、第1インバータ回路8の出力端をなすPMOS2とNMOS4との接続部が記憶ノードAをなしている。また、メモリセル用の第2正側電源端12とメモリセル用の第2負側電源端13との間には、PMOS3とNMOS5が直列に接続されており、第2インバータ回路9の出力端をなすPMOS3とNMOS5との接続部が記憶ノードBをなしている。記憶ノードAには、第1インバータ回路8の入力端をなすPMOS3とNMOS5の各ゲートがそれぞれ接続され、記憶ノードBには、第2インバータ回路9の入力端をなすPMOS2とNMOS4の各ゲートがそれぞれ接続されている。
【0031】
更に、ビット線対をなす一方のビット線BL1と記憶ノードAとの間には、NMOS6が接続されており、該NMOS6のゲートはワード線WLに接続されている。同様にビット線対をなす他方のビット線BL2と記憶ノードBとの間には、NMOS7が接続されており、該NMOS7のゲートはワード線WLに接続されている。なお、ビット線BL1の信号レベルは、ビット線BL2の信号レベルを反転させたものである。
【0032】
このような構成において、図2で示すように、第2正側電源端12と記憶ノードBとの間で、エッチング残や異物等によってマイクロショートが発生すると、該マイクロショートが発生した部分には高抵抗15が形成され、第2正側電源端12と記憶ノードBとの間が、該高抵抗15で接続されることになる。記憶ノードBの電圧レベルがLowレベルの場合、第2正側電源端12から高抵抗15及びNMOS5を介して第2負側電源端13へ貫通電流が流れる。該貫通電流は、メモリセルがスタンバイ状態にあるときにおいても流れることから、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0033】
ここで、製造過程におけるウエハテスト時において、第1正側電源端10に印加される第1正側電源電圧VCCLを、第2正側電源端12に印加される第2正側電源電圧VCCR未満にすると共に、第1負側電源端11に印加される第1負側電源電圧GNDLを、第2負側電源端13に印加される第2負側電源電圧GNDR未満にして、高抵抗15への電流供給能力を向上させる。このようにすることによって、高抵抗15への電流供給能力が、NMOS5の電流ドライブ能力に匹敵するようになると、記憶ノードBの電圧が上昇し、記憶ノードBの電圧レベルがLowレベルからHighレベルに反転する。このため、メモリセル1にマイクロショートが発生していることを検出することができる。
【0034】
次に、図3で示すように、記憶ノードAと第1負側電源端11との間で、エッチング残や異物等によってマイクロショートが発生すると、該マイクロショートが発生した部分には高抵抗15が形成され、記憶ノードAと第1負側電源端11との間が、該高抵抗15で接続されることになる。記憶ノードAの電圧レベルがHighレベルの場合、第1正側電源端10からPMOS2及び高抵抗15を介して第1負側電源端11へ貫通電流が流れる。該貫通電流は、メモリセルがスタンバイ状態にあるときにおいても流れることから、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0035】
ここで、製造過程におけるウエハテスト時において、第1正側電源端10に印加される第1正側電源電圧VCCLを、第2正側電源端12に印加される第2正側電源電圧VCCR未満にすると共に、第1負側電源端11に印加される第1負側電源電圧GNDLを、第2負側電源端13に印加される第2負側電源電圧GNDR未満にして、高抵抗15への電流供給能力を向上させる。このようにすることによって、高抵抗15への電流供給能力が、PMOS2の電流ドライブ能力に匹敵するようになると、記憶ノードAの電圧が下降し、記憶ノードAの電圧レベルがHighレベルからLowレベルに反転する。このため、メモリセル1にマイクロショートが発生していることを検出することができる。
【0036】
なお、図2及び図3では、記憶ノードAがHighレベルで記憶ノードBがLowレベルの場合を例にして説明したが、記憶ノードAがLowレベルで記憶ノードBがHighレベルの場合、GNDL>GNDR、VCCL>VCCRとすることによって、上記のようなマイクロショートが発生した場合に、記憶ノードA及び記憶ノードBのレベルを反転させることができる。
【0037】
図4は、図1で示した半導体集積回路のパッド配置例を示した図である。図4で示しているように、半導体チップ20上において、メモリセルアレイ21には、各メモリセルの第1正側電源端10に接続されるVCCLパッド22、及び各メモリセルの第2正側電源端12に接続されるVCCRパッド23が接続されている。更に、メモリセルアレイ21には、各メモリセルの第1負側電源端11に接続されるGNDLパッド24、及び各メモリセルの第2負側電源端13に接続されるGNDRパッド25が接続されている。また、周辺回路26,27の各正側電源端は、周辺回路用の正側電源電圧VCCが印加されるVCCパッド28に接続され、周辺回路26,27の各負側電源端は、周辺回路用の負側電源電圧が印加されるGNDパッド29に接続されている。
【0038】
また、図5は、図1で示したメモリセルのチップレイアウト例を示した図であり、図5では、主にチップ上に形成された各種配線の配線例を示している。図5において、31はスルーホール、32はコンタクト、33はポリ配線、34は第1メタル配線、35は第2メタル配線、36は第3メタル配線を示している。図5からも分かるように、第1正側電源電圧VCCL及び第2正側電源電圧VCCR、第1負側電源電圧GNDL及び第2負側電源電圧GNDRが印加される各第1メタル配線36は、それぞれ独立して配線されている。このことから、VCCL印加用配線、VCCR印加用配線、GNDL用配線及びGNDR用配線をそれぞれ容易に設けることができる。
【0039】
このような半導体集積回路において、メモリセルアレイ21と周辺回路26,27には、異なる正側電源電圧が印加されると共に異なる負側電源電圧が印加されている。各製造過程におけるウエハテスト時には、VCCLパッド22及びVCCRパッド23には、記憶ノードA及びBの各電圧レベルに応じて、それぞれ異なる正側電源電圧を印加することができ、GNDLパッド24及びGNDRパッド25には、記憶ノードA及びBの各電圧レベルに応じて、それぞれ異なる負側電源電圧を印加することができる。
【0040】
このように、製造過程におけるウエハテスト時において、第1インバータ回路8の正側電源端をなす第1正側電源端10と、第2インバータ回路9の正側電源端をなす第2正側電源端12にそれぞれ異なる正側電源電圧を印加すると共に、第1インバータ回路8の負側電源端をなす第1負側電源端11と、第2インバータ回路9の負側電源端をなす第2負側電源端13にそれぞれ異なる負側電源電圧を印加する。
【0041】
すなわち、ウエハテスト時において、まず最初にVCC=VCCL<VCCR、GNDL<GNDR=GNDとなるように各電圧を設定してメモリセルの各記憶ノードにおける変化の有無を調べる。次に、VCC=VCCR<VCCL、GNDR<GNDL=GNDとなるように各電圧を設定してメモリセルの各記憶ノードにおける変化の有無を調べる。このようにすることによって、記憶ノードと各正側電源端及び/又は記憶ノードと各負側電源端との間でマイクロショートが発生している場合に、各記憶ノードA及びBの電圧レベルを反転させることができる。
【0042】
このようにして、不良メモリセルの検出を行い、ウエハテスト終了後に、アセンブリによって、VCCLパッド22、VCCRパッド23及びVCCパッド28が接続されると共に、GNDLパッド24、GNDRパッド25及びGNDパッド29が接続される。
【0043】
次に、不良メモリセルが検出されたときの救済方法について、図6を用いて説明する。
図6において、メモリセルアレイ21は、m(mは、m>0の自然数)行n(nは、n>1の自然数)列のマトリックス状に配置された各メモリセルで構成されており、メモリセルアレイ21の各列ごとに対応するヒューズFL1〜FLnを介してVCCLパッド22から第1正側電源電圧VCCLが印加されている。更に、各メモリセルには、メモリセルアレイ21の各列ごとに対応するヒューズFR1〜FRnを介してVCCRパッド23から第2正側電源電圧VCCRが印加されている。
【0044】
ここで、例えば少なくとも1列、例えばn列目の各メモリセル(図6の斜線で示した部分)を冗長メモリセルとし、上記不良メモリセルの検出を行った結果、1列目の各メモリセルの1つが不良メモリセル41であることが判明すると、該不良メモリセル41に接続されているヒューズFL1及びFR1を、レーザトリミング等によってそれぞれ切断する。
【0045】
ヒューズFL1及びFR1を切断された1列目の各メモリセルの代わりに、冗長メモリセルであるn列目の各メモリセルを置換して使用し、不良メモリセル41がn列目の置換メモリセル42に置換される。このようにすることによって、不良メモリセル41に接続されているヒューズFL1及びFR1が切断され、不良メモリセル41に正側電源電圧の供給が遮断されることからスタンバイ電流の不良の発生を防止することができ、半導体チップの歩留まりが向上する。
【0046】
なお、図6では、ヒューズFL1〜FLn及びFR1〜FRnが交互に1列に配置されていたが、図7で示すように、メモリセルアレイ21を挟んで交互にヒューズFL1〜FLn及びFR1〜FRnを配置するようにしてもよい。このようにすることによって各ヒューズの配置ピッチを大きくすることができるため、ヒューズの切断を容易に行うことができる。
【0047】
更に、図7に対して、図8で示すように、各メモリセルに第1正側電源電圧VCCLを供給する電源線Aと、各メモリセルに第2正側電源電圧VCCRを供給する電源線Bを2層構造にすることにより、ヒューズの配置ピッチ及び各電源線の配置ピッチをそれぞれ大きくすることができる。このため、一層容易にヒューズを切断することができ、かつ同一配線層間のショートがなくなることから、結果として半導体チップの歩留まりを向上させることができる。図8において、図8(b)は、図8(a)に示したA−A’部分の配線の断面を示している。
【0048】
また、図8に対して、図9で示すように、ヒューズFLi(iは、1≦i≦nの自然数)とヒューズFRiを2層構造にしたヒューズFiを使用すると共に、図6で示したようにヒューズF1〜Fnを1列に配置するようにしてもよい。このようにすることにより、ヒューズの配置ピッチ及び電源線のピッチをそれぞれ大きくすることができ、一層容易にヒューズを切断することができると共にレイアウト面積の低減を図ることができる。図9において、図9(b)は、図9(a)に示したB−B’部分のヒューズFnの断面を示している。
【0049】
なお、図6から図9では、メモリセルアレイ21に第1正側電源電圧VCCL及び第2正側電源電圧VCCRを印加するための配線にヒューズを挿入した場合を例にして説明したが、言うまでもなく、メモリセルアレイ21に第1負側電源電圧GNDL及び第2負側電源電圧GNDRを印加するための配線にヒューズを挿入するようにしてもよく、このようにした場合においても同様の効果を得ることができる。
【0050】
このように、本実施の形態1における半導体集積回路は、SRAMのメモリセル1を構成する2つのインバータ回路8,9に対して、製造過程で行うウエハテスト時に、正側電源電圧及び負側電源電圧をそれぞれ個別に印加してマイクロショートが発生した不良メモリセルの検出を行い、検出した不良メモリセルに対して配線に挿入されたヒューズを切断することにより正側電源電圧又は負側電源電圧の印加を遮断すると共に、不良メモリセルをメモリセルアレイ内にあらかじめ設けた冗長メモリセルに置き換えるようにした。このことから、マイクロショートが発生したメモリセルを容易に検出して特定することができるため、該マイクロショートが発生してスタンバイ電流不良等の直流電流不良が発生したメモリセルを、冗長メモリセルに置き換えることによって、半導体チップの歩留まりを向上させることができる。
【0051】
実施の形態2.
上記実施の形態1において、PMOS2及び3に対してNウェル電圧VCCNを、NMOS4及び5に対してPウェル電圧GNDPを印加するようにしてもよく、このようにしたものを本発明の実施の形態2とする。
図10は、本発明の実施の形態2における半導体集積回路の例を示した回路図であり、図10においても、半導体集積回路におけるSRAMのメモリセルを例にして示している。なお、図10では、図1と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。
【0052】
図10における図1との相違点は、PMOS2及び3の各NウェルにそれぞれNウェル電圧VCCNを印加することと、NMOS4及び5の各PウェルにそれぞれPウェル電圧GNDPを印加したことにある。このことから、図1のPMOS2をPMOS2aに、図1のPMOS3をPMOS3aに、図1のNMOS4をNMOS4aに、図1のNMOS5をNMOS5aにし、これらに伴って、図1の第1インバータ回路8を第1インバータ回路8aに、図1の第2インバータ回路9を第2インバータ回路9aに、図1のメモリセル1をメモリセル51にした。
【0053】
図10において、PMOS2a及び3aの各Nウェルは、Nウェル電圧入力端52にそれぞれ接続されて、Nウェル電圧VCCNが印加されている。また、NMOS4a及び5aの各Pウェルは、Pウェル電圧入力端53にそれぞれ接続されて、Pウェル電圧GNDPが印加されている。
このような構成において、図2で示したような第2正側電源端12と記憶ノードBとの間でマイクロショートが発生すると、記憶ノードBの電圧レベルがLowレベルの場合、第2正側電源端12から高抵抗15及びNMOS5aを介して第2負側電源端13へ貫通電流が流れ、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0054】
ここで、製造過程におけるウエハテスト時において、VCCL<VCCR=VCCNにすると共にGNDP=GNDL<GNDRにすることによって高抵抗15への電流供給能力を向上させると共に、基板効果によってNMOS5aの電流供給能力を弱めることができる。このようにすることによって、高抵抗15への電流供給能力が、NMOS5aの電流ドライブ能力に匹敵するようになると、記憶ノードBの電圧が上昇し、記憶ノードBの電圧レベルがLowレベルからHighレベルに反転する。
【0055】
次に、図3で示すような記憶ノードAと第1負側電源端11との間でマイクロショートが発生すると、記憶ノードAの電圧レベルがHighレベルの場合、第1正側電源端10からPMOS2a及び高抵抗15を介して第1負側電源端11へ貫通電流が流れ、SRAMが形成された半導体チップはスタンバイ不良となる。
【0056】
図2の場合と同様に、ウエハテスト時において、VCCL<VCCR=VCCNにすると共にGNDP=GNDL<GNDRにすることによって高抵抗15への電流供給能力を向上させると共に、基板効果によってPMOS2aの電流供給能力を弱めることができる。このようにすることによって、高抵抗15への電流供給能力が、PMOS2aの電流ドライブ能力に匹敵するようになると、記憶ノードAの電圧が下降し、記憶ノードAの電圧レベルがHighレベルからLowレベルに反転する。
【0057】
なお、記憶ノードAがHighレベルで記憶ノードBがLowレベルの場合を例にして説明したが、記憶ノードAがLowレベルで記憶ノードBがHighレベルの場合、GNDL>GNDR=GNDP、VCCN=VCCL>VCCRとすることによって、上記のようなマイクロショートが発生した場合に、記憶ノードA及び記憶ノードBのレベルを反転させることができる。
【0058】
図11は、図10で示した半導体集積回路のパッド配置例を示した図である。なお、図11では、図4と同じものは同じ符号で示しており、ここではその説明を省略する共に図10との相違点のみ説明する。図11における図4との相違点は、メモリセルアレイ21にNウェル電圧入力端52に接続されるVCCNパッド55と、Pウェル電圧入力端53に接続されるGNDPパッド56とを設けたことにある。これに伴って、図4の半導体チップ20を半導体チップ20aに、図4のメモリセルアレイ21をメモリセルアレイ21aにした。
【0059】
このような構成において、製造過程におけるウエハテスト時において、第1インバータ回路8aの正側電源端をなす第1正側電源端10と、第2インバータ回路9aの正側電源端をなす第2正側電源端12と、Nウェル電圧入力端52にそれぞれ異なる電源電圧を印加すると共に、第1インバータ回路8aの負側電源端をなす第1負側電源端11と、第2インバータ回路9aの負側電源端をなす第2負側電源端13と、Pウェル電圧入力端53にそれぞれ異なる負側電源電圧を印加する。
【0060】
すなわち、ウエハテスト時において、まず最初にVCC=VCCL<VCCR=VCCN、GNDP=GNDL<GNDR=GNDとなるように各電圧を設定してメモリセルの各記憶ノードにおける変化の有無を調べる。次に、VCC=VCCR<VCCL=VCCN、GNDP=GNDR<GNDL=GNDとなるように各電圧を設定してメモリセルの各記憶ノードにおける変化の有無を調べる。このようにすることによって、記憶ノードと各正側電源端及び/又は記憶ノードと各負側電源端との間でマイクロショートが発生している場合に、各記憶ノードA及びBの電圧レベルを反転させることができる。
【0061】
このようにして、不良メモリセルの検出を行い、ウエハテスト終了後に、アセンブリによって、VCCLパッド22、VCCRパッド23、VCCパッド28及びVCCNパッド55が接続されると共に、GNDLパッド24、GNDRパッド25、GNDパッド29及びGNDPパッド56が接続される。なお、不良メモリセルが検出されたときの救済方法は、上記実施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0062】
このように、本実施の形態2における半導体集積回路は、上記実施の形態1における半導体集積回路に対して、更に、PMOS2a及び3aに対してNウェル電圧VCCNを印加するためのNウェル電圧入力端52、及びNMOS4a及び5aに対してPウェル電圧GNDPを印加するためのPウェル電圧入力端53をそれぞれ設け、ウエハテスト時において、PMOS2a及び3aに対してNウェル電圧VCCNを、NMOS4a及び5aに対してPウェル電圧GNDPを、正側電源電圧及び負側電源電圧と共にそれぞれ個別に印加してマイクロショートが発生した不良メモリセルの検出を行うようにした。このことから、上記実施の形態1と同様の効果を得ることができると共に、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0063】
なお、上記実施の形態1及び実施の形態2では、ウエハテスト時に、VCCL<VCCRにすると共にGNDL<GNDRになるようにして不良メモリセルの検出を行うようにしたが、VCCL<VCCR又はGNDL<GNDRのいずれかになるようにしても不良メモリセルの検出を行うことができる。
【0064】
また、上記実施の形態1及び実施の形態2では、第1正側電源端10、第1負側電源端11、第2正側電源端12及び第2負側電源端13を設けた場合を例にして示したが、第1正側電源端10及び第2正側電源端12のみを設けるようにしてもよく、このようにした場合、第1及び第2インバータ回路には同じ電圧の負側電源電圧、例えば図12及び図13のように接地電圧が印加される。
【0065】
同様に、第1負側電源端11及び第2負側電源端13のみを設けるようにしてもよく、このようにした場合、第1及び第2インバータ回路には同じ電圧の正側電源電圧、例えば図14及び図15のようにメモリセル用の正側電源電圧VCCMが印加される。これらのようにした場合の不良メモリセルの検出動作及び不良メモリセル発生時の救済方法は、上記実施の形態1及び実施の形態2で説明した動作と同様であることからその詳細な説明を省略する。
【0066】
【発明の効果】
請求項1に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルを構成する2つのインバータ回路に対して、製造過程で行うウエハテスト時に、正側電源電圧をそれぞれ個別に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生し高抵抗が形成されたメモリセルを容易に検出して特定することができ、該メモリセルを冗長メモリセルに置き換えることによって歩留まりを向上させることができる。
【0067】
請求項2に係る半導体集積回路は、請求項1において、通常動作時には、第1正側電源端及び第2正側電源端に同じ正側電源電圧をそれぞれ印加するようにした。このことから、通常動作時に所定の動作を行うようにすることができる。
【0068】
請求項3に係る半導体集積回路は、請求項1又は請求項2のいずれかにおいて、更に、各メモリセルにおける第1及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端を備えた。このことから、Nウェル電圧入力端に印加する電圧によって、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0069】
請求項4に係る半導体集積回路は、請求項3において、具体的には、ウエハテスト時に、第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧を、Nウェル電圧入力端に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0070】
請求項5に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルを構成する2つのインバータ回路に対して、製造過程で行うウエハテスト時に、負側電源電圧をそれぞれ個別に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生し高抵抗が形成されたメモリセルを容易に検出して特定することができ、該メモリセルを冗長メモリセルに置き換えることによって歩留まりを向上させることができる。
【0071】
請求項6に係る半導体集積回路は、請求項5において、通常動作時には、第1負側電源端及び第2負側電源端に同じ負側電源電圧をそれぞれ印加するようにした。このことから、通常動作時に所定の動作を行うようにすることができる。
【0072】
請求項7に係る半導体集積回路は、請求項5又は請求項6のいずれかにおいて、更に、各メモリセルにおける第1及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端を備えた。このことから、Pウェル電圧入力端に印加する電圧によって、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0073】
請求項8に係る半導体集積回路は、請求項7において、具体的には、ウエハテスト時に、第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧を、Pウェル電圧入力端に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0074】
請求項9に係る半導体集積回路は、SRAMのメモリセルを構成する2つのインバータ回路に対して、製造過程で行うウエハテスト時に、正側電源電圧及び負側電源電圧をそれぞれ個別に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生し高抵抗が形成されたメモリセルを更に容易に検出して特定することができ、該メモリセルを冗長メモリセルに置き換えることによって歩留まりを向上させることができる。
【0075】
請求項10に係る半導体集積回路は、請求項9において、通常動作時には、第1正側電源端及び第2正側電源端に同じ正側電源電圧をそれぞれ印加すると共に、第1負側電源端及び第2負側電源端に同じ負側電源電圧をそれぞれ印加するようにした。このことから、通常動作時に所定の動作を行うようにすることができる。
【0076】
請求項11に係る半導体集積回路は、請求項9又は請求項10のいずれかにおいて、更に、各メモリセルにおける第1及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端と、各メモリセルにおける第1及び第2インバータ回路を形成する各MOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端とを備えた。このことから、Nウェル電圧入力端とPウェル電圧入力端に印加する電圧によって、マイクロショートが発生したメモリセルを更に容易に検出して特定することができる。
【0077】
請求項12に係る半導体集積回路は、請求項11において、具体的には、ウエハテスト時に、第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧をNウェル電圧入力端に印加すると共に、第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧をPウェル電圧入力端に印加するようにした。このことから、マイクロショートが発生したメモリセルを更に一層容易に検出して特定することができる。
【0078】
請求項13に係る半導体集積回路は、請求項1、2、3、4、9、10、11又は12のいずれかにおいて、所定のメモリセル群ごとに設けられた第1及び第2正側電源電圧を対応して印加するそれぞれの配線を、対応して切断するための各ヒューズを備えた。このことから、検出した不良メモリセルに対して配線に挿入されたヒューズを切断することにより正側電源電圧の印加を遮断すると共に、不良メモリセルをメモリセルアレイ内にあらかじめ設けた冗長メモリセルに置き換えることができる。
【0079】
請求項14に係る半導体集積回路は、請求項5から請求項12のいずれかにおいて、所定のメモリセル群ごとに設けられた第1及び第2負側電源電圧を対応して印加するそれぞれの配線を、対応して切断するための各ヒューズを備えた。このことから、検出した不良メモリセルに対して配線に挿入されたヒューズを切断することにより負側電源電圧の印加を遮断すると共に、不良メモリセルをメモリセルアレイ内にあらかじめ設けた冗長メモリセルに置き換えることができる。
【0080】
請求項15に係る半導体集積回路は、請求項13又は請求項14のいずれかにおいて、各ヒューズをメモリセルアレイに対して上下又は左右に交互に配置するようにした。このことから、各ヒューズの配置ピッチを大きくすることができ、ヒューズの切断を容易に行うことができる。
【0081】
請求項16に係る半導体集積回路は、請求項13又は請求項14のいずれかにおいて、各配線を2層構造にすると共に該各層の配線ごとにヒューズを設けるようにした。このことから、各ヒューズの配置ピッチ及び各電源線の配置ピッチをそれぞれ大きくすることができるため、一層容易にヒューズを切断することができ、かつ同一配線層間のショートをなくすことができ、半導体チップの歩留まりを向上させることができる。
【0082】
請求項17に係る半導体集積回路は、請求項1から請求項16のいずれかにおいて、具体的には、上記各メモリセルをCMOSで形成した。このことから、マイクロショートが発生し高抵抗が形成されたメモリセルの特定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体集積回路の例を示した回路図である。
【図2】 図1の第2正側電源端12と記憶ノードBがマイクロショートした場合を示した図である。
【図3】 図1の記憶ノードAと第1負側電源端11がマイクロショートした場合を示した図である。
【図4】 図1で示した半導体集積回路のパッド配置例を示した図である。
【図5】 図1で示したメモリセルのチップレイアウト例を示した図である。
【図6】 不良メモリセルが検出されたときの救済方法の例を示した図である。
【図7】 不良メモリセルが検出されたときの救済方法の他の例を示した図である。
【図8】 不良メモリセルが検出されたときの救済方法の他の例を示した図である。
【図9】 不良メモリセルが検出されたときの救済方法の他の例を示した図である。
【図10】 本発明の実施の形態2における半導体集積回路の例を示した回路図である。
【図11】 図10で示した半導体集積回路のパッド配置例を示した図である。
【図12】 本発明の実施の形態1における半導体集積回路の変形例を示した回路図である。
【図13】 本発明の実施の形態2における半導体集積回路の変形例を示した回路図である。
【図14】 本発明の実施の形態1における半導体集積回路の他の変形例を示した回路図である。
【図15】 本発明の実施の形態2における半導体集積回路の他の変形例を示した回路図である。
【図16】 従来の半導体集積回路におけるチップ構成と各電源用パッドの配置例を示した図である。
【図17】 図16の記憶ノードBと正側電源端101がマイクロショートした場合を示した図である。
【図18】 図16の記憶ノードAと負側電源端102がマイクロショートした場合を示した図である。
【図19】 従来の半導体集積回路におけるパッド配置例を示した図である。
【符号の説明】
1,51 メモリセル、 2,3,2a,3a PMOS、 4〜7,4a,5a NMOS、 8,8a 第1インバータ回路、 9,9a 第2インバータ回路、 10 第1正側電源端、 11 第1負側電源端、 12 第2正側電源端、 13 第2負側電源端、 21,21a メモリセルアレイ、 22VCCLパッド、 23 VCCRパッド、 24 GNDLパッド、 25GNDRパッド、 41 不良メモリセル、 42 置換メモリセル、 FL1〜FLn,FR1〜FRn,F1〜Fn ヒューズ、 52 Nウェル電圧入力端、 53 Pウェル電圧入力端、 55 VCCNパッド、 56 GNDPパッド。

Claims (10)

  1. SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
    上記各メモリセルは、
    製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1正側電源電圧が印加される第1正側電源端と、
    上記ウエハテスト時に、上記第1正側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2正側電源電圧が印加される第2正側電源端と、
    所定の負側電源電圧が印加される負側電源端と、
    上記第1正側電源端及び負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
    上記第2正側電源端及び負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
    第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各PMOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端と、
    を備え、
    上記第1正側電源端及び第2正側電源端は、通常動作時に共通の正側電源電圧がそれぞれ印加され、
    上記Nウェル電圧入力端は、上記ウエハテスト時に第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧が印加されること特徴とする半導体集積回路。
  2. SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
    上記各メモリセルは、
    所定の正側電源電圧が印加される正側電源端と、
    製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1負側電源電圧が印加される第1負側電源端と、
    上記ウエハテスト時に、上記第1負側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2負側電源電圧が印加される第2負側電源端と、
    上記正側電源端及び第1負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
    上記正側電源端及び第2負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
    を備え
    上記第1負側電源端及び第2負側電源端は、通常動作時に共通の負側電源電圧がそれぞれ印加されること特徴とする半導体集積回路。
  3. 上記各メモリセルは、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各NMOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端を備えることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 上記Pウェル電圧入力端は、上記ウエハテスト時に第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧が印加されることを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. SRAMのメモリセルで構成されたメモリセルアレイを有する半導体集積回路において、
    上記各メモリセルは、
    製造過程におけるウエハテスト時に所定の第1正側電源電圧が印加される第1正側電源端と、
    上記ウエハテスト時に所定の第1負側電源電圧が印加される第1負側電源端と、
    上記ウエハテスト時に、上記第1正側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2正側電源電圧が印加される第2正側電源端と、
    上記ウエハテスト時に、上記第1負側電源電圧と異なる電圧値をなす所定の第2負側電源電圧が印加される第2負側電源端と、
    上記第1正側電源端及び第1負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第1インバータ回路と、
    上記第2正側電源端及び第2負側電源端に印加される各電源電圧を電源とする第2インバータ回路と、
    を備え、
    上記第1正側電源端及び第2正側電源端は、通常動作時に共通の正側電源電圧がそれぞれ印加されると共に、上記第1負側電源端及び第2負側電源端は、通常動作時に共通の負側電源電圧がそれぞれ印加されること特徴とする半導体集積回路。
  6. 上記各メモリセルは、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各PMOSトランジスタに対するNウェル電圧が印加されるNウェル電圧入力端と、第1インバータ回路及び第2インバータ回路を形成する各NMOSトランジスタに対するPウェル電圧が印加されるPウェル電圧入力端とを備えることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路。
  7. 上記Nウェル電圧入力端は、上記ウエハテスト時に第1正側電源電圧と第2正側電源電圧のいずれか大きい方の電圧が印加されると共に、上記Pウェル電圧入力端は、上記ウエハテスト時に第1負側電源電圧と第2負側電源電圧のいずれか小さい方の電圧が印加されることを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
  8. 上記メモリアレイに共通に第1の負電源電圧を印加する第1の共通配線と、
    上記メモリアレイに共通に第2の負電源電圧を印加する第2の共通配線と、
    上記メモリセルアレイの所定のメモリセル群ごとに設けられて上記第1負側電源電圧を印加する第1の配線と、
    上記メモリセルアレイの上記所定のメモリセル群ごとに設けられて上記第2負側電源電圧を印加する上記第1の配線とは異なる第2の配線を備え、
    さらに
    上記第1の配線に対応して上記第1の共通配線との接続を切断するための第1のヒューズと、
    上記第2の配線に対応して上記第2の共通配線との接続を切断するための第2のヒューズとを含むことを特徴とする請求項2、3、4、5、6又は7記載の半導体集積回路。
  9. 上記第1のヒューズと第2のヒューズは、上記メモリアレイを挟んで配置されることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路。
  10. 上記第1の配線と上記第2の配線は、断面視で間に絶縁体を挟み平面視で重なるよう配置され、第1のヒューズと第2のヒューズも断面視で間に絶縁体を挟み平面視で重なるよう配置されることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路。
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