JP2000174141A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2000174141A
JP2000174141A JP10341705A JP34170598A JP2000174141A JP 2000174141 A JP2000174141 A JP 2000174141A JP 10341705 A JP10341705 A JP 10341705A JP 34170598 A JP34170598 A JP 34170598A JP 2000174141 A JP2000174141 A JP 2000174141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
supply line
potential supply
power supply
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10341705A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ishida
実 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10341705A priority Critical patent/JP2000174141A/ja
Publication of JP2000174141A publication Critical patent/JP2000174141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のトランジスタ形成領域および第2のト
ランジスタ形成領域がそれぞれビット線と同じ方向に延
在するように配置された構成を有する半導体記憶装置に
おいて、電源電位供給線および基準電位供給線の抵抗値
を低減して、セル内に十分な電位を供給することができ
るようにし、高速動作を可能とする。 【解決手段】 VDD線2aおよびVSS線2bが形成され
た層とは異なる層において、補助VDD線5aおよび補助
SS線5bが、VDD線2aおよびVSS線2bの延在方向
に対して直交する方向に設けられる。これら補助VDD
5aおよび補助VSS線5bは、メモリセル内に設けたコ
ンタクト部6a,6bを介して第3層目のVDD線2a,
SS線2bに対して電気的に接続されている。これによ
り、VDD線2aおよびVSS線2bの抵抗値が低減され、
配線抵抗による電位の上昇や電位の下降が減少し、各メ
モリセル内に十分な電位を供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1のトランジス
タ形成領域および第2のトランジスタ形成領域がそれぞ
れビット線と同じ方向に延在するように配置され、これ
らメモリセルが複数アレイ状に配設されてなる半導体記
憶装置に係り、特に、電源電位供給線と基準電位供給線
とがビット線の延在方向に並行に配置されている半導体
記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAMは、一般に、フリップフロップ
と、ワード線の印加電圧に応じて導通/非導通が制御さ
れフリップフロップの2つの記憶ノードそれぞれをビッ
ト線に接続するか否かを決める2つのトランジスタ(ワ
ードトランジスタ)とから構成されている。このSRA
Mは、フリップフロップの負荷素子の違いにより、MO
Sトランジスタ負荷型と高抵抗負荷型との2種類に大別
できる。このうちMOSトランジスタ負荷型のSRAM
では、フリップフロップが、駆動トランジスタとして機
能する2つのnチャネル型のMOSトランジスタ(以
下、nMOSトランジスタという)、および負荷トラン
ジスタとして作用する2つのpチャネル型のMOSトラ
ンジスタ(以下、pMOSトランジスタという)により
構成されている。ここで、一方のnMOSトランジスタ
と一方のpMOSトランジスタとにより1つのCMOS
インバータが構成され、他方のnMOSトランジスタと
他方のpMOSトランジスタとによりもう1つのCMO
Sインバータが構成され、これら2つのCMOSインバ
ータがクロス接続されてフリップフロップが形成されて
いる。
【0003】このようなSRAMは、メモリセルがDR
AM(Random Access Memory)のような電荷保持型では
なく、フリップフロップによる電流駆動型であるので、
高速アクセスが可能であるが、マイクロプロセッサの高
速化に伴い、更なる高速化が要求されている。
【0004】従来、この種のSRAMセルは、pMOS
トランジスタ領域とnMOSトランジスタ領域との間に
素子分離領域が形成され、この素子分離領域に平行に、
ワード線と共に、メモリセル内に電源電位を供給するた
めの電源電位供給線(VDD線)、およびメモリセルに基
準電位(接地電位)を供給するための基準電位供給線
(VSS線)がそれぞれ配置されている。なお、基準電位
供給線はnMOSトランジスタ領域、電源電位供給線は
pMOSトランジスタ領域にそれぞれ接続され、また、
ビット線は素子分離領域と直角な方向に沿って配置され
る。
【0005】しかしながら、従来のSRAMでは、各セ
ルにおいて、pMOSトランジスタ領域とnMOSトラ
ンジスタ領域との間に素子分離領域が形成され、この素
子分離領域に対して直角な方向にビット線が配置されて
いるため、ビット線が長くなり、その容量および抵抗が
大きくなる。そのため、データの読み出し,書き込み速
度の向上が制限されるという問題があった。
【0006】このようなことから、特開平9−2704
68号公報には、第1,第2のnMOSトランジスタが
形成されるnMOSトランジスタ形成領域、および第
1,第2のpMOSトランジスタが形成されるpMOS
トランジスタ形成領域の各延在方向をビット線の延在方
向と同じとする技術が開示されている。このような構成
により、1つ1つのセルでは、ビット線が短くなり、そ
の容量および抵抗が低減され、CMOS型SRAMセル
のアクセス速度が向上する。なお、電源電位供給線およ
び基準電位供給線は、ビット線に対して並行に配置され
るため、ビット線同様に、これらも各セル内では短くな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
SRAMセルをアレイ状に組み込む場合には、ビット線
方向に長く、ワード線方向に短くなるように組み込むこ
とが一般である。これは、ビット線は抵抗値の低いメタ
ル(アルミニウム)、ワード線は抵抗値の高いポリシリ
コンにより形成されていることによること、および、ワ
ード線はただトランジスタを立ち上げるだけであり、ワ
ード線方向には立ち上げ回路のみを設けるだけでよい
が、ビット線方向には、センシングのためにセンスアン
プ回路が組み込まれるため、面積が比較的大きくなるこ
とによる。
【0008】そのため、特開平9−270468号公報
に記載の技術では、ビット線、電源電位供給線および基
準電位供給線は1つ1つのセル内においては短いもの
の、多数のセルをアレイ状に組み込んだ場合には、電源
電位供給線および基準電位供給線がそれぞれビット線と
同様に長くなり、その分抵抗値が高くなる。このため、
セル内に十分な電位を供給することができず、セル電流
が低下し、高速動作を妨げるという問題があった。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、第1のトランジスタ形成領域および
第2のトランジスタ形成領域がそれぞれビット線と同じ
方向に延在するように配置された構成を有するものにお
いて、電源電位供給線および基準電位供給線の抵抗値を
低減し、セル内に十分な電位を供給することができ、高
速動作を可能とする半導体記憶装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、各メモリセル
が、第1導電型の第1のトランジスタが形成される第1
のトランジスタ形成領域および第2導電型の第2のトラ
ンジスタが形成される第2のトランジスタ形成領域を含
み、かつ、第1のトランジスタ形成領域および第2のト
ランジスタ形成領域がそれぞれビット線と同じ方向に延
在するように配置されたものであり、これらメモリセル
が複数アレイ状に配設された半導体記憶装置であって、
ビット線の延在方向に並行に配置され、各メモリセルに
対して共通の電源電位を供給する第1の電源電位供給線
と、この第1の電源電位供給線と同じ層において、ビッ
ト線の延在方向に並行に配置され、各メモリセルに対し
て基準電位を供給する第1の基準電位供給線と、第1の
電源電位供給線および第1の基準電位供給線とは異なる
層において、第1の電源電位供給線および第1の基準電
位供給線の延在方向に対して直交する方向に延在するよ
うに配置された第2の電源電位供給線と、この第2の電
源電位供給線と同じ層において、第2の電源電位供給線
の延在方向に対して並行に配置された第2の基準電位供
給線と、第2の電源電位供給線と第1の電源電位供給線
とを、メモリセルアレイ内において電気的に接続させる
第1のコンタクト部と、第2の基準電位供給線と第1の
基準電位供給線とを、メモリセルアレイ内において電気
的に接続させる第2のコンタクト部とを備えた構成を有
している。
【0011】本発明による半導体記憶装置では、第2の
電源電位供給線と第1の電源電位供給線、第2の基準電
位供給線と第1の基準電位供給線とが、それぞれ、メモ
リセルアレイ内において、第1および第2のコンタクト
部において電気的に接続されている。従って、第1の電
源電位供給線および第1の基準電位供給線における配線
抵抗が低減され、各メモリセル内に十分な電位を供給す
ることができ、高速動作が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態に係るSRA
Mセルアレイの概略構成を表すものである。このSRA
Mセルアレイ1は、前述の理由によりビット線の延在方
向(図においてX方向)に長く、ワード線方向(図にお
いてY方向)に短く形成されている。なお、各SRAM
セルでは、図示しないが、nMOSトランジスタが形成
されるnMOSトランジスタ形成領域、およびpMOS
トランジスタが形成されるpMOSトランジスタ形成領
域の各延在方向はビット線の延在方向と同じとなってい
る。
【0014】このSRAMセルアレイ1では、第3層目
において、電源電位VDDを供給するための電源電位供給
線(以下、VDD線という)2a、およびメモリセルに基
準電位(接地電位)を供給するための基準電位供給線
(以下、VSS線という)2bがそれぞれビット線の延在
方向に配置されている。これらVDD線2aおよびVSS
2bは、メタル例えばアルミニウムにより形成されてい
る。なお、VDD線2aが本発明の第1の電源電位供給
線、VSS線2bが本発明の第1の基準電位供給線にそれ
ぞれ対応している。
【0015】SRAMセルアレイ1の外周部には、この
SRAMセルアレイ1を取り囲むように、例えばアルミ
ニウムにより形成された接地配線層3が形成されてい
る。この接地配線層3にはVSS線2bが電気的に接続さ
れている。なお、VDD線2aには図示しない電源が接続
されている。
【0016】本実施の形態では、第4層目において、ビ
ット線の延在方向に対して直交する方向にメインワード
線4が配置されると共に、このメインワード線4と並行
に補助VDD線5aおよび補助VSS線5bがそれぞれ配置
されている。これら補助VDD線5aおよび補助VSS線5
bはそれぞれ例えばアルミニウムにより形成され、メイ
ンワード線4と同一の工程で形成される。補助VDD線5
aおよび補助VSS線5bはそれぞれ、第3層目のVDD
2aおよびVSS線2bに対して、メモリセル内に形成さ
れたコンタクト部6a,6bを介して電気的に接続され
ている。なお、補助VDD線5aが本発明の第2の電源電
位供給線、補助VSS線5bが本発明の第2の基準電位供
給線にそれぞれ対応している。
【0017】また、第5層目においては、例えばアルミ
ニウムにより形成された2本のビット線BL1,BL2
が、二点鎖線で示すように、補助VDD線5aおよび補助
SS線5bそれぞれに対して直交する方向に配置されて
いる。
【0018】図2は、SRAMセルアレイ1を構成する
セルの1例としての6トランジスタ構成のpMOS負荷
型SRAMセルの回路構成を表している。
【0019】このpMOS負荷型SRAMセルは、nM
OSトランジスタQn1,Qn2、pMOSトランジス
タQp1,Qp2を備えている。nMOSトランジスタ
Qn1,Qn2はそれぞれ駆動トランジスタ、pMOS
トランジスタQp1,Qp2はそれぞれ負荷トランジス
タとして作用するものである。これらpMOSトランジ
スタQp1,Qp2およびnMOSトランジスタQn
1,Qn2によって、入力端が互いに交叉して一方の入
力端が他方の出力端に接続され、他方の入力端が一方の
出力端に接続された、2つのインバータ(フリップフロ
ップ)が構成されている。
【0020】また、nMOSトランジスタQn3,Qn
4は、ワード線WL1,WL2の印加電圧に応じて各イ
ンバータの接続点(記憶ノードND1,ND2)をビッ
ト線BL1,BL2に接続するか否かを制御するワード
トランジスタとして機能する。
【0021】このpMOS負荷型のSRAMセルでは、
片側のビット線BL1を高電位にするようにして、ワー
ドトランジスタQn3,Qn4のゲートにワード線WL
1,WL2を介して所定電圧を印加することで両トラン
ジスタQn3,Qn4をオンさせ、記憶ノードND1,
ND2に電荷を蓄積する。片側の記憶ノードが「H(ハ
イ)」になると、フリップフロップ構成の特徴として、
もう一方の記憶ノードが「L(ロー)」になるように、
駆動トランジスタQn1,Qn2および負荷トランジス
タQp1,Qp2が動作する。例えば、記憶ノードND
1が「H」,記憶ノードND2が「L」の場合は、トラ
ンジスタQn2とQp1がオン状態、トランジスタQn
1,Qp2がオフ状態をとり、記憶ノードND1が図1
に示したVDD線2aから電荷の供給を受け、記憶ノード
ND2が接地電位に保持され続ける。逆に、ビット線B
L1電位が「L」のときワードトランジスタQn3がオ
ンすることによって記憶ノードND1が強制的に”L”
に移行するか、ビット線BL2電位が「H」のときにワ
ードトランジスタQn4がオンすることによって記憶ノ
ードND2が強制的に「H」に移行すると、トランジス
タQn1,Qn2,Qp1,Qp2が全て反転し、記憶
ノードND2がVDD線2aから電荷の供給を受け、記憶
ノードND1が接地電位に保持されるようになる。この
ように、電荷保持をフリップフロップで行うことで、電
荷を静的に記憶ノードND1,ND2に保持し、その電
位が「L」であるか「H」であるかを、それぞれ「0」
と「1」のデータに対応させて、このデータをセル内の
6つのトランジスタで記憶させることができる。
【0022】本実施の形態では、VDD線2aおよびVSS
線2bが形成された層(本実施の形態では第3層目)と
は異なる層(本実施の形態では第4層目)において、補
助VDD線5aおよび補助VSS線5bを、VDD線2aおよ
びVSS線2bの延在方向に対して直交する方向に設ける
と共に、これら補助VDD線5aおよび補助VSS線5b
を、メモリセル内に設けたコンタクト部6a,6bを介
して第3層目のVDD線2a,VSS線2bに対して電気的
に接続させるようにしている。従って、VDD線2aおよ
びVSS線2bの抵抗値を低減させることができ、よって
配線抵抗による電位の上昇や電位の下降が減少し、各メ
モリセル内に十分な電位を供給することができ、これに
より高速動作が可能となる。
【0023】次に、図3〜図6を参照して、本実施の形
態のSRAMセルアレイの具体的な構造およびその製造
方法について説明する。
【0024】まず、図3は、複数のSRAMセル10か
らなるSRAMセルアレイの第1層目の平面構成を示し
ている。このSRAMセル10はスプリットワード線型
のセルである。各SRAMセル10では、p型ウェル領
域とn型ウェル領域(図示せず)が形成されたシリコン
ウェハ等の半導体基板11の表面側に、例えばLOCO
S(Local Oxidation of Silicon),トレンチ等による素
子分離領域12が形成されている。素子分離領域12が
形成されていないn型ウェル領域の表面領域がp型トラ
ンジスタ形成領域14となり、素子分離領域が形成され
ていないp型ウェル領域の表面領域がn型トランジスタ
形成領域13となる。これら2つのトランジスタ形成領
域13,14は後述するビット線71a,71bの延在
方向に並行に配置されている。SRAMセル10は、図
2に示したワードトランジスタQn3またはQn4のゲ
ート電極をそれぞれ兼用する2本のワード線21a,2
1b(WL1,WL2)、駆動トランジスタQn1と負
荷トランジスタQp1のゲート電極を兼用する共通ゲー
ト線22a(GL1)、および、駆動トランジスタQn
2と負荷トランジスタQp2のゲート電極を兼用する共
通ゲート線22b(GL2)を備えている。
【0025】2本のワード線21a,21bは互いに平
行に配置され、それぞれn型トランジスタ形成領域13
の両端付近で直交している。また、共通ゲート線22
a,22bは、ワード線21a,21bの間において、
p型トランジスタ形成領域14,n型トランジスタ形成
領域13の双方に対して直交している。また、共通ゲー
ト線22a,22bは、ワード線21a,21bと共に
等間隔となるように互いに平行に配線されている。な
お、この共通ゲート線22a,22bはセルごとに設け
られた矩形パターンであり、ワード線方向に隣接するセ
ルの共通ゲート線と分離されている。ワード線21a,
21b、および共通ゲート線22a,22bはそれぞれ
例えば、ポリシリコン膜とWSix(タングステン・シ
リサイド)膜の積層構造により形成されている。
【0026】図4は、図3の状態から、公知のトランジ
スタ形成プロセスにより、n型トランジスタ形成領域1
3に、ワードトランジスタQn3,駆動トランジスタQ
n1,駆動トランジスタQn2およびワードトランジス
タQn4を直列接続した状態で形成し、また、p型トラ
ンジスタ形成領域14には負荷トランジスタQp1,Q
p2を直列接続した状態で形成し、更にノード配線、ビ
ットコンタクト接続配線、VDDコンタクト接続配線およ
びVSSコンタクト接続配線等を形成した後、例えば、第
3層目において、VSS線31a,31b、VDD線32、
ビットコンタクト接続配線33をそれぞれ形成した状態
を表している。VSS線31a,31bはそれぞれメタ
ル、例えばアルミニウムにより形成され、ビット線の延
在方向と平行に配置されている。VSS線31a,31b
はそれぞれ下層に形成されたn型トランジスタ形成領域
13の駆動トランジスタQn1,Qn2と電気的に接続
される。一方、VDD線32は下層に形成されたp型トラ
ンジスタ形成領域14の負荷トランジスタQp1,Qp
2と電気的に接続される。
【0027】次に、層間絶縁膜(図示せず)を形成した
後、この層間絶縁膜に、各ビットコンタクト接続配線3
3に対向してビット線コンタクト(接続孔)41を形成
する。本実施の形態では、このとき同時に、層間絶縁膜
に、VSS線31a,31bに対向してVSSコンタクト4
2a,42b、また、VDD線32に対向してVDDコンタ
クト43をそれぞれ選択的に形成する。
【0028】次に、図5に示したように、第5層目にお
いて、VSS線31a,31bおよびVDD線32の延在方
向に対して直行する方向に、メインワード線51と共
に、VSSコンタクト42a,42bに接続される補助V
SS線52、およびVDDコンタクト43に接続される補助
DD線53をそれぞれ形成する。このとき、メインワー
ド線51、補助VSS線52および補助VDD線53はそれ
ぞれ各ビット線コンタクト41の上を避けるように蛇行
した形状とする。なお、これらメインワード線51、補
助VSS線52および補助VDD線53は同一ピッチ、例え
ば、アレイの6列(ロウ)毎にビット線の延在方向に繰
り返して形成する。また、本実施の形態では、メインワ
ード線51等を形成すると同時に、ビット線コンタクト
41に接続されるビット線接続配線54を形成する。
【0029】次に、本実施の形態では、層間絶縁膜(図
示せず)を形成した後、図6に示したように、ビット線
接続配線54に対向してビット線コンタクト61を選択
的に形成する。続いてビット線コンタクト61に接続さ
れる2本のビット線71a,71b(BL1 ,BL2
を形成する。なお、以上のコンタクトおよび配線は、公
知の半導体コンタクト形成および配線形成プロセスによ
り形成することができる。最後に、図示しないが、必要
な場合は更に上層の配線層を形成した後、オーバーコー
ト膜の成膜およびパッド窓明け等の工程を経て、SRA
Mの製造プロセスが終了する。
【0030】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく
種々変形可能である。例えば、上記実施の形態では、第
4層目において、メインワード線51、補助VSS線52
および補助VDD線53がそれぞれ同一ピッチでビット線
の延在方向に繰り返し形成されるようにしたが、例え
ば、これらメインワード線51、補助VSS線52および
補助VDD線53のうちの2つが繰り返し形成されるよう
にしてもよい。また、これらの配線は、第4層目に限ら
ず、その他の層に形成するようにしてもよい。更に、補
助VSS線52および補助VDD線53はそれぞれメインワ
ード線51とは別の層に形成するようにしてもよく、要
は、電源電位供給線および基準電位供給線に対して直交
する方向に、補助の電源電位供給線および基準電位供給
線を配置し、これら対応する電位供給線同士がSRAM
セルアレイ内において互いに電気的に接続される構成で
あればよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体記憶
装置では、第1の電源電位供給線および第1の基準電位
供給線とは異なる層において第2の電源電位供給線およ
び第2の基準電位供給線をそれぞれ設け、これら第2の
電源電位供給線と第1の電源電位供給線、第2の基準電
位供給線と第1の基準電位供給線とを、メモリセルアレ
イ内においてそれぞれ電気的に接続させるようにしたの
で、メモリセルの面積を大きくすることなく、第1の電
源電位供給線および第1の基準電位供給線における配線
抵抗を低減させることができる。従って、各メモリセル
内に十分な電位を供給することができ、第1のトランジ
スタ形成領域および第2のトランジスタ形成領域がそれ
ぞれビット線と同じ方向に延在するように配置された構
成を有する半導体記憶装置において、高速動作が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るSRAMセルアレ
イの概略構成を説明するためのパターン図である。
【図2】図1に示したSRAMセルアレイにおけるセル
の回路構成図である。
【図3】図1に示したSRAMセルアレイの製造工程を
説明するためのパターン構成図である。
【図4】図3に続くSRAMセルアレイの製造過程を説
明するためのパターン構成図である。
【図5】図4に続くSRAMセルアレイの製造過程を説
明するためのパターン構成図である。
【図6】図5に続くSRAMセルアレイの製造過程を説
明するためのパターン構成図である。
【符号の説明】 1…SRAMセルアレイ、2a…VDD線、2b…V
SS線、4,51…メインワード線、5a,53…補助V
DD線、5b,52…補助VSS線、6a,6b…コンタク
ト部、11…半導体基板、12…素子分離領域、13…
p型トランジスタ形成領域、14…n型トランジスタ形
成領域、21a,21b…ワード線(WL1,WL
2)、22a,22b…共通ゲート線(GL1,GL
2)、71a,71b…ビット線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各メモリセルが、第1導電型の第1のト
    ランジスタが形成される第1のトランジスタ形成領域お
    よび第2導電型の第2のトランジスタが形成される第2
    のトランジスタ形成領域を含み、かつ、前記第1のトラ
    ンジスタ形成領域および第2のトランジスタ形成領域が
    それぞれビット線と同じ方向に延在するように配置され
    たものであり、これらメモリセルが複数アレイ状に配設
    されてなる半導体記憶装置であって、 前記ビット線の延在方向に並行に配置され、各メモリセ
    ルに対して共通の電源電位を供給する第1の電源電位供
    給線と、 この第1の電源電位供給線と同じ層において、前記ビッ
    ト線の延在方向に並行に配置され、各メモリセルに対し
    て基準電位を供給する第1の基準電位供給線と、 前記第1の電源電位供給線および第1の基準電位供給線
    とは異なる層において、前記第1の電源電位供給線およ
    び第1の基準電位供給線の延在方向に対して直交する方
    向に延在するように配置された第2の電源電位供給線
    と、 この第2の電源電位供給線と同じ層において、前記第2
    の電源電位供給線の延在方向に対して並行に配置された
    第2の基準電位供給線と、 前記第2の電源電位供給線と前記第1の電源電位供給線
    とを、前記メモリセルアレイ内において電気的に接続さ
    せる第1のコンタクト部と、 前記第2の基準電位供給線と前記第1の基準電位供給線
    とを、前記メモリセルアレイ内において電気的に接続さ
    せる第2のコンタクト部とを備えたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の電源電位供給線および前記第
    2の基準電位供給線がメインワード線を含む層と同じ層
    において形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記メインワード線、前記第2の電源電
    位供給線および前記第2の基準電位供給線の少なくとも
    2つがビット線の延在方向に繰り返して形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
JP10341705A 1998-12-01 1998-12-01 半導体記憶装置 Pending JP2000174141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10341705A JP2000174141A (ja) 1998-12-01 1998-12-01 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10341705A JP2000174141A (ja) 1998-12-01 1998-12-01 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000174141A true JP2000174141A (ja) 2000-06-23

Family

ID=18348147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10341705A Pending JP2000174141A (ja) 1998-12-01 1998-12-01 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000174141A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1324712C (zh) * 2003-04-04 2007-07-04 松下电器产业株式会社 半导体存储器
JP2012231185A (ja) * 1999-05-12 2012-11-22 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012231185A (ja) * 1999-05-12 2012-11-22 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2013128148A (ja) * 1999-05-12 2013-06-27 Renesas Electronics Corp 半導体集積回路装置
JP2014225698A (ja) * 1999-05-12 2014-12-04 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
JP2015222840A (ja) * 1999-05-12 2015-12-10 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US9286968B2 (en) 1999-05-12 2016-03-15 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device including SRAM cell array and a wiring layer for supplying voltage to well regions of SRAM cells provided on a region exterior of SRAM cell array
US9449678B2 (en) 1999-05-12 2016-09-20 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
US9646678B2 (en) 1999-05-12 2017-05-09 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
JP2017112392A (ja) * 1999-05-12 2017-06-22 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
US9985038B2 (en) 1999-05-12 2018-05-29 Renesas Electronics Corporation Semiconductor integrated circuit device
CN1324712C (zh) * 2003-04-04 2007-07-04 松下电器产业株式会社 半导体存储器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5722491B2 (ja) 半導体装置
US6741492B2 (en) Semiconductor memory device
US6700166B2 (en) Semiconductor memory device with improved soft-error resistance
US20110156159A1 (en) Semiconductor device having sufficient process margin and method of forming same
KR100468780B1 (ko) 더블 포트 반도체 메모리 장치
USRE45698E1 (en) Semiconductor memory device
US6479905B1 (en) Full CMOS SRAM cell
JPH1116363A (ja) スタティックram
JP2002222874A (ja) Sram装置
US20030090929A1 (en) Semiconductor storage apparatus
US5854497A (en) Semiconductor memory device
US20040036088A1 (en) Static semiconductor memory device
US6791200B2 (en) Semiconductor memory device
JP4805655B2 (ja) 半導体記憶装置
JP4674386B2 (ja) 半導体記憶装置
KR100724604B1 (ko) 반도체 기억 장치
US6445041B1 (en) Semiconductor memory cell array with reduced parasitic capacitance between word lines and bit lines
JPH07183399A (ja) 半導体集積回路装置及びその製造方法
KR100388868B1 (ko) 반도체메모리장치
KR19980071712A (ko) 전원배선에 평형한 데이터선을 가진 스태틱 반도체 메모리
US6445017B2 (en) Full CMOS SRAM cell
JPH06104405A (ja) スタティック型メモリ
JP2000174141A (ja) 半導体記憶装置
US4984058A (en) Semiconductor integrated circuit device
KR100502672B1 (ko) 풀 씨모스 에스램 셀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090223

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090729