JP4727740B2 - 伝送路特性推定装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
これにより、前述の伝送路特性推定装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
図1は、本発明の実施形態に係る伝送路推定器(伝送路特性推定装置)を備えた受信器2を具備する無線通信システムの概略構成を示すブロック図である。図1において、送信機1は上記図6の従来の構成と同様である。送信機1では、CP挿入器11aが送信データの先頭にCPを挿入し、また、CP挿入器11bが送信パイロット信号の先頭にCPを挿入する。次いで、時間多重器12がそれらCP挿入後の送信データ及び送信パイロット信号を時間多重し、この時間多重された信号はアンテナ13から無線送信される。このCP付きの送信信号の伝送フレームの構成は、例えば上記した図7の構成である。また、パイロット信号は受信機側との間で予め整合された既知の信号である。
受信機2では、CP除去器22aがアンテナ21により受信された信号の受信データからCPを除去し、また、CP除去器22bがアンテナ21により受信された信号の受信パイロット信号からCPを除去する。次いで、伝送路推定器23が、CP除去後の受信パイロット信号から伝送路特性推定値及び雑音電力推定値を求める。MMSE周波数等化器24は、それら伝送路特性推定値及び雑音電力推定値を使用して、上記(1)式によりCP除去後の受信データを周波数領域で等化し出力する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る伝送路推定器23の構成を示すブロック図である。図2において、伝送路推定部23には、CPが除去された系列長Npの受信パイロット信号pr(n)が入力される。この受信パイロット信号pr(n)はスイッチSWにより複数のパイロット信号に分割される。この分割方法としては、分割後の各信号同士が同一とならなければ重複部分があってもよい。この実施例では、図2に示されるように、系列長Mp(但し、Mp<Npである)の2つのパイロット信号pr1(m)とpr2(m)とに受信パイロット信号pr(n)を分割する((9)式参照)。
上記(3)式から(7)式への置換と同様に、雑音の周波数特性をN(f)とすると、上記(11)式は、(12)式に置き換えることができる。但し、H(f)は周波数領域の実伝送路特性値である。
また、パイロット信号が複数送信される無線通信システムにおいては、上記した実施例のように1つの受信パイロット信号を複数に分割してもよく、或いは、受信した複数のパイロット信号を上記(11)式に適用してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る伝送路推定器23の構成を示すブロック図である。この図5において図2の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を省略する。なお、図5のフィルタ235c,235dは、それぞれ図2のフィルタ235a,235bに対応するものである。
図5の伝送路推定部23では、上記図8と同様に、CPが除去された系列長Npの受信パイロット信号pr(n)を離散フーリエ変換器231aにより離散フーリエ変換し、この変換後のパイロット信号Pr(f)に対して乗算器234cにより所定信号を乗じることによって、上記(3)式に示される周波数領域の伝送路特性推定値Ha(f)を得る。
上記(19)式によれば、置換されない周波数成分の電力スペクトル密度が補正されることにより、置換によるチャネル利得の減少を抑えることができる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
例えば、本発明は、シングルキャリア伝送を用いる無線通信システムの他、マルチキャリア伝送を用いる無線通信システムなど、各種の無線通信システムに適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、CPを使用する無線通信システムに本発明を適用したが、CPを使用しない無線通信システムにも本発明を同様に適用することが可能であり、本発明による同様の効果を得ることができる。
Claims (2)
- 連続する一つの既知信号を送信機から受信機へ送信する無線通信システムにおける伝送路特性を推定する伝送路特性推定装置において、
前記受信機により受信された受信既知信号と送信既知信号の周波数特性とから伝送路特性推定値を算出する伝送路推定値演算手段と、
前記算出された伝送路特性推定値において雑音が強調される周波数成分を、前記送信既知信号の電力スペクトル密度を閾値判定することにより選択し、この選択された周波数成分の伝送路特性推定値を置換する置換手段と、
過去の伝送路特性推定値に含まれていた雑音電力に基づいて前記閾値を算出する閾値演算手段と、
を備えたことを特徴とする伝送路特性推定装置。 - 連続する一つの既知信号を送信機から受信機へ送信する無線通信システムにおける伝送路特性を推定する伝送路特性推定処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
前記受信機により受信された受信既知信号と送信既知信号の周波数特性とから伝送路特性推定値を算出する機能と、
前記算出された伝送路特性推定値において雑音が強調される周波数成分を、前記送信既知信号の電力スペクトル密度を閾値判定することにより選択し、この選択された周波数成分の伝送路特性推定値を置換する機能と、
過去の伝送路特性推定値に含まれていた雑音電力に基づいて前記閾値を算出する機能と、
をコンピュータに実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2009142431A JP4727740B2 (ja) | 2009-06-15 | 2009-06-15 | 伝送路特性推定装置及びコンピュータプログラム |
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JP2003101503A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Mega Chips Corp | Ofdm用等化装置およびofdm用等化方法 |
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