JP4727186B2 - データ処理装置および被検体内導入システム - Google Patents

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本発明は、所定のデータを含む1以上のデータ群を外部装置から入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置およびデータ処理装置を用いた被検体内導入システムに関するものである。
近年、内視鏡の分野においては、飲込み型のカプセル型内視鏡が提案されている。このカプセル型内視鏡には、撮像機能と無線通信機能とが設けられている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、自然排出されるまでの間、体腔内、例えば胃、小腸などの臓器の内部をその蠕動運動に従って移動し、順次撮像する機能を有する。
体腔内を移動する間、カプセル型内視鏡によって体内で撮像された画像データは、順次無線通信により外部に送信され、外部に設けられた受信装置によって受信され、所定の処理が施された上で保存される。このように受信機構、信号処理機構および記憶機構を備えた受信装置を携帯した状態で使用することにより、被検体は、カプセル型内視鏡を飲み込んだ後、排出されるまでの間に渡って、自由に行動できる。そして、従来のカプセル型内視鏡システムでは、カプセル型内視鏡が排出された後、メモリに蓄積された画像データに基づいて臓器の画像をディスプレイに表示させて医者もしくは看護士による診断が行われることとなる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、かかるカプセル型内視鏡システムを用いた診断等を行う場合には、ディスプレイ等に画像表示を行う前段階として、受信装置を介して取得された多数の画像データに対してデータ処理装置によって所定の処理を施すのが通常である。具体的には、データ処理装置は、例えば受信装置から取得した多数の画像データに関して患者毎または/および検査毎に分類した後、医師等が指定した患者または/および検査に関する画像データのうち、特定部位に対応した画像データを表示する等の処理を行っている。
特開2003−19111号公報
しかしながら、従来のカプセル型内視鏡システムでは、処理装置における処理を適切に行えないおそれがあるという課題がある。上述したように、従来のシステムに備わるデータ処理装置は、多数取得された画像データを、診断の便宜等の観点から患者毎または/および検査毎に分類した後に所定の処理を行うこととしている。かかる分類を行うにあたっては、従来のカプセル型内視鏡システムにおいて、カプセル型内視鏡を被検体内に導入するに先だって、受信装置に患者データおよび検査データを入力し、取得される画像データは、かかる患者データ等と対応した状態で受信装置に記憶される構成を採用する必要がある。
このような観点からは、例えば、受信装置を使用する際には常に患者データおよび検査データを事前に入力することとし、これらのデータが入力されていない場合には受信装置が使用不能となるようなシステム設計を行うことが好ましい。しかしながら、かかるシステムの場合には急病人に対する迅速な検査等に支障を来すおそれが生じることとなるという問題が新たに生じる。すなわち、病院等において、救急車によって搬送された急病人に関して、対応する患者データが病院内に用意されていないのが通常であり、上述のシステム設計を採用した場合には、検査直前に機器が故障した際に、改めて患者データの設定・入力等を行わなくてはならず、妥当ではない。従って、従来のカプセル型内視鏡システムでは、原則として患者データ等を前もって入力するものの、かかるデータ入力がなされていない場合であっても被検体内画像データの取得が可能な構成を採用せざるを得なかった。従って、従来のカプセル型内視鏡システムでは、患者データ等が事前に入力されていないことによって、データ処理装置上で必要な画像データを見つけられない等の不具合が生じる可能性が残存し、診断等に支障を来す可能性が依然として生じていた。また、単にカプセル型内視鏡が体外に排出された後に、事後的に患者データ等を入力可能な構成を採用した場合であっても、通常状態では事前に患者データ等の入力が行われることから、取得した被検体内画像データをデータ処理装置に入力する際には事後的なデータ入力を行うことを失念する可能性が高く、後日に診断等を行う際に初めて不具合に気づくことになり、診断等における不具合を回避する手法としては充分ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、カプセル型内視鏡システム等に用いられ、1以上のデータ群を外部装置から入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置において、処理対象となるデータ群に関して対応する識別データを確実に取得する処理装置および処理装置を含む被検体内導入システムを実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるデータ処理装置は、1以上のデータ群を外部装置から入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置であって、入力の際に、前記データ群の識別に使用される識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行う判定手段と、前記データ群に対応した識別データが前記外部装置に記録されていない場合に、当該データ処理装置の使用者に対して識別データの入力を指示する入力指示手段とを備えたことを特徴とする。
発明によれば、入力されるデータ群に対応した識別データが存在するか否かを判定する判定手段および識別データが存在しない場合に入力指示を行う入力指示手段を備えたこととしたため、対応する識別データが事前に記録されなかったデータ群に関して、事後的な入力の確実性を向上させることができる。
また、本発明にかかるデータ処理装置は、上記の発明において、前記データ群と対応した前記識別データが前記外部装置に記録されておらず、前記入力手段の指示に応じて新たな識別データの入力が行われなかった場合に、前記データ入力インタフェースを介した前記データ群の入力を停止するよう制御するデータ入力制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかるデータ処理装置は、上記の発明において、前記データ群を形成するデータは、受信装置において受信された無線信号に基づき生成されたものであり、前記受信装置が継続的に駆動した期間に生成された1以上のデータを同一のデータ群として特定するデータ群特定手段をさらに備え、前記判定手段は、前記データ群特定手段が特定したデータ群ごとに、対応した識別データが記録されているか否かの判定を行い、前記入力指示手段は、対応した識別データが記録されていないデータ群が1以上存在する場合に所定の入力指示を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかるデータ処理装置は、上記の発明において、前記データ群特定手段は、前記受信装置における駆動開始および駆動停止の回数に基づき前記データ群の個数を特定することを特徴とする。
また、本発明にかかるデータ処理装置は、上記の発明において、前記外部装置には、記録したデータの生成時刻に関する情報として生成時刻データがさらに記録され、前記データ処理装置は、前記生成時刻データに基づき複数の前記データを1以上のデータ群として特定するデータ群特定手段を新たに備え、前記判定手段は、前記データ群特定手段が認識した前記データ群ごとに対応した識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行うことを特徴とする。
また、本発明にかかるデータ処理装置は、上記の発明において、前記データ群特定手段は、直前に生成されたデータの生成時刻との時間間隔が所定の閾値を超えたデータを検出し、検出したデータおよび該データよりも後に生成されたデータが、直前に生成された前記データと異なるデータ群に属するものと判定することを特徴とする。
また、本発明にかかる被検体内導入システムは、被検体内に導入され、所定の被検体内情報を取得し、該被検体内情報を含む無線信号を送信する被検体内導入装置と、前記無線信号を受信する受信装置と、該受信装置によって受信された信号に基づく1以上のデータ群を処理するデータ処理装置とを備えた被検体内導入システムであって、前記データ処理装置は、入力の際に、前記データ群の識別に使用される識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行う判定手段と、前記データ群に対応した識別データが前記外部装置に記録されていない場合に、当該データ処理装置の使用者に対して識別データの入力を指示する入力指示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかるデータ処理装置および被検体内導入システムは、入力されるデータ群に対応した識別データが存在するか否かを判定する判定手段および識別データが存在しない場合に入力指示を行う入力指示手段を備えたこととしたため、対応する識別データが事前に記録されなかったデータ群に関して、事後的な入力の確実性を向上させることができるという効果を奏する。
以下、この発明を実施するための最良の形態(以下、単に「実施の形態」と称する)であるデータ処理装置およびデータ処理装置を含む被検体内導入システムについて説明する。なお、図面は模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、それぞれの部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる被検体内導入システムについて説明する。図1は、本実施の形態1にかかる被検体内導入システムの全体構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかる被検体内導入システムは、被検体1の内部に導入されて所定の通過経路に沿って移動するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から送信された、被検体内情報を含む無線信号を受信する受信装置3と、受信装置3によって受信された無線信号に含まれる被検体内情報の内容を表示するデータ処理装置4と、受信装置3とデータ処理装置4との間の情報の受け渡しを行うための携帯型記録媒体5と、受信装置3に接続された受信アンテナ6a〜6hとを備える。
カプセル型内視鏡2は、被検体1内に導入されて被検体1内部の画像を取得するためのものである。具体的には、カプセル型内視鏡2は、被検体1内に導入が容易な小型カプセル状の外形を有すると共に、内部に被検体内画像を撮像する撮像機構と、撮像機構によって取得された画像データを含む無線信号を送信する無線送信機構とを備えた構成を有する。
携帯型記録媒体5は、特許請求の範囲における外部装置の一例として機能するものである。具体的には、携帯型記録媒体5は、受信装置3およびデータ処理装置4に対して着脱可能であって、両者に対する装着時に情報の出力および記録が可能な構造を有する。すなわち、携帯型記録媒体5は、カプセル型内視鏡2が被検体1の体腔内を移動している間は受信装置3に装着されて被検体内画像を記憶する。そして、カプセル型内視鏡2が被検体1から排出された後に、受信装置3から取り出されてデータ処理装置4に装着され、記録したデータがデータ処理装置4によって読み出される構成を有する。受信装置3とデータ処理装置4との間のデータの受け渡しをコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の携帯型記録媒体5によって行うことで、受信装置3とデータ処理装置4との間が有線接続された場合と異なり、カプセル型内視鏡2が被検体1内部を移動中であっても、被検体1が自由に行動することが可能となる。
受信アンテナ6a〜6hは、例えばループアンテナを用いて形成される。かかるループアンテナは、被検体1の体表面の所定の位置に固定された状態で使用され、受信アンテナ6a〜6hは、好ましくはループアンテナを被検体1の体表面に固定するための固定手段を備える。
次に、受信装置3について説明する。受信装置3は、カプセル型内視鏡2から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号に対して所定の処理を施すことによって携帯型記録媒体5(外部装置)に記録されるデータを生成する機能を有する。
図2は、受信装置3の構成を示す模式的なブロック図である。図2に示すように、受信装置3は、複数存在する受信アンテナ6a〜6hの中から無線信号の受信に適したものを選択するアンテナ選択部9と、アンテナ選択部9によって選択された受信アンテナ6を介して受信された無線信号に対して復調等の受信処理を行う受信回路10と、処理が施された信号に基づき被検体内画像データ(特許請求の範囲におけるデータ群を構成するデータの一例として機能する)を生成する信号処理部11とを備える。また、受信装置3は、識別データの入力に使用される識別データ入力部12と、被検体内画像データおよび識別データの出力等を行う入出力インタフェース13とを備える。さらに、受信装置3は、各構成要素の駆動状態の制御等を行う制御部14と、受信回路10から出力されたアナログの受信強度信号をディジタル信号に変換して制御部14に出力するA/D変換部15と、受信装置3の各構成要素に対して駆動電力を供給する電力供給部16とを備える。
アンテナ選択部9は、複数配置された受信アンテナ6a〜6hの中から無線信号の受信に適したアンテナを選択するためのものである。具体的には、アンテナ選択部9は制御部14の制御に基づきアンテナを選択する機能を有し、選択した受信アンテナを介して受信された無線信号を受信回路10に出力する機能を有する。なお、アンテナ選択の際に制御部14は、A/D変換部15を介して入力された、受信アンテナ6a〜6hのそれぞれを介して受信された無線信号に応じたRSSI(Received Signal Strength Indicator :受信信号強度表示信号)に基づき受信に最適なアンテナを決定し、アンテナ選択部9に対して出力する。
入出力インタフェース13は、信号処理部11によって生成された被検体内画像データと、識別データ入力部12を介して入力された識別データとを携帯型記録媒体5に記録するためのものである。具体的には、入出力インタフェース13は、携帯型記録媒体5が受信装置3に装着されている間、制御部14から出力された被検体内画像データ等を携帯型記録媒体5に記録する機能を有する。
本実施の形態1において、カプセル型内視鏡2は、被検体1内に導入された後、再び被検体1の外部に排出されるまでの数時間〜十数時間に渡って被検体内画像の撮像を継続的に行い、撮像した被検体内画像データを含む無線信号を送信する機能を有する。このことに対応して、信号処理部11は多数の被検体内画像データを出力することとなり、入出力インタフェース13は、携帯型記録媒体5に対して制御部14を介して入力される多数の被検体内画像データをデータ群として記録することとなる。
識別データ入力部12は、上記のデータ群を他のデータ群と識別するための識別データを入力するためのものである。後述するデータ処理装置4では、複数の検査によって取得された複数のデータ群をまとめて処理する機能を有することから、医師の診断等に混乱が生じることを回避するため、データ群ごとに対応する識別データを記憶することとしている。識別データの具体的な内容としては、被検体1に関する情報、例えば患者IDと、検査に応じた検査IDとを含むこととする。
なお、識別データ入力部12の構成としては、キーボード等を備えることによって医師等が直接識別データを入力する構成としても良いが、本実施の形態1においては、識別データ入力部12は、データ処理装置4に備わる入力部23等(後述)を介して入力された識別データを入力する構成を有する。具体的には、識別データ入力部12は、例えば入力インタフェースのような構成を有し、カプセル型内視鏡2を被検体1に導入する前において、例えば受信装置3とデータ処理装置4とを有線接続することによって識別データを入力する構成を有する。
次に、データ処理装置4について説明する。本実施の形態1において、データ処理装置4は、1以上の被検体内画像データによって構成されるデータ群に対して所定の処理を行うためのものである。
図3は、データ処理装置4の構成を示す模式的なブロック図である。図3に示すように、データ処理装置4は、携帯型記録媒体5に対してデータの入出力を行うための入出力インタフェース18と、入出力インタフェース18を介して入力されるデータ中にデータ群に対応した識別データが含まれるか否かを判定する判定部19と、データ処理装置4の各構成要素の駆動状態等を制御する制御部20と、入力されたデータ群およびデータ群に対応した識別データを記憶する記憶部21と、入力されたデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理部22とを備える。また、データ処理装置4は、識別データ等を入力するための入力部23と、データ群に含まれる被検体内画像データや、後述するように使用者に対して識別データの入力を促すメッセージ等を表示する表示部24とを備える。
判定部19は、外部装置の一例たる携帯型記録媒体5がデータ群に対応した識別データを記録しているか否かの判定を行うためのものである。上述したように、携帯型記録媒体5は、識別データ入力部12を介して入力された識別データを記録する機能を有することから、判定部19は、かかる識別データが実際に記録されているか否かを判定する機能を有する。また、判定部19は、判定結果を制御部20に対して出力する機能を有し、後述する表示部24による入力指示を行うか否かの判断材料として用いられることとなる。
制御部20は、各構成要素の駆動状態等に関して制御を行うためのものである。具体的には、制御部20は、一般的な制御を行う機能を有する他に、判定部19の判定結果に基づき入力指示メッセージを生成する入力指示制御部20aと、携帯型記録媒体5に記録されたデータ群を当該データ処理装置4に入力するか否か、より具体的にはデータ群を記憶部21に記憶させるか否かの判定を行うデータ群入力制御部20bとを備えた構成を有する。
データ処理部22は、入力されたデータ群を構成する被検体内画像データ等に対して所定の処理を行うためのものである。具体的には、データ処理部22は、例えば識別データ毎にデータ群をまとめて管理し、使用者が検査情報等を入力した際に、対応する識別データを抽出すると共に識別データに対応したデータ群を画面上に表示する等の処理を行う機能を有する。
入力部23は、識別データ等を入力するためのものである。具体的には、入力部23は、キーボード、ポインティングデバイス等によって構成されており、使用者は、かかるキーボード等を介して識別データを入力する。また、入力部23の構成として、入出力インタフェースのようなものを採用し、あらかじめ識別データを記憶しているデータベース等から識別データを入力することとしても良い。
表示部24は、被検体内画像データ等を視覚的に表示する機能を有すると共に、所定の指示メッセージを表示することによって、特許請求の範囲における入力指示手段の一例として機能するものである。具体的には、表示部24は、CRTディスプレイや、液晶ディスプレイ等によって構成されており、所定の画像データ等を視覚的に表示する機能を有し、制御部20を介して入力された被検体内画像データや、入力指示ウィンドウを視覚的に表示する機能を有する。
次に、本実施の形態1におけるデータ処理装置4の動作について説明する。図4は、データ処理装置4の動作を説明するためのフローチャートであり、以下、図4を参照しつつデータ処理装置4の動作の説明を行う。なお、データ処理装置4は、携帯型記録媒体5に複数のデータ群が記録されていた場合でも動作することが可能であるが、以下の説明では理解を容易にするため、携帯型記録媒体5には単一のデータ群が記録されている例について説明を行う。
まず、判定部19によって、携帯型記録媒体5に記録されたデータ中にデータ群に対応した識別データが存在するか否かの判定を行い、判定結果が制御部20に出力される(ステップS101)。識別データが存在する場合には(ステップS101,Yes)、後述するステップS104に移行する。一方、識別データが存在しない場合には(ステップS101,No)、制御部20に備わる入力指示制御部20aによって入力指示メッセージが生成され、表示部24に識別データ入力指示が表示される(ステップS102)。
その後、入力部23を介して新たに識別データが入力されたか否かが判定され(ステップS103)、入力された場合には(ステップS103,Yes)、データ群入力制御部20bの制御によりデータ群が入力され、新たに入力された識別データと対応づけた状態で記憶部21に記憶される(ステップS104)。一方、識別データが新たに入力されなかった場合には(ステップS103,No)、データ群入力制御部20bは、データ群の入力を停止し、携帯型記録媒体5に記録されたデータ群は、記憶部21に記録されることはない(ステップS105)。以上の工程を経て記憶部21には対応する識別データが存在するデータ群のみが記録され、かかるデータ群を用いてデータ処理部22による処理および表示部24による画像表示が行われることとなる。
図5は、ステップS102において表示部24に表示される入力指示メッセージの一例について示す模式図である。図5に示す例においては、対象となるデータ群に関して、カプセル型内視鏡2を用いた検査が行われた日時が表示されると共に「識別データを入力してください」という入力指示メッセージが表示され、識別データの一態様として患者ID、検査IDおよび患者の年齢および性別の入力を要求するウィンドウが表示部24上に表示される。使用者は、検査日等を手がかりに患者ID等を入力し、マウス等のポインティングデバイスを用いて「OK」ボタンをクリックすることにより、事後的な識別データの入力が完了する。なお、入力指示の態様としては、図5のように「識別データを入力してください」といった直接的なメッセージを表示する例に限られず、例えば単に識別データの入力欄を備えたウィンドウを画面上に表示することとしても良い。より具体的には、使用者が識別データの入力が支持されている、と認識できるものであれば入力指示メッセージとして機能することは可能であるため、例えばマニュアル等であらかじめ定義しておいた上で、単に警告表示のみを表示部24に表示することとしても良い。
次に、本実施の形態1にかかる被検体内導入システムの利点について説明する。まず、本実施の形態1にかかる被検体内導入システムでは、データ処理装置4が識別データの入力を指示する入力指示手段としての表示部24を備えた構成を有する。すなわち、データ処理装置4は、事前に識別データの入力がなされることなくカプセル型内視鏡2を用いて取得した画像データからなるデータ群を入力する際に、表示部24が識別データの入力を指示するメッセージを表示することとしている。このようなメッセージを表示する構成を採用することによって、緊急時等のように事前に識別データを入力することなく検査が行われた場合であっても、医師等の使用者が事後に識別データを入力する確実性が向上し、識別データが存在しないことによってデータ群のデータ処理の際に生じる不具合を回避できるという利点を有する。
また、データ処理装置4は、データ群入力制御部20bの作用によって、表示部24による識別データの入力を指示するメッセージの表示に対応して、新たに識別データが表示された場合にのみ記憶部21にデータ群を記録し、新たな識別データが入力されなかった場合には対応するデータ群を記録しないこととしている。このため、データ処理装置4によって処理されるデータ群は、すべて対応する識別データが存在することとなり、データ処理装置4を用いた医師の診断等における混乱を回避することが可能である。
さらに、本実施の形態1では、特許請求の範囲における入力指示手段の機能を、表示部24によって実現した構成を有する。本実施の形態1において、受信装置3によって取得され、携帯型記録媒体5に記録された被検体内画像データは、データ処理装置4の動作を制御することによってデータ処理装置4に備わる記憶部21に記憶される。そして、データ処理装置4は表示部24を備えており、使用者は表示部24に表示される内容を確認しつつ処理装置4の動作の制御を行うのが通常である。従って、表示部24上に識別データの入力指示メッセージを表示することにより、使用者は容易に入力指示を認識することが可能となり、事後的な識別データの入力の確実性をさらに向上させることが可能であるという利点を有する。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる被検体内導入システムについて説明する。本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、受信装置において、受信装置内部の処理内容を記録するための機構を備えることとし、データ処理装置において、かかる処理内容に基づきデータ群の特定を行う構成を採用している。なお、以下の説明において、カプセル型内視鏡2等の図示および説明を省略するが、実施の形態1と同様に、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、カプセル型内視鏡2、携帯型記録媒体5および受信アンテナ6a〜6hを備えることとする。また、実施の形態1と同様の符号、名称を付したものは、以下で特に言及しない限り、実施の形態1と同様の構成、機能を有することとする。
図6は、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムに備わる受信装置26の構成を示す模式的なブロック図であり、図7は、データ処理装置27の構成を示す模式的なブロック図である。図6に示すように、受信装置26は、実施の形態1における受信装置3と同様にアンテナ選択部9、受信回路10、信号処理部11、識別データ入力部12、A/D変換部15および電力供給部16を備えた構成を有する。一方で、受信装置26は、内部の構成要素の動作状況の記録である動作ログを生成するための動作ログ生成部28を新たに備え、これに対応した駆動スイッチ29、制御部30および記憶部31を備える。
動作ログ生成部28は、受信装置26内部に備わる各構成要素における動作状況の記録としての動作ログを生成するためのものである。具体的には、動作ログ生成部28は、制御部30を介して入力される各構成要素の動作状況に基づき動作ログを生成し、制御部30及び入出力インタフェース13を介して携帯型記録媒体5に対して出力する機能を有する。なお、動作ログの内容としては、少なくとも受信装置26の駆動状態に関する情報、より具体的には、少なくとも受信装置26のオン・オフがなされた回数が含まれることとする。
駆動スイッチ29は、実施の形態1における駆動スイッチ17と同様に、電力供給部16による駆動電力の供給を制御するためのものである。すなわち、ユーザの指示等によって駆動スイッチ29がオン状態となった場合には、電力供給部16による駆動電力の供給が開始され、駆動スイッチ29がオフ状態となった場合には、電力供給部16からの駆動電力の供給が停止される。また、駆動スイッチ29は、オン・オフに関する情報を制御部30に出力する機能を有する。
制御部30は、実施の形態1における制御部14の機能に加え、動作ログ生成部28に所定の動作状況に関するデータを出力する機能を有する。本実施の形態2においては、制御部30は、動作ログ生成部28に対して少なくとも駆動スイッチ29を介して入力される受信装置26の駆動状態を出力する機能を有すると共に、動作ログ生成部28によって生成された動作ログを入出力インタフェース13に対して出力する機能を有する。また、携帯型記録媒体5は、たに動作ログを記録する機能を有する。
次に、データ処理装置27について説明する。図7に示すように、データ処理装置27は、実施の形態1と同様に入出力インタフェース18、データ処理部22、入力部23および表示部24を備える。その一方で、データ処理装置27は、携帯型記録媒体5に記録されている複数の被検体内画像データによって構成される1以上のデータ群を特定するデータ群特定部32と、データ群特定部32によって特定された1以上のデータ群のそれぞれに関して対応する識別データが記録されているか否かを判定する判定部33と、判定部33によって得られた判定結果に基づきそれぞれのデータ群に対応した処理を行う制御部34と、それぞれのデータ群に関してデータを記憶する記憶部35とを備える。
データ群特定部32は、携帯型記録媒体5に記録された多数の被検体内画像データに関して、それぞれが属するデータ群を特定するためのものである。具体的には、データ群特定部32は、受信装置26の備わる動作ログ生成部28によって生成され、記憶部31を介して携帯型記録媒体5に記録された動作ログの内容に基づき、携帯型記録媒体5に記録された多数の被検体内画像データが属するデータ群を特定する機能を有する。データ群特定部32における処理動作に関しては、後に詳細に説明する。
判定部33は、データ群特定部32によって特定された1以上のデータ群に対して、それぞれ対応する識別データが携帯型記録媒体5に記録されているか否かの判定を行うためのものである。それぞれのデータ群に対する判定処理は、実施の形態1と同様のものとしても良いし、異なる別の手法を用いることとしても良い。
制御部34は、実施の形態1における制御部20と同様に、各構成要素の動作等を一般的に制御する機能を有する他に、判定部33によって取得される判定結果および入力部23からの識別データの入力結果に基づき所定の処理を行う機能を有する。具体的には、制御部34は、データ群特定部32によって特定された複数のデータ群のいずれかに対応した識別データが存在しないと判定された場合にデータ入力指示を表示部24に表示させるための入力指示制御部34aと、データ入力指示を表示させた後に、入力部23を介した識別データの入力の有無に応じて携帯型記録媒体5に記録されたデータ群を記憶部35に記録するか否かの制御を行うデータ群入力制御部34bとを備える。
記憶部35は、実施の形態1における記憶部21と同様に、入出力インタフェース18を介して入力されるデータ等を記憶するためのものである。本実施の形態3においては、記憶部35は、複数のデータ群および複数のデータ群のそれぞれに対応した識別データを少なくとも記録する機能を有する。
次に、データ群特定部32の処理動作について説明する。図8は、データ群特定部32の処理動作を示すフローチャートであり、以下図8を参照しつつ説明を行う。まず、データ群特定部32は、携帯型記録媒体5に記録された動作ログの内容を入力し(ステップS201)、記録された動作内容の中から、駆動スイッチ29のオン・オフが行われた回数をカウントする(ステップS202)。そして、データ群特定部32は、オン・オフの回数に応じて携帯型記録媒体5に記録された多数の被検体内画像データが属することとなるデータ群の数を特定し、被検体内画像データのそれぞれがいずれのデータ群に属するかを特定する(ステップS203)。その後、データ群特定部32は、データ群の個数および各被検体内画像データがいずれのデータ群に属するかの情報を判定部33および制御部34に出力する(ステップS204)。以上でデータ群特定部32の処理動作は終了する。
その後は、実施の形態1のステップS101〜S105と同様の処理が行われる。具体的には、判定部33は、入力されたデータ群特定結果に基づき、それぞれのデータ群に対応して識別データが記録されているか否かの判定を行い、判定結果を制御部34に出力する。制御部34は、対応する識別データが記録されていないデータ群に関して、入力指示制御部34aによって表示部24に入力指示メッセージを表示させる。そして、制御部34に備わるデータ群入力制御部34bは、かかるメッセージに対応して入力部23を介して新たに識別データが入力された場合に、携帯型記録媒体5に記録されたデータ群を、入出力インタフェース18を介して入力し、記憶部35に記録されるよう所定の制御を行う。
次に、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムの利点について説明する。まず、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、表示部24によって実施の形態1と同様にデータ群に対応する識別データが記録されていない場合に識別データの入力指示メッセージを表示し、入力指示メッセージに対して新たに識別データの入力があった場合にのみデータ群を記録することとしている。従って、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、実施の形態1と同様に、対応する識別データが存在しないことによるデータ処理および医師の診断等における不具合を回避することができるという利点を有する。
また、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、データ群特定部32を新たに備える。データ群特定部32は、被検体内画像データの生成時刻に対応した時刻データに基づきデータ群の特定を行うこととしており、本来異なるデータ群として扱われるべきであるにもかかわらず、例えば識別データが一つしか記録されていないが故に同一のデータ群として処理されてしまう等の弊害を回避することを可能としている。
すなわち、従来の被検体内導入システムでは、識別データ以外に、複数のデータ群の存在を示すデータは記録されていないのが通常である。従って、同一の携帯型記録媒体5に対して、異なる複数の検査等によって取得された別種の被検体内画像データが記録され、かつそれぞれに対して適切な識別データが記録されていない場合には、すべての被検体内画像データが同一データ群に属するものと誤認され、本来は異なる検査の際に取得された被検体内画像データを用いた診断が行われてしまうおそれがある。かかる弊害を防止するためには、携帯型記録媒体5に記録されている被検体内画像データに関して、あらかじめデータ群の特定を行い、特定した1以上のデータ群に対して識別データの有無の判定等を行う必要がある。
一方で、近年の被検体内導入システムでは、受信装置が故障した場合に故障内容を特定する等の理由に基づき、動作ログを記録する構成を採用するのが一般的である。本実施の形態2では、かかる動作ログを有効に活用することによって、同一の携帯型記録媒体5に複数の検査等によって取得された、別種の被検体内画像データが記録されている場合であっても、それぞれが異なるデータ群に属するものと認識することを可能としている。
一般的な被検体内導入システムの使用においては、カプセル型内視鏡2を導入して行われる被検体内画像データの取得中は、受信装置26に備わる駆動スイッチ29のオン・オフが繰り返されることはなく、オン状態を維持した状態で被検体内画像データの取得が行われるのが一般的である。従って、動作ログにおいて、駆動スイッチ29の動作状況として検査開始時のオンと、検査終了時のオフのみが記録されている場合には、携帯型記録媒体5に記録されている多数の被検体内画像データは、同一の検査等に伴い取得されたものであって、同一データ群に属するものと推定することが可能である。
一方で、動作ログにおいて、駆動スイッチ29のオン・オフが複数回記録されている場合には、異なる複数回の検査が行われている可能性が高い。すなわち、受信装置26の駆動状態をオン状態に維持したまま複数の検査に使用することは通常考えにくく、異なる検査に同一の携帯型記録媒体5を装着した受信装置26を使用した場合には、検査を切り替えるにあたって受信装置26の駆動状態を一度オフ状態とし、その後に再びオン状態に変化させて使用するのが自然である。
かかる原理に基づいて、本実施の形態2では、オン・オフの回数に基づくデータ群の特定を行うこととしている。すなわち、データ群特定部32は、動作ログに記録されたオン・オフの回数だけ、異なる検査等に応じた複数のデータ群が存在するものと特定し、かかる特定結果を判定部33および制御部34に出力している。かかる構成を採用することによって、本実施の形態2にかかる被検体内導入システムは、異なる検査等に対応した被検体内画像データを同一検査によって得られたものと誤認し、診断等に支障を来すことを回避できるという利点を有する。
なお、同一検査中に被検体1等が故意または過失によって駆動スイッチ29を複数回オン・オフすることも考えられるが、本実施の形態2では、かかる場合に生じうる不具合についても対処が可能である。すなわち、本実施の形態2では、実施の形態1と同様に、複数のデータ群のうち対応する識別データが携帯型記録媒体5に記録されていない場合には、入力指示制御部34aの制御によって識別データの入力を促すメッセージが表示部24上に表示される。従って、同一検査中に複数回のオン・オフを繰り返したような場合であっても、入力指示に対して、初期設定の際に受信装置26に対して入力された識別データと同じ識別データを入力することによって、データ処理上は、同一のデータ群として処理することが可能である。かかる構成により、実際には同一のデータ群に属するべきであるにもかかわらずオン・オフが複数回行われた場合であっても、結局は同一のデータ群として認識されることとなり、診断等において不具合が生じることを回避することが可能である。
(実施の形態3)
次に、実施の形態3にかかる被検体内導入システムについて説明する。本実施の形態3にかかる被検体内導入システムは、外部装置としての携帯型記録媒体5が異なる検査等に対応した複数のデータ群を記録している場合に、データ処理装置において、被検体内画像データの生成時刻に基づきデータ群の数およびそれぞれのデータ群に属する被検体内画像データを特定する構成を有する。
図9は、本実施の形態3にかかる被検体内導入システムを構成する受信装置36の構成を示すブロック図であり、図10は、同じく本実施の形態3にかかる被検体内導入システムを構成するデータ処理装置37の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態3においてカプセル型内視鏡2および携帯型記録媒体5に関しては図示および詳細な説明について省略するが、このことは本実施の形態3においてこれらの構成要素を含まないとする趣旨ではないことはもちろんである。また、図9および図10等において、実施の形態1と同様の符号・名称を有する構成要素は、以下で特に言及しない限り、実施の形態1と同様の構成・作用を有するものとする。
図9に示すように、受信装置36は、実施の形態1における受信装置3と同様にアンテナ選択部9、受信回路10、信号処理部11、識別データ入力部12、A/D変換部15、電力供給部16および駆動スイッチ17を備える。一方で、受信装置36は、データ群を構成する被検体内画像データの記録時を計測するための時計部38を新たに備え、かかる時計部38に対応して、時刻データを扱う機能を有する制御部39と、時刻データを記憶する記憶部40とを備えた構成を有する。
時計部38は、被検体内画像データが信号処理部11から出力された時刻を検出するためのものである。具体的には、時計部38は、制御部39の制御に基づき信号処理部11によって被検体内画像データが生成され、制御部39に対して出力された時刻としての時刻データを制御部39に対して出力する機能を有する。
制御部39は、実施の形態1における制御部14の機能に加え、新たに時計部38から出力される時刻データに関しても処理する機能を有する。具体的には、制御部39は、信号処理部11によって入力された被検体内画像データを、入出力インタフェース13を介して携帯型記録媒体5に記録する際に、時計部38から時刻データを取得し、かかる時刻データを被検体内画像データと対応づけた形で出力する機能を有する。従って、携帯型記録媒体5に記憶されたデータを入力するデータ処理装置37は、データ入力の際に被検体内画像データからなるデータ群および識別データの他にデータ群を構成する個々の被検体内画像データに対応づけられた時刻データについても入力が可能となる。
次に、データ処理装置37について説明する。図10に示すように、データ処理装置37は、実施の形態1と同様に入出力インタフェース18、データ処理部22、入力部23および表示部24を備える。その一方で、データ処理装置37は、携帯型記録媒体5に記録されている複数の被検体内画像データによって構成される1以上のデータ群を特定するデータ群特定部41と、データ群特定部41によって特定された1以上のデータ群のそれぞれに関して対応する識別データが記録されているか否かを判定する判定部33と、判定部33によって得られた判定結果に基づきそれぞれのデータ群に対応した処理を行う制御部34と、それぞれのデータ群に関してデータを記憶する記憶部35とを備える。
データ群特定部41は、携帯型記録媒体5に記録された多数の被検体内画像データに関して、それぞれが属するデータ群を特定するためのものである。データ群特定部41は、携帯型記録媒体5に記録された被検体内画像データのそれぞれの記録時刻である時刻データに基づき被検体内画像データを分類し、分類された被検体内画像データの集まり毎に異なるデータ群として特定する機能を有する。
データ群特定部41の処理動作について説明する。図11は、データ処理装置37が携帯型記録媒体5に記録されたデータ群を入力する際におけるデータ群特定部41の動作について示すフローチャートである。図11に示すように、データ群特定部41は、入出力インタフェース18を介して携帯型記録媒体5に記録された時刻データを入力し(ステップS301)、直前の時刻データとの間隔が所定の閾値以上となる時刻データが存在するか否かを判定する(ステップS302)。そして、閾値以上となる時刻データが存在しない場合には(ステップS302,No)、後述するステップS304に移行する。一方で、閾値以上の時刻データが存在した場合には(ステップS302,Yes)、かかる時刻データに示される時刻以降に生成された被検体内画像データは、それよりも前に生成された被検体内画像データとは異なるデータ群に属するものと判定する(ステップS303)。
その後、データ群特定部41は、携帯型記録媒体5に記録された時刻データのすべてに関して検証が完了したか否かを判定し(ステップS304)、検証が完了した場合には(ステップS304,Yes)、データ群特定を完了し、特定結果を判定部33に出力する。一方で、すべての時刻データに関して検証が完了していない場合には(ステップS304,No)、ステップS302に戻って残りの時刻データに関して上述の処理を繰り返す。その後は、実施の形態1におけるステップS101〜S105と同様の処理が行われ、必要に応じて入力指示メッセージが表示されると共に、新たな識別データの入力がないデータ群に関しては、記憶部35への記録を停止する等の処理が行われる。
図12は、ステップS302、S303におけるデータ群特定処理の内容について示す模式図である。なお、図12は、あくまでステップS303の内容を説明するための図であり、携帯型記録媒体5に記録されているデータの構造そのものではないことに注意が必要である。
図12に示すように、データ1、データ2、・・・、データn+2の被検体内画像データに関して、本実施の形態3ではあらかじめデータ生成時刻を示すデータとしての時刻データが対応して記録されている。例えば、図12の例では、データ1は、2004年3月6日15時13分15秒50に生成され、データ2は、2004年3月6日15時13分16秒0に生成されている。このように、本実施の形態3では、時計部38の作用によりそれぞれの被検体内画像データに対応した時刻データが与えられており、データ群特定部41は、かかる時刻データに基づくデータ群特定処理を行う。具体的には、データ群特定部41は、被検体内画像データに対応した時刻データを時系列順に順次参照し、隣接する時刻データにおける時間間隔を検証していく。すなわち、図12の例では、データ群特定部41は、データ1に対応した時刻データとデータ2に対応した時刻データとの時間間隔の検証を行い、データ2に対応した時刻データとデータ3に対応した時刻データとの時間間隔の検証を行っていくこととなる。
そして、データ群特定部41は、ステップS302に示したように直前の時刻データとの時間間隔が所定の閾値を超えた値となる時刻データが存在するか否かの判定を行う。閾値の値を例えば2秒とした場合、図12の例では、データm+1に対応した時刻データは、直前の時刻データ、すなわちデータmに対応した時刻データとの間の時間間隔が5分である。従って、データ群特定部41は、データm+1に対応した時刻データは、直前の時刻データとの間の時間間隔が閾値を超えるものであると判定し(ステップS302,Yes)、データm+1およびそれ以降に生成された被検体内画像データは、ステップS303に示したように、データmおよびそれ以前に生成された被検体内画像データが属するデータ群と異なるデータ群に属するものと判断する。
データm+2に対応した時刻データおよびそれ以降の時刻データに関しても、データ群特定部41は、各時刻データについて同様の処理を行う。図12の例では、さらにデータn+2に対応した時刻データに関しても、直前の時刻データ、すなわちデータn+1に対応した時刻データとの間の時間間隔が2日であることに鑑みて、データ群特定部41は、時間間隔が閾値を超えており、データn+2およびそれ以降に生成された被検体内画像データは、データn+1とは異なるデータ群に属するものと判断する。以上のプロセスを経ることによって、データ群特定部41は、図12にも示すように、携帯型記録媒体5に記録された多数の被検体内画像データに関して、第1データ群、第2データ群および第3データ群という異なる三種類のデータ群が存在するものと特定し、特定した結果を判定部33等に出力するのである。
次に、本実施の形態3にかかる被検体内導入システムの利点について説明する。まず、本実施の形態3にかかる被検体内導入システムは、実施の形態1、2と同様に、事前に識別データの入力がなされなかった場合に、事後的に識別データの入力がなされる確実性を向上させることができるという利点を有する。
また、実施の形態3にかかる被検体内導入システムは、データ処理装置37においてデータ群特定部41を備えることとしている。実施の形態2においても説明したように、同一の携帯型記録媒体5に対してそれぞれ異なるデータ群に属すべき複数の被検体内画像データが混在している場合には、識別データの有無の判定等を行う前に、データ群の特定を行うことが必要である。
一方で、近年の被検体内導入システムは、データ処理時にデータを時系列順に表示することによって診断の便宜を図る等の理由に基づき、被検体内画像データを携帯型記録媒体5に記録する際の時刻についても記録する構成を採用している。本実施の形態3では、かかる時刻データを有効に活用することによって、撮像対象たる被検体1が異なる等の別種の被検体内画像データが同一の携帯型記録媒体5に記録されている場合に、それぞれを異なるデータ群に属するものと特定し、診断等における不具合を解消している。
具体的には、同一の被検体1に対してカプセル型内視鏡2を導入して被検体内画像データを取得する場合、それぞれに対応した時刻データ間の時間間隔は、カプセル型内視鏡2の撮像間隔に対応してほぼ一定の値を維持するはずである。例えば、一般的なカプセル型内視鏡2の撮像間隔は0.5秒程度であることから、取得される被検体内画像データの生成時刻たる時刻データ間の時間間隔も0.5秒程度となるのが通常である。換言すれば、かかる時間間隔を維持している限り、時刻データに対応する被検体内画像データは、同一の被検体1に対して同一のカプセル型内視鏡2を用いた検査に対応するデータであるものと推測することが可能である。
これに対して、同一の携帯型記録媒体5に対して、異なる検査等によって取得される別種の被検体内画像データを記録した場合には、時刻データ間の時間間隔は異なるものとなる。例えば、ある検査を行った翌日に別の検査を行い、それぞれにおいて取得した被検体内画像データを同一の携帯型記録媒体5に記録した場合には、別種の被検体内画像データに対応した時刻データは、異なる日付を内容とすることとなり、時刻データ間の時間間隔は、上述の0.5秒よりも著しく大きな値となる。換言すれば、時刻データ間の時間間隔が著しく大きい場合には、それぞれの時刻データに対応した被検体内画像データは、異なる検査等において取得された別種のもの、すなわち別のデータ群として把握すべきものであるということとなる。
かかる原理に基づいて、本実施の形態3では、データ群特定部41が時刻データ間の時間間隔に基づくデータ群特定を行うこととしている。かかる構成を採用することにより、異なる検査等によって取得された被検体内画像データを異なるデータ群に属するものとして認識することが可能となり、診断等における不具合を回避することが可能であるという利点を有する。
また、本実施の形態3では、データ群特定部41によって特定された1以上のデータ群のそれぞれに対して、判定部33が識別データの有無を判定することとしている。従って、携帯型記録媒体5に複数のデータ群に属する被検体内画像データが記録され、かつ一部のデータ群に対応する識別データのみが記録されているような場合であっても確実に判定動作を行うことが可能である。そのため、制御部34等の処理とあわせてすべてのデータ群に関して対応する識別データが存在する状態で記憶部35に記録し、診断等で不具合が生じることを回避することができるという利点を有する。
なお、ステップS302における判断に用いる閾値としては、上述の2秒以外の値としても良く、データ群の特定に便利な値を用いることとして良い。一般論としては、通常状態で0.5秒間隔で被検体内画像データの取得が行われるシステムの場合でも、例えばカプセル型内視鏡2から送信される無線信号に関して受信装置36で受信エラーが生じることがある。かかる場合、受信エラーの発生によって時刻データ間の時間間隔が0.5秒よりも大きな値となったとしても、対応する被検体内画像データは、同一データ群に属するものである。かかる場合に異なるデータ群に属するものと特定されることを回避する観点からは、通常の時間間隔に対してある程度の余裕を持たせた閾値とすることが好ましい。
以上、本発明を実施の形態1〜3に渡って説明したが、本発明は実施の形態1〜3に限定して解釈する必要はなく、当業者であれば様々な実施例、変形例等に想到することが可能である。例えば、入力指示手段として表示部を用いて視覚的に表示することとしたが、かかる構成に限定する必要はなく、例えば音声によって指示する構成を採用しても良い。
また、データ処理装置が処理するデータに関しても、カプセル型内視鏡2によって取得された被検体内画像データに限定して解釈する必要はないし、外部装置を携帯型記録媒体に限定して解釈する必要はない。例えば、受信装置を外部装置とし、受信装置とデータ処理装置とが例えばケーブルを介して直接データのやりとりを行う構成としても良い。
実施の形態1にかかる被検体内導入システムの全体構成を示す模式図である。 被検体内導入システムに備わる受信装置の構成を示す模式的なブロック図である。 被検体内導入システムに備わるデータ処理装置の構成を示す模式的なブロック図である。 データ処理装置の動作内容を示すフローチャートである。 表示部に表示される入力指示メッセージの一例について示す模式図である。 実施の形態2にかかる被検体内導入システムに備わる受信装置の構成を示す模式的なブロック図である。 実施の形態2にかかる被検体内導入システムに備わるデータ処理装置の構成を示す模式的なブロック図である。 データ処理装置に備わるデータ群特定部における処理内容を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる被検体内導入システムに備わる受信装置の構成を示す模式的なブロック図である。 実施の形態3にかかる被検体内導入システムに備わるデータ処理装置の構成を示す模式的なブロック図である。 データ処理装置に備わるデータ群特定部の処理内容を示すフローチャートである。 時刻データとデータ群特定との間の関係について示す模式図である。
符号の説明
1 被検体
2 カプセル型内視鏡
3 受信装置
4 データ処理装置
5 携帯型記録媒体
6a〜6h 受信アンテナ
9 アンテナ選択部
10 受信回路
11 信号処理部
12 識別データ入力部
13 記憶部
14 制御部
15 A/D変換部
16 電力供給部
17 駆動スイッチ
18 入出力インタフェース
19 判定部
20 制御部
20a 入力指示制御部
20b データ群入力制御部
21 記憶部
22 データ処理部
23 入力部
24 表示部
26 受信装置
27 データ処理装置
28 動作ログ生成部
29 駆動スイッチ
30 制御部
31 記憶部
32 データ群特定部
33 判定部
34 制御部
34a 入力指示制御部
34b データ群入力制御部
35 記憶部
36 受信装置
37 データ処理装置
38 計時部
39 制御部
40 記憶部
41 データ群特定部

Claims (6)

  1. 受信装置において受信された無線信号に基づき生成された1以上のデータ群を記録した外部装置から入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置であって、
    前記受信装置が継続的に駆動した期間に生成された1以上のデータを同一のデータ群として特定するデータ群特定手段と、
    入力の際に、前記データ群特定手段が特定したデータ群ごとに、対応した識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行う判定手段と、
    前記外部装置に前記識別データが記録されていない前記データ群が1以上存在する場合に、識別データの入力を指示する入力指示手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記データ群特定手段は、前記受信装置における駆動開始および駆動停止の回数に基づき前記データ群の個数を特定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 1以上のデータ群、および記録したデータの生成時刻に関する情報として生成時刻データを記録した外部装置から入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置であって、
    前記生成時刻データに基づき複数の前記データを1以上のデータ群として特定とするデータ群特定手段と、
    入力の際に、前記データ群特定手段が特定した前記データ群ごとに、対応した前記データ群の識別に使用される識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行う判定手段と、
    前記外部装置に前記データ群に対応した識別データが記録されていない場合に、識別データの入力を指示する入力指示手段と、
    を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  4. 前記データ群特定手段は、直前に生成されたデータの生成時刻との時間間隔が所定の閾値を超えたデータを検出し、検出したデータおよび該データよりも後に生成されたデータが、直前に生成された前記データと異なるデータ群に属するものと判定することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記外部装置に対してデータの入出力を行うデータ入力インタフェースと、
    前記データ群と対応した前記識別データが前記外部装置に記録されておらず、前記入力指示手段の指示に応じて新たな識別データの入力が行われなかった場合に、前記データ入力インタフェースを介した前記データ群の入力を停止するよう制御するデータ入力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のデータ処理装置。
  6. 被検体内に導入され、所定の被検体内情報を取得し、該被検体内情報を含む無線信号を送信する被検体内導入装置と、前記無線信号を受信する受信装置と、1以上のデータ群、および記録したデータの生成時刻に関する情報として生成時刻データを記録した外部装置と、前記外部装置に記録されたデータ群を入力し、入力したデータ群に対して所定の処理を行うデータ処理装置とを備えた被検体内導入システムであって、
    前記データ処理装置は、
    前記生成時刻データに基づき複数の前記データを1以上のデータ群として特定とするデータ群特定手段と、
    入力の際に、前記データ群特定手段が特定した前記データ群ごとに、対応した前記データ群の識別に使用される識別データが前記外部装置に記録されているか否かの判定を行う判定手段と、
    前記外部装置に前記データ群に対応した識別データが記録されていない場合に、識別データの入力を指示する入力指示手段と、
    を備えたことを特徴とする被検体内導入システム。
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