JP4726656B2 - エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 - Google Patents
エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4726656B2 JP4726656B2 JP2006065089A JP2006065089A JP4726656B2 JP 4726656 B2 JP4726656 B2 JP 4726656B2 JP 2006065089 A JP2006065089 A JP 2006065089A JP 2006065089 A JP2006065089 A JP 2006065089A JP 4726656 B2 JP4726656 B2 JP 4726656B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skin
- interior member
- blade
- airbag door
- processing blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 70
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 18
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 claims description 130
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 108
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 37
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 claims description 12
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 12
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 7
- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 4
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000012788 optical film Substances 0.000 description 3
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 3
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 3
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- UFWIBTONFRDIAS-UHFFFAOYSA-N Naphthalene Chemical compound C1=CC=CC2=CC=CC=C21 UFWIBTONFRDIAS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Chemical compound C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920002725 thermoplastic elastomer Polymers 0.000 description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910021536 Zeolite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 229920002397 thermoplastic olefin Polymers 0.000 description 1
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Bags (AREA)
Description
また、近年では、このような車両用内装部材における立体装飾性が損なわれないように、車両用内装部材の裏側に破断予定線を形成し、表面側から視認されにくいインビジブルタイプが用いられている。
しかしながら、これらの加熱切断治具を用いて破断予定線を形成すると、切断線の幅が比較的大きくなったり、切断線の形成箇所に凹凸が生じたりして、内装部材を表面側から眺めた場合に破断予定線の存在位置が視認されやすくなる場合があった。
すなわち、本発明は、加工刃の刃面の損傷等の刃こぼれを発生しにくくして、車両用内装部材におけるエアバッグドア部を、効率的かつ精度良く形成することができるエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置、及び当該製造装置を用いたエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法を提供することを目的とする。
第1の実施形態は、図1に例示するように、表皮を含むエアバッグドア部を有する車両用内装部材(以下、単に内装部材と称する場合がある。)の製造装置10であって、加工刃として、加熱手段、超音波発生手段および高周波発生手段を用いることなく表皮に破断予定線を形成するための製造装置であり、表皮が載置される載置面11aを有する支持台11と、支持台11上に載置された表皮に対して下降および水平移動をすることにより破断予定線を形成するための加工刃13と、を備えるとともに、加工刃13の刃面は、載置面に対して傾斜する傾斜部と、載置面と平行な水平部と、を有し、かつ、水平部が、加工刃の刃先と表皮との接触面を増やし、磨耗や損傷に対する耐久性を向上させるために設けられてなることを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置(以下、単に製造装置と称する場合がある。)10である。
なお、以下の説明において、表皮とは、特に説明がない限り、図15に例示するエアバッグドア部を有する車両用内装部材40におけるエアバッグを収容する機能を有する基材45及び発泡層43以外の最表面のシート部材41を意味する。
本実施形態の車両用内装部材の製造装置10は、図1に示すように、支持台11と加工刃13とを含み、裏面側を上方に向けて支持台11上に載置された表皮に対して、表皮が所定の残厚を残すことができるように上方側から加工刃13を進入させた後、形成する破断予定線の形状に沿って加工刃13を移動させて所定形状の破断予定線を表皮の裏面側に形成するための装置である。
また、本実施形態の車両用内装部材の製造装置10は、支持台11に設けられた吸入孔17と、当該吸入孔17を介して表皮を吸引固定するための吸引装置18と、加工刃位置制御手段16と、加工刃13の高さ位置検知手段28と、残厚測定手段27、加工刃13の刃先の状態検知手段29と、を備えている。
詳細な動作については、第2の実施形態において説明するが、一般的には、加工刃の進入と移動とを複数回繰り返すことにより、所望の形状の破断予定線が形成される。
(1)基本構成
加工刃は、後述する支持台上に載置された表皮に破断予定線を形成するために用いられる部材である。本発明の製造装置に用いられる加工刃は、図2に示すように、支持台11の載置面11aに対して傾斜する傾斜部13bと、載置面11aと平行な水平部13aと、を有する刃面を備えることを特徴とする。表皮に破断予定線を形成するための切断治具としてこのような加工刃13を用いることにより、表皮を平坦化した状態において、破断予定線を含む面(表皮の裏面)を実質的に平らにすることができる。したがって、内装部材の表面側から破断予定線の位置を視認されにくくすることができ、インビジブル性を向上させることができる。
また、このような加工刃13であれば、加熱手段や超音波又は高周波発生手段等を備える必要がないため、経済性に優れた製造装置を提供することができる。
すなわち、加工刃の先端に水平部がなく、尖った形状になっている場合には、表皮を切断する際の摩擦力や応力によって、刃先が損傷したり磨耗したりしやすく、表皮における破断予定線が形成された箇所の残厚がばらつきやすい。したがって、残厚が大きい部分が破断しにくくなり、エアバッグをスムーズに展開させることができなくなる場合がある。
これに対し、加工刃の先端部に水平部を有する場合には、加工刃の刃先と表皮との接触面が増え、磨耗や損傷に対する耐久性を向上させることができる。したがって、破断予定線が形成された箇所の表皮の残厚を均一にすることができ、エアバッグの展開時にスムーズに破断させることができる。
なお、水平部が支持台の載置面に平行な状態とは、真に平行な場合だけでなく、1〜2°程度の誤差の範囲も含むものである。
また、図2に示す加工刃13における水平部13aの長さに関し、形成する破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、当該水平部13aの長さを0.4〜1.0mmの範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、破断予定線が直線形状であれば、水平部の長さが長い場合であっても形成するラインに沿って加工刃を移動させることができるとともに、水平部の長さを比較的長くすることにより、加工刃の先端の磨耗の発生を少なく抑えることができるためである。逆に、水平部の長さが過度に長すぎると、加工刃自体が大きくなってしまいコストを上昇させてしまうためである。
したがって、形成する破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、水平部の長さを0.45〜0.9mmの範囲内の値とすることがより好ましく、0.5〜0.8mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
この理由は、破断予定線が曲線形状であると、水平部の長さが長い場合には、加工刃の移動方向と水平部の延長線の方向が一致せず、形成するラインに沿って加工刃を移動させることが困難となる場合があるためである。
したがって、形成する破断予定線が曲線形状を含む場合には、水平部の長さを0.3〜0.45mmの範囲内の値とすることがより好ましく、0.3〜0.4mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
また、図2に示す加工刃13における傾斜部13bの傾斜角θに関し、形成する破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、当該傾斜部13bの、支持台11の載置面11aに対する傾斜角度を10〜45°の範囲内の値とすることが好ましい。
この理由は、破断予定線が直線形状であれば、傾斜部における上述した傾斜角度が比較的小さい場合であっても形成するラインに沿って加工刃を移動させることができるとともに、傾斜部の傾斜角度を比較的小さくすることにより、加工刃を移動させる際に表皮の切断箇所から受ける抵抗を小さくすることができるためである。したがって、加工刃の刃面のいわゆる刃こぼれの発生を少なくすることができる。
よって、形成する破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、傾斜部の、支持台の載置面に対する傾斜角度を15〜40°の範囲内の値とすることがより好ましく、20〜30°の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
この理由は、破断予定線が曲線形状であると、傾斜部における所定の傾斜角度が小さい場合には、加工刃の移動方向と刃面の延長線の方向が一致しないことから、形成するラインに沿って加工刃を移動させることが困難となる場合があるためである。ただし、傾斜角度が過度に大きいと、加工刃を移動させる際に表皮の切断箇所から受ける抵抗が大きくなってしまい、刃こぼれを生じやすくなる。
したがって、形成する破断予定線が曲線形状を含む場合には、当該傾斜部の、支持台の載置面に対する傾斜角度を48〜75°の範囲内の値とすることがより好ましく、50〜70°の範囲内の値とすることがさらに好ましい。
また、上述の水平部及び傾斜部を有する加工刃は、図2に示すような直線部の組み合わせからなる形状に限られるものではなく、図5(a)及び(b)に示すように、その一部に曲線部24a、25aを含む加工刃24、25とすることもできる。
また、図1に示す加工刃位置制御手段16は、加工刃13を上昇又は下降させたり、平行移動させたりして、加工刃13の位置を移動させるための手段である。
例えば、上昇又は下降させる手段としてのモータ機構と、平行移動させる手段としてのサーボモータ等を用いて構成することができる。このような加工刃位置制御機構を備えることにより、あらかじめ形成する破断予定線の形状を記憶させておき、表皮をセットした後は、自動的に破断予定線を形成したり、残厚を測定したりすることが可能になる。
(1)突起部
また、支持台は、車両用内装部材の表皮を載置できる構成であれば特に制限されるものではないが、例えば、図1に示すように、上面が実質的に平坦化されているとともに水平方向に保持され、載置面11a上に、後述する破断予定線の形状に対応した突起部15が配置された支持台11とすることが好ましい。
これらの支持台や突起部は、金属やステンレス等、載置される表皮材よりも硬い材料から構成されている。これによって、加工刃の先端位置を所定高さに制御することにより、表皮の残厚を一定の値にすることができる。
このような突起部は、例えば、図6(a)〜(b)に示すように、支持台11の載置面11a上に備えられた固定式の突起部15aとすることができる。かかる固定式の突起部15aは、支持台の表面を加工して、支持台と一体的に形成することもできるが、平坦面を有する支持台上に別部材を取り付けることによって形成することが好ましい。このような突起部であれば、突起部を付け替えることにより、破断予定線の形状が変更可能になるため、支持台は共有化でき、生産コストを抑えることができるためである。
なお、図6(a)は支持台11の斜視図であり、図6(b)は、図6(a)中のAA断面を矢印方向に見た断面図である。
かかる棒状部材からなる突起部とする場合に、当該突起部は、支持台と同様、金属やステンレス等の比較的硬い材料からなることが好ましい。これによって、突起部の高さが変化することがないため、加工刃の先端位置を所定高さに制御することにより、表皮の残厚を一定の値にすることができるためである。
したがって、突起部の高さを、支持台の表面から0.6〜3mmの範囲内の値とすることが好ましく、0.7〜2mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
かかる上下動式の突起部15bは、下降した状態(図11(a)に示される状態)においては、支持台11の載置面11aから突出していない一方、突起部15bを上昇させた状態(図11(b)に示される状態)においては、支持台11の載置面11aから所定高さだけ突出するように構成されている。
また、支持台には、図1に示すように、吸引部として、真空ポンプ等の吸引装置18に接続された複数の小孔からなる吸引孔17を備えている。かかる吸引孔17を備えることにより、複雑な形状の表皮や大型の表皮であっても、吸引することにより、支持台上に容易に固定することができる。したがって、破断予定線を形成する際の位置ずれを有効に防止できるとともに、破断予定線の形成箇所の残厚を均一にして破断予定線を形成することができる。さらに、機械的固定法と異なり、表皮に対する吸引を止めることにより、表皮を速やかに移動させることも可能になる。
また、図1に示す高さ位置検知手段28は、加工刃13の高さ位置を検知するための手段である。かかる高さ位置検知手段28を備えることにより、加工刃13の高さ位置を適宜検知して、表皮との間の距離が常に所定値となるように調整することができる。したがって、残厚が全体的に均一である破断予定線を精度良くかつ迅速に形成することができる。
なお、破断予定線形成段階における加工刃の高さ位置は、図12に示すように、加工刃13の刃先である水平部13aに対して、高さ方向に所定距離(h2)だけ離して設けてある高さ位置検知手段28、例えば、レーザ方式の高さ位置検知手段28によって検知することにより、調整することができる。すなわち、高さ位置検知手段28と、支持台11の表面との距離を連続的に測定し、当該距離(h1)を常に一定にするようにして、加工刃13の高さ位置を間接的に調整することができる。
したがって、加工刃13の刃先としての水平部13aの位置が、支持台11の表面から常に所定距離(h3)だけ離れた位置となるように、すなわち、h1とh2との差が常にh3となるように、高さ位置検知手段28に連動する加工刃13を移動させることにより、表皮の厚さ等にかかわらず、残厚が全体的に均一である破断予定線を精度良くかつ迅速に形成することができる。
また、図1に示す残厚測定手段27は、表皮に破断予定線を形成した後、破断予定線が形成された箇所の残厚を測定するための手段である。かかる残厚測定手段は、上述の位置検知手段と兼ねることができ、図13に示すように、加工刃13により形成された破断予定線41aの切り口を開いた状態で、破断予定線41aが形成された箇所の残厚を測定する。より具体的には、残厚測定手段27と支持台11の載置面11aとの距離及び突起部15の高さを基に、残厚測定手段27と突起部15の上面との間の距離t2を求め、残厚測定手段27と破断予定線41aの最深部との距離t1を差し引くことにより、表皮11の残厚を求めることができる。かかる残厚測定手段によって得られた測定値をもとに、破断予定線の残厚が所定値となるように、加工刃の先端の高さ位置を調整することができる。
ここで、かかる測定手段の態様は特に制限されるものではないが、例えば、光学式の膜厚測定装置や、超音波式の膜厚測定装置等を使用することができる。ただし、より正確に測定することができるとともに、省スペース化を図ることができることから、光学式の膜厚測定装置を使用することが好ましい。
また、図1に示す刃先状態検知手段29は、加工刃の状態を検知するための手段である。具体的には、破断予定線形成前あるいは形成後に、加工刃における刃先の状態が良好であることを確認できる構成であることが好ましい。
かかる刃先状態検知手段を備えることにより、加工刃の刃面状態を考慮して、加工刃の刃先と支持台の載置面との距離を常に一定状態に保持することができ、表皮の種類や厚さ等が変化した場合であっても、残厚が全体的に均一である破断予定線を、精度良くかつ迅速に形成することができるためである。
また、加工刃における刃先の状態を測定し、磨耗等により損傷している状態が検知された場合には、装置の稼動を停止するとともに、加工刃を交換することもできる。したがって、常に残厚が均一である破断予定線を有する車両用内装部材を得ることができる。
ここで、加工刃における刃先の状態については、図14に示すように、加工刃13を、破断予定線の形成前と同様の高さ位置h1に戻した状態における、刃先14´の高さ位置(h3)と、もとの刃先14の高さ位置(h2)との差異や、陰影の形状差を、レーザ測定装置や赤外線測定装置等を用いて測定することにより、磨耗等による損傷度合いを検知することができる。
第2の実施形態は、第1の実施形態の車両用内装部材の製造装置を用いた、表皮を含むエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法において、
加工刃として、加熱手段、超音波発生手段および高周波発生手段を用いることなく表皮に破断予定線を形成するための製造装置を用いるとともに、
表皮を、支持台の載置面上に、表面を下方側にして載置する工程と、
載置面に対して傾斜する傾斜部と、載置面と平行な水平部と、を有する刃面を備え、かつ、水平部が、加工刃の刃先と表皮との接触面を増やし、磨耗や損傷に対する耐久性を向上させるために設けられてなる加工刃を、表皮の裏面側から下降させることにより進入させ、水平部が載置面から所定高さとなるように配置する工程と、
加工刃を水平移動させて、表皮の裏面側に、表皮の表面まで至らない深さの破断予定線を形成する工程と、
を含むことを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法である。
なお、使用する車両用内装部材の製造装置については第1の実施形態で説明したため、本実施形態での説明は省略する。
まず、図15を参照して、本実施形態の車両用内装部材の製造方法により製造されるエアバッグドア部を有する車両用内装部材40の一例について説明する。
この内装部材は、表皮41と、表皮41の裏側に、発泡層43と、エアバッグ47を収容するための基材45であって、エアバッグ47の展開力が発生した場合に開口するエアバッグドアに沿って、薄肉部45aが設けられた基材45と、を備えた積層体として構成されている。このように構成することにより、車両用内装部材の形状を保持でき、エアバッグの収容性も向上できる一方、車両用内装部材の装飾性を高めることができる。
また、表皮41と基材45との間にさらに発泡ウレタン等からなる発泡層43を備えており、比較的柔らかく、エアバッグの展開性を阻害することがない一方で、優れた手触り感や立体装飾性を得ることができる。
また、成形加工された表皮は、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂から構成することができるが、その種類についても特に制限されるものでは無い。ただし、内装部材の実際の使用環境を考慮した場合、70℃以上の比較的高い温度であっても優れた機械的強度を保持するとともに、0℃以下の低温状態であっても、優れたしなやかさや手触り性を保持できることから、熱可塑性ウレタンエラストマー、熱可塑性スチレンエラストマー、熱可塑性ナフタレンエラストマー、熱可塑性オレフィンエラストマー等の熱可塑性エラストマーを使用することが好ましい。
なお、パウダースラッシュ成形する際には、使用する樹脂中に、ゼオライトや炭酸カルシウム等の無機物を、例えば、全体量に対して、0.1〜30重量%の範囲で添加したパウダー樹脂を使用することができる。このように所定量の無機物を添加することにより、パウダー樹脂の分散性が向上するとともに、成形された表皮に対する装飾加工性が著しく向上する。
また、内装部材の変形例として、上述した表皮と、金属部品、セラミック部品、ガラス部品、紙部品、木部品等との組み合わせからなる複合構造体とすることもできる。
この理由は、かかる表皮の厚さが0.5mm未満となると、破断予定線の形成が困難になったり、あるいは、インビジブル性が低下したりする場合があるためである。また、かかる表皮の厚さが5mmを超えると、エアバッグの展開力が発生した場合に、エアバッグドアを確実に開くことが困難になる場合があるためである。
したがって、エアバッグドア部を有する車両用内装部材における表皮の厚さを0.7〜3mmの範囲内の値とすることがより好ましく、0.9〜2mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
また、破断予定線は、表皮を平坦化した場合には、破断予定線を含む表皮の裏面が、実質的に平坦となる一方、表皮を裏面が凸状になるように湾曲させた場合に、実質的にV溝状になる。これによって、表皮の裏面が、通常の使用状態であれば、破断予定線に起因した凹凸が生じることなく、実質的に平坦であることから、発泡層や基材を積層した場合であっても、積層工程が容易になるばかりか、表皮の裏面と、発泡層や基材との間で、優れた密着力を得ることができる。また、一時的であっても、破断予定線が湾曲によってV溝状になるため、光学式の膜厚測定装置によって、破断予定線の残厚を容易かつ精度良く測定することができる。
なお、表皮の裏面における平坦性の目安として、例えば、指触試験を実施して、凹凸が感じられない程度であることが好ましい。
また、破断予定線の残厚は、エアバッグドアの開閉性やインビジブル性のバランス、あるいは機械的強度等を考慮して定めることが好ましいが、例えば、0.3〜0.8mmの範囲内の値とすることが好ましい。この理由は、かかる破断予定線の残厚が、0.3mm未満の値になると、インビジブル性が低下したり、表皮の機械的強度が著しく低下したりする場合があるためである。一方、かかる破断予定線の残厚が、0.8mmよりも大きくなると、エアバッグドアの開閉性が著しく低下する場合があるためである。
したがって、破断予定線の残厚を0.4〜0.7mmの範囲内の値とすることがより好ましく、0.45〜0.6mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
したがって、かかる破断予定線の幅を、例えば、0.005〜0.2mmの範囲内の値とすることが好ましく、0.01〜0.1mmの範囲内の値とすることがより好ましく、0.02〜0.08mmの範囲内の値とすることがさらに好ましい。
(1)表皮の準備
まず、エアバッグドア部を有する車両用内装部材を構成する表皮を準備する。すなわち、これらの表皮は、上述したものと同様とすることができるため、ここでの説明は省略する。
次いで、図16(a)及び(b)に示すように、成形加工された表皮41を、支持台11の載置面11a上に載置する。例えば、図16(a)に示すように、所定高さを有する突起部15を備えた支持台11上に、図9(b)に示すように、表皮41の表面を下方に向けて、すなわち、表皮41の裏面を上方に向けて載置する。
また、表皮41を載置した後、表皮41の表面側から吸引孔17を介して真空ポンプ等を用いて吸引する。これによって、複雑な形状の表皮や大型の表皮であっても、所望の位置に仮固定することができ、破断予定線の形成精度が低下することを有効に防止することができる。また、表皮における、突起部で押し上げられた箇所の張力を大きくでき、破断予定線の形成や残厚の測定を容易に行うことができる。さらに、機械的固定法と異なり、表皮に対する吸引を止めることにより、表皮を速やかに移動させることも可能になる。
次いで、図16(c)〜(d)に示すように、表皮41の裏面側から加工刃13を進入させ、加工刃13の先端が所定高さとなるように配置する。すなわち、本実施形態では、支持台11の載置面11aに対して傾斜する傾斜部13aと、載置面11aと実質的に平行な水平部13bとを有する加工刃13を用いることを特徴としており、当該加工刃13の水平部13bが載置面11bから所定高さとなるように、加工刃13を配置する。
このとき、加工刃の高さ位置は、支持台の上面(突起部の上面)と加工刃の先端との間の距離が、形成する破断予定線の残厚と一致するように決定される。例えば、加工刃の保持部に高さ位置検知手段を取り付け、当該高さ位置検知手段から加工刃の先端位置までの距離を記憶させておくとともに、当該高さ位置検知手段と支持台の上面(又は突起部の上面)との距離を検知しながら加工刃を下降させ、高さ位置検知手段と支持台の上面(又は突起部の上面)との距離と、高さ位置検知手段から加工刃の先端位置までの距離との差が、破断予定線の残厚と一致するように位置決めを行う。これによって、形成された破断予定線の残厚を所望の厚さに制御することができる。
次いで、加工刃を水平方向に移動させることにより、図17(a)に示すように、表皮41の裏面に、表面まで至らない深さの破断予定線41aを形成する。すなわち、加工刃を直線的に又は曲線的に水平移動させて表皮の裏面側を切断することにより、所定形状の破断予定線が形成される。そして、加工刃の上昇、位置移動、下降、水平移動を繰り返すことにより、全体として所望の形状の破断予定線を形成することができる。
このとき、加工刃の先端に所定の水平部を有することから、破断予定線の形成を繰り返し行う場合であっても、磨耗や損傷を生じにくく、破断予定線の残厚を均一に維持することができる。したがって、形成される破断予定線の残厚が厚くなってエアバッグの展開時の展開性を著しく向上させることができる。
また、加工刃の位置決め前及び破断予定線の形成後、あるいはどちらか一方において、加工刃の刃先の状態を検査することが好ましい。
この理由は、破断予定線の形成前に加工刃の状態を検査することにより、表皮に形成する破断予定線の残部の厚さを、より正確に制御することができるためである。また、破断予定線の形成後に加工刃の状態を検査することにより、刃先に損傷が検知された場合には、装置の動作を停止して、刃を交換することができるためである。
次いで、図17(b)に示すように、表皮41の裏面における破断予定線41aの切り口を開いた状態に保持したままで、破断予定線41aの残厚を測定する。
例えば、図17(b)に示すように、突起部15によって支持台11上の表皮41の表面側(破断予定線の背面側)から押し上げられ、表皮41に形成された破断予定線41aの切り口が開かれた状態で、残厚測定手段27によって、破断予定線41aの残厚を測定する。
すなわち、このように破断予定線の切り口を開いた状態で、破断予定線の残厚を測定することにより、車両用内装部材のインビジブル性を向上させるべく、破断予定線の幅を狭くしたり、残厚を小さくしたりした場合であっても、破断予定線の残部の厚さを、容易かつ確実に測定することができるためである。
なお、表皮に破断予定線を形成する前段階においても、成形加工された表皮の厚さを測定しておくことが好ましい。この理由は、このように破断予定線を形成する前後の膜厚を測定しておくことにより、全体的にさらに均一な膜厚の破断予定線を形成することができ、エアバッグの展開力が発生した場合に、破断予定線に沿って、エアバッグドアをさらに確実に開くことができるためである。
次いで、図示しないが、表皮の裏面側に対して発泡層を形成するとともに、基材と貼り合せることにより、図15に示すようなエアバッグドア部を有する車両用内装部材を製造することができる。
なお、基材と表皮とを所定の間隙を介して位置決め固定し、当該間隙に発泡層を形成するなど、発泡層の形成及び基材の固定方法は、適宜公知の方法により実施することができる。
Claims (10)
- 表皮を含むエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置であって、
加工刃として、加熱手段、超音波発生手段および高周波発生手段を用いることなく前記表皮に破断予定線を形成するための製造装置であり、
前記表皮が載置される載置面を有する支持台と、前記支持台上に載置された前記表皮に対して下降および水平移動をすることにより破断予定線を形成するための加工刃と、を備えるとともに、
前記加工刃の刃面は、前記載置面に対して傾斜する傾斜部と、前記載置面と平行な水平部と、を有し、かつ、前記水平部が、加工刃の刃先と表皮との接触面を増やし、磨耗や損傷に対する耐久性を向上させるために設けられてなることを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。 - 前記破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、前記水平部の長さを0.4〜1.0mmの範囲内の値とすることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 前記破断予定線が曲線形状を含む場合には、前記水平部の長さを0.2〜0.5mmの範囲内の値とすることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 前記破断予定線が直線形状の組み合わせからなる場合には、前記傾斜部の前記載置面に対する傾斜角度を10〜45°の範囲内の値とすることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 前記破断予定線が曲線形状を含む場合には、前記傾斜部の前記載置面に対する傾斜角度を45〜70°の範囲内の値とすることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 前記加工刃の高さ位置を検知するための高さ位置検知手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 前記加工刃の刃先の状態を検知するための刃先状態検知手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置。
- 表皮を含むエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法において、
加工刃として、加熱手段、超音波発生手段および高周波発生手段を用いることなく前記表皮に破断予定線を形成するための製造装置を用いるとともに、
前記表皮を、支持台の載置面上に、表面を下方側にして載置する工程と、
前記載置面に対して傾斜する傾斜部と、前記載置面と平行な水平部と、を有する刃面を備え、かつ、前記水平部が、加工刃の刃先と表皮との接触面を増やし、磨耗や損傷に対する耐久性を向上させるために設けられてなる加工刃を、前記表皮の裏面側から下降させることにより進入させ、前記水平部が前記載置面から所定高さとなるように配置する工程と、
前記加工刃を水平移動させて、前記表皮の裏面側に、前記表皮の表面まで至らない深さの破断予定線を形成する工程と、
を含むことを特徴とするエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法。 - 前記加工刃の高さ位置を検知しながら、前記破断予定線を形成することを特徴とする請求項8に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法。
- 前記破断予定線を形成する前後あるいはいずれか一方の時点で、前記加工刃の刃先の状態を検査する工程を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載のエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065089A JP4726656B2 (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006065089A JP4726656B2 (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007237995A JP2007237995A (ja) | 2007-09-20 |
JP4726656B2 true JP4726656B2 (ja) | 2011-07-20 |
Family
ID=38583936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006065089A Active JP4726656B2 (ja) | 2006-03-10 | 2006-03-10 | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4726656B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5352342B2 (ja) * | 2009-05-15 | 2013-11-27 | 本田技研工業株式会社 | エアバッグ展開部およびその加工方法 |
JP2011184002A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Honda Motor Co Ltd | エアバッグドア破断溝形成工具 |
JP2017114238A (ja) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | エアバッグ用開口部形成方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0567491U (ja) * | 1992-02-13 | 1993-09-07 | 兼房株式会社 | 回転切断用スリッタナイフ |
JP2000079600A (ja) * | 1998-07-30 | 2000-03-21 | Heinz Gaubatz | 切削装置 |
JP2000343486A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-12-12 | Calsonic Kansei Corp | エアバッグリッド部の開裂線形成方法 |
JP2001038067A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Shigeki Shimizu | 折り刃式カッター刃およびホルダー |
JP2002527252A (ja) * | 1998-10-20 | 2002-08-27 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー | 弾性材料を切断する方法および装置 |
WO2004045921A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Nakata Coating Co., Ltd. | エアバッグドア部を有する車両用内装部材、その製造方法、および製造装置 |
JP2005022452A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Takata Corp | エアバッグカバーの製造方法、エアバッグカバー、エアバッグモジュール |
-
2006
- 2006-03-10 JP JP2006065089A patent/JP4726656B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0567491U (ja) * | 1992-02-13 | 1993-09-07 | 兼房株式会社 | 回転切断用スリッタナイフ |
JP2000079600A (ja) * | 1998-07-30 | 2000-03-21 | Heinz Gaubatz | 切削装置 |
JP2002527252A (ja) * | 1998-10-20 | 2002-08-27 | ザ・グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー・カンパニー | 弾性材料を切断する方法および装置 |
JP2000343486A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-12-12 | Calsonic Kansei Corp | エアバッグリッド部の開裂線形成方法 |
JP2001038067A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-02-13 | Shigeki Shimizu | 折り刃式カッター刃およびホルダー |
WO2004045921A1 (ja) * | 2002-11-18 | 2004-06-03 | Nakata Coating Co., Ltd. | エアバッグドア部を有する車両用内装部材、その製造方法、および製造装置 |
JP2005022452A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Takata Corp | エアバッグカバーの製造方法、エアバッグカバー、エアバッグモジュール |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007237995A (ja) | 2007-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4035540B2 (ja) | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法、および製造装置 | |
US9126559B2 (en) | Method for forming prearranged rupture portion for air bag door | |
JP2006036148A (ja) | エアバッグカバーの製造装置 | |
JP2008284653A (ja) | エアバッグ破断溝形成装置及び内装部材の製造方法 | |
JP4726656B2 (ja) | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 | |
JP4659382B2 (ja) | エアバッグカバーの製造方法 | |
JP2007237359A (ja) | エアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造装置及びエアバッグドア部を有する車両用内装部材の製造方法 | |
JP4227851B2 (ja) | エアバッグカバーの製造方法 | |
JP4768705B2 (ja) | エアバッグ破断溝形成装置及び車両用内装部材の製造方法 | |
JP2007137088A (ja) | エアバッグドアの破断予定部形成方法およびその形成装置 | |
US20090288542A1 (en) | Device for producing break-scheduled line for vehicle upholstery member | |
US20150059143A1 (en) | Vehicular interior member manufacturing method and airbag rupturing groove manufacturing method | |
JP2009142916A (ja) | エアバッグ破断溝形成装置及び車両用内装部材の製造方法 | |
JP5570241B2 (ja) | 溝深さ保証装置及び溝深さ保証方法 | |
JP2003212075A (ja) | エアバッグドアのティアライン構造 | |
JP2019002697A (ja) | 残存肉厚測定方法および残存肉厚測定装置 | |
JP2011184002A (ja) | エアバッグドア破断溝形成工具 | |
JP5947669B2 (ja) | エアーバッグ用皮革およびエアーバッグカバー | |
JP5352342B2 (ja) | エアバッグ展開部およびその加工方法 | |
WO2017217052A1 (ja) | 樹脂成形品の機械加工装置及び樹脂成形品の機械加工方法 | |
JP2007118893A (ja) | エアバッグドアの破断予定部形成方法およびその形成装置 | |
JP2017114238A (ja) | エアバッグ用開口部形成方法 | |
JP4582006B2 (ja) | エアバッグカバーの製造方法 | |
KR20220121285A (ko) | 자동차 내장재용 스킨 제조방법 | |
JP2005178451A (ja) | エアバッグドア表皮の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080922 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20081009 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101028 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110404 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110412 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4726656 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |