JP4726161B2 - 外部案内式er減衰装置 - Google Patents
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- F16F9/365—Special sealings, including sealings or guides for piston-rods the sealing arrangement having a pressurised chamber separated from the damping medium
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、自動車の懸架装置又はその他の設備のような2個の運動部材間に取り付けられたときに、減衰性能を発揮する振動減衰装置に関する。より特別には、本発明は、減衰用媒体として電気レオロジー(ER)流体を使用する減衰装置であって、ピストンロッドの両側の端部を支持しそして摺動面がER流体内に浸されずかつ減衰装置の作動室の外部にあるように位置決めされた2個のピストンロッド案内組立体を使用する前記減衰装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】
自動車においては、路面の突起又は凹所の上を移動することにより振動が発生し、そしてタイヤの面から車両フレームに伝達される。これら路面からの振動を減衰させ、より平滑な乗心地を自動車システムに提供するために振動減衰装置が使用されている。これら衝撃吸収装置は、典型的には作動油又は高圧ガスで満たされた減衰装置である。
【0003】
通常の油圧式又は高圧ガス式の減衰装置は満足であることが確かめられているが、減衰装置の室内で電気レオロジー流体又は電気粘性流体が使用される最近の開発がなされている。液体は、通常は絞られた通路内に取り付けられた1個又は複数個の電極と接触し、減衰装置がある調整可能範囲の減衰特性を持ち得るように、電極の寸法と液体に加える電圧の大きさとの応じて液体の粘度を変えるであろう。
【0004】
電気レオロジー(ER)減衰装置又は普通の減衰装置である典型的な自動車用減衰装置は、圧縮され又は伸長されたときに抵抗(減衰)力を作る軸方向に摺動し得る装置である。実用の際は、これは、軸方向運動がある間、曲げの力(横荷重)に抵抗できなければならない。これには、摺動可能部材が、最小2個の摺動支承点において互に連結されることが必要である。通常の減衰装置においては、摺動可能部材は、減衰装置の本体又はハウジング及びピストン/ロッド組立体である。対応した支承点はロッド案内組立体及び主ピストンである。
【0005】
ER減衰装置に使用される電気レオロジー流体は粒子/液体の懸濁液であることが多い。適切に機能するためには、粒子は、装置の使用寿命期間中、物理的な変化をしてはならない。多くの公知のER減衰装置は、上述の通常の減衰装置と同様に構成され、即ち、ピストンが一方の支承点であり、ピストンロッドが第2の支承点である。この構造は、一方の支承点がER流体内に浸るため、ER流体内の粒子の完全性を弱体化させる状況を生ずる可能性がある。減衰装置が周期運動を受けると、浸された支承点の摺動/摩擦運動により、粒子はこれを破損させるに十分に大きい力を受ける。曲げ力又は横荷重の追加はこの状況を一層悪くするだけである。ER流体に使用される粒子が摩耗すると、支承点の摺動/摩擦運動が減衰装置本体の金属を侵食するであろう。ER流体内の生じた金属性摩耗デブリの含有は、流体の性能を低下させることが知られている。
【0006】
ER流体を使用した従来技術の減衰装置の種々の例が、米国特許5522481号、5590745号、5598908号、5259487号において知られる。これらの構造においては、ピストンは一方の端部おいてだけで支持され、従ってこれは、ER流体内でピストンハウジングの内面に対して摩擦作用を与える。更に、ピストンロッドは一方の端部において支持されるだけあり、ピストン自体はもう一方の離れた支持部である。
【0007】
特許5513730号は、ピストン及びピストンロッドのいかなる不平衡負荷も中和するようにピストンロッドがピストンの両端において支持される通常形式の油圧式減衰装置を示す。しかし、この2重支持型衝撃吸収装置の固定された支承部材とピストンロッドとの間の摺動面が流体に暴露される。これは標準の作動油で使用される場合には問題がない。しかし、かかる構造がER流体と共に使用されると、摺動面に望ましくない摩耗が生ずる。そこで、ピストン及び/又はピストンロッドに不平衡な力が加わることのないように、及び最も重要なこととして流体室内に収容されたER流体と摺動接触面との間の接触を避けるために、ピストンに間隔の空けられた支持部を提供する簡単かつ効果的なER減衰装置に対する要求が存在する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、好ましくは車両の懸架システム用に適した形式のER流体使用の改良された減衰装置であって、これにより達成し得る減衰特性を犠牲とすることなしに減衰装置の複雑性を減らすことにより従来技術の減衰装置の前述の諸問題を解決し、かつ車両懸架システムの間隔を空けられた構成部品間に取り付けられたときに、これに加わる種々の負荷及び力に耐え得る前記減衰装置の提供を含む。
【0009】
本発明の更なる目的は、ER流体内のキャビテーション及び気泡の発生を防止しこれにより流体内の電気火花の発生を防ぐために、減衰装置内に加圧ガス容器を組み込んだ減衰装置を提供することである。
【0010】
本発明の別の目的は、減衰用媒体として電気レオロジー流体又は磁気レオロジー流体を使用した自動車用及び工業用に適した減衰装置であって、間隔の空けられた2個のピストンロッド案内及び支承用の組立体を使用し、両者が、ER又はMR減衰用流体との物理的接触を防ぐため、減衰用流体内に浸されずかつ減衰装置の作動室の外にある前記減衰装置を提供することである。
【0011】
本発明の更に別の目的は、運動部品がごく少数であり、このため製作費が少なくかつ極めて信頼し得るER減衰装置を提供することである。
【0012】
本発明のなお別の目的は、ER減衰装置であって、内部ピストンが減衰装置本体と接触せず、従って減衰装置本体が接地電極として作用している状態でピストンをER流体活性化のための正の電極として使うことができ、これにより安全な減衰装置を提供するように正の電極を車両の乗員又は整備員から物理的に分離することのできる前記減衰装置を提供することである。
【0013】
本発明の別の目的は、寸法及び車両への取付手段が通常のチューブ型の減衰装置と多くの点で同じであり、従って通常形式の減衰装置用に意図された現存の空間において使用でき、なおかつピストンロッド用に1個の摺動支持しか持たない通常の減衰装置によりこれまで可能であると信じられてきたより大きい横荷重に耐え得る減衰装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の更なる目的は、上述の諸目的を簡単かつ効果的な方法で達成する頑丈、小型、比較的軽量で単純な設計の減衰装置を提供することである。
【0015】
これらの諸目的及び利点は本発明の改良されたER減衰装置により得られ、その一般的特徴は、第1及び第2の端部を有しかつ内部流体室を形成しているハウジング;ハウジング及び流体室内で軸方向に可動でありかつ前記室を2個の分離した流体副室に分割しているピストン;前記ハウジングとピストンとの間に形成され、前記ピストンの両側の前記流体副室間の流体移動を提供している流体移動ダクト、電気レオロジー(ER)流体で満たされるようにされた前記流体副室;通過しているER流体の流れの抵抗を増加させるために流体移動ダクトの少なくも一部分を横切って電場を適用するためにハウジング及びピストンの一方に取り付けられた電極;第1及び第2の端部を有しピストンに連結されかつ前記ピストンの両端を越えて伸びているピストンロッドであって、前記ピストンロッドの第1の端部が第1の支持構造に連結された前記ピストンロッド;第1の構造から間隔を空けられた第2の構造にハウジングの前記第2の端部を連結するためにハウジングの第2の端部に取り付けられた連結手段であって、これにより前記減衰装置の負荷が前記ハウジング及びピストンロッドにより支持される前記連結手段;ハウジングのそれぞれの端部に隣接して取り付けられ、内部にピストンロッドの第1及び第2の端部をそれぞれ摺動可能に支持する第1及び第2のピストンロッド案内組立体、内部にピストンロッドの第1の端部を摺動可能に受け入れかつ支持するための穴が形成された滑りブッシュ及び前記滑りブッシュがER流体と接触しないように封鎖するためにピストンロッドを取り巻きかつ前記滑りブッシュとピストン室との間に置かれた弾性体シールを有する前記第1の案内組立体を具備するとして述べることができる。
【0016】
【好ましい実施例の説明】
出願人が本発明の原理の適用を考えた最良の様式を示す本発明の好ましい実施例が以下の説明において述べられ、図面に示され、そして実施態様において特に明確に指摘され説明される。
【0017】
全図面を通じて同じ番号は同じ部品を指す。
【0018】
本発明の改良された振動減衰装置が全体として1で示され、特に図1及び2に図示される。ER減衰装置1は、好ましくは強固な金属で作られ全体として2で示された円筒状の主ハウジングを備える。ハウジング2は、円筒状の内部本体3、及び本体3の一部分の周囲に形成された外側の大きな円筒状のアキュムレーター部分4を備える。本体3の一方の端部は6において開口し(図3)、その中に、全体として7で示された端部閉鎖リングが取り付けられる。本体3の反対側の端部は、ここから外向きに伸びている一般に中空の円筒状部分9を備え、減衰装置1の一方の端部を車両又はその他の形式の設備の間隔を空けられた構成部品11に取り付けるために、この円筒状部分にU字形のストラップ10又はその他の形式のブラケットが連結される。
【0019】
全体として12で示されたピストン組立体が、円筒状本体3内に形成された室14内に摺動可能に取り付けられる。ピストン組立体12は、それぞれ全体として13及び15で示されたピストン及びピストンロッドを備える。ロッド15はピストン13に取り付けられ、そしてピストンの両端から外向きに伸びる。ピストンロッド15の第1の端部16は、端部閉鎖リング7を通り本体3の開口端部6より先に伸び、ネジの切られた端部18のようなある種の連結形式により、取付用ブラケット10の取り付けられた車両又は設備の構成部品から間隔を空けられた別の構成要素12に取り付けられるようにされる。ピストンロッド14の反対側の端部又は第2の端部19は、円筒状の端部部分9の中空の内部20を通って伸びる。ハウジング2の外側円筒状部分4は環状のアキュムレーター室22を形成し、この室は本体3の外側部分のまわりを伸び、そして以下更に説明される目的でガス又は同様な圧縮性流体で室22を満たすために充填用ポート23を備える。
【0020】
好ましい実施例においては、ピストン13は、強固なプラスチックのような電気絶縁体で形成された円筒状の主本体25を備え、更にピストン室14を満たすER流体28に電圧を印加する電極を形成するために、金属又は同様な導電性材料で形成された円筒状の外側カバー又はケーシング26を備える。中央開口30がピストンロッド15の第1の端部16からピストン13の中心に伸び、これを通して導電体31を受け入れる。導電体31は、外側カバー26に電圧を印加するためにこれに電気接続される。ハウジング2は、取付用ブラケット10を経るような方法で電気的に接地され、環状の流体移動ダクト33に電場又は電圧を加えることができる。ダクト33は、ピストンカバー26と本体3の内面との間に形成された環状の通路であり、このため、本発明の態様の一つに従ってピストンとハウジングとの間の滑り接触はない。ダクト33は、室14内でピストン13の両側に置かれた1対の流体用副室14Aと14Bとの間の流体の移動を提供する。ピストンロッド15は、1対の保持用ワッシャー35及びスナップリング36により、或いはその他の形式の固定用手段によりピストン13に固定される。ハウジング2の開口端部6とは反対側の端部は、第2の端部閉鎖リング39により閉鎖され(図2及び7)、このリングはハウジング2の端部に形成された環状の凹所40内に保持され、かつ保持リング41によりこの中に保持される。
【0021】
全体として43で示された別の流体室閉鎖リング(図7)が、本体3の内部に摺動可能に取り付けられ、固定された端部閉鎖リング39とピストン13の端部との間に置かれる。可動閉鎖リング43と固定閉鎖リング39とが、その間に環状のガス膨張室45を形成し、この室は、本体3に形成された複数の穴46を介してアキュムレーター室22と連通する。可動閉鎖リング43は円筒状ハブ48を有し、これは閉鎖リング39の環状の内面49との滑り接触をするために低摩擦材料で被覆される。1対のOリング50及び51が、それぞれ本体2の内面と閉鎖リング39との間及びハブ48の外側摺動面53と閉鎖リングとの間を封鎖し、室45からのガスの逃出しを防止する。閉鎖リング43は内側の環状円板体52を更に備え、この円板体は、本体3の内径に適合する直径を有しかつシール用Oリング54により本体と気密に摺動できるように組み合わせられる。
【0022】
本発明の主態様の一つにより、ピストンロッド15の第1の端部及び第2の端部は、それぞれ端部閉鎖リング7及び43内に取り付けられた1対のピストンロッド案内組立体58及び59により摺動可能に支持される。ピストンロッド案内組立体58は図3に最もよく示され、全体として61で示された滑りブッシュを備え、このブッシュは閉鎖リング7に形成された中央開口62内に取り付けられる。ブッシュ61は円筒状ハブ63を有し、これは、端部閉鎖リング7に形成された環状ショルダー65内に座る半径方向フランジ64のある内側端部において終わる。円筒状ハブ63の円筒状の内面又は穴67は、ピストンロッド15の外面との滑り摩擦を減らすために、商標名テフロンで販売されるポリテトラフルオロエチレンのような低摩擦材料で被覆され、或いはブッシュ全体がオイル含浸ブロンズのような低摩擦材料で作られることが好ましい。最も重要な点は、ブッシュ61の内側の環状ショルダー65の内側に弾性体のシール用リング69が取り付けられ、好ましくは半径方向フランジ64の外側の面と当たって組み合うように調整されることである。シール用リング69は、保持ワッシャ70と固定リング71とによりその封鎖位置に維持される。端部閉鎖リング7は、本体3の開口端部6に隣接して形成された環状の凹所72内に固定リング73により維持される。シール用Oリング74が、ピストン室14内からのER流体の逃出しを防止する。
【0023】
図3に見られるように、ピストンロッド案内組立体58により得られる重要な特徴は、ピストンロッド15の外側の面と穴67の低摩擦摺動面との間の摺動支持面と、図2に示されたように室14内に収容されたER流体28との接触が防がれ、これがER流体の懸濁している粒子又はER流体のその他の有害な成分と摺動面との接触を防ぐことである。前述のように、かかる接触はER内の粒子の完全性を損ない、粒子の研磨性が滑りブッシュ及びピストンロッドの金属を侵食し、漏洩及び極めて緩い滑り取付け配列をもたらす可能性がある。
【0024】
閉鎖リング7には、複数の充填ポート75が形成されることが好ましく、ER流体は、組立中にこれを通って室14内に噴射され、これらのポートはプラグ76により閉鎖されるであろう。
【0025】
可動の閉鎖リング43内に取り付けられかつ図7に詳細に示されるピストンロッド案内組立体59は、上述のピストンロッド案内組立体58とほぼ同様であり従って更に詳細には説明されない。図7に示された番号は図3のそれに対応し、上述と同様である。
【0026】
ER減衰装置1の作動は、図1及び2に最もよく示される。減衰装置1の取り付けられた車両又はその他の設備が路面の突起又は凹所を通過すると、ピストンがピストン室14内で動き、ER流体を強制して一方の副室14Aから流体移動ダクト33を経て他方の副室14Bに、或いはその逆に動かすであろう。ダクト33の絞られた面積を通過するとき、導電体31を介して隣接電極26に電圧を加えることができる。これは、一方では、加えられた電圧の大きさと絞られた通路33の幅とに応じてER流体28の粘度と降伏応力とを劇的に大きくさせ、これが減衰装置の減衰特性に影響を与える。これは、ER流体による減衰技術においてよく知られる。減衰力の大きさは、減衰装置の構成要素の物理的寸法並びにER流体のレオロジー特性を含んだ多くの設計パラメーターにより決定される。レオロジー特性を変えることがER流体の能力であり、ピストン面又はカバー26(正の電極)に電気が加えられたときに減衰力の調整能力が生ずる。電場のない場合は、典型的なER流体は小さい粘度を有し、この状態では、ER流体は減衰装置における最小の減衰力を提供する。ピストン13に電圧が加えられると、ピストン本体と本体3の内面との間に囲まれた移動ダクト33内に電場が形成される。ER流体は、この電場に暴露されると、非常に大きな応力を発生し、所与のピストン速度における減衰力の顕著な増強をもたらし、同じ課せられた運動により減衰力が増加される。
【0027】
アキュムレーター室22は、ガス膨張室45と組み合って、減衰装置内の基準圧力を確立しかつ熱膨張によるER流体の体積変化を受け入れるための手段を提供する。空気/流体式のアキュムレーターが図2に示されるが、アキュムレーターは、分離した室が充填ポート76の一つを経て室14に接続されるような適宜形式のものとすることができる。
【0028】
本発明の主態様に従い、ER減衰装置1は、内部ピストンとピストン室の内面との間の滑り摩擦を避ける。ピストンロッド案内組立体の使用が、ピストンロッド、従ってピストンのための間隔を空けられた2個の端部支持を提供し、ロッド案内組立体の滑り支持ブッシュの内部の弾性体シールの位置が、滑りブッシュとピストンロッドとの間の滑り組合い区域におけるER流体の接触を防止する。流体28は、ER流体又は電気レオロジー流体として上述された。しかし、本発明の概念に影響を与えることなく磁気レオロジー流体又は同様な流体を使用し得ることが容易に理解されるであろう。別の利点は、内部に置かれたピストンへの電場の適用が減衰装置の外側ケーシングの接地を可能とし、これにより外側ケーシングが給電された電極となる場合に達成し得るであろうより安全かつ単純な構造を提供することができる。同様に、図1及び2より見られるように、装置全体及び間隔を空けられた車両構成部品に減衰装置を取り付ける方法は従来の油圧式又はガス充填式の衝撃吸収装置と同じであり、このため、これを車両に組み込むための特別な取付用ブラケット又は配列は必要ない。
【0029】
従って、この改良された外部案内式のER減衰装置は単純化され、多くの目標の全てを達成し、従来装置で遭遇した難点をなくし、更に諸問題を解決し本技術における新たな結果を得る有効、安全、低費用かつ効果的な減衰装置を提供する。
【0030】
以上の説明において、幾つかの用語が簡潔、明快及び理解のために使用されたが、かかる用語は説明の目的で使用されかつ広く解釈されることが意図されるため、従来技術の要求を越えた不必要な限定をこれに加えるべきでない。
【0031】
更に、本発明の説明及び図解は例示の方法によるものであり、本発明の範囲は図示され又は説明された詳細そのものには限定されない。
【0032】
本発明の特徴、新知見及び原理を説明したが、この改良された外部案内式のER減衰装置を構成し使用する方法、構造の特徴、及び得られた利点、新規かつ有用な結果、新規かつ有用な構造、装置、諸部材、配列、諸部品及び組合せが、実施態様に説明される。
【0033】
【実施態様】
1.第1及び第2の端部を有しかつ内部ピストン室を形成しているハウジング;
ハウジング及びピストン室内で軸方向に可動でありかつ前記室を2個の分離した流体副室に分割しているピストン;
前記ハウジングとピストンとの間に形成され、前記ピストンの両側の、電気レオロジー(ER)流体で満たされるようにされた前記流体副室間を連通する流体移動ダクト;
通過しているER流体の流れの抵抗を増加させるように流体移動ダクトの少なくも一部分を横切って電場を適用するためにハウジング及びピストンの一方に取り付けられた電極;
第1及び第2の端部を有しピストンに連結されかつ前記ピストンの両端を越えて伸びているピストンロッドであって、前記ピストンロッドの第1の端部が第1の支持構造に連結された前記ピストンロッド;
第1の構造から間隔を空けられた第2の構造にハウジングの前記第2の端部を連結するためにハウジングの第2の端部に取り付けられた連結手段であって、これにより前記減衰装置の負荷が前記ハウジング及びピストンロッドにより支持される前記連結手段;
ハウジングのそれぞれの端部に隣接して取り付けられ、内部にピストンロッドの第1及び第2の端部をそれぞれ摺動可能に支持する第1及び第2のピストンロッド案内組立体、内部にピストンロッドの第1の端部を摺動可能に受け入れかつ支持するための穴が形成された滑りブッシュ及び前記滑りブッシュがER流体と接触しないように封鎖するためにピストンロッドを取り巻きかつ前記滑りブッシュとピストン室との間に置かれた弾性体シールを有する前記第1の案内組立体
を具備した振動減衰装置。
【0034】
2.両方のピストンロッド案内組立体が、滑りブッシュ、及びER流体と前記滑りブッシュとの間の接触を防ぐために前記滑りブッシュとピストン室との間に取り付けられた弾性体シールを備える実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0035】
3.各滑りブッシュが一方の端部において半径方向フランジで終わる円筒状ハブを備え、弾性体シールが前記半径方向フランジに対して当てられる実施態様2に定められた振動減衰装置。
【0036】
4.案内ブッシュ組立体の円筒状ハブの各に、低摩擦コーティングで被覆された中央穴が形成される実施態様3に定められた振動減衰装置。
【0037】
5.低摩擦コーティングがポリテトラフルオロエチレン(テフロン)である実施態様4に定められた振動減衰装置。
【0038】
6.滑りブッシュが低摩擦金属で形成される実施態様3に定められた振動減衰装置。
【0039】
7.前記シールを滑りブッシュの各に隣接して保持するために弾性体シールび各の内側に保持リングが取り付けられる実施態様3に定められた振動減衰装置。
【0040】
8.ロッド案内組立体の各がハウジングのそれぞれの端部に取り付けられた端部閉鎖リング内に取り付けられ、更に前記閉鎖リングの一方がピストン室内に摺動可能に取り付けられ、前記閉鎖リングの他方が前記ピストン室の反対側端部に固定される実施態様2に定められた振動減衰装置。
【0041】
9.前記端部閉鎖リングの各に中央開口が形成され、ピストンロッド案内組立体が関係の前記中央開口内に取外し可能に取り付けられる実施態様8に定められた振動減衰装置。
【0042】
10.閉鎖リングの各が円板状であり、かつ前記閉鎖リングをハウジングに関して封鎖するために外側Oリングを有する実施態様9に定められた振動減衰装置。
【0043】
11.電極がピストンに取り付けられた外側金属カバーを有し、これが電圧に接続されるようにされた実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0044】
12.ピストンロッドに軸方向の開口が形成され、前記カバーに電圧を加えるために、電気伝導体が前記ピストンロッド開口を通って伸びピストンの外側金属カバーに接続される実施態様11に定められた振動減衰装置。
【0045】
13.第2のピストンロッド案内組立体がハウジングの流体室内に動き得るように取り付けられ、そして第1のピストンロッド案内組立体と共にピストン室を定め、更に前記第2のピストンロッド案内組立体が端部閉鎖部材から軸方向で間隔を空けられその間にガス室を形成する実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0046】
14.ピストン室の容積変化を補償するためにアキュムレーターを備える実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0047】
15.アキュムレーターがハウジングの少なくも一部分を囲んでいる環状室よりなり、かつピストン室の一方の端部に隣接して形成されたガス室と連通している実施態様14に定められた振動減衰装置。
【0048】
16.複数の穴がハウジングに形成されかつアキュムレーターの環状室とガス室との間を伸びこれらの間に流体の連通を提供する実施態様15に定められた振動減衰装置。
【0049】
17.流体移動ダクトがピストンを囲んでいる環状通路である実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0050】
18.ピストンが、プラスチックで形成された円板状本体及び電極を形成する金属で形成された外側環状カバーを備える実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0051】
19.滑りブッシュに隣接して前記シールを保持するために弾性体シールの内側に取り付けられた保持ワッシャを備える実施態様1に定められた振動減衰装置。
【0052】
20.弾性体シールに連接した位置にワッシャを保持するための固定リングを備える実施態様19に定められた振動減衰装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】改良されたER減衰装置の立面図である。
【図2】図1に示された減衰装置の長手方向断面図である。
【図3】図2の円形部分の非常に拡大された断面図である。
【図4】図2の線4−4において得られた拡大断面図である。
【図5】図2の線5−5において得られた拡大断面図である。
【図6】図2の線6−6において得られた拡大断面図である。
【図7】図2の円形部分の非常に拡大された断面図である。
【符号の説明】
1 振動減衰装置
2 ハウジング
3 本体
7 閉鎖リング
12 ピストン組立体
13 ピストン
14 室
15 ロッド
Claims (1)
- 第1及び第2の端部を有しかつ内部ピストン室を形成しているハウジング、
該ハウジング及び内部ピストン室内で軸方向に可動であり且つ前記室を2個の分離した流体副室に分割しているピストン、
前記ハウジングとピストンとの間に形成され、前記ピストンの両側の、電気レオロジー(ER)流体で満たされるようにされた前記流体副室間を連通する流体移動ダクト、
通過しているER流体の流れの抵抗を増加させるように流体移動ダクトの少なくも一部分を横切って電場を適用するためにハウジング及びピストンの一方に取り付けられた電極、
第1及び第2の端部を有しピストンに連結され且つ前記ピストンの両端を越えて伸びているピストンロッドであって、前記ピストンロッドの第1の端部が第1の支持構造に連結されたピストンロッド、
第1の支持構造から間隔を空けられた第2の支持構造にハウジングの前記第2の端部を連結するためにハウジングの第2の端部に取り付けられた連結手段であって、これにより減衰装置の負荷が前記ハウジング及びピストンロッドにより支持される連結手段、
ハウジングの第1端部に隣接する固定位置に取り付けられた第1の閉鎖リング、
ハウジングの第2端部に隣接する固定位置に取り付けられた第2の閉鎖リング、
該第2の閉鎖リングとの間にガス膨張室が形成されるように第2の閉鎖リングに隣接するハウジング内に摺動可能に取り付けられて第1閉鎖リングと共にピストン室の両端部を少なくとも部分的に形成する第3の閉鎖リング、及び
ハウジングのそれぞれの端部に隣接して第1及び第3の閉鎖リングにそれぞれ取り付けられ、内部ピストン室の相対する端部を少なくとも部分的に区画し、内部にピストンロッドの第1及び第2の端部をそれぞれ摺動可能に支持する第1及び第2のピストンロッド案内組立体、を具備し、
該第1ピストンロッド案内組立体は、内部にピストンロッドの第1の端部を摺動可能に受け入れ且つ支持するための穴が形成された滑りブッシュ、及び該滑りブッシュがER流体と接触しないように滑りブッシュをシールするためにピストンロッドを取り巻き且つ前記滑りブッシュとピストン室との間に配置された弾性体シールを有し、
該第2ピストンロッド案内組立体は、内部にピストンロッドの第2の端部を摺動可能に受け入れ且つ支持するための穴が形成された滑りブッシュ、及び前記滑りブッシュがER流体と接触しないようにシールするためにピストンロッドを取り巻き且つ前記滑りブッシュとピストン室との間に配置された弾性体シールを有する、ことを特徴とする振動減衰装置。
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