JP4725393B2 - オフセット新聞用印刷用紙 - Google Patents
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Description
本発明は以下の発明を包含する。
(1)二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と、該ケイ素含有粒子100質量%に対して0.1〜40質量%の耐アルカリ性微小粒子を含有し、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、比表面積が70〜250m2/gである多孔性填料をパルプ100質量%に対して、0.5〜10.0質量%含有したオフセット印刷用新聞用紙。
(2)前記多孔性填料の平均粒子径が10〜40μm以下であ(1)記載のオフセット印刷用新聞用紙。
(3)内部結合強度(J.TAPPI No18−2)が190J/m2以上である(1)又は(2)記載のオフセット印刷用新聞用紙。
(4)坪量が45g/m2以下で、印刷後不透明度が91%以上である(1)〜(3)のいずれか1項に記載のオフセット印刷用新聞用紙。
(5)前記パルプ100質量%中に脱墨古紙パルプを50質量%以上含有する(1)〜(4)のいずれか1項に記載のオフセット印刷用新聞用紙。
比表面積が70m2/g未満の場合は、粒度分布が悪くなり、微細粒子と粗大粒子が多くなり、内部強度および表面強度が低下する。250m2/gを超えると、凝集構造体の結合力が弱くなり、パルプスラリー調製時のせん断力およびプレス圧、キャレンダー処理圧力で潰れやすく、吸油性が不十分となるだけでなく、乾燥収縮の割りあいが大きいため好ましくない。また、本発明の多孔性填料は、上記の如く、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、かつ比表面積が70〜250m2/gの両方を満足する必要がある。なぜならば、細孔体積が上記所望の範囲であったとしても比表面積が250を超えるものであれば、各種シェアで潰れやすく紙に配合されたときに細孔体積は小さくなってしまい、目的の印刷後不透明度を得ることはできない。比表面積が70未満の場合は、目的の細孔体積であっても粒度分布が悪くなり、微細粒子と粗大粒子が多くなり、内部強度および表面強度が低下する。
比表面積が70〜250m2/gであったとしても、細孔体積が3.0未満であれば、紙に配合した際の印刷後不透明度が得られない。細孔体積が5.0を超えるものは、凝集構造体の結合力が弱くなり、パルプスラリー調製時のせん断力およびプレス圧、キャレンダー処理圧力で潰れやすく、吸油性が不十分となる。
本発明における平均粒子径とは、SALD2000J((株)島津製作所製)を用いて、レーザー回折法により測定し、体積積算で50%となる値のことである。また、多孔性填料の粒度分布としては、標準偏差(σ)が0.35以下であることが好ましく、さらには0.30以下であることが好ましい。このような粒度分布であれば、粗大粒子および微小粒子が共により少なくなり、より優れた内部結合強度および表面強度が得られ、さらにはカレンダで表面処理をする際に紙層が潰れにくく、嵩高性を有するほか、粗大粒子に起因する紙表面の荒れが小さく、良好な平滑性を有する。本発明では該多孔性填料をパルプ100質量%に対して0.5〜10質量%含有する。0.5質量%未満では前述の効果は発揮せず、また10質量%を超える場合は紙の内部強度が低下し好ましくない。
ここで、ケイ酸アルカリ水溶液としては特に制限されないが、ケイ酸ナトリウム水溶液またはケイ酸カリウム水溶液が好ましい。ケイ酸アルカリ水溶液の濃度は、多孔性填料が効率的に製造できることから、3〜15%であることが好ましく、ケイ酸アルカリ水溶液がケイ酸ナトリウム水溶液の場合には、SiO2/Na2Oモル比が2.0〜3.4であることが好ましい。
また、耐アルカリ性微小粒子は、鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加前に全部を一括してケイ酸アルカリ水溶液中に添加してもよいし、複数に分けて添加してもよい。
一方、析出時の周速が15m/秒を超える場合には、剪断力が大きくなりすぎて、多孔性填料の粒子径が小さくなり、紙に配合した際に内部結合強度が低くなることがある上に、負荷電力の増加、設備費の高額化を招く。
攪拌装置としては、アジテータ、ホモミキサ、パイプラインミキサなどの装置が好ましい。なお、ボールミルやサンドグラインダ等の粉砕機を用いることも可能ではあるが、微細粒子の増加やスラリーの増粘といった問題が生じる傾向があるため好ましくない。
鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液を2段以上で添加する場合には、特に良好な粒度分布になることから、1段目のケイ酸アルカリ水溶液の温度を20〜70℃にし、2段目以降では70℃以上にすることが好ましい。また、1段目では、鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加量を理論必要中和量の10〜50%の範囲にすることが好ましい。
鉱酸溶液および/または鉱酸の金属塩溶液の添加が終了した後には、必要に応じて、添加時の温度を維持したまま攪拌する熟成工程を有してもよい。
また、ホワイトカーボン、クレー、無定形シリカ、タルク、酸化チタン、炭酸カルシウムなどの製紙用填料が内部結合強度、表面強度などの紙力に影響を及ぼさない程度であれば添加することが可能である。また、必要に応じて、内添サイズ剤、定着剤、紙力増強剤、歩留り向上剤、耐水化剤、紫外線吸収剤等の抄紙用薬品が適宜添加され、抄紙機に制限はない。原紙の抄造条件についても、特に限定はない。抄紙機としては、例えば、長網式抄紙機、ギャップフォーマー型抄紙機、円網式抄紙機、短網式抄紙機等の商業規模の抄紙機が、目的に応じて適宜選択して使用できる。
平均粒子径はSALD2000J((株)島津製作所製)を用いて、レーザー回折法により測定し、体積積算で50%となる値のことである。
多孔性填料の粒度分布としては、標準偏差(σ)の値で示した。
(細孔体積および比表面積)
ポアサイザ9230((株)島津製作所製)を用いて測定した。
(多孔性填料中の耐アルカリ性微小粒子の含有率)
蛍光X線分析装置(スペクトリス社製PW2404)を用いて測定した値である。
JAPAN TAPPI No.45に準拠した。なお、実施例1の実米坪を基準とし、異なる米坪のサンプルに対しては、0.6%/米坪1g/m2として米坪補正を行なった。
各実施例および比較例で得たオフセット印刷用新聞用紙を貼り付けたサンプル台紙を作成し、RI印刷試験機(明製作所製)にて、印刷インキ(紙試験 SD50紅BT&K TOKA株式会社製)を0.4cc使用して印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視評価した。評価は次の5段階評価で行った。
5:強度が非常に高く、実用上問題なく、品質も優れている。
4:強度が高く、実用上問題なく、品質も優れている。
3:強度が高く、実用上問題ない。
2:強度がやや劣り、実用上問題ある。
1:強度が著しく劣り、実用上問題であり、品質も著しく劣っている。
JIS P 8251に基づき525℃で灰化した。
(不透明度)
JIS P 8149に従って測定した。
(内部結合強度)
J.TAPPI No.18−2に従い測定した。
水道水831gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸200gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、14.3μm、標準偏差は0.259であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.1cc/g、比表面積は132m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.5部であった。
水道水263gに5%硫酸ナトリウム水溶液を754gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸200gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、21.1μm、標準偏差は0.288であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は3.8cc/g、比表面積は96m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.3部であった。
水道水746gに5%硫酸ナトリウム水溶液を238gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)86gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸188gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、19.4μm、標準偏差は0.222であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.9cc/g、比表面積は240m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.4部であった。
水道水501gに5%硫酸ナトリウム水溶液を451gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度60℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)69gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸204gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、12.7μm、標準偏差は0.241であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は3.6cc/g、比表面積は80m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.4部であった。
水道水917gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)5g(ケイ素含有粒子100部に対し0.5部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸174gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは4.7であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、11.1μm、標準偏差は0.266であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.0cc/g、比表面積は92m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し0.4部であった。
水道水558gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)400g(ケイ素含有粒子100部に対し40部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸280gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.1であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、15.9μm、標準偏差は0.285であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.3cc/g、比表面積は198m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し34部であった。
水道水45gに5%硫酸ナトリウム水溶液を875gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)200g(ケイ素含有粒子100部に対し20部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)86gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸214gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.2であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、41.3μm、標準偏差は0.388であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.0cc/g、比表面積は158m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し18部であった。
水道水994gに、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)67gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸207gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.1であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、9.6μm、標準偏差は0.273であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は3.9cc/g、比表面積は111m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.8部であった。
水道水881gに5%硫酸ナトリウム水溶液を350gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液174g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)53g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)46gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸99gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは4.8であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、15.6μm、標準偏差は0.298であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は5.1cc/g、比表面積は256m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.6部であった。
水道水831gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)100g(ケイ素含有粒子100部に対し10部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度90℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で、このままの温度で硫酸200gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、23.0μm、標準偏差は0.388であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は2.8cc/g、比表面積は62m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し8.3部であった。
水道水921gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)1.0g(ケイ素含有粒子100部に対し0.1部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸174gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、10.3μm、標準偏差は0.355であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は3.9cc/g、比表面積は80m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し0.08部であった。
水道水467gに5%硫酸ナトリウム水溶液を161gを加えた後、市販の3号ケイ酸ナトリウム水溶液330g(固形分濃度38%)をスリーワンモータで攪拌しながら添加した。さらに、耐アルカリ性微小粒子として、サンドグラインダにて平均粒子径が0.6μmになるように調整した炭酸カルシウムの分散液A(TP−121「紡錘状」、奥多摩工業製、固形分濃度9.5%、表中では「炭カルA」と表記する。)500g(ケイ素含有粒子100部に対し50部)をスリーワンモータ(ピッチドタービン翼使用)で攪拌しながら温度50℃において添加した。その後、攪拌翼の周速を10m/秒に調整し、硫酸(濃度20%)74gを15分間で添加して1段目の中和を行った後、上記周速の状態で90℃まで昇温した。次いで、このままの温度で硫酸306gを40分かけて添加し、2段目の中和を行って多孔性填料を得た。反応液のpHは5.0であった。
得られた多孔性填料を前記レーザー回折式粒度分布計で測定したところ、50%質量積算値の粒子径は、16.8μm、標準偏差は0.332であった。
填料スラリーはろ過・洗浄後のケーキの一部を105℃にて乾燥し、比表面積および細孔径を測定、および、蛍光X線分析装置による耐アルカリ微細粒子含有量の測定に供した。
得られた多孔性填料中の細孔体積は4.3cc/g、比表面積は220m2/gであった。また耐アルカリ性微小粒子の含有量はケイ素含有粒子100部に対し42部であった。
針葉樹クラフトパルプ10部、サーモメカニカルパルプ40部、脱墨古紙パルプ50部の割合で混合して離解し、レファイナーでフリーネス120mlC.S.F.(カナダ標準フリーネス)に調製したパルプスラリーに、対絶乾パルプ当りカチオン化澱粉(P3Y、PIRAAB STARCH Co., Ltd.製)を0.5%、前記多孔質填料Aを紙中多孔質填料含有量が3%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪40g/m2の新聞用紙原紙を得た。
次に上記新聞用紙原紙の両面に、表面処理剤組成物の塗液として、酸化トウモロコシ澱粉(商品名;王子エースA、王子コーンスターチ株式会社製)100部、オレフィン系サイズ剤(商品名;OT−25、荒川化学工業株式会社製)10部からなる固形分濃度8.8%の混合水溶液を、ゲートロールコーターを使用して、乾燥後の片面当たりの塗布量が0.35g/m2となるように塗布、乾燥後、樹脂ロール/金属ロールよりなるソフトカレンダー仕上げを行い、実量40.7g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
填料に多孔性填料Bを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Cを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Dを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Eを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Fを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Gを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Hを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
多孔性填料Bを紙中多孔質填料含有量が1%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪40g/mの新聞用紙原紙を得た以外は実施例1と同様にして実量40.7g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
多孔性填料Bを紙中多孔性填料含有量が8%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪40.7g/m2の新聞用紙原紙を得られた以外は実施例1と同様にして実量40.7g/m2のオフセット印刷用紙を得た。
以下の多孔性填料Iを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Jを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Kを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
以下の多孔性填料Lを使用した以外は実施例1と同様にして、オフセット印刷用新聞用紙を得た。
多孔性填料Aを紙中多孔質填料含有量が0.4%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪40g/m2の新聞用紙原紙を得た以外は実施例1と同様にして実量40.7g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
多孔性填料Aを紙中多孔質填料含有量が11%となるように添加し、硫酸バンドで抄紙pHを4.5に調整後、得られた紙料をオントップツインワイヤー抄紙機で抄紙し、米坪40g/m2の新聞用紙原紙を得た以外は実施例1と同様にして実量40.7g/m2のオフセット印刷用新聞用紙を得た。
Claims (2)
- オフセット印刷用新聞用紙において、二酸化ケイ素および/またはケイ酸塩から形成されたケイ素含有粒子と該ケイ素含有粒子が100質量%に対して0.4〜40質量%の炭酸カルシウムを含有し、細孔体積が3.0〜5.0mL/g、比表面積が70〜250m2/gである平均粒子径10〜40μmの多孔性填料をパルプ100質量%に対して0.5〜10.0質量%含有し、坪量が45g/m 2 以下、印刷後不透明度が91%以上、内部結合強度(J TAPPI No.18−2)が190J/m 2 以上であることを特徴とするオフセット印刷用新聞用紙。
- 前記パルプ100質量%中に脱墨古紙パルプを50質量%以上含有することを特徴する請求項1に記載のオフセット印刷用新聞用紙。
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