JP4725232B2 - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネルの製造方法に関する。
半導体装置等の製造工程において、基板表面に形成された薄膜を微細加工する手段として、ドライエッチングが多用されている。ドライエッチング(以下、単にエッチングと称する)とは、基板を真空チャンバー内に載置して、被エッチング材料に合わせて導入したエッチングガスを高周波電圧の印加によりプラズマ化し、被エッチング材料表面に科学反応を起してパターニングする技術である。
エッチング工程において、被エッチング材料がエッチングされる速度(以下、エッチングレートと称する)は基板温度の影響を受けることは知られており、そのことを積極的に利用して品質や生産性の向上を図る手法は、これまでもいくつかが提案されている。
例えば特許文献1では、エッチング工程の初期と終期で基板温度を変えて、生産性とエッチングにより形成される導電性薄膜の微細パターンの品質とを、共に向上させる方法が提案されている。
また特許文献2では、基板温度を変化させることによるエッチングレートの変化が被エッチング材料の種類により異なることを利用して、2種類の材料層を同時に(同一条件で)エッチングする方法が提案されている。
特開2005−123276号公報 特開平8−45912号公報
しかしながら上記の特許文献1、及び2に記載の半導体装置の製造方法は、基板温度を上昇させることをヒーターで加熱したエッチング装置を構成する部材からの熱伝導により行っているため、所定の温度まで上昇させるには相当の時間を要するという課題がある。また、当該装置を、基板温度の上昇が必要でない他の処理条件に用いる場合、上記部材を自然冷却させるのに相当の時間を要するため、装置の利用効率が低下するという課題がある。さらに、上記の特許文献2に記載の半導体装置の製造方法は、硬化した表面部分を有する2種類の薄膜を同一工程でエッチングするものであり、表面が硬化されていない3種類以上の薄膜を、同時にエッチング除去する工程には対応できないという課題がある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、第1の目的はエッチング装置の利用効率を低下させずにエッチングレートの温度依存性を利用可能な半導体の製造方法、及び製造装置を提供することである。そして第2の目的は、3種類以上の薄膜を同時にエッチング除去する場合に利用可能な半導体の製造方法、及び製造装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による半導体装置の製造方法は、基板の表面に露出している薄膜に対するエッチング能力をほぼ有しないガスのプラズマの印加により上記基板を加熱する第1の工程と、上記薄膜に対するエッチング能力を有するガスのプラズマの印加により上記薄膜をエッチングする第2の工程と、を含む。
かかる製造方法によれば、エッチング装置を構成する部材からの熱伝導で加熱するよりも短時間で基板温度を上昇させることができる。したがって、処理時間をあまり増加させずにエッチングレートの温度依存性を利用できる。また、上記部材の冷却に要する時間が短縮されるので、一台の装置を異なる基板温度を必要とする各種の工程に適用する際の利用効率を向上させることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明による半導体装置の製造方法は、表面に薄膜が露出した基板を第1のガスのプラズマの印加により加熱する第1の工程と、上記第1のガスに第2のガスを混合して得られる、上記第1のガスに比べて上記薄膜に対するエッチング能力が高いガスのプラズマの印加により上記薄膜をエッチングする第2の工程と、を含むことを特徴とする。
かかる製造方法によれば、上記第1の工程の終了後、エッチングチャンバー内をパージせずに、直ちに第2のガスの供給を開始して第2の工程に移行できる。したがって、処理時間をあまり増加させずにエッチングレートの温度依存性を利用できる。
また、上記目的を達成するために、本発明による半導体装置の製造方法は、表面に薄膜が露出した基板をフロン系ガス、又はフロン系ガスを主成分とするガスのプラズマの印加により加熱する第1の工程と、上記薄膜を上記フロン系ガス又はフロン系ガスを主成分とするガスに酸素ガス又は酸素ガスを主成分とするガスを混合したガスのプラズマの印加によりエッチングする第2の工程と、を含むことを特徴とする。
フロン系ガスと酸素ガスの混合ガスは、シリコン膜等のエッチングに利用されることが多い。したがってかかる製造方法によれば、多くのエッチング装置においてガス供給配管の増設等を行わずに、基板の表面に露出している薄膜に対するエッチング能力をほぼ有しないガスのプラズマの印加が可能となる。そのため、製造コストをあまり増加させずにエッチングレートの温度依存性を利用できる。
好ましくは、上記フロン系ガスはCF4である。
CF4は単独で用いられた場合、フロン系のガスのなかでもエッチング能力が特に小さい。したがってかかる製造方法によれば、表面の薄膜をエッチングすることなく基板を加熱した後にエッチング工程を行うという目的を、より一層確実に果たすことができる。
好ましくは、上記第1の工程においてプラズマの印加に消費される電力は、上記第2の工程においてプラズマの印加に消費される電力よりも大きい。
上記電力は、プラズマ印加中に容易に変更できる。そして一般的に、プラズマ印加時の電力が大きい方が、基板の加熱はより早く進む。したがってかかる製造方法により、上記第1の工程における基板の加熱時間をより短縮でき、上記第1の工程と上記第2との工程の合計の処理時間が短縮される。
好ましくは、上記第1の工程におけるプラズマが発生する空間の圧力は、上記第2の工程におけるプラズマが発生する空間の圧力よりも高い。
上記圧力は、プラズマ印加中に容易に変更できる。そして一般的に、プラズマ印加時の圧力が高い方が、基板の加熱はより早く進む。したがってかかる製造方法により、上記第1の工程における基板の加熱時間をより短縮でき、上記第1の工程と上記第2との工程の合計の処理時間が短縮される。
また、上記目的を達成するために、本発明による半導体装置の製造方法は、基板表面に第1の薄膜と第2の薄膜が露出している場合において、上記基板を加熱して上記第2の薄膜のエッチングレートに対する上記第1の薄膜のエッチングレートの比を増加させる第1の工程と、上記第1の薄膜と上記第2の薄膜を同時にエッチングする第2の工程と、を含む。
基板を加熱すると一般的にエッチングレートは高まるが、その変動率は被エッチング材質により異なる。したがって、かかる製造方法により、上記第1の薄膜を除去するために所定の時間エッチングした場合における、第2の種類の薄膜のエッチング量を少なくできる。その結果、上記第2の薄膜に対するオーバーエッチングの弊害、例えば下地層のエッチング等を抑制できるため、これまではそれぞれ個別にエッチングしていた2種類の薄膜を同時にエッチングすることが可能になる。
また、上記目的を達成するために、本発明による半導体装置の製造方法は、基板表面に3種類以上の薄膜が露出している場合において、上記基板を加熱して、上記3種類以上の薄膜の内の1種類の薄膜のエッチングレートの、上記1種類の薄膜を除く2種類以上の薄膜のうちの少なくとも1種類の薄膜のエッチングレートに対する比を増加させる第1の工程と、上記3種類以上の薄膜を同時にエッチングする第2の工程と、を含む。
基板を加熱すると一般的にエッチングレートは高まるが、その変動率は被エッチング材質により異なる。したがって、かかる製造方法により、ある特定の種類の薄膜を除去するために所定の時間エッチングした場合における、他の種類の薄膜のエッチング量を少なくできる。その結果、上記他の薄膜に対するオーバーエッチングの弊害、例えば下地層のエッチング等を抑制でき、これまではそれぞれ個別にエッチングしていた3種類以上の薄膜を同時にエッチングすることが可能になる。
また、上記目的を達成するために本発明による半導体装置の製造装置は、表面に複数種の薄膜が露出している基板を、上記複数種の薄膜に対するエッチング能力をほぼ有しないガスのプラズマの印加により加熱する加熱手段と、上記複数種の薄膜の内の少なくとも1種類の薄膜をエッチングするエッチング手段とを有し、かつ、上記2つの手段による加熱工程とエッチング工程とを同一チャンバー内で連続的に行う。
かかる構成により、基板を加熱する手段による加熱工程と、基板表面に露出している薄膜をエッチング除去する手段によるエッチング工程とを、同一チャンバー内で連続的に実施できる。その結果、装置の増設等によるコストアップを起さずに、エッチングレートの温度依存性を利用することが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態について、図面、及び表に基づいて説明する。本実施形態では、半導体装置として薄膜トランジスタ(以下、TFTと称する)で駆動されるアクティブマトリクス型液晶表示装置(以下、単に液晶表示装置と称する)を例として説明する。なお、各図では、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。また、本発明を説明する際に不要なものについては記載を省いている。
図1は、液晶表示装置の中核的な部材である液晶表示パネルを構成する部材を概略的に示したものである。液晶表示パネルは、上下2枚の基板と、その基板間に狭持された液晶等からなる。そして、裏面(表示面の反対側)から図示しないバックライト等で光を照射されて画像を形成する。TFT基板10が下基板で対向基板20が上基板である。対向基板20上には、図示しないカラーフィルター等が形成されている。そして対向基板20が表示面となる。
TFT基板10上には、液晶表示パネルの表示部分となる表示領域100と、その周辺回路であるXドライバ102、Yドライバ104等が形成されている。また、TFT基板10上には、上記周辺回路を囲むように、開口部106を有するシール材108が環状に形成されている。上下2枚の基板をシール材108で貼り合わせ、TFT基板10と対向基板20、及びシール材108とで構成される空間に液晶を注入し、開口部106を封止して、その他若干の工程を実施することにより、液晶表示パネルが完成する。
ここで、上下2枚の基板を貼り合わせるときの位置合わせに用いるのが位置合わせマークである。TFT基板10には下側位置合わせマーク112が、そして対向基板20には上側位置合わせマーク114が、それぞれ2つずつ形成されている。貼り合わせ時には、各々の位置合わせマークが対向する位置合わせマークと重なるようにカメラで制御して、上下2枚の基板の相対位置のずれを基準内に収めている。上記カメラはコントラストの差で目標(位置合わせマーク)を識別する。そして、位置合わせマーク周辺の酸化シリコン膜の表面は反射率が低い。したがってコントラストを高めるために、位置合わせマークの表面は充分な反射率を有することが必要とされ、反射率が低い場合は、反射率を高める処置が必要となる。本実施形態では上記処置を行っており、それについては後述する。
図2は、TFT基板(以下、基板と称する)10の概略図である。スイッチング用のTFT202で制御される画素電極206が、蓄積容量204と並列に接続されて、1つの画素領域となっている。画素領域がマトリクス状に形成されている領域が、表示領域100である。表示領域100の周囲には、遮光層として図示しないタングステン・シリコン合金膜が形成され、バックライトの光が表示面に漏れることを防止している。
スイッチング用のTFT202のゲート電極は、ゲート線210でYドライバ104に接続されている。走査線212は、Xドライバ102と接続されており、蓄積容量の0電位側は、容量線214で接地されている。そしてTFT基板の形成過程において、各ゲート線210は、表示領域100とYドライバ104の間で、ヒューズ線216により電気的に接続されて、同電位にされている。同電位にする理由は、TFTの形成工程中にはI/I(イオンインプランテーション)等のチャージアップの原因となり得る工程があるので、その影響を防いで、TFTが破壊されるのを回避するためである。しかし、各ゲート線210を接続したままでは、液晶表示パネルは正常に動作しないため、TFT基板10の形成過程の最終段階で、ヒューズ線216を各々のゲート線210の間でカット(除去)する必要がある。このカットと、上述した位置合わせマーク上面の反射率向上のための、表面層の除去と、を同一工程でエッチング処理するのが本実施形態の目的である。以下、各部分について詳述する。
図3は、ゲート線210とヒューズ線216の接続部分の概略図である。302がヒューズ線カット穴(ヒューズ線切断個所)であり、フォトリソグラフィー法で後述する第2の層間絶縁膜を局所的に除去して形成されている。この部分のヒューズ線216をエッチングにより除去する工程に本発明が適用されている。ヒューズ線216とヒューズ線カット穴302が重なる領域がヒューズ線カット領域306であり、この領域のヒューズ線216をエッチング除去する。そして、斜線部分がヒューズ線両脇部分304で、後述する図4(b)に示すようにヒューズ線カット穴302を形成することにより、タングステン・シリコン合金膜404が露出している。
図4(a)は、ヒューズ線カット穴302の図3のA−A´線における断面図である。そして図4(b)は、ヒューズ線カット穴302の図3のB−B´線における断面図である。図示するように、ヒューズ線カット穴302が形成される領域において、基板10の上層には、下から順に遮光層たるタングステン・シリコン合金膜(以下、WSi膜と称する)404、第1の層間絶縁膜406、ヒューズ線216、第2の層間絶縁膜408が形成されている。ヒューズ線216は多結晶シリコン膜(以下、Poly−Si膜と称する)で形成されており、膜厚は約350nmである。WSi膜404は図1に示す表示領域100の周囲に形成されており、液晶表示パネルの使用時に、上述したバックライトの光が表示面に漏れることを防止している。
基板10の全面には第2の層間絶縁膜408が形成されているので、ヒューズ線216を切断する工程の前に、まず所定の範囲において第2の層間絶縁膜408をフォトリソグラフィー法で除去する。その場合、フォトリソグラフィー法は若干の合わせずれがあるので、ヒューズ線216を確実に切断するためには、図3に示すように線の幅よりも大きく(広く)第2の層間絶縁膜408を除去する必要がある。
第1の層間絶縁膜406と第2の層間絶縁膜408は、ともに酸化シリコンという共通の材質からなる。したがって、図3に示すヒューズ線両脇部分304では、上層の第2の層間絶縁膜408を除去するために充分なエッチングをすると第1の層間絶縁膜406もエッチングされ、図4(b)に示すようにWSi膜404が露出してしまう。そして、Poly−Si膜のエッチングに用いられるCF4ガスとO2ガスの混合ガスのプラズマは、WSi膜404をもエッチング可能なため、この状態でヒューズ線216をエッチングにより切断すると、WSi膜404もエッチングしてしまうことになる。
この場合、垂直方向にのみエッチングが進み、ヒューズ線両脇部分304と略同面積の穴がWSi膜404に生じるだけならば、微小な穴なので問題はない。しかし、Poly−Si膜や後述するTiN膜602(位置合わせマークの上層)を完全に除去するために充分な時間エッチングすると、WSi膜404は横方向にもエッチングされて穴が拡大される。その拡大の程度が大きい場合、上述したバックライトの光が表示面に多量に漏れて、表示性能上問題となる。
次に、位置合わせマークについて詳述する。
図5は、下側位置合わせマーク112の拡大図である。上側位置合わせマーク114も同様の形状であり、双方のマークが重なるように、上述した上下2枚の基板を貼り合わせる。
図6は、下側位置合わせマーク112の図5のC−C´線における断面図である。図示すように、下側位置合わせマーク112は上層の窒化チタニウム膜(以下、TiN膜と称する)602と下層のアルミニウム膜(以下、Al膜と称する)604の2層の薄膜で形成されている。2層である理由は、図示しない各素子間の配線層と同一工程で同時に形成するからである。膜厚は上層のTiN膜602が約150nm、下層のAl膜604が約350nmである。
しかし、この構成の位置合わせマークは実際には使用できないことが判明している。TiN膜602は、位置合わせマーク周辺の酸化シリコン膜と同様に光をあまり反射しないので、コントラストが不足し、上下基板の位置合わせ時にカメラで位置確認できないからである。一方、Al膜604は光を良く反射する。したがって、貼り合わせを正確に行うためには、上層のTiN膜602を除去して、下側位置合わせマーク112の表面をAl膜604にして、コントラストを高める必要がある。そしてTiN膜602は、CF4ガスとO2ガスの混合ガスでエッチング可能なため、製造コストの観点からは、上述したヒューズ線216と同一工程でエッチングすることが好ましい。つまり本実施形態で目指していることをまとめると、上述したPoly−Si膜からなるヒューズ線216の切断と、下側位置合わせマーク112表面のTiN膜602のエッチング除去を、WSi膜404をできる限りエッチングせずに、1回のフォトリソグラフィー工程で同時に行うことである。
ここで問題となるのは、TiN膜602はエッチング残りが発生しやすいので、膜厚とエッチングレートから換算される時間に充分な余裕時間を加えたエッチング時間が必要となることである。しかし、エッチング時間を延ばすと上述したように、WSi膜404に発生する穴が拡大されて表示不良を引き起こす。したがってヒューズ線216の切断とTiN膜602のエッチング除去を同時に行うためには、WSi膜404のエッチングレートに対するTiN膜602のエッチングレートの比率を上げることが必要となる。そこで、本実施形態では、TiN膜602の、基板加熱によるエッチングレートの変化(増加)率がPoly−Si膜やWSi膜404の変化率と比較して非常に高いことを利用して、TiN膜602とPoly−Si膜を完全にエッチング除去し、かつ、WSi膜404はできるかぎりエッチング量を抑えている。
なお、被エッチング膜の下層の膜について述べると、WSi膜404の下層のAl膜604と、Poly−Si膜の下層の、酸化シリコンからなる第1の層間絶縁膜406は、CF4ガスとO2ガスの混合ガスではエッチングされない。
次に、本発明にかかる製造装置について説明する。図9は、本発明にかかる半導体製造装置である平行平板型反応性イオンエッチング装置の概略断面図である。基板の搬送機構は図示を省略している。真空チャンバー902内には、上部電極904と下部電極906が互いに略平行に配置されている。真空チャンバー902内にガスを導入し、両電極間に高周波を印加すると上記ガスがプラズマ化する。上述したように、導入するガス種により、基板表面に露出している複数の薄膜をエッチングすることもでき、又、基板の加熱のみをすることもできる。下部電極上にはプレート908があり、エッチング時、及び加熱時に、基板10はプレートピン910で保持される。プレートピン910の先端は球面であり、基板10と点接触することにより、基板の熱をプレートに伝えにくくしている。真空チャンバー902には2本のボンベが接続され、それぞれ独立して制御されている。すなわち、フロン系ガスの1種であるCF4ガスのボンベ912は、第1のマスフローメータ916及び第1の電磁弁918を介して真空チャンバー902に接続され、O2ガスのボンベ914は、第2のマスフローメータ920及び第2の電磁弁922を介して真空チャンバー902に接続されている。上記2つの電磁弁は、制御部930により独立して制御されている。したがって、第1の電磁弁918を開いてCF4ガスのみを真空チャンバー902内に供給することもでき、あるいは双方の電磁弁を開いてCF4ガスとO2ガスの混合ガスを真空チャンバー902内に供給することもできる。真空ポンプ940は、第3の電磁弁942を介して真空チャンバー902内のガスを当該エッチング装置の外部へ排出している。真空ポンプ940の吸引力は、圧力計944が測定する真空チャンバー902内の圧力が設定値と一致するように制御部930でコントロールされる。
そして本装置は、制御部930に内蔵されている記憶部932により、下記の2つのステップを連続して実施できる。まず、第1ステップでは、第1の電磁弁918のみを開き真空チャンバー902内にCF4ガスを供給し、上部電極904と下部電極906間に高周波を印加してプラズマを発生させ、基板10を加熱する。次の第2ステップでは、上述した高周波の印加を維持し、第1の電磁弁918を開いたまま、第2の電磁弁922を開くことにより、真空チャンバー902内にCF4ガスとO2ガスの混合ガスを供給し、基板10の表面に露出している薄膜をエッチングする。第1ステップと第2ステップを連続して実施することにより、第1ステップの実施による総処理時間の増加を抑えつつ、基板の加熱により、複数の薄膜間のエッチングレート比が変更されることの効果を得ることができる。
なお、上記実施形態では基板の加熱をプラズマの印加のみで行ったが、プレートからの伝熱を併用して基板を加熱しても良い。他の条件の工程に切り替える時には、プレートを冷却する時間が必要になるが、1つの条件で多数の基板を連続して処理する場合には有利になり得る。そして併用する場合は、プレートピン910は用いずにプレートと基板を面接触させることが好ましい。その方が、伝熱効率が向上するからである。
図10は、基板温度とエッチングガス種切り替えのタイミングとの関係を示したものである。まず第1の工程として、時刻T0からCF4ガスのみのプラズマを印加して、基板の温度を所定の値まで上昇させる。チャンバー内圧力と供給電力を第2の工程での値に比べて高くして、基板温度をエッチング時に比べて高いレートで上昇させている。そして次に、時刻T1でエッチングガスをO2ガスとCF4ガスの混合ガスに切り替え、終点の時刻T2までエッチングして被エッチング物を除去する(第2の工程)。時刻T1、及び時刻T2は、各々の処理(エッチング)条件ごとに定めて、制御部930に内蔵されている記録部932に記録してある。そして、処理(エッチング)条件に合わせて切り替える。
なお、本装置では実験で得た結果により時間で切り替え時を設定しているが、プレートピン等の基板に接触している部材に熱電対の端子等の測温手段を設けて、上記部材の温度が所定の値になったときにエッチングガスを切り替えることもできる。上記部材の温度は基板温度と相関を有するため、時間で制御するのと同じく、基板温度が所定の温度に達した時点でエッチングガスが切り替わることになる。
また、エッチング装置にはバッチ式と枚葉式があるが、本発明はどちらにも適用可能である。1回のフォトリソグラフィー工程で複数種の薄膜を同時にエッチングできるという効果は変わらないからである。
以下、上記装置を用いて得られた基板加熱温度とエッチングレートの関係と、その結果を基に定められた本実施形態におけるエッチング条件を記す。
図7は、基板加熱条件と基板温度の変化との関係を示す図である。後述する基板を載置するプレートの温度を120℃に保ち、プラズマを印加したときの基板温度の経時変化を図示したものである。エッチング装置を構成する部材からの伝熱を併用する理由は、加熱時間を短縮するためである。
現行エッチング条件は、O2ガスとCF4ガスの混合ガスで基板表面の薄膜をエッチングしたときの基板温度の変化を測定したものである。つまり、後述する表1に記載した比較条件を180秒間継続したときの基板温度の変化を測定したものである。そしてプラズマ加熱条件は、後述する表1に記載した実施条件の第1ステップの条件を180秒間継続したときの基板温度の変化を測定したものである。プラズマはCF4ガスのみからなる。プラズマの印加に供給される電力は現行エッチング条件の250Wより高い350Wであり、チャンバー内圧力は現行エッチング条件の93Paより高い173Paである。そしてプラズマ無しは、プラズマの印加無しに、120℃に保たれているプレートからの伝熱のみによる基板温度の変化を測定したものである。
プレート温度が同一でも、プラズマの印加により基板温度の上昇率が高まり、また、エッチングガスの供給量は同一であっても、圧力と電力を増加させることにより基板温度の上昇率が高まることが分かる。
図8は、基板温度とエッチングレートの関係を示す図である。基板を所定の温度まで上昇させた後、30秒間CF4ガスとO2ガスの混合ガスによるプラズマを印加したときのエッチング量を記載している。TiN膜602のエッチングレートは基板温度の影響を強く受けており、基板温度が61℃から98℃に上昇することにより、エッチング量は6nmから165nmと大きく(約27倍)上昇する。一方、Poly−Si膜、及びWSi膜404のエッチング量は2倍に満たない増加率である。
後述するように、WSi膜404のオーバーエッチングによる弊害を抑制するために、WSi膜404のエッチングレートに対するTiN膜602のエッチングレートの比ができるだけ高くなる条件でエッチングすべきである。したがって、基板温度が98℃まで上昇する間はO2ガスとCF4ガスの混合ガスを供給してエッチングを開始せずに、CF4ガスのみを供給して、エッチングは極力せずに基板温度を上昇させた方がよいことが判る。
上記の結果から、本実施形態におけるエッチング条件を以下のように定める。まず、WSi膜404の許容エッチング量を考える。上述したようにWSi膜404の膜厚は約200nmである。したがって、エッチング量(エッチングレートとエッチング時間の積)が200nmを超えると、WSi膜404に生じた穴が横方向(基板の水平方向)に拡大される。上述したように、WSi膜404はバックライトの光が表示面に漏れることを抑制する遮光層なので、上記横方向への拡大はできる限り抑制することが好ましい。そして、これまでの経験から、エッチング量が700nmまでは、横方向への拡大が表示性能に悪影響を与えないことが判明している。なお、WSi膜404の下地は基板10であり、WSi膜404に比べ極めて厚いのでオーバーエッチングは許容される。一方で、TiN膜602はエッチング残りが発生しやすく、エッチング残りを発生させないためには、膜厚とエッチングレートから換算される時間の最低でも2倍、好ましくは4倍のエッチング時間が必要なことが経験的に確かめられている。
Figure 0004725232

これらの結果を基に定めた新しいエッチング条件(以下、実施条件と称する)を、比較のための従来のエッチング条件(以下、比較条件と称する)と共に、表1に示す。比較条件は基板の加熱のみを目的としたステップ(工程)は設けずに、最初からCF4ガスとO2ガスの混合ガスで150秒間エッチングしている(ステップは1つである)。つまり、プレートからの伝熱により基板を加熱しつつエッチングしている。
それに対し実施条件、すなわち本実施形態の条件は2つのステップがあり、まず第1ステップでCF4ガスのみのプラズマを60秒間印加している。上記3種類の薄膜に対するエッチング能力を殆んど有しないガスのプラズマの印加により、エッチングの直前に基板を加熱するためである。上記加熱により、上記3種類の薄膜の中のある特定の薄膜(TiN膜602)のエッチングレートの、他の種類の薄膜のエッチングレートに対する比、が増加する。そして次に第2ステップで、上記3種類の薄膜に対するエッチング能力を有するCF4ガスとO2ガスの混合ガスのプラズマを105秒間印加している。上記第1ステップの加熱により、比較条件に比べて、他の2種類の薄膜のエッチング量を抑えつつ、TiN膜602をエッチング除去できる。なお、上記第1ステップは基板温度をより早く上昇させるために、チャンバー内圧力、及び供給電力を増加させている。
実施条件は、比較条件に比べて下記のような効果が得られる。
まず、WSi膜404が約660nmまでエッチングされる時間のプラズマ処理を行った場合の、TiN膜602のエッチング量を、実施条件と比較条件を比べると下記のようになる。(上述したようにWSi膜404に対しては、約700nmエッチングされる時間のプラズマ処理を行える。)
比較条件:TiN= 93nm、Poly−Si=1325nm、WSi=660nm
実施条件:TiN=589nm、Poly−Si=1445nm、WSi=656nm
比較条件では、WSi膜404のエッチング量を660nmまでに抑えた場合、TiN膜602は(初期の150nmの膜厚に対し)60パーセント程度しかエッチングできず、位置合わせマークの上層のTiN膜602を完全には除去できない。一方実施条件では、TiN膜602を初期の150nmの膜厚に対して4倍近くエッチングでき、エッチング残りの発生を充分に抑制できる。
次に、TiN膜602を約600nmまでエッチングされる時間のプラズマ処理を行った場合の、WSi膜404のエッチング量を、実施条件と比較条件を比べると下記のようになる。
比較条件:TiN=604nm、Poly−Si=8610nm、WSi=4300nm
実施条件:TiN=589nm、Poly−Si=1445nm、WSi= 656nm
比較条件では、TiN膜602を約600nmまでエッチングした場合、WSi膜404は4300nmエッチングされる。これはWSi膜404の穴が、図4に示す第1の層間絶縁膜406、及び第2の層間絶縁膜408に形成された穴に比べて16μm以上拡大される事となり、表示性能に悪影響を及ぼし得る。一方実施条件では、TiN膜602を約600nmエッチング可能な時間プラズマを印加しても、WSi膜404のエッチング量は660nmに留まる。これはWSi膜404の穴を同様に約0.9μm拡大するが、その程度なら表示面に漏れる光は少なく、表示性能に悪影響を及ぼさない。
このように、本発明により、表示性能に悪影響を及ぼさずに、TiN膜602除去工程とヒューズ線カット工程を同時に実施でき、生産性が向上する。
なお、本実施形態ではプラズマの印加による基板の加熱時の圧力と供給電力の双方を、その後のエッチング時の圧力や供給電力と比較して高くしたが、どちらか一方のみ高くても、あるいは双方とも同一でも、本発明は実施可能である。さらに、上記加熱時の圧力と供給電力のどちらか一方、あるいは双方が、その後のエッチング時の圧力や供給電力よりも低くても、本発明は実施可能である。
また、本実施形態では、基板温度の加熱時間を短縮するためにプレートからの伝熱を併用したが、プラズマの印加のみで加熱しても本発明は実施可能である。
また、本実施形態では、フロン系ガスとしてCF4ガスを用いたが、他のフロン系ガス、例えばSF6やCHF3を用いても本発明は実施可能である。
さらに、エッチングの対象となる薄膜の種類によっては、フロン系ガスとO2ガスの組み合わせではなく、全く別のガスを用いても本発明は実施可能である。
(変形例)
上記の第1の実施形態では、3種類の薄膜を同時にエッチングする場合において、基板の加熱によるエッチングレートの上昇率が薄膜の形成材料によって異なることを利用していたが、1種類の薄膜をエッチングする工程にも本発明は適用可能である。
図11(a)〜(d)は本発明の変形例を示す工程断面図である。TFT基板上に形成したTiN膜の一部をフォトリソグラフィー法により選択的に除去して配線を形成する工程を示したものである。まず図11(a)に示すように、基板1102上にTFT素子1104を形成する。そして、基板全面に層間膜1106を形成後、所定の個所にコンタクトホール1108を形成し、さらに基板全面にTiN膜1110を形成する。そしてTiN膜1110からなる配線が必要とされる部分にレジスト膜1112を形成する。次に図11(b)に示すように、基板全面にCF4ガスのプラズマを印加して、基板温度を上昇させる(加熱工程)。次に図11(c)に示すように、基板全面にCF4ガスとO2ガスの混合ガスのプラズマを印加して、レジスト膜1112で覆われていない領域のTiN膜1110をエッチング除去する(エッチング工程)。そして最後に、図11(d)に示すように、レジスト膜1112を除去する。これで、TiN膜1110からなる配線が形成される。
図8に示すように、TiN膜のエッチングレートは基板温度の影響を強く受ける。例えば基板温度が61℃から98℃に上昇すると、エッチングレートは約27倍上昇する。したがって、基板の加熱と基板上に形成された薄膜のエッチングを同一チャンバー内で連続的に行える場合には、TiN膜のみをエッチングする工程に本発明を適用しても、総処理時間を削減できるという効果が得られる。
液晶表示パネルを構成する部材を概略的に示す図。 TFT基板の概略を示す図。 ゲート線とヒューズ線の接続部分の概略図。 ヒューズ線カット穴の断面図。 下側位置合わせマークの拡大図。 下側位置合わせマークの断面図。 基板加熱条件と基板温度の変化との関係を示す図。 基板温度とエッチングレートの関係を示す図。 本発明にかかる半導体製造装置の概略断面図。 基板温度とエッチングガス種切り替えのタイミングとの関係を示す図。 変形例の概略を示す工程断面図。
符号の説明
10…TFT基板、20…対向基板、100…表示領域、102…Xドライバ、104…Yドライバ、106…開口部、108…シール材、112…下側位置合わせマーク、114…上側位置合わせマーク、202…スイッチング用のTFT、204…蓄積容量、206…画素電極、210…ゲート線、212…走査線、214…容量線、216…ヒューズ線、302…ヒューズ線カット穴、304…ヒューズ線両脇部分、306…ヒューズ線カット領域、404…WSi膜、406…第1の層間絶縁膜、408…第2の層間絶縁膜、602…TiN膜、604…Al膜、902…真空チャンバー、904…上部電極、906…下部電極、908…プレート、910…プレートピン、912…CF4ガスのボンベ、914…O2ガスのボンベ、916…第1のマスフローメータ、918…第1の電磁弁、920…第2のマスフローメータ、922…第2の電磁弁、930…制御部、932…記憶部、940…真空ポンプ、942…第3の電磁弁、944…圧力計、1102…基板、1104…TFT素子、1106…層間膜、1108…コンタクトホール、1110…TiN膜、1112…レジスト膜。

Claims (1)

  1. TFT基板と対向基板とが貼り合わされてなる液晶パネルの製造方法において、
    WSi膜からなる遮光層と、前記遮光層の上層に配置されるとともに複数のゲート線間を接続し、且つ多結晶シリコンからなるヒューズ線と、前記対向基板との貼り合せる際の位置合わせに用いられるとともにAl膜及びTiN膜の積層膜からなる位置合わせマークと、が表面に露出した前記TFT基板に対し、前記ヒューズ線を切断するとともに前記位置合わせマークにおける前記TiN膜を除去するエッチング工程を有し、
    前記エッチング工程は、CF 、又はCF を主成分とするガスのプラズマの印加により前記TFT基板を加熱することで、前記TiN膜のエッチングレートの、前記WSi膜又は前記ヒューズ線を構成する多結晶シリコンのエッチングレートに対する比を増加させる第1の工程と、
    前記ヒューズ線及び前記TiN膜を前記CF 、又はCF を主成分とするガスにO ガス又はO ガスを主成分とするガスを混合したガスのプラズマの印加によりエッチングする第2の工程と、を含むことを特徴とする液晶パネルの製造方法。
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