JP4723033B2 - スイッチを駆動する方法および装置 - Google Patents

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Description

(優先権)
本出願は、以下の米国仮特許出願からの優先権を主張し、その内容の全体は、参照により本明細書中に援用される:
出願第60/871,619号(2006年12月22日出願)
(発明の分野)
本発明は、概してスイッチに関し、より具体的には、本発明はスイッチを制御することに関する。
(発明の背景)
電子デバイスは、しばしば、回路の2つの部分を選択的に接続するために、電子スイッチを用いる。1つのタイプのスイッチは、静止表面上の電気伝導性部分(しばしば「接触」と称される)に交互にタッチする可動アーム(movable arm)である。アームは典型的に、駆動信号に応答して動き、駆動信号は、アームを接触に向けて追いやる。
より高速の回路で動作するためには、概してスイッチが、そのスイッチの接触とのこの接続を最短時間で作ることが望ましい。したがって、多くのスイッチは、接触とのこの接続を最短時間で作る比較的高レベルの信号を用いる。例えば、駆動信号は、最大電圧まで非常に高速で上昇し、微小電気機械(「MEMS」)カンチレバーアームを静止接触に向けて電気的に追いやる。この高速は、望ましくないことに、アームを接触から物理的に跳ね返らせたり、静止接触を形成する前に、振動させたりし得る。
これを受けて、当業者は、より低い強度の信号(例えば、より遅く上昇する信号)を生成するだろう。そのような信号は、跳ね返りの問題を抑制するが、そのような解決策は、望ましくないことに、スイッチを閉じるスピードを低減させる。
(発明の概要)
一実施形態にしたがうと、可動部材と接触とを有するスイッチを駆動する方法は、まず第1のレベルを有する第1の信号を(スイッチに)印加し、そして、第2のレベルを有する第2の信号を(第1の信号を印加した後に)スイッチに印加する。第1のレベルは、第2のレベルよりも大きい。第1および第2の信号の一方または両方が、可動部材を動かし、接触と電気的に接触させる。
可動部材を有するスイッチを駆動する方法は、1つ以上の信号を同時に、連続的に、または重複する時間にわたって印加し得る。一実施形態において、1つ以上の信号は、電圧信号であり得る。一実施形態において、1つ以上の信号は、電流信号であり得る。
一実施形態にしたがうと、駆動信号は、電圧または電流をスイッチに供給する回路によって生成され得る。一実施形態において、電圧出力回路は、第1の時間に第1のレベルを有する電圧信号をスイッチに印加し、第1の電圧信号を印加した後に、第2のレベルを有する電圧信号を印加し、第1および第2のレベルは、それぞれの電圧信号の変化の割合である。
一実施形態において、電流出力回路は、少なくとも1つの電流ソースに接続された電流入力を有するカレントミラーと、スイッチに接続される電流出力とを含む。カレントミラーの出力は、電流ソースとして機能し、スイッチに荷電電流を提供する。電流出力回路は、スイッチに第1のレベルを有する荷電電流の第1の信号を提供し、そして、荷電電流の第1の信号を印加した後に、第2のレベルを有する荷電電流の第2の信号を提供する。
可動部材は、例えば閾値振幅値を受けるときに、接触と電気的に接触するように動く。したがって、例示的な実施形態において、第1の信号は、閾値振幅値よりも小さい最大振幅を有し、その一方で、第2の信号は、閾値振幅値よりも大きい最大振幅を有する。
方法は、様々なタイプの信号と共に動作し得る。例えば、第1のレベルは、第1の電圧であり得るが、第2のレベルは、第2の電圧であり得る。とりわけ、第1のレベルおよび第2のレベルは、時間に対する電圧の増加の割合であり得る。方法は、実行されると、可動部材が接触に電気的に接触した後に実質的に振動しないような方法で、その可動部材を動かす。
信号は、多くの様々な方法で提供され得る。例えば、信号ソースは、第1および第2の信号を提供し得る。その他の実施形態において、第1のソースは、第1の信号を提供し、第2のソースは、第2の信号を提供する。さらにその他の実施形態において、第1および第2のソースは、第1および第2の信号の一方または両方を提供する。
本発明の別の実施形態にしたがうと、スイッチ駆動回路は、2つ以上のレベルを有する信号を伝達するソースを有する。特に信号は、第1のレベルと、第1のレベルよりも大きい第2のレベルとを有する。スイッチ駆動部はまた、信号が第1のレベルに到達した後に第2のレベルに到達するように、その信号を伝達する出力を有する。
とりわけ、ソースは、複数のソースまたは単一のソースであり得る。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
可動部材および接触を有するスイッチを駆動する方法であって、該方法は、
第1の信号を該スイッチに印加することであって、該第1の信号は、第1のレベルを有している、ことと、
該第1の信号を印加した後に、第2の信号を該スイッチに印加することであって、該第2の信号は、第2のレベルを有しており、該第1および第2のレベルは、それぞれの信号の変化の割合である、ことと、
該第1のレベルは、該第2のレベルよりも大きく、該第1および第2の信号の一方または両方は、該可動部材を動かし、該接触と電気的に接触させる、方法。
(項目2)
上記可動部材は、閾値振幅値を受けるときに、上記接触と電気的に接触するように動き、上記第1の信号は、該閾値振幅値よりも小さい最大振幅を有する、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記第1の信号は、第1の電圧であり、上記第2の信号は、第2の電圧である、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記可動部材は、上記接触に電気的に接触した後に、動き、実質的に振動しない、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記第1のレベルおよび上記第2のレベルは、時間に対する電圧の増加の割合である、項目1に記載の方法。
(項目6)
信号ソースが、上記第1および第2の信号を提供する、項目1に記載の方法。
(項目7)
第1のソースが、上記第1の信号を提供し、第2のソースが、上記第2の信号を提供する、項目1に記載の方法。
(項目8)
第1および第2のソースが、上記第1および第2の信号のうちの一方または両方を提供する、項目1に記載の方法。
(項目9)
スイッチ駆動回路であって、
第1の振幅と第2の振幅とを有する信号を伝達するソースであって、該第2の振幅は、該第1の振幅よりも大きい、ソースと、
該信号を伝達する出力であって、該信号は、該第1の振幅に到達した後に、第2の振幅に到達する、出力と
を含む、スイッチ駆動回路。
(項目10)
上記ソースは、複数のソースまたは単一のソースである、項目9に記載のスイッチ駆動回路。
(項目11)
上記ソースは、複数の電流ソースである、項目9に記載のスイッチ駆動回路。
(項目12)
第1の電流ソースが、第1のレベルの電流を生成し、第2の電流ソースが、第2のレベルの電流を生成する、項目11に記載のスイッチ駆動回路。
(項目13)
上記第1の電流ソースまたは上記第2の電流ソースのうちの一方は、他方の電流ソースと実質的に同時に開始し、上記スイッチを閉じる前に停止する、限られた持続時間の間にのみ電流を生成する、項目11に記載のスイッチ駆動回路。
(項目14)
上記電流ソースのうちの少なくとも一方に動作可能なように接続されたスイッチをさらに含み、該少なくとも一方の電流ソースを流れる電流を制御する、項目11に記載のスイッチ駆動回路。
(項目15)
第1の振幅と第1の電圧出力とを有する第1の電圧ソースと、
第2の振幅と第2の電圧出力とを有する第2の電圧ソースと、
第1の入力と、第2の入力と、出力とを有する加算回路であって、該第1の入力は、該第1の電圧出力と該第2の電圧出力とのうちの一方に結合されており、該第2の入力は、該第1の電圧出力と該第2の電圧出力とのうちの他方に結合されており、該出力は、該スイッチに動作可能なように結合されている、加算回路と
を含む、項目10に記載のスイッチ駆動回路。
(項目16)
可動部材と接触とを有するスイッチを駆動する方法であって、該方法は、
第1の信号を該スイッチに印加することであって、該第1の信号は、第1のレベルを有している、ことと、
第2の信号を該スイッチに印加することであって、該第2の信号は、第2のレベルを有しており、該第1の信号および第2の信号の一方または両方は、該可動部材を動かし、該接触と電気的に接触させる、ことと
を含む、方法。
(項目17)
上記第1の信号および上記第2の信号は、連続的に印加される、項目16に記載の方法。
(項目18)
上記第1の信号および上記第2の信号は、実質的に同時に印加される、項目16に記載の方法。
(項目19)
上記第2の信号の印加は、上記第1の信号の印加が開始した後に開始し、その後に、該第1の信号および該第2の信号が、一定の期間にわたって、一緒に印加される、項目16に記載の方法。
(項目20)
上記第1の信号は、第1のレベルを有する電流であり、
上記第2の信号は、第2のレベルを有する電流である、項目16に記載の方法。
(項目21)
可動部材と接触とを有するスイッチを駆動する方法であって、該方法は、
該スイッチに電圧駆動信号を供給することであって、該電圧駆動信号の振幅は、中間振幅と最終振幅とを有しており、該電圧信号の振幅は、該中間振幅に到達する前に、第1の割合で上昇し、該中間振幅に到達した後に、第2の割合で上昇する、方法。
(項目22)
上記電圧駆動信号の上記振幅の変化の割合は、該電圧駆動信号の該振幅が上記中間の振幅を下回るときに、最大になる、項目21に記載の方法。
図1は、開位置におけるMEMSスイッチを概略的に示している。 図2は、閉位置におけるMEMSスイッチを概略的に示している。 図3(a)、図3(b)および図3(c)は、様々な駆動信号に対するスイッチの反応を比較するグラフを概略的に示している。 図4は、シミュレートされた駆動信号のグラフである。 図5は、2つのデジタルサブ回路を含む、スイッチを駆動する回路の例示的実施形態の概略図である。 図6(a)は、特定の制御信号を形成するデジタル回路の概略図である。 図6(b)は、図6(a)における回路の特定の信号に対するタイミング図である。 図7は、パルス信号を形成するデジタル回路の概略図である。 図8は、第1の動作状態における特定の特徴を示す図5における回路の概略図である。 図9は、移行状態における特定の特徴を示す図5における回路の概略図である。 図10は、第2の動作状態における特定の特徴を示す図5における回路の概略図である。 図11は、スイッチを駆動する回路の例示的実施形態の概略図である。
当業者は、以下に要約される図面を参照して議論される以下の「例示的な実施形態の説明」から、本発明の様々な実施形態の利点をより完全に理解するであろう。
(例示的な実施形態の説明)
例示的な実施形態において、駆動部は、振動を実質的に抑制するような方法で、スイッチに駆動信号を印加し、一方で同時に、スイッチを閉じる時間を最適化する。このために駆動部は、まず比較的高いレベルを有する第1の信号をスイッチに印加する。しかしながら、スイッチが閉じる前に、駆動部は、第1の信号よりも低いレベルを有する第2の信号を印加する。とりわけ、レベルは、信号の変化の割合(例えば、入力電圧の変化の割合)であり得る。例示的な実施形態の詳細が、以下で議論される。
スイッチの特有の詳細および駆動部の特定の詳細が、例示目的に過ぎないことが、理解されるべきである。したがって、これらの詳細に関する議論は、様々な実施形態の範囲を限定することは意図されていない。例えば、スイッチは、非カンチレバー式のアームを有したり、または、非MEMSプロセスから形成されたりし得る。
図1は、本発明の一実施形態にしたがう、MEMSスイッチ100を概略的に示している。スイッチ100は、開位置にあり、ドレイン電極103に電気的に接続された静止コンダクタ104との物理的な接触を交互に行うための、カンチレバーアーム105を有している。開位置においては、ソース電極101からドレイン電極103に電流が流れない。この実施形態において、スイッチ100は、従来のMEMSスイッチである。加えて、スイッチ100は、静止基板106を有しており、さらにこの静止基板は、アーム105を支持しているが、この静止基板はまた、アーム105との可変容量を形成するゲート電極102を支持している。駆動部(図1には示されていない)は、ゲート102と電気的に接触し、可変容量に加えられた力を制御して、アームの動きを制御する。
図2は、閉位置における図1のスイッチ100を概略的に示している。閉位置において、アーム105は、ドレイン電極103に電気的に接触する静止コンダクタ104と接触するように動かされている。閉位置においては、電気信号が、アーム105を介することにより、ソース電極101からドレイン電極103に流れ得る。
動作中、駆動部(図2には示されていない)は、ゲート電極102と電気的に接触し、駆動信号(駆動部出力)をゲート電極102に印加することにより、カンチレバーアーム105を静止コンダクタ104と物理的に接触するように選択的に促し、それにより、より大きな回路(図2には示されていない)を閉じる。好適には、駆動信号は、アーム105を最短時間で動かすがスイッチ100が跳ね返らなくするように、十分速く上昇する。また好適には、駆動信号の最終レベルは、アーム105を下方位置(すなわち、スイッチが閉じる)にしっかりと保持するために十分なレベルである。
図3(a)、図3(b)および図3(c)は、様々な駆動信号に対する開いたスイッチ100の例示的な応答を示す。図3(a)の上部の図面において、駆動部出力は、ゲート電極102において高速の電圧上昇を引き起こす。電圧が上昇するにつれ、アーム105は、スイッチ100の近くに向けて下方に動き始め、電圧が閾値電圧(Vth)に達するとき、静止コンダクタ104と最終的に接触する。しかしながら、この高速上昇アプローチの下では、アーム105の先端は、図3(a)の下部の図面において、振動によって示されるように望ましくなくアーム105を跳ね返す速度において静止コンダクタ104と接触させる。駆動信号がその最終的なレベル(80V)に向けて増加するにつれ、最終的に、アーム105上の力は下方の位置においてアーム105をしっかりと保持する(すなわちスイッチが閉じられる)ために十分に強くなる。
跳ね返りを避ける1つのアプローチは、駆動信号をより徐々に傾斜させることである。図3(b)の上部の図面において、駆動部出力は、ゲート電極102上でのよりゆるやかに上昇する電圧を引き起こす。さらに、印加される電圧が上昇するにつれ、アーム105は、スイッチ100の近くに向けて下方に動き始め、電圧が閾値電圧(Vth)に達するとき、アーム105は静止コンダクタ104と接触する。有利なことに、図3(b)の下部の図面において示されるように、アーム105は跳ね返らない。しかしながら、不利なことに、駆動信号の印加と、このゆるやかな上昇のアプローチにおけるスイッチ100の閉鎖との間の時間は、高速上昇アプローチにおける時間よりもかなり長い。
跳ね返りを避ける第2のアプローチは、可変の割合で駆動信号を傾斜させることである。例えば、第1の割合は、アーム105を短時間で動かすために、閾値電圧に向けて迅速に上昇し得るが、次いで、よりゆるやかに上昇するようにその割合を変化させ、その結果、このアプローチにおけるアーム105の最終的な速度は、高速上昇アプローチにおけるアーム105の最終的な速度未満になる。この第3のアプローチは、ゆるやかな上昇のアプローチよりも迅速にスイッチ100を閉じる一方で、同時に高速上昇のアプローチの振動を避ける。このアプローチは、図3(c)の上部の図面に示され、ここでゲート電圧は、閾値電圧に向けて素早く上昇するが、次いでゲート電圧の上昇は遅くなる。有利なことには、アーム105は、図3(c)の下部の図面に示されているように、跳ね返らないが、スイッチ100もまた緩やかな上昇のアプローチにおいてよりも速く閉じる。この割合の変化の後、駆動信号は最終的なレベルまで上昇し続け、ここで、アーム105に及ぼされる力は、アーム105を下方の位置にしっかりと保持するために十分である(すなわちスイッチが閉じられる)。
例示的な実施形態に従って、この駆動信号は、アーム105が静止コンダクタ104に、最初の接触を行った後にアーム105が上方に跳ね返るほど強く衝突することを防ぎ、かつ相対的に素早くスイッチ100を閉じるように制御される。上で示されたように、非常に強い力で静止コンダクタ104に衝突することにより、アーム105は静止コンダクタ104と物理的接触をした状態および物理的接触をしていない状態で振動させられる。当然、静止コンダクタ104と物理的接触をしていない場合には、アーム105は、静止コンダクタ104と電気的接触状態にない。従って、振動は効率的にアーム105と静止コンダクタ104との電気的接触を遅らせる。さらに、このような振動が、スイッチ100を通過する信号に対して望ましくない歪みを引き起こし得、そしてまたスイッチ100の信頼性を低減させ得る。
単一のマルチレベル信号であることが考慮されることに加え、これらの駆動信号はまた複数の独立した信号であるように考慮され得ることが留意されるべきである。
図4は、図5に示される回路500と共に用いられるときの、様々な条件下における、様々な例示的駆動信号波形のグラフ表示を概略的に示す。図4のこれらの波形は、シミュレーションに基づいており、実際のテストに基づいていないことが留意されるべきである。従って、図4に示されるように、駆動回路(図4には示されない)は、最初の信号に0ボルトから約30ボルトまで印加する。示されるように、この振幅における電圧増加の割合は非常に速い。しかしながら、約30ボルトと80ボルト(すなわちレール電圧)のすぐ下との間の振幅の間で、電圧はより徐々に増加する。これらの割合は、線形だったり、可変だったり、または両方であったりし得る。印加される正確な電圧は、制御されるスイッチの設計および構築に依存する。
図5は、スイッチを駆動するための回路500の一実施形態の概略図である。以下により詳細に論じられるように、図5の回路500は、多くのトランジスタおよびその他の要素と、様々な制御信号をトランジスタに提供する2つのデジタルサブ回路600および700とを含む。
図6(a)は、制御信号Phi1 615、Phi2 616およびPhi2b 617を生成するデジタルサブ回路600の概略図である。図6(b)は、入力スイッチ制御(Switch Control)信号614に応答する、図6(a)における回路の様々な信号を示す。これらの回路を説明する目的で、信号「sd」610はローに保持され、結果として、インバータ609から出る信号「sdb」611はハイであることに留意されたい。デジタル回路の信号と関連して、本明細書において使用される場合、句「ロジックハイ」および「ハイ」は、最初の状態のデジタルロジック信号を意味し、用語「ロジックロー」および「ロー」は最初の状態の相補状態である第二の状態のデジタルロジック信号を意味する。
図6(a)の回路600において、スイッチが開位置にあるとき、スイッチ制御信号614はロジックローになる。インバータ601を通して、このことはnorゲート602に対する第1の入力をロジックハイにし、結果としてnorゲート602の出力をローにする。従って、安定状態において、インバータ603の出力はハイであり、norゲート604の出力(Phi2 616)はローになる。結果として、norゲート605の出力(Phi2b 617)はハイになる。同様に、スイッチ制御信号614がローであり、Phi2 616がローの状態で、norゲート606の出力はハイになり、インバータ607の出力はローになる。結果として、nandゲート608(Phi1 615)はハイになる。従って、入力信号がローであり、信号sd610がローである安定状態において、Phi1 615はハイになり、Phi2 616はローになり、Phi2b 617はハイになる。
ユーザがスイッチを閉じることを望むとき、ユーザはスイッチ制御信号614をロジックハイに移行させる。このことは、インバータ601の出力をローになるようにさせるが、norゲート602へのその他の入力は、それまでのように一時的にハイの状態のままであり、その結果、norゲート602の出力はローのままであり、下流方向への信号は一時的に変化しないままである(ロジックローのPhi2 615と、ロジックハイのPhi2b 615とを含む)。さらに、ローからハイへのスイッチ制御入力614の移行は、norゲート606の出力がローになることと、結果としてインバータ607の出力がハイになろうとすることを意味する。しかしながら、インバータ607の出力移行は、キャパシタ612を荷電する必要性によって遅延される。キャパシタ612が荷電される場合、インバータ607の出力はハイになり、そしてsdb 611がハイになるため、nandゲート608への両方の入力はハイであり、そして結果としてnandゲート608の出力(Phi1 615)はローになる。Phi1 615がローになった後、norゲート602への両方の入力は低くなり、norゲート602への出力を高くなるようにさせる。この信号はインバータ603の出力をローになるようにさせるが、その移行はキャパシタ613を放電させる必要性によって遅延される。キャパシタ613が放電する場合、norゲート604への入力は、ともにローになり、norゲート604の出力 (Phi2 616)をハイになるように、そして結果としてPhi2b 617をローになるようにさせる。従って、ローからハイへの入力の移行の際に、そしてキャパシタ612の荷電による短い遅延の後、Phi1 615は低くなる。次いで、キャパシタ613の放電による第二の遅延の後、Phi2 616はハイになり、Phi2b 617はローになる。概略すると、スイッチ制御入力614がローからハイへ変化する場合、Phi1 615は、短い遅延の後、ハイからローへと変化し、その直ぐ後でPhi2 616はローからハイへと移行し、Phi2b 617はハイからローへと変化する。
図7は、同様にスイッチ制御入力614に応答してローからハイになるパルス化されたデジタル信号エッジアウト707を生成するためのデジタルサブ回路707の概略図である。具体的には、図6(a)の回路600において、ハイからローへのPhi2b 617の移行は、図7の回路700をトリガする。上記のように、スイッチ制御入力614がローであり、回路が安定状態にある場合、Phi2b 617はハイになる。そのようなものとして、norゲート702の出力はローであり、インバータ703の出力はハイになり、nandゲート704の1つの出力に対しロジックハイを示す。同様に、安定状態において、インバータ701の出力は、nandゲート705の第一の入力に対しロジックローを示し、その一方でPhi2b 617はnandゲート705の他の入力に対してロジックハイを示す。結果として、nandゲート705の出力はハイになる。この状態においてnandゲート704に対する両方の入力はハイであり、その結果、nandゲート704 の出力(信号エッジアウト707)はローである。
Phi2b 617がロジックローに移行する場合、インバータ701の出力はハイになろうとするが、その移行はキャパシタ706を荷電する必要性によって遅延し、その結果、インバータ701の出力は瞬間的にローの状態に留まる。そのようなものとして、norゲート702の出力はハイになり、インバータ703の出力はローになり、nandゲート704の1つの入力に対してローの入力を提供する。結果として、nandゲート704の出力(信号エッジアウト707)は、ローからハイに移行する。結果的には、キャパシタ706が荷電され、インバータ701の出力がロジックハイに達する。次いで、norゲート702の出力は、ローの状態に戻り、インバータ703の出力はハイの状態に戻り、それによりnandゲート704の1つの入力に対してロジックハイを提供する。同時に、nandゲート705は、1つの入力をハイにさせ、もう一方の入力をローにさせて、その結果、nandゲート705の出力は、nandゲート704の第二の出力に対してロジックハイを提供するためにハイになる。そのようなものとして、nandゲート704の出力(信号エッジアウト707)は、ロジックローに戻る。概略すると、ハイからローまでのPhi2b 617の移行の際に、エッジアウト707は、短くロジックハイをパルス発振する。エッジアウト707パルスの持続期間は、インバータ701の出力がキャパシタ706を荷電するためにどのくらい長くかかるかに依存する。エッジアウト707パルスの持続期間は、以下により詳細に記載されるように、トランジスタMN8およびMN9によって、カレントミラーに供給される電流ブーストの持続期間を制御する。エッジアウトパルス707の幅は、ブースト電流源を(トランジスタMN8およびトランジスタMN9を介して)オンにするための重要な要因となり、結果としてスイッチアーム105が、静止コンダクタ104との接触を構成するためにもっとも素早く動く時間に対する重要な要因となる。
図8に部分的に示されるような回路500の動作がここで議論され、その動作は、スイッチ制御入力信号614がローであり、スイッチが開いたままである、安定状態における回路から始まる。上記されたように、この状態において、Phi1 615はハイであり、Phi2 616はローであり、Phi2b 617はハイであり、そしてエッジアウト707はローである。好適には2マイクロアンペアのバイアス電流がトランジスタMN4を通って流れ、このバイアス電流がトランジスタMN8とカレントミラーを形成し、そしてトランジスタMN3と第二のカレントミラーを形成する。この状態において、トランジスタMN4におけるバイアス電流の一部分は、トランジスタMN3に反射され、好適には500ナノアンペアの電流を発生させる。エッジアウト707がローであるので、トランジスタMN9またはトランジスタMN8において、はっきりとした電流は流れない。Phi2 616はローであり、Phi2b 617はハイであるので、トランジスタMN2は、オフ(非伝導性)であり、トランジスタMN1はオン(伝導性)であり、その結果、トランジスタMN3を通る電流はまた、トランジスタMN1を通らなければならない。この電流は、トランジスタMP2のゲートを接地に向けて引く傾向があり、トランジスタMP2をトランジスタMP1、トランジスタMP5およびトランジスタMP4を電圧レール(Vcc)に向けて電気的に引かせる。結果として、トランジスタMP5およびMP4は、効率的に非伝導性になり、その結果、トランジスタMP4は、出力ノード501から電流を導入したり、弱め(sink)たりしない。同時に、Phi2 616をハイにすることは、トランジスタMN5をオン(伝導性)にさせ、このことがトランジスタ102上の電荷を、出力ノード501を介して接地まで流出させ、これによりスイッチアーム105からスイッチ105を下方に引っ張る任意の力を奪い、結果としてスイッチ100は開く。
ユーザがスイッチを閉じることを望むとき、ユーザは入力制御信号614をハイになるようにさせる。上記されたように、このことは制御信号Phi1 615、Phi2 616およびPhi2b 617において特定の変化を引き起こし、エッジアウト707をパルス化させる。図9に部分的に示されたような回路500の動作がここで議論される。スイッチ制御信号614がハイになった後、Phi1 615はローになり、それによりトランジスタMN5をオフにし、その結果、スイッチのゲート電極102は、もはや接地に分流されない。最初、トランジスタMP4はオフ(非伝導性)のままであり、その結果、Vccと接地とを直接流れる電流の経路はない。信号Phi1 615、Phi2 616およびPhi2b 617は、トランジスタMN5およびトランジスタMP4が同時に伝導性にならないことを確実にするために、時間において段階的に実行される(phased)。短い遅延の後、Phi2 616はハイになり、Phi2b 617はローになり、トランジスタMN2をオン(伝導性)にさせ、トランジスタMN1をオフ(非伝導性)にさせる。結果として、トランジスタMP5およびトランジスタMP4は、また、電流を伝導させるために解放される。トランジスタMN3を通る電流(好適には500ナノアンペア)は、ここでトランジスタMN2を通るようにされ、結果としてトランジスタMP5を通る。トランジスタMP4は、4のゲインを有するトランジスタMP5とカレントミラーを形成する。例えば、伝導性トランジスタ(この場合にはトランジスタMP5)よりも大きなミラーイングのトランジスタ(この場合にはトランジスタMP4)を構成することによって、電流のゲインを提供するためにカレントミラーイングトランジスタを選択することは当該分野で公知である。結果として、トランジスタMP4は、増幅されたミラーイングされた電流(好適には2マイクロアンペア)を出力ノード501に伝える。出力ノード501は、スイッチのゲート102に取り付けられ、スイッチのゲート102が容量性であり、駆動回路からスイッチのゲート102まで流れる電流を組み込むように作用し、それによりゲート102上の電圧を上方に傾斜させる(すなわちi=CdV/dt)。
同様に上記したように、スイッチ制御614信号のロジックハイへの移行は、エッジアウト707をロジックハイにするようにパルス発振させる。このことは、トランジスタMN9をオン(伝導性)にさせ、このことが、トランジスタMN8がトランジスタMN4の電流の一部(好適には2.5マイクロアンペア)をミラーすることを可能にする。トランジスタMN8の電流は、トランジスタMN2を流れる、トランジスタMN3の電流を補助し、組み合わされた電流(好適には3マイクロアンペア)は、最終的にMP4により増幅およびミラーされ、12マイクロアンペアの電流バーストを出力ノード501に提供する。同様に、このことは、スイッチゲート102上の電流を、閾値電圧に向けて素早く傾斜させる。好適には、エッジアウト707の持続期間は、スイッチゲート上の電圧が閾値電圧に達するまで、電流を維持するように設定される。
さらに上記されるように、エッジアウト707パルスは、終了し、それにより、トランジスタMN9をオフ(非伝導性)にする。図10に部分的に示されるような回路500の動作が、ここで議論される。この状態において、トランジスタMN3の電流は、増幅およびミラーされ、そして出力ノード501に提供される唯一の電流である。そのようなものとして、スイッチゲート上の電圧は、上方に傾斜し続けるが、ここでは変化の割合が小さくなる。幾つかの点において、スイッチゲート電極上の電圧は、閾値電圧(Vth)を超え、そのとき、スイッチアームはドレイン電極と接触している。
前述に従って、スイッチゲート電極上の電圧は開始時に素早く増加するが、次いで電圧は緩やかに遅くなる。MEMSスイッチカンチレバーを下方に動かすために十分に強くなる点に電圧がすばやく達し、この点は、回路にスイッチを閉じるように命令するスイッチ制御614信号の変化と実際のスイッチの閉鎖との間の遅れ時間は最小が最小となるようにするために重要である。後に、スイッチゲート上の電圧は、スイッチアームを下方の閉位置にしっかりと保持するために十分強い最終的な電圧までより緩やかに増加する。好適には、駆動回路の動作は、アームを跳ね返らせたり、アームを損傷したりすることなしに、アームをドレイン電極に接触させる。
ユーザがスイッチを開くことを望むとき、ユーザはスイッチ制御信号614をローにさせる。上記されたデジタル回路は、駆動回路500を図6および図8に関連して上記した状態に戻す。前述のように、タイミング生成回路に固有の遅延によって、デジタル制御信号Phi1 615、Phi2 615およびPhi2b 615は、トランジスタMN5およびトランジスタMP4が同時に伝導性にならないことを確実にするために、時間において段階的に実行される。そのようなものとして、トランジスタMN5は再び、スイッチゲート電極から電流を排出し、それによりアームを下方の閉位置に保持する力を除去し、スイッチが上方の開いた回路位置に戻ることを可能にする。
図11は、スイッチ駆動回路の代替的な実施形態の概略図である。図11のスイッチ駆動回路1100は、電圧信号1104によってスイッチを駆動する。電圧信号V1 1101および電圧信号V2 1101は、共に、加算接合部1103に入力される。当該分野で公知のように、加算接合部1103は電圧信号V1と電圧信号V2とを加算し、電圧信号1104を提供する。電圧信号V1のレベルと電圧信号V2のレベルとは組み合わされ、少なくとも第一のレベルと第二のレベルとを有する電圧信号1104を生成する。次いで、電圧信号1104は、スイッチのゲート(図11には図示せず)に印加され、スイッチの動作を制御する。電圧信号V1のレベルと電圧信号V2のレベルとは、それぞれの電圧の変化の割合である。電圧信号V1のレベルと、電圧信号V2のレベルとは、電圧信号1104の所望のレベルを生成するために時間につれて変化し得る。
上記の議論は、本発明の様々な例示的な実施形態を開示しているが、本発明の心の範囲から逸脱することなしに、本発明の利点のいくつかを達成する様々な修正を当業者が行い得ることは明らかである。記載される実施形態は、全ての局面において、単なる例示的なものとして解釈されるべきであり、限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (16)

  1. 制御端子と可動部材と接触とを有するスイッチを駆動するスイッチ駆動回路であって、
    該スイッチ駆動回路は、
    第1の振幅を有する電流信号を生成し、該スイッチが閉じる前に第2の振幅有する電流信号を生成する電流ソースであって、該第1の振幅は、該第2の振幅よりも大きい、電流ソースと、
    該電流信号を制御端子に伝達する駆動部出力であって、該電流信号は、該第1の振幅に到達した後に、第2の振幅に到達する、駆動部出力と
    を含み、
    該伝達された電流信号は、静電気力が該制御端子と該可動部材との間で生じるように該制御端子上に電荷を蓄積し、これにより、該接触に電気的に接続するように該可動部材を移動させる、スイッチ駆動回路。
  2. 前記制御端子は、ゲート電極である、請求項1に記載のスイッチ駆動回路。
  3. 前記ソースは、複数の電流ソースを含む、請求項1に記載のスイッチ駆動回路。
  4. 第1の電流ソースが、前記第1の振幅の電流を生成し、第2の電流ソースが、前記第2の振幅の電流を生成する、請求項3に記載のスイッチ駆動回路。
  5. 第1の電流ソースに直列に動作可能接続されたトランジスタをさらに含み、該トランジスタは、電流が該第1の電流ソースを流れることを可能にする、請求項3に記載のスイッチ駆動回路。
  6. 駆動信号を受信するように構成されたゲート電極と可動部材と静止コンダクタを有するスイッチを駆動する方法であって、該可動部材は、該ゲート電極上の電圧が閾値電圧を超えたときに、該静止コンダクタとの物理的接触および電気的接触を行うように移動可能であり、
    該方法は、
    該ゲート電極上の該電圧が該閾値電圧に接近するまで、第1の電流信号を該ゲート電極に印加することと、
    該スイッチが閉じる前に第2の電流信号を該ゲート電極に印加することであって、該印加された電流信号は、静電気力が該ゲート電極と該可動部材との間で生じるように該ゲート電極上に電荷を蓄積し、これにより、該静止コンダクタに電気的に接続するように該可動部材を移動させる、ことと
    を含む、方法。
  7. 前記第1の電流信号および前記第2の電流信号は、前記ゲート電極に連続的に印加される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の電流信号および前記第2の電流信号は、前記ゲート電極に同時に印加される、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1の電流信号は、第1の振幅を有し、
    前記第2の電流信号は、第2の振幅を有し、
    該第2の振幅は、該第1の振幅よりも小さい、請求項6に記載の方法。
  10. スイッチを駆動する方法であって、前記可動部材は、閾値静電気を受けるときに、前記静止コンダクタと電気的に接続するように移動し、前記第1の電流信号は、静電気力が該閾値静電気力よりも小さくなるようにする、請求項6に記載の方法。
  11. スイッチ制御信号に応答するタイミング回路をさらに含み、該タイミング回路は、電流が前記第1の電流ソースを流れることを可能にするように、前記トランジスタを制御するように構成されている、請求項5に記載のスイッチ駆動回路。
  12. 前記電流ソースは、
    入力と出力とを有する電流ミラーであって、該電流ミラーの該出力は、前記駆動部出力に動作可能結合されている、電流ミラーと、
    該電流ミラーの該入力に動作可能結合された少なくとも第1の電流ソースと
    を含む、請求項1に記載のスイッチ駆動回路。
  13. 前記電流ソースは、
    入力と出力とを有する電流ミラーであって、該電流ミラーの該出力は、前記駆動部出力に動作可能結合されている、電流ミラーと、
    該電流ミラーの該入力に動作可能結合された第1の電流ソースと、
    該電流ミラーの該入力に動作可能結合された第2の電流ソースと
    を含む、請求項1に記載のスイッチ駆動回路。
  14. 前記第1の電流ソースは、前記第1の振幅の電流を生成するように構成されており、前記第2の電流ソースは、前記第2の振幅の電流を生成するように構成されている、請求項13に記載のスイッチ駆動回路。
  15. 制御端子と、電流入力端子と、電流出力端子とを有するトランジスタであって、該トランジスタは、前記第1の電流ソースと前記電流ミラーの前記入力とに直列に動作可能結合されている、トランジスタと、
    入力と出力とを有するタイミング回路であって、該タイミング回路の入力は、スイッチ制御信号を受信するように構成されており、該タイミング回路の出力は、該トランジスタの該制御端子に動作可能結合されており、該タイミング回路は、該スイッチ制御信号に応答して、電流が前記第1の電流ソースを流れることを可能にするように、該トランジスタを一時的に制御する、タイミング回路と
    をさらに含む、請求項13に記載のスイッチ駆動回路。
  16. 前記電流ソースは、第1の電流ソースを流れる電流と第2の電流ソースを流れる電流との和から前記電流信号の前記第1の振幅を生成し、該第2の電流ソースのみを流れる電流から前記電流信号の前記第2の振幅を生成するように構成されている、請求項3に記載のスイッチ駆動回路。
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