JP4721790B2 - レンズの偏心調整装置 - Google Patents

レンズの偏心調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4721790B2
JP4721790B2 JP2005192556A JP2005192556A JP4721790B2 JP 4721790 B2 JP4721790 B2 JP 4721790B2 JP 2005192556 A JP2005192556 A JP 2005192556A JP 2005192556 A JP2005192556 A JP 2005192556A JP 4721790 B2 JP4721790 B2 JP 4721790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment
eccentricity
eccentric
lens
holding frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005192556A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007011052A (ja
Inventor
誠 飯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2005192556A priority Critical patent/JP4721790B2/ja
Priority to US11/427,552 priority patent/US7408726B2/en
Publication of JP2007011052A publication Critical patent/JP2007011052A/ja
Priority to US12/146,017 priority patent/US7639439B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4721790B2 publication Critical patent/JP4721790B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、レンズの偏心調整装置に関する。
レンズの偏心調整装置は、基本となるレンズ(群)の光軸と、調整されるレンズ(群)の光軸とを一致させるための調整装置(機構)として各種が知られ、実用化されているが、従来装置の基本的な考え方は、無段階偏心調整機構を介して調整レンズ光軸を基本レンズ光軸に対して無段階に調整するものであった。無段階偏心調整装置によると、調整位置を任意に選択することができるため、自由な偏心調整が可能である。しかし、大量生産されるレンズ製品は、ロット毎に一定の偏心位置を示す傾向がある。このような場合にも、調整者(作業者)は全てのレンズ製品について、任意の調整位置から適当な位置を選択して調整作業を行わなければならなかった。そのため、調整作業が煩雑になり作業時間の増大、調整者の違いやレンズ毎の調整誤差による製品性能のばらつきがあった。
特開2001-208946号公報
本発明は、以上の従来の問題点に鑑みてなされたもので、少ない工程数と作業時間で容易に偏心調整作業ができるレンズの偏心調整装置を提供することを目的とする。
本発明のレンズの偏心調整装置は、基本レンズを固定した基本レンズ保持枠と;
この基本レンズに対して偏心調整される調整レンズを固定した調整レンズ保持枠と;上記基本レンズ保持枠と調整レンズ保持枠の対向端面のいずれか一方の端面に、光軸を中心とする同心円上に位置させて形成した複数の径方向溝と;該基本レンズ保持枠と調整レンズ保持枠の対向端面の他方の端面に、上記径方向溝に対応させて形成した、少なくとも一つの偏心調整ピン穴と少なくとも一つの正多角形状穴からなる偏心調整コマ穴と;上記偏心調整ピン穴に相対回転可能に挿入される円柱状部と、この円柱状部に対して偏心した、上記径方向溝に相対回転可能に嵌まる偏心円柱状部とを有する少なくとも一つの偏心調整ピンと;上記偏心調整コマ穴の正多角形状穴に対応する正多角形状を有し、上記偏心調整コマ穴に異なる回転位相で挿入可能な軸心決定軸部と、この軸心決定軸部の正多角形状穴に対する回転位相を問わずに上記径方向溝に係合する、上記軸心決定軸部の軸心に対する距離が異なる複数対の平行な同一幅の偏心調整面を有する偏心調整コマ部とを備えた少なくとも一つの偏心調整コマと;を有することを特徴としている。
偏心調整ピン穴は、円形穴とすることができるが、形状を統一するために、偏心調整ピン穴と偏心調整コマ穴を、ともに同一形状の正多角形穴から構成することができる。
偏心調整ピンと偏心調整コマは、中心部に固定ねじの挿通穴を有することが好ましい。すなわち、基本レンズ保持枠と調整レンズ保持枠とは、周方向の複数箇所に固定手段を有するが、この固定手段(固定ねじ)の位置は、偏心調整ピンと偏心調整コマの位置に一致させることができる。
径方向溝のうち、偏心調整ピンが嵌まる溝は、偏心調整作業を容易にするため貫通溝であることが好ましく、偏心調整コマが嵌まる溝は区別するため非貫通溝であることが好ましい。
径方向溝は、好ましい一実施形態では、90゜間隔で4個設け、偏心調整ピン用と偏心調整コマ用を一直線上に位置させる。つまり、180゜間隔の偏心調整ピン用と偏心調整コマ用が90゜間隔で一対配置される。
偏心調整ピン穴と偏心調整コマ穴で形状を共通とした正多角形穴は、偏心調整の自由度を上げるため、等角度間隔で8個以上形成することが好ましい。勿論、偏心調整ピン穴だけを円形穴とすることもできる。
本発明によれば、少ない工程数で容易に偏心調整ができるレンズの偏心調整装置を得ることができる。
図1から図4は、本発明によるレンズの偏心調整装置10の一実施形態を示している。この偏心調整装置10は、基本レンズL1と調整レンズL2との間の偏心調整(両者の光軸O、O’を可及的に一致させる調整)を行うものである。正面円形の基本レンズL1は円筒形状の基本レンズ保持枠20に保持され、正面円形の調整レンズL2は円筒形状の調整レンズ保持枠30に保持されている。基本レンズ保持枠20と調整レンズ保持枠30は、巨視的にみて弾性変形しない材料(例えば硬質プラスチック)からなり、基本レンズL1の光軸Oは基本レンズ保持枠20の軸心に一致し、調整レンズL2の光軸O’は調整レンズ保持枠30の軸心に一致しているものとする。
基本レンズ保持枠20は、その周囲に光軸Oに直交する環状の端面20aを有し、調整レンズ保持枠30は、その周囲に光軸O’に直交する、この端面20aに対向する環状の端面30aを有している。調整レンズ保持枠30は、調整レンズL2が基本レンズL1に対して偏心調整された後、固定ねじ40によって基本レンズ保持枠20に固定される。
基本レンズ保持枠20の端面20aには、光軸Oを中心とする同心円上に等角度間隔(30°毎)で同一形状の12個の正六角形穴(正多角形穴)20bが形成されている(図9参照)。正六角形穴20bは、互いに対向する三対の平行平面を有しており、その一対の平行平面は、基本レンズ保持枠20の径方向と平行な方向を向いている。また正六角形穴20bの軸心は光軸Oと平行であり、その奥部軸心には固定ねじ40に螺合するねじ穴20c(図3、図4)が形成されている。12個の正六角形穴20bは、偏心調整コマ用正六角形穴20b(K)と、偏心調整ピン用正六角形穴20b(P)に選択使用される。
調整レンズ保持枠30の端面30aには、光軸O’を中心とする同心円上に等角度間隔(90°毎)で4個の径方向溝31が正六角形穴20bに対応する位置に形成されている(図7、図8参照)。径方向溝31は、調整レンズ保持枠30の径方向に延びており、内端部はU字形状に閉じ外端部は開放されている。この4つの径方向溝31は、非貫通溝からなる偏心調整コマ用径方向溝(以下コマ用径方向溝)31(K)と、貫通溝からなる偏心調整ピン用径方向溝(以下ピン用径方向溝)31(P)である。コマ用径方向溝31(K)とピン用径方向溝31(P)とは一直線上に位置している。コマ用径方向溝31(K)には、ねじ貫通穴34が形成されている。
偏心調整コマ50と偏心調整ピン60は、基本レンズ保持枠20の正六角形穴20bと調整レンズ保持枠30の径方向溝31(K)、31(P)の間に挿入されて、調整レンズ保持枠30を光軸O(O’)に直交する平面内で位置調整する。
偏心調整コマ50は、基本レンズ保持枠20の正六角形穴20bに異なる回転位相で挿入可能な正六角形柱状部(軸心決定軸部)51と、この正六角形柱状部51の正六角形穴20bに対する回転位相を問わずにコマ用径方向溝31(K)に係合可能な偏心調整コマ部52と、正六角形柱状部51と偏心調整コマ部52の間に位置するフランジ部53を有している。偏心調整コマ50の中心部には、正六角形柱状部51の軸心Xと軸心が一致する、固定ねじ40を挿通する挿通穴54が形成されている。
偏心調整コマ部52は、図5に示すように、コマ用径方向溝31(K)に係合可能な3対の偏心調整面52a、52b、52cを有している。これらの偏心調整面52a、52b、52cは、正六角形柱状部51の各面(辺)と平行である。対をなす偏心調整面52a、52b、52cは対向する面が平行であり、これらの対をなす偏心調整面52a、52b、52cの間の距離は同一(同一幅)2Aであるが、正六角形柱状部51の軸心Xに対する距離がそれぞれ異なっている。
軸心Xに対して偏心調整面52aは、軸心Xから一対の偏心調整面52aにそれぞれ下ろした垂線の長さがAの位置にある。したがって、対をなす偏心調整面52aが径方向溝31に係合(当接)するとき、調整レンズ保持枠30は、基本レンズ保持枠20に対して一対の偏心調整面52aに直交する方向(偏心調整コマ部52が嵌る径方向溝31の延長方向に直交する方向)(X、Y方向またはこれらの逆方向(図7、図8参照))に移動しない(偏心調整量はゼロ)。
軸心Xに対して偏心調整面52bは、軸心Xから一対の偏心調整面52bにそれぞれ下ろした垂線の長さがA+α及びA−αの位置にある。したがって、対をなす偏心調整面52bが径方向溝31に係合するとき、調整レンズ保持枠30は、基本レンズ保持枠20に対して一対の偏心調整面52bに直交する方向(X、Y方向またはこれらの逆方向(図7、図8参照))に距離αだけ移動する(偏心調整量はα)。
軸心Xに対して偏心調整面52cは、軸心Xから一対の偏心調整面52cにそれぞれ下ろした垂線の長さがA+2α及びA−2αの位置にある。したがって、対をなす偏心調整面52cが径方向溝31に係合するとき、調整レンズ保持枠30は、基本レンズ保持枠20に対して一対の偏心調整面52bに直交する方向(X、Y方向またはこれらの逆方向(図7、図8参照))に距離2αだけ移動する(偏心調整量は2α)。フランジ部53には、偏心調整コマ部52の回転位相(回転位置)を示す目印である切欠部53aが形成されている。
図6に示すように、偏心調整ピン60は、正六角形穴20bに相対回転可能に挿入される円柱形状の円柱状部61と、この円柱状部61に対して偏心した円柱形状の偏心円柱状部62と、円柱状部61と偏心円柱状部62の間に位置するフランジ部63とを有している。偏心調整ピン60の中心部には、円柱状部61の軸心Zと軸心が一致する、固定ねじ40を挿通する挿通穴64が形成されている。
偏心円柱状部62の直径は、ピン用径方向溝31(P)の幅に対応している。偏心円柱状部62には、挿通穴64の内面にその回転位相(回転位置)を示す目印である切欠部62aが形成されている。偏心円柱状部62の軸心は、円柱状部61の軸心Zに対して距離dだけ偏心している。偏心調整ピン60の偏心量dは、偏心調整コマ50の最小の偏心調整量よりも小さく設定している。そのため、偏心円柱状部62(偏心調整ピン60)を回転させると、偏心調整ピン60は、この偏心調整ピン60を挿入したピン用径方向溝31(P)の延長方向に直交する方向(X、Y方向またはこれらの逆方向(図7、図8参照))に調整レンズ保持枠30を自在に微調整することができる。
偏心調整コマ50のフランジ部53とワッシャ70、及び偏心調整ピン60のフランジ部63とワッシャ70は、基本レンズ保持枠20と調整レンズ保持枠30の枠間隔を設定する。すなわち、調整レンズ保持枠30が固定ねじ40を介して基本レンズ保持枠20に固定されるとき、フランジ部53(フランジ部63)は、端面20aと端面30aの間に位置し、ワッシャ70は、フランジ部53(フランジ部63)と端面20aの間に位置する。
以上の偏心調整装置10の調整原理を説明する。いま、基本レンズ保持枠20の12個の正六角形穴20bから、2個の偏心調整コマ50と2個の偏心調整ピン60を挿入する4個の穴を選択する。偏心調整コマ用正六角形穴20b(K)には、偏心調整コマ50の正六角形柱状部51を挿入し、偏心調整ピン用正六角形穴20b(P)には、偏心調整ピン60の円柱状部61を挿入する。このとき、偏心調整コマ50の正六角形柱状部51は、基準位置として、正六角形柱状部51の偏心調整面52aが基本レンズ保持枠20の径方向に向き、切欠部53aが基本レンズ保持枠20の外周面側に位置するように回転位相を選択するものとする。この偏心調整コマ部52の偏心調整面52aを、調整レンズ保持枠30のコマ用径方向溝31(K)に嵌め、偏心調整ピン60の偏心円柱状部62をピン用径方向溝31(P)に嵌める。この状態は一つの調整状態であり、基本レンズL1の光軸Oと調整レンズL2の光軸O’のアラインメントを周知の観察手段(検出手段)により確認する。この状態では偏心調整ピン60を回転させることにより微調整が可能であり、微調整で調整が完了すれば、そのまま固定ねじ40を用いて固定すればよい。
図7は、以上のようにセットした状態において、説明を簡単にするため、各1個の偏心調整コマ50と偏心調整ピン60を用いて調整レンズL2(調整レンズ保持枠30)のX方向の偏心を調整する一態様を示している。初期セット状態で光軸調整が完了しなかったときには、偏心調整コマ50を外して、観察結果に応じ、正逆に60゜回転位相をずらし、偏心調整面52bと52cのいずれかを径方向に向けて、正六角形柱状部51を正六角形穴20bに嵌める。仮に偏心調整面52bを用いればX方向にαの偏心移動量が得られ、偏心調整面52cを用いれば同2αの偏心移動量が得られる。
また、基準位置として、正六角形柱状部51の偏心調整面52aが基本レンズ保持枠20の径方向に向き、切欠部53aが基本レンズ保持枠20の内周面側に位置するように回転位相を選択することができる。観察結果に応じ、正逆に60゜回転位相をずらすと、偏心調整面52bが径方向溝31に係合するときには、X方向とは逆方向にαの偏心移動量が得られ、偏心調整面52cが径方向溝31に係合するときには、X方向とは逆方向に2αの偏心移動量が得られる。
従って、このように偏心調整コマ50によりステップワイズな偏心調整量を得た上で、偏心調整ピン60を回転させることで微調整をし、X方向の偏心調整を行うことができる。また、基本レンズ保持枠20の12個の正六角形穴20bのうち、偏心調整コマ50と偏心調整ピン60を挿入する2個の穴を選択することで、調整方向を選択することができる。
図8、図9は、各2個の偏心調整コマ50と偏心調整ピン60を直交二方向に配置して調整を行う態様を示している。2個の偏心調整コマ50は、角度間隔90°の位置に配置され、各偏心調整コマ50から角度間隔180°の位置には、偏心調整ピン60が配置されている。従って、2個の偏心調整コマ50によって調整レンズ保持枠30は、基本レンズ保持枠20に対してX方向に距離0から2α、Y方向に距離0から2αの範囲で位置を調整することができる。その後、2個の偏心調整ピン60を回転させてX、Y方向の微調整を行うことができる。
図10、図11は、基本レンズ保持枠20の軸心を基準(中心)にして、調整レンズ保持枠30の軸心が移動可能なXY方向の偏心調整範囲を示す図である。図10は、基本レンズ保持枠20をXY方向に対して位置規制し、2個の偏心調整コマ50をXY軸上にある正六角形穴20bにそれぞれ配置することによって得られる、調整レンズ保持枠30の偏心調整範囲を示している。図11は、基本レンズ保持枠20をXY方向に対して位置規制し、2個の偏心調整コマ50と2個の偏心調整ピン60をXY軸上にある正六角形穴20bにそれぞれ配置することによって得られる、調整レンズ保持枠30の偏心調整範囲を示している。このように、直交関係に2個の偏心調整コマ50と2個の偏心調整ピン60を組み合わせて用いることによって、調整レンズ保持枠30の光軸位置を全方向に調整することができる。しかし、偏心調整コマ50と偏心調整ピン60は、一つずつであっても、図7で説明した調整が可能である。また、偏心調整コマ50と偏心調整ピン60は一直線上に位置する関係(XY軸上)でなくても、基本レンズ保持枠20を位置規制し、偏心調整コマ50と偏心調整ピン60を任意の正六角形穴20bにそれぞれ配置することによって一定の調整が可能である。すなわち、本発明は、一直線上に位置しない各1個の偏心調整コマ50と偏心調整ピン60によっても一定の偏心調整効果を得ることができる。
量産品のレンズ製品では、ロット毎に特定の偏心調整傾向が存在することが多い。したがって、偏心調整コマ50と偏心調整ピン60を挿入する正六角形穴20bの選択と、偏心調整コマ50の偏心調整面52a、52b、52cの選択を予め行うことにより、調整作業を容易にし、作業時間を短縮することができる。偏心調整面52a、52b、52cのいずれを用いているかは、フランジ部53の切欠部53aによって知ることができ、偏心調整ピン60の回転位置は、切欠部62aによって知ることができる。
なお、正六角形穴20bのうち偏心調整ピン60を挿入する偏心調整ピン用正六角形穴20b(P)は、円形穴とすることもできるが、実施形態のように偏心調整ピン用正六角形穴20b(P)を用いることで偏心調整コマ50用との共用化ができる。正六角形穴20bの数は理論的には多い方がよいが、8個以上程度を設けるのが実際的である。また、本実施形態では、基本レンズ保持枠20に正六角形穴20bを形成して調整レンズ保持枠30に径方向溝31を形成したが、基本レンズ保持枠20に径方向溝31を形成して調整レンズ保持枠30に正六角形穴20bを形成してもよい。偏心調整コマ50の正六角形柱状部51は、円柱軸であってもよい。円形にすると形成精度を必要としなくてよい。
本発明のレンズの偏心調整装置の実施形態を示す、前方からみた分解斜視図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の実施形態を示す、後方からみた分解斜視図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の実施形態を示す、図1のIII-III線に沿う断面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の実施形態を示す、図1のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の偏心調整コマの正面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の偏心調整ピンの正面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の調整レンズ保持枠に偏心調整コマと偏心調整ピンを係合した正面図である。 同各2個の偏心調整コマと偏心調整ピンを係合した正面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の基本レンズ保持枠に各2個の偏心調整コマと偏心調整ピンを挿入した正面図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の偏心調整コマによる偏心調整範囲を示す図である。 本発明のレンズの偏心調整装置の偏心調整コマと偏心調整ピンによる偏心調整範囲を示す図である。
符号の説明
10 偏心調整装置
20 基本レンズ保持枠
20a 30a 端面
20b(K) 正六角形穴(偏心調整コマ穴)
20b(P) 正六角形穴(偏心調整ピン穴)
20c ねじ穴
30 調整レンズ保持枠
31(K) 偏心調整コマ用径方向非貫通溝
31(P) 偏心調整ピン用径方向貫通溝
34 ねじ貫通穴
40 固定ねじ
50 偏心調整コマ
51 正六角形柱状部(軸心決定軸部)
52 偏心調整コマ部
52a 52b 52c 偏心調整面
53 63 フランジ部
53a 62a 切欠部
54 64 挿通穴
60 偏心調整ピン
61 円柱状部
62 偏心円柱状部
70 ワッシャ
L1 基本レンズ
L2 調整レンズ
X Z 軸心
O O’ 光軸

Claims (7)

  1. 基本レンズを固定した基本レンズ保持枠と;
    この基本レンズに対して偏心調整される調整レンズを固定した調整レンズ保持枠と;
    上記基本レンズ保持枠と調整レンズ保持枠の対向端面のいずれか一方の端面に、光軸を中心とする同心円上に位置させて形成した複数の径方向溝と;
    該基本レンズ保持枠と調整レンズ保持枠の対向端面の他方の端面に、上記径方向溝に対応させて形成した、少なくとも一つの偏心調整ピン穴と少なくとも一つの正多角形状穴からなる偏心調整コマ穴と;
    上記偏心調整ピン穴に相対回転可能に挿入される円柱状部と、この円柱状部に対して偏心した、上記径方向溝に相対回転可能に嵌まる偏心円柱状部とを有する少なくとも一つの偏心調整ピンと;
    上記偏心調整コマ穴の正多角形状穴に対応する正多角形状を有し、上記偏心調整コマ穴に異なる回転位相で挿入可能な軸心決定軸部と、この軸心決定軸部の正多角形状穴に対する回転位相を問わずに上記径方向溝に係合する、上記軸心決定軸部の軸心に対する距離が異なる複数対の平行な同一幅の偏心調整面を有する偏心調整コマ部とを備えた少なくとも一つの偏心調整コマと;
    を有することを特徴とするレンズの偏心調整装置。
  2. 請求項1記載のレンズの偏心調整装置において、上記偏心調整ピン穴と偏心調整コマ穴は、ともに同一形状の正多角形穴からなっているレンズの偏心調整装置。
  3. 請求項1または2記載のレンズの偏心調整装置において、偏心調整ピンと偏心調整コマは、中心部に固定ねじの挿通穴を有するレンズの偏心調整装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、上記径方向溝のうち、上記偏心調整ピンが嵌まる溝は、貫通径方向溝であり、偏心調整コマが嵌まる溝は非貫通径方向溝であるレンズの偏心調整装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、上記径方向溝は90゜間隔で4個備えられ、偏心調整ピン用と偏心調整コマ用が一直線上に位置しているレンズの偏心調整装置。
  6. 請求項2ないし5のいずれか1項記載のレンズの偏心調整装置において、上記正多角形穴は、等角度間隔で8個以上形成されているレンズの偏心調整装置。
  7. 請求項1記載のレンズの偏心調整装置において、上記偏心調整ピン穴は円形穴であるレンズの偏心調整装置。
JP2005192556A 2005-06-30 2005-06-30 レンズの偏心調整装置 Active JP4721790B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005192556A JP4721790B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 レンズの偏心調整装置
US11/427,552 US7408726B2 (en) 2005-06-30 2006-06-29 Lens alignment apparatus
US12/146,017 US7639439B2 (en) 2005-06-30 2008-06-25 Lens alignment apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005192556A JP4721790B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 レンズの偏心調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007011052A JP2007011052A (ja) 2007-01-18
JP4721790B2 true JP4721790B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=37749643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005192556A Active JP4721790B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 レンズの偏心調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4721790B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6381224B2 (ja) 2014-02-21 2018-08-29 キヤノン株式会社 レンズ装置および光学機器
JP6451127B2 (ja) * 2014-07-28 2019-01-16 株式会社シグマ 撮影レンズ及び撮像装置
KR102077822B1 (ko) * 2018-02-09 2020-02-19 주식회사 엠아이디 고 하중용 직선 운동 베어링 유닛

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000321474A (ja) * 1999-05-10 2000-11-24 Canon Inc レンズ鏡筒
JP2002267912A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Olympus Optical Co Ltd 光学機器
JP2002341220A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Olympus Optical Co Ltd 光学機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2886032B2 (ja) * 1993-04-20 1999-04-26 株式会社ピーエフユー 画像読取装置の光学調整機構

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000321474A (ja) * 1999-05-10 2000-11-24 Canon Inc レンズ鏡筒
JP2002267912A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Olympus Optical Co Ltd 光学機器
JP2002341220A (ja) * 2001-05-14 2002-11-27 Olympus Optical Co Ltd 光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007011052A (ja) 2007-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7639439B2 (en) Lens alignment apparatus
JP4721790B2 (ja) レンズの偏心調整装置
JP3915020B2 (ja) ズームレンズ装置のレンズ鏡筒構造
JP5150845B2 (ja) 光学部品の位置調整装置および位置調整方法
JP5620039B2 (ja) 少なくとも1つのシステム絞りを備えた光学結像装置
JP4235425B2 (ja) フォトインタラプタ位置調節機構
JP2527731Y2 (ja) 焦点調節ロック装置を有する双眼鏡
JP4820589B2 (ja) レンズの偏心調整装置
JPS6255767B2 (ja)
JPH02113214A (ja) レンズ移動装置
JPH0868931A (ja) 面角度調整装置
JP2004361589A (ja) ミラーの調整機構及びミラーの調整保持方法
JP2000266981A (ja) レンズ鏡筒
JP5595187B2 (ja) レンズ鏡筒
JP6463070B2 (ja) クランク式駆動装置
JP2016029418A (ja) レンズ鏡筒
US4093966A (en) Adjustable holder particularly useful for mounting magnetic heads
JP4419688B2 (ja) Cvtベルトのエレメント姿勢測定装置および測定方法
US11994735B2 (en) Camera lens assembly having linear guide
JP2981688B2 (ja) ズーム双眼鏡の視度調節装置
JPH0280908A (ja) 摩擦送り機構
JP2010256567A (ja) レンズ鏡筒
JP4073224B2 (ja) 回転物保持体の心出し装置
JP2006235047A (ja) 光学装置
JPH0651179A (ja) レンズ光学系の補正調整機構

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070619

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080325

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4721790

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350