JP4719808B2 - 模擬銃における側方給弾装置 - Google Patents

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Description

本発明は、銃本体に装備される、マガジン内部の弾丸を銃本体の装弾部に供給する弾丸送り経路を有し、かつ、上記弾丸送り経路と銃本体に装備される、他の構成部分とが並行する構成を有する模擬銃における側方給弾装置に関するものである。
例えばエアソフトガンであるとか、遊戯銃などとも呼ばれる銃は、一定の規格に従って製造された、BB弾などと通称される球形の弾丸を使用するもので、このタイプの銃には、補充用の弾丸をこめたマガジン(弾倉)を着脱式に設けたものとそうでないものとがある。マガジンをグリップの部分に装着するタイプの銃はごく普通に見られるが、グリップ位置つまりマガジン位置と、銃身後部の装弾部との間は離れており、弾丸は、マガジンから銃身後部の装弾部へ弾丸送り経路を通じて送られることになる。このマガジンから銃身後部にかけての部分は、いわゆる機関部として、引き金やピストン装置及びそれらを連繋操作するための機構などが密集している部分である。このため、小型の拳銃などをモデルとする模擬銃では、原型のプロポーションを崩さずに、内部機構を組み込むことが不可能ということが起こる。
原型のプロポーションを崩さずに、内部機構を組み込むことが要求される模擬銃では、上記弾丸送り経路と銃本体に装備される他の構成部分とが並行する構成を取ることも少なくない。しかし、多くの場合は外形を目立たない程度に変更するような措置を講じて、モデル化を行なってきた。しかし、小型の拳銃では銃身が短く、マガジンや機関部は余り小型化できないために、上記のような措置を講じても、なお問題が起こり得ると考えられる。また、模擬銃は、実銃と比較して構造が複雑であることも、原型を再現する妨げになっていると考えられる。こうした事情を考慮して、各種の銃の形態と構造を検討したところ、一般的に、銃の幅(厚み)よりも上下方向の寸法により制約を受けることが判明した。なお、模擬銃は実銃のように強固な構造を必要とせず、弾丸が球形であることから、弾丸の送りについては、実弾の送りよりも自由が利く。
また、マガジン着脱式の銃では、マガジンを銃本体から取り外したとときに、弾丸送り経路に残っている弾丸がこぼれ落ちることを避け得なかった。個々の銃からこぼれ落ちる弾丸の数は大きいものではないが、使用者がマガジンを脱着するたびにこぼれ落ちる弾丸の数の合計は夥しい量と考えられる。これを放置することは、弾丸の多くが非生分解性プラスチックから成ることを考慮すると、やがては環境破壊にもつながることであるので、メーカーとしても何らかの対策を講じるべきであると判断し、本発明の創作にも反映させることにした。
米国特許出願公開2003/0127084号明細書
本発明は前記の事情に基づいてなされたもので、その課題は、弾丸送り経路と銃本体に装備される他の構成部分とが並行する構成を取る模擬銃において、小型銃であっても、無理なく原型を保ってモデル化することができるようにすることである。また本発明の他の課題は、マガジンの交換の際に銃から弾丸がこぼれ落ちるのを防止可能な機能を併せ備える模擬銃における側方給弾装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、擬銃において、マガジンから装弾部へ至る弾丸送り経路と、銃本体に装備される他の構成部分とを、銃本体内部にて、左右に並べて平行に配置し、弾丸送り経路から押し出された弾丸を供給する装弾部の弾丸入口を、装弾部の左右何れかへずれた側方の位置に開口した構成を有し、マガジンの弾丸出口が、銃本体内の弾丸送り経路に対して、左右何れかへずれた側方に位置しており、上記弾丸出口から弾丸送り経路へ、弾丸の送りを誘導する誘導部材を、マガジンの弾丸出口に通じる弾丸送り経路に対して出没可能に設けるという手段を講じたものである。
本発明に係る側方給弾装置を適用する模擬銃は、銃本体に装備されるマガジン内部の弾丸を、銃本体の装弾部に供給する弾丸送り経路を有し、上記弾丸送り経路と銃本体に装備される他の構成部分とが並行する構成を取るものであることを前提とする。ここで並行とは、数学における平行というよりも、並んでいるという程度の意味であり、並んでいるのは一部でも全部でもどちらでも良い。上記弾丸送り経路と他の構成部分とが並行する構成を取るために、上下に配置すると原形のプロポーションを保てないことになる銃であっても、本発明によれば、原形のプロポーションを保ってモデル化した模擬銃を実現することができる。なお、本発明において使用している模擬銃とは、殺傷を目的とした銃すなわち実銃に対して、殺傷を目的としない銃を意味する。
本発明では、マガジンから装弾部へ至る弾丸送り経路と、銃本体に装備される他の構成部分とを、銃本体内部にて、ほぼ左右に並べて配置する。弾丸送り経路の幅は、弾丸の直径によって決まり、従って、模擬銃の幅(厚み)から、弾丸の直径と弾丸送り経路の肉厚及び必要な隙間を差し引いた数値を、他の構成部分の厚みとして利用できることとなる。本発明において想定している弾丸の直径は6mmが標準であるので、ほぼあらゆるタイプの銃のモデル化が可能と判断される。
上記の構成において、弾丸送り経路から押し出された弾丸を供給する装弾部の弾丸入口を、装弾部の左右何れかへずれた側方の位置に開口した構成とする。装弾部の左右何れかへずれた側方とは、装弾部の中心に対して、弾丸入口が、左右どちらかにずれている、ということである。多くの場合、弾丸送り経路は、装弾部に対して下方に位置しているか、或いはまれには上方に位置しているので、装弾部の弾丸入口の位置は、左右斜め下方或いは左右斜め上方ということになる。
また、銃本体に装備されているマガジンは、銃本体内の上記弾丸送り経路に対して、マガジンの弾丸出口が、左右何れかへずれた側方に位置しており、上記弾丸出口から弾丸送り経路へ、弾丸の送りを誘導する誘導部材を、マガジンの弾丸出口に通じる弾丸送り経路に対して出没可能に設けるという構成を取ることができる。これは、マガジンは装弾部と同様に銃本体の中心線とほぼ一致した位置にあるが、その結果相対的に弾丸送り経路に対してずれることになる構成である。上記誘導部材はマガジンの弾丸出口に通じる弾丸送り経路に対して出没可能であることにより、マガジンを銃本体から取り外したとときに、弾丸送り経路に残っている弾丸がこぼれ落ちることを防止する手段を兼ねる。
本発明に係る模擬銃の一つの典型的な構成は、弾丸が発射される銃身の後端部に位置する装弾部と、装弾部の後方に位置し弾丸に対して圧縮エアを噴射するピストン装置と、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、左右何れか一側方に配置され、上記装弾部に対して下部側方から弾丸を供給する弾丸送り経路と、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、左右何れか他側方に配置され、上記ピストン装置に対して下部側方から係合及び離脱可能に設けられたトリガー部材とを具備する構成である。この構成は、後述する実施形態に記載されているものと一致するが、しかし、これ以外の構成でも請求項1の要件を満たすものであれば本発明に含まれることは明らかである。
本発明に係る側方給弾装置では、銃本体に装備される他の構成部分として、例えば、駆動部における発射操作に伴ってピストン装置のピストンを後退させるために、上記ピストン側の係合部と係合し、かつ、上記係合から脱してピストンを前進させる、係合相手部を有するトリガー部材を具備する。トリガー部材は、ピストンの前進後退方向へ移動可能、かつ、上記係合部から係合相手部が脱する方向へ移動可能に銃本体に設けられ、駆動部における発射操作に伴う動きをピストンに伝達して後退させるもので、そのためにピストン側に係合部、トリガー部材側には係合相手部を設け、ピストンを後退させるときには係合部と係合相手部とが係合し、ピストンを前進させるときには係合部と係合相手部との係合を脱しさせる。
本発明以上の如く構成されかつ作用するものであるから、弾丸送り経路と銃本体に装備される他の構成部分とが並行する構成を取る模擬銃において、小型銃であっても、無理なく原型を保ってモデル化することができるようにすることができる。また本発明によれば、マガジンの交換時などに銃から弾丸がこぼれ落ちるのを防止可能な機能を併せ備える模擬銃における側方給弾装置を提供することができる。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係る模擬銃における側方給弾装置10の一例を示すもので、例示の銃は、引き金を引くことでピストンが手動で駆動され、圧縮エアが噴射される構造を持つ、年少者を対象とした手動式の銃である。図1には、銃本体内にて並行する構成の内の弾丸送り経路41Aを表しており、図2には他の構成部分としてのトリガー部材15の組み込み部分41Bを表している。図から明らかなように、弾丸送り経路41Aと組み込み部分41Bとは、左右に並んで平行に配置されている(図3参照)。各図において、11は銃本体を示しており、例示のものは、手動式の銃の駆動部として引き金12を具備している。
例示されている銃は駆動部として、銃本体11の前後方向へ移動可能に設けられた引き金12を有する引き金側部分13と、その引き金側部分13に取り付けられた揺動部14を有している。上記引き金側部分13は、銃本体11に用意された組み込み部分41Bに、ピストンと同じく前後方向へ移動可能に組み込まれるもので、引き金側部分13のやや後方の軸部14aにて、上記揺動部14がシーソーのように揺動可能に軸支されており、これらの引き金側部分13と揺動部14は、トリガー部材15を構成する(図2)。上記揺動部14は、銃本体11との間に設けた戻しばね16によって前方に付勢されている。トリガー部材15は、引き金12を引く操作により、上記の付勢力に抗して後退すると、それにつれて揺動、傾斜し、係合部27から脱する係合相手部17を有するとともに、ガイドローラー18を後部に有し、上記ガイドローラー18を、後下方へ傾斜させて銃本体11に形成したガイド部19に配置して、上記係合部27からの脱出を誘導するという構成を有している。19aは、ガイド部前端部の凹部を示す。
本発明に係る側方給弾装置10を適用した模擬銃は、銃本体11に装備されている駆動部における発射操作に伴って後退するピストン21を有するピストン装置22を具備している。上記ピストン装置22は、本体内の収容部20において上部の前後方向に配置されたシリンダー23と、その内部を摺動可能な上記ピストン21を有し、また、ピストン21を駆動してシリンダー先端部のノズル24から圧縮エアを噴射するための弾発手段25として、コイルスプリングをピストン装置設置部後壁との間にて圧縮可能に配置している。また、26はピストンカップであり、ピストン先端21aに取り付けてシリンダー内面に対するシール性を高めている。
そして、ピストン21は、トリガー部材15の係合相手部17と係合するピストン側の部分として係合部27を具備している。例示の係合部27は、ピストン21の側壁部分に、上方への凹状部分として形成されており、下方から立ち上がる係合相手部17に対して係合可能及び離脱可能に構成されている。係合相手部17の前面上部17aと、係合部27の後面下部27aは、係合相手部17が後方から係合部27に係合するのを助けるために、前下方へ傾斜した形状に形成されている。係合部27を、ピストン21の側壁部分に設けることは、前記トリガー部材15の組み込み部分41Bが、弾丸送り径路41Aとともにほぼ左右に並んで設けられる構成に対応しており、別の係合部材を必要としないので構成の合理化に寄与する。
銃本体11の内部において、ピストン装置設置部前方には、装弾部28aを有する装弾筒28が前進後退可能に配置されており、装弾筒28は銃身29の後部に設けられ一体に前後に移動可能である。弾丸送り経路41Aは、装弾筒28の側方を向いた弾丸入口28bに接続されている。引き金側部分13の前端には、銃身29の前端部に摺接可能な枠部30が銃身29の位置決めのために設けられており、また、この枠部30は、銃身29の後退時に装弾筒28の係合部28cを押し、後方へ移動させる。31はホップアップ部材であり、装弾部前方に設けられている。
本発明に係る側方給弾装置10を適用した模擬銃は、弾丸32を供給するために、銃本体グリップ部のマガジン収納部34に、着脱可能に取り付けられるマガジン33を有している。マガジン33は、内部にほぼU字状に設けられた弾丸収納部35を有し、上記弾丸収納部35には、ほぼU字状の形態を取り得るコイルばねが、弾丸32を押圧する弾性体36として装備されている。弾性体36は、先端側にて弾丸32をマガジン33の弾丸出口から弾丸送り経路41Aの方向へ押す位置に配置し、基端側はマガジンの壁面などに支えられる。37は弾性体先端の弾丸押圧部、38は弾性体基端のばね受部である。
弾性体36の基端側にて、その弾性力をトリガー部材15の付勢に利用可能にするために、マガジン33の対応部分を開口し、そこにばね受部38の突起38aで押され、マガジン33の外方へ突き出し得る加圧部材40を設けている。加圧部材40は、その後方の部分40aでマガジン33に回転可能に軸支され、また、その前方の部分40bにてマガジン33に設けられている弧状溝38bの範囲で上下動可能とされ、トリガー部材15の揺動部14の下部に設けられた突起39に接して、係合部27と係合相手部17が係合する方向へ付勢力を及ぼしているものである。
マガジン33の先端部には、弾丸出口33aが、図8に示されているように側方の弾丸送り経路41Aに向けて斜め上方に設けられており、また、その弾丸出口33aを構成するマガジン33の壁面部分には、側方へ向けて切り欠き部42が形成され、そこに、上記弾丸出口33aから弾丸送り経路41Aへ、弾丸の送りを誘導する誘導部材43が出没可能に装備されている(図4及び図7参照)。この誘導部材43は、マガジン33を銃本体11から取り外したときに、弾丸送り径路41に残存している弾丸32がこぼれ落ちるのを防止するストッパーの役割も併せ持っており、そのために、上記弾丸送り径路41Aにつながる弾丸出口33aに対して、側方から出没可能に設けられている。故に、誘導部材43は、マガジン33と弾丸送り径路41Aの境界に位置するということができ、その位置において、斜め上方の弾丸送り径路41Aへ横向きに弾丸32を送り込めるように、ばね44により付勢される。
例示の弾丸送り経路41Aは、図1、図2及び図3から明らかなように、装弾部28aの下部、かつ、左方に位置し、銃本体11に装備された他の構成部分であるトリガー部材15の組み込み部分41Bは、装弾部28aの下部、かつ、右方に位置し、弾丸送り経路41Aと組み込み部分41Bは完全に並行している。従って本発明における模擬銃は、弾丸32が発射される銃身29の後端部に位置している装弾部28aと、装弾部28aの後方に位置し弾丸32に対して圧縮エアを噴射するピストン装置22と、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、左側方に配置され、上記装弾部28aに対して下部側方から弾丸を供給する弾丸送り経路41Aと、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、右側方に配置され、上記ピストン装置22に対して下部側方から係合及び離脱可能に設けられたトリガー部材等を具備することになる。
図7、図8に、マガジン33と、マガジン収納部34及び弾丸送り経路41Aの詳細を示す。マガジン収納部34の内奥には前記の誘導部材43が支軸43aにより回転可能に軸支され、ばね44により弾丸送り経路41Aの方向へ付勢されている。一方、マガジン33の弾丸出口33aの直前には、マガジン内部から押し出される先端の弾丸32を軽く受け止める引っ掛かり33bが形成されている。
このように構成された本発明に係る側方給弾装置10を適用する模擬銃は、図9に示すように作動する。図9の(1)は、銃本体11において、弾丸出口33aから弾丸送り経路41Aそして装弾部28aに弾丸32が溜まっており、かつ、誘導部材43をストッパーとして弾丸32が停止しており、そこに、マガジン33を差し込みつつある状態を示している。マガジン33を完全に差し込むと、誘導部材43は、弾性体36の付勢力により押し出されるマガジン先端の弾丸32によって押され、ばね44の付勢力に抗して回転し、弾丸32は「引っ掛かり」から外れ、誘導部材43を斜め上方へのガイドとして弾丸出口33aから弾丸送り経路41Aへ押し出されるようになる(図9の(2))。上記のように弾丸32が溜まっていなくても、マガジン33装着により、内部の弾性体36の付勢力により押し出される弾丸32によって、誘導部材43が押し開かれ、弾丸送り経路41Aから装弾部28aまで弾丸32が充填される。このような弾丸充填状態では、引き金12を引くことにより、ピストン装置21を作動させ、弾丸32を発射することができる。
マガジン33を銃本体11から取り外したときには、弾丸32は、マガジン内部の引っ掛かり33bに掛かり、それに対して弾性体36による押し上げ力が加わらなくなると、誘導部材43は、ばね44の付勢力によって、切り欠き42内へ戻ろうとする(図9の(3))。この戻ろうとする誘導部材43は、弾丸送り経路41A内にある最終の弾丸32を押さえ付けることになるので、弾丸32はこぼれ落ちずに、マガジン33だけを取り外すことができる(図9の(4))。また、弾丸32を打ち尽くした場合には、マガジン33内の弾性体36による付勢力を受けなくなるので、誘導部材43は、ばね44によって切り欠き42内方向へ戻ろうとする(図9の(5))。従って、最終の弾丸32は誘導部材43によって押さえ付けられ、弾丸32をこぼし落とすことなくマガジン33を取り外し得るものである(図9の(6))。
なお、弾丸32の装弾部28aへの装填は、銃身29の前進により弾丸入口28bが開口したときに行われる。弾丸32が弾丸送り経路41Aに残っている状態では、引き金操作により発射される可能性があるが、それは、装弾部28aに配置されている場合だけである。マガジン内の弾性体36による押出し力を受けない状態では、弾丸32が装弾部28aに装填されることがないから、弾丸32が弾丸送り経路41Aに残っていても、発射されることはない。また、マガジン33を銃本体11から取り外した場合には、マガジン内の弾性体36の付勢力を利用する、係合部27と係合相手部17の係合が成立しないので、引き金12の操作をしてもピストン装置22が作動せず、従って、弾丸32が発射されることはない。
上記のように、本発明に係る模擬銃における側方給弾装置は、模擬銃に関するものであるが、模擬銃の中でも手動式の銃のほか、電動ガンについても利用することができる。
図1 本発明に係る模擬銃における側方給弾装置の一例を示す内部側面図である。
図2 同上の側方給弾装置と併設するピストン装置を示す内部側面図である。
図3 図1のIII−III線断面図である。
図4 安全装置の周辺部分を分解して示す銃本体左側の内側面図である。
図5 銃本体の左半分を示す内側面図である。
図6 銃本体の右半分を示す内側面図である。
図7 マガジンをマガジン収納部に挿入する状態を示す説明図である。
図8 Aは、BにおけるVIII−VIII線部分の断面図、Bはマガジンの側面図である。
図9 本発明に係る模擬銃における側方給弾装置の作動工程を示す説明図である。
10 側方給弾装置
11 銃本体
12 引き金
13 引き金側部分
14 揺動部
15 トリガー部材
16 戻しばね
17 係合相手部
18 ガイドローラー
19 ガイド部
20 収容部
21 ピストン
22 ピストン装置
23 シリンダー
24 ノズル
25 弾発手段
26 ピストンカップ
27 係合部
28 装弾筒
29 銃身
30 枠部
31 ホップアップ部材
32 弾丸
33 マガジン
34 マガジン収納部
35 弾丸収納部
36 弾性体
37 弾丸押圧部
38 ばね受け部
39 突起
40 加圧部材
41A 弾丸送り経路
41B トリガー部材組み込み部分
42 切り欠き部
43 ストッパー
44 ばね
45、46 弾丸を保持するための部材

Claims (2)

  1. 擬銃において、
    マガジンから装弾部へ至る弾丸送り経路と、銃本体に装備される他の構成部分とを、銃本体内部にて、左右に並べて平行に配置し、
    弾丸送り経路から押し出された弾丸を供給する装弾部の弾丸入口を、装弾部の左右何れかへずれた側方の位置に開口した構成を有し、マガジンの弾丸出口が、銃本体内の弾丸送り経路に対して、左右何れかへずれた側方に位置しており、上記弾丸出口から弾丸送り経路へ、弾丸の送りを誘導する誘導部材を、マガジンの弾丸出口に通じる弾丸送り経路に対して出没可能に設けたことを特徴とする模擬銃における側方給弾装置。
  2. 弾丸が発射される銃身の後端部に位置する装弾部と、装弾部の後方に位置し弾丸に対して圧縮エアを噴射するピストン装置と、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、左右何れか一側方に配置され、上記装弾部に対して下部側方から弾丸を供給する弾丸送り経路と、上記銃身ないしピストン装置の下部、かつ、左右何れか他側方に配置され、上記ピストン装置に対して下部側方から係合及び離脱可能に設けられたトリガー部材と、を具備して構成された請求項1記載の模擬銃における側方給弾装置。
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