JP4718149B2 - 遊技機制御用チップ - Google Patents
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Description
図1は従来の遊技機制御用マイクロコンピュータのブロック図である。このマイクロコンピュータは遊技機制御用チップと呼ばれるものであってこのチップ内にCPU、リセット/割込みコントローラ、ROM、RAM、照合用ブロック、クロック回路、アドレスデコード回路、内蔵メモリアクセス制御/アドレスデコード回路、乱数回路、タイマ回路、シリアル通信回路などの回路を含んでおりそれぞれの回路に必要な入出力のために例えば64個の端子が用いられる。例を挙げればアドレスデコード回路の出力端子としてチップセレクト信号CS0〜CS11の12個の出力端子が用いられる。
図2は従来の遊技機制御用マイクロコンピュータでは新しい機能(図面ではパラレルポート回路)を追加しようとすると、チップセレクト信号であるCS0〜CS11の12本のうち、8本を削除して、パラレルポート回路からの出力信号(PA0〜PA3)の4本と入力信号(PB0〜PB3)の4本に割り当てるなどの方法をとらざるを得なかったということを表すブロック図である。図2の楕円で囲んだ部分に示すようにこの例ではチップセレクト信号に使用する端子数を12個から4個に低減し、その代わりにパラレルポート回路の出力端子4個及び入力端子4個を設けている。
遊技機制御用チップは、従来、SDIPやZIPなどのパッケージを使用しているが、新たな機能を追加するためにはこれらのパッケージの端子数自体を増やしたものを採用することも考えられる。しかし端子数を増やすとパッケージが大きくなることによるコスト増といった問題の他にも、パッケージ自体に反りや強度低下が発生する等の物理的な製造上の問題も起こりうるため、現状の端子数を増やすことは困難である。
このように、新たな機能を追加しようとするとそれに使用する端子を確保するために他の機能を削除して割り当てる必要があった。そこで、本発明は、アドレスバス出力に用いる端子数を低減することにより新機能の追加に対応できる遊技機制御用チップを提供することを目的とする。
該遊技機制御用チップ内に設けられたマルチプレクサによりn個(nは2以上の整数)のアドレスバス信号を時分割してm個(mはnより小さい整数)の外部出力端子に出力し、該外部出力端子に出力されたアドレスバス信号をm本の信号線により前記遊技機制御用チップ外の回路に送信する。
該遊技機制御用チップ内のマルチプレクサによりn個(nは2以上の整数)のアドレスバス信号を時分割してm個(mはnより小さい整数)の外部出力端子に出力する外部端子出力ステップと、該外部端子出力ステップにより出力されたアドレスバス信号をm本の信号線により前記遊技機制御用チップ外の回路に送信するアドレス信号送信ステップと、からなる。
前記m個の外部出力端子から出力する信号のほかに、それらの信号を前記遊技機制御用チップ外の回路にて取得するタイミングを示す信号を当該回路に送信する。
請求項5に記載した発明は、請求項1又は2のいずれか一に記載した遊技機制御用チップであって、前記マルチプレクサ回路による時分割でアドレスバス出力端子数を減らして、新機能を追加するための端子を確保するものである。
請求項6に記載した発明は、請求項5に記載した遊技機制御用チップであって、該新機能を追加するための端子は、電源(GND)に接続するものである。
拡張可能な2のべき乗のバイト数のエリアを持つチップセレクト信号を出力する端子を有する遊技機制御用チップである。
遊技機制御用チップと、ラッチ回路と、デコード回路と、1又は複数の外部I/Oデバイスとを有し、遊技機内部に設けて遊技機を制御する遊技機制御用基板であって、前記遊技機制御用チップは、その内部に設けられたマルチプレクサにより、n個(nは2以上の整数)のアドレスバス信号を時分割してm個(mはnより小さい整数)の外部出力端子に出力した時分割されたアドレスバス信号と、該時分割されたアドレスバス信号を識別する信号と、アドレスバス変化の同期を取るための信号とを前記ラッチ回路に出力し、拡張可能なチップセレクト信号を前記デコード回路に出力し、制御信号を外部I/Oデバイスに送信し、前記ラッチ回路は、前記遊技機制御用チップから入力されたm個の時分割されたアドレスバス信号をラッチして前記デコード回路に出力し、前記デコード回路は、前記ラッチ回路から入力されたm個の時分割されたアドレスバス信号と、前記遊技機制御用チップから入力された拡張可能なチップセレクト信号とを受けて、デコードしたチップセレクト信号を前記外部I/Oデバイスに送り、前記外部I/Oデバイスは、前記デコード回路のデコードしたチップセレクト信号を受けて、前記遊技機制御用チップの制御信号のもとで動作をするものである。
遊技機制御用チップと、ラッチ回路と、デコード回路と、1又は複数の外部I/Oデバイスとを有し、遊技機内部に設けて遊技機を制御する遊技機制御用基板における遊技機制御方法であって、前記遊技機制御用チップが、その内部に設けられたマルチプレクサにより、n個(nは2以上の整数)のアドレスバス信号を時分割してm個(mはnより小さい整数)の外部出力端子に出力し、該外部出力端子に出力されたアドレスバス信号をm本の信号線により、前記ラッチ回路に送信するとともに、マルチプレクサによりマルチプレクスしたアドレスを識別する信号を、同期を取るための信号とを送るマルチプレクス段階と、該マルチプレクス段階にてマルチプレクスされたアドレスバス信号を前記ラッチ回路がラッチして前記デコード回路に送るラッチ段階と、該ラッチ段階にてラッチされた信号を前記デコード回路が、前記遊技機制御用チップからの信号を受けてデコードし、前記外部I/Oデバイスに送るデコード段階と、該デコード段階にてデコードされた信号と、前記遊技機制御用チップからの信号とを受けて、前記外部I/Oデバイスが前記遊技機制御用チップの制御のもとで動作をする外部I/Oデバイス制御段階とを有する。
さらに図3を図2と比べると、図2ではアドレスバスの信号の出力には16端子を用いたままアドレスデコード回路の出力端子を12個から4個に減らすことにより新機能回路(図2ではパラレルポート回路)の入出力にそれぞれ4個の端子をあてることとしたのに対し、図3ではアドレスデコード回路の出力端子は12端子を用いたまま、アドレスバスの信号の出力に16端子を用いるのはやめてアドレスバスマルチプレクサ生成回路の出力に5端子、追加新機能回路の入出力に11端子用いることとした点である。
また、図4は、図3のブロック図に外部拡張用アドレス端子EXCSを別途用意し、追加新機能回路の入出力に10端子用いることとしたものである。
20 ラッチ回路
30 デコード回路
40,41,48 外部I/Oデバイス
Claims (6)
- 時分割されたアドレスバス信号をラッチするラッチ回路と、該ラッチ回路がラッチしたアドレスバス信号と拡張可能なチップセレクト信号とからチップセレクト信号をデコードし、そのデコードしたチップセレクト信号を受けて動作する外部I/Oデバイスとを有する遊技機内部の基板上に搭載されて、該遊技機を制御する遊技機制御用チップであって、
該遊技機制御用チップは、
前記遊技機全体を制御する遊技機の制御プログラムを動作させるCPUと、
該CPUのアドレスバス信号を時分割するマルチプレクサ回路と、
該マルチプレクサによりアドレスバス信号を時分割して前記ラッチ回路に対して入力すべく設けられたアドレスバスマルチプレクサ生成回路出力端子と、
該アドレスバスマルチプレクサ生成回路出力端子から出力される時分割されたアドレスバス信号を識別するアドレスバス識別信号出力端子と、
前記アドレスバス変化の同期を取るためのクロック信号を出力するクロック信号出力端子と、
前記外部I/Oデバイスに対して、拡張可能なチップセレクト信号を出力するEXCS信号出力端子と、
を有し、試験機関による前記遊技機の試験が当該遊技機に搭載された前記遊技機制御用チップのアドレスバスの出力を観測することによってなされるべく、アドレスバス信号を外部出力することを特徴とする遊技機制御用チップ。 - 時分割されたアドレスバス信号をラッチするラッチ回路と、該ラッチ回路がラッチしたアドレスバス信号と拡張可能なチップセレクト信号とからチップセレクト信号をデコードするデコード回路と、該デコード回路がデコードしたチップセレクト信号を受けて動作する外部I/Oデバイスとを有する遊技機内部の基板上に搭載されて、該遊技機を制御する遊技機制御用チップであって、
該遊技機制御用チップは、
前記遊技機全体を制御する遊技機の制御プログラムを動作させるCPUと、
該CPUのアドレスバス信号を時分割するマルチプレクサ回路と、
該マルチプレクサによりアドレスバス信号を時分割して前記ラッチ回路に対して入力すべく設けられたアドレスバスマルチプレクサ生成回路出力端子と、
該アドレスバスマルチプレクサ生成回路出力端子から出力される時分割されたアドレスバス信号を識別するアドレスバス識別信号出力端子と、
前記アドレスバス変化の同期を取るためのクロック信号を出力するクロック信号出力端子と、
前記デコード回路に対して、拡張可能なチップセレクト信号を出力するEXCS信号出力端子と、
を有し、試験機関による前記遊技機の試験が当該遊技機に搭載された前記遊技機制御用チップのアドレスバスの出力を観測することによってなされるべく、アドレスバス信号を外部出力することを特徴とする遊技機制御用チップ。 - 請求項1に記載した遊技機制御用チップであって、
前記マルチプレクサ回路により時分割して出力するアドレスバス信号が、すべてのアドレスバス信号の一部であることを特徴とする遊技機制御用チップ。 - 請求項2に記載した遊技機制御用チップであって、
前記マルチプレクサ回路により時分割して出力するアドレスバス信号が、すべてのアドレスバス信号の一部であることを特徴とする遊技機制御用チップ。 - 請求項1又は2のいずれか一に記載した遊技機制御用チップであって、
前記マルチプレクサ回路による時分割でアドレスバス出力端子数を減らして、新機能を追加するための端子を確保することを特徴とする遊技機制御用チップ。 - 請求項5に記載した遊技機制御用チップであって、
該新機能を追加するための端子は、電源(GND)に接続することを特徴とする遊技機制御用チップ。
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JP2004272134A JP4718149B2 (ja) | 2004-09-17 | 2004-09-17 | 遊技機制御用チップ |
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JP2006081836A JP2006081836A (ja) | 2006-03-30 |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05307617A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-19 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
-
2004
- 2004-09-17 JP JP2004272134A patent/JP4718149B2/ja active Active
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JP2006081836A (ja) | 2006-03-30 |
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