JP2739783B2 - パッケージ間データ転送方式 - Google Patents

パッケージ間データ転送方式

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JP2739783B2
JP2739783B2 JP3180635A JP18063591A JP2739783B2 JP 2739783 B2 JP2739783 B2 JP 2739783B2 JP 3180635 A JP3180635 A JP 3180635A JP 18063591 A JP18063591 A JP 18063591A JP 2739783 B2 JP2739783 B2 JP 2739783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各々にCPUやメモリや
アドレス発生回路などの複数のLSIやその他の電子部
品を搭載した複数のプリント配線板(以下パッケージと
いう)の間でディジタル信号の転送を行うパッケージ間
データ転送方式に関し、特に伝送ディジタル処理装置に
おけるデータの送受信を指示するCPUパッケージと送
受信を実行する周辺制御パッケージとの間のデータ転送
方式に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードウェアおよびソフトウェア両面で
の機能の高度化が進んでいる情報処理装置においては、
機能高度化を効率良く、経済的に実現するためにマイク
ロプロセッサ(CPU)による分散処理システムが採用
されて来た。一般に分散処理システムは、システム全体
を制御する中央処理ユニットと、個々の周辺機能を制御
する周辺処理ユニットとから構成されている。中央処理
ユニットおよび周辺処理ユニットで用いられるCPU
は、4ビットモデルから8ビット、16ビット、32ビ
ットモデルと多ビット化するとともに高性能化してきて
いる。
【0003】これら中央処理ユニットおよび周辺処理ユ
ニットの各々は、一般にユニット機能全体を制御するC
PUパッケージとこのパッケージの制御を受けて周辺制
御機能を実行する複数の周辺制御パッケージとから構成
されている。もちろん、この周辺制御パッケージにも、
所要な機能に応じてCPUを搭載する場合がある。
【0004】CPUパッケージと周辺制御パッケージと
の間のこのデータ授受は、そのシステムが提供できるサ
ービス機能、性能、パッケージ枚数等に影響するので、
重要な設計パラメータである。
【0005】従来技術によるこの種データ授受方式の一
つの例として、データ転送装置のチャネルインタフェー
ス、例えばRS−232Cインタフェースの転送速度を
利用形態に応じて変更する手法がある。この手法では、
制御情報量が少ないので、CPUパッケージにはCPU
とI/Oポートを搭載し、周辺制御パッケージにはメモ
リとデータ転送装置を搭載する構成とし、CPUからI
/Oポートとメモリを通してポーリング方式によりデー
タ転送装置の転送速度を設定している。又、従来技術に
よる第二の例として、データ転送装置の1つであるTi
meDivision Multiplexerにおけ
るTSI(Time Slot Interchang
e)設定を利用形態に応じて変更する手法が挙げられ
る。TSIの制御は数10Mbpsのタイムスロットを各転
送方路ごとに指定するので、多量の情報を短時間に設定
する必要がある。この手法では、CPUパッケージには
タイムスロット設定個所の演算を行うCPUを搭載し、
周辺制御パッケージには共用メモリと演算情報に従って
制御を行うCPUとハンドシェイクレジスタを搭載する
構成とし、各々のCPUがハンドシェイクレジスタを通
して制御権を獲得し合い、共用メモリを介してデータの
送受を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した第一の例で
は、制御権を有するCPUはデータの送受信に先立って
相手方装置がデータ受信可能な状態にあるかどうかの確
認を行う必要がある。又、第二の例では、相手方装置の
CPUとの間で常に制御権獲得の競合がある。これら従
来例のいづれの場合も、制御権を有するCPUがデータ
転送終了まで転送処理に係わるため、CPU側の負荷が
増大するという欠点があった。特にデータ量が多い場合
や、相手の周辺制御パッケージが複数である場合には、
この負荷の増大は顕著になる。さらに、CPUによるデ
ータ転送がデータごとであるため、転送に長時間を要す
るという問題もあった。又、これら従来の方式では、デ
ータ転送は1回に限られるので、相手パッケージで落雷
等の外部要因によりデータの誤りが生じても、CPUで
その誤りを検出することは非常に困難である。このデー
タ誤りは、24時間連続運転の必要なデータ転送装置で
は特に大きな問題である。本発明の目的は、CPUの負
荷を軽減したパッケージ間データ転送方式を提供するこ
とである。本発明の他の目的は、データの転送効率を高
めたパッケージ間データ転送方式を提供することであ
る。本発明の他の目的は、データ転送誤りを検出し易い
パッケージ間データ転送方式を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、データ誤りが発生し
た場合においても、誤りの回復が容易なパッケージ間デ
ータ転送方式を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるパッケージ
間データ転送方式はCPUパッケージと周辺制御パッケ
ージから構成される。CPUパッケージにおけるCPU
はアドレス情報と書き込み制御信号を出力しデータの書
き込み要求をするとともに、割り込み信号を受けてアド
レス情報と読み出し制御信号を出力しデータの読み出し
要求をする。次に、このCPUパッケージは送信用シー
ケンシャルアドレス発生回路を備え、この回路はCPU
とは独立して決められた周期で基準信号を第一のパッケ
ージ間回線に出力し、基準信号を出力するたびごとに0
からシーケンシャルに増加するアドレス情報と書込み制
御信号を出力する。CPUパッケージは、さらに、CP
Uとは独立して決められた周期で基準信号を第二のパッ
ケージ間回線に出力し基準信号を出力するたびごとに0
から順番に増加するアドレス情報と読み出し制御信号を
出力する受信用シーケンシャルアドレス発生回路を備え
る。さらに、このCPUパッケージは、CPUからのデ
ータとアドレスと書込み制御信号とに応答して内部メモ
リにデータを書き込み、送信用シーケンシャルアドレス
発生回路からアドレスと読み出し制御信号を受信し内部
メモリからデータを第三のパッケージ間回線に出力する
送信用デュアルポートRAMを備える。CPUパッケー
ジはさらに受信用デュアルポートRAMを備え、このR
AMはCPUからのアドレスと読出し制御信号とに応答
して内部メモリからデータを読み出してCPUに供給
し、受信用シーケンシャルアドレス発生回路からのアド
レスと書き込み制御信号とに応答して書き込み許可信号
を受けている間は第四のパッケージ間回線から受信する
データを内部メモリに書き込む。さらにこのCPUパッ
ケージは有効表示情報判定回路が備えられ、この回路は
受信用シーケンシャルアドレス発生回路からのサイクリ
ックに更新されるアドレス情報を用いて第四のパッケー
ジ間回線からのデータにおける特定のアドレスの有効情
報ビットを監視し、有効情報ビットが立っていれば受信
用デュアルポートRAMに書き込み許可信号を出力した
後、割り込み信号をCPUに出力する。
【0009】又、本発明のデータ転送方式における周辺
制御パッケージのCPUはアドレス情報と書き込み制御
信号を出力しデータの書き込み要求をするとともに、割
り込み信号に応答してアドレス情報と読み出し制御信号
を出力しデータの読み出し要求をする。この周辺制御パ
ッケージは、さらに送信用シーケンシャルアドレス発生
回路が備えられ、CPUとは独立して第二のパッケージ
間回線から基準信号を受信するたびに0からシーケンシ
ャルに増加するアドレス情報と書込み制御信号を出力す
る。また、この周辺制御パッケージは受信用シーケンシ
ャルアドレス発生回路を備え、このアドレス発生回路は
CPUとは独立して第一のパッケージ間回線から基準信
号を受信するたびに0からシーケンシャルに増加するア
ドレスと書き込み制御信号を出力する。さらにこの周辺
制御パッケージは受信用デュアルポートRAMを備え、
このRAMは受信用シーケンシャルアドレス発生回路か
らのアドレスと書き込み制御信号とに応答して、書き込
み許可信号を受けている間は第三のパッケージ間回線か
ら受信するデータを内部メモリに書き込み、CPUから
のアドレスと読出し制御信号とに応答して、内部メモリ
からデータを読み出してCPUに出力する。同様に、こ
の周辺制御パッケージは送信用デュアルポートRAMが
備えられ、CPUからのデータとアドレスと書込み制御
信号とに応答して内部メモリにデータを書き込み、送信
用シーケンシャルアドレス発生回路からアドレスと読み
出し制御信号を受信し、内部メモリからデータを第四の
パッケージ間回線に出力する。さらに、この周辺制御パ
ッケージは、受信用シーケンシャルアドレス発生回路か
らのサイクリックに更新されるアドレス情報を用いて第
三のパッケージ間回線からのデータにおける特定のアド
レスの有効情報ビットを監視し、有効情報ビットが立っ
ていれば受信用デュアルポートRAMに書き込み許可信
号を出力した後、割り込み信号をCPUに出力する有効
表示情報判定回路を備える。なお、上記デュアルポート
RAMとは、互に独立したデータバス、アドレスバス、
R/W(リード/ライト指定)などの制御ポートを2組
有し、この2組のポート間の競合制御機能も内蔵したR
AMを指し、市販品で又は、シングルポートRAMに回
路を追加して構成することが可能である。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、本発明の第一の実施例は
CPUパッケージ6と、このCPUパッケージ6による
制御を受けて周辺機器とのデータの送受信を行う周辺制
御パッケージ16とから構成される。パッケージ6に搭
載されるCPU1は送信用デュアルポートRAM2にポ
ート1aからデータを、ポート1bからアドレスと書込
み制御信号を出力する。さらに、CPU1は受信用デュ
アルポートRAM4にポート1dからアドレスと読出し
制御信号を出力し、ポート1cでデータを受信する。同
様に、パッケージ6に含まれる送信用デュアルポートR
AM2はCPU1からポート2aでデータを、ポート2
bでアドレスと書込み制御信号とを受けて内部メモリに
データを書き込む。さらに、送信用デュアルポートRA
M2は送信用シーケンシャルアドレス発生回路3からポ
ート2cでアドレスと読み出し制御信号を受信し、内部
メモリからデータを読み出しポート2d から回線7に出
力する。
【0011】同様に、パッケージ6に含まれる送信用シ
ーケンシャルアドレス発生回路3はCPU1とは独立し
て決められた周期で基準信号をポート3bから回線8に
出力し、基準信号を出力するたびに送信用デュアルポー
トRAM2にポート3aから0からシーケンシャルに増
加するアドレスと読み出し制御信号を出力する。受信用
デュアルポートRAM4は受信用シーケンシャルアドレ
ス発生回路5からポート4cでアドレスと書き込み制御
信号とを受け、回線9からポート4dでデータを受信し
内部メモリに書き込む。さらに、受信用デュアルポート
RAM4はCPU1からポート4bでアドレスと読出し
制御信号を受け、内部メモリからデータを読み出してポ
ート4aからCPU1に出力する。
【0012】パッケージ6にさらに含まれる受信用シー
ケンシャルアドレス発生回路5は、CPU1とは独立し
て決められた周期で基準信号をポート5bより回線10
に出力し、基準信号を出力するたびに0からシーケンシ
ャルに増加するアドレスと書き込み制御信号をポート5
aより受信用デュアルポートRAM4に出力する。一
方、周辺制御パッケージ16に含まれる受信用デュアル
ポートRAM11は、受信用シーケンシャルアドレス発
生回路12からポート11bでアドレスと書き込み制御
信号とを受け、回線7からポート11aでデータを受信
し内部メモリに書き込む。さらに、このデュアルポート
RAM11はパッケージ内ディジタル処理回路15から
ポート11cでアドレスと読出し制御信号をもらい、内
部メモリからデータを読み出してポート11dからパッ
ケージ内ディジタル処理回路15に出力する。受信用シ
ーケンシャルアドレス発生回路12はパッケージ内ディ
ジタル処理回路15とは独立して、ポート12aで回線
8から基準信号を受けるたびに0からシーケンシャルに
増加するアドレスと書き込み制御信号をポート12bか
ら受信用デュアルポートRAM11に出力する。送信用
デュアルポートRAM13はパッケージ内ディジタル処
理回路15からポート13bでアドレスと書き込み制御
信号を、ポート13aでデータを受信し内部メモリに書
き込む。さらに、送信用デュアルポートRAM13は、
送信用シーケンシャルアドレス発生回路14からポート
13cでアドレスと読み出し制御信号を受け、内部メモ
リからデータを読み出し回線9から出力する。
【0013】送信用シーケンシャルアドレス発生回路1
4は、回線10からポート14aで基準信号を受けるた
びに0からシーケンシャルに増加するアドレスと書き込
み制御信号をポート14bより送信用デュアルポートR
AM13に出力する。
【0014】パッケージ内ディジタル処理回路15は、
ポート15bから受信用デュアルポートRAM11にア
ドレスと読出し制御信号を出力し、ポート15aで受信
用デュアルポートRAM11からデータを受信する。さ
らに、このディジタル処理回路15は、ポート15dで
送信用デュアルポートRAM13にアドレスと書き込み
制御信号を出力し、ポート15cでデータを出力する。
【0015】次に、第一の実施例の動作を説明する。
【0016】ここで、CPUパッケージ6が、上位装置
(図示せず)から転送速度9.6kbpsへの設定指示
を受け、指令パラメータが周辺制御パッケージ16に転
送され、周辺制御パッケージ16内のRS−232Cイ
ンタフェースによるデータ転送機能を有するパッケージ
内ディジタル処理回路15が転送速度9.6kbpsに
設定される場合を考える。
【0017】CPU1によってディジタル処理されたパ
ラメータはCPU1によって送信用デュアルポートRA
M2内の予め定められたメモリ番地に書き込まれる。送
信用デュアルポートRAM2内に書き込まれたパラメー
タは、CPU1とは独立した送信用シーケンシャルアド
レス発生回路3で作成したアドレス情報によって読み出
され、データ回線7を介して周辺制御パッケージ16に
送られる。
【0018】周辺制御パッケージ16でパラメータを正
しく受信するために、送信用シーケンシャルアドレス発
生回路3は基準信号を出力する。この基準信号はデータ
回線8を介して周辺制御パッケージ16の受信用シーケ
ンシャルアドレス発生回路12に入力される。
【0019】受信用シーケンシャルアドレス発生回路1
2は、入力された基準信号に応答し、アドレス情報と書
き込み制御信号を受信用デュアルポートRAM11に出
力する。受信用デュアルポートRAM11はアドレス情
報と書き込み制御信号によって入力されたパラメータを
内部メモリに書き込む。書き込まれたパラメータは予め
決められたメモリ番地に書き込まれているので、パッケ
ージ内ディジタル処理回路15は処理を必要とする時に
このパラメータを読み出し、転送速度を9.6kbps
に設定する。
【0020】次に、パッケージ内ディジタル処理回路1
5内でRS−232Cインタフェースによるデータ転送
動作における制御ステータスをCPU1が読み出す場合
を考える。
【0021】この制御ステータスはパッケージ内ディジ
タル処理回路15により送信用デュアルポートRAM1
3内の予め定められたメモリ番地に書き込まれ、処理回
路15とは独立した動作をする送信用シーケンシャルア
ドレス発生回路14から送られるシーケンシャルなアド
レス情報によって読み出されデータ回線9に出力され
る。この時、送信用シーケンシャルアドレス発生回路1
4は受信用シーケンシャルアドレス発生回路5からデー
タ回線10を介して受信する基準信号に同期してシーケ
ンシャルなアドレスを出力する。
【0022】CPUパッケージ6に送られたステータス
情報は、受信用シーケンシャルアドレス発生回路5から
送られるシーケンシャルなアドレス情報に従い、受信用
デュアルポートRAM4内の予め決められたメモリ番地
に書き込まれる。
【0023】CPU1は、書き込まれたステータスを、
必要とする時に受信用デュアルポートRAM4から読み
出し、必要なディジタル処理を行うことが出来る。
【0024】このケースでは、パッケージ内ディジタル
処理回路15は一般的なCPUであっても同様に実現出
来る。又、送信用シーケンシャルアドレス発生回路14
は受信用シーケンシャルアドレス発生回路5からデータ
回線10を介して基準信号を受けているが、逆方向の構
成であっても同様に実現可能である。
【0025】次に、図2を参照すると、本発明の第二の
実施例はCPUパッケージ27と、このCPUパッケー
ジ27による制御を受け周辺機器とのデータの送受信を
行う周辺制御パッケージ38とから構成される。
【0026】第1および第2の実施例(図1および図
2)において、CPU21はCPU1と、送信用デュア
ルポートRAM22は送信用デュアルポートRAM2
と、送信用シーケンシャルアドレス発生回路23は送信
用シーケンシャルアドレス発生回路3とそれぞれ同じ構
成を備え、さらに、送信用デュアルポートRAM35は
送信用デュアルポートRAM13と、送信用シーケンシ
ャルアドレス発生回路36は送信用シーケンシャルアド
レス発生回路14とそれぞれ同一の構成を備えるので説
明は省略する。周辺制御パッケージ38に搭載される受
信用デュアルポートRAM32は、受信用シーケンシャ
ルアドレス発生回路34からポート32bでアドレスと
書き込み制御信号とを受け、有効表示情報判定回路33
からポート32eで書き込み許可信号を受けた時のみ、
ポート32aで回線28から受信するデータを内部メモ
リに書き込む。さらに、受信用デュアルポートRAM3
2はCPU37からポート32cでアドレスと読出し制
御信号を受け、内部メモリからデータを読み出してポー
ト32dからCPU37に出力する。
【0027】有効表示情報判定回路33は、受信用シー
ケンシャルアドレス発生回路34からポート33dで受
信するサイクリックに更新されるアドレスを用いて、ポ
ート33aで受信する回線28からのデータにおける特
定のアドレスの有効情報ビットを監視する。有効情報ビ
ットが立っていれば、ポート33bから受信用デュアル
ポートRAM32に書き込み許可信号を出力した後、ポ
ート33cから割り込み信号をCPU37に出力する。
【0028】受信用シーケンシャルアドレス発生回路3
4はCPU37とは独立して、ポート34aで回線29
から基準信号をもらうたびに0からシーケンシャルに増
加するアドレスと書き込み制御信号をポート34bから
受信用デュアルポートRAM32に出力するとともに、
ポート34cから同じアドレスを有効表示情報判定回路
33に出力する。
【0029】CPU37は、ポート37cで有効表示情
報判定回路33から割り込み信号を受信すると、受信用
デュアルポートRAM32にポート37bからアドレス
と読出し制御信号を出力し、ポート37aでデータを受
信する。CPUパッケージ27に含まれる受信用デュア
ルポートRAM24は、受信用シーケンシャルアドレス
発生回路26からポート24cでアドレスと書き込み制
御信号とを受け、有効表示情報判定回路25からポート
24eで書き込み許可信号を受けた時のみ、回線30か
らポート24dで受信するデータを内部メモリに書き込
む。このRAM24はCPU21からポート24bでア
ドレスと読出し制御信号を受け、内部メモリからデータ
を読み出してポート24aからCPU21に出力する。
【0030】有効表示情報判定回路25は、受信用シー
ケンシャルアドレス発生回路26からポート25dで受
信するサイクリックに更新されるアドレスを用いて、ポ
ート25aで受信する回線30からのデータにおける特
定のアドレスの有効情報ビットを監視する。有効情報ビ
ットが立っていればポート25bから受信用デュアルポ
ートRAM24に書き込み許可信号を出力した後、ポー
ト25cから割り込み信号をCPU21に出力する。
【0031】受信用シーケンシャルアドレス発生回路2
6はCPU21とは独立に、ポート26bから回線31
へ基準信号を出力するたびにポート26aから0からシ
ーケンシャルに増加するアドレスと書き込み制御信号を
受信用デュアルポートRAM24に出力するとともに、
ポート26cから同じアドレスを有効表示情報判定回路
25に出力する。
【0032】CPU21は、ポート21eで有効表示情
報判定回路25から割り込み信号を受信すると、受信用
デュアルポートRAM24にポート21dからアドレス
と読出し制御信号を出力し、ポート21cからデータを
受信する。
【0033】次に、第2の実施例の動作を説明する。
【0034】ここでCPUパッケージ27が、上位装置
(図示せず)から、Time Division Mu
ltiplexer(TDM)のTSI(Time S
lot Interchange)設定の変更指示を受
け、タイムスロット割当変更データが周辺制御パッケー
ジ38に転送され、周辺制御パッケージ38内のTDM
のTSI設定を変更して、新たなタイムスロット割当に
設定される場合を考える。
【0035】CPU21によってディジタル処理された
タイムスロット割当変更データは、CPU21によって
送信用デュアルポートRAM22内の予め定められたメ
モリ番地に書き込まれるとともに、このタイムスロット
割当変更データが有効であるという有効表示情報も予め
定められた別のメモリ番地に書き込まれる。送信用デュ
アルポートRAM22に書き込まれたこれらの情報は、
CPU21とは別の送信用シーケンシャルアドレス発生
回路23で作成したアドレス情報によって読み出され、
データ回線28を介して周辺制御パッケージ38に送ら
れる。
【0036】周辺制御パッケージ38でパラメータを正
しく受信するために、送信用シーケンシャルアドレス発
生回路23は基準信号を出力する。この基準信号は、デ
ータ回線29を介して周辺制御パッケージ38の受信用
シーケンシャルアドレス発生回路34に入力される。
【0037】受信用シーケンシャルアドレス発生回路3
4は、入力された基準信号により動作し、有効表示情報
判定回路33へはアドレス情報を、受信用デュアルポー
トRAM32には、アドレス情報と書き込み制御信号を
出力する。
【0038】有効表示情報判定回路33では、送信され
て来たデータより、予め定められたメモリ番地に書き込
まれている有効表示情報が有効であることを判定し、受
信用デュアルポートRAM32へ書き込み許可信号を出
力する。受信用デュアルポートRAM32は、有効表示
情報判定回路33より送られた書き込み許可信号を受信
している間、予め定められたメモリ番地に送信されて来
たタイムスロット割当変更データを書き込む。タイムス
ロット割当変更データが、受信用デュアルポートRAM
32に書き込み終了した時点で、有効表示情報判定回路
33よりCPU37へ割り込み信号を出力する。
【0039】CPU37は、有効表示情報判定回路33
より割り込み信号を受信後、受信用デュアルポートRA
M32へ予め定められたメモリ番地のアドレス情報と読
み出し制御信号を出力し、タイムスロット割当変更デー
タを読み出し、TSI設定を変更する。
【0040】次に、周辺制御パッケージ38が実行して
いるTSI設定情報をCPU21が逆に読み出し、内容
確認をする場合を考える。TSI設定情報がCPU37
により、送信用デュアルポートRAM35の予め定めら
れたメモリ番地に書き込まれるとともに、この情報が有
効であることを示す有効表示情報も別の予め定められた
メモリ番地に書き込まれる。送信用デュアルポートRA
M35に書き込まれたこれらの情報は、CPU37とは
別の動作をする送信用シーケンシャルアドレス発生回路
36から送られてくるシーケンシャルなアドレス情報に
よって読み出されてデータ回線30に出力される。この
時、送信用シーケンシャルアドレス発生回路36は、受
信用シーケンシャルアドレス発生回路26からデータ回
線31を介して受信する基準信号に同期してシーケンシ
ャルなアドレスを出力する。
【0041】CPUパッケージ27に送られた情報によ
り、同様に有効表示情報判定回路25で作成された書き
込み許可信号を受信している間、受信用デュアルポート
RAM24に受信用シーケンシャルアドレス発生回路2
6よりのアドレス情報と書き込み制御信号を用いてTS
I設定情報を書き込む。受信用デュアルポートRAM2
4にTSI設定情報が書き込み終了した時点で、有効表
示情報判定回路25より、CPU21に割り込み信号を
出力する。CPU21は、割り込み信号を受信後、受信
用デュアルポートRAM24の予め定められたメモリ番
地より、TSI情報を読み出し、内容確認を行うことが
出来る。
【0042】このケースでは、CPU37は一般的なパ
ッケージ内ディジタル処理回路であっても同様に実現出
来る。又、送信用シーケンシャルアドレス発生回路36
は受信用シーケンシャルアドレス発生回路26からデー
タ回線31を介して基準信号を受けているが、逆方向の
構成であっても同様に実現可能である。
【0043】次に、図3は、図1及び図2における送信
用及び受信用のデュアルポートRAMを市販のIDT7
130SA/LAで実現した場合の例である。
【0044】IDT7130SA/LAはポート301
とポート302の2つのポートを有している。ポート3
01、ポート302共にAddress、Data、O
E(Output Enable)、CE(Chip
Enable)、R/W(Read Write指
定)、Busyの入力端子を有しており、OE端子及び
CE端子にLowレベル信号を入力していれば、2つの
ポートはAddressとData端子を用いて非同期
に内部に有する共通RAMへの書き込み、共通RAMか
らの読み出しを行うことが出来る。
【0045】図3は、ポート301をCPUが使用し、
ポート302をシーケンシャルアドレス発生回路と有効
表示情報判定回路が使用した例である。有効表示情報判
定回路からの受信用デュアルポートRAMへ出力される
書き込み許可信号はこのCE端子にLow信号を入力す
ることによって実現される。又、CPUとシーケンシャ
ルアドレス発生回路の共通RAMに対する競合制御は、
一般的にはBusy信号を用いて行うが、CPUとシー
ケンシャルアドレス発生回路が共通RAMにアクセスす
る際に予め一方がclockのHigh側、他の一方が
clockのLow側を用いてR/W信号を入力する方
法もある。
【0046】図4は、図1及び図2における送信用及び
受信用のシーケンシャルアドレス発生回路を市販の74
LS161のICを用いて実現した例である。クロック
パルスをCP端子に入力すると、QA,QB,QC,Q
Dの各端子からデュアルポートRAMのAddress
端子に入力される丁倍されたクロックが出力される。
又、A,B,C,Dの各端子をSG(Signal G
round)に接地すればCR端子からQDの上位アド
レス信号を丁倍した基準信号が出力され、又、L端子か
ら入力される基準信号に同期したクロックがQA,Q
B,QC,QDの各端子から出力される。図5は、図2
における有効表示情報判定回路33(又は25)を市販
のICで実現した場合の例である。
【0047】74LS138を用いた2つのデコーダ5
01,502にシーケンシャルアドレス発生回路からの
アドレスADR0,ADR1,ADR2,ADR3,が
A,B,C,G1の各端子に入力される。尚、デコーダ
501には、ADR3の極性反転信号が入力される。デ
コーダ501からは例えばY2端子が74LS74を用
いたラッチ503のCP端子に接続されている。ラッチ
503のD端子には送信用デュアルポートRAM(22
又は35)と同じデータが入力されている。この例では
Y2端子の出力がLow Pulse(アドレスが2)
の時有効情報ビットがラッチされる。有効情報ビットが
1の時、ラッチ503の端子QからデュアルポートRA
Mに書き込み許可信号が出力される。
【0048】一方、デコーダ502はアドレスが8即ち
Y0の出力がLowの時、ラッチ503がリセットされ
書き込み許可信号の出力が停止される。さらに、ラッチ
504のD 端子のHigh Levelがラッチされ、
Q端子からCPUに通知される。ラッチ504はCPU
からの解除信号をCL端子で受けるとリセットされる。
【0049】
【発明の効果】上に述べた第一及び第二の実施例から明
らかなとうり、本発明の効果は次のとうり要約できる。 (1)CPUは転送情報を送信用デュアルポートRAM
に設定するだけでよいので、情報転送の際の負荷が軽減
される。例えば、 CPUが従来の方式で、I/Oポートを経由して1
バイトのデータを送信する場合の時間は、I/Oポート
へのアドレスセット時間+レジスタからI/Oへの出力 =register,immediate命令+out
register,accumulate命令 =10(clock)+EA+8(clock)=18
(clock)+EA 本発明のよる送信用デュアルポートRAM に設定
する場合の時間は、レジスタからメモリへの書き込み時
間 =mov memory,accumulate命令 =8(clock ) 従って、1回の処理を比較しても、18+EA−8=1
0(clock)+EA分の時間の負荷が軽減される。
【0050】ここで、EA;純粋の実行時間とは別に必
要な実行番地の計算時間をclock cycle数で
示した値である。
【0051】(2)パッケージ間の情報転送はCPUと
は独立したシーケンシャルアドレス発生回路から発生さ
れるシーケンシャルアドレスに基き送信用デュアルポー
トRAMと受信用デュアルポートRAMとの間で行われ
るためデータ転送効率が向上する。
【0052】(3)有効表示情報判定回路による有効情
報ビットオン時のCPUへの割り込み機能を用いて、C
PUが判定することにより、転送データの転送誤りを検
出し易くなる。
【0053】(4)サイクリックに同じデータが転送さ
れて来るので、仮にデータ誤りが発生しても、容易に誤
りの回復が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパッケージ間データ転送方式の一
実施例のブロック図である。
【図2】本発明によるパッケージ間データ転送方式の他
の実施例のブロック図である。
【図3】図1及び図2におけるデュアルポートRAMの
構成例を示す図である。
【図4】図1及び図2におけるシーケンシャルアドレス
発生回路の構成例を示す図である。
【図5】図2における有効表示情報判定回路の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 送信用デュアルポートRAM 3 送信用シーケンシャルアドレス発生回路 4 受信用デュアルポートRAM 5 受信用シーケンシャルアドレス発生回路 6 CPUパッケージ 7 回線 8 回線 9 回線 10 回線 11 受信用デュアルポートRAM 12 受信用シーケンシャルアドレス発生回路 13 送信用デュアルポートRAM 14 送信用シーケンシャルアドレス発生回路 15 パッケージ内ディジタル処理回路 16 周辺制御パッケージ 21 CPU 22 送信用デュアルポートRAM 23 送信用シーケンシャルアドレス発生回路 24 受信用デュアルポートRAM 25 有効表示情報判定回路 26 受信用シーケンシャルアドレス発生回路 27 CPUパッケージ 28 回線 29 回線 30 回線 31 回線 32 受信用デュアルポートRAM 33 有効表示情報判定回路 34 受信用シーケンシャルアドレス発生回路 35 送信用デュアルポートRAM 36 送信用シーケンシャルアドレス発生回路 37 CPU 38 周辺制御パッケージ 301 ポート 302 ポート 501 デコーダ 502 デコーダ 503 ラッチ 504 ラッチ

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号処理装置内に備えられ各々
    が複数のマイクロプロセッサ等の電子部品を搭載した少
    なくとも2枚のプリント基板すなわちパッケージの間で
    ディジタル信号の授受を行うパッケージ間データ転送方
    式において、(1)第一のアドレスと第一のデータと第
    一の書き込み指示を生ずる第1のマイクロプロセッサ
    と、予め決められた周期のタイミング基準信号を生ずる
    とともに前記タイミング基準信号を基準として予め定め
    たタイミングで第二のアドレスと第二の読み出し指示を
    生ずる送信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記
    第一のアドレス、前記第一のデータ、および前記第一の
    書き込み指示に応答して第一のメモリエリアの前記第一
    のアドレスで指定されたエリアに前記第一のデータを書
    き込むとともに前記第二のアドレスおよび前記第二の読
    み出し指示に応答して前記第一のメモリエリアの前記第
    二のアドレスで指定されたエリアの第二のデータを出力
    する送信用デュアルポートRAM(RANDOM AC
    CESS MEMORY)とを備えた第1のパッケージ
    と、(2)第三のアドレスと第三の読み出し指示を生ず
    る第2のマイクロプロセッサと、前記タイミング基準信
    号に応答し前記基準信号を基準としたタイミングで第四
    のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる受信用シ
    ーケンシャルアドレス発生回路と、前記第四のアドレ
    ス、前記第二のデータ、および前記第四の書き込み指示
    に応答して第二のメモリエリアの前記第四のアドレスで
    指定されたエリアに前記第二のデータを書き込むととも
    に前記第三のアドレスおよび前記第三の読み出し指示に
    応答して前記第二のメモリエリアの前記第三のアドレス
    で指定されたエリアの第三のデータを出力する受信用デ
    ュアルポートRAMとを備えた第2のパッケージとを含
    むことを特徴とするパッケージ間データ転送方式。
  2. 【請求項2】ディジタル信号処理装置内に備えられ各々
    が複数のマイクロプロセッサ等の電子部品を搭載した少
    なくとも2枚のプリント基板すなわちパッケージの間で
    ディジタル信号の授受を行うパッケージ間データ転送方
    式において、(1)第一のアドレスと第一のデータと第
    一の書き込み指示を生ずるマイクロプロセッサと、予め
    決められた周期のタイミング基準信号を生ずるとともに
    前記タイミング基準信号を基準として予め定めたタイミ
    ングで第二のアドレスと第二の読み出し指示を生ずる送
    信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第一のア
    ドレス、前記第一のデータ、および前記第一の書き込み
    指示に応答して第一のメモリエリアの前記第一のアドレ
    スで指定されたエリアに前記第一のデータを書き込むと
    ともに前記第二のアドレスおよび前記第二の読み出し指
    示に応答して前記第一のメモリエリアの前記第二のアド
    レスで指定されたエリアの第二のデータを出力する送信
    用デュアルポートRAMとを備えた第1のパッケージ
    と、(2)第三のアドレスと第三の読み出し指示を生ず
    るディジタル処理回路と、前記タイミング基準信号に応
    答し前記基準信号を基準としたタイミングで第四のアド
    レスと第四の書き込み指示を発生させる受信用シーケン
    シャルアドレス発生回路と、前記第四のアドレス、前記
    第二のデータ、および前記第四の書き込み指示に応答し
    第二のメモリエリアの前記第四のアドレスで指定された
    エリアに前記第二のデータを書き込むとともに前記第三
    のアドレスおよび前記第三の読み出し指示に応答して前
    記第二のメモリエリアの前記第三のアドレスで指定され
    たエリアの第三のデータを出力する受信用デュアルポー
    トRAMとを備えた第2のパッケージとを含むことを特
    徴とするパッケージ間データ転送方式。
  3. 【請求項3】ディジタル信号処理装置内に備えられ各々
    が複数のマイクロプロセッサ等の電子部品を搭載した少
    なくとも2枚のプリント基板すなわちパッケージの間で
    ディジタル信号の授受を行うパッケージ間データ転送方
    式において、(1)第一のアドレスと第一のデータと第
    一の書き込み指示を生ずる第1のマイクロプロセッサ
    と、タイミング基準信号に応答して前記基準信号を基準
    としたタイミングで第二のアドレスと第二の読み出し指
    示を生ずる送信用シーケンシャルアドレス発生回路と、
    前記第一のアドレス、前記第一のデータ、および前記第
    一の書き込み指示に応答して第一のメモリエリアの前記
    第一のアドレスで指定されたエリアに前記第一のデータ
    を書き込むとともに前記第二のアドレスおよび前記第二
    の読み出し指示に応答して前記第一のメモリエリアの前
    記第二のアドレスで指定されたエリアの第二のデータを
    出力する送信用デュアルポートRAMとを備えた第1の
    パッケージと、(2)第三のアドレスと第三の読み出し
    指示を生ずる第2のマイクロプロセッサと、予め決めら
    れた周期のタイミング基準信号を生ずるとともに前記タ
    イミング基準信号を基準として予め定めたタイミングで
    第四のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる受信
    用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第四のアド
    レス、前記第二のデータ、および前記第四の書き込み指
    示に応答し第二のメモリエリアの前記第四のアドレスで
    指定されたエリアに前記第二のデータを書き込むととも
    に前記第三のアドレスおよび前記第三の読み出し指示に
    応答して前記第二のメモリエリアの前記第三のアドレス
    で指定されたエリアの第三のデータを出力する受信用デ
    ュアルポートRAMとを備えた第2のパッケージとを含
    むことを特徴とするパッケージ間データ転送方式。
  4. 【請求項4】ディジタル信号処理装置内に備えられ各々
    が複数のマイクロプロセッサ等の電子部品を搭載した少
    なくとも2枚のプリント基板すなわちパッケージの間で
    ディジタル信号の授受を行うパッケージ間データ転送方
    式において、(1)第一のアドレスと第一のデータと第
    一の書き込み指示を生ずるディジタル処理回路と、タイ
    ミング基準信号に応答して前記基準信号を基準としたタ
    イミングで第二のアドレスと第二の読み出し指示を生ず
    る送信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第一
    のアドレス、前記第一のデータ、および前記第一の書き
    込み指示に応答して第一のメモリエリアの前記第一のア
    ドレスで指定されたエリアに前記第一のデータを書き込
    むとともに前記第二のアドレスおよび前記第二の読み出
    し指示に応答して前記第一のメモリエリアの前記第二の
    アドレスで指定されたエリアの第二のデータを出力する
    送信用デュアルポートRAMとを備えた第1のパッケー
    ジと、(2)第三のアドレスと第三の読み出し指示を生
    ずるマイクロプロセッサと、予め定められた周期のタイ
    ミング基準信号を生ずるとともに前記タイミング基準信
    号を基準として予め定めたタイミングで第四のアドレス
    と第四の書き込み指示を発生させる受信用シーケンシャ
    ルアドレス発生回路と、前記第四のアドレス、前記第二
    のデータ、および前記第四の書き込み指示に応答し第二
    のメモリエリアの前記第四のアドレスで指定されたエリ
    アに前記第二のデータを書き込むとともに前記第三のア
    ドレスおよび前記第三の読み出し指示に応答して前記第
    二のメモリエリアの前記第三のアドレスで指定されたエ
    リアの第三のデータを出力する受信用デュアルポートR
    AMとを備えた第2のパッケージとを含むことを特徴と
    するパッケージ間データ転送方式。
  5. 【請求項5】ディジタル信号処理装置内に備えられ各々
    が複数のマイクロプロセッサ等の電子部品を搭載した少
    なくとも2枚のプリント基板すなわちパッケージの間で
    ディジタル信号の授受を行うパッケージ間データ転送方
    式において、(1)第一のアドレスと第一のデータと第
    一の書き込み指示を生ずるディジタル処理回路と、予め
    決められた周期のタイミング基準信号を生ずるとともに
    前記タイミング基準信号を基準として予め定めたタイミ
    ングで第二のアドレスと第二の読み出し指示を生ずる送
    信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第一のア
    ドレス、前記第一のデータ、および前記第一の書き込み
    指示に応答して第一のメモリエリアの前記第一のアドレ
    スで指定されたエリアに前記第一のデータを書き込むと
    ともに前記第二のアドレスおよび前記第二の読み出し指
    示に応答して前記第一のメモリエリアの前記第二のアド
    レスで指定されたエリアの第二のデータを出力する送信
    用デュアルポートRAMとを備えた第1のパッケージ
    と、(2)第三のアドレスと第三の読み出し指示を生ず
    るマイクロプロセッサと、前記タイミング基準信号に応
    答し前記基準信号を基準としたタイミングで第四のアド
    レスと第四の書き込み指示を発生させる受信用シーケン
    シャルアドレス発生回路と、前記第四のアドレス、前記
    第二のデータ、および前記第四の書き込み指示に応答し
    第二のメモリエリアの前記第四のアドレスで指定された
    エリアに前記第二のデータを書き込むとともに前記第三
    のアドレスおよび前記第三の読み出し指示に応答して前
    記第二のメモリエリアの前記第三のアドレスで指定され
    たエリアの第三のデータを出力する受信用デュアルポー
    トRAMとを備えた第2のパッケージとを含むことを特
    徴とするパッケージ間データ転送方式。
  6. 【請求項6】前記第2のパッケージが、割り込み信号に
    応答して前記第三のアドレスと前記第三の読み出し指示
    とを出力する前記第2のマイクロプロセッサと、前記タ
    イミング基準信号に応答して前記基準信号を基準とした
    タイミングで第四のアドレスと第四の書き込み指示を発
    生させる前記受信用シーケンシャルアドレス発生回路
    と、前記第四のアドレスに同期して前記第二のデータに
    おける予め決められたアドレスのデータの有効性を判定
    し有効時には前記書き込み許可信号と前記割り込み信号
    を出力する有効表示情報判定回路と、前記第四のアドレ
    ス、前記第二のデータ、前記第四の書き込み指示、およ
    び前記書き込み許可信号に応答し第二のメモリエリアの
    前記第四のアドレスで指定されたエリアに前記第二のデ
    ータを書き込むとともに前記第三のアドレスおよび前記
    第三の読み出し指示に応答して前記第二のメモリエリア
    の前記第三のアドレスで指定されたエリアの第三のデー
    タを出力する受信用デュアルポートRAMとを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のパッケージ間データ転送
    方式。
  7. 【請求項7】前記第2のパッケージが、割り込み信号に
    応答して前記第三のアドレスと前記第三の読み出し指示
    とを出力する前記ディジタル処理回路と、前記タイミン
    グ基準信号に応答し前記基準信号を基準としたタイミン
    グで第四のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる
    前記受信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第
    四のアドレスに同期して前記第二のデータにおける予め
    定められたアドレスのデータの有効性を判定し有効時に
    は前記書き込み許可信号と前記割り込み信号を出力する
    有効表示情報判定回路と、前記第四のアドレス、前記第
    二のデータ、前記第四の書き込み指示、および前記書き
    込み許可信号に応答し第二のメモリエリアの前記第四の
    アドレスで指定されたエリアに前記第二のデータを書き
    込むとともに前記第三のアドレスおよび前記第三の読み
    出し指示に応答して前記第二のメモリエリアの前記第三
    のアドレスで指定されたエリアの第三のデータを出力す
    る受信用デュアルポートRAMとを備えることを特徴と
    する請求項2記載のパッケージ間データ転送方式。
  8. 【請求項8】前記第2のパッケージが、割り込み信号に
    応答して前記第三のアドレスと前記第三の読み出し指示
    を出力する前記第2のマイクロプロセッサと、予め決め
    られた周期のタイミング基準信号を生ずるとともに前記
    タイミング基準信号を基準として予め定めたタイミング
    で第四のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる前
    記受信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第四
    のアドレスに同期して前記第二のデータにおける予め定
    められたアドレスのデータの有効性を判定し有効時には
    前記書き込み許可信号と前記割り込み信号を出力する有
    効表示情報判定回路と、前記第四のアドレス、前記第二
    のデータ、前記第四の書き込み指示、および前記書き込
    み許可信号に応答し第二のメモリエリアの前記第四のア
    ドレスで指定されたエリアに前記第二のデータを書き込
    むとともに前記第三のアドレスおよび前記第三の読み出
    し指示に応答して前記第二のメモリエリアの前記第三の
    アドレスで指定されたエリアの第三のデータを出力する
    受信用デュアルポートRAMとを備えることを特徴とす
    る請求項3記載のパッケージ間データ転送方式。
  9. 【請求項9】前記第2のパッケージが、割り込み信号に
    応答して前記第三のアドレスと前記第三の読み出し指示
    を出力する前記マイクロプロセッサと、予め決められた
    周期のタイミング基準信号を生ずるとともに前記タイミ
    ング基準信号を基準として予め定めたタイミングで第四
    のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる前記受信
    用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第四のアド
    レスに同期して前記第二のデータにおける予め定められ
    たアドレスのデータの有効性を判定し有効時には前記書
    き込み許可信号と前記割り込み信号を出力する有効表示
    情報判定回路と、前記第四のアドレス、前記第二のデー
    タ、前記第四の書き込み指示、および前記書き込み許可
    信号に応答して第二のメモリエリアの前記第四のアドレ
    スで指定されたエリアに前記第二のデータを書き込むと
    ともに前記第三のアドレスおよび前記第三の読み出し指
    示に応答して前記第二のメモリエリアの前記第三のアド
    レスで指定されたエリアの第三のデータを出力する受信
    用デュアルポートRAMとを備えることを特徴とする請
    求項4記載のパッケージ間データ転送方式。
  10. 【請求項10】前記第2のパッケージが割り込み信号に
    応答して前記第三のアドレスと前記第三の読み出し指示
    を出力する前記マイクロプロセッサと、前記タイミング
    基準信号に応答し前記基準信号を基準としたタイミング
    で第四のアドレスと第四の書き込み指示を発生させる前
    記受信用シーケンシャルアドレス発生回路と、前記第四
    のアドレスに同期して前記第二のデータにおける予め定
    められたアドレスのデータの有効性を判定し有効時には
    前記書き込み許可信号と前記割り込み信号を出力する有
    効表示情報判定回路と、前記第四のアドレス、前記第二
    のデータ、前記第四の書き込み指示、および前記書き込
    み許可信号に応答し第二のメモリエリアの前記第四のア
    ドレスで指定されたエリアに前記第二のデータを書き込
    むとともに前記第三のアドレスおよび前記第三の読み出
    し指示に応答して前記第二のメモリエリアの前記第三の
    アドレスで指定されたエリアの第三のデータを出力する
    受信用デュアルポートRAMとを備えることを特徴とす
    る請求項5記載のパッケージ間データ転送方式。
  11. 【請求項11】前記第2のマイクロプロセッサからの指
    示に応答して前記割り込み信号の出力を停止する手段を
    有する前記有効表示情報判定回路を備えたことを特徴と
    する請求項6記載のパッケージ間データ転送方式。
  12. 【請求項12】前記ディジタル処理回路からの指示に応
    答して前記割り込み信号の出力を停止する手段を有する
    前記有効表示情報判定回路を備えたことを特徴とする請
    求項7記載のパッケージ間データ転送方式。
  13. 【請求項13】前記第2のマイクロプロセッサからの指
    示に応答して前記割り込み信号の出力を停止する手段を
    有する前記有効表示情報判定回路を備えたことを特徴と
    する請求項8記載のパッケージ間データ転送方式。
  14. 【請求項14】前記マイクロプロセッサからの指示に応
    答して前記割り込み信号の出力を停止する手段を有する
    前記有効表示情報判定回路を備えたことを特徴とする請
    求項9記載のパッケージ間データ転送方式。
  15. 【請求項15】前記マイクロプロセッサからの指示に応
    答して前記割り込み信号の出力を停止する手段を有する
    前記有効表示情報判定回路を備えたことを特徴とする請
    求項10記載のパッケージ間データ転送方式。
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