JP2005137675A - 遊技機制御用チップ及びピンアサイン方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板設計の自由度を高め、不正チップの横行を困難にする。
【解決手段】遊技機制御用チップ内部に、該遊技機制御用チップのピンに接続されたマルチプレクサと、該マルチプレクサを制御するピンアサインコントローラと、該ピンアサインコントローラの動作に関するピンアサイン情報を格納したROMとを有し、前記ピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが選択的に信号を前記遊技機制御用チップのピンに入出力する。前記ピンアサインコントローラが、前記ROMからピンアサイン情報を取得するピンアサイン情報取得ステップと、該ピンアサイン情報取得ステップにて取得したピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが前記マルチプレクサを制御するマルチプレクサ制御ステップと、該マルチプレクサ制御ステップにて制御された入出力先のピンに選択的に信号を入出力する信号入出力ステップとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機のセキュリティ分野に属し、パチンコ遊技機や回胴式遊技機等に使用される遊技機制御用チップの信号入出力のためのピンアサインに関する。
<従来のチップ>パチンコやパチスロ等の遊技機には、遊技機メーカが作成した遊技機制御用プログラムを記憶し遊技機の制御を行うメインの制御チップ(以下メインチップと省略する)、獲得賞球の払出し制御用のチップ、液晶等の画像制御用のチップといったマイクロコンピュータ(以下これらをまとめて遊技機制御用チップという)が複数使用されている。これらの遊技機制御用チップのパッケージには、SDIP(シュリンクディップ)やZIP等の規格が採用され、遊技機内部の制御基板に実装されている。図6、図7及び図8にメインチップの例を示す。図6には、メインチップの内部ブロック図の例を示す。メインチップには、遊技機の制御を行うCPU、遊技機メーカが作成した遊技機制御用プログラムを記憶するユーザROM、遊技機制御用プログラムのワークエリアとして使用されるユーザRAM、電源投入時にチップを起動させるためのプログラムやセキュリティチェックプログラムを記憶するブートROM、ブートROMに記憶されたプログラムのワークエリアとして使用されるブートRAM、タイマ回路(CTC)等がワンチップに内蔵されている。このチップの入出力信号は、例えば図7に示すようにそれぞれの端子に固定されている。図8はSDIPの64ピンのパッケージであるが、このチップを基板に実装したとき、端子間のピッチが狭いため、間を通すような配線パターンは設計できないという事情がある。
<遊技機の開発>メインチップには、開発用チップと量産用チップの2種類が存在する。各遊技機メーカが遊技機を制御するプログラムを開発する際には、プログラムの消去・書き込みが可能な開発用チップが使用される。一方、遊技機の開発が終了し、量産に移行する際には、型式検定を取得し、遊技場に設置された遊技機の制御プログラムが不正に改ざんされないように、プログラムを一度しか書き込めない量産用チップが用いられる。
<不正の背景>近年、大当たり確率を不正に書き換えたプログラム、または特殊な遊技操作の手順により大当たりや大当たりが継続することが可能なプログラムなどの不正を目的としたプログラムを記憶した偽造チップが、ホールに設置された遊技機において発見されることがあった。
<ピンアサインに関する従来技術>CPUのピンアサインが異なっていても、代替実装するための技術について特許文献1に開示されている。半導体試験装置のレジスタ回路について特許文献2及び特許文献3に開示されている。
特開平5−88772号公報 特開2003−4803号公報 特開2003−14816号公報
遊技機に使用される基板には、片面基板や両面基板が多く使用されていること、及び遊技機制御用チップの端子間のピッチが狭いことにより、遊技機メーカは遊技機に用いる基板設計にかなりの苦労を強いられている。また、上に述べたような偽造チップの発生という問題もある。そこで、本発明は、遊技機制御用チップのピンアサインを動的に変更することで、遊技機メーカの基板設計の自由度が増し、開発の効率を上げることができ、かつ、偽造チップの他機種への汎用的な使用を防止することができる遊技機制御用チップ及びピンアサイン方法を提供することを解決すべき課題とする。
本発明にかかる遊技機制御用チップは、遊技機内部の基板上に搭載されて、遊技機を制御する遊技機制御用チップであって、該遊技機制御用チップ内部に、該遊技機制御用チップのピンに接続されたマルチプレクサと、該マルチプレクサを制御するピンアサインコントローラと、該ピンアサインコントローラの動作に関するピンアサイン情報を格納したROMとを有し、前記ピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが選択的に信号を前記遊技機制御用チップのピンに入出力するものである。
請求項2に記載した発明は、遊技機内部の基板上に搭載され、ピンに接続されたマルチプレクサと、該マルチプレクサを制御するピンアサインコントローラと、該ピンアサインコントローラの動作に関するピンアサイン情報を格納したROMとを有する遊技機制御用チップにおいて、前記ピンアサインコントローラが、前記ROMからピンアサイン情報を取得するピンアサイン情報取得ステップと、該ピンアサイン情報取得ステップにて取得したピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが前記マルチプレクサを制御するマルチプレクサ制御ステップと、該マルチプレクサ制御ステップにて制御された入出力先のピンに選択的に信号を入出力する信号入出力ステップとを有するピンアサイン方法である。
本発明により、遊技機制御用チップのピンアサインをメーカごと、機種ごとに変更できる。したがって、必要な信号のみ任意の端子につなげられる。不必要な信号を出力しないことができる。機種ごとにピンアサインを変えられるので、偽造チップの流用を防止できる。必要な信号のみを入出力する結果、不要な端子ができる。あまった端子をチップの真贋チェックなどの他の用途に使用することが可能となる。また、通常、一つの信号に対し一つの端子が割り振られているが、一つの信号を二以上のピンから入出力することも可能となる。
以下、図1及び図2を参照しつつ、本発明にかかる遊技機制御用チップ及びピンアサイン方法について、その実施形態を説明する。図1は、本発明にかかる遊技機制御用チップのハードウェア構成図である。本発明にかかる遊技機制御用チップ8は、動的なピンアサイン機能を有するものであり、動的なピンアサイン機能を有しない既存のチップ部分7の機能を拡張したものであるので、ハードウェア構成における違いを明らかにするために、図1では、遊技機制御用チップ8が、既存のチップ部分7を含むものであるように描いてある。既存のチップ部分7は、チップとして構成される必要はなく、遊技機制御用チップ8内の回路の一部として構成されればよいことは無論である。
図1には、遊技機制御用チップのピンを1番ピン、2番ピン、3番ピン、63番ピン、64番ピンのみ描いてあるが、本発明との関係でそれらのみを描いたものであり、4番ピンから62番ピンまでは描くのを省略した。既存のチップ部分7には、CPU、ユーザROM、ユーザRAM、ブートROM、ブートRAM、CTC(タイマ回路)などが含まれている。その他、外部バスインタフェース、クロック回路、乱数回路、リセット割り込みコントローラ、パラレル入出力ポート、照合用ブロック回路、ウォッチドッグタイマなどが、必要に応じて組み込まれ、CPUの制御下機能する。
ピンアサインコントローラ5は、入出力制御部6の動作を制御する役割を果たすコントローラであり、CPUの制御下で機能する回路の一つである。入出力制御部6は、2番ピン、3番ピン、63番ピンに接続されている。なお、電源系のピンは固定しておく必要があるため、本実施例において、1番ピンは正電源端子(Vdd)に固定し、64番ピンはグランド電位端子(GND)に固定する。
入出力制御部6の構成を図2に示す。図2において、マルチプレクサ9〜11は、既存のチップ部分からチップ外部への出力信号の切り換えを行う出力用マルチプレクサであり、マルチプレクサ9は2番ピン、マルチプレクサ10は3番ピン、マルチプレクサ11は63番ピンの出力信号を決定する。例えば、「OUT 0」から出力される信号をリード信号として、2番ピンをリード信号の出力端子に設定する場合について詳述する。まず、ピンアサインコントローラ5に入力されたピンアサイン情報に基づき、ピンアサインコントローラ5はマルチプレクサ9にリセット信号を選択する制御信号を出力する。なお、ピンアサインコントローラ5から出力される制御信号は、常時、各マルチプレクサに送信され続けているものとする。既存のチップ部分から「OUT 0」のラインを通じて、マルチプレクサ9〜11にリセット信号が入力されたとき、2番ピンに対応するマルチプレクサ9にはリード信号を選択する制御信号が入力されているため、マルチプレクサ9のみリード信号を出力する。その結果、2番ピンからリード信号が出力される。
基本的に出力用マルチプレクサは、イネーブル信号にて、入出力の切り換えや出力を無効にする必要があることから、3ステート(トライステート)タイプのものを使用する。3ステートのイネーブル信号も、ピンアサインコントローラ5から出力用マルチプレクサに出力する。この場合、信号の衝突を避けるために、ピンアサインコントローラ5からのイネーブル信号は、チップからのイネーブル信号と同じタイミングである必要がある。なお、出力用マルチプレクサにアナログタイプのものを使用すれば、イネーブル信号の処理は不要になる。
マルチプレクサ12〜14は、チップ外部から既存のチップ部分への入力信号の切り換えを行う入力用マルチプレクサである。例えば、「IN 0」から入力される信号を割込み要求信号として、3番ピンを割込み要求入力端子に設定する場合について詳述する。まず、ピンアサインコントローラ5がマルチプレクサ13に割込み要求信号を選択する制御信号を出力する。3番ピンから入力された割込み要求信号は、マルチプレクサ12〜14に入力されるが、マルチプレクサ13には割込み要求信号を選択する制御信号が入力されているため、マルチプレクサ13のみ割込み要求信号を出力する。その結果、3番ピンから入力された割込み要求信号が既存のチップに入力される。なお、入力用マルチプレクサの'High(Vdd)'または'Low(GND)'レベルの信号に接続することで、チップ内部で未使用の信号を固定することができるため、外部の'High(Vdd)'または'Low(GND)'に接続する必要が無くなり、その結果、不要となったピンを別の用途に使用することも可能となる。
Figure 2005137675
表1に、ピンアサイン情報の例を示す。この表は、ROMアドレスとROMデータとの対応を示すテーブルの形式となっており、ROMアドレスにはピンの番号に対応する情報、ROMデータには信号に対応する情報が記憶され、図1の既存のチップ部分7内のユーザROMにあらかじめ書き込まれている。ユーザROM内には、遊技機制御用プログラム、獲得賞球の払出し制御用プログラム、液晶等の画像制御用プログラムなどの遊技機メーカが作成した各種制御プログラムが記憶されている。なお、ピンアサイン情報を格納するユーザROMは、一度しか書き込めないものと複数回消去・書き込みが可能なものを目的に応じて使い分けることが好ましい。
表1のピンアサイン情報がピンアサインコントローラ5に入力されたとき、2番ピンをD0(データバス0)に設定する様子について図2を基に詳述する。なお、D0は入出力端子であるため、「IN 0」と「OUT 0」がチップ7のD0に相当する部分に接続されるものとする。ピンアサインコントローラ5に、チップ7内のユーザROMから2番ピンをD0に設定するピンアサイン情報(「ROMアドレス:XX01(2番ピン)」と「ROMデータ:10h(D0)」)が入力される。入力された情報から、入力用マルチプレクサは「IN 0(=D0の入力)」に接続するマルチプレクサ12を選択するように、情報を変換する。変換された情報は、ピンアサインコントローラ5内に保持され、制御信号としてマルチプレクサ12に出力される。また、出力用マルチプレクサは「OUT 0(=D0の出力)」に接続するマルチプレクサ9を選択するように、情報を変換する。変換された情報は、ピンアサインコントローラ5内に保持され、制御信号としてマルチプレクサ9に出力される。以上より2番ピンがD0に設定される。
Figure 2005137675
表2は、出力情報と入力情報とに分けてユーザROM内に記憶している場合のピンアサイン情報の例である。表2のピンアサイン情報が、ピンアサインコントローラ5に入力されたとき、3番ピンをD1(データバス1)に設定する様子について図2を基に詳述する。なお、D1は入出力端子であるため、「IN 1」と「OUT 1」がチップ7のD1に相当する部分に接続されるものとする。まず、出力を設定するための情報として、ピンアサインコントローラ5に、チップ7内のユーザROMから3番ピンへの出力をD1に設定するピンアサイン情報(「ROMアドレス:XX02(3番ピンへの出力)」と「ROMデータ:11h(D1)」)が入力される。入力された情報から、出力用マルチプレクサは「OUT 1(=D1の出力)」に接続するマルチプレクサ10を選択する。選択された情報は、ピンアサインコントローラ5内に保持され、制御信号としてマルチプレクサ10に出力される。次に、入力を設定するための情報として、チップ7内のユーザROMからD1の入力を3番ピンに設定するピンアサイン情報(「ROMアドレス:XX52(D1への入力)」と「ROMデータ:02h(3番ピン)」)が入力される。入力された情報から、入力用マルチプレクサは「IN 1(=D1の入力)」に接続するマルチプレクサ13を選択する。選択された情報は、ピンアサインコントローラ5内に保持され、制御信号としてマルチプレクサ13に出力される。以上より、3番ピンの出力がD1に設定され、D1の入力が3番ピンに設定され、結果として3番ピンがD1に設定される。
図1の実施例では、各ピンからの入力信号をマルチプレクサ12〜14に振り分け、ピンアサインコントローラ5からの制御信号により、チップへの入力信号を決定しているが、図3に示すように最初から各ピンに対応する入出力制御部を設けてもよい。図3において、ピンアサインコントローラ15は、各ピン入出力制御部16〜18の動作を制御する役割を果たすコントローラである。2番ピン入出力制御部16は、2番ピンに接続され、ピンアサインコントローラ15からの制御信号により、チップからの出力信号を2番ピンへ出力、あるいは2番ピンからの入力信号をチップへ入力するものである。3番ピン入出力制御部17、63番ピン入出力制御部18も、同様に各ピンとチップとの信号の入出力を決定するものである。
図4に2番ピン入出力制御部16の構成を示す。マルチプレクサ21は、ピンアサインコントローラ15からの2番ピン出力制御信号に基づき、チップから出力された出力信号を選択して2番ピンに出力するものである。アナログSW22は、ピンアサインコントローラ15からの2番ピン入力制御信号に基づき、2番ピンからの入力信号をチップへ入力するものであり、2番ピンと1対1で対応している。このような構成により、2番ピンからの入力信号および2番ピンへの出力信号を制御信号に基づき、変更することが出来る。
図5は、本発明にかかるピンアサイン方法について、セキュリティチェック機能を有するメインチップを例に挙げて説明するフローチャートである。S1で電源投入が確認されると、S2でユーザROMに記憶されている遊技機制御用プログラムが正規のものか否かブートROM内に記憶されたセキュリティチェックプログラムに従い、セキュリティチェックを開始する。S3でセキュリティチェックの結果、異常があれば、S4でCPUを停止する。セキュリティチェックの結果、異常がなければ、S5でユーザROMからピンアサイン情報を取得する。S6では取得したピンアサイン情報に基づき、各ピンに対応する信号をやり取りするように、ピンアサインコントローラがマルチプレクサを制御して、ピンアサインを設定する。S7では、ピンアサインが設定されたメインチップは、ユーザROMに格納された遊技機制御用プログラムにしたがい、遊技機の制御を行う。このフローチャートではセキュリティチェック機能を有するメインチップを例示したが、電源投入後にユーザROMからピンアサイン情報を取得するようにすることで、セキュリティチェック機能を有しないチップにも本発明は応用できる。
図9に本発明の他の実施例を示す。図9の記憶装置110は、基板109上に設けられ、ピンアサイン情報を格納した遊技機制御用チップ外部に設けられたROM等の記憶素子である。なお、記憶装置110は、基板109に固定されていても良いし、着脱可能に設けられても良い。また、EEPROMやフラッシュメモリのように電気的に書き込み・消去が可能なものであっても良いし、一度しか書き込みできないものでも良い。X〜X+n番ピンは記憶素子110からピンアサインを設定するためのピンとしてあらかじめ固定しておくものである。本実施例においては、基板に実装されている遊技機制御用チップの外部の記憶装置からのピンアサイン情報により、ピンアサインを設定することができる。なお、本実施例では、記憶装置110からピンアサイン情報を取得する際にパラレル通信にて行うため、ピンアサイン設定用のピンであるX〜X+n番ピンを複数設ける形にしたが、記憶装置110をシリアル通信にてデータ読み出しが可能なものを採用し、チップ内にシリアル通信回路を設けて、ピンアサイン設定用のピン一本からピンアサイン情報を取得するようにしてもよい。
図10に本発明のさらに別の実施例を示す。図10の外部装置211はピンアサイン情報を遊技機制御用チップの外部から設定するために設けられたパソコン等である。シリアル通信回路212は、外部装置211と既存のチップ207の間でシリアル通信を行うための回路である。基板209上に設けられたコネクタ210aに、コネクタ210bを接続し、外部装置211からピンアサインをシリアル通信にて設定するようにする。Y番ピンは外部装置211からピンアサインを設定するためのピンとしてあらかじめ固定しておくものである。本実施例においては、遊技機の外部に設けられた装置から、任意にピンアサイン情報を変更し、ピンアサインを設定することができる。なお、本実施例では外部装置211からシリアル通信にてピンアサインを設定しているが、ピンアサイン設定用のピンを複数設けて、パラレル通信にてピンアサインを設定してもよい。
図11は、外部装置からメインチップ内のユーザROMにピンアサインを設定する場合のフローチャートである。S21で電源投入が確認されると、S22でパソコン等の外部装置からピンアサイン情報を書き込むための書き込み信号の有無を確認する。書き込み信号がなければ、S23で既にユーザROMにピンアサイン情報が格納されているか否かを確認する。ここでピンアサイン情報が格納されていなければ、書き込み信号を受信するまでS22・S23のループを永遠に繰り返すことになるが、あらかじめ定められた回数をループしたら停止するようにしても良い。S22で書き込み信号があれば、S24でピンアサイン情報をチップ内のユーザROMに書き込む。S24あるいはS23でユーザROM内にピンアサイン情報が格納された状態であれば、S25で取得したピンアサイン情報に基づき、ピンアサインコントローラがマルチプレクサを制御して、ピンアサインを設定する。S26で、ピンアサイン設定されたメインチップは、ユーザROMに格納された遊技機制御用プログラムにしたがい、遊技機の制御を行う。
本発明のチップの応用的な使い方としては、電源系の端子(正電源端子、グランド電位端子等)をそれぞれ点対称に配置して、ある固定されたピンの電位からチップの向きを判別し、向きが正方向であれば、ユーザROMからピンアサインを正方向に設置された場合のピンアサイン情報を取得し、向きが逆方向であれば、ユーザROMからピンアサインを逆方向に設置された場合のピンアサイン情報を取得し、ピン配置をそれぞれの場合に応じて切り替えて配置する。このような構成にすることで、チップが逆差しされた場合でも問題なく、チップを動作させることができる。
本発明は、上記実施例以外にも当業者が想定しうる範囲での変更が可能である。例えば、ピンアサイン情報をブートROMに書き込んでおく方法、外部装置から直接ピンアサインコントローラにピンアサイン情報を設定する方法等は、容易に想定できる。
使用する信号を任意に割り振ることができるので、遊技機メーカが基板を設計する際のレイアウトの自由度が増す。任意のピンから任意の信号を取り出すことができるため、遊技機開発の効率が上がる。逆に差しても壊れることなく通常どおり動作するチップを作ることができる。機種ごとにピンアサインの変更が可能なので、偽造チップが作られた場合でも、異なる機種にまで偽造チップが広まることを防止することができる。
本発明にかかる遊技機制御用チップのハードウェア構成図である。 入出力制御部の構成を示す図である。 各ピンに対応する入出力制御部を設けた構成を示す図である。 2番ピン入出力制御部の構成を示す図である。 セキュリティチップの場合のピンアサインの設定方法を説明するフローチャートである。 従来のメインチップの構成を示すブロック図である。 従来のメインチップのピン配置の例を示す図である。 SDIP64ピンのチップの外形図である。 外部の記憶装置からピンアサインを設定する実施例を示す図である。 パソコン等から任意のピンアサインを設定する実施例を示す図である。 外部装置からピンアサインする場合のフローチャートである。
符号の説明
5、105、205 ピンアサインコントローラ
21 マルチプレクサ
7、19、107、207 既存のチップ部分
8、20、108、208 本発明にかかる遊技機制御用チップ
109、209 基板
110 記憶装置(外部ROM)
210a、210b コネクタ
211 外部装置(PC等)

Claims (2)

  1. 遊技機内部の基板上に搭載されて、遊技機を制御する遊技機制御用チップであって、
    該遊技機制御用チップ内部に、
    該遊技機制御用チップのピンに接続されたマルチプレクサと、
    該マルチプレクサを制御するピンアサインコントローラと、
    該ピンアサインコントローラの動作に関するピンアサイン情報を格納したROMと
    を有し、
    前記ピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが選択的に信号を前記遊技機制御用チップのピンに入出力する遊技機制御用チップ。
  2. 遊技機内部の基板上に搭載され、ピンに接続されたマルチプレクサと、該マルチプレクサを制御するピンアサインコントローラと、該ピンアサインコントローラの動作に関するピンアサイン情報を格納したROMとを有する遊技機制御用チップにおいて、
    前記ピンアサインコントローラが、前記ROMからピンアサイン情報を取得するピンアサイン情報取得ステップと、
    該ピンアサイン情報取得ステップにて取得したピンアサイン情報に基づいて、ピンアサインコントローラが前記マルチプレクサを制御するマルチプレクサ制御ステップと、
    該マルチプレクサ制御ステップにて制御された入出力先のピンに選択的に信号を入出力する信号入出力ステップと
    を有するピンアサイン方法。
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