JP4007122B2 - バス信号処理装置とその方法ならびにデータ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、バスを介して装置に伝送されるバス信号を処理するバス信号処理装置とその方法、ならびに、共通のバスを介して接続された複数の装置を有したデータ処理装置に係り、たとえば、共通のアドレス・バスを介して伝送されるCPUの命令用アドレスとデータ用アドレスとを処理するバス信号処理装置とその方法、ならびに、CPUの命令用アドレスとデータ用アドレスとが共通のアドレス・バスを介して伝送されるデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の集積回路(以降、単にICと呼ぶ)の高集積化に伴って、従来複数のICで構成されていたシステムが単一のICで実現されるようになってきた。たとえば、大容量メモリとCPU(central processing unit)とからなるシステムでは、従来メモリとCPUとがそれぞれ別のIC上に搭載されていたが、近年ではこれらが同一のIC上に搭載される場合が増えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大容量メモリとCPUとを接続するアドレス・バスやデータ・バスなどのバス・ラインは、他の信号線に比べて非常にビット数が多く、またその配線長は長くなる傾向があるため、バス・ラインの信号変化により消費される電力は他の信号線に比べて一般に大きくなる。一方、近年における携帯型電子機器の普及に伴ってICの低消費電力化への要求はますます厳しくなっているので、こうしたバス・ラインで生じる消費電力は無視できなくなりつつあり、その削減が求められている。
【0004】
たとえば、CPUに対する命令コードとデータとが共通のバス上で伝送されるユニファイド・アーキテクチャ(unified architecture)と呼ばれるシステムでは、命令コードを命令用メモリから読み出すためのアドレスと、データをデータ用メモリから読み出すためのアドレスとが、共通のアドレス・バス上で伝送される。命令コードのアドレスは、ジャンプ命令などによってアドレス値が変更される場合を除いて、命令の実行とともに一定のアドレス値で増加する傾向があるのに対し、データのアドレスは、命令の実行状況に応じて様々な値をとるので、命令の実行中にデータ用メモリへのアクセスが頻繁に発生すると、命令コード用メモリへのアドレス供給線には無駄な信号変化が発生し、この信号変化によって消費電力が大きくなってしまう問題がある。
【0005】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バスの信号変化によって発生する消費電力を低減することができるバス信号処理装置とその方法ならびにデータ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、バスを介して装置に伝送されるバス信号を処理するバス信号処理装置であって、上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記装置に宛てたバス信号を検出するバス信号検出手段と、上記バス信号検出手段において検出されたバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給するバス信号供給手段とを有し、上記バス信号供給手段は、入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記装置に供給する信号保持手段と、上記バス信号検出手段において上記装置に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持手段に入力し、上記装置に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持手段に保持された信号を選択して上記信号保持手段に入力する選択手段とを含む、バス信号処理装置が提供される。
【0007】
好ましくは、上記バス信号検出手段は、上記装置に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、上記バス信号供給手段は、上記バス信号検出手段から上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給する。
【0008】
また本発明によれば、バスを介して装置に伝送されるバス信号を処理するバス信号処理方法であって、上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記装置に宛てたバス信号を検出するバス信号検出工程と、上記検出したバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給するバス信号供給工程とを有し、上記バス信号供給工程は、入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記装置に供給する信号保持工程と、上記バス信号検出工程において上記装置に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持工程において保持させ、上記装置に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持工程において保持された信号を選択して上記信号保持工程において保持させる選択工程とを含む、バス信号処理方法が提供される。
【0009】
好ましくは、上記バス信号検出工程において、上記装置に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、上記バス信号供給工程において、上記バス信号検出工程において上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給する。
【0010】
本発明によれば、共通のバスを介して接続された第1の記憶手段および第2の記憶手段と、上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号を検出するバス信号検出手段と、上記バス信号検出手段において検出されたバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記第1の記憶手段に供給するバス信号供給手段と、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号を上記バスに出力して、上記第1の記憶手段に記憶された命令コードを順次読み出す処理、ならびに、当該命令コードの読み出し処理において読み出された命令コードに応じて、上記第2の記憶手段に宛てたバス信号を上記バスに出力し、上記第2の記憶手段に記憶されたデータを読み出す処理、または上記第2の記憶手段へデータを書き込む処理を実行する処理手段とを有し、上記バス信号供給手段は、入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記第1の記憶手段に供給する信号保持手段と、上記バス信号検出手段において、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持手段に入力し、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持手段に保持された信号を選択して上記信号保持手段に入力する選択手段とを含む、データ処理装置が提供される。
【0011】
好ましくは、上記バス信号検出手段は、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、上記バス信号供給手段は、上記バス信号検出手段から上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記第1の記憶手段に供給する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の2つの実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すデータ処理装置は、集積回路1と、SRAM(static random access memory)などの記憶回路が搭載された集積回路2と、フラッシュ・メモリ(flash memory)などの記憶回路が搭載された集積回路3とを有する。
【0013】
集積回路2は、たとえば集積回路1において処理される種々の一時的なデータを記憶する。
集積回路3は、たとえば集積回路1内部のCPU11に対する命令コードを記憶する。
【0014】
集積回路2および集積回路3は、共通の外部アドレス・バスEABおよび共通の外部データ・バスEDBを介して集積回路1に接続されており、これらのバスを介して集積回路1からのアクセスを受ける。
【0015】
集積回路1は、図1の例において、CPU11と、命令メモリ12と、データ・メモリ13と、アドレス処理部14と、周辺回路15および周辺回路16と、DMAコントローラ17と、入出力回路18とを有する。
CPU11は、本発明の処理手段の一実施形態である。
命令メモリ12は、本発明の第1の記憶手段の一実施形態である。
データ・メモリ13は、本発明の第2の記憶手段の一実施形態である。
【0016】
CPU11は、命令メモリ12に宛てた命令コードのアドレスをアドレス・バスABに出力し、データ・バスDBを介して命令メモリ12に記憶された命令コードを順次読み出す。そして、この読み出した命令コードに応じた所定の処理を実行する。
命令コードに応じた処理として、たとえば、データ・メモリ13に宛てた読み出しアドレスをアドレス・バスABに出力し、データ・バスDBを介してデータ・メモリ13に記憶されたデータを読み出す処理や、データ・メモリ13に宛てた書き込みアドレスをアドレス・バスABに出力し、データ・バスDBを介してデータ・メモリ13にデータを書き込む処理などを実行する。
【0017】
また、命令コードに応じた他の処理として、周辺回路(15、16)にアクセスする処理や、DMAコントローラ17を制御する処理、内部バス(AB、DB)から入出力回路18を通じて外部バス(EAB、EDB)の集積回路(1、2)にアクセスする処理なども実行する。
【0018】
命令メモリ12は、CPU11に対する命令コードを記憶しており、その命令コードを読み出すためのアドレスがアドレス処理部14から供給された場合、この供給されたアドレスに対応する記憶領域から命令コードを読み出して、データ・バスDBに出力する。また、命令メモリ12へ命令コードを書き込むためのアドレスがアドレス処理部14から供給された場合には、この供給されたアドレスに対応する記憶領域にデータ・バスDBのデータを書き込む。
【0019】
データ・メモリ13は、CPU11などで処理される一時的なデータを記憶しており、そのデータを読み出すためのアドレスがアドレス・バスABに出力された場合、このアドレスに対応する記憶領域からデータを読み出して、データ・バスDBに出力する。また、データ・バスDBへデータを書き込むためのアドレスがアドレス・バスABに出力された場合には、このアドレスに対応する記憶領域にデータ・バスDBのデータを書き込む。
【0020】
アドレス処理部14は、アドレス・バスABを介して伝送されるアドレスの中から、命令メモリ12に宛てたアドレスを検出し、この検出したアドレスを保持する。そして、保持したアドレスを命令メモリ12に供給する。
【0021】
図2は、本発明の第1の実施形態に係る、アドレス処理部14の構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すアドレス処理部14は、アドレス・デコーダ141と、セレクタ142と、ラッチ回路143とを有する。
アドレス・デコーダ141は、本発明のバス信号検出手段の一実施形態である。
セレクタ142は、本発明の選択手段の一実施形態である。
ラッチ回路143は、本発明の信号保持手段の一実施形態である。
【0022】
アドレス・デコーダ141は、アドレス・バスABの特定のビットAB_u、たとえばアドレス・バスABの所定の上位ビットに応じて、アドレス・バスABに出力されているアドレスが命令メモリ12へ宛てたアドレスであるか否かを示す信号S141を出力する。
【0023】
図3は、図1のデータ処理装置における各装置へのアドレス割り当ての一例を図解した図である。
図3の例では、全体のアドレスが16進数で値‘0’〜値‘FFFF’の範囲を有しており、そのうち、値‘0’〜値‘FFF’のアドレス範囲A1が集積回路1内部の命令メモリ12に、値‘1000’〜値‘1FFF’のアドレス範囲A2が集積回路2内部のデータ・メモリ13に、値‘7000’〜値‘7FFF’のアドレス範囲A3がフラッシュ・メモリの集積回路3に、値‘8000’〜値‘8FFF’のアドレス範囲A4がSRAMの集積回路4にそれぞれ割り当てられている。
【0024】
全体のアドレスが値‘0’〜値‘FFFF’の範囲を有しているので、アドレス・バスABは16ビットのビット幅を有している。この16ビットのアドレスのうち、上位の4ビットはアドレス範囲A1〜アドレス範囲A4に対応した固有の値を有しており、この上位4ビットを調べれば、アドレス・バスABに出力されたアドレスがどのアドレス範囲に属するアドレスであるかを検出することができる。
【0025】
したがって、たとえば図3に示したアドレスの割り当てが行われている場合、アドレス・デコーダ141では、アドレス・バスABの上位4ビットのビット値が全て値‘0’であるか否かを示す信号S141を出力する。
上位4ビットのビット値が全て値‘0’の場合、アドレス・バスABに出力されたアドレスはアドレス範囲A1に含まれており、命令メモリ12へ宛てたアドレスである。上位4ビットがこれ以外の値を有する場合、アドレス・バスABに出力されたアドレスはアドレス範囲A1を除く他のアドレス範囲に含まれたアドレスである。
【0026】
セレクタ142は、アドレス・デコーダ141から出力される信号S141に応じて、アドレス・バスABに出力されたアドレス、またはラッチ回路143に保持された信号の何れかを選択し、ラッチ回路143に入力する。命令メモリ12へ宛てたアドレスがアドレス・バスABに出力されていることを示す信号S141がアドレス・デコーダ141から出力された場合は、アドレス・バスABのアドレスを選択してラッチ回路143に入力する。アドレス・バスABのアドレスが命令メモリ12に宛てたアドレスでないこと示す信号S141がアドレス・デコーダ141から出力された場合には、ラッチ回路143に保持された信号を選択してラッチ回路143に再び入力する。
【0027】
ラッチ回路143は、クロック信号ckのローレベルの期間において、セレクタ142から入力された信号を命令メモリ12への供給アドレスA_Lとして出力する。また、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、セレクタ142から入力された信号を保持し、クロック信号ckのハイレベルの期間において、この保持した信号を命令メモリ12への供給アドレスA_Lとして出力する。
【0028】
周辺回路15および周辺回路16は、アドレス・バスABおよびデータ・バスDBを介してCPU11からのアクセスを受ける回路を示している。
DMAコントローラ17は、CPU11からのDMA(direct memory access)転送命令に応じて、メモリ間におけるデータのDMA転送を制御する。
【0029】
入出力回路18は、集積回路1の内部バス(アドレス・バスABおよびデータ・バスDB)において伝送される信号を外部バス(外部アドレス・バスEABおよび外部データ・バスEDB)へ出力するとともに、外部バスにおいて伝送される信号を内部バスへ入力するための回路である。
【0030】
上述した構成を有するデータ処理装置1の動作のうち、特にCPU11から命令メモリ12およびデータ・メモリ13に対してアクセスが発生する場合の動作について、図4を参照しながら説明する。
図4は、アドレス・バスABおよびアドレス処理部14の保持アドレスA_Lがクロック信号ckに同期して変化する例を示すタイミングチャートである。
【0031】
図4において、期間T1は、アドレス・バスABに命令メモリ12へのアドレスが出力される期間を示しており、クロック信号ckの4回の立ち上がりに同期して、命令メモリ12の4つのアドレス(i0〜i3)がアドレス・バスABに出力される。期間T2は、期間T1の後に続けて、アドレス・バスABにデータ・メモリ13へのアドレスが出力される期間を示しており、クロック信号ckの3回の立ち上がりに同期して、データ・メモリ13の3つのアドレス(d0〜d2)がアドレス・バスABに出力される。
また図4において、期間T_h0〜期間T_h3は、期間T1においてクロック信号ckがハイレベルになる期間を示しており、期間T_h4〜期間T_h6は、期間T2においてクロック信号ckがハイレベルになる期間を示している。
【0032】
クロック信号(図4A)の立ち上がりに同期して、アドレス・バスAB(図4B)にアドレスi0が出力されると、アドレス・デコーダ141からは、命令メモリ12へのアドレスがアドレス・バスABに出力されていることを示す信号S141が出力される。この信号S141に応じて、セレクタ142ではアドレス・バスABのアドレスi0が選択され、選択されたアドレスi0がラッチ回路143に入力される。セレクタ142におけるこの選択動作は、クロック信号ckがハイレベルの期間T_h0において完了し、クロック信号ckがハイレベルからローレベルへ立ち下がると、セレクタ142からラッチ回路143に入力されたアドレスi0が命令メモリ12への供給アドレスA_L(図4C)としてラッチ回路143から出力される。次いで、クロック信号ckがローレベルからハイレベルへ立ち上がると、この立ち上がり同期して、アドレス・バスABにはアドレスi1が出力されるが、立ち上がりの時点においてはまだアドレスi0がアドレス・バスABに出力されているので、ラッチ回路143にはアドレスi0が保持される。この保持されたアドレスi0は、期間T_h1において、命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてラッチ回路143から出力される。
【0033】
以降同様に、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、アドレス・バスABに命令メモリ12へのアドレスi1、アドレスi2、アドレスi3が出力されると、セレクタ142ではアドレスi1、アドレスi2、アドレスi3が選択され、ラッチ回路143に入力される。セレクタ142におけるこの選択動作は、クロック信号ckのハイレベル期間T_h1、期間T_h2、期間T_h3において完了し、クロック信号ckがローレベルに立ち下がると、セレクタ142から入力されたアドレスi1、アドレスi2、アドレスi3がそのまま命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてラッチ回路143から出力される。
【0034】
アドレスi3に続けて、データ・メモリ13のアドレスd0がアドレス・バスABに出力されると、命令メモリ12へのアドレスがアドレス・バスABに出力されていないことを示す信号S141がアドレス・デコーダ141から出力される。この信号S141に応じて、セレクタ142ではラッチ回路143に保持されたアドレス、すなわちアドレスi3が選択されてラッチ回路143に入力される。セレクタ142におけるこの選択動作は、クロック信号ckがハイレベルの期間T_h4において完了し、クロック信号ckがハイレベルからローレベルへ立ち下がると、セレクタ142からラッチ回路143に入力されたアドレスi3が、命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてラッチ回路143から出力される。次いで、クロック信号ckがローレベルからハイレベルへ立ち上がると、アドレス・バスABにはアドレスd1が出力され、ラッチ回路143にはその出力データであるアドレスi3がそのまま保持される。この保持されたアドレスi3は、期間T_h5において、命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてラッチ回路143から出力される。
【0035】
以降同様に、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、アドレス・バスABにデータ・メモリ13へのアドレスd1、アドレスd2が出力されると、セレクタ142ではラッチ回路143に保持されたアドレスi3が引き続き選択されてラッチ回路143に入力される。セレクタ142におけるこの選択動作は、クロック信号ckのハイレベル期間T_h5、期間T_h6において完了し、クロック信号ckがローレベルに立ち下がると、セレクタ142から入力されたアドレスi3がそのまま命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてラッチ回路143から出力される。
【0036】
以上説明したように、図1のデータ処理装置によれば、アドレス・バスABを介して伝送されるアドレスの中から命令メモリ12に宛てたアドレスが検出され、検出されたアドレスがアドレス処理部14に保持され、保持されたアドレスが命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてアドレス処理部14から出力される。このため、アドレス・バスに新しいアドレスが出力される度に命令メモリへ供給されるアドレスが変化してしまう場合に比べて、命令メモリのアドレス供給線に生じる信号変化を少なくすることができるので、このアドレス供給線で消費される電力を削減することができる。
【0037】
図5は、アドレス・バスに新しいアドレスが出力される度に命令メモリへの供給アドレスが変化してしまう例を説明するためのタイミングチャートである。
図5の例では、クロック信号ck(図5A)の立ち上がりでアドレス・バスAB(図5B)に新しいアドレスが出力され、クロック信号ckの立ち下りでこのアドレス・バスABに出力されたアドレスが保持されて、保持されたアドレスがそのまま命令メモリへの供給アドレスAB’(図5C)として出力される。図5に示すように、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、アドレス・バスABに出力されるアドレスがアドレスi0、アドレスd0、アドレスi1、アドレスd1の順で変化した場合、命令メモリ12へのアドレス供給線には、クロック信号ckの立ち下がり後の時刻ta、時刻tb、時刻tcにおいて、アドレスi0からアドレスd0、アドレスd0からアドレスi1、アドレスi1からアドレスd1への信号変化が生じる。
【0038】
一方、図6は、図5と同一のアドレス変化がアドレス・バスABに生じる場合における、図1のデータ処理装置のタイミングチャートである。
アドレスi0およびアドレスi1が命令メモリ12のアドレス、アドレスd0およびアドレスd1がデータ・メモリ13のアドレスであるとすると、クロック信号ck(図6A)の立ち上がりに同期してアドレス・バスABに出力されるアドレス(図6B)がアドレスi0、アドレスd0、アドレスi1、アドレスd1の順で変化した場合、命令メモリ12に供給されるアドレスA_Lには、時刻tbにおけるアドレスi0からアドレスi1への信号変化だけが生じ、時刻taおよび時刻tcにおける信号変化は生じない。このため、図5の場合と比較して、時刻taおよび時刻tcの信号変化が生じなくなるので、その分の消費電力を削減することができる。
【0039】
さらに、CPU11から命令メモリ12へ出力される命令コードのアドレスは、ジャンプ命令などによって命令コードのアドレスが変更される場合を除いて、通常は一定の値ごとに増加する傾向があるので、時刻tbにおけるアドレスi0からアドレスi1への信号変化は、たとえば下位1ビットなどの僅かなビットに変化が生ずるだけである。したがって、図5の場合の時刻tbにおけるアドレスd0からアドレスi1への信号変化と比較して、信号変化を生ずるビットの数が少なくなるので、その分の消費電力を削減することができる。
【0040】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、第1の実施形態におけるアドレス処理部の構成が変更される。たとえば、図1のアドレス処理部14が、次に述べるアドレス処理部14Aに置き換えられる。
【0041】
図7は、本発明の第2の実施形態に係る、アドレス処理部14Aの構成の一例を示すブロック図である。
図7に示すアドレス処理部14Aは、アドレス・デコーダ144およびフリップフロップ145を有する。
アドレス・デコーダ144は、本発明のバス信号検出手段の一実施形態である。
フリップフロップ145は、本発明のバス信号供給手段の一実施形態である。
【0042】
アドレス・デコーダ144は、図2において示したアドレス・デコーダ141と同等な機能を有したブロックであり、アドレス・バスABの特定のビットAB_u、たとえばアドレス・バスABの所定の上位ビットに応じて、アドレス・バスABに出力されているアドレスが命令メモリ12へ宛てたアドレスであるか否かを示す信号S144を出力する。
【0043】
フリップフロップ145は、アドレス・バスABに出力されているアドレスが命令メモリ12へ宛てたアドレスであることを示す信号S144がアドレス・デコーダ144から出力されている場合に、クロック信号ckの立ち下りに同期して、アドレス・バスABに出力されているこのアドレスを保持し、保持したアドレスを命令メモリ12への供給アドレスA_Lとして出力する。アドレス・バスABに出力されているアドレスが命令メモリ12へ宛てたアドレスでないことを示す信号S144が出力されている場合は、クロック信号ckの立ち下りに同期したアドレス保持動作が停止され、最後に保持したアドレスを継続して保持する。
【0044】
図8は、アドレス・デコーダ144の出力信号S144、アドレス・バスAB、およびアドレス処理部14Aの保持アドレスA_Lがクロック信号ckに同期して変化する例を示すタイミングチャートである。
図4と同様に、期間T1では、クロック信号ckの4回の立ち上がりに同期して命令メモリ12の4つのアドレス(i0〜i3)がアドレス・バスABに出力され、期間T1に続く期間T2では、クロック信号ckの3回の立ち上がりに同期してデータ・メモリ13の3つのアドレス(d0〜d2)がアドレス・バスABに出力される。
【0045】
クロック信号(図8A)の立ち上がりに同期して、アドレス・バスAB(図8C)にアドレスi0が出力されると、アドレス・デコーダ144からは、命令メモリ12へのアドレスがアドレス・バスABに出力されていることを示す信号S144(図8B)が出力される。図4Bの例では、アドレス・バスABにアドレスi0が出力されるタイミングにおいて信号S144はハイレベルになる。この信号S144に応じて、フリップフロップ145におけるアドレス保持動作が有効化されるため、クロック信号ckの立ち下りに同期して、アドレスi0はフリップフロップ145に保持される。保持されたアドレスi0は、命令メモリ12への供給アドレスA_L(図8D)としてフリップフロップ145から出力され、次のクロック信号ckの立ち下りまでこの出力が保持される。
【0046】
以降同様に、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、命令メモリ12へのアドレスi1、アドレスi2、アドレスi3がアドレス・バスABに出力されると、アドレス・デコーダ144の出力信号S144はハイレベルになるので、クロック信号ckの立ち下りに同期してこのアドレスi1、アドレスi2、アドレスi3がフリップフロップ145に保持され、保持されたアドレスが命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてフリップフロップ145から出力される。
【0047】
アドレスi3に続けて、データ・メモリ13のアドレスd0がアドレス・バスABに出力されると、命令メモリ12へのアドレスがアドレス・バスABに出力されていないことを示すローレベルの信号S144がアドレス・デコーダ144から出力される。この信号S144に応じて、フリップフロップ145におけるアドレス保持動作が無効化されるため、クロック信号ckの立ち下りに同期したアドレスd0の保持は行われない。フリップフロップ145からは、アドレスi3が命令メモリ12への供給アドレスA_Lとして引き続き出力される。
【0048】
以降同様に、クロック信号ckの立ち上がりに同期して、アドレス・バスABにデータ・メモリ13へのアドレスd1、アドレスd2が出力されると、アドレス・デコーダ144の出力信号S144はローレベルになるので、クロック信号の立ち下りに同期したフリップフロップ145のアドレス保持動作は行われず、フリップフロップ145からはアドレスi3が命令メモリ12への供給アドレスA_Lとして引き続き出力される。
【0049】
以上説明したように、図7のアドレス処理部14Aを有したデータ処理装置においても、図1のデータ処理装置と同様に、アドレス・バスABを介して伝送されるアドレスの中から命令メモリ12に宛てたアドレスが検出され、検出されたアドレスがアドレス処理部14Aに保持され、保持されたアドレスが命令メモリ12への供給アドレスA_Lとしてアドレス処理部14Aから出力される。したがって、図1のデータ処理装置と同様に、命令メモリ12のアドレス供給線で消費される電力を削減することができる。
また、図2のアドレス処理部14と比較して、図7のアドレス処理部14Aではセレクタ回路142が省略されているので、ラッチ回路143とフリップフロップ145との違いを考慮しても、回路構成を更に簡易化することができる。
【0050】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されない。
図1の例に示したデータ処理装置では、CPU11、命令メモリ12、データ・メモリ13、およびアドレス処理部14が同一の集積回路1に搭載されているが、本発明はこれに限定されず、これらのうちの幾つかが別の集積回路に搭載されている場合にも本発明は適用可能である。
【0051】
図1の例では、アドレス・バスABから命令メモリ12へのアドレス供給線上にアドレス処理部14が挿入されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、アドレス・バスから任意の装置へのアドレス供給線上に、アドレス処理部14と同様な機能を有する回路を挿入することによっても、本発明は実現可能である。
【0052】
また、上述した実施形態では、バス信号としてアドレス・バスの信号が処理される例が示されているが、本発明はこれに限定されない。バスに関係する任意の信号、たとえば各種の制御信号などがアドレスとともに処理されても良い。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、バスの信号変化によって発生する消費電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデータ処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るアドレス処理部の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1のデータ処理装置における各装置へのアドレス割り当ての一例を図解した図である。
【図4】図1のデータ処理装置における各信号のクロック信号に同期した信号変化の例を示すタイミングチャートである。
【図5】アドレス・バスに新しいアドレスが出力される度に命令メモリへの供給アドレスが変化してしまう例を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】図5と同一のアドレス変化がアドレス・バスに生じる場合における、図1のデータ処理装置のタイミングチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るアドレス処理部の構成の一例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るデータ処理装置における、各信号のクロック信号に同期した信号変化の例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,2,3…集積回路、11…CPU、12…命令メモリ、13…データ・メモリ、14…アドレス処理部、15,16…周辺回路、17…DMAコントローラ、18…入出力回路、141,144…アドレス・デコーダ、142…セレクタ、143…ラッチ回路、145…フリップフロップ
Claims (6)
- バスを介して装置に伝送されるバス信号を処理するバス信号処理装置であって、
上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記装置に宛てたバス信号を検出するバス信号検出手段と、
上記バス信号検出手段において検出されたバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給するバス信号供給手段と
を有し、
上記バス信号供給手段は、
入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記装置に供給する信号保持手段と、
上記バス信号検出手段において上記装置に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持手段に入力し、上記装置に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持手段に保持された信号を選択して上記信号保持手段に入力する選択手段と
を含む、
バス信号処理装置。 - 上記バス信号検出手段は、上記装置に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、
上記バス信号供給手段は、上記バス信号検出手段から上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給する、
請求項1に記載のバス信号処理装置。 - バスを介して装置に伝送されるバス信号を処理するバス信号処理方法であって、
上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記装置に宛てたバス信号を検出するバス信号検出工程と、
上記検出したバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給するバス信号供給工程と
を有し、
上記バス信号供給工程は、
入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記装置に供給する信号保持工程と、
上記バス信号検出工程において上記装置に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持工程において保持させ、上記装置に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持工程において保持された信号を選択して上記信号保持工程において保持させる選択工程と、
を含む、
バス信号処理方法。 - 上記バス信号検出工程において、上記装置に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、
上記バス信号供給工程において、上記バス信号検出工程において上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記装置に供給する、
請求項3に記載のバス信号処理方法。 - 共通のバスを介して接続された第1の記憶手段および第2の記憶手段と、
上記バスを介して伝送されるバス信号の中から、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号を検出するバス信号検出手段と、
上記バス信号検出手段において検出されたバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記第1の記憶手段に供給するバス信号供給手段と、
上記第1の記憶手段に宛てたバス信号を上記バスに出力して、上記第1の記憶手段に記憶された命令コードを順次読み出す処理、ならびに、当該命令コードの読み出し処理において読み出された命令コードに応じて、上記第2の記憶手段に宛てたバス信号を上記バスに出力し、上記第2の記憶手段に記憶されたデータを読み出す処理、または上記第2の記憶手段へデータを書き込む処理を実行する処理手段と
を有し、
上記バス信号供給手段は、
入力される信号を保持し、当該保持した信号を上記バス信号として上記第1の記憶手段に供給する信号保持手段と、
上記バス信号検出手段において、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出された場合には当該検出されたバス信号を選択して上記信号保持手段に入力し、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出されない場合には上記信号保持手段に保持された信号を選択して上記信号保持手段に入力する選択手段とを含む、
データ処理装置。 - 上記バス信号検出手段は、上記第1の記憶手段に宛てたバス信号が検出された場合、当該検出されたバス信号が上記バスを介して伝送中であることを示すタイミング信号を出力し、
上記バス信号供給手段は、上記バス信号検出手段から上記タイミング信号が出力された場合に上記バスを介して伝送されるバス信号を保持し、当該保持したバス信号を上記第1の記憶手段に供給する、
請求項5に記載のデータ処理装置。
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