JP4716840B2 - 電気錠 - Google Patents
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Description
(2)また、異常時(例えば停電時)に於いて、合鍵を含む操作部材の操作により、突出しているデッドボルトを、強制的に解錠状態にすることができる。したがって、特許文献1のように、解錠用の外部操作部材、或いは錠箱の外に外端部が突出する解錠用の操作部材等を設ける必要がない。
(3)クラッチ板の回転が滑らかなので、手動側の操作力の軽減化を図ることができる。したがって、異常時、子供やお年寄りが簡単に解錠することができる。
図1で示す本発明の電気錠Xは、制御部1、駆動モータ2、歯車伝達手段3、クラッチ機構Y、クラッチ機構Yのクラッチ歯車11及びクラッチ板21、前記クラッチ歯車並びにクラッチ板21にそれぞれ係合する駆動アーム4、駆動アームに連動するダルマ5、ダルマに連動するクランクアーム6、クランクアームを介して進退動するデッドボルト7等を備えている。
まず、クラッチ機構Yの一例を説明する。図1及び図2で示すうに、クラッチ機構Yは、クラッチ歯車11と、該クラッチ歯車11の筒状中心軸部13に外嵌合する筒状嵌合部24を有するクラッチ板21とから成り、デッドボルト7の後方と錠箱の後壁9との間の空間部分に設けられている。クラッチ歯車11は錠箱に横設軸架されたクラッチ軸10に回転自在に設けられている。
図2は駆動アーム4の正面、図7は駆動アーム4を構成する係合アーム本体4aの左側面をそれぞれ示す。本実施例の駆動アーム4は、図2で示すように、上端部(一端部)にクラッチ歯車11の凹所15内に常時位置するピン状の係合突起31を有する係合アーム本体4aと、この係合アーム本体4aの下端部側の薄肉部分に複数本の固着具32を介して一体的に取付けられたやや逆L型形状の連結板4bとから成り、前記連結板4bの下端部は、可動枢支ピン33を介してダルマ5の第3連結突起39に連結されている。
図8で示すように、ダルマ5は、シリンダ錠又はサムターンの回転操作により所定量回転するように図示しない錠箱の支持座(軸受け)に配設されている。ダルマ5は、錠箱の中央部、後壁9寄りの部位等に配設することが可能であるが、一つの用途(例えば電気錠)を考慮して錠箱下部の後壁9寄りの部位に配設されている。
図2で示すように、クランクアーム6の一端部6aは、空洞状のデッドボルト7のデッド用第1可動ピン45に連結されていると共に、クランクアーム6の中間部分に設けられたクランク用第2可動ピン46は、例えば錠箱の案内部材51の案内部52に係合し、かつ、クランクアーム6の他端部6bは、ダルマ5の半径外方向突起する第1連結突起36に枢着されている。クランクアーム6に加味される新規的事項については、図面及び説明を割愛する。またデッドボルト7に連動する鎌片55の周知事項についての説明は割愛する。
制御部の制御による動力伝達機構は、錠箱内に設けられた制御部1に制御される駆動モータ(例えばマイクロモータ)2、この駆動モータ2の駆動力により回転する歯車伝達手段3、この歯車伝達手段3の伝動力により正逆方向へ360度回転するクラッチ機構Yのクラッチ歯車11並びにクラッチ板21、このクラッチ歯車11が所定量回転すると、該クラッチ歯車11の係止機能を有する被係合部17,18のいずれかに係合する係合部31を介して所定方向へと移動する駆動アーム4、この駆動アーム4と共働するように錠箱の軸受けに回動自在に設けられたダルマ5、このダルマ5に連結されかつデッドボルト7を押し出す又は引き戻すクランクアーム6とから成る。
歯車伝達手段3の詳細は割愛するが、歯車伝達手段3は、電動力でデッドボルト7を進退動させる場合にその機能を発揮する。歯車伝達手段3は、駆動モータ2の出力軸2aに設けられたギヤ部或いは第1伝動歯車2b、この第1伝動歯車2bに噛合する第2伝動歯車、第2伝動歯車に噛合する第3伝動歯車、この第3伝動歯車に噛合する第4伝動歯車等の複数個の伝動歯車で構成されている。
本発明の作動態様について説明する。ここでは、発明の特定要件との関係で、「解錠リトライにおける解錠」と「解錠リトライ中」の停電時における手動操作での解錠等についてそれぞれ説明する。なお、施錠リトライ中の停電時における手動操作については、特許文献等に存在如何により、必要に応じて、構成を限定するための加味的要件である。
Claims (5)
- 制御部が電気錠の駆動源に対して、少なくとも解錠リトライ信号を送出すると、デッドボルトが、少なくとも駆動源の駆動力により回転する歯車伝達手段、該歯車伝達手段の伝動歯車に噛合すると共にクラッチ機構を構成するクラッチ歯車、該クラッチ歯車と共働する駆動アーム及びダルマを介して完全解錠状態と成り得る電気錠に於いて、解錠リトライ時、前記クラッチ歯車が解錠方向へ回転すると、該クラッチ歯車と一体的に回転するクラッチ板は、駆動アームの係合部をクラッチ歯車の中心軸部側に引き寄せることが可能な指先状の案内部分を有し、また、クラッチ歯車は前記中心軸部側に前記係合部を引っ掛けることが可能なリトライ係合突起を有することを特徴とする電気錠。
- 請求項1に於いて、クラッチ板の案内部分は、クラッチ歯車の凹所の内周壁に沿って指先状に延びていることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
- 請求項2に於いて、クラッチ板の案内部分は、少なくとも一つであることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
- 制御部が電気錠の駆動源に対して、少なくとも解錠リトライ信号を送出すると、デッドボルトが、少なくとも駆動源の駆動力により回転する歯車伝達手段、該歯車伝達手段の伝動歯車に噛合すると共にクラッチ機構を構成するクラッチ歯車、該クラッチ歯車と共働する駆動アーム及びダルマを介して完全解錠状態と成り得る電気錠に於いて、解錠リトライ時、前記クラッチ歯車が解錠方向へ回転すると、該クラッチ歯車と一体的に回転するクラッチ板は、駆動アームの係合部をクラッチ歯車の中心軸部側に引き寄せることが可能な指先状の案内部分を有し、また、クラッチ歯車はギヤ部側の周面の一部に前記クラッチ板に形成した外端係合突起に衝突することが可能なリトライ係合突起を有し、駆動アームはクラッチ歯車と一緒に回転するクラッチ板を介して完全解錠することを特徴とする電気錠。
- 請求項4に於いて、クラッチ板の嵌合部はクラッチ歯車の筒状中心軸部に外嵌合していることを特徴とする電気錠のクラッチ機構。
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JP2005295301A JP4716840B2 (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | 電気錠 |
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ID=38027680
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Patent Citations (1)
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