JP4716606B2 - エレベーターの戸当り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、中央両引き戸形式のエレベーターの戸当り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図15及び図16は例えば特開平5−155571号公報に示された従来のエレベーターの戸当り装置を示す図で、図15は昇降路縦断側面図、図16は戸当り部分の要部拡大断面図(戸閉状態)である。
エレベーター装置においては、図15に示すように、昇降路31内に矢印で示す方向又はその反対方向へ流れる空気流32がしばしば発生する。
【0003】
この空気流32は、ビル内の空調などにより階間に温度差が生じたり、ビルの1階部分に外気が流れ込んだりした場合に発生しやすい。また、エレベーターのかご16が走行する際、走行方向の前方に生じる圧縮空気(陽圧)や、走行方向後方に生じる膨張空気(負圧)によっても発生する。このような空気流32は、最終的には乗場戸2の戸当り具のすき間や、乗場戸2,2の周囲のすき間を通って各階へ流入したり、乗場側から昇降路31内へ流入したりすることになる。また、展望用エレベーターにおいては、太陽光33もガラス窓34を通して各階の乗場へ入射することになる。
【0004】
このようなすきま風及び光漏れを防ぐため、図16(A)に示すように、戸当り具3,3には、ゴム、合成樹脂などの弾性体によって形成されたシール材4,4が装着されており、乗場戸2,2が全閉した際、シール材4,4の当接面4a,4aが密着して、シール材4,4間に大きなすき間が生じないように構成されている。しかし、実際には乗場戸2,2の全長にわたってすき間を零にすることは困難で、図16(B)に示すように、シール材4,4の所々に1mm以下のすき間δが生じることとなる。
【0005】
このようなすき間δの発生を防ぐため、シール材4,4の弾性を増加するなどして、シール材4,4を密着させることが考えられるが、シール材4,4の弾性を増加すると、シール材4,4が柔らかくなって変形しやすくなる。そのため、乗場戸2,2が全閉したときの位置が時間の経過とともに変化して、別の支障が発生するため、シール材4,4間の微小すき間δの発生はやむを得ないものとして不問に付されている面がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーターの戸当り装置では、戸当り具3,3のシール材4,4間に微小すき間δが発生することは避けられないため、このすき間δを空気流32が通過するときヒューという音が発生する。
この音は時として大きな音となることがあり、耳障りな音である。この音はすき間δ寸法によって変化するが、すき間δが狭いほど高音となり、耳障りになるという問題点がある。また、太陽光33も同様にシール材4,4のすき間δからの光漏れとなって見栄えを損なうという問題点がある。
【0007】
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、乗場戸のシール材間の微小すき間による音の発生及び光漏れを抑制できるようにしたエレベーターの戸当り装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1発明に係るエレベーターの戸当り装置は、中央両引き戸形式のエレベーターの乗場戸の戸当り側に設けられ、乗場戸の戸閉時に互いに当接するシール材と、乗場戸のそれぞれの戸当たり側かつ昇降路側でシール材のそれぞれの戸当たり側端部よりも乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置されたかくし板と、乗場戸のそれぞれの全高に沿ってかくし板のそれぞれの対向面に設けられ、乗場戸の戸閉時以外は、シール材のそれぞれの戸当り側端部よりも乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置され、乗場戸の戸閉時に乗場戸のそれぞれの戸当たり側へ移動して、互いに吸着する弾性磁石板を備えたものである。
【0015】
また、第2発明に係るエレベーターの戸当り装置は、第1発明のものにおいて、かくし板を乗場戸の戸当り側に回動可能に装着し、弾性磁石板をかくし板の対向面に固定したものである。
【0016】
また、第3発明に係るエレベーターの戸当り装置は、第1発明のものにおいて、弾性磁石板をかくし板の対向面に配置し、この対向面を非固着状態で被覆したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図5はこの発明の第1〜第3発明の一実施の形態を示す図で、図1は図3のA部拡大断面図(戸開状態)、図2は乗場正面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は図3のA部拡大図(戸閉状態)、図5は密閉具部分の分解断面図であり、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。(以下の実施の形態も同じ。)
【0018】
図において、1は乗場出入口を構成する三方わく、2は三方わく1の後方に配置され乗場出入口を開閉する中央両引き戸形式の乗場戸、3は乗場戸2の戸当り側の裏面部に乗場戸2の全高に沿って配置された戸当り具、4はゴム、樹脂などの弾性体で形成され、戸当り具3の戸当り側に装着されたシール材で、4aはシール材4,4の当接面、5はL字状に形成され戸当り具3に沿って配置された前部かくし板で、L字の一辺がねじ6で戸当り具3に固定されている。
【0019】
前部かくし板5のL字の一辺にはスタッドねじ7が植立されており、L字状の取付具8がスタッドねじ7を介してナット9で前部かくし板5に締結されている。10はL字状に形成され前部かくし板5と同じ高さに配置された後部かくし板で、L字の一辺は前部かくし板5のL字の他辺と同一平面を形成している。11は後部かくし板10のL字の一辺の裏面に固着された取付台で、これにスタッドねじ12が植立されており、後部かくし板10はスペーサ13及びスタッドねじ12を介してナット14で取付具8に締結されている。
【0020】
15は金属板、合成樹脂などの弾性に富むたわみやすい材料によって形成され、前部かくし板5の長手に沿って配置され、前部かくし板5のL字の他辺の端部と後部かくし板10のL字の一辺の端部の間に挟着された密閉具である。密閉具15は横断面U字状の嵌入部15aとこの嵌入部15aの外側に形成された中空半円状の接触部15bを有し、嵌入部15aの内側には突起15cが、接触部15bの外側には突起15dが形成されている。そして、図1に示すように、密閉具15の接触部15bはシール材4の当接面4aから寸法Bだけ突出している。16はエレベーターのかごである。
【0021】
上記のように構成されたエレベーターの戸当り装置においては、図4に示すように乗場戸2,2が全閉状態になると、シール材4,4の当接面4a,4aが互いに密着するに先立って、密閉具15,15の接触部15b、15bが当接する。このとき、接触部15b,15bは当接面4a、4aよりも突出した分だけ変形し、接触部15b,15bは図4に示すように面接触となり、接触部15b,15bの密着度は大きくなる。
【0022】
したがって、シール材4,4の当接面4a,4aにすき間があっても、密閉具15,15により乗場戸2,2は十分密着し、かご16の走行に伴う空気流によって発生する音、また展望用エレベーターの場合に乗場に入射する太陽光線を抑制することが可能となる。なお、昇降路内から上記空気流による圧力DPを受けても、密閉具15,15は戸閉圧力Pにより更にたわみ、接触部15b,15bの密着度を上げるように作用する。
【0023】
また、密閉具15を装着する場合は、ナット14を緩めて後部かくし板10を取り外し、密閉具15を前部かくし板5に嵌入し、後部かくし板10を装着すればよい。すなわち、ねじ6を取り外してすべての部品を交換しなくても、音や光漏れの発生している階だけに密閉具15を追加取付けが可能となる。なお、密閉具15を後部かくし板10に嵌入するように構成することも可能である。
このようにして、かご16の走行に伴う空気流によって発生する音や、展望用エレベーターの場合に乗場に入射する太陽光線を抑制することが可能となる。
【0024】
実施の形態2.
図6はこの発明の第4発明の一実施の形態を示す図で、図4に相当する要部拡大断面図である。
この実施の形態では、コ字形の取付具8A及びコ字状のかくし板10Aがねじ19で相互に固定され、ねじ6で戸当り具3に固定されている。そして、密閉具15は前後に複数列(図では2列)配置され、嵌入部15aがかくし板10Aに嵌入され、かつかくし板10Aと取付具8Aの間で保持されている。
このようにして、乗場戸2,2の全閉状態においては、複数列の接触部15b,15bが当接するため、密着性は向上する。
【0025】
実施の形態3.
図7はこの発明の第5発明の一実施の形態を示す図で、図6に相当する要部拡大断面図である。
この実施の形態は、図6の密閉具15,15の接触部15b,15bをブラシ状の接触部15c,15cとしたものである。
このようにして、乗場戸2,2の全閉状態においては、多数のブラシ状部材からなる接触部15c,15cが係合するため、更に密着性に優れたものとすることが可能である。
【0026】
実施の形態4.
図8はこの発明の第6発明の一実施の形態を示す図で、図8(A)は図1に相当する要部拡大断面図、図8(B)は図4に相当する要部拡大断面図である。
図において、21は弾性を有する永久磁石板(例えばゴム磁石板)によって形成され、その一端はかくし板10Aを介してねじ6で戸当り具3に固定され、他端は半円状かつ後方に湾曲されて接触部21aとなっている密閉具である。
密閉具21,21の接触部21a,21aは、乗場戸2,2の全閉状態以外では、図8(A)に示すように、シール材4の当接面4aよりも寸法Bだけ突出している。
【0027】
図8(B)に示すように、乗場戸2,2が全閉状態直前に、密閉具21,21の接触部21a,21aがその磁力により互いに吸着するが、この磁力により密着性は更に向上する。なお、密閉具21,21の一端をかくし板10A,10Aの後端に固定し、他端を半円状かつ前方へ湾曲して接触部21aを形成するようにしてもよい。
【0028】
実施の形態5.
図9はこの発明の第6発明の他の実施の形態を示す図で、図9(A)は図8(A)に相当する要部拡大断面図、図9(B)は図8(B)に相当する要部拡大断面図である。
この実施の形態は、図8(A)、(B)に示す密閉具21,21を、密閉具22,22に代えたものである。密閉具22,22はそれぞれかくし板10A,10Aを覆うように湾曲され、前縁部はねじ6で戸当り具3に固定され、後縁部はねじ19でかくし板10Aに固定されている。
【0029】
乗場戸2,2が全閉状態直前に密閉具22,22の接触部21a,21aが接触し、全閉状態になると、図9(B)に示すように接触部22a,22aは面接触状態となり、密着性は更に向上する。
【0030】
実施の形態6.
図10及び図11はこの発明の第7発明の一実施の形態を示す図で、図10(A)は図1に相当する要部拡大断面図(戸閉直前状態)、図10(B)は図4に相当する要部拡大断面図(戸閉状態)、図11は図10(B)の状態から戸開開始した状態の要部拡大断面図である。
図において、10Bは前端部10Baがストッパを形成し、かつこの前端部10Baがヒンジ24を介して回動可能に戸当り具3に枢着されたかくし板である。
【0031】
25は弾性磁石板によって形成され、かくし板10Bの後部に固着された密閉具で、25aは接触面、26は横断面がほぼZ字状に形成されてかくし板10Bの裏側に配置され、一辺がねじ6で戸当り具3に固定され、他辺の端部26aがストッパを形成する支持具である。
すなわち、図10(A)に示すように、乗場戸2,2が全閉直前状態に達するまでは、かくし板10B,10Bは支持具26,26のストッパ26a,26aに支持されてかくし板10B,10Bの開方向への回動角度が制限されている。
【0032】
ここで、乗場戸2,2の閉方向への速度が減速すると、慣性エネルギーによりかくし板10B,10Bは矢印C方向へそれぞれ回動し、図10(B)に示すように、密閉具25,25の接触面25a,25aは吸着して、乗場戸2,2は全閉状態となる。このとき、ストッパ26a,26aとかくし板10B,10Bの間、及びストッパ10Ba,10Baと戸当り具3,3の間には若干のすき間が生じている。
【0033】
次に、乗場戸2,2が開き始めると、図11に示すように、ストッパ10Ba,10Baは戸当り具3,3に当接して、かくし板10B,10Bはその閉方向への回動が阻止されるため、密閉具25,25の接触面25a,25aは前部側からはく離する。
このようにして、かくし板10B,10Bを戸当り具3,3に回動可能に装着し、このかくし板10B,10Bに弾性磁石板からなる密閉具25,25を装着したため、密閉性は更に向上し、戸開時のはく離も円滑に進行可能となる。
【0034】
実施の形態7.
図12はこの発明の第8発明の一実施の形態を示す図で、図12(A)は図10(A)に相当する要部拡大断面図、図12(B)は図10(B)に相当する要部拡大断面図である。
この実施の形態は、図10及び図11に示すものに、板ばね27,27を追加したものである。板ばね27,27は一辺がねじ6で戸当り具3に固定され、他辺がかくし板10B,10Bの背部を押圧するように構成されている。
【0035】
この実施の形態の動きは、基本的には実施の形態6と同様であるが、かくし板10B,10Bは図12(A)に示すように、常に板ばね27,27で押圧されている。したがって、かくし板10B,10Bは乗場戸2,2の全閉時以外は常に一定の位置に保持され、乗場戸2,2の移動中、シール材4,4の当接面4a,4aから接触面25a,25aまでの突出寸法Bは安定して保持される。そして、乗場戸2,2の戸閉直前で密閉具25,25は後端部から順次吸着する。全閉状態では密閉具25,25の接触面25a,25aは、図12(B)に示すように、板ばね27,27によって強固に密着する。
【0036】
乗場戸2,2が開き始めると、図12(A)に示すように、かくし板10B,10Bは、ストッパ10Ba,10Baにより回動が阻止されるため、密閉具25,25の接触部25a,25aは前端部からはく離する。
このように、乗場戸2,2の移動時のかくし板10B,10Bの位置を安定して保持するとともに、密閉具25,25の密着性が向上し、戸開時のはく離を円滑に進行させることが可能となる。
【0037】
実施の形態8.
図13及び図14はこの発明の第9発明の一実施の形態を示す図で、図13(A)は図10(A)に相当する要部拡大断面図(戸閉直前状態)、図13(B)は図10(B)に相当する要部拡大断面図(戸閉状態)、図14は図10(C)に相当する要部拡大断面図(戸開開始状態)である。
【0038】
図において、10CはL字状に形成されねじ6で戸当り具3に固定されたかくし板、29はかくし板10Cとともにねじ6で戸当り具3に固定された弾性磁石板で形成された密閉具で、かくし板10C,10Cの対向面を非固着状態で覆う接触部29aを有し、接触部29aの後端部は屈曲されてかくし板10Cの後端部を覆い、更にU字状に屈曲されて係合部29bが形成されている。
すなわち、図13(A)に示すように、乗場戸2,2が全閉直前位置に到達するまでは、密閉具29,29の接触部29a,29aは互いに初期の形状を保持して相互に接近する。
【0039】
ここで、乗場戸2,2の閉方向への速度が減速すると、慣性エネルギーにより密閉具29,29の接触部29a,29aは矢印C方向へそれぞれ変形し、図13(B)に示すように、互いに密着して、乗場戸2,2は全閉状態となる。
次に、乗場戸2,2が開き始めると、図14に示すように、密閉具29,29の係合部29b,29bがかくし板10C,10Cに係合するため、接触部29a,29aの変形が阻止される。そのため、接触部29a,29aは前部側から順次はく離する。
【0040】
このようにして、かくし板10C,10Cの対向面を覆う密閉具29,29を弾性磁石板により構成したため、密着性は更に向上し、戸開時のはく離も円滑に進行可能となる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したとおりこの発明の第1発明では、エレベーターの乗場戸の戸当り側に設けられ、乗場戸の戸閉時に互いに当接するシール材と、乗場戸のそれぞれの戸当たり側かつ昇降路側でシール材のそれぞれの戸当たり側端部よりも乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置されたかくし板と、乗場戸のそれぞれの全高に沿ってかくし板のそれぞれの対向面に設けられ、乗場戸の戸閉時以外は、シール材のそれぞれの戸当り側端部よりも乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置され、乗場戸の戸閉時に乗場戸のそれぞれの戸当たり側へ移動して、互いに吸着する弾性磁石板を備えたものである。
【0042】
これにより、かごの走行に伴う空気流によって発生する音や、展望用エレベーターの場合に乗場に入射する太陽光線を抑制することができる。
【0045】
また、第2発明では、かくし板を乗場戸の戸当り側に回動可能に装着し、弾性磁石板をかくし板の対向面に固定し、第3発明では、弾性磁石板をかくし板の対向面に配置し、この対向面を非固着状態で被覆したので、弾性磁石板を更に密着性に優れたものとし、戸開時のはく離も円滑に進行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、図3のA部拡大断面図(戸開状態)。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す乗場正面図。
【図3】 図2のIII−III線断面図。
【図4】 図3のA部拡大図。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す図で、密閉具部分の分解断面図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す要部拡大断面図。
【図7】 この発明の実施の形態3を示す要部拡大断面図。
【図8】 この発明の実施の形態4を示す要部拡大断面図で、(A)は戸開状態、(B)は戸閉状態。
【図9】 この発明の実施の形態5を示す要部拡大断面図で、(A)は戸開状態、(B)は戸閉状態。
【図10】 この発明の実施の形態6を示す要部拡大断面図で、(A)は戸閉直前状態、(B)は戸閉状態。
【図11】 この発明の実施の形態6を示す要部拡大断面図で、戸開開始状態。
【図12】 この発明の実施の形態7を示す要部拡大断面図で、(A)は戸閉直前又は戸開直後状態、(B)は戸閉状態。
【図13】 この発明の実施の形態8を示す要部拡大断面図で、(A)は戸閉直前状態、(B)は戸閉状態。
【図14】 この発明の実施の形態8を示す要部拡大断面図で、戸開開始状態。
【図15】 従来のエレベーターを示す昇降路縦断側面図。
【図16】 従来のエレベーターの戸当り装置を示す要部拡大断面図で、(A)は戸閉状態、(B)はすき間説明図。
【符号の説明】
2 乗場戸、 3 戸当り具、 4 シール材、 4a 当接面、 5 前部かくし板、 10 後部かくし板、 10A,10B,10C かくし板、 15 密閉具、 15a 嵌入部、 15b,15c 接触部、 16 かご、 21 密閉具、 21a 接触部、 22 密閉具、 22a 接触部、 25 密閉具、 25a 接触部、 27 板ばね、 29 密閉具、 29a 接触部。
Claims (3)
- 中央両引き形式のエレベーターの乗場戸のそれぞれの戸当たり側に設けられ、上記乗場戸の戸閉時に互いに当接するシール材と、
上記乗場戸のそれぞれの戸当たり側かつ昇降路側で上記シール材のそれぞれの戸当たり側端部よりも上記乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置されたかくし板と、
上記乗場戸のそれぞれの全高に沿って上記かくし板のそれぞれの対向面に設けられ、上記乗場戸の戸閉時以外は、上記シール材のそれぞれの戸当り側端部よりも上記乗場戸のそれぞれの戸袋側に配置され、上記乗場戸の戸閉時に上記乗場戸のそれぞれの戸当たり側へ移動して、互いに吸着する弾性磁石板
を備えたことを特徴とするエレベーターの戸当たり装置。 - かくし板のそれぞれを乗場戸の戸当り側に回動可能に装着し、弾性磁石板を上記かくし板の対向面に固定したことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの戸当り装置。
- 弾性磁石板をかくし板のそれぞれの対向面に配置し、かつこの対向面を非固着状態で被覆するものとしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの戸当り装置。
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