JP4716267B2 - コイル部品及びコイル部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コイル部品及びコイル部品の製造方法に関し、特に車載用等として用いられるコイル部品及び当該コイル部品の製造方法に関する。
コイル部品としては、一対の鍔部と当該一対の鍔部を連結する巻芯部とを有するドラムコアと、ドラムコアの巻芯部に対向するように環装されたリングコアとを有する構成のものが知られている。ドラムコアの巻芯部には、絶縁被覆導線からなる巻線が巻回されている。リングコアには端子金具が固定されており、端子金具には巻線の一端又は他端が電気的に接続されて継線されている。
端子金具のリングコアへの固定は、次のようにして行われる。先ず、リングコアの軸方向へ延出する板状の金属片をリングコアの外周面に当接させ、金属片をリングコアに押し付けながら折曲げて、当該折曲げられた金属片でリングコアの外周面と軸方向の一端部と内周面とを環装する。このことにより金属片はリングコアに固定されて端子金具となる。このような構成のコイル部品は、例えば特開2003−109823号公報に記載されている。
特開2003−109823号公報
近年、上記公報記載のコイル部品は車載用として用いられている。車載されたコイル部品は、振動や温度変化の大きな過酷な環境で使用される。このため、上述のように金属片をリングコアに押し付けながら折曲げて、金属片でリングコアの外周面と軸方向の一端部と内周面とを環装して、リングコアに余計な応力をかけてコイル部品を製造すると、コイル部品の製造完了時にはリングコアに異常はなくても、車載にて長期にわたり使用されることで破損する恐れがある。
そこで、本発明は、リングコアへの端子金具の固定に際して余計な応力がリングコアにかかっていないコイル部品及び当該コイル部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、巻線が巻回された巻芯部と、該巻芯部の両端にてそれぞれ該軸と直交する方向に延在する第1及び第2の鍔部とからなるボビン形状を有するドラムコアと、少なくとも該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように設けられ、該巻芯部に対向する内周面と該内周面に対向配置された外周面とを有する外周コアと、該外周コアに固定され該巻線の一端又は他端が電気的に接続されて継線される端子金具とを備え、該端子金具は、該巻芯部の軸方向における該外周コアの一端部において該内周面に対向する一端側対向部を有し該一端部に係止する一端部係止部と、該軸方向における該外周コアの他端部において該内周面に対向し該一端側対向部と該軸方向において互いに離間する他端側対向部を有し該他端部に係止する他端部係止部と、該一端部係止部と該他端部係止部とを連結し該外周コアの該外周面に対向する連結部とを有し、該軸方向における該外周コアの一端部であって該端子金具に対向する部分以外の部分に、該軸方向における該外周コアの他端部へ向かう方向へ窪んだ切欠きが形成され、該切欠きが形成された該外周コアの部分の該軸方向における幅は、該一端部係止部から該他端部係止部へ向かう方向における該一端側対向部と該他端側対向部との間の最短距離よりも小さく、該外周コアの周方向における該切欠きの幅は該外周コアの周方向における該一端側対向部よりも大きく、該巻線は、該巻芯部から少なくとも該切欠きに至るまで延出しているコイル部品を提供している。
端子金具は、巻芯部の軸方向における外周コアの一端部において内周面に対向する一端側対向部を有し一端部に係止する一端部係止部と、軸方向における外周コアの他端部において内周面に対向し一端側対向部と軸方向において互いに離間する他端側対向部を有し他端部に係止する他端部係止部と、一端部係止部と他端部係止部とを連結し外周コアの外周面に対向する連結部とを有し、軸方向における外周コアの一端部であって端子金具に対向する部分以外の部分に、軸方向における外周コアの他端部へ向かう方向へ窪んだ切欠きが形成され、切欠きが形成された外周コアの部分の軸方向における幅は、一端部係止部から他端部係止部へ向かう方向における一端側対向部と他端側対向部との間の最短距離よりも小さく、外周コアの周方向における切欠きの幅は外周コアの周方向における一端側対向部よりも大きいため、一端部係止部と他端部係止部とを結ぶ方向と一端部と他端部とを結ぶ方向とを平行に配置させた状態を維持しながら、一端側対向部が切欠きを通過するように外周コアの外周面側から内周面側へ端子金具を移動させることができる。
また、このように移動させられた端子金具を、更に一端側対向部と他端側対向部とを外周コアの内周面に当接させるように端子金具を内周面及び外周面に沿って移動させることにより、外周コアから外れないように端子金具を当該外周コアに固定することができる。このため、予めフォーミングされた端子金具を外周コアに固定することができるため、端子金具を折曲げるための冶具として外周コアを用いずに済み、外周コアに余計な応力がかかることを防止することができる。また、外周コアに押し付けながら折曲げて端子金具をフォーミングする場合には、スプリングバックにより高い精度で所望の形状にフォーミグすることは困難であるが、これに対して端子金具は予め所望の形状にフォーミングされているため、高い精度で所望の形状にフォーミングされた端子金具を備えるコイル部品とすることができる。また、巻線は、巻芯部から少なくとも切欠きに至るまで延出しているため、巻線を外周コアの内周面側から外周面側へと引出すための引出し部として、切欠きが形成された部分を利用することができ、また、端子金具に巻線の一端又は他端を継線するための継線部として利用することもできる
ここで、該外周コアは、該外周コアの周方向における該端子金具の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する位置規制部を有することが好ましい。
外周コアは、外周コアの周方向における端子金具の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する位置規制部を有するため、一端側対向部と他端側対向部とを外周コアの内周面に当接させるように端子金具を内周面及び外周面に沿って移動させ、端子金具の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ位置規制部を当接させることで、更に端子金具が内周面及び外周面に沿って移動してしまうことを接着剤等を用いずに防止することができ、接着剤を全く用いずに外周コアに対して固定することができる。
また、該第1の鍔部と該第2の鍔部とは略円盤形状をなし、該第1の鍔部の直径は該第2の鍔部の直径よりも大きく、該第1の鍔部は該軸方向において該切欠きに対向し、該巻芯部及び該第2の鍔部は該軸方向に垂直の方向において該外周コアの内周面に対向することが好ましい。
第1の鍔部と第2の鍔部とは略円盤形状をなし、第1の鍔部の直径は第2の鍔部の直径よりも大きく、第1の鍔部は軸方向において切欠きに対向し、巻芯部及び第2の鍔部は軸方向に垂直の方向において外周コアの内周面に対向するため、巻芯部からの巻線の引出しを容易にすることができる。
また、該端子金具の一部が係合可能な凹部が該外周コアに形成されていることが好ましい。
端子金具の一部が係合可能な凹部が外周コアに形成されているため、一端側対向部と他端側対向部とを外周コアの内周面に当接させるように端子金具を内周面及び外周面に沿って移動させるときに、端子金具の当該一部が外周コアに当接することを防止することができる。このため、端子金具の当該一部が凹部に係合した状態で移動させることができ、移動を容易とすることができる。
また、本発明は、互いに離間して対向配置された一端側対向部と他端側対向部とをそれぞれ有する一端部係止部と他端部係止部と、該一端部係止部と該他端部係止部とを連結する連結部とを備えて略C字形状をなす端子金具を準備する工程と、巻線が巻回された巻芯部と、該巻芯部の両端にてそれぞれ該巻芯部の軸と直交する方向に延在する第1及び第2の鍔部とからなるボビン形状を有するドラムコアを準備する工程と、少なくとも該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように設けられ、該巻芯部に対向する内周面と該内周面に対向配置された外周面と該軸方向の一端部と他端部とを有し、該一端部には他端部へ向かう方向へ窪んだ切欠きが形成され、該切欠きが形成された部分の該軸方向における幅は、該一端部係止部から該他端部係止部へ向かう方向における該一端側対向部と該他端側対向部との間の最短距離よりも小さく、該周方向における該切欠きの幅は該周方向における該一端側対向部よりも大きい外周コアを準備する工程と、該一端部係止部と該他端部係止部とを結ぶ方向と該一端部と該他端部とを結ぶ方向とを平行に配置させた状態を維持しながら、一端側対向部が該切欠きを通過するように該外周コアの外周面側から内周面側へ該端子金具を移動させる移動工程と、該一端側対向部と該他端側対向部とを該外周コアの該内周面に当接させるように該端子金具を該内周面及び外周面に沿って移動させ、該端子金具を該外周コアに固定する端子金具固定工程と、少なくとも該ドラムコアの該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように該外周コアを配置し、該ドラムコアに該外周コアを固定するコア固定工程と、該巻線の一端と他端とを該端子金具に電気的に接続して継線する継線工程とを有し、該継線工程では、該巻線を該巻芯部から少なくとも該切欠きに至るまで延出させて該端子金具に継線するコイル部品の製造方法を提供している。ここで、端子金具を準備する工程と、ドラムコアを準備する工程と、外周コアを準備する工程とは、この順に行われることに限定されず、これらの工程を行う順番は任意である。
一端部係止部と他端部係止部とを結ぶ方向と一端部と他端部とを結ぶ方向とを平行に配置させた状態を維持しながら、一端側対向部が切欠きを通過するように外周コアの外周面側から内周面側へ端子金具を移動させる移動工程と、一端側対向部と他端側対向部とを外周コアの内周面に当接させるように端子金具を内周面及び外周面に沿って移動させ、端子金具を外周コアに固定する端子金具固定工程と、少なくともドラムコアの巻芯部に対向する位置において巻芯部の周方向に沿って巻芯部の少なくとも一部を覆うように外周コアを配置し、ドラムコアに外周コアを固定するコア固定工程と、巻線の一端と他端とを端子金具に電気的に接続して継線する継線工程とを有するため、外周コアから外れないように端子金具を当該外周コアに固定することができる。また、継線工程では、巻線を巻芯部から少なくとも切欠きに至るまで延出させて端子金具に継線するため、巻芯部からの巻線の引出しが容易に行われ、当該引出しに際して巻線を無理に曲げたりすることを極力防止することができる
以上により、本発明は、リングコアへの端子金具の固定に際して余計な応力がリングコアにかかっていないコイル部品及び当該コイル部品の製造方法を提供することができる。
本発明の実施の形態によるコイル部品及びコイル部品の製造方法について図1乃至図6に基づき説明する。なお、以下の実施の形態では、後述の端子電極30の底片部31が図示せぬ回路基板の実装面に当接した状態でコイル部品1を図示せぬ回路基板に実装した時に、コイル部品1に対して図示せぬ回路基板が下方に位置するとともに図示せぬ回路基板の実装面が水平方向に延在することを前提にして上下方向及び水平方向を規定する。
コイル部品1は、巻線14が巻回されているドラムコア10と、ドラムコア10の一部を内装してドラムコア10と共に磁路を形成するリングコア20と、リングコア20の外周面21に対向して装着され巻線14が継線されている2つの端子電極30,30とを有するインダクタンス素子である。
図3に示されるように、ドラムコア10は、軸Zの方向に延在する円筒形の巻芯部11と、巻芯部11の両端にそれぞれ設けられ軸Zの方向と垂直方向に延在するほぼ円形の上方鍔部12と、下方鍔部13とからなり、巻芯部11と上方及び下方鍔部12,13とは、フェライトなどの強磁性体にて一体的にボビン形状に形成されている。巻芯部11には、図5に示されるように、巻線14がコイル状に巻回されている。上方鍔部12は第1鍔部に相当し、下方鍔部13は第2鍔部に相当する。軸Zの方向は巻芯部11の軸方向に相当する。
上方及び下方鍔部12,13は、本実施の形態では、それぞれ、軸Zの方向に厚みを有する円盤形状に形成されている。上方鍔部12は、巻芯部11に連結されている内面12aと、内面12aとは反対側の外面12bと、内面12aと外面12bとの間に位置して軸Zの方向、すなわち厚み方向に延在する周面12cとからなる。同様に、下方鍔部13は、巻芯部11に連結されている内面13aと、内面13aとは反対側の外面13bと、内面13aと外面13bとの間に位置して軸Zの方向、すなわち厚み方向に延在する周面13cとからなる。
下方鍔部13と上方鍔部12とは異径になっている。下方鍔部13と比較して上方鍔部12の方が大径になっており、上方鍔部12の直径は、軸Zを中心に互いに対向する後述するリングコア20の面Aと面E(図2)との間の距離に略等しい。また、軸Zの方向における巻芯部11の長さと同方向における下方鍔部13の厚さとの和は、同方向における後述のリングコア20の高さに略等しい。このため、下方鍔部13の周面13c及び巻芯部11は後述のリングコア20の内周面22に対向しているが、図1に示されるように、上方鍔部12の全体は、リングコア20の一端部23から軸Zの方向へ突出するように配置されており、上方鍔部12の周面12cはリングコア20の内周面22に対向しておらず、軸Zの方向において上方鍔部12の内面12aは後述のリングコア20の一端部23に対向している。また、上方鍔部12に接続されている巻芯部11の上端部は、後述のリングコア20の切欠きに対向している。
リングコア20は、図2等に示されるように、外周面21と、内周面22と、共に開口した一端部23及び他端部24を有する略筒形をなしており、ドラムコア10と同一の強磁性体材料によって形成されている。リングコア20の内周面22は円筒形に形成されている。リングコア20の外周面21は、軸Zと直交する面における輪郭が正八角形となる八角柱状をなしている。すなわち、外周面21は、8つの平面A,B,C,D,E,F,G,Hによって順次包囲されて軸Zと直行する断面が正八角形となっている。リングコア20は、外周面21の断面が正八角形であるために、リングコア20の一端部23も周縁部23aの輪郭が八角形に形成されており、軸Zを中心に互いに対向する面A、面Eと接続されている一端部23の部分には、階段状切欠き25,25が形成されている。
階段状切欠き25、25は、図2等に示されるように、リングコア20の面A、面Eと接続されている一端部23の部分であって、外周面21の周方向における面A、面Eそれぞれの一端近傍位置から他端近傍位置に至るまで形成されており、図2に示されるように、リングコア20の他端部24へ向かう方向へ窪んでいる。図2(a)に示されるように、階段状切欠き25の底部は、それぞれ平坦な浅底部25aと深底部25bとを有して、一端部23の端面から他端部24の方へ下る2段の階段状の段部をなしている。深底部25bの部分における階段状切欠き25の部分は切欠きに相当する。
外周面21の周方向における浅底部25aの長さは同方向における後述の一端側対向部35及び上片部33の長さに略等しく、外周面21の周方向における深底部25bの長さは同方向における後述の一端側対向部35の長さよりも若干長い。また、リングコア20の半径方向における浅底部25aの長さは同方向における後述の上片部33の長さよりも若干短く、リングコア20の半径方向における深底部25bの長さは同方向における後述の上片部33の長さよりも若干短い。また、深底部25bの部分のリングコア20の部分の軸Zの方向における幅は、同方向における後述の一端側対向部35と他端側対向部34との間の最短距離よりも若干小さい。階段状切欠き25の深底部25bにより規定されている部分は、図1に示されるように、端子電極30がリングコア20に取り付けられている状態で、後述する端子電極30の側片部32、上片部33、及び一端側対向部35に対向しない位置に配置され形成されている。
また、リングコア20の外周面21の一部をなす面A、面Eには、底部が平坦面をなす外周凹部26がそれぞれ形成されている。外周凹部26は、図2(a)に示されるように、リングコア20の周方向における階段状切欠き25の一端と他端とにそれぞれ一致する位置関係でリングコア20の周方向における外周凹部26の一端と他端とが配置されて形成されている。当該一端と他端とを規定するリングコア20の部分は、面A、面Eに対して外周凹部26の底部が一段低くなる段部26aをなし、段部26aは、リングコア20の周方向における後述の端子電極30の側片部32の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する。
また、面A、面Eに対向するリングコア20の内周面22の部分には、底部が平坦面をなす内周凹部27が形成されている。内周凹部27は、図2(a)に示されるように、リングコア20の周方向における階段状切欠き25の一端と他端とにそれぞれ一致する位置関係でリングコア20の周方向における内周凹部27の一端と他端とが配置されて形成されている。内周凹部27の一端と他端とを規定するリングコア20の部分は、リングコア20の内周面22に対して内周凹部27の底部が一段低くなる段部27aをなし、段部27aは、図1、図7に示される状態のときに、リングコア20の周方向における後述の端子電極30の一端側対向部35及び他端側対向部34の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する。外周凹部26を規定する段部26aと、内周凹部27を規定する段部27aとは、それぞれ位置規制部に相当する。
また、軸Zの方向において階段状切欠き25に対向する他端部24の部分には、底部が平坦面をなす他端部凹部28が形成されている。他端部凹部28は、図2(b)に示されるように、リングコア20の周方向における階段状切欠き25の一端に一致する位置関係でリングコア20の周方向における他端部凹部28の一端が配置されて形成されている。リングコア20の周方向における他端部凹部28の他端は、面H、面Dに接続されている他端部24の部分に至るまで形成されている。このことにより、後述のように端子電極30をリングコア20の内周面22及び外周面21に沿って移動させているときに、端子電極30の底片部31の一部がリングコア20に当接することを防止し、当該端子電極30の底片部31の一部が他端部凹部28に係合した状態で他端部凹部28を画成するリングコア20の部分に対して摺動可能とし、リングコア20の、内周面22及び外周面21に沿った端子電極30の移動を容易にすることができる。
上記形状を有するリングコア20は、内周面22内にドラムコア10の巻芯部11と下方鍔部13とをほぼ同軸的に内装する。従って、巻芯部11に対向する位置において巻芯部11の周方向に沿って巻芯部11を覆うようにリングコア20は設けられている。内周面22の直径は、ドラムコア10の下方鍔部13の直径よりも若干大きく形成されている。また、ドラムコア10は、後述のように上方鍔部12の内面12aとリングコア20の一端部23とが接着剤により接着されることにより、内周面22と下方鍔部13の周面13cとの間を所定の距離で離間させた状態で、軸Zに対して直交する半径方向の移動が制約される。
端子電極30は、図3に示されるように、導電性の金属片を略Cの字形状に折曲して形成されてなる端子金具により構成されている。端子電極30は、リングコア20の他端部24の他端部凹部28の底部と接触し水平方向に延在する底片部31と、底片部31に隣接して設けられ軸Z方向に延在してリングコア20の外周面21の外周面凹部の底部と接触する側片部32と、側片部32に隣接して設けられて階段状切欠き25の浅底部25aに係合され水平方向に延在する上片部33とを有している。更に、端子電極30は、底片部31、上片部33の延出端から互いに接近するように軸Zの方向へ延在する他端側対向部34、一端側対向部35を有しており、これら他端側対向部34と一端側対向部35とは、軸Zの方向において離間している。他端側対向部34、底片部31と、側片部32と、上片部33、一端側対向部35とによって端子電極30の略Cの字形状が規定される。側片部32は連結部に相当する。
底片部31と上片部33とを結ぶ方向に垂直の方向において、上片部33近傍における側片部32の部分の幅に対して、底片部31近傍の側片部32の部分の幅の方が広くなるように側片部32は構成されている。すなわち、側片部32は、上片部33から底片部31へ向けて略裾広がりになる形状に形成されている。側片部32の当該幅の狭くなる部分に接続された幅の広い部分には、図3に示されるように、側片部32の当該部分と共に略U字形状をなすように折返された継線部36が設けられており、図1に示されるように継線部36には、巻芯部11から深底部25bにより規定される階段状切欠き25の部分を通してリングコア20の外周面21側に引出された巻線14の一端又は他端が、半田付け、レーザー溶接等の方法により電気的に接続されて継線されている。
また、他端側対向部34、一端側対向部35は、図1、図6に示されるように端子電極30がリングコア20に固定されている状態のときに、リングコア20の内周面22に対向し当接している。このことにより他端側対向部34と底片部31と側片部32の一部とにより端子電極30は、リングコア20の半径方向においてリングコア20の他端部24に係止されている。同様に、一端側対向部35と上片部33と側片部32の一部とにより端子電極30は、リングコア20の半径方向においてリングコア20の一端部23に係止されている。このため端子電極30は、端子電極30がリングコア20の半径方向においてリングコア20に固定されており、端子電極30がリングコア20の半径方向外方へ外れてしまうことを防止することができる。更に前述のように、段部26a、27aが、リングコア20の周方向における端子電極30の側片部32の一端縁部及び他端縁部と一端側対向部35及び他端側対向部34の一端縁部及び他端縁部とにそれぞれ当接することで、端子電極30がリングコア20の周方向において外周面21及び内周面22に沿った方向において固定されていることと相まって、接着剤を全く用いずに、リングコア20に端子電極20を固定することができる。他端側対向部34、底片部31、及び側片部32の一部は他端部係止部に相当する。また、一端側対向部35、上片部33、及び側片部32の一部は一端部係止部に相当する。
コイル部品の製造方法では、先ず、端子電極30とドラムコア10とリングコア20とを準備する工程を行う。端子電極30を準備する工程では、導電性の金属片を略Cの字形状に折曲することにより端子金具により構成される端子電極30を製造する。また、ドラムコア10を準備する工程では、巻芯部11に巻線14を巻回してドラムコア10を製造する。リングコア20を準備する工程では、階段状切欠き25が形成されたリングコア20を製造する。
次に、移動工程と端子金具固定工程とを行うことにより、端子電極30をリングコア20に固定する工程を行う。移動工程では、端子電極30の一端部係止部と他端部係止部とを結ぶ方向と、リングコア20の一端部23と他端部24とを結ぶ方向とが平行になるようにリングコア20と端子電極30とを配置させ、この状態を維持ながら、一端側対向部35が切欠きを通過するようにリングコア20の外周面21側から内周面22側へ端子電極30を移動させる。
端子金具固定工程では、端子電極30を内周面22及び外周面21に沿ってリングコア20の周方向に移動させ、一端部係止部と他端部係止部と連結部とで、即ち、一端側対向部35と底片部31と側片部32と上片部33と他端側対向部34とで、階段状切欠き25の形成されたリングコア20の浅底部25aの部分を環装した状態とし、一端側対向部35と他端側対向部34とをリングコア20の内周面22に当接させる。このとき、底片部31の一部は、他端部凹部28に係合した状態で他端部24上を摺動する。このことにより、一端側対向部35と上片部33と側片部32の一部とにより端子電極30はリングコア20の一端部23に係止されるとともに、他端側対向部34と底片部31と側片部32の一部とにより端子電極30はリングコア20の他端部24に、リングコア20の半径方向において係止された状態となる。
そして、更に移動させて外周凹部26を規定する段部26aと、内周凹部27を規定する段部27aとに、リングコア20の周方向における端子電極30の側片部32の一端縁部及び他端縁部と、リングコア20の周方向における一端側対向部35及び他端側対向部34の一端縁部及び他端縁部とをそれぞれ当接させる。このことにより、端子電極30の内周面22及び外周面21に沿った移動を阻止して、接着剤を用いずに端子電極30をリングコア30に固定する。
次にコア固定工程を行う。コア固定工程では、リングコア20の一端部23の上方より、マスクパターンを被せてスキージにより接着剤をリングコア20の一端部23上に塗布するか、又はディスペンサを用いて接着剤をリングコア20の一端部23上に塗布し、ドラムコア10とリングコア20とがほぼ同軸になるように、ドラムコア10をリングコア20の内周面22により画成された空間に挿入する。このことで、ドラムコア10の下方鍔部13をリングコア20の他端部24に近接させ、且つ接着剤を介して上方鍔部12の内面12aを一端部23に当接させる。このことにより、ドラムコア10の巻芯部11に対向する位置において巻芯部11の周方向に沿って巻芯部11を覆うようにリングコア20を配置し、ドラムコア10にリングコア20を固定する。
次に継線工程を行う。継線工程では、巻線14の一端部及び他端部となる部分を、それぞれ1つずつ端子電極30の継線部36によって端子電極30にかしめ止め、更に、半田付けやレーザー溶接等の方法により巻線14の一端部、他端部を端子電極30に電気的に接続して継線処理を行う。
前述のように端子電極30及びリングコア20は構成されるため、移動工程において、端子電極30の一端部係止部と他端部係止部とを結ぶ方向と、リングコア20の一端部23と他端部24とを結ぶ方向とを平行に配置させた状態を維持しながら、一端側対向部35が切欠きを通過するようにリングコア20の外周面21側から内周面22側へ端子電極30を移動させることができる。
また、このように移動させられた端子電極30を、コア固定工程において、更に一端側対向部35と他端側対向部34とをリングコア20の内周面22に当接させるように端子電極30を内周面22及び外周面21に沿って移動させることにより、リングコア20の半径方向外方へリングコア20から外れないように端子電極30を当該リングコア20に固定することができる。このため、予めフォーミングされた端子電極30をリングコア20に固定することができるため、端子電極30を折曲げるための冶具としてリングコア20を用いずに済み、リングコア20に余計な応力がかかることを防止することができる。
また、リングコアに押し付けながら折曲げて端子電極をフォーミングする場合には、スプリングバックにより高い精度で所望の形状にフォーミグすることは困難であるが、これに対して端子電極30は予め所望の形状にフォーミングされているため、高い精度で所望の形状にフォーミングされた端子電極30を備えるコイル部品1とすることができる。
リングコア20は、リングコア20の周方向における端子電極30の側片部32の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する位置規制部を有するため、一端側対向部35と他端側対向部34とをリングコア20の内周面22に当接させるように端子電極30を内周面22及び外周面21に沿って移動させ、端子電極30の側片部32の当該一端縁部及び他端縁部にそれぞれ位置規制部を当接させることで、更に端子電極30が内周面22及び外周面21に沿って移動してしまうことを接着剤等を用いずに防止することができ、接着剤を全く用いずにリングコア20に対して端子金具30を固定することができる。
巻線14は、巻芯部11から少なくとも階段状切欠き25の深底部25bにより画成される部分たる切欠きの部分に至るまで延出しているため、巻線14をリングコア20の内周面22側から外周面21側へと引出すための引出し部として、当該切欠きの部分を利用することができる。また、継線工程では、巻線14を巻芯部11から少なくとも当該切欠きに至るまで延出させて端子電極30に継線するため、巻芯部11からの巻線14の引出しを容易に行うことができ、当該引出しに際して巻線14を無理に曲げたりすることを極力防止することができる。
上方鍔部12と下方鍔部13とは略円盤形状をなし、上方鍔部12の直径は下方鍔部13の直径よりも大きく、上方鍔部12は軸Zの方向において階段状部切欠き25に対向し、巻芯部11及び下方鍔部13は軸Zの方向に垂直の方向においてリングコア20の内周面22に対向するため、巻芯部11からの巻線14の引出しを容易にすることができる。
本発明によるコイル部品、コイル部品の製造方法は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、端子電極30の形状は本実施の形態に端子電極30の構成に限定されない。また巻線14は、階段状切欠き25の深底部25bにより規定される部分を通してリングコア20の内周面22側から外周面21側へと引出されたが、巻線14は、少なくとも階段状切欠き25の深底部25bにより規定される部分である切欠きに至るまで延出していればよい。
例えば、図7に示されるように、端子電極130は上片部33から下片部31に向けて略J字に延出する継線部136を有する構成であってもよい。この場合には継線部136は、リングコア20の切欠き内、即ち階段状切欠き25の深底部25bにより規定される部分内に配置される。従って、巻線14の一端、他端は、リングコア20の外周側へは引出されず、継線部136まで延出する。このように巻線14は、巻芯部11から少なくとも当該切欠きに至るまで延出するため、端子電極30に巻線14の一端、他端を継線するための継線部136を配置する場所として当該切欠きを利用することもできる。
また、リングコア20が用いられていたが、リングコア20に限定されない。少なくとも巻芯部11に対向する位置において巻芯部11の周方向に沿って巻芯部11の少なくとも一部を覆うように設けられ、巻芯部11に対向する内周面22と内周面22に対向配置された外周面21とを有する外周コアであればよく、従って例えば、リングコア20がその周方向において所定の間隔で分割された分割コア等をリングコア20に代えて用いてもよい。
また、本実施の形態では、外周凹部26を規定する段部26aと内周凹部27を規定する段部27aとは位置規制部を構成したが、この構成に限定されず、例えば、リングコア20等の外周コアは、当該外周コアの周方向における端子電極30の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する凸部等を位置規制部として有する構成であってもよい。
また、上方鍔部12の直径は下方鍔部13の直径よりも大きかったが、この寸法構成に限定されない。
また、端子電極30を準備する工程、ドラムコア10を準備する工程、リングコア20を準備する工程、を行う順番については、どの工程を最初に行ってもよく、また、どの工程を2番目に行ってもよく、どの工程を3番目に行ってもよく、順番は任意である。
本発明は、ハードディスクドライブ(HDD)、集積回路(IC)及びCPU等の大電流用途に用いられるチョークコイルなどのコイル部品及び当該コイル部品の製造方法に適用可能である。
本発明の実施の形態によるコイル部品を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品のリングコアを示す斜視図であり、(a)は上方斜視図、(b)は下方斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の製造方法のドラムコア、端子電極、リングコアを準備する工程を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の製造方法の移動工程を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の製造方法の端子金具固定工程、コア固定工程を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の製造方法の継線工程を行う直前の状態を示す斜視図。 本発明の実施の形態によるコイル部品の変形例の端子電極を示す要部斜視図。
符号の説明
1 コイル部品
10 ドラムコア
11 巻芯部
12 上方鍔部
11 下方鍔部
14 巻線
20 リングコア
21 外周面
22 内周面
23 一端部
24 他端部
25 階段状切欠き
25b 深底部
26a、27a 段部
30、130 端子電極
31 底片部
32 側片部
33 上片部
34 他端側対向部
35 一端側対向部
36、136 継線部

Claims (5)

  1. 巻線が巻回された巻芯部と、該巻芯部の両端にてそれぞれ該軸と直交する方向に延在する第1及び第2の鍔部とからなるボビン形状を有するドラムコアと、
    少なくとも該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように設けられ、該巻芯部に対向する内周面と該内周面に対向配置された外周面とを有する外周コアと、
    該外周コアに固定され該巻線の一端又は他端が電気的に接続されて継線される端子金具とを備え、
    該端子金具は、該巻芯部の軸方向における該外周コアの一端部において該内周面に対向する一端側対向部を有し該一端部に係止する一端部係止部と、該軸方向における該外周コアの他端部において該内周面に対向し該一端側対向部と該軸方向において互いに離間する他端側対向部を有し該他端部に係止する他端部係止部と、該一端部係止部と該他端部係止部とを連結し該外周コアの該外周面に対向する連結部とを有し、
    該軸方向における該外周コアの一端部であって該端子金具に対向する部分以外の部分に、該軸方向における該外周コアの他端部へ向かう方向へ窪んだ切欠きが形成され、該切欠きが形成された該外周コアの部分の該軸方向における幅は、該一端部係止部から該他端部係止部へ向かう方向における該一端側対向部と該他端側対向部との間の最短距離よりも小さく、該外周コアの周方向における該切欠きの幅は該外周コアの周方向における該一端側対向部よりも大きく、
    該巻線は、該巻芯部から少なくとも該切欠きに至るまで延出していることを特徴とするコイル部品。
  2. 該外周コアは、該外周コアの周方向における該端子金具の一端縁部及び他端縁部にそれぞれ当接する位置規制部を有することを特徴とする請求項1記載のコイル部品。
  3. 該第1の鍔部と該第2の鍔部とは略円盤形状をなし、該第1の鍔部の直径は該第2の鍔部の直径よりも大きく、該第1の鍔部は該軸方向において該切欠きに対向し、該巻芯部及び該第2の鍔部は該軸方向に垂直の方向において該外周コアの内周面に対向することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコイル部品。
  4. 該端子金具の一部が係合可能な凹部が該外周コアに形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一記載のコイル部品。
  5. 互いに離間して対向配置された一端側対向部と他端側対向部とをそれぞれ有する一端部係止部と他端部係止部と、該一端部係止部と該他端部係止部とを連結する連結部とを備えて略C字形状をなす端子金具を準備する工程と、
    巻線が巻回された巻芯部と、該巻芯部の両端にてそれぞれ該巻芯部の軸と直交する方向に延在する第1及び第2の鍔部とからなるボビン形状を有するドラムコアを準備する工程と、
    少なくとも該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように設けられ、該巻芯部に対向する内周面と該内周面に対向配置された外周面と該軸方向の一端部と他端部とを有し、該一端部には他端部へ向かう方向へ窪んだ切欠きが形成され、該切欠きが形成された部分の該軸方向における幅は、該一端部係止部から該他端部係止部へ向かう方向における該一端側対向部と該他端側対向部との間の最短距離よりも小さく、該周方向における該切欠きの幅は該周方向における該一端側対向部よりも大きい外周コアを準備する工程と、
    該一端部係止部と該他端部係止部とを結ぶ方向と該一端部と該他端部とを結ぶ方向とを平行に配置させた状態を維持しながら、一端側対向部が該切欠きを通過するように該外周コアの外周面側から内周面側へ該端子金具を移動させる移動工程と、
    該一端側対向部と該他端側対向部とを該外周コアの該内周面に当接させるように該端子金具を該内周面及び外周面に沿って移動させ、該端子金具を該外周コアに固定する端子金具固定工程と、
    少なくとも該ドラムコアの該巻芯部に対向する位置において該巻芯部の周方向に沿って該巻芯部の少なくとも一部を覆うように該外周コアを配置し、該ドラムコアに該外周コアを固定するコア固定工程と、
    該巻線の一端と他端とを該端子金具に電気的に接続して継線する継線工程とを有し、
    該継線工程では、該巻線を該巻芯部から少なくとも該切欠きに至るまで延出させて該端子金具に継線することを特徴とするコイル部品の製造方法。
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