JP4715989B2 - 光学装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スペースの節約を図ると共に、半導体レーザ素子(LD)のような半導体発光素子の動作特性を改善した光学装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザ素子(以下、LDと略記する)は、スイッチング回路で形成されるパルス状の電圧が印加されて発光する。図14は、特許文献1に記載されているLD駆動回路の例を示す回路図である。図14において、LD駆動回路は、定電流回路101、スイッチング回路102、増幅回路103、制御回路であるCPU110から構成されている。
【0003】
定電流回路101は、電圧―電流変換器であり、制御回路110からの光量信号104に応じた電流I1を流す。前記電流I1をレーザ点灯信号105でスイッチングするのがスイッチング回路102である。レーザ点灯信号105の駆動によるスイッチング回路102の動作に応じて、LD106が発光する。LD106の発光量をフォトダイオード(以下、PDと略記する)107の電流値変化として取り出し、抵抗108で電圧信号に変換する。
【0004】
電圧信号として取り出された発光量は、増幅回路103で増幅し、発光量信号109が形成される。制御回路110は、発光量信号109をモニタしながら、規定光量に達するまで光量信号104のレベルを上げていく。このようにして、LD106の駆動制御を行う。このように、LDの駆動回路には、CPU(マイクロコンピュータ、マイコン)110を用いた制御回路が含まれており、多数の電子部品が回路基板に実装されている。
【0005】
図15は、このようなLD駆動回路と、マイコンを用いた制御回路とを同一の回路基板に実装した例を示す概略の縦断側面図である。なお図15は前記特許文献1に記載されているものではない。図15において、光学装置51は、ケース50に収納されている。52は支持板(底板)、53a、53bはケース50の枠体、54はカバーである。また、52aは伝熱板、56は光学ユニット55の取付板である。
【0006】
光学ユニット55は、LD59、LD59の出射光をビームスプリッタ57に導くコリメータレンズやアナモルフィックプリズム、PD58で構成される。CLはLD59の出射光の光軸である。ビームスプリッタ57で分岐されたLD59の出射光はPD58で検出され、APC(Autmatic Power Control)で光出力制御を行う際に利用される。なお、図示を省略しているが、LDの温度調整を行う温度調整回路(TEC)は、ケース50に外付けされている。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−119350号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、図15の例ではLD駆動回路と、マイコンを用いた制御回路とを同一の回路基板60に実装していた。このため、回路基板が大きくなってケース50の長手方向の寸法Laが長くなる。したがって、スペースの節約が図れないという問題があった。また、LD59とLD駆動回路とが離れて設置されてしまうと、ノイズの影響を受けたり、LDにパルス電圧が印加された際の立上がり、立下がり特性が劣化するなど、LDの動作特性が悪くなるという問題があった。さらに、温度調整回路がケースに外付けされるので、この点でもペースの節約が図れないという問題があった。
【0009】
本発明は上記のような問題に鑑み、スペースの節約を図ると共に、半導体レーザダイオード(LD)の動作特性を改善した光学装置の提供を目的とする。
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の光学装置は、半導体レーザ素子と、当該半導体レーザ素子からの出射光の前方に複数の光学素子を備えた光学ユニットが載置されるケースと、前記半導体レーザ素子の動作を制御する電子部品をそれぞれ実装した複数の基板とを装着する光学装置であって、前記光学ユニットに、少なくとも前記半導体レーザ素子からの出射光を分岐する手段と、当該分岐された光を検知する手段とを設け、前記複数の基板は、前記ケース面上の排熱する側の面上に載置され、前記半導体レーザ素子の温度調整回路を搭載した第1の基板と、前記第1の基板の上側に、前記半導体レーザ素子の光軸方向と同一の面内で、かつ、前記半導体レーザ素子と近接した位置に配置される駆動回路を搭載した第2の基板と、前記半導体レーザ素子の発熱を排熱する方向のケースの面から最も遠方の位置に、前記半導体レーザ素子のコントロール回路用の第3の基板と、を重ねて多段に配置し、前記第3の基板は、前記半導体レーザ素子および光学ユニットを覆って配置され、前記第3の基板の一方端部には、前記分岐された光を検知する手段と対応する位置に開口部が形成されていることを特徴とする。このため、ケースの長手方向の大きさを短縮して光学装置を設置するスペースを節約することができる。したがって、ケース外周のスペースを他の機器の設置などに有効に活用することができる。また、排熱側のケース面上に第1の基板を配置しているので、第1の基板(温度調整回路用基板)に実装されている電子部品が大きな電力を消費するために発生する熱は、第1の基板と排熱面との間の伝熱経路が短く、しかも伝熱経路には障害物がないので排熱が容易に行える。さらに、半導体レーザ素子と駆動回路とを接続する信号線の長さが短くなり、駆動回路から半導体レーザ素子に印加されるパルス信号の立上がり、立下がり特性を向上させることができ、半導体レーザ素子の動作特性を改善することができる。なお、光学装置の光源として半導体レーザ素子を用いているので、半導体レーザ素子に印加されるパルス電圧の特性を改善することができる。また、発光素子として半導体レーザ素子を用いた光学装置の設置スペースを節約することができる。また、前記光学ユニットには、少なくとも前記半導体レーザ素子からの出射光を分岐する手段と、当該分岐された光を検知する手段とが設けられている。このため、分岐光を検知して半導体レーザ素子のAPCを行うことができる。また、前記半導体レーザ素子の発熱を排熱する方向のケースの面から最も遠方の位置に、前記半導体レーザ素子のコントロール回路用の第3の基板されている。このため、ケース内の比較的スペースのある排熱方向とは離れている空間の有効利用が図れる。また、前記第3の基板は、前記半導体レーザ素子および光学ユニットを覆って配置されている。このため、半導体レーザ素子および光学ユニットに対して、部品の落下などによる損傷を防止して安全性が向上する。また、半導体レーザ素子からの出射光が不要な方向からケース外に漏出することを防止できる。また、前記第3の基板の一方端部には、前記分岐された光を検知する手段と対応する位置に開口部が形成されている。このため、分岐光の検知手段の位置調整や、検知手段からAPCへの配線処理が簡単に行える。
【0015】
また、本発明の光学装置は、前記第2の基板と第3の基板は、表裏両面に電子部品を実装することを特徴とする。このため、第2の基板と第3の基板の大きさを小さくすることができ、光学装置の小型化を図ることができる。
【0018】
また、本発明の光学装置は、前記第3の基板には、追加の電子部品を実装するための空きスペースが設けられていることを特徴とする。このため、画像データを記憶する記憶手段などの増設が可能となり、光学装置の用途を拡張することができる。
【0019】
また、本発明の光学装置は、前記第3の基板に、少なくとも前記半導体レーザ素子および光学ユニットが配置された側と対応する面を開放した断面略門型の覆い板を被着し、当該覆い板の前記第3の基板よりも上側の側面にスリットを形成したことを特徴とする。このため、半導体発光素子の出射光に対して二重に漏れ光を防止しているので、半導体発光素子からの出射光が不要な方向からケース外に漏出することを確実に防止できる。
【0020】
また、本発明の光学装置は、前記半導体レーザ素子の発熱を排熱する方向のケースの面上に、長さが略等しい4本の第1の支持部材を矩形状に固定し、対角位置にある2本の第1の支持部材で第2の基板を固定すると共に、残りの対角位置にある2本の第1の支持部材には第3の基板固定用の第2の支持部材を連結したことを特徴とする。このように、支持板に固定された4本の支持部材のうち対角位置の2本は第2の基板を固定し、残りの対角位置にある2本の支持部材は第3の基板の固定用支持部材の連結手段として機能している。このため、4本の支持部材は第2の基板の固定手段と前記連結手段との異なる用途に有効に活用できる。また、第3の基板を支持する支持部材が少ない本数で足りるのでコストを低減することができる。
【0021】
また、本発明の光学装置は、前記第1の基板、前記第2の基板、および前記第3の基板の一方端部が共通して固定される側の前記ケースの面に、各基板に実装された電子部品に接続されるケーブルを一括して外部に連通させる開口部を設けたことを特徴とする。このように、各基板が共通して固定される側の面、すなわち、半導体発光素子の出射光の進行方向とは反対側の面の開口部からケーブルを取り出している。このため、各ケーブルと基板上に実装されている電子部品との接続の際の配線処理が煩雑にならず、ケーブルの保守点検も簡単に行える。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下図に基づいて本発明の実施形態について説明する。本発明の基本的な構成においては、半導体レーザ素子(LD)を動作させるために必要な各種電子部品を搭載した回路基板を複数枚に分割し、各回路基板をケースに多段に配置して取り付けることによりスペースを節約している。また、LD駆動回路用の回路基板は、LDの光軸と同じ面内(水平面)にLDと近接してケースに取り付けることにより、LDの動作特性を改善している。
【0024】
図1は、本発明が適用される光学装置の構成例を示す概略の縦断側面図である。図1において、ケース30内には、光学ユニット5、第1の基板9、第2の基板10、第3の基板11が多段に重ねられて配置されている。2はケース30の支持板(底板)、3aはケース30のフロントパネル、3bはケース30のリアパネル、4はカバーである。これらケース30の外周の部品は、金属板の板金加工、または樹脂モールドなどにより成形される。
【0025】
光学ユニット5は、ホルダー15に保持されている半導体レーザ素子(LD)14からの出射光の進行方向前方に配置されている。光学ユニット5は、コリメータレンズ5a、アナモルフィックプリズム5b、5c、ビームスプリッタ7、フォトダイオード(PD)8で構成される。PD8は支持具8aに固定される(図2)。CLはLD14の出射光の光軸である。これらの光学素子からなる光学ユニット5は、取付板6に固定される。また、図示を省略しているペルチェ素子とサーミスタが取付板6内に設けられている。
【0026】
9はLD14の温度調整を行う温度調整回路(TEC)を搭載した第1の基板で、ケース30の支持板2の上に取り付ける。温度調整回路は前記取付板6内に設けられているペルチェ素子とサーミスタに接続されており、電子的にLD14の温度制御を行う。第1の基板9は、直接支持板2の上に取り付けることに代えて排熱ブロック(ヒートシンク)の上に取り付けても良い。この場合には、排熱ブロックは、熱伝導率が良好な銅やアルミニュウムなどの金属で構成する。
【0027】
また、本発明においては図1に示されているように、温度調整回路(TEC)を搭載した第1の基板9をケース30の支持板2上(LD14の発生熱を排熱する側の面上)に取り付けている。このため、排熱面積が増大して、温度調整回路用基板に実装されている電子部品の動作時に大きな電力を消費する際の発熱を有効に排出することができる。また、第1の基板9と排熱面との間の伝熱経路が短く、しかも伝熱経路には障害物がないので排熱が容易に行える。
【0028】
10は、半導体レーザ素子(LD)14の駆動回路を搭載した第2の基板で、第1の基板9の上側に重ねて取り付けられる。この駆動回路は、ICで構成されるパルス発生回路などの各種の電子部品が実装される。第2の基板10は、LD14の光軸CL方向と同一面内、この例では水平面に取り付けられる。12、13は第2の基板10、第3の基板11の支持部材である。
【0029】
支持部材12はケース端部に沿って設けたスペーサ(図8)や、支持脚と支持片(図11)で構成され、第2の基板10、第3の基板11の一方端部を保持する。支持部材13も支持部材12と同様に、ケースの両側の側面に立設したスペーサ(図8)や支持脚と支持片(図11)で構成される。支持部材12、13の詳細については、図8、図11、図12により後述する。第2の基板10は、両面に電子部品10a、10bを実装する。このように、第1の基板9に重ねて第2の基板10を配置しているので、ケース30内の空間の有効利用を図ることができる。
【0030】
LD14の駆動回路を搭載した第2の基板10は、LD14の光軸CL方向と同一面内に、LD14と近接した位置、例えば数mm〜十数mm程度の距離でケース30内に設けられている。このため、LD14と駆動回路を接続する信号線の長さが短くなり、駆動回路からLD14にパルス電圧を印加する際に、立上がり、立下がり特性が良好になる。すなわち、LD14の動作特性が改善される。なお、信号線の長さが短縮されることにより、駆動回路は外部からのノイズの影響を受けにくくなる。
【0031】
11は、マイコンのような情報処理部を有する制御回路(コントローラ回路)を搭載した第3の基板で、前記第2の基板10の上部に重ねて配置する。このコントローラ回路は外部のコンピュータと接続され、コンピュータからのビームパターンなどの指令信号を受信して、バッファメモリなどの記憶手段に一時的に記憶する。このように、コンピュータからのビームパターンの強弱信号などの指令信号を記憶させる手段を設けているので、LD14を精度良くしかも迅速に動作させることができる。
【0032】
第3の基板11は、第2の基板10の上部、すなわち、多段に配置される複数の基板の中で排熱方向の支持板2とは最も離れた空間の位置に第3の基板11を配置している。このため、ケース内空間の有効利用を図ることができる。また、第3の基板11の表裏両面には、電子部品11a〜11cを実装する。このように、第1の基板9、第2の基板10、第3の基板11をケース30内に重ねて多段に配置しているので、ケース30の内部空間を立体的に利用することができる。したがって、ケース30の長手方向の長さLbは、図15に示した従来の1枚の回路基板を用いた場合のケースの長さLaに対して半分程度の長さに短縮され、ケース30外部のスペースの有効利用が図れる。
【0033】
なお、図1では支持部材12に支持されない第3の基板11の他方端部も、図示を省略しているフロントパネル3aの支持部材に支持する構成とする(図7参照)。また、第3の基板11は、光学ユニット5の上部を覆うように配置されるので、LD14の出射光がケース30上方の不要な方向に漏光するのを防止している。このため、他の部品に対して光学的な影響を及ぼして誤動作させるなどの事態が発生することを防止できる。また、他の部品が落下したり作業者が接触することなどを第3の基板11により防止して、LD14および光学ユニット5の各光学素子に対する安全性を確保することができる。
【0034】
このように、第3の基板11は、光学ユニット5の上部を覆う大きさとしているので、第1の基板9、第2の基板10よりも長手方向の長さが延長されて面積を広く設定できる。このため、電子部品が実装されていない空きスペースを広く取れて、例えばRAMなどの記憶手段を必要に応じて追加して実装することができる。コントローラ回路を外部コンピュータと接続し、外部コンピュータの指令で動作させる際に、かかる記憶手段を追加して実装することにより、写真その他の読み取り原稿を一時的に記憶させるバッファとして利用することができる。したがって、LD14を画像形成装置の露光光源として用いるなど、光学装置の用途を拡張することができる。
【0035】
図2は、光学ユニット5を部分的に拡大して示す縦断側面図である。LD14の出射光は、コリメータレンズ5aで平行光線に変換される。また、LD14から出射されるビームは、楕円形となっているため、ビーム形状を真円に整形する目的で、コリメータレンズ5aの前方にアナモルフィックプリズム5b、5cが配置されている。アナモルフィックプリズム5b、5cを位置調整することにより、使用されるLDのアスペクト比がどのような値であっても、安定して真円にビーム整形をすることができる。また、ビームスプリッタ7、フォトダイオード(PD)8は光源のAPCをするために設けたものであることは前述した通りである。
【0036】
図3は、図1の矢視A―A断面の説明図である。なお、図1で示されている電子部品は簡単のため一部図示を省略している。図3において、22、23は第2の基板10、第3の基板11を支持するスペーサで、詳細については図7、図8に関連して後述する。第1の基板9は、スペーサ22間に配置されるが図示を省略している。第2の基板10は、LD14の光軸方向と同一面内(水平面)に配置されている。第2の基板10には、パルス入力用のケーブルが接続されるコネクタ29が設けられている。また、第3の基板11には、LED表示器28、コンピュータと接続されるケーブルのコネクタ3、電源と接続されるケーブルのコネクタ32が設けられている。図3からも明らかなよに、第1の基板9、第2の基板10、第3の基板11はケース30内の空間部に多段に積み重ねられて配置されている。
【0037】
図4は、図1の矢視B方向からみた背面図である。図4において、リアパネル3bには、ケーブルをケース内に連通させるための開口部17a〜17dが形成されている。また、キースイッチ16a、インターロック16bが設けられている。キースイッチ16aは、特定のユーザのみが光学装置を動作させることができるように、セキュリティ対策として設けられている。また、インターロック16bは、障害発生時にケーブルを電気的に遮断するものである。開口部17aは、第2の基板10に実装されているコネクタ29に接続されるケーブルを連通する。開口部17bは、第3の基板に実装されているLED表示器28と接続されるケーブルを連通する。また、開口部17c、17dはそれぞれ第3の基板11に設けられているコネクタ3、3に接続されるコンピュータ接続用ケーブル、電源接続用ケーブルを連通する。
【0038】
このように、各ケーブルを一括してケースの内外と連通させる開口部をケースの背面側、すなわち、各基板の一方端部が共通して固定される面の側に設けている。したがって、各ケーブルと基板上に実装されている電子部品との接続の際の配線処理が煩雑にならず、ケーブルの保守点検も簡単に行える。
【0039】
図5は、第2の基板10の例を示す平面図である。第2の基板10の表面には、LD駆動回路を形成する適宜の数の電子部品10aが実装されているが(図1)、簡単のため前記コネクタ29のみを図示している。第2の基板10の四周端部には、支持部材(スペーサ)への取り付け穴(貫通穴)10p〜10sが形成されている。なお、支持部材12,13には、図11、図12に示すように第2の基板10、第3の基板11をねじで固定するための支持片を形成しても良い。
【0040】
図6は、第3の基板11の例を示す平面図である。第3の基板11の表面には、マイコン制御回路を形成する適宜の数の電子部品が実装されているが、簡単のため図3で説明したLED表示器28、コネクタ、3のみを図示している。第3の基板11の一方端部側にも、支持部材(スペーサ)への取り付け穴11p、11sが形成されている。さらに、第3の基板11の他方端部には、支持部材(フロントパネル)への取り付け穴11u、11vが形成されている。
【0041】
第3の基板11の表面には、電子部品が実装されていない空き領域のスペースが形成されており、RAMの増設などに対応できる。なお、第3の基板11の一方端部に形成されている切り欠き部11yは、前記図1のPD8の位置に対応するものであり、PD8の位置調整やPD8からAPCへの配線処理が簡単に行える。
【0042】
図7は、第2の基板10をケースに取り付けた状態を示す概略の立体図である。図7において、支持板(底板)2にはスペーサ22a〜22dを固定する(22c、22dは図示されていない)。4本のスペーサ間に第1の基板9が支持板2に取り付けられている。第2の基板10は、スペーサ22a、22dにねじ24a、24bで固定される。スペーサ22b、22cにはスペーサ23b、23aを継ぎ足す。このように、第2の基板10は、矩形状に配置された4本のスペーサの中で、対角位置に配置された2本のスペーサのみで固定される。残り2本の別の対角位置に配置されたスペーサは、第3の基板11を固定するスペーサ23a、23bを連結して固定する手段として利用される。
【0043】
半導体発光素子の出射光の進行方向前方側に設けられるケースのフロントパネル3a(図1参照) には、第3の基板11を取り付ける固定部31を設けている。この固定部31の両端には、フランジ31a、31bを設ける。各フランジ31a、31bにはめねじ32a、32bが形成される。第3の基板11は、一方の端部が固定部31で固定され、他方の端部はスペーサ23a、23bで固定される。スペーサ23a、23bは、対角の位置に配置されており、第3の基板の重量を十分に支持する強度で形成されている。このように、第3の基板は、対角位置に配置した2本のスペーサで固定されるので、スペーサの本数を少なくすることができ、コストを低減することができる。
【0044】
図8は、図7に示した第2の基板10、第3の基板11の固定例を示す分解斜視図である。図8 において、支持板2にはスペーサ22a〜22dを適宜の間隔で矩形状に配置して、ねじなどにより固定する。スペーサ22a〜22dを支持板2にねじ止めして固定する場合には、スペーサ22a〜22dの下部側にねじを形成し、また支持板2に取り付け穴を形成する。支持板2の裏面側よりねじをスペーサ22a、22dのねじに挿入する。
【0045】
対角の位置に配置されたスペーサ22a、22dの上部には、ねじ22z、22wが形成されている。また、別の対角の位置に配置されたスペーサ22b、22cの上部にはフランジ22x、22yが形成されており、先端側にはねじ22u、22vが形成されている。フランジ22x、22yは、第2の基板10を保持し、ねじ22u、22vは第3の基板11を固定するためのスペーサ23a、23bを連結する。
【0046】
第2の基板10の四周には取り付け穴22p〜22sが形成されている。取り付け穴22p、22sをスペーサ22b、22cのねじ22u、22vに挿入し、第2の基板10をフランジ22x、22yで保持する。この際に、第2の基板10の取り付け穴22r、22qは、スペーサ22a、22dのねじ22z、22wと対向している。ねじ24a、24bをスペーサ22a、22dのねじ22z、22wにねじ込み、第2の基板10を固定する。
【0047】
また、スペーサ23a、23bの下部に形成されているねじ23x、23yを、第2の基板10の取り付け穴22s、22pを通してスペーサ22b、22cの上部に形成されているねじ22u、22vと螺合する。第3の基板11の一方端部には取り付け穴11u、11vが形成されており、図7で示したようなケースの固定部31に形成されたねじ32a、32bと位置合わせを行う。この位置で第3の基板11の一方端部はねじ11z、11wで固定される。
【0048】
また、第3の基板11の他方端部には取り付け穴11sが形成されており、取り付け穴11sと対角の位置には取り付け穴11rが形成されている。第3の基板11の各取り付け穴11r、11sとスペーサ23b、23aとの位置合わせを行う。この位置で、ねじ11y、11tをスペーサ23b、23aに形成されているねじ23w、23zにねじ込んで、第3の基板11の他方端部をスペーサ23b、23aに固定する。
【0049】
このように、本発明による第2の基板10、第3の基板11の支持構造は、ケース底面の支持板に矩形状に略同じ長さの4本のスペーサを固定する。このうち対角位置にある2本のスペーサで第2の基板を固定する。残りの対角位置にある2本のスぺーサには、第3の基板の固定用のスペーサを連結する。この連結された2本のスペーサに第3の基板の一方端部側を固定し、第3の基板の他方端部はケースの側板に固定している。
【0050】
このため、支持板に固定された4本のスペーサ(第1の支持部材)のうち対角位置の2本は第2の基板を固定し、残りの対角位置にある2本のスペーサは第3の基板の固定用スペーサ(第2の支持部材)の連結手段として機能している。したがって、前記4本のスペーサはそれぞれ異なる機能を有しており、スペーサを異なる用途に有効に活用できる。また、複数の基板を合理的にケースに固定することができる。さらに、第3の基板の一方端部は、2本の対角位置にあるスペーサで固定されるので必要とするスペーサの本数が少なくなり、コストを低減することができる。
【0051】
図9は、第2の基板10に電子部品を実装した例を示す概略の斜視図である。図9において、第2の基板10には電子部品10r〜10が実装されている。また、図示されていないが、第2の基板10の表面には配線パターンが形成されている。また、第2の基板10の裏面にも電子部品が実装されており、第2の基板10の表面にはスルーホールを形成して、裏面の配線パターンと表面の配線パターンを接続している。
【0052】
29はコネクタ、27a、27bはケーブル、27x、27yは上下両側に設けた端子台である。下部端子台27xは第2の基板10の表面に設け、第2の基板10に実装された各電子部品の配線とケーブル27a、27bを接続する。また、下部端子台27xと接続されたケーブル27、27は、第2の基板10の上部で端子台27yと接続される。上部端子台27yには、第3の基板11に実装されている電子部品の配線と接続されているケーブルが装着される。
【0053】
図9のように、第2の基板10に実装された電子部品に配線されるケーブル27a、27bは、第2の基板10の中央付近で端子台27xから上部に取り出されて、端子台27yと接続されている。このため、ケーブル27a、27bは第2の基板10の表面付近では電子部品と交差しないので、ケーブルの配置が煩雑にならず、配線処理が円滑にしかも合理的に行える。また、ケーブル配線時にケーブルや作業者が接触して電子部品を損傷するような事態を防止することができる。
【0054】
図10は、図7、8で説明したスペーサの他の実施形態を示す概略の斜視図である。図10において、スペーサ34は断面視六角形状の筒状体で、一端にはねじ34aを形成し、他端にはねじ34bが設けられている。スペーサ34のねじ34aを下にして支持板2上に立て、支持板2に形成されているねじにねじ34aを挿入して固定する。このスペーサ34を図8で説明したように支持板2上の対角の位置に2個所で固定し(図8の22a、22dに相当)、スペーサ34の上に第2の基板10を載置し、ねじ34bにねじ24a、24bを挿入して第2の基板10を2本のスペーサ34で固定する。
【0055】
また、図8のスペーサ22b、22cの対角の位置に、図10のスペーサ34を2本ねじ34bを下にして支持板2上に立てる。支持板2の底面に形成されている取り付け穴に支持板2の裏面からねじを挿入してスペーサ34を支持板に固定する。第2の基板10に形成されている取り付け穴22p、22sにはねじ34aが挿入される。図10のスペーサ34について、ねじ34a側にもねじ34bを形成したものを2本用意する。このスペーサをスペーサ34xとする。
【0056】
前記支持板2に裏面からねじで固定されたスペーサ34のねじ34aに、第2の基板10をはさんで2本のスペーサ34xのねじ34bを挿入してねじ止めする。次に、図8で説明したようにして第3の基板11をスペーサ34x上に配置し、ねじ34bにねじ11y、11tを挿入してねじ止めする。図10に示したような形状のスペーサ34を用いる場合には、図8で示したようなフランジ22x、22yが不要となり、スペーサの構成が簡単になる。スペーサは、円筒状に形成しても、また、角柱状に形成しても良い。
【0057】
図11は、本発明の別の実施形態において、第2の基板10、第3の基板11をケースに取り付ける例を示す概略の分解斜視図である。図11(a)は、取り付け穴10p〜10sが形成されている第2の基板10と、取り付け穴11p〜11s、および取り付け穴11u、11vが形成されている第3の基板11が示されている。図11(b)には、支持部材12、13の例を示している。
【0058】
支持部材12は、支持脚12a、12bをケース30(図1)両側の側面に立設する。支持脚12aには、支持片12u、12xを矢視方向に挿入して所定位置(第2の基板10を固定する高さの位置)に固定する。また、支持脚12bには、支持片12v、12yを矢視方向に挿入して所定位置(第2の基板10を固定する高さの位置)に固定する。また、支持部材13は、支持脚13a、13b、支持片13u,13x、13v、13yで構成される。各支持片は同様に矢視方向に支持脚に挿入され、所定位置(第3の基板11を固定する高さの位置)に固定される。各支持脚に対する各支持片の固定は、接着剤の塗布や溶着処理により行う。
【0059】
支持脚12a、12b、13a、13bの上側に固定される支持片12x、12y、13x、13yは、第3の基板を固定する高さの位置に取り付けられて、第3の基板11を支持する。各支持片には、第3の基板11に形成された取り付け穴11p〜11sと対応する位置にねじが形成されている。したがって、第3の基板11に形成された取り付け穴と、各支持片に形成されたねじを通してねじを挿入することにより、第3の基板11を支持部材12、13に固定することができる。
【0060】
また、支持脚12a、12b、13a、13bの下側に固定される支持片12u、12v、13u、13vは、第2の基板10を支持する。各支持片には、第2の基板10に形成された取り付け穴10p〜10sと対応する位置にねじが形成されている。したがって、第2の基板10に形成された取り付け穴と、各支持片に形成されたねじを通してねじを挿入することにより、第2の基板10を支持部材12、13に固定することができる。各支持脚と各支持片は、金属加工、または合成樹脂のモールド成形により作製することができる。図11に示したように、支持脚と支持片を用いて第2の基板と第3の基板を固定する構成とすると、支持片の取り付け位置を変えることにより、第2の基板の高さ位置を任意に設定できるという利点がある。
【0061】
図12は、本発明の他の実施形態を示す概略の斜視図である。図12(a)の例は、支持脚13aの例を示している。この例では、支持脚13aを金属板で形成し、支持片に代えて、折り曲げ片13x'を矢視Ra方向に水平に折り曲げて第3の基板11を支持する。また、折り曲げ片13u'を矢視Rb方向に水平に折り曲げて第2の基板10を支持する。
【0062】
図12(b)の例は、支持脚12bの例を示している。この例では、支持脚12bを金属板で形成し、支持片に代えて、折り曲げ片12y'を矢視Rc方向に水平に折り曲げて第2の基板10を支持する。このように、金属板の曲げ加工により基板の支持構造を作製すると、部品点数が少なくなるので、コストを低減することができる。
【0063】
なお、支持部材12としては、支持板の所定位置に適宜スリットを形成し、当該スリットに第2の基板10と第3の基板の一方端部を差し込んで固定する構成とすることもできる。この場合には、第2の基板の取り付け穴10r、10sと、第3の基板11の取り付け穴11r、11sは不要となる。また、ラックの棚板取り付け機構などのように、支持用の爪やボルトの位置を調整する支持手段を用いることもできる。この場合には、第2の基板10、および第3の基板11の取り付け位置の高さを調整することができる。
【0064】
図13は、本発明の異なる実施形態を示す斜視図である。図13の例では、第3の基板11にコントローラ回路を形成する適宜の電子部品11が実装されているものとする。第3の基板11は、図1に示されているように光学ユニット5の上面を覆うように配置されている。このため、LD14の出射光がケース30の上部から漏出することを防止している。
【0065】
図13の例では、更にこのような漏れ光を少なくするために、第3の基板11に断面が略門型形状の覆い板19を被着させている。このように、第3の基板11と覆い板19による二重の漏れ光防止手段が設けられているので、効果的に漏れ光のケース外部漏出を防止することができる。
【0066】
なお、覆い板19には、マイコン制御回路を形成する電子部品11dからの発生熱を外部に放出するために、縦長のスリット20a、20bを両側の側面に形成しても良い。このスリット20a、20bは、第3の基板11が配置される面よりも上側に形成し、漏れ光を第3の基板11で遮断してスリット20a、20bから外部に漏れ光が放出されないようにしている。
【0067】
上記説明では、光学装置の光源として半導体レーザ素子(LD)を用いている。本発明においては、光源は半導体レーザ素子に限定されず、一般的な半導体発光素子の出射光を利用する光学装置とすることもできる。なお、半導体発光素子として、発光層に
InXAlYGa1-X-YN(0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)
を用いた窒化物系半導体発光素子を使用することができる。
【0068】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、ケース内部に複数の基板を重ねて多段に配置しているので、ケースの長手方向の寸法を短縮して光学装置を設置するスペースを節約することができる。このため、ケース外周のスペースを他の機器の設置などに有効に利用することができる。
【0069】
また、半導体発光素子の出射光の光軸方向と同一面内で、かつ半導体発光素子と近接した位置に、半導体発光素子駆動回路用の基板を配置している。このため、特に半導体発光素子として半導体レーザ素子を用いた場合に、パルス電圧が印加されたときの立上がり、立下がり特性が向上し、半導体レーザ素子の動作特性を改善することができる。
【0070】
また、半導体発光素子の発熱を排熱する方向のケースの面上に、半導体発光素子の温度調整回路用基板が配置されている。このように、排熱側のケース面上に温度調整回路用基板を配置しているので、温度調整回路用基板に実装されている電子部品が、動作時に大きな電力を消費することに伴う発生熱をケース面から効果的に排熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る構成の概略の縦断側面図である。
【図2】本発明が適用される光学ユニットの例を示す概略の縦断側面図である。
【図3】図1の矢視A―A断面の説明図である。
【図4】図1の矢視B方向からみた背面図である。
【図5】第2の基板の平面図である。
【図6】第3の基板の平面図である。
【図7】第2の基板をケースに取り付けた状態を示す概略の立体図である。
【図8】第2の基板、第3の基板の固定例を示す分解斜視図である。
【図9】第2の基板に電子部品を実装した例を示す概略の斜視図である。
【図10】スペーサの一例を示す斜視図である。
【図11】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図12】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【図13】本発明の他の実施形態を示す斜視図である。
【図14】半導体レーザ素子(LD)の回路図である。
【図15】従来の光学装置の例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1・・・光学装置、2・・・支持板、3a・・・フロントパネル、3b・・・リアパネル、4・・・カバー、5・・・光学ユニット、8・・・フォトダイオード(PD)、9・・・第1の基板、10・・・第2の基板、11・・・第3の基板、12、13・・・支持部材、14・・・半導体レーザ素子(LD)、15・・・ホルダー、16a・・・キースイッチ、16b・・・インターロック、17 a〜17d・・・開口部、19・・・覆い板、20a、20b・・・スリット、22a〜22d、23a、23b・・・スペーサ、27a、27b・・・ケーブル、27x、27y・・・端子台、28・・・LED表示器、29・・・コネクタ、30・・・ケース、3、3・・・コネクタ

Claims (7)

  1. 半導体レーザ素子と、
    当該半導体レーザ素子からの出射光の前方に複数の光学素子を備えた光学ユニットが載置されるケースと、
    前記半導体レーザ素子の動作を制御する電子部品をそれぞれ実装した複数の基板とを装着する光学装置であって、
    前記光学ユニットに、少なくとも前記半導体レーザ素子からの出射光を分岐する手段と、当該分岐された光を検知する手段とを設け、
    前記複数の基板は、前記ケース面上の排熱する側の面上に載置され、前記半導体レーザ素子の温度調整回路を搭載した第1の基板と、
    前記第1の基板の上側に、前記半導体レーザ素子の光軸方向と同一の面内で、かつ、前記半導体レーザ素子と近接した位置に配置される駆動回路を搭載した第2の基板と
    前記半導体レーザ素子の発熱を排熱する方向のケースの面から最も遠方の位置に、前記半導体レーザ素子のコントロール回路用の第3の基板と、を重ねて多段に配置し、
    前記第3の基板は、前記半導体レーザ素子および光学ユニットを覆って配置され、
    前記第3の基板の一方端部には、前記分岐された光を検知する手段と対応する位置に開口部が形成されていることを特徴とする、光学装置。
  2. 前記第2の基板に載置されている電子部品と接続される各ケーブルを、当該第2の基板の上方で端子台と接続したことを特徴とする、請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第2の基板と前記第3の基板は、表裏両面に電子部品を実装することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記第3の基板には、追加の電子部品を実装するための空きスペースが設けられていることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の光学装置。
  5. 前記第3の基板に、少なくとも前記半導体レーザ素子および光学ユニットが配置された側と対応する面を開放した断面略門型の覆い板を被着し、当該覆い板の前記第3の基板よりも上側の側面にスリットを形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の光学装置。
  6. 前記半導体レーザ素子の発熱を排熱する方向のケースの面上に、長さが略等しい4本の第1の支持部材を矩形状に固定し、対角位置にある2本の第1の支持部材で第2の基板を固定すると共に、残りの対角位置にある2本の第1の支持部材には第3の基板固定用の第2の支持部材を連結したことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光学装置。
  7. 前記第1の基板、第2の基板、および第3の基板の一方端部が共通して固定される側の前記ケースの面に、各基板に実装された電子部品に接続されるケーブルを一括して外部に連通させる開口部を設けたことを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の光学装置。
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