JP4715568B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
内燃機関から排出される排気中に含まれるNOx濃度を低減させるために、内燃機関の排気通路から排気の一部をEGR通路を経て内燃機関の吸気通路へ還流させる排気還流(以下、EGRという)が行われている。
しかし、EGRを行うことにより、還流される排気中の未燃成分やNOxが内燃機関に入り込む場合がある。このため、内燃機関で未燃成分が燃焼することや、NOxが内燃機関の燃焼状態を活性化させることにより、内燃機関の燃焼温度が過剰に昇温してしまうおそれがある。
これに対し、EGRを行っても、還流される排気中の未燃成分やNOxが内燃機関に入り込まないようにするため、内燃機関のEGR通路の途中で排気中の未燃成分を処理する酸化触媒と、EGR通路の途中の酸化触媒上流側で排気中のNOxを処理する還元触媒と、還元触媒上流側に還元剤を添加する還元剤添加装置と、を備える技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−49532号公報 特開2004−150319号公報 特開2002−180825号公報
ところで、EGR通路などによって内燃機関の吸気通路に還流される排気中のSOxは処理されていない。このため、還流される排気中のSOxは内燃機関を経て排気通路へ排出されていき、排気通路中の排気浄化触媒をS被毒させてしまう。
本発明は上記実情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、内燃機関の排気浄化装置において、還流させる気体の硫黄成分を除去することにより、排気通路中の排気浄化触媒のS被毒を抑制可能な技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
内燃機関の排気通路に配置された排気浄化触媒と、内燃機関から排出された気体を該内燃機関の吸気通路に還流させる複数の還流通路と、前記複数の還流通路の少なくとも一つ以上に配置され前記気体中の硫黄成分を除去するSトラップと、を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置である。
従来より、内燃機関の吸気通路に還流される排気中の未燃成分やNOxを処理することは考えられていたが、硫黄成分(SOx)を処理していなかった。このため、吸気通路に還流される排気中のSOxは内燃機関を経て内燃機関の排気通路へ排出されていき、排気通路中の排気浄化触媒をS被毒させてしまう。
そこで、本発明は、複数の還流通路の少なくとも一つ以上に配置され気体中の硫黄成分を除去するSトラップを備える。
これによると、還流する気体中のSOxはSトラップによって還流通路中で除去される。よって、還流する気体中のSOxは内燃機関を経て排気通路へ排出され難くなり、排気通路中の排気浄化触媒のS被毒を抑制できる。
また、複数の還流通路の少なくとも一つ以上にSトラップを分散して配置するため、Sトラップの容積は小型化でき、Sトラップは車輌搭載性が良い。さらに、内燃機関へSOxが流入し難くなり、内燃機関の耐久性が向上できると共に、内燃機関での粒子状物質(PM)の核の生成を抑制し、排出するPMを減少できる。
前記排気浄化触媒上流側の前記排気通路に前記排気通路を流れる排気中の硫黄成分を除去するメインSトラップを配置するとよい。
これによると、還流する気体中のSOxは還流通路のSトラップによって還流通路中で除去されるので、排気通路のメインSトラップによって除去される排気中のSOxの量は少なくなる。このため、メインSトラップの容積も小型化できる。よって、排気や排気に添加された還元剤は、メインSトラップで排気の熱が奪われ難く、またメインSトラップで還元剤が留まり難く、すなわちメインSトラップが障害にならないで、メインSトラップの下流に配置された排気浄化触媒へ到達し易くなる。したがって、排気が高温のまま排気浄化触媒へ到達し易くなり、排気浄化触媒の暖機性が向上する。また、排気に添加された還元剤が排気浄化触媒へ到達し易くなり、排気浄化触媒の還元剤による化学反応の応答性を向上させ還元剤の排気添加が効果的に行える。
また、メインSトラップの容積が小型化できることから、メインSトラップは車輌搭載性が良い。加えて、メインSトラップが設置スペースをあまり必要としないために、メインSトラップの下流に配置された排気浄化触媒も内燃機関近傍に設置できる。このため、排気浄化触媒を内燃機関の発熱によって暖めることができ、排気浄化触媒の暖機性が向上する。
前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、内燃機関のブローバイガスを内燃機関のクランクケースから前記吸気通路へ還流させるブローバイガス通路であるとよい。
これによると、ブローバイガス通路を流れるブローバイガス量は少ないことから、ブローバイガス中のSOxを効率よく除去できる。加えて、ブローバイガス通路に配置されるSトラップの容積を小型化できる。
前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、過給機のタービン上流側の前記排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み前記過給機のコンプレッサ下流側の前記吸気通路へEGRガスを還流させる高圧EGR通路であるとよい。
これによると、高圧EGR通路のEGRガス量が多い場合には、高圧EGR通路のSトラップの容積をより大型化し、排気通路のメインSトラップの容積をより小型化できる。
前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、過給機のタービン下流側の前記排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み前記過給機のコンプレッサ上流側の前記吸気通路へEGRガスを還流させる低圧EGR通路であるとよい。
これによると、低圧EGR通路のEGRガス量が多い場合には、低圧EGR通路のSトラップの容積をより大型化し、排気通路のメインSトラップの容積をより小型化できる。
前記低圧EGR通路がEGRガスを取り込む位置より下流側かつ前記排気浄化触媒上流側の前記排気通路に前記排気通路を流れる排気中の硫黄成分を除去するサブSトラップを配置するとよい。
これによると、排気通路中のメインSトラップを通過した排気はさらにサブSトラップでSOxを浄化されることになる。このため、メインSトラップのSOx浄化率を低下させることができるので、メインSトラップの容積をより小型化できる。
本発明によると、内燃機関の排気浄化装置において、還流させる気体の硫黄成分を除去することにより、排気通路中の排気浄化触媒のS被毒を抑制可能となる。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1について図1に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る内燃機関及びその吸排気系の概略構成を示す図である。
図1に示す内燃機関1は、直列4気筒の4サイクル、ディーゼル機関である。
内燃機関1には、吸気マニホールド2が接続され、吸気マニホールド2には吸気管3が接続されている。これら吸気マニホールド2及び吸気管3で吸気通路を構成している。吸気管3には、スロットル弁4が設けられている。吸気管3におけるスロットル弁4の上流側には、インタークーラ5が設けられている。インタークーラ5の上流側には、ターボチャージャ(過給機)6のコンプレッサ6aが設けられている。コンプレッサ6aの上流側で吸気管3は大気を取り込む。
一方、内燃機関1には、排気マニホールド7が接続され、排気マニホールド7には排気管8が接続されている。排気管8には、ターボチャージャ6のタービン6bが設けられている。これら排気マニホールド7及び排気管8で排気通路を構成している。排気管8におけるタービン6bの下流側には、排気中の粒子状物質(PM)やNOxを処理するフィルタ9が設けられている。フィルタ9の下流側で排気管8は大気へと通じている。フィルタ9は、内燃機関1から排出される煤等のPMを捕集したり、排気中のNOxを吸蔵したりするもので、吸蔵還元型のNOx触媒が担持されたものである。フィルタ9が本発明の排気浄化触媒に相当する。
ここで、排気管8におけるタービン6bより下流側かつフィルタ9より上流側には、メインSトラップ10が配置されている。
また、排気マニホールド7には、還元剤たる燃料を添加する還元剤添加弁11が備えられている。排気中に還元剤添加弁11から燃料を添加することで、還元剤をフィルタ9に供給しフィルタ9において化学反応を生じさせ、フィルタ9の性能を再生するためのNOx還元処理やフィルタ再生処理を行う。
なお、NOx還元処理は、還元剤添加弁11から排気中へ燃料を添加させることにより、フィルタ9に担持されたNOx触媒に流入する排気の空燃比をリッチ空燃比とし、NOx触媒に吸蔵されたNOxを放出、還元し、フィルタ9の性能を再生する処理である。フィルタ再生処理は、還元剤添加弁から排気中へ燃料を添加させることにより、燃料をフィ
ルタ9に担持されたNOx触媒において酸化させ、酸化の際に発生する熱によってフィルタ9の温度を高め、フィルタ9に捕集されたPMを酸化させ除去し、フィルタ9の性能を再生する処理である。
さらに、内燃機関1のクランクケースと吸気管3におけるコンプレッサ6aより上流側の部分とは、ブローバイガス通路12によって連通されている。このブローバイガス通路12の途中には、Sトラップ13が配置されている。
また、排気マニホールド7と吸気マニホールド2とは高圧EGR通路14によって連通されている。なお、高圧EGR通路14は、排気通路におけるタービン6bより上流側の部分と吸気通路のコンプレッサ6aより下流側の部分とを連通しているともいえる。この高圧EGR通路14の途中には、Sトラップ15が配置されている。
一方、排気管8におけるメインSトラップ10より下流側かつフィルタ9より上流側の部分と、吸気管3におけるコンプレッサ6aより上流側の部分とは、低圧EGR通路16によって連通されている。この低圧EGR通路16の途中には、Sトラップ17が配置されている。
なお、メインSトラップ10やSトラップ13,15,17は、それらを流れるガス中のSOxを吸蔵し、当該ガス中からSOxを除去するもので、触媒担持層と触媒担持層に担持された貴金属触媒とSOx吸収剤から構成される。触媒担持層は、一般に用いられている酸化物多孔体より構成され、例えば、アルミナ、シリカ、ジルコニア、シリカ−アルミナ、ゼオライトなどが用いられる。貴金属触媒としては、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)などが例示でき、これらのうち1種又は複数種を用いることができる。SOx吸収剤としては、硫酸塩を形成することができる物質を用いることができ、アルカリ金属、アルカリ土類金属、希土類金属、遷移金属より選ばれる少なくとも1種が例示できる。
以上の構成を有する内燃機関1には、内燃機関1を制御するための電子制御ユニット(以下、ECUという)18が併設されている。ECU18は、内燃機関1の運転条件や運転者の要求に応じて内燃機関1の運転状態を制御するコンピュータである。ECU18は、還元剤添加弁11と電気的に接続されており、還元剤添加弁11を制御する。
ここで、本実施例の内燃機関1では、ブローバイガス通路12を用いて、内燃機関か排出されたガスであって内燃機関1のピストンリングとシリンダブロックの隙間から漏れたブローバイガスを内燃機関で燃焼させるために、ブローバイガスを内燃機関1の吸気管3へ還流するブローバイガスの還流が行われる。
また、高圧EGR通路14及び低圧EGR通路16を用いて、内燃機関1から排出される排気中に含まれるNOx濃度を低減させるために、排気を内燃機関1の吸気管3へ還流するEGRが行われる。
ところで、ブローバイガスの還流やEGRにおいて、還流されるブローバイガスやEGRガス(以下、総称して還流ガスともいう)は、燃焼ガスを含むため、SOxを含有している。このSOxをそのままにしておくと、ブローバイガスの還流やEGRによって還流ガス中のSOxは内燃機関1を経て排気通路へ排出されていき、排気管8に配置されたフィルタ9をS被毒させてしまう。
なお、フィルタ9のS被毒は、フィルタ9における吸蔵還元型のNOx触媒でのNOxの吸蔵と同じメカニズムで排気の空燃比がリーン空燃比の場合にSOxを吸蔵し、NOx
の吸蔵に関与できる触媒量が減少してしまい、吸蔵還元型のNOx触媒のNOxの吸蔵能力が低下してしまうことである。
そこで、本実施例では、還流ガス中のSOxを除去してフィルタ9のS被毒を抑制するべく、ブローバイガス通路12、高圧EGR通路14、及び低圧EGR通路16(以下、総称して還流通路ともいう)の還流ガスが流れる全ての通路にSトラップ13,15,17を配置している。
このように、還流ガスが流れる全ての還流通路にSトラップ13,15,17を配置するので、還流ガス中のSOxはそれぞれのSトラップ13,15,17によって複数の還流通路のいずれにおいても除去される。よって、還流ガス中のSOxは内燃機関1を経て排気通路へ排出され難くなり、排気管8に配置されたフィルタのS被毒を抑制できる。
また、複数の還流通路にそれぞれSトラップ13,15,17を分散して配置するため、Sトラップ13,15,17は各還流通路に流れる還流ガス中からSOxを除去可能な容積で足り、各Sトラップ13,15,17の容積は小型化でき、Sトラップ13,15,17は車輌搭載性が良い。さらに、内燃機関1へSOxが流入し難くなり、内燃機関1の耐久性が向上できると共に、内燃機関1でのPMの核の生成を抑制し、排出するPMを減少できる。
ここで、ブローバイガス通路12にSトラップ13を配置することにより、ブローバイガス通路12を流れるブローバイガス量が少ないことから、ブローバイガス中のSOxを効率よく除去できる。加えて、Sトラップ13はSOxを除去可能な容積が小さくてよく、ブローバイガス通路12に配置されるSトラップ13の容積を小型化できる。
また、高圧EGR通路14にSトラップ15を配置することにより、高圧EGR通路14のEGRガス量が多い場合には、高圧EGR通路14のSトラップ15の容積をより大型化し、排気管8のメインSトラップ10の容積をより小型化できる。
また、低圧EGR通路16にSトラップ17を配置することにより、低圧EGR通路16のEGRガス量が多い場合には、低圧EGR通路16のSトラップ17の容積をより大型化し、排気管8のメインSトラップ10の容積をより小型化できる。
これに加え、本実施例では、排気管8におけるフィルタ9より上流側に排気管8を流れる排気中のSOxを除去するメインSトラップ10を配置している。
このように、排気管8にメインSトラップ10を配置するが、還流ガス中のSOxは全ての還流通路の各Sトラップ13,15,17によって還流通路中で除去されるので、排気管8のメインSトラップ10によって除去される排気中のSOxの量は少なくなる。このため、メインSトラップ10の容積も小型化できる。よって、排気や排気に還元剤添加弁11から添加された燃料は、メインSトラップ10で排気の熱が奪われ難く、またメインSトラップ10で燃料が留まり難く、すなわちメインSトラップ10が障害にならないで、メインSトラップの下流に配置されたフィルタ9へ到達し易くなる。したがって、排気が高温のままフィルタへ到達し易くなり、フィルタ9の暖機性が向上する。また、排気に添加された燃料がフィルタ9へ到達し易くなりフィルタ9の燃料による化学反応の応答性を向上させ燃料の排気添加が効果的に行える。
また、メインSトラップ10の容積が小型化できることから、メインSトラップ10は車輌搭載性が良い。加えて、メインSトラップ10が設置スペースをあまり必要としないために、メインSトラップ10の下流に配置されたフィルタ9も内燃機関1近傍に設置で
きる。このため、フィルタ9を内燃機関1の発熱によって暖めることができ、フィルタ9の暖機性が向上する。
なお、本実施例の構成に加え、排気管8における低圧EGR通路16がEGRガスを取り込む位置より下流側かつフィルタ9より上流側(フィルタ9の直上流)にサブSトラップを配置することもできる。これによると、排気管8中のメインSトラップ10を通過した排気中のSOxはさらにサブSトラップで浄化されることになる。このため、メインSトラップ10のSOx浄化率を低下させることができるので、メインSトラップ10の容積をより小型化できる。ここで、サブSトラップには、上記したSトラップだけでなくSOxを吸蔵可能な吸蔵還元型のNOx触媒を用いてもよい。
なお、本実施例では、還流ガスが流れる全ての還流通路にSトラップを配置したが、少なくとも一つ以上の還流通路にSトラップを配置すれば本発明の効果を奏することができるし、好ましくは二つ以上の還流通路にSトラップを配置するのがよい。また、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
実施例1に係る排気浄化装置を適用する内燃機関及びその吸排気系の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気マニホールド
3 吸気管
4 スロットル弁
5 インタークーラ
6 ターボチャージャ
6a コンプレッサ
6b タービン
7 排気マニホールド
8 排気管
9 フィルタ
10 メインSトラップ
11 還元剤添加弁
12 ブローバイガス通路
13,15,17 Sトラップ
14 高圧EGR通路
16 低圧EGR通路

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に配置された排気浄化触媒と、
    内燃機関から排出された気体を該内燃機関の吸気通路に還流させる複数の還流通路と、
    前記複数の還流通路の少なくとも一つ以上に配置され前記気体中の硫黄成分を除去するSトラップと、
    を備え
    前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、過給機のタービン上流側の前記排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み前記過給機のコンプレッサ下流側の前記吸気通路へEGRガスを還流させる高圧EGR通路であることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 内燃機関の排気通路に配置された排気浄化触媒と、
    内燃機関から排出された気体を該内燃機関の吸気通路に還流させる複数の還流通路と、
    前記複数の還流通路の少なくとも一つ以上に配置され前記気体中の硫黄成分を除去するSトラップと、
    を備え
    前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、過給機のタービン下流側の前記排気通路から排気の一部をEGRガスとして取り込み前記過給機のコンプレッサ上流側の前記吸気通路へEGRガスを還流させる低圧EGR通路であることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記低圧EGR通路がEGRガスを取り込む位置より下流側かつ前記排気浄化触媒上流側の前記排気通路に前記排気通路を流れる排気中の硫黄成分を除去するサブSトラップを配置したことを特徴とする請求項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記排気浄化触媒上流側の前記排気通路に前記排気通路を流れる排気中の硫黄成分を除去するメインSトラップを配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記Sトラップが配置される前記複数の還流通路の一つは、内燃機関のブローバイガスを内燃機関のクランクケースから前記吸気通路へ還流させるブローバイガス通路であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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