JP2003214132A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP2003214132A JP2002017374A JP2002017374A JP2003214132A JP 2003214132 A JP2003214132 A JP 2003214132A JP 2002017374 A JP2002017374 A JP 2002017374A JP 2002017374 A JP2002017374 A JP 2002017374A JP 2003214132 A JP2003214132 A JP 2003214132A
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久 大木
Shinobu Ishiyama
忍 石山
Hisafumi Magata
尚史 曲田
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正明 小林
Daisuke Shibata
大介 柴田
Takahiro Oba
孝宏 大羽
Akihiko Negami
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ブローバイガス中の硫黄分をトラップすること
により、排気通路4中の触媒12のS被毒を抑制、回復
する内燃機関の排気浄化装置を提供することである。 【解決手段】本発明に係る内燃機関1は、ブローバイガ
ス9をクランクケース8から吸気系(吸気通路2)に再
循環させるブローバイガス通路3に、ブローバイガス中
の硫黄分をトラップするSトラップ11を備える。そし
て、Sトラップ11のSOxトラップ剤によってブロー
バイガス中の硫黄分をトラップする。その結果、排気触
媒12のS被毒を抑制することができ、S被毒回復処理
を行う頻度を大幅に減少できる。またSOxトラップ剤
はブローバイガス9中の硫黄分のみでなく、リン分もト
ラップできるため、触媒の酸化活性の低下を抑制し、排
気触媒12に堆積するアッシュを低減することもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気ガ
ス浄化装置に関し、好適には、ディーゼルエンジンの排
気通路中の触媒のSOx被毒を抑制する排気浄化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】希薄燃焼可能な車両用の内燃機関より排
出される排気ガスからNOxを浄化する技術として、吸
蔵還元型NOx触媒を用いた排気浄化装置がある。
【0003】この吸蔵還元型NOx触媒は、希薄燃焼可
能な内燃機関の排気通路に配置される。そして、リーン
空燃比(即ち、酸素過剰雰囲気下)の排気ガスが流れた
ときには、排気ガス中のNOxは触媒に吸蔵される。そ
して、ストイキ(理論空燃比)あるいはリッチ空燃比
(即ち、酸素希薄雰囲気下)の排気ガスが流れたとき
に、触媒に吸蔵されていたNOxはNO2として放出さ
れる。そしてさらに、排気ガス中のHCやCOなどの還
元成分によってN2に還元される。現在このようなNO
xを浄化する技術が開発されている。
【0004】ところで、内燃機関の燃料には、一般的に
硫黄分が含まれているため、内燃機関で燃料を燃焼する
と、燃料中の硫黄分が燃焼してSO2やSO3などの硫黄
酸化物(SOx)が発生する。吸蔵還元型NOx触媒
は、NOxの吸蔵作用と同じメカニズムで排気ガス中の
SOxが吸蔵される。そのため、内燃機関の排気通路に
NOx触媒を配置した場合、このNOx触媒にはNOx
のみならずSOxも吸蔵される。
【0005】そして、吸蔵還元型NOx触媒に吸蔵され
たSOxは、時間経過とともに安定な硫酸塩を形成す
る。そのため、NOx触媒からNOxの放出、還元を行
う場合と同じ条件においては、分解あるいは放出されに
くく、NOx触媒内に蓄積され易い傾向がある。その結
果、吸蔵還元型NOx触媒内のSOx蓄積量が増大する
と、触媒のNOx吸蔵容量が減少して排気ガス中のNO
xの除去を十分に行うことができなくなり、NOx浄化
効率が低下する。これが所謂S被毒である。
【0006】したがって、吸蔵還元型NOx触媒の排気
浄化能力を長期に亘って高く維持するためには、触媒に
吸蔵されるSOxを分解して触媒から放出させ、S被毒
から回復させる必要がある。
【0007】そこで、特開平6-272541号公報等には、S
被毒を回復するため、NOx触媒を通常の再生操作時よ
り高い温度(例えば600度C以上)に昇温し、かつ排
気ガスの空燃比をリッチにしてS被毒回復処理を定期的
に行う技術が開示されている。
【0008】上記公報に開示された処理技術では、NO
x触媒に流入する排気の空燃比がリーンのときにNOx
を吸蔵し、排気ガスの酸素濃度が低下したときに吸蔵
したNOx を放出するようなNOx触媒を、内燃機関
の排気通路に配置する。そして排気中のNOx を吸蔵
させ、その後NOx触媒に流入する排気空燃比をリッチ
にして、NOx触媒から吸蔵したNOx を放出させ
る。
【0009】さらに、NOx触媒と、排気中の微粒子を
捕集するパティキュレートフィルタとを相互に熱伝達可
能な位置に配置する。そして、NOx触媒に流入する排
気の空燃比をリッチにして、NOx の放出と還元浄化
を行う。その後、パティキュレートフィルタに捕集され
たパティキュレートを燃焼させ、このパティキュレート
燃焼操作終了後に再度NOx触媒に流入する排気の空燃
比をリッチにして、NOx触媒のS被毒を回復する。
【0010】しかしながら、排気触媒のS被毒の原因
は、燃料中の硫黄分以外にも考えられる。その主なもの
として、エンジンオイル(潤滑油)に起因するブローバ
イガスがある。
【0011】ブローバイガスは、燃焼室内の燃焼ガス
が、燃焼の圧力によりピストンリングとシリンダ壁の隙
間より漏れ、クランクケースに流れ込むものである。そ
のため、ブローバイガスは、クランクケース内の汚濁、
オイルの劣化を防ぐため浄化する必要がある。
【0012】そこで、ブローバイガス浄化装置として
は、特開平10-103039号公報に開示されているように、
ブローバイガス中のオイル分をフィルタで捕集し、光触
媒の分解作用により水と二酸化酸素に分解することによ
り、オイル分を浄化し、大気へ排出する技術が開発され
ている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ブロー
バイガスは、クランクケース内の潤滑油中の硫黄分など
を含んでいる。そのため、ブローバイガスは吸気系に循
環されたのち燃焼室を経て排気通路へと流入し、排気触
媒をS被毒する。排気触媒のS被毒を回復させる処理と
しては、従来のような排気通路の硫黄分の浄化のみが問
題となるわけではなく、ブローバイガス中の硫黄分の浄
化もまた問題となる。
【0014】本発明は、このような従来技術の問題に鑑
みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課
題は、ブローバイガス中の硫黄分をトラップすることに
より、排気通路中の触媒のS被毒を抑制する内燃機関の
排気浄化装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、以下の手段を採用した。本発明に係る内燃
機関としては、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン
等を例示することができる。
【0016】その内燃機関のブローバイガスをクランク
ケースから吸気系に再循環させるブローバイガス通路
に、ブローバイガス中の硫黄分をトラップするSOxト
ラップ剤を備え、ブローバイガス中のSOxを予め除去
して、吸気系に再循環させることで、排気触媒のS被毒
を抑制できる。
【0017】このSOxトラップ剤は、例えばアルミナ
やチタンあるいはジルコニア等の金属酸化物がコーティ
ングされた焼結メタルからなる担体上に、銅(Cu)、
鉄(Fe)、マンガン(Mn)、ニッケル(Ni)、の
ような遷移金属や、ナトリウム(Na)、カリウム
(K)、リチウム(Li)、バリウム(Ba)のような
アルカリまたはアルカリ土類金属等から選ばれた少なく
とも1つとを担持して構成される。更に、担体上には、
白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(Rh)
等の金属を担持することにより、SOxは、硫酸イオン
の形でトラップされやすくなる。
【0018】排気触媒としては、酸化能を有する触媒と
して、酸化触媒やNOx触媒を例示することができ、N
Ox触媒として、選択還元型NOx触媒や吸蔵還元型N
Ox触媒を例示することができる。選択還元型NOx触
媒には、ゼオライトにCu等の遷移金属をイオン交換し
て担持した触媒、ゼオライトまたはアルミナに貴金属を
担持した触媒、等が含まれる。吸蔵還元型NOx触媒と
は、例えばアルミナを担体とし、この担体上に例えばカ
リウム(K)、ナトリウム(Na)、リチウム(L
i)、セシウム(Cs)のようなアルカリ金属、バリウ
ム(Ba)、カルシウム(Ca)のようなアルカリ土
類、ランタン(La)、イットリウム(Y)のような希
土類から選ばれた少なくとも一つと、白金(Pt)のよ
うな貴金属とが担持されて構成された触媒である。この
吸蔵還元型NOx触媒は、流入する排気ガスの空燃比が
リーンのときはNOxを吸蔵(吸収・吸着)し、流入す
る排気ガスの酸素濃度が低下すると吸蔵したNOxを放
出する。
【0019】上記SOxトラップ剤のS被毒回復処理
(トラップしたSOxを放出する)を行うために、SO
xトラップ剤を加熱する加熱手段を備えた構成とするこ
ともできる。この加熱手段としては、焼結メタルからな
るフィルタ担体の一部あるいは全体を、通電すると発熱
する電気発熱体で構成してもよいし、触媒の担持されて
いない焼結メタル部に電気発熱体を埋め込んで一体化し
た構成にしてもよい。
【0020】また、SOxトラップ剤にトラップしたS
Oxを所定時期に放出することで、排気系のNOx触媒
の再被毒を抑制することができる。
【0021】所定時期とは、放出した硫黄分が排気通路
に流入して、排気系のNOx触媒を再被毒しない時期で
ある。つまり、排気ガスの空燃比が理論空燃比又はその
近傍であるストイキ、あるいは理論空燃比より過濃であ
るリッチなときである。
【0022】さらに、S被毒回復処理が完了した直後に
おいては、SOxトラップ剤の温度が極めて高いため、
吸蔵性能が低くなる。そこで、SOxトラップ剤のS被
毒回復処理が完了した後は、SOxトラップ剤を吸蔵性
能の高い温度まで素早く冷却するために、冷却手段を備
えた構造とすることもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
にして説明する。尚、以下に記載する実施の形態は、本
発明に係る排気浄化装置を内燃機関として車両用ディー
ゼルエンジン1に適用した態様である。
【0024】図1に示すように、ディーゼルエンジン1
は、吸気通路2、ブローバイガス通路3、排気通路4、
ピストン・クランク機構5、弁機構6を有しており、ピ
ストン5により空気を断熱圧縮し、その中に重油又は軽
油の燃料を噴射することで点火、燃焼させるものであ
る。
【0025】このエンジンの燃焼過程において、ピスト
ンリングとシリンダブロック7の隙間より漏れたガスが
ブローバイガス9である。このブローバイガス9は、ブ
ローバイガス通路3を通って、クランクケース8から吸
気系(吸気通路2)へ再循環させられる。このブローバ
イガス通路3には、硫黄分をトラップ(吸収・吸着)す
ることができるSトラップ11が設置される。
【0026】このSトラップ11は、図2に示すよう
に、本発明でいうSOxトラップ剤15を有し、SOx
トラップ剤15は、焼結メタル14からなるフィルタの
表面上に、塩基性物質(ゼオライト、ジロコニア、L
i、Naのアルカリ金属など)を担持させることによ
り、ブローバイガス9中の硫黄分をトラップする。
【0027】ところで、SOxトラップ剤15の硫黄分
トラップ能力には限界があり、所定量の硫黄分をトラッ
プすると飽和し、それ以上トラップすることができなく
なり硫黄分をそのまま通過させてしまう。そこで、SO
xトラップ剤15の硫黄分トラップ能力が飽和する前
に、所定のタイミングで硫黄分を放出するため、SOx
トラップ剤15を昇温する必要がある。
【0028】そのため、Sトラップ11の焼結メタル担
体14はヒータ機能を備えており、電流を流すと発熱
し、SOxトラップ剤15を加熱する。つまり、このS
トラップ11は加熱手段が一体化されていてもよい。S
トラップ11の焼結メタル担体14はヒータリレー22
に電気的に接続されており、このヒータリレー22は電
子制御ユニット(ECU21)からの指令信号によって
ON/OFF制御され、これにより焼結メタル14から
なるヒータがON/OFF制御される。
【0029】また、SOxトラップ剤15の触媒床温度
を測定するため、入ガス温センサ23および出ガス温セ
ンサ24をブローバイガス通路3に取り付ける。この入
ガス温センサ23と出ガス温センサ24は、Sトラップ
11の入口近傍と出口近傍に配置される。そして、Sト
ラップ11に流入する排気ガスの温度、あるいはSトラ
ップ11から流出する排気ガスの温度に対応した出力信
号をECU21に出力する。これら入ガス温センサ23
と出ガス温センサ24の出力信号に基づいて、ECU2
1はSOxトラップ剤15の触媒床温度を演算する。
【0030】あるいは、Sトラップ11の入口近傍に、
入ガス温センサ23のみを取り付けてもよい。そして、
Sトラップ11に流入するブローバイガス9の温度に対
応した出力信号をECU21に出力する。これは、この
入ガス温センサ23で検出されるブローバイガス温度
は、SOxトラップ剤15の触媒床温度にほぼ等しく、
SOxトラップ剤15の触媒床温度の代用とすることも
できるからである。
【0031】S被毒回復処理が完了した直後において
は、SOxトラップ剤15の触媒床温度が極めて高いた
め、トラップ性能が低くなる。そこで、S被毒回復処理
制御が終了した後、つまり、Sトラップ11の通電をOF
Fにした後、SOxトラップ剤15の触媒床温度をトラ
ップ性能の高い温度まで素早く冷却する冷却手段を備え
る。冷却手段は、空冷式であってもよいし、水冷式であ
ってもよい。
【0032】本実施形態において、排気触媒12は、デ
ィーゼルエンジン1の排気ガスに含まれる粒子状物質
(PM)、NOx、SOx、HC、COを一つの触媒で
同時に低減することができるDPNR触媒12とする。
DPNR触媒12は、多孔質セラミック構造体からなる
パティキュレートフィルタに吸蔵還元型NOx触媒を担
持したものである。
【0033】還元剤供給装置13は、パティキュレート
フィルタの上流側の排気通路4に還元剤を供給して、N
Ox触媒に流入する排気の空燃比をリッチにする。
【0034】本実施形態ではディーゼルエンジン1に適
用しているため、還元剤としてディーゼルエンジン1の
燃料が使用される。また、この還元剤供給装置13は、
機関燃料系統から供給された燃料を排気通路4内に霧状
に噴射するノズルを備える。
【0035】パティキュレートフィルタと還元剤供給装
置13との間の排気通路4には、排気温センサ25が配
置される。この排気温センサ25からの検出信号は、電
子制御ユニット(ECU21)に入力される。このEC
U21は、CPU(中央演算装置)、RAM(ランダム
アクセスメモリ)、ROM(リードオンリーメモリ)、
入出力ポートを双方向バスで接続した公知の形式のディ
ジタルコンピュータからなる。そして、燃料噴射量制御
等のエンジンの基本制御を実行するほかに、Sトラップ
11の回復処理、吸蔵還元型NOx触媒の再生、パティ
キュレートの燃焼、吸蔵還元型NOx触媒のS被毒回復
処理等の制御も実行する。
【0036】また図示しないが、排気通路4を開閉する
排気絞り弁、およびこの絞り弁を開閉駆動するアクチュ
エータが、排気通路4に配置される。この吸気絞り弁
は、通常時は全開とされており、吸蔵還元型NOx触媒
の再生を行う際に閉弁され、内燃機関の吸入空気量を絞
りDPNR触媒12に流入する排気流量を低減する。こ
れにより、排気中の酸素を消費するので、DPNR触媒
12雰囲気の酸素濃度を低下させるために必要な還元剤
の量は低減される。アクチュエータは吸気絞り弁を駆動
するソレノイド、あるいは負圧アクチュエータ等の適宜
な形式のものであればよい。
【0037】本実施形態では、ディーゼルエンジン1を
適用しているため、通常時の排気の空燃比はリーンであ
り、DPNR触媒12は排気中のNOx を吸蔵する。
また、還元剤が、還元剤供給装置13からパティキュレ
ートフィルタの上流側の排気通路4に供給されて、流入
排気の空燃比がリッチになると、DPNR触媒12は吸
蔵したNOx を放出する。
【0038】ここで、NOx吸放出作用について、図3
を参照して説明する。この吸放出作用の詳細なメカニズ
ムについては明らかでない部分もあるが、以下に示され
るようなメカニズムで行われていると考えられる。本実
施形態では、白金PtおよびバリウムBaを担持させた
場合を例にとって説明するが、その他の貴金属、アルカ
リ金属、アルカリ土類、希土類を用いても同様なメカニ
ズムとなる。
【0039】DPNR触媒12に流入する排気ガスが、
かなりリーンになると排気ガス中の酸素濃度が大幅に増
大する。そして、図3(A)に示されるように、これら
酸素O2 はO2ーまたはO2ーの形で白金Ptの表面に付着す
る。一方では、排気ガス中のNOは白金Ptの表面上で
O2ーまたはO2ーと反応し、NO2 となる(2NO+O2
2NO2 )。次いで生成されたNO2 の一部は、白金P
t上で更に酸化されつつDPNR触媒12内に吸蔵され
て、酸化バリウムBaOと結合する。そして、図3
(A)に示されるように、硝酸イオンNO3ーの形でDP
NR触媒12内に拡散する。このようにして、NOx
がDPNR触媒12内に吸蔵される。
【0040】DPNR触媒12に流入する排気ガス中の
酸素濃度が高い限り、白金Ptの表面でNO2 が生成さ
れる。そして、DPNR触媒12のNOx 吸蔵能力が
飽和しない限り、NO2 はDPNR触媒12内に吸蔵さ
れて、硝酸イオンNO3ーが生成される。
【0041】これに対して、DPNR触媒12に流入す
る排気ガス中の酸素濃度が低下してNO2 の生成量が低
下した場合、反応が逆方向(NO3ー→NO2 )に進む。
こうして、DPNR触媒12内の硝酸イオンNO3ーがN
2 の形でDPNR触媒12から放出される。すなわ
ち、DPNR触媒12に流入する排気ガス中の酸素濃度
が低下すると、DPNR触媒12からNOx が放出さ
れることになる。流入する排気ガスのリーンの度合いが
低くなれば、排気ガス中の酸素濃度は低下する。従っ
て、DPNR触媒12に流入する排気ガスのリーンの度
合いを低くすれば、DPNR触媒12からNOx が放
出されることになる。
【0042】一方、このときDPNR触媒12に流入す
る排気ガスの空燃比をリッチにすると、HC,COは白
金Pt上の酸素O2ーまたはO2ーと反応して酸化される。ま
た、排気ガスの空燃比をリッチにすると、排気ガス中の
酸素濃度が極度に低下するために、DPNR触媒12か
らNO2 が放出される。このNO2 は、図3(B)に示
されるように、未燃焼のHC,COと反応して還元浄化
される。このようにして、白金Ptの表面上にNO2
存在しなくなると、DPNR触媒12から次々とNO2
が放出される。従って、DPNR触媒12に流入する排
気ガスの空燃比をリッチにすると、短時間でNOxがD
PNR触媒12から放出されて、還元浄化される。
【0043】尚、ここでいうDPNR触媒12に流入す
る排気ガスの空燃比とは、DPNR触媒12上流側の排
気通路4と燃焼室または吸気通路2に、供給された空気
と燃料との比率をいう。従って、排気通路4に空気や還
元剤が供給されていないときには、排気空燃比は運転空
燃比(燃焼室内の燃焼空燃比)に等しくなる。また、本
発明に使用される還元剤としては、排気中で炭化水素や
一酸化炭素等の還元成分を発生するものであれば良い。
つまり、水素、一酸化炭素等の気体、プロパン、プロピ
レン、ブタン等の液体又は気体の炭化水素、ガソリン、
軽油、灯油等の液体燃料等が使用できる。本実施形態で
は、貯蔵、補給等の際の煩雑さを避けるため前述のよう
にディーゼルエンジン1の燃料である軽油を還元剤とし
て使用する。
【0044】次に、DPNR触媒12のS被毒のメカニ
ズムについて説明する。DPNR触媒12に流入する排
気ガス中にSOx 成分が含まれている場合、DPNR
触媒12は上述のNOx の吸蔵と同じメカニズムで排
気中のSOx を吸蔵する。すなわち、DPNR触媒1
2に流入する排気の空燃比がリーンのとき、排気中のS
Ox (例えばSO2 )は白金Pt上で酸化されてSO3
ー、SO4ーとなる。そして、酸化バリウムBaOと結合
して、BaSO4 を生成する。BaSO4 は比較的安定
であり、また、結晶が粗大化しやすいため、一旦生成さ
れると分解、放出されにくい。このため、DPNR触媒
12中のBaSO4 の生成量が増大すると、NOx の
吸蔵に関与できるBaOの量が減少してしまうので、N
Ox の吸蔵能力が低下する。このS被毒を回復するた
めには、DPNR触媒12中に生成されたBaSO4
高温で分解するとともに、これにより生成されたSO
3ー、SO 4ーの硫酸イオンをリッチ雰囲気下で還元し、気
体状のSO2 に転換して、DPNR触媒12から放出さ
せる必要がある。
【0045】従って、SOx 被毒を回復するために
は、DPNR触媒12を高温かつリッチ雰囲気の状態に
することが必要である。
【0046】ここで、排気触媒のS被毒回復処理につい
て説明する。S被毒回復処理は、排気触媒に流入する排
気ガスの空燃比をリッチにすることができれば、その構
成は特に限定されるものではない。本実施形態では、排
気触媒12としてDPNR触媒12を利用しているの
で、排気通路4中に吸蔵還元型NOx触媒を担持したパ
ティキュレートフィルタを配置し、パティキュレートフ
ィルタに捕集された粒子状物質(PM:Particulate Ma
tter)の燃焼後、絞り弁が閉弁され、還元供給装置から
パティキュレートフィルタに還元剤が供給される。そし
て、粒子状物質燃焼時に発生する熱により、吸蔵還元型
NOx触媒は高温になっているため、吸蔵還元型NOx
触媒は高温且つリッチ雰囲気下におかれる。このように
して、S被毒を速やかに回復する。
【0047】尚、パティキュレートフィルタは、多孔質
セラミックで形成される。パティキュレートフィルタ内
には、上流側に栓が施された第1通路と下流側に栓が施
された第2通路とが交互に配置され、ハニカム状をなし
ている。排気ガスが上流側から下流側に向かって流れる
と、排気ガスは第2通路から多孔質セラミックの流路壁
面を通過して第1通路に流入し、下流側に流れる。この
とき、排気ガス中の粒子状物質は多孔質セラミックによ
って捕集されるため、粒子状物質の大気への放出は防止
される。
【0048】次に図4および図5を参照にして、本実施
形態の制御システムについて説明する。図4はSトラッ
プのS被毒回復処理の制御ルーチンを示すフローチャー
トである。本ルーチンはECU21により一定時間毎の
割込みによって実行される。
【0049】まず、ステップ110で排気触媒12であ
る吸蔵還元型NOx触媒のS被毒回復処理制御を開始す
るか否かを判断する。吸蔵還元型NOx触媒のS被毒回
復処理制御の開始条件は、例えば、減速時であり、NO
x触媒が活性化温度以上であり、かつ前回再生を実行し
てから所定時間以上経過していること等である。
【0050】吸蔵還元型NOx触媒のS被毒回復処理制
御を開始すべきでないと判断した場合、メインプログラ
ムに戻る。
【0051】一方、ステップ110において、排気触媒
12である吸蔵還元型NOx触媒のS被毒回復処理制御
を開始すると判断した場合、ステップ120に進み、S
トラップのS被毒回復処理制御を開始する。吸蔵還元型
NOx触媒のS被毒回復処理時に、SトラップのS被毒
回復処理を実行することにより、吸蔵還元型NOx触媒
のS再被毒が抑制される。
【0052】次にステップ130において、エンジン出
ガスから放出される硫黄分がNOx触媒に吸蔵されない
条件が成立しているか否かを判断する。このステップで
は、S被毒を回復するために必要な条件、つまり吸蔵還
元型NOx触媒が高温かつリッチ雰囲気の状態であるか
否かを判断する。本実施形態では、この条件をNOx触
媒の床温が600℃以上であり、且つ吸入排気ガスの空
燃比が14.5以下とする。
【0053】この条件を満した場合、つまり、吸蔵還元
型NOx触媒が高温かつリッチ雰囲気の状態であると判
断した場合、ステップ140に進む。そして、ブローバ
イガス通路3に配置されたSトラップ11に通電を行
い、Sトラップ11中のSOxトラップ剤15を加熱す
る。そして、SOxトラップ剤15の温度を600℃か
ら650℃になるように、電力を制御する。
【0054】一方、上記条件が満たされなかった場合、
つまり、吸蔵還元型NOx触媒が高温かつリッチ雰囲気
の状態ではないと判断した場合、メインプログラムに戻
る。
【0055】次にステップ150に進み、Sトラップ1
1の被毒回復処理制御を終了するか否かを判断する。
【0056】この条件を満した場合、ステップ160に
進み、Sトラップ11の通電をOFFにして、SOxト
ラップ剤15の加熱を終了する。そして、メインプログ
ラムに戻る。
【0057】一方、この条件が満たされなかった場合、
ステップ170に進む。そして、Sトラップ11に通電
を行い、SOxトラップ剤15を加熱した時間が所定時
間以上であるか否かを判断する。つまり、SOxトラッ
プ剤15に吸蔵された硫黄分が、SOxトラップ剤15
から放出されたか否かを判断する。
【0058】この条件を満たした場合、ステップ160
に進み、Sトラップ11の通電をOFFにして、SOx
トラップ剤15の加熱を終了する。そして、メインプロ
グラムに戻る。
【0059】一方、この条件が満たされなかった場合、
ステップ130に戻り、エンジン出ガスから放出される
硫黄分がNOx触媒に吸蔵されない条件が成立している
か否かを再度判断する。そして、上記ステップを繰り返
す。
【0060】次に図5を参照にしながら、本実施形態の
冷却手段の制御について説明する。図5は冷却手段の制
御ルーチンを示すフローチャートである。
【0061】まず、ステップ210で、SトラップのS
被毒回復処理制御が終了したか否かを判断する。
【0062】SトラップのS被毒回復処理が終了した直
後は、SOxトラップ剤15の触媒床温度が高く、トラ
ップ性能が低い。そこで、SトラップのS被毒回復処理
制御が終了した後、SOxトラップ剤15の触媒床温度
をトラップ性能の高い温度まで素早く冷却する。
【0063】まず、ステップ210において、Sトラッ
プのS被毒回復処理制御が終了したか否かが判断され
る。この条件は、Sトラップ11の通電がOFFになっ
たこととしてもよい。その場合、SトラップのS被毒回
復回復処理の制御ルーチンが終了した後、本ルーチンを
実行する。
【0064】SトラップのS被毒回復処理制御は終了し
ていないと判定した場合、メインプログラムに戻る。
【0065】一方、ステップ210において、Sトラッ
プのS被毒回復処理制御が終了したと判断した場合、ス
テップ220に進み、Sトラップ11の冷却手段の制御
を開始する。
【0066】次にステップ230に進み、Sトラップ1
1の冷却手段の制御を終了するか否かを判断する。
【0067】この条件を満した場合、ステップ240に
進み、Sトラップ11の冷却手段の制御を終了して、S
トラップ11の冷却を終了する。そして、メインプログ
ラムに戻る。
【0068】一方、この条件を満たさなかった場合、ス
テップ250に進む。そして、SOxトラップ剤15を
冷却した時間が所定時間以上であるか否かを判断する。
つまり、SOxトラップ剤15の触媒床温度がトラップ
性能の高い温度まで下がったか否かを判定する。
【0069】この条件を満たした場合、ステップ240
に進み、Sトラップ11の冷却手段の制御を終了して、
Sトラップ11(SOxトラップ剤15)の冷却を終了
する。そして、メインプログラムに戻る。
【0070】一方、この条件を満たさなかった場合、ス
テップ230に戻り、Sトラップ11の冷却手段の制御
を終了するか否かを再度判断する。そして、上記ステッ
プを繰り返す。
【0071】なお、本実施形態によれば、SOxトラッ
プ剤は、ブローバイガス中の硫黄分を捕捉するため、排
気触媒に堆積するアッシュを低減できる。さらに、SO
xトラップ剤は、ブローバイガス中の硫黄分のみでな
く、リン分も捕集できるため、リン被着による触媒の酸
化活性の低下を抑制する。
【0072】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明に係る排気浄化装置を備えた内燃機関は、SOx
トラップ剤によってブローバイガス中の硫黄分をトラッ
プする。その結果、排気通路中の触媒のS被毒を抑制す
ることができ、S被毒回復処理を行う頻度を大幅に減少
できるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の示す内燃機関の概略構造図。
【図2】Sトラップの拡大図。
【図3】吸蔵還元型NOx触媒のNOx吸放出作用のメ
カニズムを示す図。
【図4】SトラップのS被毒回復処理の制御ルーチンを
示すフローチャート。
【図5】Sトラップの冷却手段の制御ルーチンを示すフ
ローチャート。
【符号の説明】 1…車両用ディーゼルエンジン 2…吸気通路 3…ブローバイガス通路 4…排気通路 5…ピストン・クランク機構 6…弁機構 7…シリンダブロック 8…クランクケース 9…ブローバイガス 11…Sトラップ 12…DPNR触媒 13…還元剤供給装置 14…焼結メタル 15…SOxトラップ剤 21…ECU 22…ヒータリレー 23…入ガス温センサ 24…出ガス温センサ 25…排気温センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/24 F02B 51/02 3/28 301 F02M 35/10 301T F02B 51/02 31/12 301P F02M 31/135 B01D 53/36 101A 35/10 D (72)発明者 石山 忍 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 曲田 尚史 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 小林 正明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 柴田 大介 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大羽 孝宏 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 根上 秋彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G015 BD01 BD12 BD23 CA05 CA16 EA05 EA26 FB06 FC01 3G091 AA02 AA17 AA18 AA28 AB06 BA00 BA11 BA14 BA32 BA33 CA18 CA19 CB02 CB03 CB07 CB08 DA01 DA02 DB10 EA17 FB10 FB12 GA06 GA20 GA23 GA24 GB03W GB05W GB06W HA36 HB09 4D048 AA06 AB02 BC01 CC51

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のブローバイガスをクランクケー
    スから吸気系に再循環させるブローバイガス通路と、排
    気通路中に排気触媒とを有する内燃機関において、 前記ブローバイガス中の硫黄成分をトラップするSOx
    トラップ剤を前記ブローバイガス通路中に備えることを
    特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】前記内燃機関はディーゼルエンジンである
    と共に、前記排気触媒はNOx触媒であることを特徴と
    する請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記SOxトラップ剤を加熱する加熱手段
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の
    排気浄化装置。
  4. 【請求項4】前記加熱手段は、排気ガスの空燃比が理論
    空燃比又はその近傍であるストイキあるいは理論空燃比
    より過濃であるリッチのとき、前記SOxトラップ剤を
    加熱することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の
    排気浄化装置。
  5. 【請求項5】前記SOxトラップ剤を冷却する冷却手段
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の
    排気浄化装置。
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