JP4715145B2 - 容器用中蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、口元部がストレートに容器本体部につながっているような形状の容器に適した容器用中蓋に関するものである。
口元部(121)の外側面に螺子部(123)が形成され、該口元部(121)からストレートに容器本体部(122)につながっているストレート部が長い容器(120)が、芳香剤などを収納する容器として使用されている(図3参照)。
そして、口元部(121)にはプラスチック成形品からなる中蓋(110)が嵌め込まれ、その場合、容器内面のみですり合わさっている場合が多く、天面も容器天面(124)のみが押さえられている状態のものが多い。さらに、その上から螺子部(123)に螺合させてキャップ(図示せず)が被せられている。
このような形状の容器の場合、すなわち、螺子部から下が垂直のストレート部分が長い容器に関しては、中蓋を口元に嵌め込む際、容器内の空気の抜き性が悪く、嵌め込みにくい。特に、耐内容物性を高めるため使用する高密度ポリエチレン樹脂など材質が硬い場合には顕著に嵌めにくさが現れる。
また、容器に中蓋がセットできていても、内圧が高い状態で嵌め込まれている場合が多く、その場合中蓋が自然に開いてくる可能性がある。容器に中蓋をセットし易くするため、すり合わせ緩衝量を小さくして行くと液漏れの可能性がある。
本発明は、芳香剤などを収納する、口元部からストレートに容器本体部につながっているストレート部が長い容器の口元部に嵌め込むプラスチック製の容器用中蓋に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、嵌合強度が適当で容器口元部に嵌め易く、かつ、容器口元部から抜き易い容器用中蓋を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、天板の周縁に口元部の内側面に内接する内嵌合周壁が立設され、該内嵌合周壁の先端には口元部の先端縁に密接する嵌合幅部が天板と平行に設けられ、該嵌合幅部の先端周縁には、前記口元部の外側面に内接する外嵌合周壁が垂設され、前記内嵌合周壁は、上端より外嵌合周壁と同じ高さまでは口元部に密接するように形成され、それより下部では口元部の内側面に対して密接しないように、内嵌合周壁の外径が上部より小さく形成されていることを特徴とする、容器用中蓋である。
このように請求項1記載の発明によれば、天板の周縁に口元部の内側面に内接する内嵌合周壁が立設され、該内嵌合周壁の先端には口元部の先端縁に密接する嵌合幅部が天板と平行に設けられ、該嵌合幅部の先端周縁には、前記口元部の外側面に内接する外嵌合周壁が垂設され、前記内嵌合周壁は、上端より外嵌合周壁と同じ高さまでは口元部に密接するように形成され、それより下部では口元部の内側面に対して密接しないように、内嵌合周壁の外径が上部より小さく形成されているので、本発明の容器用中蓋は、上端より外嵌合周壁と同じ高さまでは容器の口元部に密接するように形成されているが、それより下では口元部の内側面と内嵌合周壁の外側面との間には微小の隙間が生じて、容器本体の口元部に嵌め易いと同時に口元部から容易に抜くことができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記内嵌合周壁の内方に,天板と平行に摘まみ片を形成させたことを特徴とする、容器用中蓋である。
このように請求項2記載の発明によれば、内嵌合周壁の内方に、天板と平行に摘まみ片を形成させたので、摘まみ片をもって引き抜くことにより、より容易に容器用中蓋を容器本体の口元部から抜きとることができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記摘まみ片の表面及び裏面には、滑り止め加工が施されていることを特徴とする、容器用中蓋である。
このように請求項3記載の発明によれば、摘まみ片の表面及び裏面には、滑り止め加工が施されているので、指等で摘まみ片を摘んで引っ張る際に、指等が滑ることなく、摘まみ片を十分に引っ張り中蓋を容易に取り去ることができる。
このように本発明の容器用中蓋は、高密度ポリエチレンレベルの硬い樹脂であっても、低密度ポリエチレンのような軟らかい樹脂であっても容器本体に中蓋をセットする際、エア逃げがうまく出来、容易にセット可能で、その後も浮き上がってこない。嵌合強度も適当で嵌め易く抜き安い。外嵌合がしっかりしているため、中身が液体の場合にも中身が漏れにくい。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の容器用中蓋は、例えば、図1、図2に示すように、口元部(21)からストレートに容器本体部(22)につながっているストレート部分の長い容器の口元部(21)に嵌め込まれる容器用中蓋(10)で、一般的には、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンなどのような熱可塑性樹脂を射出成形して作製するものである。また、口元部(21)の外側面には螺子部(23)が形成されている。
すなわち、その構造は、天板(11)の周縁には、容器本体の口元部(21)の内側面に内接する内嵌合周壁(12)が立設されている。
内嵌合周壁(12)の先端には口元部(21)の先端縁に密接する嵌合幅部(13)が天板(11)と平行に設けられている。
嵌合幅部(13)の先端周縁には、口元部(21)の外側面に内接する外嵌合周壁(14)が垂設されている。嵌合幅部(13)の嵌合幅は容器の口元部(21)の先端幅よりやや小さくするか、同じにして嵌合セリを持たせる。
外嵌合周壁(14)の内径は、容器の口元部(21)の外径よりやや小さく設けて嵌合セリを持たせる。また、外嵌合周壁(14)は、口元部(21)の外側面に形成された螺子部(23)の近傍までの高さとすることが好ましい。
内嵌合周壁(12)は、上端より外嵌合周壁と同じ深さまでは口元部(21)に密接するように形成され、それより下部では口元部(21)の内側面に対して密接しないように、内嵌合周壁(12)の外径が上部より小さく形成されている。
このため、容器用中蓋(10)を容器の口元部(21)に嵌め込んだ場合には、口元部(21)の内側面と内嵌合周壁(12)の外側面との間に微小の隙間(15)が発生する
すなわち、内嵌合周壁(12)の外嵌合周壁(14)と同じ深さより下部においては、テーパーで内嵌合周壁(12)の外側面を多少上部より薄く形成して、中蓋(10)を容器の口元部(21)に嵌めた際の嵌合を逃がすようにしている。
このようにすることにより、中蓋(10)を容器の口元部(21)にセットする際、エア逃げがうまく出来、容易にセット可能で、その後も中蓋(10)が浮き上がってこない。
また、内嵌合周壁(12)の内方に、内嵌合周壁から突出させて天板(11)と平行に摘まみ片(16)を形成させると、中蓋(10)を容器の口元部(21)から取り除く際に有利である。
摘まみ片(16)の表面及び裏面に滑り止め加工(17)を施しておくと摘まみ片(16)が滑りにくくなり、中蓋(10)を口元部(21)から取り去る際に便利である。滑り止め加工(17)は片面のみに施しても構わない。
本発明の容器用中蓋の一実施例を示す、断面説明図である。 図1の容器用中蓋を口元部がストレートに容器本体部につながっている容器に嵌め込んだ状態を示す、部分断面説明図である。 従来の容器用中蓋を容器本体に嵌め込んだ状態の一例を示す、断面説明図である。
符号の説明
10‥‥容器用中蓋
11‥‥天板
12‥‥内嵌合周壁
13‥‥嵌合幅部
14‥‥外嵌合周壁
15‥‥微小の隙間
16‥‥摘まみ部
17‥‥滑り加工
20‥‥容器
21‥‥口元部
22‥‥容器本体部
23‥‥螺子部
110‥‥中蓋
120‥‥容器
121‥‥口元部
122‥‥容器本体部
123‥‥螺子部
124‥‥容器天面

Claims (2)

  1. 容器口部に嵌め合わせられる中蓋であって、天板の周縁に立設され容器口部の内側面に内接する内嵌合周壁と、容器口部の先端縁に密接する嵌合幅部と、容器口部の外側面に内接する外嵌合周壁とからなり、
    該外嵌合周壁の内径は前記容器口部の外径よりも小さく、かつ、外嵌合周壁は上端より前記容器口部の外側面に形成される螺子部の近傍までの高さであり、
    前記内嵌合周壁は、上端より外嵌合周壁の下端と同じ高さまでが前記容器口部の内側面に当接し、かつ、それより下部では前記容器口部の内側面と当接しないように、その外径が小さく形成されていて、容器口部の内側面と内嵌合周壁の外側面との間に微小の隙間が発生するように構成されていると共に、内嵌合周壁の外側面が上部より薄く形成されていることを特徴とする、
    容器用中蓋。
  2. 前記内嵌合周壁の内方に前記天板と平行に、滑り止め加工を施した摘まみ片を形成したことを特徴とする請求項1記載の容器用中蓋。
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