JP2004026274A - 移行中栓付きキャップ - Google Patents

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JP2004026274A
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cap
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mouth
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screwed
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JP2002189306A
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Shigeo Iizuka
飯塚 茂雄
Kazuaki Nose
野瀬 和明
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】移行中栓付きキャップを容器体口頸部へ螺合させる際、該キャップ内に装着されている移行中栓が邪魔となって、キャップの螺合が不便となることを解消した。
【解決手段】移行中栓11付きキャップ1を、容器体口頸部21外面へ浅く螺合させた状態で、口頸部21に移行中栓11が触れないよう形成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移行中栓付きのキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実公昭57−3966 号が示すように移行中栓付きのキャップが知られている。該キャップは該キャップ嵌合用の容器体口頸部に嵌合させる中栓を、予めキャップ内へ装着させておき、容器体口頸部外面へキャップ周壁を螺合すると、該キャップ締付けにより上記中栓が口頸部内へ緊密に嵌合され、中栓は口頸部へ嵌合させたままで、キャップだけが外れるよう設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記中栓としては、上記公報に示されている、注出孔付きの口蓋形、又注出孔付きの中栓形のほか、底壁外周から容器体口頸部内面へ嵌合させる周壁を起立し、該周壁上端に外向きフランジを付設した、容器体口頸部閉塞形の中栓も知られているが、該閉塞形中栓の場合は周壁上面を閉塞する頂壁を有しないため、キャップに対する中栓の位置が不安定となり易く、口頸部外面へ中栓付きキャップを浅く嵌合させたとき、螺合開始に先だって中栓底部が容器体口頸部の上端部へ接して螺合が困難となり、キャップ押下げにより強制的に中栓底部を口頸部の上端部内へ嵌合させた後でなければ口頸部に対するキャップの螺合が出来ない場合があった。このようなことは、上記他のタイプの中栓においても生ずることがある。
【0004】
本発明は上記困難が生ずることがなく、移行中栓付きキャップを容器体口頸部へ螺合させることが容易としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、移行中栓付きキャップにおいて、
容器体口頸部21へ浅く螺合させて、キャップ周壁3の雌ねじ条4下端部が口頸部雄ねじ条22の上端部と螺合した位置で、口頸部21に移行中栓11が触れないよう形成した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に、上記移行中栓11を、底壁12外周から起立する周壁13上端に外向きフランジ14を付設させて形成し、かつ周壁の上部外径を口頸部内径よりも大に、かつ周壁下部外径は口頸部内径よりも小に形成した。
【0007】
第3の手段として、上記第2の手段を有すると共に、雌ねじ条4下端部と雄ねじ条22上端部とが螺合する位置で、中栓周壁13の下部が口頸部21の上部内へ遊挿可能に形成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明すると、1は頂壁2外周から周壁3を垂下するキャップで、その周壁内面には雌ねじ条4を周設している。その周壁の上部下半は中内径部5とし、かつその下端部には係合突条6を周設し、上部上半は小内径部7としている。
【0009】
11は移行中栓で、底壁12外周から周壁13を起立し、その周壁上端には外向きフランジ14を付設している。該外向きフランジ外周部は薄肉の弾性板15で形成しており、その外向きフランジを上記キャップの中内径部5内面へ圧接させて移行中栓をキャップ内へ装着させている。弾性板15は係合突条6内径より大外径とし、移行中栓の抜け落ちを防止している。
【0010】
上記周壁13は上半部を大外径の厚肉部13a に、かつ下半を小外径の薄肉部13b に形成しており、上半部の下部外面へはシール突条13c を周設し、又下半の下部外面は下方小外径のテーパ状としている。
【0011】
尚図示例では底壁12の側方一部から柱16を起立し、該柱上端にプルリング17を横設して、プルリング付きの中栓としている。
【0012】
21は上記移行中栓付きキャップ1を螺合させる容器体の口頸部で、外面へ雄ねじ条22を周設している。
【0013】
該口頸部21と上記移行中栓付きキャップ1とは次のような関係を有する。
【0014】
まず、中栓周壁13の下半外径は口頸部21の内径よりも小径であって口頸部の上部内へ遊挿可能とし、上半外径は口頸部内径よりも大とし、強制的に押下げすることで中栓周壁上半は口頸部21内へ水密に嵌合可能とする。
【0015】
又図1が示すようにキャップ周壁3を容器体口頸部21の上部へ浅く螺合させて、雌ねじ条4下端部と雄ねじ条22上端部とが螺合する位置で、中栓周壁13の下部が、口頸部21の上部内へ遊挿されるよう設ける。
【0016】
上記図1の状態からキャップ1を螺降させ、締付けすると、移行中栓11も共に螺降することで、図2のように周壁上半は強制的に弾性に抗し縮径されて口頸部21内へ押込みされ、移行中栓の外向きフランジ14下面は口頸部上端面へ、又周壁13の上半部外面は口頸部の上部内面へ、それぞれ圧接する。該状態からキャップ1を螺脱すると、移行中栓11は口頸部内へ嵌合されたままで、キャップだけが外れることとなる。移行中栓11を外す場合は図示例のようにプルリングを付設した場合はそのプルリング上方引上げで行えばよく、プルリングを付設しない場合は外向きフランジ一部を押上げることで行うことが出来る。
【0017】
尚移行中栓11は弾性ある合成樹脂材で一体成形している。
【0018】
【発明の効果】
請求項1記載のようにすることで、移行中栓付きキャップであっても、容器体口頸部へのキャップ螺合に際して、そのキャップに内装された移行中栓が邪魔となってそのキャップ螺合が不便となることはない。
【0019】
請求項2のようにすることで、口頸部21へキャップを浅く螺合させた状態で、中栓周壁下部が口頸部内面へ触れないようにすることが容易である。
【0020】
請求項3のようにすることで、中栓周壁の高さを充分な高さとすることが出来、口頸部内面と中栓周壁外面との密接部分の長さを必要かつ充分な長さとすることが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明キャップを容器体口頸部へ浅く螺合させた状態で示す断面図である。
【図2】図1キャップを螺降させ、かつ締付けた状態で示す断面図である。
【符号の説明】
1…キャップ            4…雌ねじ条
11…移行中栓          13…中栓周壁
21…口頸部       22…雄ねじ条

Claims (3)

  1. 移行中栓付きキャップにおいて、
    容器体口頸部21へ浅く螺合させて、キャップ周壁3の雌ねじ条4下端部が口頸部雄ねじ条22の上端部と螺合した位置で、口頸部21に移行中栓11が触れないよう形成した
    ことを特徴とする移行中栓付きキャップ。
  2. 上記移行中栓11を、底壁12外周から起立する周壁13上端に外向きフランジ14を付設させて形成し、かつ周壁の上部外径を口頸部内径よりも大に、かつ周壁下部外径は口頸部内径よりも小に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の移行中栓付きキャップ。
  3. 雌ねじ条4下端部と雄ねじ条22上端部とが螺合する位置で、中栓周壁13の下部が口頸部21の上部内へ遊挿可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項2記載の移行中栓付きキャップ。
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JP2006089081A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Toppan Printing Co Ltd 容器用中蓋

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