JP4715025B2 - 読み出し機の場における電磁気トランスポンダの存在の確認 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電磁気トランスポンダ、すなわち、読み出しおよび/または書き込みターミナルと呼ばれる、(一般には固定されている)ユニットによって、無接触かつ無線の方法で、応答信号電波を発信することができる(一般には移動できる)無線機を用いたシステムに関する。一般に、トランスポンダは、内蔵されている電子回路に必要な電力供給を、読み出しおよび書き込みターミナルのアンテナによって放射される高周波場から抽出している。
【0002】
【従来の技術】
図1は、本発明が関するタイプの、読み出し/書き込みターミナル1とトランスポンダ10との間のデータ交換システムの従来例を図式的に示す。
【0003】
一般に、ターミナル1は、アンプまたはアンテナカプラ3の出力ターミナル2と、参照用電位(一般に、アース)にあるターミナル4との間の、コンデンサC1と抵抗R1を直列に接続したインダクタンスL1で構成される直列発振回路で、基本的に構成される。アンプ3は、変調器(MOD1)5より供給される高周波伝送信号Eを受信し、この変調器5は、参照周波数(信号OSC)を、例えば、(図示されない)水晶発振器から受信する。変調器5は、必要なら、伝送されるデータ信号Txを受信し、ターミナルからのデータ伝送がない状態では、トランスポンダに遠隔に供給するよう適合された高周波搬送波(例えば、13.56MHz)を供給する。受信モードにおいては、ターミナル1は復調器(DEMOD1)6を利用し、この復調器6は、トランスポンダ10によって発生した負荷の変動を高周波信号の上で検出するために使用される。復調器6は、例えば、コンデンサC1のターミナル7および4にかかる電圧を取り出し、復調後の受信されるデータの信号Rxを供給する。
【0004】
図示されない他の回路が、一般にターミナル1に接続される。これらの回路の中には、とりわけ、制御信号とデータを処理するためのマイクロプロセッサに、ほとんどの場合、基づいて受信されるデータを制御および活用するための回路が含まれている。これらの回路は、一般に、図示されない別の入力/出力回路(キーボード、スクリーン、プロバイダへの伝送手段など)および/または処理回路と通信する。読み出し/書き込みターミナルの回路は、それらの動作に必要な電力を、例えば電力供給システムまたは電池に接続された(図示されない)供給回路から引き出す。
【0005】
ターミナル1と協働することを意図されたトランスポンダ10は、基本的に、制御および処理回路13の2つの入力ターミナル11、12の間に、コンデンサC2と並列になったインダクタンスL2から構成される並列発振回路を含む。ターミナル11、12は、実際には、(図示されない)整流手段の入力に接続され、この整流手段の出力は、トランスポンダ内部の回路の直流電源供給ターミナルを構成する。これらの回路は、一般に、接続15を介して他の要素(例えば、メモリー)と通信できるマイクロプロセッサ14(P)を基本的に含む。トランスポンダ10は、さらに、ターミナル1から受信される信号の復調器(DEMOD2)16を含み、これは、信号Rx’を回路14に供給し、かつ、回路14からそれが受信するデータTx’をターミナル1に伝送するために、信号Rx’を変調器(MOD2)17に供給する。
【0006】
このターミナルとトランスポンダの発振回路は、一般に、ターミナルの発振回路の励起信号の周波数に対応して同じ周波数に同調されている。高周波信号(例えば、13.56MHz)は、伝送搬送波としてだけでなく、ターミナルの場に位置するトランスポンダのための遠隔供給搬送波としても使用される。トランスポンダ10がターミナル1の場内に位置する時は、その共振回路のターミナル11および12の間に高周波電圧が生じる。整流され、あるいはクリッピングされた後、この電圧は、トランスポンダの電子回路13の供給電圧を提供する。分かりやすくするために、整流、クリッピング、および、供給手段は図1に示さない。一般に、復調(ブロック16)は、ターミナルにより発信される高周波搬送波上のデータの振幅変調を保存するためにクリッピング手段の上流で行われる。この振幅変調は、トランスポンダへデータおよび/または制御信号を伝送するために、別のコード化技術に従って行われる。帰路では、トランスポンダからターミナルへのデータ伝送Tx’は、一般に、共振回路L2、C2によって構成される負荷を変調することによって行われる。これが、変調器17がこの共振回路と並列に示される理由である。負荷の変化は、搬送波の周波数より小さい周波数(例えば、847.5kHz)の、いわゆる復帰変調二次搬送波の速度で行われる。
【0007】
次に、トランスポンダからの負荷の変動は、例えば、コンデンサC1にかかる電圧の測定の手段によって振幅変化または位相変化の形で、または、復調器6の手段によって発振回路内の電流の形で、ターミナルによって検出することができる。
【0008】
従来の電磁気トランスポンダシステムの問題は、ターミナルによって遠隔で電力供給され、前記ターミナルへのデータの伝送を行うトランスポンダがターミナルによって検出されない恐れがあることである。これはすなわち、ターミナルの復調器がデータの変調の存在を検出しないということである。この現象は、一般に「復調ギャップ」と呼ばれる。特定のシステムについて、これはターミナルとトランスポンダの相対位置に対応し、この位置で、ターミナルの復調器は「ブラインド(blind)」である。
【0009】
この復調ギャップの考えは、「遠隔電力供給ギャップ」と呼ばれるものとは異なる。この「遠隔電力供給ギャップ」では、たとえ、トランスポンダがターミナルの電磁場内にあっても、トランスポンダが高周波信号によって電力供給されるようにすることができない。確かに、トランスポンダとターミナルの間の相対位置によっては、ターミナルでは、発振回路間の磁気カップリングによりトランスポンダに電力供給されず、すなわち、トランスポンダの発振回路のターミナル11と12間に発生した電圧が、トランスポンダを動作するには小さすぎることがある。復調ギャップにおいては、トランスポンダは適切に電力供給される。トランスポンダは、一般に、振幅変調におけるターミナルによって伝送されるデータを適切に検出する。トランスポンダは、その発振回路の負荷の変動によって、ターミナルへ復帰変調によりデータを適切に伝送する。しかし、ターミナルの復調器は、この復帰変調を検出しない。
【0010】
この復調ギャップの問題の結果として、ターミナルは、その場内のトランスポンダの存在を検出できない。というのは、この検出は、従来、ターミナル側のデータ復調器の結果を使用しているからである。特に、これがスタンバイ状態にある時は、伝送を待っていると、ターミナルは、遠隔電力供給搬送波の振幅を変調することによって応答信号電波を発信させる依頼を周期的に伝送する。続いて、ターミナルは、その復調器の出力をモニタし、この復調器はターミナルにトランスポンダの存在を示す。確かに、トランスポンダがターミナルの場に入ることによって、トランスポンダの「目が覚まされる」所で、トランスポンダは、このターミナルによって周期的に伝送される応答信号電波を発信させるメッセージを復調し、トランスポンダにそれ自身が識別されたことを応答する。
【0011】
さらなる短所は、トランスポンダがターミナルからのデータを受信したため、トランスポンダは、それがターミナルによって認識されたと確信するが、これが真実ではないことである。この現象を除去する現在の唯一の技術は、伝送を確認するために情報交換を増やすことであるが、これは伝送持続時間の点では費用がかかる。
【0012】
本発明が適用するタイプの別のトランスポンダシステムは、例えば、米国特許第4,963,887号および第5,550,536号、並びに、ヨーロッパ特許出願第0,722,094号および第0,857,981号に述べられており、これらの全ては参考として本明細書に関連してている。
【0013】
振幅復調器を備えた読み出し/書き込みターミナルでは、ターミナルと関係しているトランスポンダの発振回路の間の特定のカップリング係数について、トランスポンダの発振回路L2−C2の自己共振周波数を取り囲む搬送波(13.56MHz)の2つの周波数コンフィグレーションがあり、復調器の出力電圧は無効つまり復調ギャップとなる。理想的には、中央周波数は、遠隔電力供給搬送波周波数のターミナルとトランスポンダの完全な同調に対応し、復調に利用可能な振幅は最大値である。
【0014】
トランスポンダによって受信される遠隔供給電力を最大にするため、ターミナルとトランスポンダの発振回路の双方を、遠隔電力供給搬送波周波数に同調することが切望される。しかし、特に、一般に集積化されているトランスポンダのコンデンサC2として、発振回路に使用されるコンデンサの製造公差は、一般に10%程度である。この程度の製造公差の結果として、完全な同調は実際には尊重されず、ターミナルの場に進入するトランスポンダが、特定のカップリング位置において、復調ギャップ内にはないことが保証できない。
【0015】
さらに、振幅復調応答における復調ギャップの位置は、発振回路間の相互インダクタンスに従って変化する。今、この相互インダクタンスは、ターミナルとトランスポンダのアンテナL1およびL2を分離している距離に依存し、したがって、伝送中のターミナルに関するトランスポンダの相対位置に依存する。
【0016】
位相復調器を備えた読み出し/書き込みターミナルでは、復調器の出力電圧は、ターミナルと関係するトランスポンダの発振回路間の特定のカップリング係数に対して、遠隔電力供給搬送波周波数のターミナルとトランスポンダの完全な同調に対応する周波数で無効つまり復調ギャップとなる。トランスポンダ側では、この周波数は、トランスポンダの発振回路L2−C2の自己共振周波数である。
【0017】
ターミナルとトランスポンダの発振回路を恒久的に離調して、2つの回路が、ともに遠隔電力供給搬送波周波数には同調されない技術が知られている。しかし、これから結果として生じる短所は、これがトランスポンダ遠隔電力供給に、したがって、システムの範囲にも悪影響を与えることである。
【0018】
さらに、コンデンサの製造公差の拡大により、復調ギャップの危険を削減することが望まれるなら、搬送波周波数が実質的にシフトすることになる。
【0019】
したがって、従来の位相復調システムの重大な短所は、遠隔電力供給とターミナルによる位相復調の能力との間に妥協がなくてはならないことである。さらに、位相復調の応答におけるギャップの位置が、これらの発振回路間の相互インダクタンスに依存して変化するため、この妥協は達成し難い。
【0020】
復調ギャップの存在と、インダクタンス間の距離に関するこれらの復調ギャップの位置の変化の存在の複合問題は、構成要素の製造公差に関連して、従来のシステムを信頼できないものとしている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、読み出し/書き込みターミナルの復調器の応答における復調ギャップの存在に関する従来システムの短所を克服することである。
【0022】
さらに詳細には、本発明の目的は、読み出し/書き込みターミナルを、その場に進入したトランスポンダから受信するデータの復調ギャップに対して鈍感にする新規な制御方法を提供することである。
【0023】
同じく、本発明の目的は、その場に進入したトランスポンダから受信するデータの復調ギャップに鈍感な新規なターミナルを提供することである。
【0024】
同じく、本発明の目的は、トランスポンダの修正を必要とせず、したがって、現行のトランスポンダと互換性のある解決策を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
これらおよび他の目的を達成するために、本発明は、発振回路の電流および所定の値でそれにかかる電圧にリンクした電流変数値と比較して電磁場内のトランスポンダの存在を検出することを含む、発振回路の信号位相を制御する手段を備えた、発振回路を励起するための信号を使用する電磁場発生ターミナルを制御するための方法を提供する。
【0026】
本発明の一実施形態によると、前記所定の値は、ターミナルの場にトランスポンダがない状態で、ターミナルのオフロード動作中に測定され、保存される。
【0027】
本発明の一実施形態によると、前記存在の検出は、ターミナルに含まれる復調器がトランスポンダによって放射される信号を検出しない時に実行される。
【0028】
本発明の一実施形態によると、この方法は、トランスポンダの存在が検出された場合、位相制御を不活性化することと、ターミナルの発振回路のインピーダンスの虚数部分を所定の値に強制変更することを含む。
【0029】
本発明の一実施形態によると、前記虚数部分の強制変更は、発振回路の可変容量要素の値を強制変更することによって行われる。
【0030】
本発明の一実施形態によると、振幅復調器を備えたターミナルに適用すると、前記虚数部分を強制変更した所定の値は、ターミナルのオフロード動作に対応する。
【0031】
本発明の一実施形態によると、位相復調器を備えたターミナルに適用され、前記虚数部分を強制変更する所定の値は、ターミナルのオフロード動作に対応する限界値に関連してこの虚数部分の関数である。
【0032】
本発明の一実施形態によると、この方法は、トランスポンダの存在が検出された場合、および、ターミナルに含まれる振幅復調器と位相復調器内の活性化された復調器によって何のデータも検出されない場合に、データを検出するために他の復調器を選択することを含む。
【0033】
同じく、本発明は、1つのトランスポンダが電磁場に進入する時に、少なくとも前記トランスポンダと協働するよう適合され、本発明の方法を実行する手段を含む電磁波場発生ターミナルを提供する。
【0034】
前述した本発明の目的、特徴、および、長所は、添付の図面を参照して具体的な実施形態に関する以下の制限を設けない記述において討論される。
【0035】
【発明の実施の形態】
同じ要素は、異なった図面においても同じ参照番号で示す。分かりやすくするために、ターミナルとトランスポンダの要素のみ、および、本発明の理解に必要な情報交換プロセスのステップのみを図面に図示し、以下に述べる。特に、変調器と復調器の構成の詳細は述べず、以下に述べる機能上の説明に基づく当業者の能力の範囲内とする。さらに、本発明は、ターミナルの発振回路にトランスポンダが構成する負荷を変化させるためのいわゆる「抵抗性」復帰変調(back−modulation)を使用するトランスポンダ(トランスポンダの発振回路の容量は固定されている)に関連して討論されるが、本発明は、さらに一般的に、いかなるタイプの復帰変調に対しても、例えば、いわゆる「容量性」復帰変調に対しても適用する。
【0036】
本発明の特徴は、読み出し/書き込みターミナルの場内のトランスポンダの存在の直接決定を提供することであり、すなわち、それが無い時にはトランスポンダから来る復調されたデータ伝送信号を解釈する必要がないということである。さらに詳細には、本発明は、ターミナルが使用できる復調された信号がない場合、データ伝送の存在から独立した他の決定によって、ターミナルの場内のトランスポンダの不在を確認することを提供する。
【0037】
本発明の他の特徴は、復調器の結果と直接決定の結果の間に食い違いがある場合、ターミナルの復調器が受信されたデータを正確に解釈するようにする修正的動作を提供することである。この修正的動作は、ターミナルの発振回路と、望ましくは、この回路の容量性要素により行われる。
【0038】
ターミナルの場内のトランスポンダの存在または不在の決定は、本発明に従って、ターミナルの発振回路の電流および容量性要素にかかる電圧(または、この電流と電圧に直接リンクした変数)の測定によって、および、得られた電流値を事前に保存された値と比較することによって行われる。後者は、好ましくは、読み出し装置が特定のコンフィグレーションにある学習位相内で測定された値に対応する。
【0039】
その後、可能な修正動作は、特に、ターミナルによって使用される復調のタイプ(位相または振幅)に従って異なった計算と比較を要求することもある。
【0040】
図2は、読み出し/書き込みターミナルのスタンバイ状態に適用された、ターミナルの場内のトランスポンダの存在の確認のシークエンスの実行のモードの簡略化したフローチャートである。
【0041】
トランスポンダ読み出し/書き込みターミナルは、電源が入れられ、動作状態に入るや否や、設定および位相試験の開始後、スタンバイ手続きを開始し(ブロック20、ST)、この間にこのターミナルは、トランスポンダとの通信が確立されるのを待つ。この手続きは、依頼のシークエンス(REQ)を、ターミナルの場内に存在する考えられるトランスポンダに周期的に送る(ブロック21)ことを含む。応答信号電波を発信させる依頼21の各送出後に、読み出し装置は、その復調器によって、場に進入したトランスポンダから来る受け取り確認メッセージ(ACK)の受信をモニタする(ブロック22)。
【0042】
(図示されない)従来の方法において、受け取り確認がない場合、読み出し装置は、依頼21の送出についてのループを作る。受け取り確認(ACK)を受信すると、読み出し装置は、トランスポンダが真にそれのために意図されたトランスポンダであるかどうかチェックを行うモード、並びに、場内に存在することがあるいくつかのトランスポンダを個別化するための、考えられる反衝突モード(ブロック23、INIT/COM)へと転換する。ターミナルの場内に確かに、いくつかのトランスポンダが存在する場合、ターミナルによる、応答信号電波を発信させる依頼への反応として、それらのトランスポンダは同時に、または、利用できない読み出し装置による復調の結果を作るために十分小さな時間間隔を以って、反応することがある。続いて、前記読み出し装置は、通信を希望するトランスポンダを選択するか、または、異なったトランスポンダに異なったチャンネルを割り当てるかのいずれかを行わなければならない。
【0043】
通信は、ブロック23として図2に図示する初期化と反衝突プロセスが終了した時にのみ開始する。特定のトランスポンダが適切に識別されるや否や、それは、考えられる他のトランスポンダの検出に対する妨害を避けるために、応答信号電波を発信させる依頼をもはや受け取り確認しない状態に置かれる。
【0044】
上記に簡単に述べたタイプの初期化と反衝突プロセスは知られている。従来の方法の図は、例えば、参考として本明細書に関連するフランス特許出願第2,760,280号および第2,773,627号に見出される。
【0045】
スタンバイ手続きの間、または、通信の間に、ターミナルはその復調器によって提供される結果を利用する。
【0046】
本発明によれば、読み出し装置がその復調器からの結果を得ることを予想し、その結果が否定であるたびに(ブロック22)、本発明の確認手続き(ブロック24、VALID)が実行される。
【0047】
本発明の方法の実行が、ターミナルの場内のトランスポンダの不在を確認すると、従来の応答信号電波を発信させる依頼の送出(リンク25)が再開される。しかし、本発明によって行われるチェックが復調器の結果を無効にし、トランスポンダがターミナルの場に存在しているにちがいないことを示すなら、通信の初期化を行う前に、ターミナルの発振回路に修正動作が行われる(リンク26)。
【0048】
トランスポンダの発振回路の構成要素の公差の問題と、ドリフトの問題を解決するために、さらに、これらの要素の値はトランスポンダによって変化しやすいため、本発明によって、参照値に関してターミナルの発振回路の位相を制御することが提供される。本発明によれば、この位相制御はループ手段により行われ、このループは、トランスポンダからの考えられる復帰変調を妨害することを避けるために十分ゆっくりで、ターミナルの場内のトランスポンダの通過速度に比較して十分に速くなるよう選択された反応時間を有している。これは、変調周波数(例えば、トランスポンダからターミナルへのデータ伝送に使用する13.56MHzの遠隔電力供給搬送波周波数と847.5kHzの復帰変調周波数)に関する静的制御と呼んでもよい。
【0049】
このようなターミナルの発振回路の位相制御は、例えば、上述したヨーロッパ特許出願第0,857,981号に述べられているような周知の手段を使用することによって実行することもできる。本発明を実行するために、本明細書によって提供されるシステム、または、周知の他の位相制御システムの適用は、この記述に含まれる機能上の説明に基づいて当業者の能力の範囲内である。
【0050】
位相制御ループの使用により、ターミナル発振回路の電流と電圧の測定値は、本発明に従って、場内の1つまたはいくつかのトランスポンダの存在に関する情報をこの測定から推測するために利用することができる。
【0051】
ターミナルの直列発振回路内のIで示される(例えば、強度トランスによって測定された)電流は、いわゆる発電機電圧(Vg)にリンクしており、発振回路を励起し、以下の関係によって発振回路の見かけのインピーダンスZ1appにリンクしている。
【0052】
【数1】
Figure 0004715025
【0053】
ここで、ターミナルの発振回路の直列インダクタンスと抵抗が、固定された不変の値を取っていることを考慮すると、少なくとも特定のターミナルについて、発振回路の励起電圧は、一定した係数によって、ターミナルの容量性要素にかかる電圧(VC1)に比例する。したがって、ターミナルの発振回路の見かけのインピーダンスを評価することは、容量性要素にかかる電圧と発振回路内の電流との間の比を評価することに等しい。
【0054】
本発明によって行われるトランスポンダの存在の評価は、ターミナルの発振回路内の電流の情報とそれにかかる電圧の情報、さらに詳細には、その容量性要素(または、不変で決定されている係数によって、これらの変数に直接リンクした情報)を排他的に使用する。
【0055】
本発明によれば、ターミナルの場に何らのトランスポンダも存在しない時に、電流と電圧のいわゆる「オフロード」値が、使用される。これらの電気的大きさは、例えば、学習位相において、例えば、ターミナルの利用場所への設置に続いて、読み出し/書き込みターミナル側で容易に測定可能である。
【0056】
その後、容量性要素にかかる電圧と発振回路内の電流との間の電流比(または、リンク情報)を評価することにより、場内のトランスポンダの存在が推測できる。
【0057】
以下に、読み出し/書き込みターミナルの復調器のタイプに従って行われる2つの修正動作に対応する本発明の2つの実施形態を述べる。ターミナルによる振幅復調に適用された第1の実施形態は、図3A、4A、および5Aを参照して述べる。
【0058】
図3Aは、発振回路の位相制御ループと振幅復調器を備えた、本発明による読み出し/書き込みターミナルの第1の実施形態を簡単に、図式的に示す。
【0059】
従来、ターミナル30は、アンプの出力ターミナル32またはアンテナカプラ33と、参照用電位(一般に、アース)にあるターミナル34との間にある容量性要素31、および、抵抗性要素R1と直列になった、インダクタンスまたはアンテナL1から構成される発振回路を含む。発振回路内の電流を測定するための要素35が、例えば、容量性要素31とアース34との間に挿入される。測定要素35は、特に、例えば、(図示されない)マイクロプロセッサで構成されるターミナル側のデータ利用手段のために意図された電流(I)についての情報を提供するために使用される。アンプ33は、例えば、(図示されない)水晶発振器からの参照周波数(信号OSC)を受信する変調器36(MOD1)から来る高周波伝送信号Eを受信する。変調器36は、必要であれば、伝送されるデータの信号Txを受信し、ターミナルから何のデータ伝送もない状態では、トランスポンダに遠隔に電力供給するために適合された高周波搬送波(例えば、13.56MHz)を提供する。容量性要素31は、信号CTRLによって制御できる可変容量要素である。
【0060】
アンテナL1内の電流の位相制御は、参照信号に関して行われる。この制御は、高周波信号の制御であり、すなわち、伝送されるデータがない状態で信号Eに対応する搬送波信号の制御である。この制御は、アンテナ内の電流を、例えば、変調器の発振器によって供給される信号OSCに対応する参照信号と一定の関係に維持するために、ターミナル30の発振回路の容量を変化させることによって行う。しかし、この制御は、復帰変調搬送波に関して、静的位相変化を考慮するのみのために十分ゆっくりしている。信号CTRLは、参照信号に関して位相間隔を検出し、それに従って、要素31の容量を修正する機能を有する回路(COMP)37が発生源となっている。本例において、位相の測定は、要素31と直列に装着された電流トランス35の手段によって、回路内の電流Iの測定から行われる。このトランスは、一般に、要素31とアースとの間の一次側コイル35’、および、二次側コイル35”で構成され、その第1ターミナルは、アース34に直接接続されており、第2ターミナルは電流Iに依存して信号MES1を供給し、これは、これに従って、信号CTRLの手段によって容量性要素31を制御する比較器37に送出される。
【0061】
本発明によれば、信号MES1も、本発明の確認方法を実行するために、前に示したように、マイクロプロセッサまたはそれに準ずるものに、同じく送出される。第2の測定信号MES2は、容量性要素31にかかる電圧VC1に関連した情報を提供しており、同じく、マイクロプロセッサに送出される。この信号は、例えばインダクタンスL1と要素31の間で、サンプリングされる。
【0062】
図3Aに図示する実施形態において、ターミナル30は、入力として、例えば、容量性要素31(さらに詳細には、容量性要素31と電流センサ35の直列結合)にかかる電圧VC1(または、電流の影像)を受信し、出力として、トランスポンダから、図示されないターミナルの電子回路へ受信されるデータの考えられる復帰変調を送り返す信号Rxを供給する振幅復調器(DEMODA)38を含む。
【0063】
図4Aは、振幅復調に適用された、本発明の確認方法(ブロック24、図2)の実施形態のフローチャートである。
【0064】
前に示したように、電流Iおよび電圧VC1は、最初に、発振回路内で測定される(ブロック40)。続いて、電流Iに対する電圧VC1の比は、学習位相でオフロードで(VC1off−loadおよびIoff−load)測定された同じ値に比較される(ブロック41)。この2つの比が同じであれば、これは、ターミナルの場内にはトランスポンダが存在しないことを意味し、確認プロセスは、この情報を供給する(リンク25)。しかし、2つの比が異なれば、これは、たとえトランスポンダがターミナルの場内に存在していても、復調器が復調ギャップ内にあることを意味する。
【0065】
ターミナルの発振回路の見かけのインピーダンスZ1appの虚数部分X1appは、以下のように表すことができる。
【0066】
X1app=X1−a.X2 (2)
【0067】
ここで、X1は、ターミナルの発振回路のインピーダンスの虚数部分を表す。
すなわち:
【0068】
【数2】
Figure 0004715025
【0069】
ここで、X2は、トランスポンダの発振回路の虚数部分を表す。
【0070】
【数3】
Figure 0004715025
【0071】
さらに:
【0072】
【数4】
Figure 0004715025
【0073】
ここで、ωはパルスを表し、R2は、トランスポンダの発振回路がそれ自身の発振回路にかける負荷を表し、インダクタンスL2とコンデンサC2に並列な抵抗によってモデル化される。言い換えれば、抵抗R2は、コンデンサC2およびインダクタンスL2に並列に加えられた、トランスポンダの回路全体の等価な抵抗を表す(マイクロプロセッサ、復帰変調手段、など)。
【0074】
位相制御により、虚数部分X1appはゼロである。したがって:
X1=a.X2 (6)
【0075】
これらの関係に基づくと、電流とオフロード時の値の差異は、以下のように表される。
【0076】
X1−X1off−load=a.X2−aoff−load .X2 (7)
【0077】
この時、オフロードのカップリングがゼロであるため、係数aoff−loadもゼロである。さらに、要素31にかかる電圧VC1は(強度トランス35の影響を無視すると)、I/ωC1と書ける。その結果、上記の式(7)は以下のように書ける。
【0078】
【数5】
Figure 0004715025
【0079】
上記の式(8)がゼロではない場合、これは、トランスポンダがターミナルの場に存在することだけでなく、このトランスポンダに対して、変数X2がゼロではない、つまり、その発振回路の同調が、わずかであっても外れていることも意味する。これは、トランスポンダがデータをターミナルに放射する、すなわち、トランスポンダがターミナルの発振回路に形成する負荷を、それが修正するという事実と完全に付合する。
【0080】
言い換えれば、上記の式が2つの場合でのみ無効となると考えることもできる。第1の場合は、トランスポンダがターミナルの場に存在しない場合に対応する。第2の場合は、トランスポンダの発振回路のコンデンサC2が、遠隔電力供給搬送波に完全に同調している場合である。この場合、X2=0である。
【0081】
現実には、トランスポンダの技術的ばらつきと動作ドリフトが、同調値C2tunに関して、コンデンサC2の容量の10%前後の変動をもたらす。さらに、これらの変動を訂正するために、トランスポンダに対しては、一般に何もできない。これが、特に、位相制御ループが、読み出し/書き込みターミナル側の同調を修正することで、考えられるこれらのドリフトを補正することによって、トランスポンダの遠隔電力供給の最適化を可能にする理由である。
【0082】
復調ギャップの外に出るために、本発明に従って行われる訂正は、要素31の容量C1の値を学習位相の所定の値に強制変更することを含む。この選択肢は、位相制御が発振回路の容量を修正することによって行われるという事実とリンクする。したがって、発振回路の位相を静的に制御するため、または、復調ギャップが存在する時に、容量性要素の値に回路の同調を変えるよう強制するためのいずれかのために、値が調整できる可変容量性要素が供給される。
【0083】
容量C1の値の強制は、例えば、回路37によって供給される信号CTRLと強制値との間の要素31の制御設定点を選択するために、(図示しない)プロセッサによって回路39に送出された信号COMの手段によって行われる。この機能の現実的な実行は、当業者の技能の範囲内である。例えば、容量C1の所定の設定点を搬送する信号COMが、制御された設定点を搬送する信号CTRLに関して、常に優先権を持つか、または、(図示しない)付加的な制御信号が、回路39の2つの入力の1つを選択するために供給されてもよいと規定することもできる。その代わりとして、位相制御器に異なった設定点を課することを可能とするために、位相制御器を修正することもでき、容量C1の強制された値が信号CTRLによって供給されることを可能にする。
【0084】
発振の位相が、容量の値を強制変更することによっては、制御されないことに注意すべきである。しかし、本発明によるこの訂正は、復調器が「ブラインド」である非常に特別な場合にのみ干渉する。この容量の制御値は、もちろん、この状況がなくなり次第、例えば、関係のあるトランスポンダとの通信が終了し次第、回復する。
【0085】
図3A、4A、および、5Aの実施形態において、発振回路の要素31の容量C1は、それがオフロードで持つ値C1off−loadに等しい値C1に強制変更される(ブロック42)。このオフロードの容量の値は、オフロードの電流と電圧が測定された学習位相に容易に保存することができる。初期化プロセス(図2)は、この新しい容量値に基づいて進行する(リンク26)。
【0086】
図5Aは、ターミナルの場内に存在するトランスポンダの容量C2に従った振幅復調に利用可能な、電流Iの偏差振幅dIの3つの例を示すことによって、本発明による方法の第1の実施形態を示す。言い換えれば、これは、振幅復調の手段によって、トランスポンダから来る復帰変調を利用するために利用可能な信号を示す。
【0087】
偏差dIは、第1近似として、要素31にかかる電圧偏差dVに対応し、振幅復調器38によって検出される信号を表す。したがって、これは、(復帰変調遠隔搬送波の速度、例えば、847.5kHzでの)「動的な」偏差である。
【0088】
実線で描かれた第1の曲線50は、ターミナルの発振回路のインピーダンスX1(式3)の虚数部分がゼロである理想的な場合に対応する。これは、ターミナルの発振回路が、その動的動作中を含めて、完全に同調していることを意味する。この例は、読み出し装置が、(例えば、847.5kHzでの)復帰変調によって生じた偏差に関しては静的である位相ループを備えていれば、見かけの値X1appが静的にはゼロ(式2)であるため、理想的である。静的位相ループの基本的な狙いは、トランスポンダの最適の遠隔電力供給範囲を得るために、トランスポンダの負荷に従って同調を最適化することであることを忘れてはならない。形状50は、遠隔電力供給搬送波に完全に同調したトランスポンダの容量の値C2tunが中心になった釣鐘状を形成する。
【0089】
この理想的な場合に関して、2つのタイプの曲線が定義でき、長短点線51と点線52は、それぞれ、ターミナルの発振回路の虚数部分X1が正または負の2つの実際の場合に対応する。虚数部分X1が正である場合は、要素31の容量C1の値が値C1off−loadより大きいことを意味する。逆に、虚数部分X1が負である場合は、C1off−loadより小さいC1の値に対応する。曲線51および52のそれぞれにおいて、点53および54はそれぞれ、電流dIの偏差がゼロであるように見える。これらの点は復調ギャップに対応する。曲線50は理想的な場合に対応し、同じく、2つのゼロ交差点55および56、つまり、2つの復調ギャップを示すことに注意すべきである。しかし、点55および56は、現実には、公差とドリフトの範囲から出てくる容量C2の値に対応する。ギャップ55および56は、点53および54を取り囲む。
【0090】
本発明により提供される訂正の実行は、読み出し装置の動作点を、理想的な曲線(形状50)に到達するように移動させることに対応する。この行為は、例としてあげた点53の高さにある二重矢印57によって表す。復調ギャップが識別されると、容量C1の値は、そのオフロード値に強制変更される。続いて、ターミナルは復調ギャップから引きもどされ、続いて、その復調器は、トランスポンダによって送出されたメッセージを読むのに十分な信号振幅を有する。
【0091】
容量が可変の容量性要素31がダイオードまたはトランジスタで構成されている特定の実施形態によれば、そのジャンクション容量は、そのターミナルに印加された電圧を修正することによって変化され、この制御電圧は、電圧VC1に対応すると考えてもよい。この場合、オフロード容量並びにオフロード電流の値を学習位相で保存のみすることができる。次に、復調ギャップが検出されるや否や、要素C1は、以下の式で計算される値VC1off−loadにバイアスされる。
【0092】
【数6】
Figure 0004715025
【0093】
ターミナルによる位相復調に適用される本発明の第2の実施形態は、今述べた図3A、4A、および5Aに比較される図3B、4B、および5Bを参照して以下に述べる。
【0094】
図3Bは、ターミナル30による位相復調に適用された、本発明によるターミナル30の一実施形態を示す。図3Bのターミナルおよび図3Aのそれとの間の差異は、主に、使用される復調器にリンクする。図3Bの場合、位相復調器(DEMODP)は、トランスポンダによって放射された復帰変調の速度での位相シフトの評価に基づき、復調されたデータ信号Rxを供給する。図3Bに図示されるような好ましい実施形態によれば、位相制御ループの比較器(DEMODP COMP)37は、トランスポンダから来る信号を復調するために使用される位相検出器と同じ位相検出器が使用される。したがって、信号Rxは比較器37によって供給される。しかし、検出結果の解釈は異なることを忘れてはならない。復調器が(二次搬送波周波数での)動的偏差を考慮する一方、位相制御器は静的偏差を考慮する。その代わりとして、2つの別個の位相検出器が、もちろん、使用されてもよい。ターミナル30の残りは、振幅復調に適用された図3Aに関して討論された構造と同様である。
【0095】
図4Bは、位相復調ギャップが存在する際のターミナルの容量性要素の値に、本発明に従って適用された訂正をフローチャートで示す。ブロック40および41は、図4Aに関して討論されたものと同様である。しかし、位相復調の場合、容量C1の値をそのオフロード値に強制変更することは、ターミナルの発振回路の同調を搬送波周波数に強制変更することに等しい。そこで、ターミナルとトランスポンダの発振回路の完全な同調を中心にした復調ギャップに近づくことは危険である。
【0096】
図5Bは、トランスポンダの発振回路の容量C2が取る値に従って、ターミナルの発振回路内の位相の偏差dφの形状の3つの例を示す。図5Bは、振幅変調に適用された図5Aと比較される。
【0097】
実線で描かれた第1の曲線60は、ターミナルの発振回路のインピーダンスX1(式3)の虚数部分がゼロである理想的な場合に対応する。前と同様に、これは、ターミナルの完全な同調の理想的な場合に対応する。
【0098】
形状60は、遠隔電力供給搬送波に完全に同調したトランスポンダの容量の値C2tunにある最小値65の両側に、双曲線型かつ対称に伸び、これは、位相復調において、復調ギャップに対応する。
【0099】
この理想的な場合に関して、2つの曲線のタイプ、長短点線の61と点線の62は、ターミナルの発振回路の虚数部分がそれぞれ正と負である現実の場合に対応している。これらの曲線61および62のそれぞれにおいて、点63および64は、それぞれ、その位相偏差dφがゼロであるように見える。これらの点は復調ギャップに対応し、点65を取り囲む。曲線61および62は、それぞれ、それらの第1最小値63および64に関して、点65の反対側に第2最小値を示すことに注意すべきである。しかし、これらの第2最小値は、トランスポンダの構成部品の公差とドリフトの範囲外である。したがって、それらは、現実には不可能であると考えられる。示される例において、最小値65に関した最小値63および64の対称的な位置が検討された。これは、曲線61および62が、同調値C2tunに対応する容量C2の値を横切ることを示す。
【0100】
振幅復調と異なり、理想的な場合を表す曲線60のゼロ横断65は、公差とドリフトの範囲に含まれる容量C2の値に対応することに注意すべきである。
【0101】
したがって、3つの復調ギャップ63、64、および、65は、位相復調の応答に存在する可能性が高い。本発明によれば、理想的な曲線上を通過することは述べられていないため、もたらされる訂正は、除去が望まれる復調ギャップに従って異なる。したがって、ブロック41のテストが否定的な応答をする時、どのような復調ギャップが含まれているかを決定する必要が未だにある。この目的のために、本発明は、学習曲線で計算される値、および、電流値との比較に未だに基づき、行われるべき訂正を決定するために、ターミナルおよびトランスポンダの発振回路のふるまいの新しい分析を提供する。
【0102】
トランスポンダの遠隔電力供給に影響を与えることを避けるためには、訂正が、もし可能なら、ターミナルの発振回路の静的離調を導入しなければならないことを忘れてはならない。確かに、トランスポンダの遠隔電力供給上の位相制御ループの有益な効果は、保存されることが望まれる。トランスポンダの発振回路の構成部品に干渉することなく遠隔電力供給を維持するために、ターミナルの発振回路のインピーダンスの虚数部分X1の振幅は、訂正によって修正されてはならない。これは、虚数部分X1のモジュールを維持することと等しい。
【0103】
図5Bの図に基づくと、本発明に従って、点65に関して対称な曲線上を、すなわち、同じモジュールだが反対の符号の虚数部分を表す曲線上を通過することが提供される。この効果は、曲線62上に移動することによって曲線61のギャップ63から出ることを示す矢印67によって図5Bに示す。
【0104】
上述した式3に基づくと、これは、容量C1に対して、以下の強制変更値C1を選択することに等しい。
【0105】
【数7】
Figure 0004715025
【0106】
今、現在の値X1(訂正前)が位相制御回路37の段階で利用可能であるから、または、以下の式からのいずれかによりこの値は知られている。
【0107】
【数8】
Figure 0004715025
【0108】
図4Bの例において、上述の関係11に基づいて、虚数部分X1を計算(ブロック44)することが提供されている。この計算に必要な全ての変数が知られている、または、測定できる(ブロック40、図4B)ことに注意すべきである。
【0109】
しかし、最小値63が最小値65に近い場合は、有用な信号の振幅が対称的な曲線上に不充分のまま残るため、上記に提供された訂正は十分ではない。この場合、本発明は、反対の符号で、「理論的」または「理想的」な同調ギャップ65から離すのに十分大きいX1の値に強制変更することを提供する。これは、点65によって電流の最小値から分離された他の曲線の最小値を有するだけでなく、見かけのインピーダンスの異なった値を有して、他の曲線上を通過することに等しい。したがって、トランスポンダの遠隔電力供給の減少は、許容される。しかし、これを最小限の減少にすることが試みられる。
【0110】
虚数部分X1が値X1=k2.ω.L1に向う傾向にあり、kの範囲が0からkmaxまでで、kmaxが、ターミナルとトランスポンダの発振回路間の最大カップリング係数、つまり、これらの2つの回路のそれぞれのアンテナL1およびL2が最大限の近接度にある時のこれら2つの回路間のカップリング係数を表す時、復調ギャップが値C2tunに向う傾向にあることを示すことができる。
【0111】
ω.L1は不変であり、kの値のみがX1の値に影響を及ぼす。
【0112】
さらに、本発明によって提供される全ての適合がリアルタイムで自動的に行われることを意図するため、保存された、および、測定された値に基づいた計算によって容易に決定できる強制変更値C1が提供されなければならない。X1の十分な値を有すために、kの値は、トランスポンダが復調ギャップから出たことが知られている最大カップリングにあるトランスポンダの条件と同じ条件であるために、kmaxに強制変更してもよい。
【0113】
したがって、学習位相において、モジュールがそれ以下に落ちてはならない、ターミナルの発振回路のインピーダンスの虚数部分の限界値X1limを事前に決定することが提供される。この値は、以下の関係によって与えられる。
【0114】
X1lim=kmax .ω.L1 (12)
【0115】
係数kmaxは、検討されているターミナルが意図されたトランスポンダの特定のファミリについては、近似的だが十分に知られている。これは、一般に、約0.1と0.4の範囲である。
【0116】
図4Bに図示するように、ターミナルの発振回路のインピーダンスの現在の虚数部分X1を計算した後、そのモジュールは、限界値X1limのモジュール比較される(ブロック45)。
【0117】
現在のモジュールが限界モジュールより大きい、または、同じである場合、それは、上述したように進めてもよく、上述の関係10の強制変更値が適用される(ブロック46)。
【0118】
現在のモジュールが限界モジュールより小さい場合、オフロード値のどちらの側にそれが見つかるかを決定することが試みられる。したがって、測定された電圧およびオフロード電圧VC1と電流Iとの比が測定される(ブロック47)。これは、虚数部分X1が正か負かを決定することに等しい。
【0119】
現在の比がオフロード比より大きい場合、以下の強制変更値が適用される(ブロック48)。
【0120】
【数9】
Figure 0004715025
【0121】
現在の比がオフロード比より小さい場合、以下の強制変更値が適用される(ブロック49)。
【0122】
【数10】
Figure 0004715025
【0123】
要素31の容量が強制変更されると、初期化プロセス(図2)は、この新しい容量値に基づいて進む(リンク26)。
【0124】
maxが0.1から0.4の範囲である一般に認識されている値の例を適用することによって、関係13および14の適用は、第1の場合では、値C1off−loadの約0.8と0.9倍の間の範囲の値C1を、第2の場合では、値C1off−loadの約1.1と1.2倍の間の範囲の値C1を選択する結果となる。
【0125】
動的な位相シフトdφは、電流Iまたは電圧VC1またはそれに準ずるものについて測定できることに注意すべきである。したがって、本発明は、同じく、電流センサ以外の手段が位相シフトを検出するために使用される場合にも適用する。これは、使用される位相復調器のタイプに依存する。
【0126】
図6は、トランスポンダによる復帰変調から来る信号の復調のために、位相復調器(DEMODP)と振幅復調器(DEMODA)の双方を備えた読み出し/書き込みターミナル70に適用される本発明の第3の実施形態を図式的に示す。ここで、ターミナルの場内のトランスポンダの存在の解釈は、ターミナルの発振回路の可変要素の容量を修正するためではなく、信号Rxを抽出するために使用される復調器を選択するために使用される。確かに、上述の図5Aおよび5Bの討論から分かるように、復調器ギャップは、ターミナルが振幅で復調するか、位相で復調するかによって、(容量C2の値が)同じ位置を有さない。さらに、復調器の変化が見かけのインピーダンスの虚数部分X1appを修正しないため、振幅復調ギャップ(それぞれは位相復調ギャップ)の存在において、反対のタイプの復調器は「ブラインド」ではない。例えば、図5Aおよび5Bに基づくと、ギャップにある時に復調器を変更すること、例えば、53または54は、同じ容量値C2について、それぞれ曲線61、62上にそれ自身を置くことに等しい。
【0127】
ターミナル70は、回路39を除いて、図3Aおよび3Bのターミナル30に共通な要素と同じ要素を含む。これは、さらに、図3Aにあるように接続された振幅復調器38、および、位相復調器、好ましくは図3Bのものに同様のものを含む。選択回路71は、振幅および位相復調器のそれぞれの出力72および73を受信し、信号Rxを(図示しない)プロセッサへ供給する。回路71は、プロセッサから来る2状態信号COMによって制御され、好ましくは、上述の実施形態の方法と同様の方法で得られる。優先権のある復調器、すなわち、復調ギャップの不在において選択される復調器が決定される。続いて、図4Aおよび4Bのフローチャートに比較されるように、復調ギャップの存在を検出することから構成される簡略化された確認プロセスが実行される。ギャップが1つある場合、信号COMは、他の復調器の出力の選択を行わせるように働く。代わりとして、選択回路は、復調器の上流に配置することもできる。
【0128】
本発明の長所は、容易に測定できる電気的変数の決定によって、電磁気トランスポンダの読み出し/書き込みターミナルの動作の信頼性が向上することである。
【0129】
本発明の他の長所は、読み出し/書き込みターミナル側でのみ実行可能なことである。したがって、ターミナルの場内に存在するトランスポンダの動作は修正されず、本発明は、現行の従来のトランスポンダに対して実行することができる。
【0130】
本発明の他の長所は、静的位相制御ループの変数の設定を選択することによって、ターミナルの構造的修正は最小化されることである。
【0131】
本発明の他の長所は、本発明が、トランスポンダシステムの動作を復調ギャップに対して鈍感にすることである。
【0132】
本発明の他の長所は、実行された訂正が、トランスポンダ遠隔電力供給に悪影響を及ぼさないことである。
【0133】
本発明の他の長所は、本発明が、復調器の感度によって適合が必要ないことである。本発明は、復調器ギャップの偏差に自動的に適合することを検討さえすることができる。確かに、本発明によって行われる訂正が復調の結果に基づき実行されるため、これは復調器の検出閾値から独立している。
【0134】
もちろん、本発明は、当業者にとってはすぐに思い浮かぶ様々な改変、修正、および、改良を有する可能性が高い。特に、読み出し/書き込みターミナルの従来の構成部品の手段によって、本発明の確認プロセスの現実的な実行は、前述された機能に関する説明と検討された応用例に基づき、当業者の能力の範囲内のものである。
【0135】
さらに、ターミナルが通信するトランスポンダの存在に対する上記の説明において参考が提示されているが、本発明は、同じく、いくつかのトランスポンダが同じターミナルと通信しなければならない場合にも適用する。簡単に言えば、トランスポンダの1つが、復調ギャップの問題を提示しているとして識別されるや否や、容量C1の値を強制変更することを提供できる。そこで、他のトランスポンダにもたらされることがある有用な信号の減衰は我慢できるものであると考えられる。しかし、好ましい実施形態においては、トランスポンダのために強制変更された値が、他のトランスポンダを復調ギャップ内に配置する危険をわずかながら有するという事実が考慮される。ターミナルの要素31の容量の値を、異なったトランスポンダに対して個別化することが提供される。これは、同じターミナルといくつかのトランスポンダの通信が、時間チャンネル内に分離される時に可能である。また、容量C1の値はトランスポンダを検出すると保存することができ、これらの値の1つは、各チャンネルスイッチング(したがって、および、トランスポンダスイッチング)に課してもよい、または、確認ステップ(ブロック24、図2)は、トランスポンダからターミナルへのデータシークエンスの伝送の各開始に提供してもよい、のいずれかである。この最後の解決策の長所は、続いて、これが、通信中のトランスポンダの考えられる動きを考慮していることである。この最後の解決策は、この最後の長所を考慮するために1つのトランスポンダの場合で実行することが可能であることに注意すべきである。
【0136】
さらに、前述の説明において、容量C2の値は固定されている、すなわち、復帰変調が等価の抵抗R2を変化させることによって行われることが検討された。しかし、本発明は、二次搬送波の速度で容量C2の値を修正する「容量性」復帰変調の場合に置き換える。この場合、復調ギャップは抵抗R2に依存し、したがって、トランスポンダ回路の消費によって変動する。上記で討論された検出原理は修正されない。訂正は、単にターミナル側に適合されるだけである。
【0137】
最後に、容量性要素31にかかる電圧に基づいた決定が特に容易に実行できる解決策であるとしても、他の点でサンプリングされた等価な電圧がターミナル発振回路にかかる電圧とリンクし、トランスポンダの復帰変調によって生じた偏差に(動的に)応答することを条件に、この等価な電圧を考慮してもよい。
【0138】
このような改変、修正、および、改良も、本明細書の開示の一部であることが意図され、本発明の精神と範囲の中に入ることを意図される。したがって、上記の説明は例を利用したのみであり、制限を加えることは意図されない。本発明は、冒頭の請求範囲および本明細書にある等価のものに定義されるもののみに限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】電磁気トランスポンダシステムの従来例を非常に図式的に示す図である。
【図2】本発明による、トランスポンダの存在を確認する方法の一実施形態を、簡略化したフローチャートの形で示す図である。
【図3A】本発明による、振幅復調読み出し/書き込みターミナルの一実施形態を、部分的に、図式的に示す図である。
【図3B】本発明による、位相復調読み出し/書き込みターミナルの一実施形態を、部分的に、図式的に示す図である。
【図4A】振幅復調のための、本発明による確認方法の実行のモードを、フローチャートの形で示す図である。
【図4B】位相復調のための、本発明による確認方法の実行のモードを、フローチャートの形で示す図である。
【図5A】読み出し/書き込みターミナルの場内のトランスポンダの発振回路の容量に従った、このターミナルの振幅復調器の入力で利用可能な、復調される信号の振幅の形状の例を示す図である。
【図5B】読み出し/書き込みターミナルの場に進入したトランスポンダの発振回路の容量に従った、このターミナルの位相復調器の入力で利用可能な、復調される信号の位相の振幅の形状の例を示す図である。
【図6】本発明の別法による読み出し/書き込みターミナルの一実施形態を非常に図式的に示す図である。
【符号の説明】
1、4、7 ターミナル
2 出力ターミナル
3 アンプまたはアンテナカプラ
5 変調器
6、16 復調器
10 トランスポンダ
11、12 入力ターミナル
13 制御および処理回路
14 マイクロプロセッサ
15 接続
17 変調器
21 依頼
25 リンク
30、60 ターミナル
31 容量性要素
34 アース
35 測定要素
37 比較器
38 振幅復調器
50、51、52 曲線
55、56 ギャップ
57 矢印
C1、C2 コンデンサ
E 高周波伝送信号
L1、L2 アンテナ
Rx、Tx 信号
Tx’ データ伝送

Claims (8)

  1. 発振回路の信号の位相を制御するための手段(37)が備えられた、発振回路を励起する信号で電磁場を発生させるターミナル(30、70)を制御するための方法であって、発振回路の電流および電圧に関連する変数の現在の値(I、VC1)を所定の値(Ioff−load、VC1off−load)と比較して、電磁場におけるトランスポンダの存在の検出が行われ、
    前記ターミナル(30、70)に含まれる復調器(DEMODP、38)が、前記トランスポンダ(10)によって伝送される信号を検知しない時に、前記存在の検出が実行される方法。
  2. 前記ターミナル(30、70)の場内にトランスポンダ(10)が存在していない間の、前記ターミナル(30、70)のオフロード動作中の、前記所定の値(Ioff−load、VC1off−load)が、測定され、保存される請求項1に記載の方法。
  3. 前記トランスポンダの存在が検出された場合、
    前記位相制御を不活性化することと、
    前記ターミナル(30、70)の前記発振回路のインピーダンス(Z1)の虚数部分(X1)を、所定の値に強制変更することを含む請求項に記載の方法。
  4. 前記虚数部分(X1)の強制変更が、前記発振回路の可変容量要素(31)の値(C1)を強制変更することによって行われる請求項に記載の方法。
  5. 前記虚数部分(X1)を強制変更した前記所定の値が、前記ターミナルのオフロード動作に対応する、振幅復調器(38)を備えた前記ターミナル(30)に適用される請求項またはに記載の方法。
  6. 位相復調器(DEMODP)を具備するターミナル(30)に適用され、前記虚数部分(X1)を強制変更する前記所定の値が、前記ターミナルのオフロード動作に対応する限界値に関連して前記虚数部分の関数である、請求項またはに記載の方法。
  7. トランスポンダの存在を検出した場合、および、ターミナル(70)に含まれる振幅復調器(38)と位相復調器(37)のうちの活性復調器によって、データが検出されない場合、前記データを検出するために他の復調器を選択することからなる請求項に記載の方法。
  8. トランスポンダ(10)が電磁場に進入する時に、少なくとも1つの前記トランスポンダ(10)と協働するよう適合され、請求項1からのいずれかに記載の方法を実行するための電磁場発生ターミナル(30、70)。
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