JP4714639B2 - エアブロー装置と、このエアブロー装置のエアブローパッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、洗浄機の後処理においての使用を意図し、湿潤したエア(空気)「外気とする」の清浄を図りつつ、水切り専用(油等の流体を含む)として有効な構造を備えたエアブロー装置と、このエアブロー装置のエアブローパッケージに関する。
本発明が意図する水切り用として利用されているエアブロー装置としては、特開2002−1160の「破砕・洗浄・水切り処理装置」がある(文献(1)とする)。この発明は、牛乳パックの如く処理物を、破砕、洗浄した後に、この破砕した破砕片の水切りに、水切り専用のブロワーを採用し、このブロワーによる吸引と排気を利用する構成であるが、特段の説明がないため、その構成を参照とすると、通常のブロワーを使用する。また特開平11−243878の「粒状物の水切り装置、及び同装置を具備する無洗米製造機」がある(文献(2)とする)。この発明は、容器を水洗した後に、ブロワーを介して水切りする構成であり、ブロワーの送風を利用して水切りするに留まるとともに、前述の文献(1)と同様な構成のブロワーである。
尚、本発明が意図するケーシング内の圧力調整を図るエアブロー装置としては、特開平7−36324の「排気装置」がある(文献(3)とする)。この発明は、ダクト内の負圧を打ち消すための圧力弁であり、排気ファンの過回転防止を意図する。そのために、ダクト内の負圧を検知し、コイルバネを規制して圧力弁を作動する構成である。即ち、単にダクト内に圧力弁を設けた構成に留まる。
特開2002−1160 特開平11−243878 特開平7−36324
前記文献(1)、(2)の発明は、ブロワーの本来的な特徴である吸引又は吹飛ばし(払拭)による水切りという、単純な作業に使用されるものであり、従来の構成と本質的に変更がない。
また文献(3)の発明は、ダクト内の負圧を打ち消すための圧力弁であり、排気ファンの過回転防止を意図する構成であり、一面的な改良に留まっている。そして、この文献(3)は、フィルタの目詰りでダクト内が負圧になることを想定し、仮に、ダクト内が負圧になった場合に、圧力弁を開放し、この負圧解除を図る構成である。そして、このダクトが採用される分野は、複写機、プリンター、ファックス等の電子機器の領域である。
請求項1の発明は、洗浄機の後処理として採用されるエアブロー装置であって、この洗浄機からの湿潤したエアを吸込み、清浄と水切りを図る際に、この清浄及び/又は水切りの効率化を図りつつ、ケーシング内の圧力調整を図って、このケーシングが湿潤したエアにより異常な高圧になる状況を防ぎ、フィルタの目詰まりに起因する負圧回避を図ること等を意図する。またこの請求項1の発明は、エアブロー装置の低圧化(圧力エリアの調整「規制」)及び/又は流量の確保を図り、消費電力の削減を図ること、又はケーシングの損傷と、耐久性の確保を図ることを意図する。さらに請求項1の発明は、従来のコンプレッサーの代替品としての機能を発揮しつつ、水切り効果と、省電力化を図ることを意図する。さらに、請求項1の発明は、モータの一方側は外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、吸込んだ湿潤したエアの拡散と、この拡散を介して騒音の減少等を図ることを意図する。また、請求項1の発明は、このエアブローの吸込口は外気吸込口と対峙方向に開口し、モータ及び/又はエアブローとケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成することで、迂回路を介して円筒形状でのエアの流れと、滞留時間の確保と、またこの滞留時間の確保を介して水切りの効率化を図りつつ、かつフィルタに対する衝撃の緩和等を図ること等を意図する。
請求項1は、エアブロー装置のケーシングは、その全体に吸音材を内設し、このケーシングの壁面にフィルタを備えた外気吸込口を、またその他の壁面に吐出口をそれぞれ開設し、この吸込口と適宜間隔をもって吐出口を配備し、
またこのケーシングの内部には、その長手方向にエアブローと、このエアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、このエアブローの吸込口と、前記ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
さらにこのケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
前記モータの一方側は、前記外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
また、前記エアブローの吸込口は、前記外気吸込口と対峙方向に開口することで、前記モータ及び/又はこのエアブローと、前記ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
さらに、前記間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置である。
請求項2の発明は、前述の請求項1の目的の他に、吸込口と吐出口を略直交する方向に配備した構成を採用し、このケーシングにおいて、湿潤したエアの滞留時間を確保し、一層の水切り効果と、省電力化を図ることを意図する。
請求項2は、エアブロー装置のケーシングは、その全体に吸音材を内設し、このケーシングの短手方向の正面にフィルタを備えた外気吸込口を、またその長手方向の側面に吐出口をそれぞれ開設し、この吸込口と吐出口を略直交する方向に配備し、
またこのケーシングの内部には、その長手方向にエアブローと、このエアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、このエアブローの吸込口と、前記ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
さらにこのケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
前記モータの一方側は、前記外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
また、前記エアブローの吸込口は、前記外気吸込口と対峙方向に開口することで、前記モータ及び/又はこのエアブローと、前記ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
さらに、前記間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なエアブロー装置のケーシングの内部構造を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
このエアブロー装置のケーシングに開設した外気吸込口の吸込通路を、この近傍に配備したモータを介して遮蔽するとともに、このモータの外周面を囲繞する環状通路を形成し、この環状通路の収斂側に、前記エアブローの吸込口を開設し、このケーシング内部に外気吸込口より吸込んだ外気用の迂回路を形成する構成としたエアブロー装置である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な水切り専用のエアブロー装置の構造を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
このエアブロー装置は、洗浄機のミストコレクターの後処理としての使用を意図し、水切り専用として有効な構成としたエアブロー装置である。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な内部の耐震構造を備えたエアブロー装置の構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置に使用されるエアブローパッケージであって、
このエアブローパッケージは、内部に吸音材を付設したフィルタを備えた外気吸込口と、吐出口を備えたケーシング内に防振ゴムべースを配備する構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な全体(内外部)の耐震構造を備えたエアブロー装置の構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のエアブロー装置のエアブローパッケージであって、
このエアブローパッケージの下面に、防振ゴム脚を設ける構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージである。
請求項1の発明は、エアブロー装置のケーシングは、その全体に吸音材を内設し、ケーシングの壁面にフィルタを備えた外気吸込口を、またその他の壁面に吐出口をそれぞれ開設し、吸込口と適宜間隔をもって吐出口を配備し、
またケーシングの内部には、その長手方向にエアブローと、エアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、エアブローの吸込口と、ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
さらにケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
モータの一方側は、外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
また、エアブローの吸込口は、外気吸込口と対峙方向に開口することで、モータ及び/又はエアブローと、ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
さらに、間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置である。
従って、請求項1は、洗浄機の後処理として採用されるエアブロー装置であって、この洗浄機からの湿潤したエアを吸込み、清浄と水切りを図る際に、この清浄及び/又は水切りの効率化を図りつつ、ケーシング内の圧力調整を図って、このケーシングが湿潤したエアにより異常な高圧になる状況と、フィルタの目詰まりに起因する負圧回避に有効である。またこの請求項1は、エアブロー装置の低圧化(圧力エリアの調整「規制」)及び/又は流量の確保を図り、消費電力の削減を図ること、又はケーシングの損傷と、耐久性の確保が図れること等の特徴がある。さらに請求項1は、従来のコンプレッサーの代替品としての機能を発揮しつつ、水切り効果と、省電力化が図れること等の特徴を有する。さらに、請求項1は、モータの一方側は外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、吸込んだ湿潤したエアの拡散と、この拡散を介して騒音の減少等が図れる利点がある。また、請求項1は、このエアブローの吸込口は外気吸込口と対峙方向に開口し、モータ及び/又はエアブローとケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成することで、迂回路を介して円筒形状でのエアの流れと、滞留時間の確保と、またこの滞留時間の確保を介して水切りの効率化を図りつつ、かつフィルタ3に対する衝撃の緩和等が図れる特徴がある。
請求項2の発明は、エアブロー装置のケーシングは、全体に吸音材を内設し、ケーシングの短手方向の正面にフィルタを備えた外気吸込口を、また長手方向の側面に吐出口をそれぞれ開設し、吸込口と吐出口を略直交する方向に配備し、
またケーシングの内部には、長手方向にエアブローと、エアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、エアブローの吸込口と、ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
さらにケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
モータの一方側は、外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
また、エアブローの吸込口は、外気吸込口と対峙方向に開口することで、モータ及び/又はこのエアブローと、ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
さらに、間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置。
従って、請求項2は、前述の請求項1の目的の他に、吸込口と吐出口を略直交する方向に配備した構成を採用し、このケーシングにおいて、湿潤したエアの滞留時間を確保し、一層の水切り効果と、省電力化が図れること等の特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
エアブロー装置のケーシングに開設した外気吸込口の吸込通路を、近傍に配備したモータを介して遮蔽するとともに、モータの外周面を囲繞する環状通路を形成し、環状通路の収斂側に、エアブローの吸込口を開設し、ケーシング内部に外気吸込口より吸込んだ外気用の迂回路を形成する構成としたエアブロー装置である。
従って、請求項3は、請求項1又は請求項2の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適なエアブロー装置のケーシングの内部構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
エアブロー装置は、洗浄機のミストコレクターの後処理としての使用を意図し、水切り専用として有効な構成としたエアブロー装置である。
従って、請求項4は、請求項1又は請求項2の目的をできること、この目的を達成するのに最適な水切り専用のエアブロー装置の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置に使用されるエアブローパッケージであって、
エアブローパッケージは、内部に吸音材を付設したフィルタを備えた外気吸込口と、吐出口を備えたケーシング内に防振ゴムべースを配備する構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージである。
従って、請求項は、請求項1又は請求項2の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な内部の耐震構造を備えたエアブロー装置の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のエアブロー装置のエアブローパッケージであって、
エアブローパッケージの下面に、防振ゴム脚を設ける構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な全体(内外部)の耐震構造を備えたエアブロー装置の構造を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
先ず、図面の説明をすると、図1は第一の実施例の全体を示した斜視図、図2は第二の実施例の全体を示した斜視図、図3は図2の第二の実施例の正面図、図4は図2の第二の実施例の内部を破線で示した正面図、図5は図2の第二の実施例の内部を破線で示した右側面図、図6は図2の第二の実施例の内部を破線で示した左側面図、図7は図2の第二の実施例の圧力弁の一例を示した拡大断面図である。
図において、1は内部全体に吸音材2を内設した略箱形のケーシングで、このケーシング1には、フィルタ3を備えた外気吸込口100を、また適宜間隔をもって吐出口101を開設する。このケーシング1の内外の防振を図るために、防振ゴム脚5を設ける。この防振ゴム脚5は後述する防振ゴムとの相乗効果を介して、エアブロー装置の全体の防振を図ることを意図する。尚、吐出口101には配管102が接続される。またフィルタ3は取替えが可能なことは勿論である。また外気吸込口100と吐出口101を設ける上下方向の位置関係は、原則として、吸込の容易化及び/又は後述するエアブローとの関係による。
図1における第一の実施例では、ケーシング1の内部の長手方向1bには、底部に設けた防振ゴムべース7を介してエアブロー8(エアブロワー)用のモータ9が設けられており、このモータ9の上方(ケーシング1の壁面(例えば、上部の壁面))に外気吸込口100(フィルタ3)を開設し、このモータ9を外気で冷却すること、又は大量の外気を吸込み可能とする。そして、この防振ゴムべース7は、モータ9に対する振動を吸収する。またこの例では、前記の吸音材2による騒音防止も当然であり、工場全体の騒音の減少化と労働環境の向上に寄与できる。尚、図示しないが、外気を大量に吸引する場合には、フィルタ3の取付け面積を拡大する。従って、このフィルタ3を設ける位置、又は箇所は限定されない。但し、ケーシング1には、外気吸込口100と吐出口101とを、適宜間隔をもって開設することが基本である。
図2〜図6における第二の実施例では、ケーシング1の短手方向1aの正面の略中央で、そのやや下方にフィルタ3を備えた外気吸込口100を、またその長手方向1bの側面略中央より上方に吐出口101を開設する。この外気吸込口100と吐出口101は、図4において判断できるように、略90°直交する方向にそれぞれ開設する。ケーシング1の内部の長手方向1bには、前述の例と同様に、その底部に設けた防振ゴムべース7を介してエアブロー8のモータ9が設けられており、このモータ9の一方側9aは外気吸込口100と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とする。このように一方側9aを外気吸込口100と対峙し、かつ間隔を設ける等の構成を採用することで、吸込んだ湿潤したエアの拡散と、この拡散を介して騒音の減少等を図る。そして、このモータ9に対する振動を防振ゴムべース7を介して軽減する。またこの例では、前記の吸音材2による騒音防止も当然であり、工場全体の騒音の減少化と労働環境の向上に寄与できる。
またこのモータ9の他方側9bにはエアブロー8が設けられており、このエアブロー8の吸込口800は外気吸込口100と対峙方向に開口することから、このモータ9及び/又はエアブロー8とケーシング1の内面1c(吸音材2)との間に、長手方向1bに沿った、側面視して略環状の迂回路10を形成し、この迂回路10を介して円筒形状でのエアの流れと、滞留時間の確保と、またこの滞留時間の確保を介して水切りの効率化を図りつつ、かつフィルタ3に対する衝撃の緩和等を図ること等を意図する。
そして、このエアブロー8には、図示しないが送風用の羽根車を設けるとともに、必要により騒音防止用の吸音材を付設する。
図中12は圧力弁で、この圧力弁12はケーシング1内の圧力が設定値を超えた場合に自動的に作用し、このケーシング1内の負圧を回避すること、又は低圧に維持し(例えば、コンプレッサーに比して)、流量の確保を図ること等を意図する。
また図中13は邪魔板で、この例では、外気吸込口100とモータ9の一方側9aとの間に設け、吸込んだ外気の拡散と、モータ9への外気の直接的な衝突を回避し、このモータ9への水分及び/又は異物の付着の防止と、耐久性の向上とを意図する。そして、この邪魔板13は必要により設けられる(他の部材も同様に考えられる)。
そして、念のためにエアの流れを説明すると、フィルタ3を備えた外気吸込口100(吸音材2で防音を図る)→迂回路10(滞留時間の確保と、水分除去の効率化等を図る)→エアブロー8の吸込口800→エアブロー8の渦巻き通路(羽根車による吸引)→吐出口101を介して装置外の大気中に排出されるが、その処理済みエアは、乾燥及び/又は清澄化されており、その排気には問題がない。そして、水分及び/又は異物は、ケーシング1内に一時的に貯留された後に、装置外に排出される。
図1は第一の実施例の全体を示した斜視図 図2は第二の実施例の全体を示した斜視図 図3は図2の第二の実施例の正面図 図4は図2の第二の実施例の内部を破線で示した正面図 図5は図2の第二の実施例の内部を破線で示した右側面図 図6は図2の第二の実施例の内部を破線で示した左側面図 図7は図2の第二の実施例の圧力弁の一例を示した拡大断面図図1は全体の斜視図
1 ケーシング
1a 短手方向
1b 長手方向
1c 内面
100 外気吸込口
101 吐出口
102 配管
2 吸音材
3 フィルタ
5 防振ゴム脚
7 防振ゴムべース
8 エアブロー
800 吸込口
9 モータ
9a 一方側
9b 他方側
10 迂回路
12 圧力弁
13 邪魔板

Claims (6)

  1. エアブロー装置のケーシングは、その全体に吸音材を内設し、このケーシングの壁面にフィルタを備えた外気吸込口を、またその他の壁面に吐出口をそれぞれ開設し、この吸込口と適宜間隔をもって吐出口を配備し、
    またこのケーシングの内部には、その長手方向にエアブローと、このエアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、このエアブローの吸込口と、前記ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
    さらにこのケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
    前記モータの一方側は、前記外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
    また、前記エアブローの吸込口は、前記外気吸込口と対峙方向に開口することで、前記モータ及び/又はこのエアブローと、前記ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
    さらに、前記間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置。
  2. エアブロー装置のケーシングは、その全体に吸音材を内設し、このケーシングの短手方向の正面にフィルタを備えた外気吸込口を、またその長手方向の側面に吐出口をそれぞれ開設し、この吸込口と吐出口を略直交する方向に配備し、
    またこのケーシングの内部には、その長手方向にエアブローと、このエアブローの羽根車を駆動するモータとを配備するとともに、このエアブローの吸込口と、前記ケーシングの外気吸込口とを対峙する方向に開口し、
    さらにこのケーシングの壁面に、内部の圧力調整を図る圧力弁を付設する構成としたエアブロー装置であって、
    前記モータの一方側は、前記外気吸込口と対峙し、かつ適当な間隔を保持する構成とし、
    また、前記エアブローの吸込口は、前記外気吸込口と対峙方向に開口することで、前記モータ及び/又はこのエアブローと、前記ケーシングの内面(吸音材)との間に、長手方向に沿った、側面視して略環状の迂回路を形成し、
    さらに、前記間隔に邪魔板を設けることを特徴としたエアブロー装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
    このエアブロー装置のケーシングに開設した外気吸込口の吸込通路を、この近傍に配備したモータを介して遮蔽するとともに、このモータの外周面を囲繞する環状通路を形成し、この環状通路の収斂側に、前記エアブローの吸込口を開設し、このケーシング内部に外気吸込口より吸込んだ外気用の迂回路を形成する構成としたエアブロー装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置であって、
    このエアブロー装置は、洗浄機のミストコレクターの後処理としての使用を意図し、水切り専用として有効な構成としたエアブロー装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のエアブロー装置に使用されるエアブローパッケージであって、
    このエアブローパッケージは、内部に吸音材を付設したフィルタを備えた外気吸込口と、吐出口を備えたケーシング内に防振ゴムべースを配備する構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージ
  6. 請求項に記載のエアブロー装置エアブローパッケージであって、
    このエアブローパッケージの下面に、防振ゴム脚を設ける構成としたエアブロー装置のエアブローパッケージ。
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