JP4713616B2 - スライド操作型可変抵抗器 - Google Patents

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Description

本発明はスライド操作型可変抵抗器に係り、特に、スライダに取り付けられて抵抗体や集電体に摺接する摺動子の取付構造に関するものである。
抵抗体および集電体が並設されている基板の片面に沿ってスライダを直線状にスライド移動させることにより、スライダに取り付けられた摺動子が抵抗体との接触位置を変化させて出力抵抗値が変化するようになっているスライド操作型可変抵抗器においては、従来、摺動子に穿設した取付孔にスライダに設けた合成樹脂製のボスを挿通してかしめつけることにより、摺動子をスライダに固定するという取付構造が広く採用されている。しかしながら、この種の取付構造では、取付孔とボスとの間にクリアランスが必要であり、このクリアランスの影響でスライダに対する摺動子の取付位置を高精度に規定できないため、スライド操作型可変抵抗器の小型化が促進されたり、位置センサとして使用する場合には、出力信号の誤差が無視できなくなってしまうという不具合があった。
そこで従来、かしめではなく圧入によって摺動子をスライダに固定するという取付構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来の取付構造では、摺動子に取付孔を包囲する係合片が形成されており、取付前の状態では取付孔はスライダのボスよりも小径であるが、摺動子の取付時にボスが係合片を押し上げていくと取付孔が大径化していくため、このボスを取付孔に圧入させることができる。これにより、摺動子の取付孔とスライダのボスとの間にクリアランスを確保する必要がなくなるため、クリアランスに起因する摺動子の位置ずれが回避できる。
特開2003−197408号公報
前述したように特許文献1に開示された従来のスライド操作型可変抵抗器では、摺動子の取付孔にスライダのボスを圧入させることによって取付孔とボスとの間のクリアランスをなくしているが、ボスが取付孔に対し偏心して圧入される可能性があるため、この偏心によってスライダに対する摺動子の取付位置がばらついて出力信号の誤差を招来するという問題があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、スライダに対する摺動子の取付位置がばらつかず出力信号の精度が高いスライド操作型可変抵抗器を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、片面に抵抗体および集電体が並設された基板と、この基板の前記片面に沿って直線状にスライド移動可能な合成樹脂製のスライダと、このスライダに取り付けられる基部を有すると共に該基部から片持ち状に延出して前記抵抗体および集電体に摺接する一対の摺接片を有する金属板製の摺動子とを備えたスライド操作型可変抵抗器において、前記基部の前記スライド移動方向の一端近傍に開口部を設けることにより、この開口部と前記基部の前記一端との間に前記スライド移動方向と交差する方向へ延びる狭隘部を形成し、かつ前記スライダに前記スライド移動方向に所定間隔存して対向する第1規制部および第2規制部を設け、この所定間隔を前記基部の前記スライド移動方向の自然長よりも短く設定しておき、前記狭隘部を前記開口部側へ撓ませた反力によって前記基部が前記第1規制部と前記第2規制部との間に挟着されており、前記摺接片が前記基部の前記狭隘部側とは逆側の端部近傍から延出し、前記スライダに前記第2規制部として前記第1規制部へ向かって突出する規制凸部を設けることにより、この規制凸部の幅方向両側に一対の凹段部を形成し、前記一対の摺接片が前記一対の凹段部内へ延出して折り返されているという構成にした。
このように構成されたスライド操作型可変抵抗器における摺動子の取付構造は、摺動子の基部のスライド移動方向一端部(狭隘部)を隣接する開口部を利用して撓ませることにより、スライダの第1および第2規制部の間に該基部を挟着させるというものなので、スライダに対する摺動子の取付位置がスライド移動方向にばらつく可能性が極めて低い。それゆえ、スライド操作型可変抵抗器の小型化が促進されて摺動子の移動ストロークが短くなっても、出力信号の精度を容易に高めることができる。
また、摺動子の摺接片が基部の狭隘部側とは逆側の端部近傍から延出しているため、狭隘部の撓みの影響が摺接片に及びにくくなるので、出力信号の精度を一層高めることができる。さらに、スライダに第2規制部として第1規制部へ向かって突出する規制凸部を設けることにより、この規制凸部の幅方向両側に一対の凹段部を形成し、一対の摺接片が一対の凹段部内へ延出して折り返されているようにしたため、摺動子を大型化せずに摺接片のスパンを長くすることができるので、抵抗体および集電体に対する摺接片の接触安定性を向上させることができる。
上記の構成において、摺動子の基部の狭隘部と該狭隘部を係止するスライダの第1規制部のうち、少なくともいずれか一方に他方へ向けて突出する係合突起が形成されていることが好ましく、こうすることによって、基部をスライダの第1および第2規制部の間へ押し込んで挟着させる際に狭隘部が開口部側へ撓みやすくなる。
また、上記の構成において、スライダに第1および第2規制部の間の空間を介して対向する一対のガイド傾斜面を設け、これらガイド傾斜面をスライド移動方向に沿って延在させ、基部が一対のガイド傾斜面に案内されて所定の取付位置へ組み付けられるようにすると、摺動子をスライダに取り付ける際の組立作業性を向上させることができる。
また、上記の構成において、基部の開口部が、狭隘部に沿って延びるスリットと、このスリットの中間部分から狭隘部と逆側へ延びる連通孔とで構成されていると共に、スライダの第1および第2規制部の間に連通孔に挿通されて基部の脱落を防止する抜け止めボスが設けられていると、摺動子をスライダに取り付けた後の作業中に誤って摺動子を脱落させてしまう虞がなくなると共に、開口部に連通孔を設けることによって狭隘部が一層撓みやすくなって好ましい。
本発明のスライド操作型可変抵抗器は、摺動子の基部のスライド移動方向一端部(狭隘部)を隣接する開口部を利用して撓ませることによって、スライダの第1および第2規制部の間に該基部を挟着させるという摺動子の取付構造を採用しているため、スライダに対する摺動子の取付位置がスライド移動方向にばらつく可能性が極めて低い。それゆえ、スライド操作型可変抵抗器の小型化が促進されて摺動子の移動ストロークが短くなっても、出力信号の精度を容易に高めることができる。また、摺動子の摺接片が基部の狭隘部側とは逆側の端部近傍から延出しているため、狭隘部の撓みの影響が摺接片に及びにくくなるので、出力信号の精度を一層高めることができる。さらに、スライダに第2規制部として第1規制部へ向かって突出する規制凸部を設けることにより、この規制凸部の幅方向両側に一対の凹段部を形成し、一対の摺接片が一対の凹段部内へ延出して折り返されているようにしたため、摺動子を大型化せずに摺接片のスパンを長くすることができるので、抵抗体および集電体に対する摺接片の接触安定性を向上させることができる。
発明の実施の形態を図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係るスライド操作型可変抵抗器の斜視図、図2は該可変抵抗器の上面図、図3は該可変抵抗器の下面図、図4は図1の矢印A方向から見た該可変抵抗器の側面図、図5は図1の矢印B方向から見た該可変抵抗器の側面図、図6は該可変抵抗器の分解斜視図、図7は該可変抵抗器で用いたスライダの斜視図、図8は該スライダの上面図、図9は摺動子を取り付けた該スライダの下面図、図10は図9の矢印C方向から見た該スライダの側面図、図11は図9に示す摺動子の下面図、図12は該摺動子の側面図、図13は該可変抵抗器で用いた基板の上面図である。
図1〜図6に示すスライド操作型可変抵抗器は、長孔11および複数の脚片12を有するケース1と、上面に抵抗体21および集電体22が並設された基板2(図13参照)と、長孔11から上方へ突出するレバー部31を有して基板2上でスライド移動可能な合成樹脂製のスライダ3と、弾性に富む金属板からなり基部41および摺接片42を有してスライダ3の下面に取り付けられた摺動子4と、基板2を載置してケース1に一体化された取付板5とによって主に構成されている。このスライド操作型可変抵抗器は、摺動子4の一対の摺接片42が抵抗体21および集電体22に摺接しており、スライダ3のレバー部31を長孔11に沿って直線状にスライド移動させることによって、抵抗体21に対する摺接片42の接触位置が変化して出力抵抗値が変化するようになっている。なお、このスライド操作型可変抵抗器は、摺動子4の移動ストロークが短い小型の可変抵抗器であり、取付板5を介して図示せぬ外部機器に装着されるようになっている。
ケース1は金属板からなり、その側板部13を基板2上に搭載して複数の脚片12をL字状に折り曲げることによって、基板2および取付板5を固定している(図5参照)。ケース1の長孔11は基板2の上面と対向しており、この基板2の長手方向に沿う両側部が側板部13と取付板5とによって挟持されている。図13に示すように、基板2の上面では抵抗体21および集電体22が基板2の長手方向に沿って平行に延在している。また、抵抗体21および集電体22の一端部と、抵抗体21のリードパターン23の一端部とにそれぞれ端子部24が配設されており、これら端子部24は基板2の下面側へ導出されている。
図7〜図10に示すように、スライダ3には四隅に湾曲当接部3aが形成されており、これら湾曲当接部3aをケース1の内側壁に摺動させながらスライダ3が長孔11に沿ってスライド移動できるようになっている(図5参照)。なお、スライダ3のスライド移動方向は基板2の長手方向と同じであり、よって抵抗体21および集電体22の延在方向と同じである。図6と図9に示すように、スライダ3の下面側には、摺動子4の基部41が配置される凹所32と、この凹所32を介してスライド移動方向に対向する規制壁33および規制凸部34と、凹所32を介してスライド移動方向と直交する方向に対向する一対のガイド傾斜面35と、凹所32内に突出する抜け止めボス36とが設けられており、規制凸部34の幅方向両側に一対の凹段部37が形成されている。規制壁33と規制凸部34との間隔は基部41のスライド移動方向の自然長よりも短く設定されており、後述するように、基部41の狭隘部41aを若干撓ませた状態で規制壁33と規制凸部34との間に該基部41が挟着されるようになっている。また、一対のガイド傾斜面35どうしの対向間隔は、凹所32の奥へ近付くほど狭まって基部41の幅寸法(短手寸法)と略同等になるように設定されている。
図9と図11に示すように、摺動子4の基部41には長手方向一端近傍に開口部43が開設されており、該一端と開口部43との間が前記狭隘部41aとなっている。この狭隘部41aは基部41の短手方向に延びており、狭隘部41aの中央部には開口部43側と逆側へ突出する係合突起41bが形成されている。図11に鎖線で示すように、基部41は狭隘部41aを開口部43側へ若干撓ませた状態でスライダ3の凹所32内へ組み付けられる。そして、図9に示すように、基部41の長手方向他端41cを規制凸部34に係止させ、かつ係合突起41bを規制壁33に係止させることによって、規制壁33と規制凸部34との間に基部41が挟着されるようになっている。つまり、基部41の長手方向はスライド移動方向と同じになる。なお、狭隘部41aの撓みは僅かで図9で明示することは困難なため、図11において狭隘部41aの撓みを実際よりも誇張して鎖線で示している。開口部43は平面視T字状に形成されており、狭隘部41aに沿って延びるスリット43aと、このスリット43aの中間部分から狭隘部41aと逆側へ延びる連通孔43bとを有している。前述したスライダ3の抜け止めボス36は開口部43の連通孔43b内に挿通されている。また、基部41の長手方向(スライド移動方向)他端41cと連通孔43bとの間に開設されている丸孔41dは、摺動子4をスライダ3に取り付ける際に図示せぬ治具を挿入して係合させるためのものである。
図11と図12に示すように、摺動子4の一対の摺接片42は、基部41の長手方向(スライド移動方向)他端41cの幅方向両側から、スライダ3の一対の凹段部37内へ延出して折返し部42aにて折り返されており、折返し部42aから先端部42bに至るブラシ状部分が弾性変形しやすくなっている。そして、この摺動子4を取り付けたスライダ3がケース1と基板2との間に組み込まれると、図12に実線で示すように、一方の摺接片42が押し撓められて抵抗体21に弾接し、同様に他方の摺接片42も押し撓められて集電体22に弾接するようになっている。なお、各摺接片42は基部41の長手方向、つまりスライド移動方向に沿って延びている。
摺動子4をスライダ3に取り付ける際の手順について説明すると、まず、摺動子4の丸孔41dに図示せぬ治具を挿入して係合させた状態で、基部41の長手方向他端41cをスライダ3の凹所32内で規制凸部34に当接させたまま、基部41の長手方向一端側を凹所32内へ押し込んでいく。このとき、基部41の両側部をスライダ3の一対のガイド傾斜面35で案内しながら凹所32内へ押し込むことができるため、基部41が不所望に傾く虞はない。また、基部41から延出する各摺接片42の折返し部42aは規制凸部34の幅方向両側に存する各凹段部37内に配置されるため、基部41を凹所32内へ押し込む際に摺接片42がスライダ3と干渉を起こす虞もない。そして、係合突起41bに対する規制壁33の拘持力に抗して基部41を凹所32内の奥まで圧入していくと、狭隘部41aが開口部43側へ若干撓むため、その反力で係合突起41bが規制壁33に係止されると共に、基部41の長手方向他端41cが規制凸部34に係止される。これにより、スライダ3の規制壁33と規制凸部34との間に摺動子4の基部41を確実に挟着させることができる。
なお、摺動子4の基部41がスライダ3の凹所32内に配置されると、抜け止めボス36が開口部43の連通孔43bを貫通するため、この抜け止めボス36の先端部をかしめ等によって大径化しておけば、基部41を凹所32内へ押し込んだ後の作業中に誤って摺動子4を脱落させてしまう虞がなくなる。また、開口部43に連通孔43bが設けてあると、狭隘部41aが該開口部43側へ撓みやすくなるため、組立作業性が向上する。
このように本実施形態例における摺動子4の取付構造は、摺動子4の基部41のスライド移動方向一端部(狭隘部41a)を隣接する開口部43を利用して撓ませることにより、スライダ3の規制壁33と規制凸部34との間に基部41を挟着させるというものなので、スライダ3に対する摺動子4の取付位置がスライド移動方向にばらつく可能性が極めて低い。それゆえ、スライド操作型可変抵抗器の小型化が促進されて、摺動子4の移動ストロークが短くなっても、出力信号(すなわち、抵抗体21の両端に電圧を印加した際に集電体22を介して得られる出力電圧)の精度を容易に高めることができる。また、本実施形態例では、摺動子4の各摺接片42が基部41の狭隘部41aから遠い長手方向他端41c近傍から延出しているため、狭隘部41aの撓みの影響が各摺接片42に及びにくく、この点でも出力信号の精度向上を期待できる。しかも、本実施形態例では、基部41の長手方向他端41c近傍から延出した各摺接片42が、スライダ3の規制凸部34の幅方向両側に存する各凹段部37内で折り返されているため、摺動子4を大型化せずに摺接片42のスパンを長くすることができて、抵抗体21および集電体22に対する摺接片42の接触安定性を向上させることができる。
また、本実施形態例では、摺動子4をスライダ3に取り付ける際に、基部41の両側部を一対のガイド傾斜面35で案内しながら凹所32内へ押し込むことができると共に、開口部43の連通孔43bを貫通する抜け止めボス36によって摺動子4の脱落事故が防止できるようになっている。しかも、開口部43に連通孔43bが設けてあるため、狭隘部41aが開口部43側へ撓みやすくなっている。それゆえ、かなり小さな摺動子4をスライダ3に取り付ける場合でも良好な組立作業性が期待できる。
なお、上記実施形態例では、摺動子4の取付時に狭隘部41aを開口部43側へ効果的に撓ませるために、狭隘部41aに規制壁33へ向けて突出する係合突起41bを設けているが、この係合突起41bを省略して規制壁33に狭隘部41aへ向けて突出する別の係合突起を設けてよい。また、狭隘部41aと規制壁33の両者に相対向する係合突起を設けてもよい。
本発明の実施形態例に係るスライド操作型可変抵抗器の斜視図である。 該可変抵抗器の上面図である。 該可変抵抗器の下面図である。 図1の矢印A方向から見た該可変抵抗器の側面図である。 図1の矢印B方向から見た該可変抵抗器の側面図である。 該可変抵抗器の分解斜視図である。 該可変抵抗器で用いたスライダの斜視図である。 該スライダの上面図である。 摺動子を取り付けた該スライダの下面図である。 図9の矢印C方向から見た該スライダの側面図である。 図9に示す摺動子の下面図である。 該摺動子の側面図である。 該可変抵抗器で用いた基板の上面図である。
符号の説明
1 ケース
2 基板
3 スライダ
4 摺動子
5 取付板
11 長孔
21 抵抗体
22 集電体
31 レバー部
33 規制壁(第1規制部)
34 規制凸部(第2規制部)
35 ガイド傾斜面
36 抜け止めボス
37 凹段部
41 基部
41a 狭隘部
41b 係合突起
41c (基部の)長手方向他端
42 摺接片
42a 折返し部
43 開口部
43a スリット
43b 連通孔

Claims (4)

  1. 片面に抵抗体および集電体が並設された基板と、この基板の前記片面に沿って直線状にスライド移動可能な合成樹脂製のスライダと、このスライダに取り付けられる基部を有すると共に該基部から片持ち状に延出して前記抵抗体および集電体に摺接する一対の摺接片を有する金属板製の摺動子とを備えたスライド操作型可変抵抗器であって、
    前記基部の前記スライド移動方向の一端近傍に開口部を設けることにより、この開口部と前記基部の前記一端との間に前記スライド移動方向と交差する方向へ延びる狭隘部を形成し、かつ前記スライダに前記スライド移動方向に所定間隔存して対向する第1規制部および第2規制部を設け、この所定間隔を前記基部の前記スライド移動方向の自然長よりも短く設定しておき、前記狭隘部を前記開口部側へ撓ませた反力によって前記基部が前記第1規制部と前記第2規制部との間に挟着されており、
    前記摺接片が前記基部の前記狭隘部側とは逆側の端部近傍から延出し、
    前記スライダに前記第2規制部として前記第1規制部へ向かって突出する規制凸部を設けることにより、この規制凸部の幅方向両側に一対の凹段部を形成し、前記一対の摺接片が前記一対の凹段部内へ延出して折り返されていることを特徴とするスライド操作型可変抵抗器。
  2. 請求項1の記載において、前記基部の前記狭隘部と該狭隘部を係止する前記スライダの前記第1規制部のうち、少なくともいずれか一方に他方へ向けて突出する係合突起が形成されていることを特徴とするスライド操作型可変抵抗器。
  3. 請求項1または2の記載において、前記スライダに前記第1および第2規制部の間の空間を介して対向する一対のガイド傾斜面を設け、これらガイド傾斜面を前記スライド移動方向に沿って延在させ、前記基部が前記一対のガイド傾斜面に案内されて所定の取付位置へ組み付けられるようにしたことを特徴とするスライド操作型可変抵抗器。
  4. 請求項1〜のいずれか1項の記載において、前記基部の前記開口部が、前記狭隘部に沿って延びるスリットと、このスリットの中間部分から前記狭隘部と逆側へ延びる連通孔とで構成されていると共に、前記スライダの前記第1および第2規制部の間に前記連通孔に挿通されて前記基部の脱落を防止する抜け止めボスが設けられていることを特徴とするスライド操作型可変抵抗器。
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