JP4713133B2 - 積層セラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

積層セラミック電子部品の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4713133B2
JP4713133B2 JP2004338011A JP2004338011A JP4713133B2 JP 4713133 B2 JP4713133 B2 JP 4713133B2 JP 2004338011 A JP2004338011 A JP 2004338011A JP 2004338011 A JP2004338011 A JP 2004338011A JP 4713133 B2 JP4713133 B2 JP 4713133B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laminated
green
manufacturing
green sheets
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004338011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006147950A (ja
Inventor
直美 吉池
隆二 細萱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2004338011A priority Critical patent/JP4713133B2/ja
Publication of JP2006147950A publication Critical patent/JP2006147950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4713133B2 publication Critical patent/JP4713133B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

本発明は、積層セラミック電子部品の製造方法に関する。
積層セラミック電子部品として、例えば、積層セラミックコンデンサが知られている。積層セラミックコンデンサの製造に当たっては、一般に、まず、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムなどでなる可撓性支持体の上に、セラミック粉体及び樹脂成分を含有する誘電体ペーストを、スクリーン印刷法によって塗布して、誘電体層を形成する。
上述のようにして、誘電体層上に内部電極群を形成した後、誘電体層を、内部電極群毎に切断し、切断して得られたグリーンシートを順次に積層して積層構造体を形成する。
次に、この積層構造体を細断して積層グリーンチップを製造し、更に、脱バインダ工程により、積層グリーンチップに含まれる樹脂成分を除去した後、焼成し、端子内部電極を形成し、完成品の積層セラミックコンデンサを得る。
ところで、積層セラミックコンデンサは、小型化、大容量化の要求が非常に強く、この要求に応えるため、1層あたりの誘電体層の厚みを薄くし、積層数を増大させている。例えば、最近の積層セラミックコンデンサは、誘電体層の厚みが10μm以下で、積層数が数百層にも達している。
ところが、スクリーン印刷方式は、誘電体層が形成されている可撓性支持体を間欠移動させて、印刷時はストップ状態でスキージを一定方向に摺動させて内部電極群を印刷形成するプロセスを経る。そのために、摺動終端と摺動始端間で印刷した内部電極の厚さが一定ではなく、摺動終端の方が摺動始端より厚くなる。
上述した厚み変動は、200層以下の従来の積層数では、積層時の圧力ムラに大きく影響しないため、問題とならなかったが、200層以上、特に300層以上の積層数を有する積層セラミックコンデンサにおいては、内部電極群の厚み変動のために、積層体が台形になり、圧力ムラが顕著に表れ、デラミネーションを発生させる大きな原因となっていた。
デラミネーション防止を目的とした従来技術として、例えば、特許文献1は、内部電極群の形成された誘電体層を平坦な表面を持つ金型にて熱プレスする製造方法を開示している。
しかし、この従来技術は、熱プレス工程が必要であり、工程数の増大を招くし、200層以上の積層構造において、極薄とならざるを得ない内部電極の平坦化に有効である旨の示唆がない。
別の従来技術として、特許文献2〜4は、内部電極の印刷されていない部分に誘電体を印刷あるいは塗布し、段差を吸収する技術を開示している。しかしながら、内部電極の厚み変動に起因するデラミネーションの防止には、有効性が期待できない。
特開平6−168840号公報 (第2−3頁、第1図) 特開2001−126951号公報 特開2002−43164号公報 特開2001−358036号公報
本発明の課題は、内部電極の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得るセラミック電子部品の製造方法を提供することである。
上述した課題を解決するため、本発明に係るセラミック電子部品の製造方法は、内部電極群を格子状に配列したグリーンシートの複数枚を積層する工程を含む。前記グリーンシートのそれぞれは、前記内部電極群が、電極厚みの変化に関して定まった方向性を有している。
前記グリーンシートを、少なくとも、一組の隣接する前記グリーンシートにおいて、前記電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるようにして積層する。
上述したように、少なくとも、一組の隣接するグリーンシートにおいて、電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるようにして積層するから、少なくとも一組の隣接するグリーンシートでは、電極厚みの変化が、両者の相互的補完によって吸収される。
上述した積層構造を、積層数の全体にわたって繰り返せば、得られる積層ブロックは、台形状ではなく、ほぼ直方体状になる。このため、内部電極の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得る。
別の態様として、複数の前記グリーンシートを、前記電極厚みの変化方向を一致させて積層した少なくとも2つの積層ブロック体を製造し、次に、前記積層ブロック体を、隣接する前記グリーンシートにおいて、前記電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるように積層する工程を含むこともできる。
この場合も、得られる積層ブロックは、台形状ではなく、ほぼ直方体状になるから、内部電極の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得る。
本発明に係るセラミック電子部品の製造方法は、基本的にはスクリーン印刷法によって内部電極群を形成する。即ち、誘電体層の上に、電極ペーストをスクリーン印刷して、前記内部電極群を形成する。
スクリーン印刷方式は、誘電体層が形成されている可撓性支持体を間欠移動させて、印刷時はストップ状態でスキージを一定方向に摺動させて内部電極群を印刷形成するプロセスを経るために、摺動終端と摺動始端間で印刷した内部電極の厚さが一定ではなく、摺動終端の方が摺動始端より厚くなる。即ち、前記内部電極群は、電極厚みの変化に関して、スキージの摺動方向によって定まる方向性を有する。
従来は、このスキージの摺動方向に起因する電極厚みの変化のために、問題を生じていたのであるが、本発明によれば、スキージの摺動方法に起因する電極厚みの変化特性を、巧妙に利用し、電極厚みの変化を吸収できる。
以上述べたように、本発明によれば、内部電極の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得るセラミック電子部品の製造方法を提供することができる。
本発明の他の特徴及びそれによる作用効果は、添付図面を参照し、実施例によって更に詳しく説明する。
図1〜図15は本発明に係るセラミック電子部品の製造方法における各工程を示す図である。
まず、図1及び図2に示すように、ブレードコーター10を用いて、可撓性支持体19の一面上に、誘電体ペースト11を塗布し、誘電体層51を形成する。可撓性支持体19は、例えば、PET(ポリエチレン.テレフタレート)フィルムで構成された帯状の長尺フィルムであり、図示しない供給ロールと巻き取りロールとの間で、参照符号X1で示す方向に走行する。可撓性支持体19は、誘電体層51を成形する面に剥離処理を施しておくことが好ましい。剥離処理は、例えば、可撓性支持体19の一面上に、Si等でなる剥離用膜を薄くコートすることによって実行することができる。このような剥離処理を施しておくことにより、誘電体層51を可撓性支持体19から容易に剥離することができる。
誘電体ペーストは、セラミック粉体と、バインダ樹脂と、可塑剤と、有機溶剤等とを混合して、適当な粘度となるようにペースト化されたものである。セラミック粉体としては、BaTiO3等、公知の材料を用いることができる。バインダ樹脂は、内部電極を構成する電極ペーストに用いられるバインダ樹脂の熱分解温度を考慮して選定することが好ましい。具体的には、アクリル系樹脂、ブチラール系樹脂、エチルセルロース系樹脂及びそれらの混合系を用いることができる。
可塑剤及び有機溶剤の種類及び量は、従来より周知である。例えば、可塑剤とはBBPが用いられ、有機溶剤としては、トルエン、MEK(メチルエチルケトン)、またはアルコール系溶剤等が用いられる。誘電体層51は、図示しない乾燥機に通して乾燥させる。
塗布ヘッド10は、押し出し式であり、非常に面精度がよく、かつ、厚みバラツキの少ない均一な誘電体ペースト層を得ることができる。
次に図3に示すように、乾燥後の誘電体層51の一面上に、複数の内部電極611〜616を所定の間隔を隔てて整列して形成する。内部電極611〜616は、電極ペーストを用い、スクリーン印刷によって形成される。スクリーン印刷は、印刷製版91の一面上で、スキージ92を矢印X2の方向に摺動させ、印刷製版91の一面上に供給された電極ペースト93を、印刷製版91のメッシュを通して押出すことによって実行される。
スクリーン印刷では、誘電体層51が形成されている可撓性支持体19を間欠移動させ、印刷時はストップ状態でスキージ92を一定方向X2に摺動させて、内部電極611〜616の群を印刷形成するプロセスを経るために、図3に図示するように、摺動終端と摺動始端間で印刷した内部電極611〜616の電極厚みt1〜t6が一定ではなく、摺動終端の厚みTbの方が摺動始端の厚みTfより厚くなる傾向にある。即ち、内部電極611〜616の群は、電極厚みt1〜t6の変化に関して、スキージ92の摺動方向X2によって定まる方向性を有する。
図3に図示した印刷プロセスを終了することにより、図4及び図5に示すように、複数の内部電極611〜616を所定の間隔を隔てて整列したm行n列の内部電極群Qを形成する。図示ではn=6の場合を示している。
図1〜図5に示した工程を経た後、誘電体層51に内部電極611〜616の群を印刷したグリーンシートを、内部電極611〜616の群のそれぞれ毎に、可撓性支持体19の上から剥離する。図6は、上述の剥離工程を経て得られたグリーンシートQの平面図を示し、図7はその正面図を示している。
次に、図8に示すように、一組の隣接するグリーンシート、例えば、グリーンシートQ1とグリーンシートQ2において、電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるように、つまり、何れか一方を180度回転させ積層する。これにより、少なくとも一組の隣接するグリーンシート(Q1、Q2)では、電極厚みの変化が、両者の相互的補完によって吸収される。
図示では、積層数の全体にわたって、隣接するグリーンシート(Q1とQ2)、(Q2とQ3)...(Qr−1とQr)において、電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるようにして繰り返して積層する。
こうして得られる積層ブロックは、台形状ではなく、ほぼ直方体状になる。このため、内部電極611〜616の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得る。
図9及び図10は、別の積層方法を示している。この例では、少なくとも、2つの積層ブロック体E1、E2を製造する。積層ブロック体E1は、グリーンシートQ11〜Q1P(Pは枚数)を、電極厚みの変化方向を一致させて積層したものであり、積層ブロック体E2は、グリーンシートQ21〜Q2P(Pは枚数)を、電極厚みの変化方向を一致させて積層したものである。積層ブロック体E1,E2のそれぞれは摺動始端厚みTA、摺動終端厚みTB(TB>TA)を持つ台形状になる。
次に、積層ブロック体E1、E2を、隣接するグリーンシートQ1pとグリーンシートQ21において、電極厚みの変化方向が、互いに逆方向になるように積層する。具体的には、全積層数を2分割して積層ブロックを作ったものを180度回転して積層すればよい。つまり、2の整数倍(偶数倍)に分割し、ブロック体を重ねるとき直下のブロック体の方向に対して180度方向を回転させて重ね加熱圧を行えばよい。
この場合も、積層ブロック体E1、E2を積層して得られる積層ブロックは、台形状ではなく、ほぼ直方体状になるから、内部電極611〜616の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得る。
実際には、図11に示すように、複数枚(r)のグリーンシートQ1〜Qrを、積層台71の上で積層する。積層工程では、積層台71の上に保護層となる誘電体グリーンシート52を載せ、この誘電体グリーンシート52の上に、グリーンシートQ1〜Qrを積層し、更に、最上層のグリーンシートQrの上にも保護層53を積層する。保護層52、53は、通常、複数層で構成される。グリーングリーンシート積層方法としては、図8に示した積層方法であってもよいし、図9及び図10に示したブロック体の積層方法であってもよい。
図示実施例において、グリーンシートQ1〜Qrは、同一の製版を用いて、内部電極をスクリーン印刷あるので、内部電極重なりを得るために、図10に図示するように、偶数番目のグリーンシートQ1、Q3、...と奇数番目のグリーンシートQ2、Q4、...とは、内部電極間ピッチの半分だけのオフセットΔOFFを付して積層する。
次に、積層台71の上に積層された保護層52、グリーンシートQ1〜Qr及び保護層53を、プレス72により加圧F1して、圧着させる。加圧圧着の工程は、加熱しながら実行する。この際に、内部電極611〜616の厚み変化の存在にかかわらず、積層体の変形を回避し、積層体の熱圧着における圧力ムラを解消し、デラミネーションの発生を抑制し得ることは前述したとおりである。
この後、図12に示すように、保護層52、グリーンシートQ1〜Qr及び保護層53の積層体を、矢印Dの方向に回転する切断具8を用いて、内部電極毎に細分割する。
図13は、図12に示す細分割工程を経て得られた積層グリーンチップの拡大断面図を示している。
次に、積層グリーンチップは脱バインダ工程に付される。脱バインダ工程は、主に、積層グリーンチップに含まれる樹脂成分を除去するための工程である。積層グリーンチップ内には、内部電極61に含まれるバインダ樹脂、及び、補助誘電体層65に含まれるバインダ樹脂、更には、誘電体層51に含まれるバインダ樹脂が存在する。その他、可塑剤、有機溶剤等の有機物成分も含まれている。脱バインダ工程では、これらの有機物成分を、全て熱分解して、ガスとして排出する。
図14は脱バインダ工程を経た後の積層グリーンチップの正面断面図、図15は図14に示した積層グリーンチップの右側面図である。図示するように、誘電体層51の内部に、内部電極61、61を交互に配置した積層グリーンチップが得られる。この後、積層グリーンチップは、焼成工程に付される。そして、最終工程において、端子電極が付与され、積層セラミックコンデンサが完成する。
次に、全積層数が、200層及び300層の積層セラミックコンデンサの積層について説明する。
まず、200層について、所定の寸法で剥離されたグリーンシートを50枚積層したブロックを4個作製した。50枚積層した1ブロックの寸法は、摺動始端の厚みTA=195.2μm、摺動終端の厚みTB=201.5μmであった。
次に、50枚積層のブロックの4個を、従来方法によりそのまま積層した。得られたサンプルは、TA=781μm、TB=804μmとなった。これを、表1に全(従来品)として示してある。
一方、50枚積層のブロックの2個を、従来方法によりそのまま積層したものを2組用意し、これらを本発明の重ね方法に従い、直下のブロック体の方向に対して、180度方向を回転させて、重ね加熱圧着を行った。得られたサンプルを、(100層×2)として、表1に示してある。
また、50枚積層のブロックの4個のそれぞれを、本発明の重ね方法で積層して得られたサンプルを、(50層×4)として、表1に示してある。
本発明の重ね方法で積層したものは、TA=793.4μm、TB=794.8μmになった。その差は僅か1.4μmであり、熱圧着時の圧ムラに影響しないレベルである。
積層圧着後、グリーンチップに裁断し、焼成後、端部電極を形成することにより積層セラミックチップコンデンサを製造した。
何れのサンプルにおいても、積層セラミックコンデンサの製品寸法は、長さ(L);3.2mm、幅(W);1.6mm、厚さ(T);1.6mmとした。
同様にして、総積層数300層の積層セラミックチップコンデンサを製造した。総積層数が300層の場合は、150層、75層、50層の3種類の積層ブロックにしたものを重ねる。
3種類の積層ブロックについて、従来方法によりそのまま積層して得られたサンプルを、全(従来品)として、表1に示してある。
150層の積層ブロック体の2つ、75層の積層ブロック体の4つ、及び、50層の積層ブロック体の6つを、本発明の重ね方法に従い、直下のブロック体の方向に対して、180度方向を回転させて、重ね加熱圧着を行った。得られたサンプルを、(150層×2)、(75層×4)及び(50層×6)として、表1に示してある。表1に、各サンプルについてのデラミネーション発生率(%)、耐電圧不良率(%)及び評価を示してある。
Figure 0004713133
表1に示すように、200層及び300層の何れにおいても、従来品である全(従来品)は、デラミネーション発生率及び耐電圧不良の発生率が高い。
それに比べて、本発明に係るサンプル(100層×2)、(50層×2)、(1500層×2)、(75層×4)及び(50層×6)の何れにおいても、デラミネーションの発生が少ない。耐電圧不良については、全く生じないか、又は、生じても極めて低い。
より好ましい方法として、ブロックの最大グリーンシート積層数を、100層以下にすることにより、より圧力ムラが解消され、デラミネーション及び耐電圧不良が、発生しなくなる。
なお、本発明の代表的な適用分野は、積層セラミックチップコンデンサであるが、インダクタ、バリスタ、PTC、NTCなどにも適用が可能である。
セラミック電子部品の製造方法に含まれる工程を示す図である。 図1の工程によって得られた誘電体層51を示す平面図である。 図2に示した工程の後のスクリーン印刷工程を示す図である。 図3に示した工程によって得られた内部電極配置状態を示す平面図である。 図4に示した工程の正面図である。 図4、図5の工程の後の工程において、剥離されたグリーンシートの平面図である。 図6の正面図である。 図6〜図7に示した工程の後の積層工程を示す正面断面図である。 別の積層工程を示す正面図である。 図9の積層工程におけるグリーンシート積層状態を示す図である。 積層工程の後の圧着工程を示す正面図である。 図11に示した圧着工程の後の切断工程を示す正面断面図である。 図12に示した切断工程を経て得られた積層グリーンチップの断面図である。 図13に示した積層グリーンチップを焼成した後の断面図である。 図14に示した積層グリーンチップの右側面図である。
符号の説明
51 誘電体層
61、611〜616 内部電極
Q1〜Qr、Qp グリーンシート

Claims (2)

  1. 内部電極群を格子状に配列したグリーンシートの複数枚を積層する工程を含むセラミック電子部品の製造方法であって、
    前記グリーンシートのそれぞれは、誘電体層の上に、電極ペーストをスクリーン印刷して形成した前記内部電極群が、電極厚みの変化に関して定まった方向性を有しており、
    複数の前記グリーンシートを、前記電極厚みの変化方向を一致させて積層した少なくとも2つの積層ブロック体を製造し、
    次に、前記積層ブロック体を、少なくとも、一組の隣接する前記グリーンシートにおいて、スクリーン印刷方向が互いに逆方向になるようにして積層する、
    工程を含む、セラミック電子部品の製造方法。
  2. 請求項1に記載されたセラミック電子部品の製造方法であって、前記グリーンシートを積層した後、圧着し、
    次に、前記グリーンシートを、前記内部電極毎に細分割して、積層グリーンチップを製造し、
    次に、前記積層グリーンチップを熱処理して、前記積層グリーンチップに含まれる樹脂成分を除去する脱バインダ工程を実行し、その後、焼成するステップを含む、
    セラミック電子部品の製造方法。
JP2004338011A 2004-11-22 2004-11-22 積層セラミック電子部品の製造方法 Expired - Fee Related JP4713133B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004338011A JP4713133B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 積層セラミック電子部品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004338011A JP4713133B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 積層セラミック電子部品の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006147950A JP2006147950A (ja) 2006-06-08
JP4713133B2 true JP4713133B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=36627265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004338011A Expired - Fee Related JP4713133B2 (ja) 2004-11-22 2004-11-22 積層セラミック電子部品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4713133B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006147950A (ja) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1347476B1 (en) Ceramic electronic device and method of production of same
JP4586831B2 (ja) セラミックグリーンシート構造、及び、積層セラミック電子部品の製造方法
JP4713133B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP4614043B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP4055910B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JPH0396207A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP3827081B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP2005079284A (ja) セラミック電子部品の製造方法
WO2006109466A1 (ja) 内部電極パターンの形成方法とこれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法
JP4450158B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
KR101018261B1 (ko) 적층 세라믹 전자 부품 제조 방법
JP4046194B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP2009129991A (ja) 積層電子部品の製造方法
JP3988875B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法、及び、セラミック電子部品の製造装置
JPH0828138B2 (ja) セラミック積層体の製造方法
JP2005051073A (ja) セラミック電子部品の製造方法
JP4172417B2 (ja) セラミック電子部品の製造方法
JPH07169638A (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JPH0774044A (ja) 積層インダクターの製造方法
CN116564707A (zh) 电子部件的制造方法
JP4074282B2 (ja) 積層型電子部品の製造方法
JP2688644B2 (ja) 積層セラミック電子部品の製造方法
JP6083126B2 (ja) 電子部品の製造方法
JP3114513B2 (ja) 積層電子部品の製造方法
JP2000260655A (ja) 積層セラミックコンデンサ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080609

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080718

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080905

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110324

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees