JP4074282B2 - 積層型電子部品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、積層型電子部品の製造方法に関するものである。
積層型電子部品は、第1及び第2の外層部と、これらの間に位置させた内層部とを圧着し、これを焼成することによって得られる。さらに、これらの外層部及び内層部は、複数のセラミックグリーンシートを積層、圧着して形成される。そのため、積層型電子部品の製造においては、圧着によるセラミックグリーンシートの変形等様々な問題が発生する。例えば特許文献1では、圧着によるセラミックグリーンシートの変形の問題を解決するため、内層部を形成する際に、セラミックグリーンシートの積層数に応じて圧着時の負荷(圧力、時間)を相対的に小さくする製造方法が開示されている。
特開2002−36224号公報
本発明は、内層部と外層部とで相対的な軟らかさを変えることが可能な積層型電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
積層型電子部品においては、内層部と外層部とを積層・圧着するとき、内層部及び外層部との間でデラミネーションの問題が発生する。本発明者らは、内層部と外層部との間でのデラミネーションの発生を抑制する積層型電子部品の製造方法について検討を重ねたところ、内層部と外層部との間で相対的な軟らかさを変えることが有効であるという結論を得た。そこで、本発明者らは、内層部と外層部とで相対的な軟らかさを変えることが可能な製造方法を得るべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成するに至った。なお、特許文献1では、内層部と外層部との間でのデラミネーションの問題については何ら考慮されていない。
すなわち、本発明による積層型電子部品の製造方法は、電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、第1の外層部上に、電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、第1の外層部上に内層部を形成する工程と、内層部上に、電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、内層部上に第2の外層部を形成する工程と、第1の外層部上に内層部と第2の外層部とが積層された積層体を焼成する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明による積層型電子部品の製造方法では、第1及び第2の外層部を内層部とは異なる条件で圧着することによって、内層部と外層部との相対的な軟らかさを変えることができる。さらに、第1〜第3の条件によって、所望の軟らかさの内層部及び外層部を得ることができる。この場合、焼成された積層体に外部電極を形成する工程をさらに備えることが好適である。
また、第2の外層部を形成する工程の後に、積層体を第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程をさらに備えることが好ましい。このように、第2の条件とは異なる第4の条件で積層体を圧着することにより、内層部と外層部との間でのデラミネーションの発生を抑制できる。
本発明による積層型電子部品の製造方法は、電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、内層部を形成する工程と、電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、第2の外層部を形成する工程と、第1の外層部と第2の外層部との間に内層部が位置するように、これらを積層した積層体を第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、積層体を焼成する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明による積層型電子部品の製造方法では、第1及び第2の外層部を内層部とは異なる条件で圧着することによって、内層部と外層部との相対的な軟らかさを変えることができる。さらに、第1〜第3の条件によって、所望の軟らかさの内層部及び外層部を得ることができる。また、第2の条件とは異なる第4の条件で積層体を圧着することにより、内層部と外層部との間でのデラミネーションの発生を抑制できる。この場合、焼成された積層体に外部電極を形成する工程をさらに備えることが好適である。
また、第1〜第3の条件では、温度条件、圧力条件、及び時間条件のうち少なくとも一つの条件が変数として設定されており、当該設定された変数によって第2の条件を第1の条件及び第3の条件と異ならせることが好ましい。これらの変数によって第1〜第3の条件を適切に変化させることができ、所望の軟らかさの外層部及び内層部を得ることができる。
また、温度条件が変数として設定されており、第2の条件に含まれる温度条件が、第1及び第3の条件に含まれる温度条件のいずれよりも高いことが好ましい。あるいは、圧力条件が変数として設定されており、第2の条件に含まれる圧力条件が、第1及び第3の条件に含まれる圧力条件のいずれよりも高いことが好ましい。あるいは、時間条件が変数として設定されており、第2の条件に含まれる時間条件が、第1及び第3の条件に含まれる時間条件のいずれよりも長いことが好ましい。
上記のように第1〜第3の条件を設定することにより、内層部に比べて軟らかい第1及び第2の外層部を得ることができる。そのため、外層部がクッションのような役割を果たし、内層部と外層部との間でのデラミネーションの発生を抑制することが可能となる。さらに、第2の条件によって、硬くなるように内層部を圧着しているため、内層部内でのデラミネーション及び位置ずれの発生が抑制される。
また、第2の条件及び第4の条件では温度条件が変数として設定されており、第4の条件に含まれる温度条件が第2の条件に含まれる温度条件よりも高いことが好ましい。あるいは、第2の条件及び第4の条件では圧力条件が変数として設定されており、第4の条件に含まれる圧力条件が第2の条件に含まれる圧力条件よりも高いことが好ましい。あるいは、第2の条件及び第4の条件では時間条件が変数として設定されており、第4の条件に含まれる時間条件が第2の条件に含まれる時間条件よりも長いことが好ましい。
このように、積層体を圧着するときの条件を、内層部を圧着するときの条件より大きくすることで、内層部と外層部との間でのデラミネーションの発生がさらに抑制される。
また、第2の条件では温度条件が変数として設定されており、記内層部を形成する工程では、複数の第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて第2の条件に含まれる温度条件を低くすることが好ましい。あるいは、第2の条件では圧力条件が変数として設定されており、内層部を形成する工程では、複数の第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて第2の条件に含まれる圧力条件を低くすることが好ましい。あるいは、第2の条件では時間条件が変数として設定されており、内層部を形成する工程では、複数の第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて第2の条件に含まれる時間条件を短くすることが好ましい。
このように、第2のセラミックグリーンシートの圧着回数に応じて圧着するときの条件を小さくすることによって、内層部内での位置ずれの発生が抑制される。
本発明によれば、内層部と外層部とで相対的な軟らかさを変えることが可能な積層型電子部品の製造方法を提供することができる。
以下、図面とともに、本発明による積層型電子部品の製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。なお、見易さのため、図2、図6、図9、及び図10では、電極パターンに斜線を付している。
(第1実施形態)
まず、図1〜図8に基づいて、第1実施形態に係る積層型コンデンサの製造方法について説明する。本実施形態に係る積層型コンデンサの製造方法は、第1の外層部を形成する工程、内層部を形成する工程、第2の外層部を形成する工程、積層体を圧着する工程、及び積層体を焼成する工程を含んでいる。また、図1は第2のセラミックグリーンシートの平面図、図2は第1の外層部を形成する工程を説明するための図、図3は内層部を形成する工程を説明するための図、図4は第2の外層部を形成する工程を説明するための図、図5は積層体を圧着する工程を説明するための図、図6は積層体の積層分解断面を模式的に表す図、図7は積層型コンデンサの断面構成を説明するための図、図8は第1〜第4の条件の関係を説明するためのグラフである。
まず、セラミックグリーンシートを用意する。電極パターンが形成されていないセラミックグリーンシートは、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体材料にバインダ樹脂(例えば有機バインダ樹脂等)、溶剤、可塑剤等を加えて混合分散することにより得たセラミックスラリーをPETフィルム上に塗布、乾燥させたものを所望の形状に切断することにより得られる。こうして形成されたセラミックグリーンシートは、第1のセラミックグリーンシート12あるいは第3のセラミックグリーンシート16として用いられる。
一方、電極パターンが形成されたセラミックグリーンシートは、上記のセラミックスラリーをPETフィルム上に塗布、乾燥させた上に、電極ペーストを印刷、乾燥させたものを所望の形状に切断することにより得られる。こうして形成されたセラミックグリーンシートが、第2のセラミックグリーンシート14として用いられる。電極ペーストは、例えばNi、Ag、Pdなどの金属粉末にバインダ樹脂や溶剤等を混合したペースト状の組成物である。印刷手段として、例えばスクリーン印刷などを用いる。ここで、電極パターン18は、図1に示すように、第2のセラミックグリーンシート14上で2次元配列に形成される。具体的には、矩形である第2のセラミックグリーンシート14の一辺と平行な方向(図1の横方向)に、一定の配列間隔dで配列された1次元配列が複数形成される。これらの1次元配列は、d/2だけこの1次元配列方向へずれながら、この1次元配列と垂直な方向に、一定の配列間隔dで配列されて、2次元配列の電極パターン18を構成する。
また、第2のセラミックグリーンシート14を積層したときに厚みの差を生じないように、第2のセラミックグリーンシート14上において、電極パターン18が形成されていない余白部にセラミックペーストを印刷乾燥させて、補助層19を形成する。なお、補助層19形成用のセラミックペーストと上記セラミックスラリーは同じ成分であってもよいし、異なる成分であってもよい。この際、補助層19の厚みと電極パターン18の厚みとが同じになるようにする。また、補助層19は必ず形成しなければならないというものではない。
次に、第1の外層部を形成する工程を説明する。図2に示すように、まず下金型21上に載置された下敷き22上に、上記用意されたセラミックグリーンシートのうち電極パターンが形成されていないものを第1のセラミックグリーンシート12として所定枚数ずつ(本実施形態においては、3枚ずつ)積層する。続いて、積層された第1のセラミックグリーンシート12を下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第1の条件Cで圧着する。こうして第1のセラミックグリーンシート12の積層、圧着を、積層したものが所定の厚さになるまで、即ち、図8に示すように、圧着回数がx回に達するまで繰り返すことにより、第1の外層部2を形成する。第1の条件Cでは、温度条件T、圧力条件P、及び時間条件tが変数として設定されている。そのため、圧着は、温度Tで加熱しながら、圧力Pで積層方向に時間tの間プレスすることによって行われる。
次に、内層部を形成する工程を説明する。図3に示すように、第1の外層部2上に、上記用意されたセラミックグリーンシートのうち電極パターンの形成されたものを第2のセラミックグリーンシート14として所定枚数ずつ(本実施形態においては、1枚ずつ)複数回に分けて積層する。積層時には、図3に示すように、新たに積層する第2のセラミックグリーンシート14と直前に積層された第2のセラミックグリーンシート14とで電極パターン18の位置がd/2だけずれるように、第2のセラミックグリーンシート14を積層する。続いて、第1の外層部2上に積層された第2のセラミックグリーンシート14を下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第2の条件Cで圧着する。こうして第2のセラミックグリーンシート14の積層、圧着を、図8に示すように、圧着回数が所定回数x回に達するまで繰り返すことにより、第1の外層部2上に内層部4を形成する。第2の条件Cでは、温度条件T、圧力条件P、及び時間条件tが変数として設定されている。
ここで、第2の条件Cは、第1の条件Cとは異なるように、本実施形態では第1の条件Cより大きくなるように設定される。第1及び第2の条件C、Cの双方で、温度条件、圧力条件、及び時間条件が変数として設定されており、これらの設定された変数によって第2の条件Cを、第1の条件Cと異ならせる。そのため、第1の条件Cと第2の条件Cとの関係において、第2の条件に含まれる温度条件Tは、第1の条件に含まれる温度条件Tよりも高くなる(T>T)ように設定される。さらに、第2の条件に含まれる圧力条件Pは、第1の条件に含まれる圧力条件Pよりも高くなる(P>P)ように設定される。加えて、第2の条件に含まれる時間条件tは、第1の条件に含まれる時間条件tよりも長くなる(t>t)ように設定される。
また、内層部を形成する工程では、第2のセラミックグリーンシート14を所定枚数(本実施形態では3枚)ずつ複数回に分けて積層して圧着しており、第2の条件Cは圧着の回数に応じて小さくなるように変化する。図8に基づいて具体的に説明する。圧着回数がx21回未満のときには、第1の条件Cより大きい第2の条件C21(C21>C)で第2のセラミックグリーンシート14の圧着が行われる。圧着回数がX21回目に至ると、第2の条件はC21よりも小さいC22(C22<C21)に変化する。このとき、温度条件、圧力条件は小さくなり(T22<T21、P22<P21)、時間条件は短くなる(t22<t21)。その後、圧着回数がx22回目に至るまでは第2の条件C22で圧着が行われる。圧着回数がx22回目に至ると、第2の条件はC22より小さいC23(C23<C22)に変化する。このとき、温度条件、圧力条件は小さくなり(T23<T22、P23<P22)、時間条件は短くなる(t23<t22)。その後は、圧着回数がx回に至るまで、第2の条件C23で圧着が行われる。
次に、第2の外層部を形成する工程について説明する。図4に示すように、内層部4上に、上記用意されたセラミックグリーンシートのうち電極パターンが形成されていないものを第3のセラミックグリーンシート16として所定枚数ずつ(本実施形態においては、3枚ずつ)積層する。続いて、内層部4上に積層された第3のセラミックグリーンシート16を下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第3の条件Cで圧着する。こうして第3のセラミックグリーンシート16の積層、圧着を、積層したものが所定の厚さになるまで、即ち、図8に示すように、圧着回数がx回に達するまで繰り返すことにより、内層部4上に第2の外層部6を形成する。第3の条件Cでは、温度条件T、圧力条件P、及び時間条件tが変数として設定されている。そのため、圧着は、温度Tで加熱しながら、圧力Pで積層方向に時間tの間プレスすることによって行われる。
ここで、第3の条件Cは、第2の条件Cとは異なるように、本実施形態では第2の条件Cより小さくなるように設定される。第2及び第3の条件C、Cの双方で、温度条件、圧力条件、及び時間条件が変数として設定されており、これらの設定された変数によって第3の条件Cを、第2の条件Cと異ならせる。そのため、第2の条件Cと第3の条件Cとの関係において、第3の条件に含まれる温度条件Tは、第2の条件に含まれる温度条件Tよりも低くなる(T<T)ように設定される。さらに、第3の条件に含まれる圧力条件Pは、第2の条件に含まれる圧力条件Pよりも低くなる(P<P)ように設定される。加えて、第3の条件に含まれる時間条件tは、第2の条件に含まれる時間条件tよりも短くなる(t<t)ように設定される。即ち、第2の条件Cに含まれる温度条件Tは第1及び第3の条件C、Cに含まれる温度条件T、Tのいずれよりも高く、また第2の条件Cに含まれる圧力条件Pは第1及び第3の条件C、Cに含まれる圧力条件P、Pのいずれよりも高く、さらに第2の条件Cに含まれる時間条件tは第1及び第3の条件C、Cに含まれる時間条件t、tのいずれよりも長くなるように設定される。なお、本実施形態においては、第3の条件Cは第1の条件Cと同じであるように設定されている。
次に、積層体を圧着する工程を説明する。図5に示すように、第1の外層部2上に内層部4と第2の外層部6とが積層された積層体10を、下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第4の条件Cで圧着する。第4の条件Cでは、温度条件T、圧力条件P、及び時間条件tが変数として設定されている。そのため、圧着は、温度Tで加熱しながら、圧力Pで積層方向に時間tの間プレスすることによって行われる。
ここで、第4の条件Cは、第2の条件Cとは異なるように、本実施形態では第2の条件Cより大きくなるように設定される。第2及び第4の条件C、Cの双方で、温度条件、圧力条件、及び時間条件が変数として設定されており、これらの設定された変数によって第4の条件Cを、第2の条件Cと異ならせる。そのため、第2の条件Cと第4の条件Cとの関係において、第4の条件に含まれる温度条件Tは、第2の条件に含まれる温度条件Tよりも高くなる(T>T)ように設定される。さらに、第4の条件に含まれる圧力条件Pは、第2の条件に含まれる圧力条件Pよりも高くなる(P>P)ように設定される。加えて、第4の条件に含まれる時間条件tは、第2の条件に含まれる時間条件tよりも長くなる(t>t)ように設定される。
圧着後、図6に示すように、積層体10を切断予定位置Dで切断して積層チップ10Aとし、第1〜第3のセラミックグリーンシートに含まれているバインダを除去する。その後、積層チップ10Aを焼成する。
そして、図7に示すように、積層チップ10Aの表面に外部電極52を形成することにより、積層型コンデンサ50を得る。外部電極52は、内部電極18Aの端部に電気的に接続される。なお、第2のセラミックグリーンシート14に形成されていた電極パターン18は、焼成により得られた積層チップ10Aの内部電極18Aに相当する。
以上のように、第1実施形態に係る製造方法によって製造された積層チップ10Aによれば、第1及び第2の外層部2、6は、内層部4を圧着する際の条件である第2の条件Cとは異なる第1及び第3の条件C、Cで圧着される。そのため、内層部4と第1及び第2の外層部2、6との関係における相対的な軟らかさを変えることができる。
また、第1〜第3の条件C、C、Cに含まれる変数の種類やその値によって、軟らかさを含む所望の状態の第1及び第2の外層部2、6、及び内層部4を得ることができる。
また、ここでは第1の外層部2と内層部4と第2の外層部6とが積層された積層体10を第2の条件Cとは異なる第4の条件Cで圧着している。これにより、内層部4と第1及び第2の外層部2、6との間でのデラミネーションの発生を抑制することが可能となる。
また、第1〜第3の条件C、C、Cでは、それぞれ温度条件、圧力条件、及び時間条件が変数として設定されている。これら条件を変数として設定することにより、第1〜第3の条件C、C、Cを適切に変化させることができる。そのため、軟らかさを含む所望の状態の第1及び第2の外層部2、6、及び内層部4を得ることができる。
第1及び第3の条件C、Cを、図8に示すように、第2の条件Cよりも小さくなるように設定している。具体的には、温度条件T、Tが温度条件Tより低く、圧力条件P、Pが圧力条件Pより低く、さらに時間条件t、tが時間条件tより短く設定されている。これにより、内層部4に比べ、相対的に軟らかい第1及び第2の外層部2、6を得ることができる。そのため、内層部4に対して相対的に軟らかく形成された第1及び第2の外層部2、6がクッションのような役割を果たし、内層部4と第1及び第2の外層部2、6との間でのデラミネーションの発生を抑制することができる。
さらに、第2の条件Cによって、硬くなるように内層部を圧着しているため、内層部内でのデラミネーション及び位置ずれが抑制される。
また、積層体10の圧着条件である第4の条件Cが、内層部4の圧着条件である第2の条件Cよりも大きくなるよう設定されている。即ち、温度条件Tは温度条件Tより高く、圧力条件Pは圧力条件Pより高く、さらに時間条件tは時間条件tより長くなるよう設定されている。そのため、内層部4と第1及び第2の外層部2、6との間でのデラミネーションの発生をさらに抑制することができる。
また、内層部4を形成する工程において、第2のセラミックグリーンシート14を圧着する回数に応じて第2の条件Cは小さくなるように変化する。即ち、第2の条件Cに含まれる温度条件T及び圧力条件Pを低くし、時間条件tを短くしている。このように、圧着回数に応じて第2の条件Cを小さくすることにより、形成される内層部4の変形を抑制できる。さらには、このことにより、内層部4内での位置ずれの発生も抑制することが可能となる。
なお、内層部を形成する工程において、図9に示すように、電極パターン18が上金型23に対向するような向きで第2のセラミックグリーンシート14を積層して、内層部4Aを形成してもよい。
(第2実施形態)
次に、図10〜図12に基づいて、本発明の第2実施形態に係る積層型コンデンサの製造方法について説明する。
第1の実施形態に係る製造方法が第1の外層部上に内層部及び第2の外層部を一体に積層していくのに対し、本実施形態では第1の外層部、内層部、及び第2の外層部を別個に形成した後、これらを積層して圧着する点で、第1実施形態に係る製造方法とは異なる。
まず、第1の外層部32を形成する(図1、図12参照)。第1の外層部32を形成する方法は、第1実施形態で第1の外層部2を形成した方法と同じである。
また、図10に示すようにして、内層部34を形成する。下金型21上に載置された下敷き22上に、用意されたセラミックグリーンシートのうち電極パターンの形成されたものを第2のセラミックグリーンシート14として所定枚数ずつ(本実施形態においては、1枚ずつ)複数回に分けて積層する。積層時には、図10に示すように、新たに積層する第2のセラミックグリーンシート14と直前に積層された第2のセラミックグリーンシート14とで電極パターン18の位置がd/2だけずれるように、第2のセラミックグリーンシート14を積層する。続いて、積層された第2のセラミックグリーンシート14を下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第2の条件Cで圧着する。こうして第2のセラミックグリーンシート14の積層、圧着を、積層したものが所定の厚さになるまで、即ち、圧着回数が所定回数に達するまで繰り返すことにより、内層部34を形成する。
また、図11に示すようにして、第2の外層部36を形成する。下金型21上に載置された下敷き22上に、用意されたセラミックグリーンシートのうち電極パターンが形成されていないものを第3のセラミックグリーンシート16として所定枚数ずつ(本実施形態においては、3枚ずつ)積層する。その後、積層された第3のセラミックグリーンシート16を下金型21と上金型23とで挟むようにして、積層方向に第3の条件Cで圧着する。こうして第3のセラミックグリーンシート16の積層、圧着を、積層したものが所定の厚さになるまで、即ち、圧着回数が所定回数に達するまで、繰り返すことにより、第2の外層部36を形成する。
内層部34、第1の外層部32、及び第2の外層部36は、独立に形成されるため、これらが形成される順番は問わない。これらが同時に形成されてもよい。
次に、図12に示すように、第1の外層部32と第2の外層部36との間に内層部34が位置するようにこれらを積層した積層体40を圧着する。圧着は、下金型21と上金型23とで積層体40を挟み、積層方向に第4の条件Cで圧着することによって行われる。
圧着後、積層体40を切断して積層チップとし、第1〜第3のセラミックグリーンシートに含まれているバインダを除去する。その後、積層チップを焼成する。
そして、積層チップの表面に外部電極を形成することにより、積層型コンデンサを得る(図7参照)。外部電極は、内部電極の端部に電気的に接続される。なお、第2のセラミックグリーンシート14に形成されていた電極パターン18は、焼成により得られた積層チップの内部電極に相当する。
以上のように、第2実施形態においては、第1実施形態と同様に、内層部34と第1及び第2の外層部32、36とで相対的な軟らかさを変えることが可能となる。
また、第1実施形態同様、第2実施形態においても、内層部34と第1及び第2の外層部32、36との間でのデラミネーションの発生を抑制することができる。
さらに、第1実施形態同様、第2実施形態においても、内層部34内での位置ずれの発生を抑制することも可能である。
なお、内層部を形成する工程において、第2のセラミックグリーン14を、電極パターン18が上金型23に対向するような向き(図9参照)で積層して内層部を形成してもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、第1〜第3の条件は温度条件、圧力条件、及び時間条件のすべてを変数として含んでいたが、これらすべてを変数として含んでいなくてもよい。例えば、これらのうちの1つ、あるいは2つのみを含んでいてもよい。2つの条件を含む場合には、その組合せはどのような組合せであってもよい。以下に、第1の条件と第2の条件とを異ならせる変数としての条件の組合せを示す。
Figure 0004074282
また、第2の条件と第3の条件を異ならせる変数である条件の組合せにおいても、上記の表に示した組合せが可能である。なお、第1の条件と第2の条件とでの組合せと、第2の条件と第3の条件とでの組合せとが異なっていてもよい。
また、第1〜第3の条件が、上記した3つの条件以外の条件を変数として含んでいて、それらによって第1及び第3の条件と第2の条件とを異ならせてもよい。さらに、第1の条件と第3の条件とは、同じであっても異なっていてもよい。
また、第4の条件も、本実施形態では温度条件、圧力条件、及び時間条件のすべてを変数として含んでいたが、上記の表に示した条件の組合せによって、第2の条件と異ならせてもよい。また、第4の条件が、上記したような条件以外の条件を変数として含み、それらによって第2の条件と異ならせてもよい。
また、内層部を形成する工程で第2の条件を圧着回数に応じて変化させる場合に、その変化のさせ方はどのようであってもよい。即ち、圧着が行われるたびに、第2の条件を変化させてもよいし、または所定の圧着回数に達した時点で一回あるいは複数回変化させてもよい。あるいは、内層部を形成する工程を通じて、第2の条件を一定としてもよい。また、内層部を形成する工程で、圧着回数に応じて第2の条件を変化させる場合に、本実施形態では温度条件、圧力条件、及び時間条件のすべてを変数として変化されたが、上記の表に示した組合せによる条件を変数として変化させてもよい。
また、第1〜第3のセラミックグリーンシートの1回の積層での積層枚数は、上記した枚数に限らない。ただし、第2のセラミックグリーンシートには電極パターンが形成されているため、1枚ずつ積層し、圧着していくのが好ましい。
また、上記実施形態では、積層型コンデンサの製造方法に適用した例を示しているが、これに限るものではない。例えば、積層型コンデンサ以外の、圧電素子、チップインダクタ、チップバリスタ、チップサーミスタ、チップ抵抗等の積層型電子部品の製造方法にも適用可能である。
第2のセラミックグリーンシートの平面図である。 第1の外層部を形成する工程を説明するための図である。 内層部を形成する工程を説明するための図である。 第2の外層部を形成する工程を説明するための図である。 積層体を圧着する工程を説明するための図である。 積層体の積層分解断面を模式的に表す図である。 積層型コンデンサの断面構成を説明するための図である。 第1〜第4の条件の関係を説明するためのグラフである。 内層部を形成する工程を説明するための図である。 内層部を形成する工程を説明するための図である。 第2の外層部を形成する工程を説明するための図である。 積層体を圧着する工程を説明するための図である。
符号の説明
2、32…第1の外層部、4、4A、34…内層部、6、36…第2の外層部、10、40…積層体、10A…積層チップ、12…第1のセラミックグリーンシート、14…第2のセラミックグリーンシート、16…第3のセラミックグリーンシート、18…電極パターン、18A…内部電極、19…補助層、21…下金型、22…下敷き、23…上金型、50…積層型コンデンサ、52…外部電極、C…第1の条件、C…第2の条件、C…第3の条件、C…第4の条件


Claims (9)

  1. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に、電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、前記第1の外層部上に内層部を形成する工程と、
    前記内層部上に、電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、前記内層部上に第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に前記内層部と前記第2の外層部とが積層された積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、温度条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる温度条件が前記第1及び第3の条件に含まれる温度条件のいずれよりも高く、且つ前記第4の条件に含まれる温度条件が前記第2の条件に含まれる温度条件よりも高いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  2. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に、電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、前記第1の外層部上に内層部を形成する工程と、
    前記内層部上に、電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、前記内層部上に第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に前記内層部と前記第2の外層部とが積層された積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、圧力条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる圧力条件が前記第1及び第3の条件に含まれる圧力条件のいずれよりも高く、且つ前記第4の条件に含まれる圧力条件が前記第2の条件に含まれる圧力条件よりも高いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  3. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に、電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、前記第1の外層部上に内層部を形成する工程と、
    前記内層部上に、電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、前記内層部上に第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部上に前記内層部と前記第2の外層部とが積層された積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、時間条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる時間条件が前記第1及び第3の条件に含まれる時間条件のいずれよりも長く、且つ前記第4の条件に含まれる時間条件が前記第2の条件に含まれる時間条件よりも長いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  4. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、内層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部と前記第2の外層部との間に前記内層部が位置するように、これらを積層した積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、温度条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる温度条件が前記第1及び第3の条件に含まれる温度条件のいずれよりも高く、且つ前記第4の条件に含まれる温度条件が前記第2の条件に含まれる温度条件よりも高いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  5. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、内層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部と前記第2の外層部との間に前記内層部が位置するように、これらを積層した積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、圧力条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる圧力条件が前記第1及び第3の条件に含まれる圧力条件のいずれよりも高く、且つ前記第4の条件に含まれる圧力条件が前記第2の条件に含まれる圧力条件よりも高いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  6. 電極パターンが形成されていない第1のセラミックグリーンシートを積層し、第1の条件で圧着して、第1の外層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成された第2のセラミックグリーンシートを積層し、前記第1の条件とは異なる第2の条件で圧着して、内層部を形成する工程と、
    電極パターンが形成されていない第3のセラミックグリーンシートを積層し、前記第2の条件とは異なる第3の条件で圧着して、第2の外層部を形成する工程と、
    前記第1の外層部と前記第2の外層部との間に前記内層部が位置するように、これらを積層した積層体を前記第2の条件とは異なる第4の条件で圧着する工程と、
    前記積層体を焼成する工程と、を備え、
    前記第1〜第4の条件では、時間条件が変数として設定されており、
    前記第2の条件に含まれる時間条件が前記第1及び第3の条件に含まれる時間条件のいずれよりも長く、且つ前記第4の条件に含まれる時間条件が前記第2の条件に含まれる時間条件よりも長いことを特徴とする積層型電子部品の製造方法。
  7. 前記内層部を形成する前記工程では、複数の前記第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて前記第2の条件に含まれる温度条件を低くすることを特徴とする請求項1又は4に記載の積層型電子部品の製造方法。
  8. 前記内層部を形成する前記工程では、複数の前記第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて前記第2の条件に含まれる圧力条件を低くすることを特徴とする請求項2又は5に記載の積層型電子部品の製造方法。
  9. 前記第2の条件では時間条件が変数として設定されており、
    前記内層部を形成する前記工程では、複数の前記第2のセラミックグリーンシートを所定枚数ずつ複数回に分けて積層して圧着し、圧着する回数に応じて前記第2の条件に含まれる時間条件を短くすることを特徴とする請求項3又は6に記載の積層型電子部品の製造方法。
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