JP4712205B2 - 演奏指揮ゲーム装置、ゲーム機の制御方法、情報記憶媒体及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は演奏指揮ゲーム装置、ゲーム機の制御方法、情報記憶媒体及びプログラムに関し、特に指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲームを実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、指揮棒を振るタイミングや強さ等を検出し、それに応じて自動演奏中の楽曲の速さやボリュームを制御するようにした各種装置が提案されている。例えば、特開平6−301381号公報に係る自動演奏装置では、指揮棒に歪みゲージを取り付けて、指揮棒が振られたときに生じる棒の歪みを検知し、その歪みゲージからの出力信号を処理して演奏曲の速さと大きさを指揮棒の振りに合わせて変化させるようにしている。その他、特開平8−305355号公報、特開平8−272363号公報、特開平6−161440号公報、特開平10−55174号公報、特開平9−127937号公報、特開平9−97070号公報、特開平9−90941号公報、特開平8−339181号公報、特開平8−305358号公報、特開昭56−107295号公報等にも、類似技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記各公報に開示された装置は、いずれもユーザが本物の指揮者になったかのような気分を味わえるようにするための演奏制御装置に過ぎず、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置として構成されたものではない。
【0004】
これに対し、株式会社グローバル・A・エンタテインメントから発売されている「ザ・マエストロムジーク」は、家庭用ゲーム機で実行可能なゲームソフトウェアであり、専用の指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置として家庭用ゲーム機を機能させることができるものである。しかしながら、このゲームソフトウェアは、指揮棒を大きくゆっくり振るか、或いは小さく早く振るかによって演奏指揮の巧拙が評価されるようになっているに過ぎない。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、従来に無い視点で演奏指揮の巧拙を評価することにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができる演奏指揮ゲーム装置、ゲーム機の制御方法及び情報記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、楽曲を出力する楽曲出力手段と指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得する指示位置取得手段と、前記楽曲に基づくタイミングで位置又は領域を案内する案内手段と、前記指示位置取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置と、前記案内手段によって案内される位置又は領域とに基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてゲーム機を機能させるためのゲーム機の制御方法であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、前記楽曲に基づくタイミングで位置又は領域を案内し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置と案内される位置又は領域とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるための情報記憶媒体であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、前記楽曲に基づくタイミングで位置又は領域を案内し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置と案内される位置又は領域とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係るプログラムは、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、前記楽曲に基づくタイミングで位置又は領域を案内し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置と案内される位置又は領域とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムである。
【0010】
本発明によれば、指揮棒コントローラによる指示位置と、案内される位置又は領域とに基づき、演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0011】
本発明の一態様においては、前記指示位置取得手段は、投光ユニット及び該投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットを含み、前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得する。こうすれば、比較的簡単に指揮棒コントローラによる指示位置を取得することができるようになる。
【0012】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じて前記楽曲出力手段による前記楽曲の出力内容に変化を与える楽曲制御手段をさらに含む。こうすれば、例えばプレイヤによる演奏指揮が拙い場合等に、それに対応して楽曲の出力内容に変化を与えることができ、演奏指揮ゲームの面白さをさらに増すことができるようになる。
【0013】
この態様においては、前記案内手段は、前記楽曲に含まれる所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで所定位置又は領域を案内し、前記楽曲制御手段は、前記演奏巧拙評価手段によって前記所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されなかったと評価される場合に、前記楽曲出力手段による前記所定演奏パートの出力を制限するようにしてもよい。こうすれば、所定演奏パートの開始をタイミング良く指示しないと該演奏パートの出力が制限されるようにでき、演奏指揮ゲームの面白さをさらに増すことができるようになる。
【0014】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0015】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
(2)また、上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、楽曲を出力する楽曲出力手段と棒状の指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得するタイミング及び方向取得手段と、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を前記楽曲に合わせて案内する案内手段と、前記指示位置取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向と、前記案内手段によって案内されるタイミング及び方向とに基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含むことを特徴とする。
【0016】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてゲーム機を機能させるためのゲーム機の制御方法であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を前記楽曲に合わせて案内し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向と案内されるタイミング及び方向とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ことを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるための情報記憶媒体であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を前記楽曲に合わせて案内し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向と案内されるタイミング及び方向とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0018】
また、本発明に係るプログラムは、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を前記楽曲に合わせて案内し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向と案内されるタイミング及び方向とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムである。
【0019】
本発明によれば、指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向と、案内されるタイミング及び方向とに基づき、演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0020】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じて前記楽曲出力手段による前記楽曲の出力内容に変化を与える楽曲制御手段をさらに含む。こうすれば、例えばプレイヤによる演奏指揮が拙い場合等に、それに対応して楽曲の出力内容に変化を与えることができ、演奏指揮ゲームの面白さをさらに増すことができるようになる。
【0021】
また、本発明の一態様においては、前記案内手段は、第1タイミング指示マークを画像表示するとともに、前記楽曲に合わせて複数方向のうちいずれかから、前記第1タイミング指示マークに向かってそれぞれ徐々に接近する複数の第2タイミング指示マークを画像表示するタイミング指示マーク表示手段を含む。こうすれば、第1タイミング指示マークに向かって前記第2タイミング指示マークが接近してくる方向を、指揮棒コントローラを振る方向として案内することができるとともに、第2タイミング指示マークが第1タイミング指示マークに到達するタイミングを、指揮棒コントローラを振るタイミングとして案内することができるようになる。この結果、指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向をわかりやすくプレイヤに案内することができる。
【0022】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラを振る速度を取得する速度取得手段をさらに含み、前記演奏指揮巧拙評価手段は、前記速度取得手段によって取得される前記速度にさらに基づき、演奏指揮の巧拙を評価する。こうすれば、従来に無いさらに別の視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さをさらに増すことができるようになる。
【0023】
また、本発明の一態様においては、前記タイミング及び方向取得手段は、投光ユニット及び該投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットを含み、前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラを振る方向を取得する。こうすれば、比較的簡単に指揮棒コントローラを振る方向を取得することができるようになる。
【0024】
また、本発明の一態様においては、前記速度取得手段は、投光ユニット及び該投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットを含み、前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラを振る速度を算出する速度算出手段と、を含む。こうすれば、比較的簡単に指揮棒コントローラを振る速度を取得できるようになる。
【0025】
また、本発明の一態様においては、前記案内手段は、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に加え、前記指揮棒コントローラを振る速度を前記楽曲に合わせて案内する。こうすれば、プレイヤは案内に従って適切な速度で指揮棒コントローラを振ることができるようになる。
【0026】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0027】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
(3)また、上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、指揮棒コントローラを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得する指示位置取得手段と、前記楽曲に合わせた前記指揮棒コントローラの操作を案内する案内手段と、前記指示位置取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置と、前記案内手段による案内内容とに基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含み、前記指示位置取得手段は、投光ユニット及び該投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットを含み、前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得することを特徴とする。
【0028】
本発明によれば、指揮棒コントローラによる指示位置と前記案内手段による案内内容とに基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。また、指示位置取得手段が上記のように構成されているので、比較的簡単に指揮棒コントローラによる指示位置を取得することができる。
【0029】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0030】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
(4)また、上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、楽曲を出力する楽曲出力手段と棒状の指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得する指示位置軌跡取得手段と、前記指示位置軌跡取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形と所定図形との比較結果に基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含むことを特徴とする。
【0031】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてゲーム機を機能させるためのゲーム機の制御方法であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形と所定図形との比較結果に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ことを特徴とする。
【0032】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるための情報記憶媒体であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形と所定図形との比較結果に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0033】
また、本発明に係るプログラムは、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形と所定図形との比較結果に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムである。
【0034】
本発明によれば、指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形と所定図形との比較結果に基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、例えば指揮棒コントローラによって何拍子の動きがとられているか等を評価対象とできる。この結果、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0035】
また、本発明の一態様においては、前記指示位置軌跡取得手段は、投光ユニット及び該投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットを含み、前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得する。こうすれば、比較的簡単に指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡を取得できるようになる。
【0036】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じて前記楽曲出力手段による前記楽曲の出力内容に変化を与える楽曲制御手段をさらに含む。こうすれば、例えばプレイヤによる演奏指揮が拙い場合等に、それに対応して楽曲の出力内容に変化を与えることができ、演奏指揮ゲームの面白さをさらに増すことができるようになる。
【0037】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0038】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
(5)また、上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、楽曲を出力する楽曲出力手段と棒状の指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得する指示位置取得手段と、前記指示位置取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置に基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含むことを特徴とする。
【0039】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてゲーム機を機能させるためのゲーム機の制御方法であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ことを特徴とする。
【0040】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるための情報記憶媒体であって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0041】
また、本発明に係るプログラムは、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記指揮棒コントローラによる指示位置を取得し、取得される前記指揮棒コントローラによる指示位置に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムである。
【0042】
本発明によれば、指揮棒コントローラによる指示位置に基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0043】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0044】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
(6)また、上記課題を解決するために、本発明に係る演奏指揮ゲーム装置は、楽曲を出力する楽曲出力手段と棒状の指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得するタイミング及び方向取得手段と、前記指示位置取得手段によって取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に基づき、演奏指揮の巧拙を評価する演奏指揮巧拙評価手段と、を含むことを特徴とする。
【0045】
また、本発明に係るゲーム機の制御方法は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてゲーム機を機能させるためのゲーム機の制御方法であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ことを特徴とする。
【0046】
また、本発明に係る情報記憶媒体は、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるための情報記憶媒体であって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0047】
また、本発明に係るプログラムは、指揮棒コントローラを用いてプレイヤが楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を取得し、取得される前記指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に基づいて演奏指揮の巧拙を評価する、ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムである。
【0048】
本発明によれば、指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向に基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0049】
また、本発明の一態様においては、前記演奏指揮巧拙評価手段による評価結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含む。こうすれば、プレイヤはゲーム成績に一喜一憂しつつ演奏指揮ゲームをさらに楽しむことができるようになる。
【0050】
また、本発明の一態様においては、前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記演奏指揮の巧拙に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようになっている。振動手段には、例えば振動子又は加振器と呼ばれるものを用いることができる。こうすれば、楽曲に応じて、或いは演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラを振動させて、ゲームを盛り上げたり、或いは演奏指揮を容易にしたりすることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
【0052】
図1は、本発明の好適な実施の形態に係るゲーム装置の外観を示す斜視図である。同図に示すゲーム装置10は、二人のプレイヤが演奏指揮ゲームを楽しむためのものであり、本体12の上にモニタボックス14が載置されている。また、本体12の前方にはプレイマット50が床上に敷かれている。プレイマット50には立ち位置案内マーク48が描かれており、該立ち位置案内マーク48によって指示される位置にプレイヤが立つことにより、そのプレイヤによる指揮棒コントローラ30を用いた指揮動作が適正に検知されるようになっている。
【0053】
モニタボックス14には2台のモニタ24,24が横に並べられて内蔵されており、共に表示面がプレイヤの立ち位置に向けてモニタボックス14から露出するようになっている。2台のモニタ24,24は、二人のプレイヤが演奏指揮ゲームを同時プレイ、例えば対戦プレイできるように設けられているもので、一方が一人目のプレイヤ用、他方が二人目のプレイヤ用として設定されている。モニタ24,24のすぐ下側には、それぞれ受光ユニット80(後述する)のセンサ窓26,26が取り付けられており、各指揮棒コントローラ30の指示位置をセンサ窓26,26を介して検知するようになっている。
【0054】
モニタボックス14の上部には飾り板16,18が取り付けられている。それら飾り板16,18には絵柄が施され、また必要に応じて電飾が施され、演奏指揮ゲームの雰囲気を盛り上げるようになっている。さらに、モニタボックス14の上部にはプレイヤの立ち位置に向けられた2つのホーン20,20が設けられている。このホーン20,20は管楽器を模して金色に着色されたものであって、奥部にスピーカ22,22がそれぞれ取り付けられている。このスピーカ22,22に加えて、本体12の前方にもスピーカ40,40が内蔵されており、これらスピーカ22,22,40,40によってゲーム音楽や効果音等が音声出力され、プレイヤは迫力のあるサウンドを楽しむことができる。
【0055】
本体12には前方傾斜した操作パネル39が上部手前側に形成されている。操作パネル39には譜面台28、スイッチ36,36、指揮棒収容部38,38が設けられている。操作パネル39は、プレイヤが本体12の前方に立ったときに、これら部材が服部前方あたりに配置されるよう、その高さが調整されている。
【0056】
譜面台28は操作パネル39の中央奥部に形成されており、表面にゲーム操作案内等が表されている。また、スイッチ36,36は演奏指揮ゲームをスタートするとき等に押下するためのものであり、二人のプレイヤのそれぞれに対応して、左右の対称位置に設けられている。さらに、指揮棒収容部38,38は、操作パネル39の手前側に左右に並んで形成された横長の凹部であり、それぞれ指揮棒コントローラ30を収容するようになっている。ゲーム装置10を使用していないときには、指揮棒コントローラ30は指揮棒収容部38に収容される。
【0057】
指揮棒コントローラ30は基部に指揮棒スイッチ32が設けられるとともに、先端部には投光ユニット31が設けられている。また、基部から伸びるケーブル34は操作パネル39に接続されている。ケーブル34は、本体12から投光ユニット31の駆動電力を供給するとともに、指揮棒スイッチ32の操作状態を本体12に入力するために設けられている。プレイヤが指揮棒コントローラ30の基部を手にして指揮動作をすると、投光ユニット31から発せられる光がセンサ窓26を介して受光ユニット80に入力され、本体12側で指揮棒コントローラ30の先端位置(指示位置)が把握されるようになっている。また、指揮(プレイ)中に指揮棒スイッチ32を押下すると、その情報もケーブル34を介して本体12側に伝えられるようになっている。
【0058】
さらに、指揮棒コントローラ30の基部には加振器が内蔵されており、該加振器にはケーブル34を介して本体12側から音声信号が入力されている。このため、プレイヤが指揮棒コントローラ30を手にすると、振動によりゲーム音楽を体感できるようになり、周囲の音の影響を受けずに、正確な演奏指揮ができるようになる。加振器の代わりに振動子を内蔵するとともに、該振動子にケーブル34を介して本体12側から信号を供給するようにして、ゲーム音楽(楽曲)のテンポに合わせて該振動子、つまり指揮棒コントローラ30の基部を振動させるようにしてもよい。こうしても、プレイヤは周囲の音の影響を受けずに、正確な演奏指揮ができるようになる。
【0059】
また、加振器や振動子を指揮棒コントローラ30の基部に内蔵しておき、ケーブル34を介して本体12側から制御し、ゲーム音楽(楽曲)や演奏指揮の巧拙に応じて指揮棒コントローラ30を振動させることにより、ゲームを盛り上げるようにしてもよい。
【0060】
なお、ここでは、指揮棒コントローラ30に投光ユニット31を内蔵させるとともに、本体側に受光ユニット80を設け、本体12側で指揮棒コントローラ30の先端位置(指示位置)を把握するようにしたが、逆であってもよい。すなわち、指揮棒コントローラ30に受光ユニット80を内蔵させ、本体側に投光ユニット31を設けるようにしてもよい。この場合、受光ユニット80での検出内容をケーブル34を介して本体側に供給するようにすればよい。
【0061】
次に、本体12の前面には、中央に上から順にコイン投入部42、コイン返却部44、コイン回収部46が設けられている。また、コイン投入部42及びコイン返却部44の両脇にはスピーカ40,40が設けられている。コイン投入部42は同演奏指揮ゲームを楽しむための対価たる硬貨を投入するための開口である。コイン返却部44は受け付けが拒絶された不正硬貨等を返却する箇所である。コイン回収部46は投入された硬貨を運営者等が回収する箇所であり、鍵付きの扉が取り付けられており、内部には、投入された硬貨を溜めるための箱や当該演奏指揮ゲームのモード切り替え(通常モード、テストモード等)のためのボタン等が設けられている。
【0062】
図2は、以上説明した外観を示すゲーム装置10の制御系を示す図である。同図に示すように、ゲーム制御装置10の制御系では、CPU60、画像処理部62、CD−ROM読み取り装置64、MIDI制御部70、スイッチ入力部78、受光ユニット80、硬貨認証装置82、ROM84、RAM86がバス88によりデータ授受可能に接続されている。また、画像処理部62にはモニタ24が接続されており、MIDI制御部70にはMIDI音源68が接続されている。MIDI音源の出力はアンプ72に接続されており、アンプ出力はスピーカ22,22,40,40からステレオ出力されるようになっている。CD−ROM読み取り装置64にはゲームプログラム(各種ゲームデータを含む)を記録したCD−ROM66が装着されている。
【0063】
CPU60はマイクロプロセッサを含んで構成されており、CD−ROM66に格納されたゲームプログラムやROM84に格納された基本プログラム(オペレーティングシステム等)に従って装置各部を制御する。画像処理部62はCPU62による制御に従ってゲーム画面をCRTモニタ24によって表示する。CD−ROM読み取り装置64はCD−ROM66の記録内容をCPU60による指示に従って読み出す。
【0064】
MIDI制御部70はMIDI(Musical Instruments Digital Interface)規格に沿った制御信号をCPU60から受け付け、それに基づいてMIDI音源68を制御する。MIDI音源68はMIDI制御部70からの制御に従って発音し、そのアナログ音声出力をアンプ72に供給する。アンプ72はMIDI音源68からのアナログ音声出力を増幅し、それをスピーカ22,22,40,40にステレオ出力する。
【0065】
スイッチ入力部78はスイッチ32,32,36,36の操作状態を所定周期、例えば1/60秒おきにスキャンし、その結果をCPU60に伝える。こうして、CPU60では各プレイヤのスイッチ操作の内容をリアルタイムに把握出来るようになっている。受光ユニット80は、センサ窓26,26から入射する投光ユニット31,31からの光を検知することにより、指揮棒コントローラ30,30の先端位置(指示位置)を取得するものであり、その取得された指示位置をCPU60に伝える。
【0066】
硬貨認証装置82はコイン投入部42から投入された硬貨の真正なものであるかを例えば機構的に判断するとともに、真正な硬貨が投入されたと判断される場合にその旨をCPU60に伝える。また、真正な硬貨はコイン回収部46の内部に設けられた箱に溜めるとともに、不真正な硬貨はコイン返却部44に返却する。
【0067】
ROM84はオペレーティングシステム(OS)等の基本プログラムが格納される読み出し専用のメモリである。RAM86はCD−ROM66から読み出される各種データを一時記憶するなど、作業用として用いられる高速に読み書きが可能なメモリである。さらに、バス88はアドレスバス及びデータバスを含み、装置各部でアドレス及びデータをやり取りするためのものである。
【0068】
ここで、指揮棒コントローラ30による指示位置を検出する機構について説明する。図3は、指揮棒コントローラ30の指示位置、受光ユニット80、モニタ表示面92との関係を説明する図である。このゲーム装置10は、上述のように指揮棒コントローラ30の先端に取り付けられた投光ユニット31とモニタ24の下部に取り付けられた受光ユニット80を含んでいる。これら投光ユニット31と受光ユニット80は指揮棒コントローラ30による指示位置を取得するための構成であり、投光ユニット31から発せられる光の受光ユニット80への入射角度を該受光ユニット80にて検知し、それを2次元座標データに変換し、出力するようになっている。検出範囲は、受光ユニット80の正面におけるモニタ24のモニタ表示面92に平行する同一面積の検出面90である。プレイヤが指揮棒コントローラ30を振ると、その先端位置(指示位置)が検出面90上の2次元座標データの形式で表現され、該2次元座標データがバス88を介してCPU60に供給される。このデータに基づき、CPU60は、指揮棒コントローラ30による指示位置に対応するモニタ表示面92上の位置にカーソル94を表示する。このため、プレイヤはカーソル94の表示位置を見ながら、現在の指示位置を確認することができる。
【0069】
図4は、本ゲーム装置10によってモニタ24に表示されるゲーム画面の一例を示す図である。同図に示すゲーム画面100では、中央に円形の操作案内画像112が表示されており、その右上、左上、左下にはそれぞれ演奏者画像118,114,116が表示されている。また、ゲーム画面100の右側にはブラボーゲージ120が表示されており、その下側には成績表示123がなされている。指揮棒コントローラ30による指示位置に対応する位置にはカーソル122も表示されている。ブラボーゲージ120は演奏指揮の巧拙をリアルタイムに示すものであり、演奏指揮が優れている場合に上方に伸び、演奏指揮がつたない場合に下方に縮むようになっている。そして、ゲージが無くなってしまうと(縮みきってしまうと)、ゲームオーバとなるようになっている。成績表示123では、「SCORE」として現在までの総得点が数値で表示されるとともに、正しいタイミングで正しい方向に指揮棒コントローラ30を連続して振っている回数が「COMBO」として表示されている。
【0070】
演奏者画像114,116,118は楽曲の演奏を担当するゲームキャラクタの画像である。同図においては、演奏者画像114に特にカウントダウン画像が重畳表示されている。この演奏指揮ゲームでは指揮棒コントローラ30によってソロパートの演奏開始を指示すべき期間が到来すると、そのソロパートを担当するゲームキャラクタを表している演奏者画像114,116又は118にカウントダウン画像が重畳表示される。すなわち、「5」の画像から始まって「0」の画像になるまで、1秒おきに数値が1ずつ減る画像が演奏者画像114,116又は118に重畳表示される。この演奏指揮ゲームでは、このカウントダウン画像が重畳表示されている間、すなわち「5」の画像が表示され始めてから「0」の画像が表示されるまでの間に、そのカウント画像が重畳表示された演奏者画像114,116又は118の(円形の)表示領域内にカーソル122を移動させ、指揮棒スイッチ32を押下すると、その画像が表すゲームキャラクタによるソロパートの演奏出力が所定タイミングで開始されるようになっている。すなわち、プレイヤが正しいタイミングで指揮棒コントローラ30を用いてソロパート演奏を指示すると、同ソロパートの演奏が確かに開始されるようになっている。このとき、ソロパートの演奏を指示すべきタイミングはカウントダウン画像により案内される。また、ソロパートの演奏を指示すべき相手は、演奏者画像114,116又は118のうちカウントダウン画像が重畳表示されたものによって表されているゲームキャラクタとなる。
【0071】
操作案内画像112は、指揮棒コントローラ30を振るタイミング及び方向をプレイヤに案内するための画像であり、円形の画像領域の中心には、プレイ中、固定マーク110が固定的に表示されている。また、その周囲にはタイミング案内マーク102,104,106,108が表示されている。タイミング案内マーク102,104,106,108等は固定マーク110の上下左右、及び右斜め上、右斜め下、左斜め上、左斜め下の8方向のうちいずれかに表示されており、時間の経過と共に固定マーク110が表示されている操作案内画像112の中央に近づくようになっている。そして、タイミング案内マーク102,104,106,108等は固定マーク110に重なった時点で操作案内画像112から消失するようになっている。
【0072】
タイミング案内マーク102,104,106,108等は楽曲に対応して予めCD−ROM66に格納されている案内データに基づいて表示されるものであり、指揮棒コントローラ30を振るべきタイミングが到来していることを、それらタイミング案内マーク102,104,106,108等が固定マーク110に接近する様子によって案内するとともに、その到来方向によって同タイミングで指揮棒コントローラ30を振るべき方向を案内している。例えば、同図の操作案内画像112によれば、左斜め下から固定マーク110に接近中のタイミング案内マーク104が固定マーク110に一致したタイミングでは、プレイヤは指揮棒コントローラ30を左下から右上に降り上げなければならないことが案内されている。
【0073】
なお、ここでは指揮棒コントローラ30を振るべき方向を確実にプレイヤに案内するため、タイミング案内マーク102,104,106,108等にその方向を指示する矢印が表されているが、図5に示す操作案内画像112aのように、タイミング案内マーク102a,104a,106a,108aから矢印表示を省略するようにしてもよい。或いは、逆に図6の操作案内画像112bのように、タイミング案内マーク104b,106b等が固定マーク110bに対して一方向から(例えば真上から)だけ接近するようにする代わりに、それらタイミング案内マーク104b,106b等に指揮棒コントローラ30を振るべき方向を指示する矢印を表すようにしてもよい。さらに、図7に示す操作案内画像112cのように、次に指揮棒コントローラ30を振るべきタイミングで、同指揮棒コントローラ30を振るべき方向を、固定マーク110c上に矢印表示するようにしてもよい。こうすれば、タイミング案内マーク114,114c等によってタイミングの到来状況を表示するとともに、固定マーク110c上に表された矢印によって各タイミングで指揮棒コントローラ30を振るべき方向を案内することができる。このとき、タイミング案内マーク114,114cの固定マーク110cに対する到来方向は指揮棒コントローラ30を振るべき方向に対応づけてもよいし、対応づけなくてもよい。
【0074】
また、図4〜図7において、タイミング案内マーク106,106a,106b,114cに施されたハッチングは、これらマークによって案内されるタイミングが指揮棒コントローラ30を通常よりも強く(すなわち早く)振るべきタイミングであることを示している。実際のゲーム画面では、他のタイミング案内マーク102や104等とは異なる色を付したり点滅させたりする等して、より強く指揮棒コントローラ30を振るべきタイミングを表すマークを区別して表示するようにすればよい。その他、タイミング案内マーク106,106a,106b,114c等から離れた位置にそれらマークによって案内されるタイミングが、より強く指揮棒コントローラ30を振るべきタイミングであることを表示するようにしてもよい。
【0075】
さらに、指揮棒コントローラ30を振るべき強さは、「通常」又は「強め」の2段階だけでなく、さらに多くの表示態様によりさらに多くの段階の強さを案内するようにしてもよい。このように、指揮棒コントローラ30を振るべきタイミング、指揮棒コントローラ30を振るべき方向に加え、指揮棒コントローラ30を振る強さをも案内することで、演奏指揮を複雑化させてゲームの難度を増加させ、これによりゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0076】
なお、演奏指揮ゲームにおける、指揮棒コントローラ30の操作案内は以上の態様に限らない。
【0077】
例えば、図8に示す操作案内画像112dのように、3本のライン118,118,118によって連結された円形画像116a,116b,116cを表示しておくとともに、ライン118,118,118上を案内マーク120が右まわり又は左まわりに移動するようにして、指揮棒コントローラ30を振るべきタイミング、及びそのタイミングにおいて指揮棒コントローラ30によって指示すべき位置を案内するようにしてもよい。この態様では、案内マーク120が円形画像116a,116b,116cに重なるタイミングで、カーソル122がその円形画像116a,116b又は116cを横切るよう、指揮棒コントローラ30を動かせばよい。このとき、案内マーク120が円形画像116a,116b,116cに接近する様子で、プレイヤは操作タイミングが到来する様子を把握することができる。
【0078】
また、図9に示す案内画像112eのように、三角形や等、指揮棒を所定数の拍子で動かしたときの指示位置(指揮棒の先端位置)の軌跡を模範経路126として表示するとともに、その模範経路126の輪郭線上を案内マーク124がプレイ楽曲のテンポに合わせて移動するようにして、指揮棒コントローラ30による正しい指示位置の動きを案内するようにしてもよい。この場合、例えば案内マーク124とカーソル122とが重なっている時間と重なっていない時間との割合に応じて演奏指揮の巧拙を評価するようにすればよい。
【0079】
また、図10に示すような模範経路128(指揮棒を所定数の拍子で動かしたときの指示位置の軌跡)をプレイ楽曲に合わせてCD−ROM66に予め記憶しておくとともに、図11に示すような指揮棒コントローラ30による指示位置の軌跡、すなわちカーソル122の軌跡を記録し、両者の一致度によって演奏指揮の巧拙を評価するようにしてもよい。この場合、指揮棒コントローラ30による指示位置の軌跡が所定角度、例えば鋭角をもって方向転換するタイミングを記録しておき、そのタイミングに基づいてプレイヤの演奏指揮がプレイ楽曲のテンポに合っているかを評価対象として加えるようにすることが望ましい。
【0080】
また、この演奏指揮ゲームでは、演奏指揮の巧拙が評価され、その評価結果がゲーム成績に反映されるだけでなく、スピーカ22,40から出力される音声にも反映されるようになっている。図12は、バックトラック音と指揮棒反応音との関係を表す図である。すなわち、この演奏指揮ゲームでプレイ楽曲として用意されている楽曲は、バックトラック音200を演奏音として出力する演奏パートと指揮棒反応音202を演奏音として出力する演奏パートとを含んでいる。このうちバックトラック音200はプレイヤの演奏指揮の巧拙によらずに正しく演奏され続ける。
【0081】
一方、指揮棒反応音202は、例えばある演奏パートを所定の長さで分断してなるものであり、適正なタイミングで指揮棒コントローラ30を適正な方向に振ることにより、スピーカ22,40から出力される。指揮棒コントローラ30を振るタイミング及び方向が適正でない場合には、そのタイミングに対応する指揮棒反応音202は出力されない(図中、Sは指揮棒コントローラ30を振るべきタイミングを表している)。このように演奏指揮の巧拙によって演奏楽曲の出力内容が変化するように制御することで、ゲームの楽しさを増すことができるようになる。なお、ここではバックトラック音200はプレイヤの演奏指揮の巧拙によらず正しく演奏され続けるようにしたが、演奏指揮が拙ない場合には別のバックトラック音、例えば音程が外れたバックトラック音に差し替えられるようにしてもよい。
【0082】
さらに、この演奏指揮ゲームで用意される楽曲には、バックトラック音200を演奏音として出力する演奏パート、指揮棒反応音202を演奏音として出力する演奏パートの他、ソロパート音を演奏音として出力するソロパートも含まれている。図13は、これら3つのパートの関係を示している。上述のように、バックトラック音200は演奏指揮の巧拙によらずに正しく出力され続けている。指揮棒反応音202は対応タイミングで正しく指揮棒コントローラ30が振られた場合にだけ出力される。一方、ソロパート音204は、カウントダウン画像が重畳表示されている演奏者画像114,116又は118の表示領域内にカーソル122が移動した状態で指揮棒スイッチ32が押下された場合にのみ、正しく出力されるようになっている。このようにソロパート音204の出力を制御することにより、プレイヤはソロパートの演奏を自ら指揮した感覚を得ることができるようになり、ゲームの楽しさを増すことができる。
【0083】
ここで、ゲーム装置10におけるゲーム処理について説明する。図14はメインゲーム処理を説明するフロー図であり、図15は指揮棒入力検出処理を説明するフロー図である。ここでは一人プレイ(1P)でのゲーム処理について説明するが、二人プレイ(2P)においても同様である。なお、二人プレイにおいては一方のプレイヤによる演奏指揮の巧拙に応じて他方のプレイヤに対するゲーム画面に変化を与えるようにしてもよい。こうすれば、二人プレイをさらに盛り上げることができる。
【0084】
メインゲーム処理は、プレイヤがコイン投入部42に真正な硬貨を投入し、ゲームスタートのためスイッチ36を押下した場合に開始される処理である。図14に示すように、メインゲーム処理では、まず曲名選択が行われる(S101)。具体的には、曲名リストがモニタ24に表示され、プレイヤが指揮棒コントローラ30及び指揮棒スイッチ32を用いて演奏曲を指示する。次に、CPU60は選択された曲のMIDIデータ及び案内データをCD−ROM66から読み出すとともに(S102)、読み出したMIDIデータに基づいてMIDI制御部70にMIDI音声の出力を指示する。こうして、選択楽曲の演奏がスタートされる(S103)。このとき、楽曲に応じたゲーム画面100をモニタ24に表示する。
【0085】
さらに、CPU60は読み出した案内データに基づいてゲーム画面を更新する(S104)。例えば、案内画像112におけるタイミング指示マーク102,104,106,108等の表示位置を更新するとともに、必要に応じて演奏者画像114,116又は118にカウントダウン画像を重畳表示する。
【0086】
また、CPU60は現時刻が指揮棒コントローラ30を操作すべきタイミングか否かを判断する(S105)。具体的には、タイミング案内マーク102,104,106,108等が固定マーク110に重なるタイミングであるか否か、演奏者画像114,116又は118のいずれかにカウントダウン画像が重畳表示されているか、を判断する。指揮棒コントローラ30を操作すべきタイミングでなければS104に戻る。
【0087】
一方、指揮棒コントローラ30を操作すべきタイミングであれば、指揮棒コントローラ30が振られたか、或いは指揮棒スイッチ32が押下されたかを判断する(S106)。そして、指揮棒コントローラ30が振られたか、或いは指揮棒スイッチ32が押下されていれば、その操作を評価する(S107)。例えば、案内画像112によって案内された正規のタイミングと一致したタイミングで指揮棒コントローラ30が正しい方向に正しい強さで振られていれば得点を100点とし、両タイミングがずれたり、指揮棒コントローラ30を振る強さが案内内容と異なったり、或いは指揮棒コントローラ30を振る方向が案内内容と」異なるに従って、得点が下がるようにすればよい。また、演奏者画像114,116又は118のいずれかカウントダウン画像が重畳表示された画像にカーソル112が重なった状態で指揮棒スイッチ32が押下されている場合に、所定の点を得点としてプレイヤに与えるようにすればよい。
【0088】
次に、CPU60はS107での評価結果に従ってゲーム成績を更新する(S108)。例えば、S107で算出された得点を既に成績表示123に「SCORE」として表示されている点に加算し、それを「SCORE」として表示することにより、累積得点を更新する。また、連続してタイミングよく指揮棒コントローラ30を正しい方向に振っている回数が更新されていれば、「COMBO」として表示されている数値を1だけ増やす。 また、S107での評価結果に応じてブラボーゲージ120を伸縮する。さらに、案内画像112によって案内されたタイミングと実際に指揮棒コントローラ30を振ったタイミングとの一致度に応じて、「PERFECT」、「GOOD」、「BOO」等の文字をゲーム画面100に表示するようにしてもよい。また、これらの文字の代わりに、一致度を数値で表示するようにしてもよい。
【0089】
さらに、CPU60はS107での評価結果に応じて、図12又は図13に示したようにして、MIDI演奏を制御する(S109)。そして、楽曲が終了したり、ブラボーゲージ120が縮みきってしったりする等してゲームが終了していないかを判断する(S110)。ゲームが終了していればメインゲーム処理を終了し、ゲームが終了していなければ再び104に戻り、ゲーム画面を更新する。こうして、指揮棒コントローラ30を操作して選択曲の指揮を楽しむ演奏指揮ゲームを実現することができる。
【0090】
なお、指揮棒コントローラ30による指示位置から、「指揮棒を振った」ことを認識する処理、すなわち指揮棒入力検出処理は図15に示すようにして行われる。同図に示す指揮棒検出処理はプレイ中、常に繰り返して実行されている。
【0091】
同図に示すように、この処理では、まずCPU60が現在の指揮棒コントローラ30の指示位置Pを受光ユニット80から取得する(S201)。さらに、CPU60は時間T(指示位置のサンプリング間隔をΔtとしてT=Δt×nである。但し、nは予め定めた整数である。)だけ過去の指揮棒コントローラ30の指示位置P’を取得する(S202)。そして、PP’の距離がL以上であるかを判断する(S203)。そして、L未満であれば指揮棒コントローラ30による指示位置が一定以上のスピードで一定距離以上移動していない訳であり、指揮棒コントローラ30は振られていないとして、処理を終了する。
【0092】
一方、PP’の距離がL以上であれば、指示位置Pと指示位置P’の間に受光ユニット80によりサンプリングされた指揮棒コントローラ30による指示位置、すなわち中間指示位置が線分PP’に全て近いかを判断する(S204)。例えば、指示位置P’と各中間指示位置を結ぶ直線と線分PP’とのなす各が±θに収まるかを判断することにより、各中間指示位置が線分PP’に近いかを判断するようにすればよい。そして、線分PP’から離れた中間指示位置が存在する場合には、その中間指示位置が指示位置P’からL以上離れた点であるかを判断する(S205)。そして、その中間指示位置が指示位置P’からL以上離れていなければ、直線的に指揮棒コントローラ30が振られていないとして、処理を終了する。
【0093】
一方、S204又はS205でYESの場合、指揮棒コントローラ30が振られていると判断し、S206の処理に移行する。S206では、前回指揮棒コントローラ30が振られたと判断された時刻から所定時間を経過せずに今回指揮棒コントローラ30が振られたと判断され、且つ前回指揮棒コントローラ30を振った方向と今回指揮棒コントローラ30を振った方向との角度差が所定値以内でないかを判断する。そして、そのような場合(YESの場合)、一回の「振り」であるとみなし、処理を終了する。一方、S206においてNOと判断される場合、指揮棒入力として、現在時刻(指揮棒コントローラ30を振ったタイミング)と線分PP’の角度(指揮棒コントローラ30を振った方向)を出力する(S207)。以上のようにすれば、簡単且つ確実に指揮棒コントローラ30が振られたかを判断することができる。
【0094】
以上説明したように、このゲーム装置10によれば、指揮棒コントローラ30による指示位置、指揮棒コントローラ30を振るタイミング及び方向、或いは指揮棒コントローラ30による指示位置の軌跡が描く図形に基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【0095】
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
【0096】
図16は、図4に示すゲーム画面100の変形例を示す図である。同図に示すゲーム画面301には、左上にブラボーゲージ316、右上に成績表示300が表されており、その下に横一列に固定マーク312,314,318がさらに表されている。固定マーク314はその下の演奏者画像304に対応するものであり、演奏者画像304を指示するタイミングを表すためのものである。すなわち、ドーナツ状の固定マーク314の下側には、ゲーム音楽(楽曲)に応じて演奏者指示案内画像がスクロール表示される。演奏者指示案内画像は、円形の指示開始タイミング案内画像308、円形の指示終了タイミング案内画像310、及びそれらを連結する連結棒画像309からなる。ここで、演奏者画像304に対する指示開始タイミングは、指示開始タイミング案内画像308が固定マーク314に重なるタイミングである。一方、指示終了タイミングは、指示終了タイミング案内画像310が固定マーク314に重なるタイミングである。
【0097】
すなわち、図17(a)に示すように、演奏者指示案内画像(指示開始タイミング案内画像308、連結棒画像309、指示終了タイミング案内画像310)は一体となって画面下端から固定マーク314に向け、ゲーム音楽のテンポに応じた速度で徐々に上昇するようになっている。そして、プレイヤが指揮棒コントローラ30を演奏者画像304に向け、同図(b)に示すように指示開始タイミング案内画像308が固定マーク314に重なるタイミングで指揮棒スイッチ32を押下すると、演奏者画像304に対応するソロパートの演奏出力が開始される。その後、プレイヤは、指示終了タイミングまで指揮棒スイッチ32を押下し続ける。途中で離すとソロパートの演奏出力が停止してしまうようになっている。
【0098】
その後、同図(c)に示すようにして、指示開始タイミング案内画像308が固定マーク314の位置に留まったままで、連結棒画像309が縮むようになっている。一方、指示終了タイミング案内画像310はゲーム音楽のテンポに応じた速度で上昇し続ける。そして、同図(d)に示すようにして、固定マーク314に指示終了タイミング案内画像310に重なるタイミングで、プレイヤが指揮棒スイッチ32を離すと、ソロパートの演奏出力が正常終了する。
【0099】
ゲーム画面301には演奏者画像306及び固定マーク312も表されており、固定マーク312の下方にも同様の演奏者指示案内画像がスクロール表示される。このようにしても、演奏者画像304,306を指示すべきタイミングをわかりやすく案内することができる。
【0100】
また、同ゲーム画面301において、固定マーク318及びタイミング案内マーク302は、指揮棒コントローラ30を振るタイミング及び方向をプレイヤに案内するための画像である。すなわち、タイミング案内マーク302はゲーム音楽に合わせて画面下端から順次現れる画像であり、ゲーム音楽のテンポに応じた速度で上昇(スクロール)する。各タイミング案内マーク302には矢印形状を有しており、その方向が指揮棒コントローラ30を振るべき方向を表している。また、タイミング案内マーク302が固定マーク318に重なるタイミングが、指揮棒コントローラを振るべきタイミングを表している。例えば、右方向の矢印を表すタイミング案内マーク302が固定マーク318に重なるタイミングで、指揮棒コントローラ30を右方向に振れば、高得点が得られるようになっている。指揮棒コントローラ30の各“振り”に対する評価は、振った方向が正しいか、及び振ったタイミングと正しいタイミングとのずれに基づいてなされる。こうしても、指揮棒コントローラ30を振る方向及びタイミングを、わかりやすくプレイヤに案内することができる。
【0101】
さらに、上記実施の形態では業務用ゲーム機を取り上げたが、家庭用ゲーム機にも本発明を容易に適用可能である。この場合には、例えば一般の家庭用ゲーム機のコントローラ接続端子に受光ユニット80を取り付けて、専用の指揮棒コントローラでプレイを楽しむことができるようにすることが望ましい。指揮棒コントローラは電池駆動としてもよいし、家庭用ゲーム機から電力供給するようにしてもよい。また、例えばACアダプタ等を用いて家庭用電源を供給するようにしてもよい。
【0102】
また、以上の説明では情報記憶媒体としてCD−ROM66を用いたが、DVD−ROMやROMカートリッジ等、種々の情報記憶媒体を用いることができる。また、ゲームプログラム(ゲームデータを含む)の全部又は一部をインターネット等の通信ネットワークを介して供給するようにしてもよい。例えば、通信ネットワークを介して楽曲データを供給可能とすれば、事後的に様々な楽曲をプレイ楽曲として追加することが容易にできるようになる。
【0103】
さらに、モニタ24はCRTのみならず、液晶、プラズマディスプレイ等、様々なモニタを採用することができる。また、その形状も据置型のみならず、ヘッドマウントディスプレイ等を採用することもできる。
【0104】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、指揮棒コントローラによる指示位置、指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向、或いは指揮棒コントローラによる指示位置の軌跡が描く図形に基づいて演奏指揮の巧拙を評価するようにしたので、従来に無い視点でプレイヤの演奏指揮を評価することができ、これにより演奏指揮ゲームの面白さを増すことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置の外観を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るゲーム装置の制御系の構成図である。
【図3】 受光ユニットによる検出内容を説明する図である。
【図4】 ゲーム画面の一例を示す図である。
【図5】 指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を案内する画像の変形例を示す図である。
【図6】 指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を案内する画像の変形例を示す図である。
【図7】 指揮棒コントローラを振るタイミング及び方向を案内する画像の変形例を示す図である。
【図8】 指揮棒コントローラによる指示位置及び指示タイミングを案内するための画像を示す図である。
【図9】 指揮棒コントローラによる指示位置を案内するための画像を示す図である。
【図10】 指揮棒コントローラの指示位置の軌跡と比較される基準図形を示す図である。
【図11】 指揮棒コントローラの指示位置の軌跡を示す図である。
【図12】 バックトラック音と指揮反応音の関係を説明する図である。
【図13】 バックトラック音、指揮反応音、及びソロパートの関係を説明する図である。
【図14】 メインゲーム処理を説明するフロー図である。
【図15】 指揮棒入力検出処理を説明するフロー図である。
【図16】 ゲーム画面の変形例を示す図である。
【図17】 演奏者画像指示の案内方法を説明する図である。
【符号の説明】
10 ゲーム装置、12 本体、14 モニタボックス、16,18 飾り板、20 ホーン、22,40 スピーカ、24 モニタ、26 センサ窓、28譜面台、30 指揮棒コントローラ、31 投光ユニット、32 指揮棒スイッチ、34 ケーブル、36 スタートスイッチ、38 指揮棒収容部、39 操作パネル、42 コイン投入部、44 コイン返却部、46 コイン回収扉、48 立ち位置案内マーク、50 プレイマット、60 CPU、62 画像処理部、64 CD−ROM読み取り装置、66 CD−ROM、68 MIDI音源、70 MIDI制御部、72 アンプ、78 スイッチ入力部、80 受光ユニット、82 硬貨認証装置、84 ROM、86 RAM、88 バス、90 検出面、92 モニタ表示面、94 カーソル、100,301 ゲーム画面、102,104,106,108,302 タイミング指示マーク、110,312,314,318 固定マーク、112 案内画像、114,116,118,304,306 演奏者画像、120,316 ブラボーゲージ、122 カーソル、123,300 成績表示、308 指示開始タイミング案内画像、309 連結棒画像、310 指示終了タイミング案内画像。
Claims (6)
- 楽曲を出力する楽曲出力手段と指揮棒コントローラとを含み、該指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置であって、
投光ユニットと、
前記投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットと、
前記投光ユニット又は前記受光ユニットのうちいずれか一方が前記指揮棒コントローラに設けられ、
前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラにより指示される、表示手段に表示されるゲーム画面内の指示位置を取得する指示位置取得手段と、
前記楽曲に含まれる所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで、前記ゲーム画面内の所定位置又は領域を案内する案内画像を前記ゲーム画面に表示させる案内手段と、
前記案内画像が表示されたタイミングから前記所定演奏パートの開始タイミングまでの期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されたか否かを、前記指示位置取得手段により取得される指示位置に基づき判定する判定手段と、
前記期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されなかったと判定される場合に、前記楽曲出力手段による前記所定演奏パートの出力を制限する楽曲制御手段と、
を含むことを特徴とする演奏指揮ゲーム装置。 - 請求項1に記載の演奏指揮ゲーム装置において、
前記判定手段による判定結果に応じてゲーム成績を算出するゲーム成績算出手段をさらに含むことを特徴とする演奏指揮ゲーム装置。 - 請求項1又は2に記載の演奏指揮ゲーム装置において、
前記指揮棒コントローラは振動手段を内蔵し、前記楽曲又は前記判定手段による判定結果に応じて前記指揮棒コントローラを振動させるようにしたことを特徴とする演奏指揮ゲーム装置。 - 投光ユニットと前記投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットのうちのいずれか一方を含み楽曲を出力するゲーム機を、前記投光ユニットと前記受光ユニットとのうちの他方を含む指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置として機能させるためのゲーム機の制御方法であって、
前記ゲーム機が、前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラにより指示される、表示手段に表示されるゲーム画面内の指示位置を取得し、
前記ゲーム機が、前記楽曲に含まれる所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで、前記ゲーム画面内の所定位置又は領域を案内する案内画像を前記ゲーム画面に表示させ、
前記ゲーム機が、前記案内画像が表示されたタイミングから前記所定演奏パートの開始タイミングまでの期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されたか否かを、取得される指示位置に基づき判定し、
前記ゲーム機が、前記期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されなかったと判定される場合に、前記所定演奏パートの出力を制限する、
ことを特徴とする前記ゲーム機の制御方法。 - 投光ユニットと前記投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットのうちのいずれか一方を含み楽曲を出力するコンピュータを、前記投光ユニットと前記受光ユニットとのうちの他方を含む指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置として機能させるための情報記憶媒体であって、
前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラにより指示される、表示手段に表示されるゲーム画面内の指示位置を取得し、
前記楽曲に含まれる所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで、前記ゲーム画面内の所定位置又は領域を案内する案内画像を前記ゲーム画面に表示させ、
前記案内画像が表示されたタイミングから前記所定演奏パートの開始タイミングまでの期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されたか否かを、取得される指示位置に基づき判定し、
前記期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されなかったと判定される場合に、前記所定演奏パートの出力を制限する、
ように前記コンピュータを動作させるためのプログラムを記憶したことを特徴とする情報記憶媒体。 - 投光ユニットと前記投光ユニットから発せられる光の位置を検出する受光ユニットのうちのいずれか一方を含み楽曲を出力するコンピュータを、前記投光ユニットと前記受光ユニットとのうちの他方を含む指揮棒コントローラを用いてプレイヤが前記楽曲の演奏指揮を楽しむ演奏指揮ゲーム装置として機能させるためのプログラムであって、
前記受光ユニットによる検出結果に基づき、前記指揮棒コントローラにより指示される、表示手段に表示されるゲーム画面内の指示位置を取得し、
前記楽曲に含まれる所定演奏パートの開始タイミングに対応するタイミングで、前記ゲーム画面内の所定位置又は領域を案内する案内画像を前記ゲーム画面に表示させ、
前記案内画像が表示されたタイミングから前記所定演奏パートの開始タイミングまでの期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されたか否かを、取得される指示位置に基づき判定し、
前記期間内のタイミングで前記所定位置又は領域が前記指揮棒コントローラによって指示されなかったと判定される場合に、前記所定演奏パートの出力を制限する、
ように前記コンピュータを動作させるためのプログラム。
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