JP3905469B2 - ゲーム装置、プログラム及び情報記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレーヤが音楽に合わせて演奏入力をして楽しむゲームに適したゲーム装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーシングゲーム等において、最良のゲーム成果を上げたプレーヤが操作した移動体を再現したゴーストカーを表示させる、所謂トレイルモードを搭載したゲーム装置が知られている(例えば、特許文献1;全請求項に対応、特許文献2;全請求項に対応)。このようなゲーム装置では、プレーヤはゴーストカーと対戦或いは参考にしながらゲームをすることによって、上達度を確認することができる。更に1人でプレイする場合でも、当該1人のプレーヤが過去に操作した中で最良のものがゴーストカーとして表示されるため、競争心を高めることができる。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−153069号公報(第4−9頁、第2図)
【特許文献2】
特開2002−301266号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、近年では、音楽に合わせてプレーヤが所定の操作を行うことで、擬似的な演奏を楽しむゲーム装置が知られている。しかしながらこのようなゲーム装置では、ゲーム終了時にプレイに基づいた得点やランク等が表示されるのみであり、ゲームをしながらそのゲーム中に上達度を確認することは困難であった。更に1人でプレイする場合、レーシングゲーム等のようにゴーストカーに相当する仮想の相手を再現させる方法が実現されていなかった為、プレーヤの競争心を高めさせることが困難であった。
【0005】
本発明の目的は、音楽に合わせて所定の操作を行って楽しむゲームにおいて、所謂トレイルモードを実現させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するための第1の発明は、演奏入力部(例えば、図1の和太鼓操作部13L及び13R、図6の操作部61)と、譜面(例えば、図7の譜面データ6315c−1)に従って前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段(例えば、図1のモニタ14、図6の表示部65)と、前記タイミング表示手段による表示に並行して、演奏入力が時系列的に記された比較演奏データ(例えば、図10のゴーストデータ6313−1)に基づき、当該比較演奏データの各演奏入力時に比較音を出力する比較音出力手段(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の音発生部66)と、前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の音発生部66)と、前記演奏入力部への演奏入力を評価する評価手段(例えば、図6の評価部6212)と、を備えたゲーム装置である。
【0007】
また、第10の発明は、演奏入力部(例えば、図1の和太鼓操作部13L及び13R、図6の操作部61)を備えるコンピュータに類する装置を、譜面(例えば、図7の譜面データ6315c−1)に従って前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段(例えば、図1のモニタ14、図6の表示部65)、前記タイミング表示手段による表示に並行して、演奏入力が時系列的に記された比較演奏データ(例えば、図10のゴーストデータ6313−1)に基づき、当該比較演奏データの各演奏入力時に比較音を出力する比較音出力手段(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の音発生部66)、前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の音発生部66)、前記演奏入力部への演奏入力を評価する評価手段(例えば、図6の評価部6212)、として機能させるためのゲーム情報である。
【0008】
ここでゲーム情報とは、例えばゲーム装置等のコンピュータに類する装置によって実行可能なプログラムに準じた情報の意味である。
【0009】
この第1又は第10の発明によれば、演奏入力タイミングの指示表示と並行して、比較演奏データに基づいて比較音を出力させることができる。具体的には、例えばメインパートとサブパートのある譜面の場合、比較演奏データとしてサブパートの譜面を対応させることによって、サブパートが比較音として出力される。これにより、プレーヤは別パートを演奏する演奏者とあたかもセッションをしている感覚を味わうことができ、よりゲームを楽しむことができる。
【0010】
第2の発明は、第1の発明のゲーム装置であって、前記評価手段による評価結果が所定のデータ更新条件を満たす場合に、前記演奏入力部に演奏入力された履歴データ(例えば、図6の履歴データ641)で前記比較演奏データを更新する比較演奏データ更新手段(例えば、図6のゲーム演算部621)を更に備えたゲーム装置である。
【0011】
また、第11の発明は、第10の発明のゲーム情報であって、前記評価手段による評価結果が所定のデータ更新条件を満たす場合に、前記演奏入力部に演奏入力された履歴データ(例えば、図6の履歴データ641)で前記比較演奏データを更新する比較演奏データ更新手段(例えば、図6のゲーム演算部621)を更に機能させるためのゲーム情報である。
【0012】
この第2又は第11の発明によれば、演奏入力タイミングの指示表示と並行して、履歴データで更新された比較演奏データに基づいて比較音を出力させることができる。即ち、例えば過去に行われたゲームの中で出された最高のスコアをデータ更新条件とすると、比較演奏データには過去に最高のスコアを出したプレーヤの履歴データが記憶されることとなる。従って、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤの演奏を聞きながらゲームをすることができ、より高いスコアを出そうと競争心を高めることができる。
【0013】
また、例えばプレーヤ自身の履歴データで比較演奏データを更新することによって、プレーヤは過去の自分の演奏を聞きながらゲームをすることができる。これにより、プレーヤはゲームの上達度を認識しながらゲームをすることができる。
【0014】
第3の発明は、第1又は第2の発明のゲーム装置であって、前記比較音出力手段が出力する比較音と、前記演奏音出力手段が出力する演奏音とは、音の高さ、音量及び音色の内、少なくとも1つの要素が異なるゲーム装置である。
【0015】
また、第12の発明は、第10又は第11の発明のゲーム情報であって、前記比較音出力手段が出力する比較音と、前記演奏音出力手段が出力する演奏音とでは、音の高さ、音量及び音色の内、少なくとも1つの要素が異なるように前記装置に機能させるためのゲーム情報である。
【0016】
この第3又は第12の発明によれば、比較音と演奏音をプレーヤに対して聞き取りやすくさせることができる。また、プレーヤの演奏による演奏音が比較音によって妨げられることがなく、気持ち良くゲームを行うことができる。
【0017】
第4の発明は、第1〜第3の何れかの発明のゲーム装置であって、第1及び第2のスピーカ(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の左スピーカ661及び右スピーカ662)を備え、前記比較音出力手段は前記第1及び第2のスピーカの一方から前記比較音を出力し、前記演奏音出力手段は前記第1及び第2のスピーカの他方から前記演奏音を出力するゲーム装置である。
【0018】
また、第13の発明は、第10〜第12の何れかの発明のゲーム情報であって、前記装置は第1及び第2のスピーカ(例えば、図1のスピーカ15L及び15R、図6の左スピーカ661及び右スピーカ662)を備え、前記比較音出力手段が前記第1及び第2のスピーカの一方から前記比較音を出力するように機能させるための情報と、前記演奏音出力手段が前記第1及び第2のスピーカの他方から前記演奏音を出力するように機能させるための情報と、を含むゲーム情報である。
【0019】
この第4又は第13の発明によれば、比較音と演奏音をプレーヤに対して聞き取りやすくさせることができる。また、プレーヤの演奏による演奏音が比較音によって妨げられることがなく、気持ち良くゲームを行うことができる。
【0020】
第5の発明は、第1〜第4の何れかの発明のゲーム装置であって、前記タイミング表示手段による表示と並行して、前記比較演奏データに基づく比較演奏タイミングを指示表示する比較演奏タイミング表示手段(例えば、図1のモニタ14、図6の表示部65)を更に備えたゲーム装置である。
【0021】
また、第14の発明は、第10〜第13の何れかの発明のゲーム情報であって、前記タイミング表示手段による表示と並行して、前記比較演奏データに基づく比較演奏タイミングを指示表示する比較演奏タイミング表示手段(例えば、図1のモニタ14、図6の表示部65)として前記装置を更に機能させるための情報を含むゲーム情報である。
【0022】
この第5又は第14の発明によれば、演奏入力タイミングと比較演奏タイミングとを並行して表示することによって、プレーヤは比較演奏タイミングを視覚的に認識することができる。
【0023】
例えば、過去に行われたゲームの中で最高のスコアを出したプレーヤの履歴データが比較演奏データとして記憶されている場合、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤの演奏入力タイミングを見ながらゲームをすることができる。これにより、ゲーム中のプレーヤに対して最高のスコアを出したプレーヤへの対抗心を煽ることができ、よりゲームに注力させることができる。
【0024】
また、例えばプレーヤ自身の履歴データが比較演奏データとして記憶される場合、プレーヤは過去の自分の演奏入力タイミングを見ながらゲームをすることができる。これにより、プレーヤはゲームをしながらゲームの上達度を視覚的に認識することができる。
【0025】
第6の発明は、第5の発明のゲーム装置であって、前記タイミング表示手段は、所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識(例えば、図4の叩打標識P及びR)を所定速度で移動表示し、前記比較演奏タイミング表示手段は、所定の経路に沿って比較演奏タイミングを表す比較標識(例えば、図4のゴースト標識G)を所定速度で移動表示することで、前記演奏入力タイミングと前記比較演奏タイミングの時間差に応じて、前記演奏指示標識と前記比較標識とがずれて移動表示されるゲーム装置である。
【0026】
また、第15の発明は、第14の発明のゲーム情報であって、前記タイミング表示手段が、所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識(例えば、図4の叩打標識P及びR)を所定速度で移動表示するように機能させるための情報と、前記比較演奏タイミング表示手段が、所定の経路に沿って比較演奏タイミングを表す比較標識(例えば、図4のゴースト標識G)を所定速度で移動表示するように機能させるための情報と、を含むことによって、前記演奏入力タイミングと前記比較演奏タイミングの時間差に応じて、前記演奏指示標識と前記比較標識とがずれて移動表示されるゲーム情報である。
【0027】
この第6又は第15の発明によれば、演奏入力タイミングと比較演奏タイミングの時間差を視覚的に簡単に認識することができる。また、例えば過去に行われたゲームの中で最高のスコアを出したプレーヤの履歴データが比較演奏データとして記憶されている場合、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤの演奏入力タイミングと本来の演奏入力タイミングとの時間差を確認しながらゲームをすることができる。即ち、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤよりも上手に演奏しようと、よりゲームに注力することができる。
【0028】
第7の発明は、第6の発明のゲーム装置であって、前記タイミング表示手段が演奏指示標識を移動表示する経路と、前記比較演奏タイミング表示手段が比較標識を移動表示する経路とは同一の経路であり、演奏入力タイミングと比較演奏タイミングとが略同一の場合には、前記演奏指示標識と前記比較標識とが重なって移動表示されるゲーム装置である。
【0029】
また、第16の発明は、第15の発明のゲーム情報であって、前記タイミング表示手段が演奏指示標識を移動表示する経路と、前記比較演奏タイミング表示手段が比較標識を移動表示する経路とが同一の経路となるように前記装置を機能させるための情報を含むことによって、演奏入力タイミングと比較演奏タイミングとが略同一の場合には、前記演奏指示標識と前記比較標識とが重なって移動表示されるゲーム情報である。
【0030】
第7又は第16の発明によれば、演奏指示標識と比較標識を同一の経路上で表示することによって、プレーヤは演奏入力タイミングと比較演奏タイミングの時間差を視覚的に簡単に認識することができる。
【0031】
第8の発明は、第1〜第7の何れかの発明のゲーム装置であって、前記評価手段による評価結果に基づき、新たな比較演奏データを生成することによって前記比較演奏データを更新する比較演奏データ生成更新手段(例えば、図6のゲーム演算部621)を更に備えたゲーム装置である。
【0032】
また、第17の発明は、第10〜第16の何れかの発明のゲーム情報であって、前記評価手段による評価結果に基づき、新たな比較演奏データを生成することによって、前記比較演奏データを更新する比較演奏データ生成更新手段(例えば、図6のゲーム演算部621)として前記装置を機能させるための情報を含むゲーム情報である。
【0033】
この第8又は第17の発明によれば、演奏入力された譜面と異なる譜面に対する比較演奏データを生成することができる。従って、プレーヤは異なる譜面にしたがって演奏入力する際でも、自分の上達度を認識しながらゲームを行うことができる。
【0034】
第9の発明は、第1〜第8の何れかの発明のゲーム装置であって、前記評価手段は、前記演奏入力タイミング毎に、前記演奏入力部への演奏入力と、前記比較演奏データに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力とを比較評価する逐次評価手段(例えば、図6の評価部6212)を有し、前記逐次評価手段による評価の結果、前記演奏入力部への演奏入力の方が前記比較演奏データに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力よりも高評価であった場合に、所定の演出を行う演出手段(例えば、図6の標識制御部6211、音設定部6213)を更に備えるゲーム装置である。
【0035】
また、第18の発明は、第10〜第17の何れかの発明のゲーム情報であって、前記評価手段は、前記演奏入力タイミング毎に、前記演奏入力部への演奏入力と、前記比較演奏データに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力とを比較評価する逐次評価手段(例えば、図6の評価部6212)を含むように前記装置を機能させるための情報と、前記逐次評価手段による評価の結果、前記演奏入力部への演奏入力の方が前記比較演奏データに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力よりも高評価であった場合に、所定の演出を行う演出手段(例えば、図6の標識制御部6211、音設定部6213)として前記装置を機能させるための情報を含むゲーム情報である。
【0036】
この第9又は第18の発明によれば、プレーヤはゲームをしながら上達度を実感することができる。演出方法として、例えば、演奏指示標識の表示を変更する等により、プレーヤは視覚的に自分の上達度を認識することができる。また、演奏音の音量、音色等を変化させることによって、プレーヤは聴覚的にも上達度を認識することができる。
【0037】
また、第19の発明のように、第10〜第18の発明のゲーム情報を記憶した前記装置による読み取り可能な情報記憶媒体を構成することとしてもよい。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。尚、以下では本発明を和太鼓演奏ゲームに適用した場合を例に取って説明するが、本発明が適用されるものは和太鼓演奏ゲームに限らない。
【0039】
図1は、業務用のゲーム装置1の外観図である。図1に示すように、ゲーム装置1は基台11と、基台11の上部に設けられた縦胴部12と、和太鼓操作部13L及び13Rと、モニタ14、スピーカ15L及び15Rと、を備えて構成される。
【0040】
基台11は、縦胴部12の前面部より前方に向けて延出している。また縦胴部12の前面の左右両端部には、スピーカ15L及び15Rがそれぞれ設けられている。更に縦胴部12の前面の中央部には、モニタ14が設けられている。スピーカ15L及び15Rは、ゲーム中の効果音や音楽等を出力するものである。モニタ14は、ゲーム画面を表示するものである。
【0041】
基台11における縦胴部12から延出した部分の上面に、和太鼓を模擬した和太鼓操作部13L及び13Rが設置されている。和太鼓操作部13L及び13Rは、打撃される被叩打部131L及び131Rが前方に向かうように配置されている。和太鼓操作部13L及び13Rのうち、何れでもよい何れか一方は1人目のプレーヤ(以下、「第1プレーヤ」と言う。)が操作するものであり、他方は2人目のプレーヤ(以下、「第2プレーヤ」と言う。)が操作するものである。
【0042】
和太鼓操作部13L及び13Rは、略円筒体となる筒体132L及び132Rと、筒体132L及び132Rの端部に設けられる被叩打部131L及び132Rとを備えて構成されている。図2は、被叩打部131L及び131R(以下、包括的に「被叩打部131」と言う)の構成を示した図である。被叩打部131は、略半円形状のパッド部21L及び21Rと、当該パッド部の周囲に配設されるリム部22L及び22Rと、を備える。また、パッド部21L及び21Rとリム部22L及び22Rは被覆材(図示略)によって全体が被覆されている。
【0043】
被叩打部131を構成する各部には、打撃(叩打)されたか否かを検出する打撃センサ(図示略)がそれぞれ設けられている。この打撃センサは、例えば歪みゲージ或いは圧電素子等から構成されており、被叩打部131を構成する各部が叩打されると、対応する打撃センサから信号が出力される。
【0044】
打撃センサから出力された信号に応じて、スピーカ15L又は15Rから効果音が出力される。効果音は被叩打部131の叩打された箇所に応じた音となる。例えば、ゲーム装置1において、パッド部21L又は21Rが叩打されたときは、実際の和太鼓の皮膜の部分を叩打した音が出力される。また、リム部22L又は22Rが叩打されると、実際の和太鼓の縁部を叩打した音が出力される。以下、打撃センサから出力された信号に応じてスピーカ15L又は15Rから出力される効果音を「演奏音」と言う。
【0045】
そして、スピーカ15L又は15Rから出力される音楽に合わせて、被叩打部131を構成する各部をプレーヤに打撃させるように、モニタ14に打撃タイミングの指示が表示される。プレーヤはモニタ14に表示される打撃タイミングの指示を見ながら音楽に合わせて被叩打部131を打撃して、和太鼓演奏ゲームを楽しむ。
【0046】
図3は、ゲーム装置1の制御系の処理によって、モニタ14に表示される通常モード(ゴーストを表さない)時に表示されるゲーム画面例の一部分を示す図である。図3(a)に示すように、表示部分3aには、網掛けで図示している叩打標識表示経路301及びフレーズ表示経路302が表示される。図3(a)において、叩打標識表示経路301には、叩打標識R31、R32、P31、P32及びP33が表示されている。叩打標識は、表示部分3aの右端部から左端部に向かって叩打標識表示経路301上を一定の速度で移動するように表示される。
【0047】
叩打標識は、プレーヤに対して被叩打部131の叩打指示を与えるためのものである。叩打標識P31、P32及びP33(以下、包括的に「叩打標識P」と言う。)は、被叩打部131のパッド部21L又は21Rに対する叩打指示を示すものである。叩打標識R31及びR32(以下、包括的に「叩打標識R」と言う。)は、被叩打部131のリム部22L又は22Rに対する叩打指示を示すものである。叩打標識Pと叩打標識Rとは形態(例えば、色、模様、形状等)が異なる標識であり、プレーヤは叩打標識P及びRを一目見て、被叩打部131の何れを叩打すればよいかが判断できるようになっている。
【0048】
叩打標識P及びRは表示部分3aの右端部から左端部に向かって音楽のテンポに合わせて一列に移動しながら表示されるが、1つの叩打標識が判定枠300に到達したとき(重なったとき)が被叩打部131の叩打タイミングとなる。図3(a)において、叩打標識R31は判定枠300内に表示されている。この時、プレーヤによってリム部22L又は22Rが叩打されると、叩打標識R31は一時的に拡大して表示される。このように、叩打された時に叩打標識R31の大きさを変化させて表示させることにより、被叩打部131の叩打が制御系に認知されたことをプレーヤは視覚的に認識することができる。
【0049】
フレーズ表示経路302には、文字F34、F35、F36、F37及びF38(以下、包括的に「文字F」と言う。)が表示される。文字F34は叩打標識R31、文字F35は叩打標識P31、文字F36は叩打標識R32、文字F37は叩打標識P32、文字F38は叩打標識P33にそれぞれ対応している。また、各文字Fは対応する叩打標識P又はRの下部にそれぞれ表示される。そして、文字Fは表示部分3aの右端部から左端部に向かってフレーズ表示経路302上を叩打標識P及びRの移動速度と同じ速度で一列に移動するように表示される。
【0050】
また、判定枠300付近に叩打標識P及びRが到達した際にプレーヤによって被叩打部131が叩打されると、当該叩打標識が拡大表示されるだけでなく、叩打タイミングに対する評価が評価マーク390として表示される。図3(a)において、評価マーク390として「優」が表示されている。叩打タイミングに対する評価は制御系によって行われ、予めゲームの開発者によって設定された理想の叩打タイミングとプレーヤの叩打タイミングとの時間のズレを検知して評価される。理想の叩打タイミングとは、例えば、移動表示によって叩打標識P及びRの中心が判定枠300のほぼ中心上に来たときのタイミングである。図3(a)の場合、判定枠300の中心と叩打標識R31の中心がほぼ同位置に重なったタイミングで、プレーヤによってリム部22L又は22Rの叩打がなされたため、評価マーク390として最も評価の高い「優」が表示されている。
【0051】
尚、本実施の形態では「優」「良」「可」「不可」の4段階で評価されるものとして説明する。叩打タイミングと理想の叩打タイミングとが完全に一致している場合は「優」、ほぼ一致している場合は「良」、やや一致している場合は「可」、一致していない場合は「不可」といった評価結果となる。
【0052】
また図3(b)の場合、判定枠300の中心と叩打標識R31の中心が大幅にずれたタイミングでプレーヤによってリム部22L又は22Rの叩打がなされている。このため、制御系によって「不可」と判定され、評価マーク391として「不可」が表示される。
【0053】
図4は、ゲーム装置1の制御系の処理によって、モニタ14に表示されるゴーストモード時のゲーム画面例の一部分を示す図である。図4において図3と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0054】
ゴーストとは、例えば、従来のゲームプレイにおいて最高スコアを出したプレーヤの叩打タイミングをゲーム中に再現したものである。モニタ14には音楽に合わせた叩打標識P及びRと、最高スコアを出したプレーヤの叩打タイミングを示したゴースト標識とが同時に表示される。これにより、現在プレイ中のプレーヤは最高スコアを出したプレーヤに対する挑戦心が煽られ、そのプレーヤより高いスコアを出そうとしてプレイに熱中することができる。
【0055】
図4(a)において、表示部分4aの叩打標識表示経路301には、叩打標識P及びRが表示される。叩打標識P及びRは、表示部分4aの右端部から左端部に向かって叩打表示経路301上を一定の速度で移動するように一列に表示される。更に、ゲームの最高スコアを出したプレーヤの叩打タイミングを示すものとして、ゴースト標識G1、G2、G3、G4及びG5(以下、包括的に「ゴースト標識G」と言う。)が表示される。
【0056】
例えばゴースト標識G2の場合、ゲームの最高スコアを出したプレーヤはゲームの開発者によって設定された理想の叩打タイミングに対して若干遅れて叩打したため、その時間のズレに応じて、叩打標識P31の中心から右寄りにゴースト標識G2の中心がくるようにゴースト標識G2が表示されている。
【0057】
またゴースト標識G3の場合、ゲームの最高スコアを出したプレーヤは理想の叩打タイミングにほぼ近いタイミングで叩打したため、叩打標識R32の中心とゴースト標識G3の中心とがほぼ同じ位置になるように表示されている。
【0058】
更にゴースト標識G4の場合、ゲームの最高スコアを出したプレーヤは理想の叩打タイミングよりも早く叩打したため、その時間のズレに応じて、叩打標識P32の中心から左寄りにゴースト標識G4の中心がくるようにゴースト標識G4が表示されている。ここで、ゴースト標識Gは叩打標識P及びRの背景に表示される。また、ゴースト標識Gは、対応する叩打標識P及びRとの位置関係を保ちながら、表示部分4aの右端部から左端部に向かって叩打標識表示経路301上を一定の速度で移動するように表示される。
【0059】
ゴースト評価マーク401は、ゴースト標識G1に対する評価である。即ち、ゲームの最高スコアを出したプレーヤが、ゲームプレイ中に出された評価である。また、評価マーク400は、現在プレイしているプレーヤが叩打標識R31の叩打タイミング指示に合わせてリム部22L又は22Rを叩打した時の評価を示したものである。ゴースト評価マーク401は「優」を示しているのに対し、評価マーク400は「良」となっている。つまり、叩打標識R31の叩打タイミングに対するプレーヤの叩打は、ゲームの最高スコアを出したプレーヤ(ゴースト)の評価よりも低い評価となったことになる。このようにゴースト評価マーク401を表示させることによって、プレーヤはゴーストより上の評価を出そうと一層プレイに注力することになる。
【0060】
また、被叩打部131の打撃センサから出力された信号に応じて、スピーカ15L又は15Rから演奏音が出力されるが、更にゴースト用の演奏音も出力される。即ち、ゲームの最高スコアを出したプレーヤのプレイ時の演奏音を再現する。以下、ゴースト用の演奏音を「ゴースト音」と言う。
【0061】
ここで演奏音とゴースト音とを区別するために、ゴースト音は演奏音より音の高さ、音量及び音色等のうち、少なくとも1つが異なる音とする。例えば、ゴースト音は演奏音より音程が一定の高さ分低い音としたり、ゴースト音の方が演奏音より一定の大きさ小さい音量としたりする。または、ゴースト音は和太鼓以外の楽器の音色としてもよい。また、スピーカ15L及び15Rのうち、何れか一方から演奏音を出力し、他方からゴースト音を出力するようにしてもよい。
【0062】
このように演奏音と音の高さ、音量、音色等が異なるゴースト音でゴーストの演奏を再現することによって、プレーヤに対してゴーストの演奏と、自らの演奏との音の違いを聞き取り易くさせることができる。また、演奏音とゴースト音を異なるスピーカから出力させることによって、更に演奏音とゴースト音とを一層聞き取り易くすることができる。
【0063】
一方、図4(b)では、ゴースト標識G11の中心は叩打標識R31の中心から大きく左にずれ、ゴースト評価マーク403は「不可」と表示されている。これは、ゲームの最高スコアを出したプレーヤが、理想の叩打タイミングよりもかなり早く叩打したことを示している。
【0064】
更に現在プレイしているプレーヤの叩打による評価マーク402として「優」と表示されている。つまりプレーヤによる叩打がゴーストの評価よりも上の評価になったことになる。この場合、叩打標識R31は被叩打部131の叩打によって一時的に拡大表示されるとともに、更に演出画像40が表示される。演出画像40は叩打標識R31及びゴースト標識G11の背景に表示される。演出画像40が表示されることにより、プレーヤはゴーストより上の評価を出したことを視覚的に認識することができ、プレイの上達度を実感することができる。
【0065】
プレーヤによる叩打がゴーストの評価よりも上の評価となった場合、例えば演奏音の音量を通常時よりも大きくしたり、演奏音の音質を変化させたりすることによって、より良い評価が出たことをプレーヤに聴覚的に認識させてもよい。これによりプレーヤはプレイの上達度を聴覚的に実感することができる。
【0066】
また、以下に説明する様に、ゴーストの評価とプレーヤの叩打に対する評価の比較を評価マークの大きさによって表してもよい。図5は、ゲーム装置1の制御系の処理によって、モニタ14に表示されるゴーストモード時のゲーム画面例の一部分を示す図である。図5において図4と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する。
【0067】
図5(a)において、評価マーク500は現在プレイしているプレーヤが叩打標識R31の叩打タイミング指示に合わせてリム部22L又は22Rを叩打した時に表示されたものである。ここで、ゴースト標識G1に対応する評価が「優」であるため、プレーヤの叩打はゴーストの評価よりも低い評価となったことになる。従って、評価マーク500は通常表示される評価マークよりも小さく表示される。
【0068】
また図5(b)において、ゴースト標識G11に対応する評価が「不可」である。そして、叩打標識R31の叩打タイミング指示により、リム部22L又は22Rが叩打されたタイミングの評価が「優」である場合、プレーヤの叩打はゴーストの評価よりも上の評価となったことになる。従って、評価マーク501は通常表示される評価マークよりも大きく表示される。
【0069】
次に、ゲーム装置1の機能ブロックについて説明する。図6は、ゲーム装置1の機能ブロック図である。ゲーム装置1は、操作部61、処理部62、記憶部63、一時記憶部64、表示部65及び音発生部66を備える。
【0070】
操作部61は第1太鼓部611及び第2太鼓部612を備え、第1太鼓部611が和太鼓操作部131Lに、第2太鼓部が和太鼓操作部131Rに対応する。第1太鼓部611及び第2太鼓部612は、叩打操作がなされると、信号を処理部62に出力する。
【0071】
処理部62は、ゲーム装置1の制御系に当たるものであり、記憶部63に記憶されたプログラムやデータ、操作部61から入力された信号に基づいて、システム全体の制御、システム内の各ブロックへの命令、データの蓄積処理、ゲーム処理、画像処理、音処理等の各種処理を行うものである。この処理部62の機能はCPU(CISC型、RISC型)、DSP、ASIC、メモリ、ビデオメモリ等のハードウェアにより実現される。
【0072】
また、処理部62は、主にゲーム演算部621、画像生成部622及び音生成部623を含む。ゲーム演算部621は、記憶部63に記憶されているゲーム情報631を読み込むと、ゲームの進行に係る各種処理を行う。ゲーム演算部621は、標識制御部6211、評価部6212及び音設定部6213を含む。即ち、ゲーム演算部621によってゲーム情報631に含まれるゲームデータ6315が読み込まれると、標識制御部6211は図3〜5を用いて説明したように、表示部65に叩打標識P及びRを表示させるための処理を行う。更に表示した叩打標識P及びRを、叩打標識表示経路301上に沿って移動させて表示させるための処理を行う。また、ゴーストモードの場合は、ゴーストの評価よりもプレーヤの方が良い評価であった場合に、視覚的な演出効果を行うための処理を行う。
【0073】
評価部6212は、記憶部63に記憶されているゲームデータ6315を読み込み、操作部61から出力された信号のタイミングが、ゲームデータ6315にて設定されている理想のタイミングと一致しているか否かを評価する。本実施の形態において、評価部6212はタイミングの一致度を4段階(「優」「良」「可」「不可」)にて評価する。そして評価した結果を得点に換算し、その得点を累積したものを随時スコアとして記憶する。
【0074】
音設定部6213は、記憶部63に記憶されている音データ6312を読み込み、操作部61から出力される信号に基づいて、演奏音を設定する。更にゴーストデータ群6313を読み込み、ゴーストの演奏を再現する為のゴースト音を設定する。また、ゴーストモードの場合は、ゴーストの評価よりもプレーヤが良い評価を出した時に、演奏音の音量や音質を変化させる等の聴覚的な演出効果を行うための設定を行う。
【0075】
画像生成部622は、ゲーム演算部621の演算結果に基づいて、画像データを生成する。画像生成部622によって生成された画像データは、表示部65に出力されることで表示部65に表示される。
【0076】
音生成部623は、ゲーム演算部621の演算結果に基づいて、演奏音、ゴースト音、BGM等のゲーム音を生成する(より詳細には、音を生成する為の音信号を生成する)。また音生成部623は、プレーヤ用音生成部6231及びゴースト用音生成部6232を含む。プレーヤ用音生成部6231は、操作部61から出力された信号に応じて音設定部6213にて設定された音データに基づいて演奏音を生成する。ゴースト用音生成部6232は、音設定部6213にて設定された音データに基づいてゴースト音を生成する。
【0077】
表示部65は、図1に示すモニタ14に対応するものであり、画像生成部622より出力された画像データに基づいて表示画面を表示する。
【0078】
音発生部66は、左スピーカ661及び右スピーカ662を備える。そして音発生部は、音生成部623によって生成された演奏音、ゴースト音、BGM等のゲーム音を左スピーカ661及び右スピーカ662を介して外部に出力する(より詳細には、生成された音信号をD/A変換して、実際の音として発生する)。左スピーカ661及び右スピーカ661は、図1に示すスピーカ15L及び15Rにそれぞれ対応するものである。
【0079】
記憶部63は、プログラムやデータを記憶するものである。記憶部63の機能は、情報記憶媒体としてのCD−ROM、ゲームカセット、ICカード、MO、FD、DVD、ハードディスク等のハードウェアにより実現される。また、記憶部63はゲーム情報631を含む。
【0080】
ゲーム情報631は、ゲームプログラム6311、音データ6312、ゴーストデータ群6313、キャラクタデータ6314及びゲームデータ6315を含む。ゲームプログラム6311は、操作部61からの信号や音データ6312、ゴーストデータ群6313、キャラクタデータ6314及びゲームデータ6315に基づいて処理部62に対してゲーム画像やゲーム音を生成させると共に、ゲームを進行させるためのプログラムである。ゲームプログラム6311はゲーム演算部621によって読み込まれ、ゲーム演算部621においてゲームプログラム6311に従った各種処理が行われる。
【0081】
ゲームプログラム6311は、第1太鼓部611又は第2太鼓部612を構成する各被叩打部133のうち、少なくとも1つを音楽に合わせて叩打させるように表示部65を通じて叩打タイミングを指示する為のプログラムを含む。また、指示した叩打タイミングと操作部61から出力された信号のタイミングとを比較して、比較結果に応じた評価を行う為のプログラムも含む。更に、評価結果に応じて所与の演出効果を行う為のプログラムも含む。
【0082】
ゲームデータ6315は、プレイデータ6315a、音楽データ群6315b及び譜面データ群6315cを含む。プレイデータ6315aのデータ構成を図7(a)に示す。同図に示すように、プレイデータ6315aは、音楽データと譜面データとの対応づけを記憶している。例えば、番号1の音楽データ「曲1」には、譜面データとして「譜面1」が対応付けられている。
【0083】
プレイデータ6315aの音楽データ「曲1」「曲2」・・「曲n」のデータ自体は音楽データ群6315bに記憶されている。ゲーム演算部621はゲーム開始前に選択された音楽に対応する音楽データを音楽データ群6315bから読み込み、音生成部623に出力する。そして音生成部623はそのデータに従って音を生成する。
【0084】
図7(b)は、譜面データ群6315cのデータ構成を示した図である。譜面データ群6315cには、被叩打部131が叩打されるべき理想のタイミングと、その理想のタイミングで叩打されるべき被叩打部131の各部が記憶されている。例えば、譜面データ6315c−1において、ゲーム開始から時間t1のタイミングでリムの項目が「ON」となっている。これは、ゲーム開始から時間t1の時点でリム部22L又は22Rが叩打されるタイミングが理想のタイミングであることを示している。
【0085】
そして標識制御部6211は、譜面データ6315c−1に基づいて、ゲーム開始から時間t1の時点で対応する叩打標識Rが判定枠300に到達するように、叩打標識Rの表示設定を行う。つまり、標識制御部6211は、叩打標識P及びRの表示移動速度に基づいて、各叩打標識P及びRが判定枠300に到達するタイミングから移動開始タイミングを逆算する。そして逆算した移動開始タイミングに従って、叩打標識表示経路301の右端部から移動を開始させる。
【0086】
更に譜面データ群6315cには、叩打標識の下部に表示される文字が記憶されている。パッドの項目が「ON」である場合、文字の項目には「ドン」が記憶されている。また、リムの項目が「ON」である場合、文字の項目には「カッ」が記憶されている。そして標識制御部6211は、対応する叩打標識P及びRの下部に文字を表示させるように文字の表示設定を行う。
【0087】
次にキャラクタデータ6314について説明する。キャラクタデータ6314は、叩打標識データ6314a及び評価マークデータ6314bを含む。叩打標識データ6314aのデータ構成を図8(a)に示す。叩打標識データ6314aには、被叩打部131の各構成部に対応する叩打標識と、ゴースト標識の画像データが記憶されている。
【0088】
例えば、パッド部21L及び21Rに対する通常時の叩打標識として画像81a、パッド部21L又は21Rが叩打された時(叩打時)の叩打標識として画像81b、ゴーストモードにおいて、プレーヤの出した評価がゴーストの評価よりも高かった時(高評価時)の叩打標識として画像81cが記憶されている。リム部22L及び22Rに対する各叩打標識も同様に記憶されている。ゴーストに対応する標識はプレーヤによる操作部61の操作等によって表示が変化しないため、画像83aのみ記憶されている。
【0089】
そして標識制御部6211は、譜面データ群6315cや操作部61から出力される信号、ゴーストデータ群6313に基づいて、叩打標識データ6314aより叩打標識P及びRの画像データを読み出して、表示する叩打標識として設定する。
【0090】
評価マークデータ6314bのデータ構成を図8(b)に示す。評価マークデータ6314bには、評価部6212によってなされた評価に対応する評価マークの画像データが記憶されている。評価マークとは、例えば図4(a)等に示した評価マーク400のことである。
【0091】
例えば、「良」の評価に対する通常時の評価マークとして画像85a、ゴーストモードにおいて、プレーヤの叩打に対する評価がゴーストの評価よりも高かった時(高評価時)の評価マークとして画像85b、プレーヤの叩打に対する評価がゴーストの評価よりも低かった時(低評価時)の評価マークとして画像85cが記憶されている。ここで、評価は4段階であるため、「優」に対する低評価時の画像データと「不可」に対する高評価時の画像データは含まれない。
【0092】
そしてゲーム演算部621は、評価部6212によってなされた評価に基づいて、評価マークデータ6314bより評価マークの画像データを読み出して、表示する評価マークとして設定する。
【0093】
図9は、音データ6312のデータ構成を示した図である。音データ6312には、被叩打部131の各構成部に対応する演奏音と、ゴースト音が音データとして記憶されている。具体的には、例えば、パッド部21L又は21Rの叩打に対する通常時の音データとして効果音A1、ゴーストモードにおいて、プレーヤの出した評価がゴーストの評価よりも高かった時(高評価時)の音データとして効果音A2が記憶されている。
【0094】
またリム部22L又は22Rの叩打に対する通常時の音データとして効果音B1、ゴーストモードにおいて、プレーヤの出した評価がゴーストの評価よりも高かった時(高評価時)の音データとして効果音B2が記憶されている。
【0095】
更に、ゴーストのパッド部の叩打を再現する時の音データとして効果音C1、リム部の叩打を再現する時の音データとして効果音D1が記憶されている。
【0096】
効果音A1は実際に和太鼓の皮膜部分を叩打した時の音である。また効果音B1は実際に和太鼓の縁部を叩打した時の音である。高評価時の音データである効果音A2及び効果音B2は、通常時の音データである効果音A1及び効果音B1に対して例えば音量が大きかったり、音色が異なったり、連打音となったり、といったより迫力のある音である。効果音C1及び効果音D1は、効果音A1、A2、B1及びB2に比べて音の高さ、音量及び音色の何れかが異なる音である。具体的には、効果音A1、A2、B1及びB2に比べて音量が小さい、或いは音程が低い等の音とする。
【0097】
音データ6312は、音設定部6213によって読み出される。そして、操作部61から出力される信号や評価部6212によってなされる評価に従って、演奏音及びゴースト音が設定される。
【0098】
図10は、ゴーストデータ群6313のデータ構成を示した図である。ゴーストデータ群6313は、プレイデータ6315aに記憶されている各音楽データについて従前にプレイしたプレーヤのうち、ゲームの最高スコアを出したプレーヤの演奏に関する情報が記憶されている。例えばゴーストデータ6313−1は、音楽データ「曲1」に対するゴーストデータである。
【0099】
尚、ゲーム装置1の工場出荷時は、例えばゲームの開発者によって設定された仮のゴーストデータ群6313が記憶されていることとしてもよい。また、ゲーム装置1の工場出荷時はゴーストデータ群6313が存在せず、プレーヤによるゲームのプレイによって新しいゴーストデータが逐次記憶されていくこととしてもよい。
【0100】
ゴーストデータ6313−1には、過去に最高スコアの出したプレーヤが被叩打部131を叩打したタイミングと、パッド部又はリム部の何れを叩打したかが記憶されている。例えば、図10において、時間10sにおいて、パッドの項目が「OFF」、リムの項目が「ON」となっている。これはゲーム開始から時間10sのタイミングでリム部22L又は22Rが叩打されたことを示している。更に、各叩打タイミングに対する評価が記憶される。例えば、時間10sにおいて、評価の項目が「優」となっている。これは最高のスコアを出したプレーヤによって時間10sの時点で叩打されたタイミングが、評価部6212によって「優」と判断されたことを示している。またゲームの最終的なスコア(点数)も記憶される。
【0101】
標識制御部6211は、ゴーストモード時において、ゲーム開始前に選択された音楽に対応するゴーストデータに従って、ゴースト標識の表示設定を行う。また音設定部6213も同様に、各音楽データに対応するゴーストデータに従って、ゴースト音の設定等を行う。
【0102】
一時記憶部64は、RAM等で構成され、履歴データ641及びモード判別フラグ642が記憶される。図11は履歴データ641のデータ構成を示した図である。履歴データ641には、現在プレイしているプレーヤによって被叩打部131が叩打されたタイミングと、パッド部或いはリム部の何れが叩打されたかが記憶される。例えば、時間9.5sにおいて、パッドの項目が「OFF」、リムの項目が「ON」となっている。これはゲーム開始から時間9.5sのタイミングでリム部22L又は22Rが叩打されたことを示している。更に、各叩打タイミングにおける叩打に対する評価が記憶される。例えば、時間9.5sにおいて、評価の項目が「良」となっている。これはプレーヤによって時間9.5sの時点の叩打が、評価部6212によって「良」と評価されたことを示している。
【0103】
またモード判別フラグ642とは、プレイ中のゲームがゴーストモードであるか否かを判断する為のフラグのことである。例えば、プレーヤがゲーム開始前にゴーストモードを選択した場合は「ON」、選択しなかった場合(通常モードの場合)は「OFF」が記憶される。
【0104】
図12は、処理部62がゲーム情報631を読み出すことによって実行される処理の動作を説明する為のフローチャートの一例である。ゲーム装置1にコインが投入されると、通常のゲームモード、ゴーストモードの何れかをプレーヤに選択させるための選択画面が表示される。そしてプレーヤは何れかのモードを選択する(ステップA1)。
【0105】
具体的には、ゲーム演算部621及び画像生成部622によって選択画面が生成され、表示部65に生成された選択画面が表示される。このように、ゲーム開始前において、プレーヤはゴーストをゲーム中に表示させるか否かを選択することができる。
【0106】
ここで通常のゲームモードが選択された場合、処理部62はモード判別フラグ642を「OFF」とする。一方、ゴーストモードが選択された場合、処理部62はモード判別フラグ642を「ON」とする。
【0107】
次にプレーヤに音楽の選択をさせるための選択画面が表示される。そしてプレーヤは音楽を選択する(ステップA2)。具体的には、ゲーム演算部621及び画像生成部622によって音楽の選択画面が生成され、表示部65に生成された選択画面が表示される。
【0108】
そしてゲーム演算部621は、モード判別フラグ642に基づいてゴーストモードであるか否かを判断し、ゴーストモードでない場合(ステップA3:No)、ステップA5へ処理を進める。ゴーストモードである場合(ステップA3:Yes)、ゲーム演算部621はステップA2で選択された音楽に対応するゴーストデータに基づいて、ゴースト標識及びゴースト音の設定をする(ステップA4)。
【0109】
具体的には、標識制御部6211がゴーストデータ及び叩打標識データに基づいてゴースト標識の表示位置を設定し、画像生成部622がゴースト標識の表示画像を生成する。生成されたゴースト標識の画像は表示部65に表示される。また音設定部6213がゴーストデータ及び音データ6312に基づいてゴースト音を設定し、ゴースト用音生成部6232がゴースト音を生成する。生成されたゴースト音は音発生部66から出力される。
【0110】
次に、標識制御部6211はゲームデータ6315に基づいて、叩打標識の表示位置を設定し、一定速度で叩打標識表示経路301を移動するように設定する(ステップA5)。具体的には、標識制御部6211がステップA2で選択された音楽に対応する譜面データに基づいて、パッド部或いはリム部の何れの叩打を指示する叩打標識を表示するかを決定する。更に叩打標識データ6314aに基づいて、表示する叩打標識の画像データを決定する。そして画像生成部622が叩打標識の画像を生成し、生成した叩打標識の画像を表示部65に表示させる。同時に叩打標識の下部に文字Fを表示させる。更に標識制御部6211は叩打標識及び文字Fを所定の速度で移動表示させるように表示位置を変更設定する。
【0111】
続いて、プレーヤによって被叩打部131が叩打され、打撃センサより信号が出力されると(ステップA6:Yes)、処理部62は叩打標識経路301上に表示されている叩打標識のうち、一番左側にある叩打標識の表示を更新する(ステップA7)。
【0112】
具体的には、操作部61から信号が出力されると、標識制御部6211は叩打標識データ6314aに基づいて、叩打時の画像データを決定する。そして画像生成部622が画像を生成し、生成した画像を表示部65に表示させる。
【0113】
次に、処理部62はプレーヤによる叩打タイミングを評価する(ステップA8)。この評価は、評価部6212がプレーヤによる叩打タイミングと、譜面データ群6315cの内の対応する譜面データに記憶されている理想の叩打タイミングとの時間のズレを検出することによって行われる。そしてその時間のズレに応じて「優」「良」「可」「不可」の4段階から評価を決定する。更にゲーム演算部621は評価結果に基づいて評価マークデータ6314bから評価マークの画像データを決定する。決定した画像データに基づいて、画像生成部622が画像を生成し、表示部65に表示させる。
【0114】
次に現在プレイされているゲームがゴーストモードである場合(ステップA9:Yes)、ゲーム演算部621はステップA8で決定された評価とゴーストの評価とを比較する(ステップA10)。つまり、ゲーム演算部621が決定した評価と、ゴーストデータ群6313に記憶されている対応する評価とを比較する。ゴーストモードではない場合は(ステップA9:No)、処理部62はステップA11へ処理を移行する。
【0115】
続いて、処理部62は演奏音を発生させる(ステップA11)。具体的には、通常のゲームモードの場合、音設定部6213は操作部61から出力された信号に基づいて、音データ6312に記憶されている効果音A1又は効果音B1の何れかの音データを決定する。更に、ゴーストモードの場合、操作部61から出力された信号と、ステップA10で求めたプレーヤの評価とゴーストの評価の比較結果に基づいて、効果音A1、A2、B1及びB2の何れかの音データを決定する。そして決定した音データに基づいてプレーヤ用音生成部6231が音を生成し、音発生部66から演奏音を発生させる。
【0116】
そして処理部62は、叩打タイミング、叩打された部分(パッド部又はリム部)及び評価結果を履歴データ641に記憶する(ステップA12)。
【0117】
ステップA12の処理の後、又は、ステップA6において叩打されなかったと判断された場合、ゲーム演算部621はゲーム終了か否かを判断し、終了しない場合は(ステップA13:No)、ステップA5へ処理を移行する。終了する場合(ステップA13:Yes)、ゲーム演算部621はプレーヤのプレイに対するスコアとゴーストのスコアを比較する(ステップA14)。
【0118】
具体的には、ゲーム演算部621が、ゴーストデータ群6313の内の対応するゴーストデータのスコアと、プレーヤのプレイに対するスコアとを比較する。プレーヤのプレイに対するスコアの方が高い場合(ステップA14:Yes)、ゲーム演算部621は履歴データ641のデータをゴーストデータ群6313に記憶する(ステップA15)。そして処理部62は本処理を終了する。
【0119】
以上のように、ゲーム中に最高スコアを出したプレーヤの演奏をゴーストとして再現させることによって、プレーヤは最高スコアを出した従前のプレーヤに対する挑戦心を煽られ、そのプレーヤよりも高いスコアを得ようとしてプレイに熱中することができる。
【0120】
そしてプレーヤが最高スコアを出したプレーヤよりも上のスコアを得た場合、自己の演奏がゴーストデータとして記憶されるため、プレーヤは自己のプレイに対するより高い満足感を味わうことができる。
【0121】
また、1人でゲームを行う場合、ゴーストモードでゲームを行うことによって、プレーヤはあたかも対戦相手が存在するかのように対抗心を持ってゲームを楽しむことができる。従って、1人でも十分楽しめるゲーム装置1を実現することができる。
【0122】
尚、本発明を適用可能なゲーム装置は、上述の説明及び図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ゲーム終了後、履歴データ641のデータがゴーストデータ群6313に記憶更新されることとしたが、記憶更新はせず、ゴーストデータ群6313には固定のゴーストデータを予め記憶させ、ゴーストモードによるゲーム実行時は当該ゴーストデータに基づいてゴースト音が出力されるようにしてもよい。
【0123】
具体的には、例えばメインパートとサブパートのある音楽の場合、サブパートに対応する叩打タイミングを固定のゴーストデータとして予め記憶させる。そして、ゲーム実行時には、ゴーストデータ(サブパート)に基づいたゴースト音を出力させ、プレーヤにはメインパートに対応する叩打タイミングに従って叩打指示を与える。これにより、プレーヤは別パートを演奏する演奏者とあたかもセッションをしている感覚を味わうことができる。
【0124】
更に、ゴーストデータ群6313には過去に最高スコアを出したプレーヤの演奏が記憶されることとしたが、例えばプレーヤ本人の演奏をゴーストデータとして記憶させてもよい。
【0125】
具体的な例としては、1回目に通常のゲームモードでゲームを行い、その演奏をゴーストデータとして記憶させる。そして2回目に1回目の演奏をゴーストとして再現させ、同時にゲームを行う。このように過去の自分の演奏をゴーストとして再現させることにより、プレーヤはゲーム中に自己の上達度や弱点等をより明確に認識することができる。
【0126】
しかし、上述の例では1回目と2回目のゲームの音楽が同一である必要がある。そこで、1回目のゲーム終了後に出されたスコア等から正打率(理想のタイミングで叩打された確率)等を算出し、その正打率を用いて異なる音楽のゴーストデータを作成するようにしてもよい。
【0127】
つまり、算出された正打率に応じて叩打タイミングと評価を設定し、ゴーストデータ群6313にゴーストデータとして記憶する。設定の仕方の一例としては、正打率が高いほど、譜面データ群6315cに記憶されている理想の叩打タイミングに対してずらし幅の小さい叩打タイミングを設定する。また高い評価が多くなるように設定する。一方、正打率が低い場合、理想の叩打タイミングに対してずらし幅の大きい叩打タイミングを設定し、更に低い評価が多くなるように設定する。
【0128】
このように、プレーヤのレベルに基づいて、異なる音楽に対するゴーストデータを作成することにより、プレーヤは異なる音楽でのゲーム中も自己の上達度を認識することができる。
【0129】
また、ステップA14において、スコアによって履歴データ641をゴーストデータ群6313として記憶するか否かを判断することとしたが、例えば「優」の数で判断する等とし、所定のデータ更新条件として任意に設定してもよい。
【0130】
以上、本発明に係るゲーム装置は、上述の実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。図13は、ゲーム装置の変形例を説明するための図である。図13に示すゲーム装置は、操作ボタン902、904及び906と回転式操作装置908を備える。更に、このゲーム装置のモニタ910においては、画面910の上下方向に延在する複数のトラック912、914、916及び918が表示されている。また、トラック912、914、916及び918上をモニタ910の上部から下部へと移動するようにアイコン922が表示されている。
【0131】
ここでトラック912は操作ボタン902に、トラック914は操作ボタン904に、トラック916は操作ボタン906に、トラック918は回転式操作装置908にそれぞれ対応している。そしてモニタ910の下部に位置する到達位置924にアイコン922が到達したときが、各操作ボタン又は回転式操作装置908に対する操作タイミングとなる。
【0132】
更に、ゲーム開始前にゴーストモードを選択すると、例えば過去に最高スコアを出したプレーヤの演奏タイミング(つまり、操作ボタン902、904及び906と回転式操作装置908の操作タイミング)を示すものとしてゴースト標識926Gが表示される。また、ゲーム開始と同時にゴースト用の演奏音も発せられる。
【0133】
そして、操作ボタン902、904及び906と回転式操作装置908が操作されることにより、演奏音が発せられる。このように、和太鼓演奏ゲーム以外の音楽演奏ゲームを適用したゲーム装置であっても、ゴーストを表示させることができ、プレーヤは同様にゲームを楽しむことができる。
【0134】
本実施の形態を実現できるハードウェアの構成の一例について図14を用いて説明する。同図に示す装置では、CPU1000、ROM1002、RAM1004、情報記憶媒体1006、音生成IC1008、画像生成IC1010、I/Oポート1012、1014が、システムバス1016により相互にデータ入出力可能に接続されている。そして、画像生成IC1010には表示装置1018が接続され、音生成IC1008にはスピーカ1020及び1021が接続され、I/Oポート1012にはコントロール装置1022が接続され、I/Oポート1014には通信装置1024が接続されている。
【0135】
情報記憶媒体1006は、プログラム、画像データ、音データ、プレイデータなどが主に格納されるものであり、図6における記憶部63に相当する。例えば本実施の形態を実現するものがパーソナルコンピュータである場合には、ゲームプログラムなどを格納する情報記憶媒体としてCD−ROM、DVDなどが、家庭用ゲーム装置である場合には、これらの他にゲームカセットなどが用いられる。また業務用ゲーム装置として実現する場合には、ROMなどのメモリやハードディスクが用いられ、この場合には記憶部63に格納されているプログラムやデータは、ROM1002に格納されていても良い。
【0136】
コントロール装置1022は、本装置が業務用ゲーム装置である場合には、図1に示す和太鼓操作装置13L及び13Rに相当するものである。また、本装置が家庭用のゲーム装置である場合には、コントロール装置1022は、ゲームコントローラ或いは専用コントローラに相当するものである。そして、コントロール装置1022は、プレーヤがゲーム進行に応じて行う判断の結果を装置本体に入力するための装置である。
【0137】
情報記憶媒体1006に格納されるプログラム、ROM1002に格納されるシステムプログラム(装置本体の初期化情報など)、コントロール装置1022によって入力される信号などに従って、CPU1000は装置全体の制御や各種データ処理を行う。RAM1004はこのCPU1000の作業領域などとして用いられる記憶手段であり、情報記憶媒体1006やROM1002の所与の内容、或いはCPU1000の演算結果などが格納される。一時記憶部64に記憶されるデータは、このRAM1004に一時格納される。
【0138】
更に、この種の装置には音生成IC1008と画像生成IC1010とが設けられていてゲーム音やゲーム画像の好適な出力が行えるようになっている。音生成IC1008は情報記憶媒体1006やROM1002に記憶される情報に基づいて演奏音、ゴースト音や音楽などのゲーム音を生成する集積回路であり、生成されたゲーム音はスピーカ1020及び1021によって出力される。また、音生成IC1008は、図6における音生成部623に相当する。
【0139】
画像生成IC1010は、RAM1004、ROM1002、情報記憶媒体1006などから送られる画像情報に基づいて表示装置1018に出力するための画素情報を生成する集積回路である。画像生成IC1010は、図6における画像生成部622に対応する。また、表示装置1018としては、CRTやLCD、TV、ヘッドマウントディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクター等でも良い。
【0140】
また、通信装置1024はゲーム装置内部で利用される各種の情報を外部とやりとりするものであり、他のゲーム装置と接続されてゲームプログラム6311に応じた所与の情報を送受したり、通信回線を介してゲームプログラムなどの情報を送受することなどに利用される。
【0141】
そして、図3〜図12を参照して説明した種々の処理は、ゲーム情報631等を格納した情報記憶媒体1006と、ゲーム情報631に従って動作するCPU1000、画像生成IC1010、音生成IC1008などによって実現される。なお画像生成IC1010などで行われる処理は、CPU1000あるいは汎用のDSPなどによりソフトウェア的に行うこととしてもよい。
【0142】
さて、前述した図1及び図2は、本発明を業務用のゲーム装置に適用した場合の例を示すものである。この場合、装置に内蔵されるシステム基板にCPU、画像生成IC、音生成IC等が制御系として実装されている。そして、図6におけるゲーム情報631等の和太鼓演奏ゲームに係る情報は、システム基板上の情報記憶媒体であるメモリに格納されている。以下、この和太鼓演奏ゲームに係る情報を格納情報という。
【0143】
図15に、本発明を家庭用のゲーム装置に適用した場合の例を示す。図15に示すように、ゲーム装置本体1210には、ゲームコントローラ1202及び1204、ディスプレイ1200、スピーカ1214及び1216が着脱自在に接続されている。この場合、格納情報は、本体装置に着脱可能な情報記憶媒体であるCD−ROM1206(DVDでも良い。)に格納されている。
【0144】
プレーヤは、ディスプレイ1200に映し出されるゲーム画像を見ながら、和太鼓演奏ゲームを楽しむ。即ち、プレーヤはディスプレイ1200に表示される操作指示に従い、ゲームコントローラ1202及び1204の操作ボタンを押下する(操作する)。ゲームコントローラ1202及び1204の操作ボタンが押下されたことは、図1に示す和太鼓操作部13L及び13Rの被打撃部131が叩打されたことと同等である。このように、家庭用のゲーム装置においても業務用のゲーム装置と同様に和太鼓演奏ゲームを楽しむことができる。
【0145】
【発明の効果】
例えばメインパートとサブパートのある譜面の場合、比較演奏データとしてサブパートの譜面を対応させることによって、サブパートが比較音として出力される。これにより、プレーヤは別パートを演奏する演奏者とあたかもセッションをしている感覚を味わうことができ、よりゲームを楽しむことができる。
【0146】
例えば過去に行われたゲームの中で出された最高のスコアをデータ更新条件とすると、比較演奏データには過去に最高のスコアを出したプレーヤの履歴データが記憶されることとなり、演奏入力タイミングの指示表示と並行して、履歴データで更新された比較演奏データに基づいて比較音を出力させることができる。即ち、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤの演奏を聞きながらゲームをすることができ、より高いスコアを出そうと競争心を高めることができる。
【0147】
また、比較音と演奏音の音の高さ、音量及び音色の内、少なくとも1つの要素が異なるようにすることによって、比較音と演奏音をプレーヤに対して聞き取りやすくさせることができる。また、プレーヤの演奏による演奏音が比較音によって妨げられることがなく、気持ち良くゲームを行うことができる。
【0148】
比較音と演奏音を別々のスピーカから出力させることによって、比較音と演奏音をプレーヤに対して聞き取りやすくさせることができる。また、プレーヤの演奏による演奏音が比較音によって妨げられることがなく、気持ち良くゲームを行うことができる。
【0149】
演奏入力タイミングと比較演奏タイミングとを並行して表示することによって、プレーヤは比較演奏タイミングを視覚的に認識することができる。
【0150】
演奏入力タイミングと比較演奏タイミングの時間差に応じて、演奏指示標識と比較標識とがずれて移動表示されるようにすることによって、演奏入力タイミングと比較演奏タイミングの時間差を視覚的に簡単に認識することができる。また、例えば過去に行われたゲームの中で最高のスコアを出したプレーヤの履歴データが比較演奏データとして記憶されている場合、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤの演奏入力タイミングと本来の演奏入力タイミングとの時間差を確認しながらゲームをすることができる。即ち、プレーヤは最高のスコアを出したプレーヤよりも上手に演奏しようと、よりゲームに注力することができる。
【0151】
演奏入力された譜面と異なる譜面に対する比較演奏データを生成することができるため、プレーヤは異なる譜面にしたがって演奏入力する際でも、自分の上達度を認識しながらゲームを行うことができる。
【0152】
演奏入力部への演奏入力の方が比較演奏データに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力よりも高評価であった場合に所定の演出を行うことによって、プレーヤはゲームをしながら上達度を実感することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】業務用のゲーム装置の外観図。
【図2】ゲーム装置に備えられる和太鼓操作部の正面概略図。
【図3】通常のゲームモードにおけるゲーム画面の一例を説明する為の図。
【図4】ゴーストモードにおけるゲーム画面の一例を説明する為の図。
【図5】ゴーストモードにおけるゲーム画面の一例を説明する為の図。
【図6】ゲーム装置の制御系を説明する為の機能ブロック図。
【図7】プレイデータのデータ構成の一例を示す図。
【図8】譜面データのデータ構成の一例を示す図。
【図9】音データのデータ構成の一例を示す図。
【図10】ゴーストデータのデータ構成の一例を示す図。
【図11】履歴データのデータ構成の一例を示す図。
【図12】ゲーム装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。
【図13】ゲーム装置の変形例を説明するための図。
【図14】ゲーム装置を実現する為のハードウェアの構成の一例を示す図。
【図15】本発明を家庭用ゲーム装置に適用した場合の一例を説明する為の図。
【符号の説明】
1 ゲーム装置
11 基台
12 胴縦部
13L、13R 和太鼓操作部
131L、131R 被叩打部
21L、21R パッド部
22L、22R リム部
132L、132R 筒体
14 モニタ
15L、15R スピーカ
61 操作部
62 処理部
63 記憶部
64 一時記憶部
65 表示部
66 音発生部
Claims (19)
- 演奏入力部と、
所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識を所定速度で移動表示することで、前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段と、
前記タイミング表示手段による表示に並行して、過去の前記演奏入力部への演奏入力を記録した演奏データであるゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時と同じタイミングでゴースト音を出力するゴースト音出力手段と、
前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段と、
を備えたゲーム装置。 - 演奏入力部と、
所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識を所定速度で移動表示することで、前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段と、
過去の前記演奏入力部に対する演奏入力を記録した演奏データであるゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時のタイミングを表すゴースト標識を、前記タイミング表示手段による表示と並行して、前記演奏指示標識の移動表示速度と同じ速度で所定の経路に沿って移動表示するゴースト標識表示手段と、
前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段と、
を備えたゲーム装置。 - 請求項2に記載のゲーム装置であって、
前記タイミング表示手段が演奏指示標識を移動表示する経路と、前記ゴースト標識表示手段がゴースト標識を移動表示する経路とは同一の経路であり、演奏入力タイミングとゴーストデータに基づく過去の演奏入力タイミングとが略同一の場合には、前記演奏指示標識と前記ゴースト標識とが重なって移動表示されるゲーム装置。 - 請求項2又は3に記載のゲーム装置であって、
前記タイミング表示手段による表示に並行して、前記ゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時と同じタイミングでゴースト音を出力するゴースト音出力手段を更に備えたゲーム装置。 - 請求項1又は4に記載のゲーム装置であって、
前記ゴースト音出力手段が出力するゴースト音と、前記演奏音出力手段が出力する演奏音とは、音の高さ、音量及び音色の内、少なくとも1つの要素が異なるゲーム装置。 - 請求項1,4又は5に記載のゲーム装置であって、
第1及び第2のスピーカを備え、
前記ゴースト音出力手段は前記第1及び第2のスピーカの一方から前記ゴースト音を出力し、
前記演奏音出力手段は前記第1及び第2のスピーカの他方から前記演奏音を出力するゲーム装置。 - 請求項1〜6の何れか一項に記載のゲーム装置であって、
前記タイミング表示手段により指示表示された前記演奏入力部への演奏入力タイミングに基づいて、前記演奏入力部への演奏入力を評価する評価手段を備えたゲーム装置。 - 請求項7に記載のゲーム装置であって、
今回の演奏の演奏データを一時記録する一時記録手段と、
前記評価手段による評価結果が所定のデータ更新条件を満たす場合に、前記一時記録手 段により記録された演奏データで前記ゴーストデータを更新するゴーストデータ更新手段と、
を備えたゲーム装置。 - 請求項7又は8に記載のゲーム装置であって、
前記評価手段は、前記演奏入力タイミング毎に、前記演奏入力部への演奏入力と、前記ゴーストデータに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力とを比較評価する逐次評価手段を有し、
前記逐次評価手段による評価の結果、前記演奏入力部への演奏入力の方が前記ゴーストデータに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力よりも高評価であった場合に、所定の演出を行う演出手段を更に備えたゲーム装置。 - 演奏入力部を備える又は接続して有するコンピュータを、
所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識を所定速度で移動表示することで、前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段、
前記タイミング表示手段による表示に並行して、過去の前記演奏入力部への演奏入力を記録した演奏データであるゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時と同じタイミングでゴースト音を出力するゴースト音出力手段、
前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段、
として機能させるためのプログラム。 - 演奏入力部を備える又は接続されたコンピュータを、
所定の経路に沿って演奏入力タイミングを表す演奏指示標識を所定速度で移動表示することで、前記演奏入力部への演奏入力タイミングを指示表示するタイミング表示手段、
過去の前記演奏入力部に対する演奏入力を記録した演奏データであるゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時のタイミングを表すゴースト標識を、前記タイミング表示手段による表示と並行して、前記演奏指示標識の移動表示速度と同じ速度で所定の経路に沿って移動表示するゴースト標識表示手段、
前記演奏入力部への演奏入力に応じて演奏音を出力する演奏音出力手段、
として機能させるためのプログラム。 - 請求項11に記載のプログラムであって、
前記タイミング表示手段が演奏指示標識を移動表示する経路と同一の経路に前記ゴースト標識表示手段がゴースト標識を移動表示するように前記コンピュータを機能させることにより、演奏入力タイミングとゴーストデータに基づく過去の演奏入力タイミングとが略同一の場合に、前記演奏指示標識と前記ゴースト標識とを重なって移動表示させるプログラム。 - 請求項11又は12に記載のプログラムであって、
前記タイミング表示手段による表示に並行して、前記ゴーストデータに基づき、当該過去の演奏入力時と同じタイミングでゴースト音を出力するゴースト音出力手段として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項10又は13に記載のプログラムであって、
前記ゴースト音出力手段が出力するゴースト音と、前記演奏音出力手段が出力する演奏音とを、音の高さ、音量及び音色の内、少なくとも1つの要素が異なるように前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項10,13又は14に記載のプログラムであって、
前記コンピュータは第1及び第2のスピーカを備える又は接続して有し、
前記ゴースト音出力手段が前記第1及び第2のスピーカの一方から前記ゴースト音を出力し、
前記演奏音出力手段が前記第1及び第2のスピーカの他方から前記演奏音を出力する、
ように前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項10〜15の何れか一項に記載のプログラムであって、
前記タイミング表示手段により指示表示された前記演奏入力部への演奏入力タイミングに基づいて、前記演奏入力部への演奏入力を評価する評価手段として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項16に記載のプログラムであって、
今回の演奏の演奏データを一時記録する一時記録手段、
前記評価手段による評価結果が所定のデータ更新条件を満たす場合に、前記一時記録手段により記録された演奏データで前記ゴーストデータを更新するゴーストデータ更新手段、
として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項16又は17に記載のプログラムであって、
前記評価手段が、前記演奏入力タイミング毎に、前記演奏入力部への演奏入力と、前記ゴーストデータに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力とを比較評価する逐次評価手段を有するように前記コンピュータを機能させるとともに、
前記逐次評価手段による評価の結果、前記演奏入力部への演奏入力の方が前記ゴーストデータに記された当該演奏入力タイミングにおける演奏入力よりも高評価であった場合に、所定の演出を行う演出手段として前記コンピュータを機能させるためのプログラム。 - 請求項10〜18の何れか一項に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な情報記憶媒体。
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