JP4711801B2 - 回路設計システム及び回路設計プログラム - Google Patents
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Description
図3は、第1の実施の形態に係る回路設計システム(故障解析容易化設計システム)の構成を示すブロック図である。この回路設計システムは、回路の接続情報を示すネットリストNETから、その回路のレイアウトを示すレイアウトデータLAYを生成する。この回路設計システムは、例えば、演算処理装置、記憶装置、及び演算処理装置によって実行されるコンピュータプログラム(回路設計プログラム)によって実現され得る。
まず、回路の構造が定義されたネットリストNETが入力部101により入力され、記憶部103に格納される。ネットリストNETには、回路を構成する部品と、その部品間の接続情報が記載されている。この回路を構成する部品は、一般的に「セル」と呼ばれている。
論理回路には、外部からの測定では故障箇所を特定できない部分が存在する。そのことを、図5に示される回路を例に挙げて説明する。図5に示された回路例は、NOR素子301とNAND素子303を含んでいる。各素子の入力・出力につながる端子は、端子305〜313として参照される。各端子305〜313は、“0”又は“1”の値をとりうる。ここで、論理値が“0”又は“1”に固定される故障である「縮退故障(stuck-at fault)」を考える。例えば、端子305と端子307のいずれかの論理値が“1”に縮退した場合(1縮退故障)、出力端子313の論理値は“1”に縮退する。また、端子309と端子311のいずれかの論理値が“0”に縮退した場合(0縮退故障)も、出力端子313の論理値は“1”に縮退する。つまり、いずれの縮退故障が発生しても、出力端子313の論理値は“1”に縮退する。故障診断ソフトウェアは、出力端子313の出力が固定されたことから故障を「検知」することはできるが、上述の2つのパターンのうちどちらかが原因であるかを「特定」することはできない。つまり、外部からの測定では故障箇所を特定することは不可能である。このような場所を特定できない故障の集合が、「等価故障群(equivalent fault class)」である。
一方、回路配置部105は、ステップS201で入力されたネットリストNETを用いて、回路に含まれるセル群の配置を行う。この処理では、ネットリストに含まれるセル群が、設計図面上のセル配置可能領域に配置される。セル群が配置された結果を示すデータは、配置データARRと参照される。回路配置部105は、配置データARRを作成し、その配置データARRを記憶部103に格納する、また、セル間距離抽出部107に出力する。
次に、セル間距離抽出部107は、配置データARRが示すセル群の配置結果に基づいて、セル間の距離を算出し抽出する。具体的には、ネットリストNETにおいて相互に接続されているセル間の距離が算出される。1つのノードに3個以上のセルが接続されている場合、全てのセルを通過する最短パスが決定され、その距離がセル間距離として算出される。この算出において、例えば、Melzakのアルゴリズムのような最小スタイナー木探索手法が利用される。セル間距離抽出部107は、算出されたセル間距離を示すセル距離データDISを、判断部111に出力する。
次に、判断部111は、ステップS203で作成された故障候補データCANと、ステップS207で作成されたセル間距離データDISに基づいて、観測ポイントが挿入される対象ノードを決定する。まず、判断部111の故障解析容易性評価部119は、故障候補データCANで示される等価故障群の各々に関して、「故障解析容易性M」と呼ばれるパラメータを算出する。その際、故障解析容易性評価部119は、セル間距離データDISで示されるセル間の距離を参照する。
判断部111の挿入位置決定部121は、少なくとも1つの観測ポイントが挿入される位置(対象ノード)を選択・決定する。ここで、挿入位置決定部121は、上記パラメータMが小さくなるように対象ノードを決定する。観測ポイントの挿入によるパラメータMの減少量や減少率が大きいノードを選択することによって、効率よく等価故障ノード数を減少させることができる。好適には、挿入位置決定部121は、観測ポイントの挿入によるパラメータMの減少率が最大となるように、対象ノードを決定する。
次に、観測ポイント挿入部113は、観測ポイント挿入位置データPNTに応答して、記憶部103に格納されたネットリストNET及び配置データARRを更新する。具体的には、観測ポイント挿入部113は、ネットリストNETを参照し、ステップS211で決定された位置(対象ノード)に実際に観測ポイントを挿入する。これにより、その対象ノードは、外部から観測可能な状態になる。
次に、引き続き観測ポイントを挿入する必要があるか否かの判断が行われる。観測ポイントが更に追加される場合、処理はステップS203に戻り、同様の処理が繰り返される。それ以外の場合、処理はステップS217に進む。判断方法としては、様々な方法が考えられる。例えば、算出される故障解析容易性Mが所定の値以下になった時点で、観測ポイントの挿入が終了する。逆に言えば、算出される故障解析容易性Mが所定の値より小さくなるまで、観測ポイントの挿入が繰り返される。この場合、完成した回路のパラメータMの値が一定の値になるため、故障解析容易性が常に同程度になるというメリットがある。
次に、回路配線部115は、観測ポイントが挿入されたネットリストNETと配置データARRを、記憶部103から読み出す。そして、回路配線部115は、それらネットリストNETと配置データARRに基づいて、配線処理を実施する。この配線処理は、セルが配置された設計図面にセル間を接続する配線の形状データを追加するための処理である。セル間の接続は、ネットリストNETに従って行われる。これにより、回路のレイアウトを示すレイアウトデータLAYが作成される。
最後に、出力部117から、完成したレイアウトデータLAYが出力される。そのレイアウトデータLAYは、集積回路の製造装置に入力される。その結果、故障解析容易性が向上した集積回路が製造される。なお、観測ポイントとしてEB測定用テストパッドやLVP測定用素子が用いられる場合、パッドの座標とノード名との対応関係を示す情報が、レイアウトデータと共に出力される。
図14は、第2の実施の形態に係る回路設計システム(故障解析容易化設計システム)の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る回路設計システムは、入力部101、記憶部103、回路配置部105、故障候補抽出部109、判断部111、観測ポイント挿入部113、回路配線部115、及び出力部117を備えている。図14において、第1の実施の形態における構成と同様の構成には同一の符号が付されており、重複する説明は適宜省略される。
図16は、第3の実施の形態に係る回路設計システム(故障解析容易化設計システム)の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る回路設計システムは、入力部101、記憶部103、故障候補抽出部109、レイアウト部135、判断部111、観測ポイント挿入部113、及び出力部117を備えている。レイアウト部135は、回路配置部105と回路配線部115を含んでいる。また、判断部111は、故障解析容易性評価部119と挿入位置決定部121に加えて、構造抽出部123を有している。図16において、第1の実施の形態における構成と同様の構成には同一の符号が付されており、重複する説明は適宜省略される。
本発明の第4の実施の形態によれば、1つの対象ノードに複数の観測ポイントが挿入される。第4の実施の形態は、既出の第1〜第3の実施の形態と併用することが可能である。既出の実施の形態と重複する説明は、適宜省略される。
図21は、第5の実施の形態に係る回路設計システム(故障解析容易化設計システム)の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る回路設計システムは、入力部101、記憶部103、回路配置部105、セル間距離抽出部107、故障候補抽出部109、判断部111、観測ポイント挿入部113、回路配線部115、出力部117、及び診断木作成部125を備えている。図21において、第1の実施の形態における構成と同様の構成には同一の符号が付されており、重複する説明は適宜省略される。
本発明の第6の実施の形態において、回路の設計は、フィジカル・シンセシス手法に基づいて行われる。つまり、フィジカル・シンセシス設計においても、回路に観測ポイントを挿入し故障解析を容易化することが可能になる。
上記実施の形態に係る回路設計システムは、コンピュータ上で実現される。コンピュータ上での回路設計システムは、当業者により適宜構成され得る。図26には、そのシステム構成の一例が示されている。図26に示される回路設計システム1は、演算処理装置2、主記憶装置3、入力装置4、出力装置5、通信装置6、補助記憶装置7を備えている。また、回路設計システム1は、演算処理装置2によって実行されるコンピュータプログラムである回路設計プログラム10を含んでいる。
本発明に係る回路設計システム及び回路設計プログラムによれば、観測ポイントが挿入される位置が最適化される。そのため、挿入される観測ポイント数が少なくても、故障解析の容易性が向上する。つまり、より少ない観測ポイントで、効率よく故障解析を容易化することが可能となる。また、本発明をフィジカル・シンセシス設計手法に適用することも可能である。すなわち、フィジカル・シンセシス設計手法の場合であっても、観測ポイントを挿入することにより、故障解析の容易化を実現することが可能となる。
2 演算処理装置
3 主記憶装置
4 入力装置
5 出力装置
6 通信装置
7 補助記憶装置
10 回路設計プログラム
101 入力部
103 記憶部
105 回路配置部
107 セル間距離抽出部
109 故障候補抽出部
111 判断部
113 観測ポイント挿入部
115 回路配線部
117 出力部
119 故障解析容易性評価部
121 挿入位置決定部
123 構造抽出部
125 診断木作成部
127 論理合成部
129 遅延見積もり部
135 レイアウト部
301 NOR素子
303 NAND素子
305,307,309,311,313 ノード
401 入力端子
403 インバータ素子
405 出力端子
407 観測ポイント挿入位置
801 NAND素子
803 ゲート素子
805 回路
807 マルチプレクサ
809 Dフリップフロップ
811 出力端子
901 NAND素子
903 NOR素子
905 観測ポイント
ARR 配置データ
CAN 故障候補データ
DIAG 診断木データ
DIS セル間距離データ
DLY 遅延時間データ
LAY レイアウトデータ
NET ネットリスト
PNT 観測ポイント挿入位置データ
Claims (28)
- 回路の接続情報を示すネットリストが格納される記憶部と、
前記回路中の部分であって外部測定によって検知できるが故障箇所の特定ができない部分である等価故障群G1〜GI(Iは、1以上の整数)を前記ネットリストから抽出し、前記等価故障群Gi(iは1以上I以下の整数)を示す故障候補データを生成する故障候補抽出部と、
前記故障候補データで示される前記等価故障群Giに含まれる複数のノードNi1〜NiJi(Jiは等価故障群Giに含まれるノード数)のうち、故障解析に用いられる少なくとも1つの観測ポイントが挿入される対象ノードを決定する判断部と、
前記対象ノードに前記少なくとも1つの観測ポイントを挿入することによって、前記ネットリストを更新する観測ポイント挿入部と
を備え、
前記判断部は、前記ノード数Jiに基づいて、前記対象ノードを決定する
回路設計システム。 - 請求項1に記載の回路設計システムであって、
前記等価故障群Giに故障が含まれる確率がPiであるとき、
前記等価故障群Giに対するパラメータDiが、次式:
Di=Ji・Pi
で定義され、
前記判断部は、全ての等価故障群G1〜GIに対する前記パラメータDiの和Mが小さくなるように、前記対象ノードを決定する
回路設計システム。 - 請求項2に記載の回路設計システムであって、
前記判断部は、前記観測ポイントの挿入による前記和Mの減少率が最大となるように、前記対象ノードを決定する
回路設計システム。 - 請求項2又は3に記載の回路設計システムであって、
前記判断部は、最大のパラメータDiを有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから、前記対象ノードを選択する
回路設計システム。 - 請求項2又は3に記載の回路設計システムであって、
前記判断部は、最大のノード数Jiを有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから、前記対象ノードを選択する
回路設計システム。 - 請求項2又は3に記載の回路設計システムであって、
前記判断部は、最大の配線長を有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから、前記対象ノードを選択する
回路設計システム。 - 請求項4乃至6のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記1つの等価故障群Giは前記観測ポイントによって第1等価故障群Gi−1と第2等価故障群Gi−2に分割され、
前記判断部は、前記第1等価故障群Gi−1に対する前記パラメータDi−1と前記第2等価故障群Gi−2に対する前記パラメータDi−2が最も近くなるように、前記対象ノードを決定する
回路設計システム。 - 請求項2乃至7のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記複数のノードNi1〜NiJiのそれぞれの配線長がLi1〜LiJiで表されるとき、
前記判断部は、前記等価故障群Giの前記配線長Lij(jは1以上Ji以下の整数)の和に依存する量を、前記確率Piとして算出する
回路設計システム。 - 請求項2乃至7のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記判断部は、前記等価故障群Giの前記ノード数Jiに依存する量を、前記確率Piとして算出する
回路設計システム。 - 請求項2乃至7のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記ネットリストを参照して前記回路のレイアウトを決定し、前記レイアウトを示すレイアウトデータを生成するレイアウト部を更に備え、
前記判断部は、前記レイアウトデータ及び前記故障候補データを参照して、前記等価故障群Giに構造X1〜XK(Kは1以上の整数)のそれぞれがどれだけ含まれているか示すパラメータS1i〜SKiを算出し、前記パラメータSki(kは1以上K以下の整数)に基づいて前記確率Piを算出する
回路設計システム。 - 請求項1乃至10のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記ネットリスト及びテストパタンを用いることによって、前記回路の診断木を示す診断木データを作成する診断木作成部を更に供え、
前記故障候補抽出部は、前記診断木データを参照することによって、前記ネットリストから前記等価故障群G1〜GIを抽出する
回路設計システム。 - 請求項2乃至7のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記回路の設計は、フィジカル・シンセシス手法により行われる
回路設計システム。 - 請求項12に記載の回路設計システムであって、
前記回路の一部のRTL記述を論理合成することによって部分ネットリストを作成し、前記部分ネットリストを前記ネットリストとして前記記憶部に格納する論理合成部と、
前記部分ネットリストを参照して前記一部の回路に含まれるセル群の配置を行い、前記セル群の配置を示す配置データを生成する配置部と、
前記配置データに基づいてセル間の距離を抽出し、前記セル間の距離を示す距離データを生成する距離抽出部と
を更に備え、
前記複数のノードNi1〜NiJiのそれぞれの配線長がLi1〜LiJiで表されるとき、
前記判断部は、前記距離データを参照し前記セル間の距離を前記配線長Lij(jは1以上Ji以下の整数)として設定し、前記等価故障群Giの前記配線長Lijの和に依存する量を前記確率Piとして算出する
回路設計システム。 - 請求項1乃至13のいずれかに記載の回路設計システムであって、
前記対象ノードは、集積回路外部への出力端子に電気的に接続される
回路設計システム。 - コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録され、実行されたとき、コンピュータに回路設計処理を実行させる回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、
(A)回路の接続情報を示すネットリストを記憶装置から読み出すステップと、
(B)前記回路中の部分であって外部測定によって検知できるが故障箇所の特定ができない部分である等価故障群G1〜GI(Iは、1以上の整数)を前記ネットリストから抽出するステップと、
(C)前記等価故障群Gi(iは1以上I以下の整数)に含まれる複数のノードNi1〜NiJi(Jiは等価故障群Giに含まれるノード数)のうち、故障解析に用いられる少なくとも1つの観測ポイントが挿入される対象ノードを、前記ノード数Jiに基づいて決定するステップと、
(D)前記対象ノードに前記少なくとも1つの観測ポイントを挿入することによって、前記ネットリストを更新するステップと
を有する
回路設計プログラム。 - 請求項15に記載の回路設計プログラムであって、
前記等価故障群Giに故障が含まれる確率がPiであるとき、
前記等価故障群Giに対するパラメータDiが、次式:
Di=Ji・Pi
で定義され、
前記(C)ステップは、全ての等価故障群G1〜GIに対する前記パラメータDiの和Mが小さくなるように前記対象ノードを決定するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16に記載の回路設計プログラムであって、
前記(C)ステップは、前記観測ポイントの挿入による前記和Mの減少率が最大となるように前記対象ノードを決定するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16又は17に記載の回路設計プログラムであって、
前記(C)ステップにおいて、前記対象ノードは、最大のパラメータDiを有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから選択される
回路設計プログラム。 - 請求項16又は17に記載の回路設計プログラムであって、
前記(C)ステップにおいて、前記対象ノードは、最大のノード数Jiを有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから選択される
回路設計プログラム。 - 請求項16又は17に記載の回路設計プログラムであって、
前記(C)ステップにおいて、前記対象ノードは、最大の配線長を有する1つの等価故障群Giに含まれる前記複数のノードNi1〜NiJiから選択される
回路設計プログラム。 - 請求項18乃至20のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記1つの等価故障群Giは前記観測ポイントによって第1等価故障群Gi−1と第2等価故障群Gi−2に分割され、
前記(C)ステップは、前記第1等価故障群Gi−1に対する前記パラメータDi−1と前記第2等価故障群Gi−2に対する前記パラメータDi−2が最も近くなるように、前記対象ノードを決定するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16乃至21のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記複数のノードNi1〜NiJiのそれぞれの配線長がLi1〜LiJiで表されるとき、
前記(C)ステップは、前記等価故障群Giの前記配線長Lij(jは1以上Ji以下の整数)の和に依存する量を前記確率Piとして算出するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16乃至21のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記(C)ステップは、前記等価故障群Giの前記ノード数Jiに依存する量を前記確率Piとして算出するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16乃至21のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、
(G)前記ネットリストを参照して前記回路のレイアウトを決定するステップ
を更に有し、
前記(C)ステップは、
(C1)前記レイアウトを参照することにより、前記等価故障群Giに構造X1〜XK(Kは1以上の整数)のそれぞれがどれだけ含まれているか示すパラメータS1i〜SKiを算出するステップと、
(C2)前記パラメータSki(kは1以上K以下の整数)に基づいて前記確率Piを算出するステップと
を含む
回路設計プログラム。 - 請求項15乃至24のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、
(H)前記ネットリスト及びテストパタンを用いることによって、前記回路の診断木を作成するステップ
を更に有し、
前記(B)ステップは、前記回路の診断木を参照することによって、前記ネットリストから前記等価故障群G1〜GIを抽出するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項16乃至21のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、フィジカル・シンセシス手法により行われる
回路設計プログラム。 - 請求項26に記載の回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、
(I)前記回路の一部のRTL記述を論理合成することによって部分ネットリストを作成し、前記部分ネットリストを前記ネットリストとして前記記憶装置に格納するステップと、
(J)前記部分ネットリストを参照して前記一部の回路に含まれるセル群の配置を行うステップと、
(K)前記セル群の配置に基づいてセル間の距離を抽出するステップと
を更に有し、
前記複数のノードNi1〜NiJiのそれぞれの配線長がLi1〜LiJiで表されるとき、
前記(C)ステップは、前記セル間の距離を前記配線長Lij(jは1以上Ji以下の整数)として設定し、前記等価故障群Giの前記配線長Lijの和に依存する量を前記確率Piとして算出するステップを含む
回路設計プログラム。 - 請求項15乃至27のいずれかに記載の回路設計プログラムであって、
前記回路設計処理は、
(P)前記ネットリストに基づいて前記回路の配線を決定することにより、前記回路のレイアウトを示すレイアウトデータを生成するステップを更に有し、
前記(P)ステップにおいて、前記対象ノードが集積回路外部への出力端子に電気的に接続される
回路設計プログラム。
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