JP4711532B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4711532B2
JP4711532B2 JP2001096946A JP2001096946A JP4711532B2 JP 4711532 B2 JP4711532 B2 JP 4711532B2 JP 2001096946 A JP2001096946 A JP 2001096946A JP 2001096946 A JP2001096946 A JP 2001096946A JP 4711532 B2 JP4711532 B2 JP 4711532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
normal symbol
control unit
display
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001096946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002292001A (ja
Inventor
道春 赤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2001096946A priority Critical patent/JP4711532B2/ja
Publication of JP2002292001A publication Critical patent/JP2002292001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4711532B2 publication Critical patent/JP4711532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選の結果を表示部に表示することにより遊技者に抽選結果を報知する遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ機等の遊技機では、遊技盤上に特別図柄表示部や普通図柄表示部が設けられている。遊技球が遊技盤上の特定の通過口を通過すると、抽選が行われ、その抽選の結果が特別図柄表示部又は普通図柄表示部に表示される。抽選結果が当たりであるときには、遊技盤上に設けられた所定の電動役物が開放する。従来の普通図柄表示部は二つの発光ダイオードを用いて構成されていた。かかる普通図柄表示部では、発光ダイオードの発する光の色を図柄とみなし、その図柄を用いて抽選結果の報知を行っていた。
【0003】
図5は従来の遊技機における普通図柄表示部とそれを制御する制御部との概略構成図、図6はその普通図柄表示部の概略断面図である。普通図柄表示部110は、図5及び図6に示すように、二つの発光ダイオード111a,111bと、二つの基板112a,112bと、二つの透明ケース113a,113bとを有する。各発光ダイオード111a,111bは、例えば赤色の光を発する発光素子を有しており、それぞれ基板112a,112b上に設けられる。透明ケース113a,113bはそれぞれ発光ダイオード111a,111bを保護するものであり、遊技盤上の所定の位置に設けられた孔部に裏側からはめ込まれている。そして、透明ケース113a,113bに対応する位置に、基板112a,112bを介して発光ダイオード111a,111bが取り付けられる。また、発光ダイオード111aに対応する透明ケース113aの表面には「当たり」の文字が印刷され、一方、発光ダイオード111bに対応する透明ケース113bの表面には「はずれ」の文字が印刷されている。
【0004】
制御部120は、図5に示すように、I/Oポート内蔵のCPU121と、二つのスイッチング部122A,122Bと、二つの抵抗素子123とを有する。CPU121からは二本の制御線が出ており、それぞれ各スイッチング部122A,122Bと接続されている。両スイッチング部122A,122Bの構成は同じであるので、以下では、スイッチング部122Aについて説明し、スイッチング部122Bの説明は省略する。
【0005】
スイッチング部122Aは、一つのトランジスタ122aと、二つの抵抗素子122b,122cとからなる。トランジスタ122aのベースは抵抗素子122bを介してCPU121の制御線と接続される。トランジスタ122aのエミッタは接地されており、ベース・エミッタ間は抵抗素子122cを介して接続される。コレクタは抵抗素子123を介して発光ダイオード111aのカソードに接続されている。また、発光ダイオード111aのアノードには例えば12Vの電源電圧が印加されている。CPU121が各制御線を介してスイッチング部122Aに信号を送ることにより、トランジスタ122aのオン・オフが制御され、発光ダイオード111aの点灯が制御される。
【0006】
CPU121は、遊技球が特定の通過口を通過したことを認識すると、両発光ダイオード111a,111bを交互に点滅する制御を行う。また、CPU121は、抽選結果が当たりである場合には、発光ダイオード111aを点灯させ、発光ダイオード111bを消灯させる。これにより、発光ダイオード111aに対応する透明ケース113aに印刷された「当たり」の文字が浮き出る。一方、CPU121は、抽選結果が外れである場合には、発光ダイオード111aを消灯させ、発光ダイオード111bを点灯させる。これにより、発光ダイオード111bに対応する透明ケース113bに印刷された「はずれ」の文字が浮き出ることになる。このように、従来は、二つの発光ダイオード111a,111bのうちいずれを点灯するかによって、遊技者に抽選結果を報知していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれか一つの発光ダイオードのみを点灯させることにより抽選の当たり、外れを表示する方法では、遊技者が抽選結果を認識しにくいという問題がある。すなわち、遊技者は、左右いずれの側の発光ダイオードが点灯しているかを認識しなければならない。このため、従来は、遊技者にとって、普通図柄表示部による抽選結果の表示が分かりにくくなっている。
【0008】
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、遊技者が抽選結果を容易に認識することができる遊技機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明は、遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選における当たり又は外れの結果を表示手段に表示することにより遊技者に報知する遊技機において、表示手段は、複数の発光表示素子を、電源電圧の印加により常時点灯している一又は複数の第一発光部と、点灯・消灯の制御可能な一又は複数の第二発光部と、常時消灯している一又は複数の第三発光部とに分けて構成されており、点灯している第一発光部の表示と消灯している第二発光部及び第三発光部の表示との組み合わせにより表示手段の表示として第一のパターンを形成して抽選における当たり又は外れの結果の一方を報知し、点灯している第一発光部及び第二発光部の表示と消灯している第三発光部の表示との組み合わせにより表示手段の表示として第一のパターンとは異なる形状の第二のパターンを形成して抽選における当たり又は外れの結果の他方を報知する制御手段を備えることを特徴とするものである。
【0010】
本発明に係る上記の遊技機において、表示手段は、一又は複数の第一発光部、一又は複数の第二発光部、及び、一又は複数の第三発光部の発光を制御することにより0から9までの数字を表示することができる7セグメント表示装置を含むものであってもよい。
【0011】
また、制御手段は、第二発光部が複数ある場合、複数の第二発光部の制御を同時に行うことが望ましい。更に、第一発光部、第二発光部及び第三発光部は発光ダイオードにより構成されていることが望ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である遊技機の遊技盤の概略正面図、図2はその遊技機の概略機能ブロック図、図3はその遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図、図4(a)はその遊技機の普通図柄表示部の概略正面図、図4(b)はそのその普通図柄表示部に表示される普通図柄を説明するための図である。
【0013】
本実施形態の遊技機は、図1及び図2に示すように、遊技盤10と、主制御部50と、サブ制御部60と、スピーカ72とを備える。遊技盤10には、特別図柄表示部11と、特別図柄始動口12と、特別図柄始動スイッチ13と、特別電動役物14と、特別電動役物用ソレノイド15と、普通図柄表示部21と、普通図柄始動エリア22と、普通図柄始動スイッチ23と、普通電動役物24と、普通電動役物用ソレノイド25と、電飾表示部71と、アウト口31とが設けられている。
【0014】
遊技盤10の中央部のやや上側には、特別図柄表示部11が配設されている。特別図柄表示部11は、三つ(左、中、右)の表示エリアを有しており、各表示エリアにおいて、数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報を個別に変動表示することができる。この特別図柄表示部11に表示される識別情報を通常、特別図柄と呼んでいる。そして、特別図柄を変動表示した後、その変動表示が停止したときに、例えば三つの表示エリアに表示される図柄が一致すると、遊技機は大当たり遊技状態に移行する。この特別図柄表示部11の制御は主制御部50からのコマンドに基づきサブ制御部60により行われる。
【0015】
特別図柄表示部11の下方には、特別図柄始動口12、特別電動役物14、普通図柄表示部21及びアウト口31がこの順序で配設されている。
【0016】
特別図柄始動口12は、特別図柄表示部11のすぐ下側に位置している。特別図柄始動口12の内部には特別図柄始動スイッチ13が設けられている。この特別図柄始動スイッチ13は、遊技球が特定のエリアを通過したこと、すなわち、この場合は特別図柄始動口12に入ったことを検出するものである。特別図柄始動スイッチ13からの検出信号は主制御部50に送られる。そして、主制御部50がサブ制御部60にコマンドを送ると、サブ制御部60は特別図柄表示部11における特別図柄の変動表示を開始する。
【0017】
また、特別図柄始動口12は入賞口の一つであり、この特別図柄始動口12に遊技球が入ると、所定数の遊技球が払い出される。
【0018】
特別電動役物14は、大当たり遊技状態のときに、所定のパターンで開閉する大入賞口である。具体的には、特別電動役物14は、開放した後、所定数の遊技球が入賞するか、所定時間経過するかのいずれかの条件を満たすと、一旦開放動作を終了する。そして、当該入賞した遊技球が特別電動役物14内の特定の領域を通過していたとき等の条件を満たすと、特別電動役物14が再び開放する。かかる開閉動作は所定回数だけ行われる。この特別電動役物14の開閉は、主制御部50からの信号に基づいて特別電動役物用ソレノイド15により行われる。
【0019】
普通図柄表示部21は、特別電動役物14の下側に位置している。本実施形態では、普通図柄表示部21として、図4(a)に示すように、0〜9までの数字を表示できる7セグメント表示装置を利用している。かかる7セグメント表示装置は、線状の発光部SEG1,SEG2,SEG3,SEG4,SEG5,SEG6,SEG7を有する。各発光部SEG1〜7は発光ダイオード(LED)により構成されている。SEG1,SEG7,SEG4はそれぞれ、上側、中央、下側の位置において水平に配置され、SEG2,SEG3,SEG5,SEG6はそれぞれ、右上、右下、左下、左上の位置において略鉛直に配置されている。尚、各発光部の発光色は同じでも異なっていてもよい。
【0020】
本実施形態では、七つの発光部SEG1〜7のうち、SEG7を常時点灯しており、SEG2,SEG3,SEG5,SEG6についてはその点灯・消灯の制御を同時に行うことにしている。常時点灯している発光部のことを「第一発光部」、点灯・消灯の制御可能な発光部のことを「第二発光部」と称することにする。点灯している第一発光部及び第二発光部の組み合わせにより図柄を表現することができる。このように普通図柄表示部21である7セグメント表示装置によって点灯表示される図柄は、普通図柄と称される。したがって、図4(b)に示すように、SEG2,SEG3,SEG5,SEG6を消灯することにより、普通図柄表示部21には普通図柄「−」が表示され、SEG2,SEG3,SEG5,SEG6を点灯することにより、普通図柄「H」が表示される。かかるSEG2,SEG3,SEG5,SEG6の点灯・消灯はサブ制御部60により制御され、サブ制御部60は普通図柄を切り替えて変動表示することができる。そして、普通図柄の切り替えが停止したときに、例えば普通図柄「H」が表示されると、遊技機は小当たり遊技状態に移行する。
【0021】
特別図柄始動口12の左右両側には普通図柄始動エリア22が設けられている。各普通図柄始動エリア22の裏側には普通図柄始動スイッチ23が設けられている。この普通図柄始動スイッチ23は、遊技球が当該普通図柄始動エリア22を通過したことを検出するものである。普通図柄始動スイッチ23からの検出信号は主制御部50に送られる。そして、主制御部50がサブ制御部60にコマンドを送ると、サブ制御部60は普通図柄表示部21における普通図柄の変動表示(抽選中状態表示)を開始する。
【0022】
また、特別図柄始動口12には普通電動役物24が設けられている。この普通電動役物24は、特別図柄始動口12の入口部に離間して取り付けられた一対の開閉部材である。普通電動役物24は、小当たり遊技状態のときに所定時間だけ開放する。この普通電動役物24が開放すると、特別図柄始動口12に遊技球が入りやすくなり、したがって、特別図柄表示部11の動作頻度も高くなる。この普通電動役物24の開閉は、主制御部50からの信号に基づいて普通電動役物用ソレノイド25により行われる。
【0023】
遊技盤10の最下部にはアウト口31が設けられており、入賞しなかった遊技球はアウト口31を介して回収される。また、遊技盤10の周辺部には、電飾表示部71が設けられている。この電飾表示部71は、多数のランプや発光ダイオード等からなり、主に遊技の演出を行う。また、スピーカ72は、音により遊技の演出を行うものである。
【0024】
ところで、遊技機の機能としては大きく二つに分割することができる。すなわち、遊技に直接関わる機能と遊技の演出に関わる機能とである。本実施形態では、主制御部50が前者の機能を実現し、サブ制御部60が後者の機能を実現する。また、主制御部50とサブ制御部60はそれぞれ一つの回路基板に実装されている。
【0025】
主制御部50は、主に遊技内容や遊技球の払出しの制御及び管理を行う。遊技球の払出しは、遊技者にとって一番関心のあることだからである。また、遊技内容の制御については、主制御部50が普通図柄始動スイッチ23から信号を受けた場合と、特別図柄始動スイッチ13から信号を受けた場合とに分けて説明する。
【0026】
最初に、普通図柄始動スイッチ23からの信号を受けた場合を説明する。主制御部50は、普通図柄始動スイッチ23からの信号を受けると、まず乱数抽選を行う。この抽選結果により小当たりか否かが決定される。主制御部50は、抽選結果に基づいて所定のコマンドをサブ制御部60に送る。かかるコマンドとしては、例えば、図柄の変動内容を示す変動パターンに関するコマンド、停止図柄を指定するコマンド、変動を開始する旨のコマンド等がある。また、変動を停止する旨のコマンドが含まれる場合もある。サブ制御部60はこれらのコマンドに基づいて普通図柄表示部21を制御する。特に、抽選された乱数が小当たり値であるときには、主制御部50は、普通図柄表示部21における普通図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、普通電動役物用ソレノイド25に信号を送る。これにより、普通電動役物24が開く。そして、主制御部50は、所定の時間経過した後もしくは所定数の遊技球が特別図柄始動口12に入賞した後に、普通電動役物用ソレノイド25を制御して、普通電動役物24を閉じる。
【0027】
次に、主制御部50が特別図柄始動スイッチ13からの信号を受けた場合を説明する。主制御部50は、特別図柄始動スイッチ13からの信号を受けると、まず乱数抽選を行う。この抽選結果により大当たりか否かが決定する。主制御部50は、抽選結果に基づいて所定のコマンドをサブ制御部60に送る。サブ制御部60はこれらのコマンドに基づいて特別図柄表示部11を制御する。そして、特別図柄表示部11の各表示エリアにおいて特別図柄の変動表示を開始し、抽選結果が大当たりであるときには、所定時間後、三つの表示エリアに所定の特別図柄パターン(例えば「7、7、7」)を表示させる。また、主制御部50は、抽選された乱数が大当たり値であるときには、特別図柄表示部11における特別図柄の変動が停止するタイミングに合わせて、特別電動役物用ソレノイド15に信号を送る。これにより、特別電動役物14が開く。その後、主制御部50は、特別電動役物14の開閉動作を制御する。
【0028】
尚、主制御部50は、特別図柄に関する制御と普通図柄に関する制御を独立して行う。また、大当たり状態が特定の図柄の組み合わせが揃うことにより実現されたときには、当該大当たり状態の終了後に大当たり状態となる確率が通常よりも高くなる。これを確率変動状態という。かかる確率変動状態も主制御部50が制御する。
【0029】
サブ制御部60は、遊技の進行状況に応じて各表示部11,21,71やスピーカ72を制御する。例えば、普通図柄表示部21である7セグメント表示装置を制御する場合には、サブ制御部60は、主制御部50からのコマンドに基づいて、7セグメント表示装置におけるSEG2,SEG3,SEG5,SEG6の点灯・消灯を切り替えることにより一定時間(例えば30秒)、図4(b)に示すように、普通図柄「−」,「H」を交互に変動表示させる。なお、特別図柄が高確率のときには、普通図柄の変動表示時間が短くなるか(いわゆる、時短変動)、或いは普通図柄も高確率になる。かかる変動表示がなされている期間、すなわち抽選の結果を報知するまでの変動中の状態にある期間のことを、ここでは「抽選中の状態」と言うことにする。但し、抽選中とは言っても、内部的には抽選結果が既に分かっている。抽選中の状態を設けたのは、遊技者に対する演出を行い、ゲーム性を高めるためである。そして、一定時間経過した後、SEG2,SEG3,SEG5,SEG6の点灯・消灯の切り替えを停止させることにより、7セグメント表示装置は予め定められた普通図柄を点灯表示する。例えば、小当たりである場合には、7セグメント表示装置は普通図柄「H」を表示し、抽選が外れた場合には、普通図柄「−」を表示する。7セグメント表示装置の表示する普通図柄により、遊技者に小当たりであるか否かを報知することができる。
【0030】
尚、ここでは、サブ制御部60が各表示部11,21,71及びスピーカ72を制御する場合について説明したが、例えば、サブ制御部として、第一のサブ制御部と第二のサブ制御部とを設け、第一のサブ制御部が特別図柄表示部11と普通図柄表示部21を制御し、第二のサブ制御部が電飾表示部71とスピーカ72を制御するようにしてもよい。また、この場合、第一のサブ制御部と第二のサブ制御部とを異なる回路基板に形成するようにしてもよい。
【0031】
次に、サブ制御部60による普通図柄表示部21の制御の仕方を具体的に説明する。図3に普通図柄表示部21とサブ制御部60との概略構成図を示す。ここで、図3では、サブ制御部60として、普通図柄表示部21の制御に係る部分のみを示している。
【0032】
サブ制御部60は、図3に示すように、I/Oポート内蔵のCPU61と、一つのスイッチング部62と、四つの抵抗素子63とを有する。CPU61からは一本の制御線が出ており、スイッチング部62と接続されている。スイッチング部62は、一つのトランジスタ62aと、二つの抵抗素子62b,62cとからなる。トランジスタ62aのベースは抵抗素子62bを介してCPU61の制御線と接続される。トランジスタ62aのエミッタは接地されており、ベース・エミッタ間は抵抗素子62cを介して接続される。
【0033】
本実施形態では、普通図柄表示部21である7セグメント表示装置として、市販品を使用している。かかる市販品には、各発光部SEG1〜7のアノード側が共通に配線されたアノードコモンのタイプと、カソード側が共通に配線されたカソードコモンのタイプとがあるが、ここでは、アノードコモンのタイプを用いることにする。7セグメント表示装置における各発光部SEG1〜7のアノードには、例えば12Vの電源電圧が印加されている。第一発光部SEG7のカソードは抵抗素子81を介して接地されている。これにより、第一発光部SEG7は常時点灯することになる。第二発光部SEG2,SEG3,SEG5,SEG6の各カソードは、抵抗素子63を介してトランジスタ62aのコレクタに接続されている。CPU61が制御線を介してスイッチング部62に信号を送ることにより、トランジスタ62aのオン・オフが制御され、第二発光部SEG2,SEG3,SEG5,SEG6の点灯・消灯が同時制御される。
【0034】
また、その他の発光部SEG1,SEG4の各カソードは、アノード側の配線に接続される。これにより、SEG1,SEG4については、アノードとカソードとを同電位にして、ノイズ等により不意に発光しないようにしている。すなわち、本実施形態では、SEG1,SEG4は使用しない。
【0035】
普通図柄表示部21は、第一発光部SEG7だけが点灯している場合には、普通図柄「−」を表示する。また、第一発光部SEG7と共に、第二発光部SEG2,SEG3,SEG5,SEG6が点灯している場合には、普通図柄「H」を表示する。CPU61は、抽選中の状態にあるとき、第二発光部SEG2,SEG3,SEG5,SEG6について、その点灯・消灯の制御を同時に行う。これにより、普通図柄表示部21は、「−」と「H」の普通図柄を交互に切り替える。そして、かかる普通図柄の変動開始後一定の期間を経過したときに、CPU61は、第二発光部SEG2,SEG3,SEG5,SEG6を点灯状態・消灯状態のうちいずれか一方の状態に維持することにより、普通図柄の変動を停止させる。この例では、図柄の変動停止時に、普通図柄表示部21で表示されている普通図柄が「−」である場合は、抽選が外れである。一方、普通図柄が「H」である場合には、抽選が当たりである。
【0036】
抽選結果が外れの場合、普通図柄始動スイッチ23が遊技球を検出していれば、CPU61は、次の抽選結果を報知するため、普通図柄の再変動、すなわち普通図柄の切り替え表示を再開する。また、抽選結果が当たりの場合、7セグメント表示装置の表示はそのまま維持され、主制御部50により普通電動役物24が開放される。その後、普通電動役物24が閉じると、普通図柄始動スイッチ23が遊技球を検出していれば、CPU61は再度、普通図柄の変動表示を開始する。
【0037】
本実施形態の遊技機では、普通図柄表示部は、常時点灯している第一発光部と、点灯・消灯の制御可能な複数の第二発光部とを有し、点灯している第一発光部及び第二発光部の組み合わせによって複数の普通図柄を表現することにより、遊技者は抽選結果を容易に認識することができる。特に、サブ制御部が複数の第二発光部の制御を同時に行うことにより、制御線の数が少なくて済むという利点がある。
【0038】
尚、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
【0039】
上記の実施形態では、普通図柄表示部21が二つの普通図柄「−」,「H」を表示する場合について説明したが、普通図柄としてはいろいろなものを用いることが可能である。例えば、図4(a)の普通図柄表示部21において、SEG7の代わりに、SEG5,SEG6を第一発光部としてもよい。この場合、外れを表す普通図柄は「l」(縦棒)となる。また、第二発光部は一つであってもよい。
【0040】
また、三つ以上の普通図柄を用い、抽選中の状態にあるときに、こられ三つ以上の普通図柄を変動表示するようにしてもよい。この場合には、複数の第二発光部を複数のグループに区分する。そして、図3におけるスイッチング部を各グループ毎に設け、各スイッチング部を制御することにより、三つ以上の普通図柄を変動表示することができる。
【0041】
更に、上記の実施形態では、普通図柄表示部として、0〜9までの数字を表示する7セグメント表示装置を利用した場合について説明したが、例えば、0〜9までの数字に加えて小数点をも表示できるLED数字表示器や、複数の発光ダイオードをマトリックス状に配置したドットLED等を用いることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の遊技機によれば、表示手段は、常時点灯している一又は複数の第一発光部と、点灯・消灯の制御可能な一又は複数の第二発光部とを有し、点灯している第一発光部及び第二発光部の組み合わせによって複数の図柄を表現することにより、遊技者は抽選結果を容易に認識することができる。特に、第二発光部が複数ある場合、制御手段が複数の第二発光部の制御を同時に行うことにより、制御線の数が少なくて済むという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である遊技機の遊技盤の概略正面図である。
【図2】その遊技機の概略機能ブロック図である。
【図3】その遊技機におけるサブ制御部と普通図柄表示部との概略構成図である。
【図4】(a)はその遊技機の普通図柄表示部の概略正面図、(b)はそのその普通図柄表示部に表示される普通図柄を説明するための図である。
【図5】従来の遊技機における普通図柄表示部とそれを制御する制御部との概略構成図である。
【図6】その普通図柄表示部の概略断面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤
11 特別図柄表示部
12 特別図柄始動口
13 特別図柄始動スイッチ
14 特別電動役物
15 特別電動役物用ソレノイド
21 普通図柄表示部
22 普通図柄始動エリア
23 普通図柄始動スイッチ
24 普通電動役物
25 普通電動役物用ソレノイド
31 アウト口
50 主制御部
60 サブ制御部
61 CPU
62 スイッチング部
62a トランジスタ
62b,62c 抵抗素子
63 抵抗素子
71 電飾表示部
72 スピーカ
81 抵抗素子

Claims (3)

  1. 遊技球が特定の通過口を通過したときに抽選を行い、その抽選における当たり又は外れの結果を表示手段に表示することにより遊技者に報知する遊技機において、
    前記表示手段は、複数の発光ダイオードにより構成された特定のパターンが形成され、前記複数の発光ダイオードのアノード側又はカソード側を共通に配線して、前記複数の発光ダイオードを電源電圧の印加により常時点灯している一又は複数の第一発光部と、点灯・消灯の制御可能な一又は複数の第二発光部と、アノードとカソードとを同電位にして常時消灯している複数の第三発光部とに分けて構成し、
    点灯している前記第一発光部の表示と消灯している前記第二発光部及び前記第三発光部の表示との組み合わせにより前記表示手段の表示として第一のパターンを形成して前記抽選における前記当たり又は外れの結果の一方を報知し、点灯している前記第一発光部及び前記第二発光部の表示と消灯している前記第三発光部の表示との組み合わせにより前記表示手段の表示として前記第一のパターンとは異なる形状の第二のパターンを形成して前記抽選における前記当たり又は外れの結果の他方を報知する制御手段を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記表示手段は、前記一又は複数の第一発光部、前記一又は複数の第二発光部、及び、前記複数の第三発光部の発光を制御することにより0から9までの数字を表示することができる7セグメント表示装置を含むものであることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記制御手段は、前記第二発光部が複数ある場合、前記複数の第二発光部の制御を同時に行うことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
JP2001096946A 2001-03-29 2001-03-29 遊技機 Expired - Lifetime JP4711532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096946A JP4711532B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096946A JP4711532B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002292001A JP2002292001A (ja) 2002-10-08
JP4711532B2 true JP4711532B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=18950799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001096946A Expired - Lifetime JP4711532B2 (ja) 2001-03-29 2001-03-29 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4711532B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6974228B2 (ja) * 2018-03-23 2021-12-01 株式会社三共 遊技機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192992U (ja) * 1984-11-26 1986-06-16
JPH07213711A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Heiwa Corp パチンコ機の画像表示装置
JP2000325585A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Sankyo Kk 遊技機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192992A (ja) * 1984-10-09 1986-05-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 作業船のスパツド傾動装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6192992U (ja) * 1984-11-26 1986-06-16
JPH07213711A (ja) * 1994-01-31 1995-08-15 Heiwa Corp パチンコ機の画像表示装置
JP2000325585A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Sankyo Kk 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002292001A (ja) 2002-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4852390B2 (ja) 遊技機
JPH0730054Y2 (ja) パチンコ機の可変表示装置
JP2000167110A (ja) スロットマシン
JPH07614A (ja) パチンコ機の盤面点灯装置
JP2003135685A (ja) 弾球遊技機
JP2001149527A (ja) スロットマシン、及びリールユニット
JP2005152138A (ja) 遊技機
JP2004024407A (ja) 遊技機
JP4711532B2 (ja) 遊技機
JP3025657B2 (ja) 遊技システム装置
JP2000140193A (ja) シンボル可変表示遊技機
JP4603155B2 (ja) 遊技機
JPH11164935A (ja) スロットマシン
JP2002102466A (ja) 遊技機
JP4887119B2 (ja) 遊技機
JP2915857B2 (ja) 遊技システム装置
JP2002136693A (ja) 遊技機の情報表示装置
JP4253758B2 (ja) 遊技機
JPH0337652Y2 (ja)
JP2003019258A (ja) 遊技機
JP2003340022A (ja) 弾球遊技機
JP2001269464A (ja) 遊技機
JP2001340542A (ja) 遊技システム装置
JPH07241368A (ja) パチンコ機
JP2000102639A (ja) シンボル可変表示遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110124

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110322

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250